雪美「モバＰ……来て……」

モバＰ「ん？急にどうしたんだ……」

雪美「レッスン場……見せたいもの……ある……」



―――――レッスン場―――――

モバＰ（何があるんだろう）ｶﾞﾁｬｯ

志希「いえーい！　ハイジョーカーです！！」

モバＰ「いや、自分らハイジョちゃうやん」

雪美「まわせ…クールにグルーヴ」

モバＰ「…………」

千秋「あの、oh yeah!ってあなたが言わないとあたしが続けられないのだけど」

モバＰ「でも自分らはいじょちゃうやん」

春菜「叩けコンタクトレンズ！」

モバＰ「若里さんメガネちゃうやろ！！」

モバＰ「急に何なん。まぁ仮にはいじょやとしても夏樹が回せクールにいわなあかんのちゃうか？」

夏樹「アタシパッションだし」

モバＰ「名前に入ってる季節で合わせてるんちゃうんか？」

志希「キミ詳しいねぇ、もしかしてこっち系？」

モバＰ「ホモとちゃうわ！」

夏樹「まぁ……いいとおもうぜ……」

モバＰ「そういうガチっぽいのやめて！」

千秋「というわけで私達コピーバンドを組んでたみたの」

モバＰ「何がというわけでなんだ……」

千秋「演奏を聞いてもらえる？」

モバＰ「えっ？　楽器も練習したん？」

千秋「もちろんよ。　やるからにはとことんやらないと……」

モバＰ「そのストイックさを他のところに活かしてほしかったなぁ」

モバＰ「あとどんだけストイックにやってもバイオリンはギターの代わりにはならないんだよ」

千秋「超えてみせるわ」

雪美「うん……千秋……大丈夫……私……信じて……」

千秋「もちろんよ佐城さん。　さぁ、いきましょう」

モバＰ「えぇ……」

モバＰ「あと雪美、流石にパソコンのキーボードはベタ過ぎない？」

雪美「………………………ふふっ」

モバＰ「まぁええか……」

春菜「まぁまぁ眼鏡をどうぞ」

モバＰ「せめてドラムの代わりになるものぐらい用意しよ？」

春菜「眼鏡のテンプルでレンズを叩けば……！？」

モバＰ「それでいいのかめがねスト……」

志希「あたしは？」

モバＰ「それラムネ入ってる奴やろ」

志希「うん」

モバＰ「そもそもさぁ、名前に季節が入ってるのはわかるけどキャラ違いすぎない？」

夏樹「えっと……そ、そうかな……そうでも……ないぜ……」

モバＰ「夏樹は雪美に弱みでも握られてるのか！？」

春菜「まぁまぁドーナツをお２つどうぞ」

モバＰ「眼鏡やんけ！」

モバＰ「千秋も全然違うじゃん」

千秋「え…えっ！？　そ、そうでもないわよ！？」

モバＰ「アドリブに弱すぎる！」

雪美「千秋……彼女欲しい……言って」

千秋「えぇ……」

雪美「バンドのため……お願い……」

千秋「佐城さんがそういうなら……か、かのじょがほしい…わ…」

モバＰ「千秋、もう……いいよ……」

モバＰ「あとずっと気になってたんだけど雪美、冬入ってないよね」

雪美「私……坂本冬美……ね………」

モバＰ「もう美しかあってへんやん！」

雪美「またきみ～に～…恋してる～……」

モバＰ「上手い！　よく知ってたな」

雪美「紗枝…歌ってた……」

モバＰ「あぁ、そういえばカヴァーしてたよね」

雪美「うん……THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER　Cute jewelries! ……買ってね……」

モバＰ「いいぞ！」

千秋「私達もＣＤデビューしちゃう？」

志希「いいね！」

モバＰ「絶対ダメ！」

雪美「選挙……投票……私に……してね……」

モバＰ「雪美ちゃんいつから宣伝上手になったの！？」

春菜「というわけでどうですか？」

モバＰ「なにが？」

志希「もちろん、あたしたちのバンドに決まってるじゃん！」

モバＰ「なしで」

千秋「とりあえず、一度演奏を聞いてみてからというのはどうかしら？」

モバＰ「千秋さんなんでそんな前向きなの！？」

雪美「みゅーじっく……すたーと……」

春菜「…………………」

夏樹「…………………」

千秋「…………………」

雪美「…………………」

志希「…………………」

モバＰ「歌も口パクなんかい！！！」

雪美「…………どう？」

モバＰ「ダメ！！！！」

雪美「解散…にゃ…」

夏樹「おっ！　デビューLIVEが解散ライブなんてロックじゃねぇか！」

モバＰ「二人のアイデンティティがクライシスするからやめて！」

春菜＆志希「イエス！　ワンダー！ゴーズオン！！」

モバＰ「もうハイジョじゃなくてそっちをコピーして！！！」

千秋（えっ？　私は？）

終わり