【安価・コンマ】モバP「抜き打ちテストだっ!」 (143)
モバP(以下P)「最近うちのアイドル達は結構売れてきている」
ちひろ「ライブやイベントだけでなくバラエティなんかのお仕事も増えてきましたね」
P「そう、バラエティの中でも特に呼ばれやすいのがクイズ番組…」
ちひろ「勝ち抜けなければテレビに映る時間も短くなってしまいますよね…」
P「従ってうちのアイドルがおバカでは困る!」
P「と言うわけでちょっと前にアイドル達に抜き打ちでテストをしました」
ちひろ「その結果が現在こちらにございます」
P「全員共通の問題だったから年少組にはちょっと難しかったかもしれない」
P「が!そんなことで挫けていては厳しいアイドル業界を生き抜いては行けない!」
ちひろ「そういうわけで事務所に来た人の点数を一人一人チェックしようと思います」
ガチャ
事務所に来たアイドル↓2
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きらり「おっすおーっす☆今日も元気にお仕事がんばるゆ☆」
P「おはようきらり」
ちひろ「おはようきらりちゃん」
きらり「2人ともおっすおっす☆今日も一緒に…きらりん☆」
P「初っ端から読めない奴が来たな…ちひろさん」
ちひろ「はいはい。えーっときらりちゃんの点数は…」
きらりの点数 ↓2のコンマ以下
00は100点なのか0点なのか
P「20点て…」
ちひろ「さすがにこれは困りましたね…」
きらり「ちょっぴり、難しかったゆ☆」
P「ちょっぴりってレベルじゃねーよ!わかんねえところとりあえず『はっぴはっぴすぅ☆』で埋めるの止めろ!」
ちひろ「テスト用紙があちこち☆だらけになってますね…」
きらり「ヤバーい☆」
P「可愛いけどダメです、補習部屋に送還だ!!」
きらり「むぇーっ…」
P「やれやれ、開始早々大物だったな」
ちひろ「まだまだ続きますよ」
P「先行き不安だ…」
ちひろ「一本いっときます?」
P「いただきます」
事務所に来たアイドル↓2
>>11 考えてなかったわ、秒数の偶100奇0でいっか
加蓮「おはよー」
P「おはよう加蓮、最近調子いいな」
ちひろ「体力が付いてきてるってトレーナーさんも誉めてましたよ」
加蓮「ホントに?それなら真面目にやってきた甲斐はあったかな」
P「まだまだ上を目指してもらわなきゃな。で、ちひろさん」
ちひろ「はいはい少々お待ちを~」
加蓮の点数 ↓2のコンマ
P「お、かなり出来てるじゃないか」
ちひろ「さすが現役女子高校生といったところですね」
加蓮「私これでもやる時はやるからね、せっかく体調良くても勉強出来なくてアイドル出来ないとか辛いじゃん?」
P「ああ…これだよこれ。俺の理想のアイドル像」
ちひろ「何言い出してるんですかこの人」
加蓮「ちょっと恥ずかしいけど、まあ喜んでくれたならいいかな…///」
P「ふぅ、つい熱くなってしまった…まさか加蓮からあんな言葉聞けるなんてなぁ」
ちひろ「加蓮ちゃんも嬉しそうでしたし、今度何か頑張ってるご褒美でもあげてみたらどうですか?」
P「考えておきましょう」
事務所に来たアイドル ↓2
清美「おはようございます!今日もビシッと決めましょう!」
P「朝っぱらから気合入ってんなー」
ちひろ「おはようございます!」
P「移ってるし」
清美「ダメですよプロデューサーさん!気持ちの緩みは雰囲気の緩み、ひいては風紀の緩みに繋がるんですから!」
P「それもそうさな。それにしても清美か、点数は期待できそうだな」
ちひろ「清美ちゃんの答案は…」ガサゴソ
清美の点数 ↓2
P「さすが、風紀委員の面目躍如と言ったところだな!」
清美「超☆風紀委員、ですけどね!このくらいは当然です!」
ちひろ「清美ちゃん、前に出てたクイズ番組でも99点叩き出してましたよね」
P「むしろ落とした1点が気になるな」
ちひろ「教科は…保健体育…」
清美「や、止めてください///個人情報ですよっ!!」
P「…何かすんません」
P「清美には悪いことしたな…」
ちひろ「勉強は出来るけどその実ウブな風紀委員…アリですね!」
P「まーた金儲けの種見つけたみたいな顔してるよ」
ちひろ「失礼な、人を金を集めることだけが生きがいの守銭奴みたいに」
P「間違ってますかね、それ」
事務所に来たアイドル ↓2
ありす「おはようございます」
P「おはよう橘」
ありす「橘です!って間違ってないじゃないですか…」
P「いつもやってるからちょっと趣向を変えてみたわけ」
ありす「子供ですか…それより聞いてください新作の苺料理が「ちひろさんお願いします」」
ちひろ「はいはーい。あなたの頼れるちひろですよーっと」
ありすの点数 ↓2
P「うーんあんまり芳しくないな」
ちひろ「やっぱり小学生組にはちょっと難しすぎましたかね…」
ありす「子ども扱いしないで下さい、これはたまたま…そうたまたまなんです!!」
P「もうちょい出来ると思ってたが何か思い当たる節とか無いの?」
ちひろ「その答えはこの答案にありましたよプロデューサーさん」
ありす「あっ…」
P「んん~?何々、橘シェフのわがまま苺ハンバーグ~季節の苺を添えて~…」
ちひろ「その後にレシピがびっしり…」
ありす「あのっあのあの」
P「ん~?」
ありす「えっとその、あの…」
P「んんんん~~~???」
ありす「こ、これには事情が!」
P「ありす、補習部屋行きーーーーー!!!!」
ありす「橘です!橘なんです!!」
P「まったく、目を離すととすぐ苺料理をするんだから」
ちひろ「プロデューサーさん、口調口調」
P「おっといけない、アイツもまともな料理覚えてくれると嬉しいんですけどね」
ちひろ「今度何かしら企画しましょうか…」
事務所に来たアイドル ↓2
泉「おはようプロデューサー、ちひろさん、今日も体調は良さそうだね」
P「おはよう泉、最近はソロの仕事も増えてきたけど大丈夫か?」
泉「そうだね…でも、ソロだからこそ頑張れるってことでもあるんだ、さくらと亜子には負けてらんないしね」
P「うむ!その心意気や、よし!!じゃあ早速ちひろさん」
ちひろ「あいあいさー!」
泉の点数 ↓5
ちょっと席外します
P「オウコラもういっぺんさっきの言葉言ってみーや」
ちひろ「プロデューサーさんどうどう、どうどう」
P「だってちひろさん1点ですよ1点!!○じゃなくて△1つで他全滅ってレベルですよ!」
泉「ふふっちょっと計算が狂っちゃったかな」
P「ちょっとってレベルじゃないだろう、お前こんなんじゃさくらにも……あっ」
ちひろ「?どうしたんですかプロデューサーさん」
P「お前…まさか……」
泉「気づいちゃった?実は私も弄られキャラっていうのをやってみたくて」
ちひろ「…ああ、なるほど。確かにNWで集まると大体泉ちゃんは突っ込みやらストッパーになってますね」
P「それで最近直接会ってなかったから今度会った時用に弄られるネタを用意した…ってわけか」
泉「私もそろそろアイドルとして一皮向ける時期かなって思ってさ、ちょっと見てみたくない?弄られいずみん」
P「………お前、今本気でアイドルしてるよ」
泉「当然、だって私はトップアイドルになるんだから」
P「ああ、俺も全力で協力してやる」
泉「うん、期待してる。それじゃあレッスンに行って来るね」
P「泉…アイツは本当にトップアイドルにふさわしい奴かもしれないな」
ちひろ「さっきまでオウコラとか言ってた相手とは思えないほど評価上がりましたね」
P「あれだけの心意気を見せられたんです、答えなきゃ嘘ってもんでしょう」
ちひろ「ですね、私ももちろん全力でサポートしますから」
P「ええ、よろしくお願いしますね」
事務所に来たアイドル ↓2
もうちょっとだけ続くんじゃ
のあ「………煩わしい太陽ね」
P「のあさんそれあなたのじゃないです」
ちひろ「迷ってましたよね、どの挨拶で行こうかちょっと迷ってましたよね」
のあ「…なんのことかしら」
P「ちなみに他の候補は?」
のあ「きらり、薫、そらそら辺りね」
P「真顔でそらそらの破壊力ヤバい」
ちひろ「~!!!~~!!!!」ゲラゲラゲラ
のあさんの点数 ↓2
P「ん~そこそこ取れてはいますが…のあさんならもう少し取れそうじゃありません?」
のあ「人をあまり買い被るものではないわ。これが私の実力」
ちひろ「でも字はすごく綺麗ですね…まるで印刷したみたいです」
P「学力もあって欲しいですけど字の美しさはアイドルとしては是非持っていて欲しい技能ですね」
ちひろ「パネラーとかの時に引きでも見やすかったりするとありがたいですからね」
のあ「話は終わりかしら?そろそろレッスンに行きたいのだけど」
P「あ、ああ今日も頑張って行ってらっしゃい」
P「うーんやっぱり納得できんな」
ちひろ「…プロデューサーさんこれ見てください」
P「どれどれ……前川さんはサンマ3尾、アジ5尾、カジキマグロ12頭買いました、さて手元にあるお魚は何匹でしょう?…答えは?」
ちひろ「『全部みくの口の中に収まったので0匹 Q.E.D.』」
P「…今度にゃんにゃんにゃんでエ○タの枠でも狙ってみるか…」
事務所に来たアイドル ↓2
ユッコ「おっはよーございまーす!今日も最高にサイキック日和ですね!!」
P「おはようユッコ、お前割りといつもサイキック日和じゃね?」
ちひろ「実際にサイキックしてるのはあんまり見かけませんけどね」
ユッコ「ムム!それはエスパーユッコに対する挑戦状と受け取ってよろしいですね?」
P「今サイキックされると答案がどうにかなりそうだからダメ」
ちひろ「完全にフリですよねそれ」
ユッコの点数 ↓2
P「まあある意味予想通りだよお前は」
ユッコ「失敬な!テスト当日もちゃんとサイキック解答しましたとも!」
ちひろ「具体的には?」
ユッコ「先割れスプーンを転がしました!」
P「表か裏の2択しかねーじゃねーか!」
ちひろ「二択問題もことごとく外してますね…」
P「良かったな、文句なしの補習部屋行きだ」
ユッコ「え~!どうかお慈悲を~!!」
P「じゃあ今度お前のSSR来たら引かせてくれ」
ちひろ「なんでアテにしてるんですか」
P「溺れる者は藁をも掴むんですよ」
ちひろ「その藁ぐいぐい曲がってますよ多分」
ユッコ「ムムム!!そろそろエスパーユッコのミラクルテレパシーが配信されそうな予感がします!」
P「急にメタんな」
ちひろ「あなたもでしょ」
P「アイツは真面目なんですがどうにもアホというか…」
ちひろ「でも、そんなところも可愛いんでしょ?」
P「ま、そういうところも魅力的に見せてこそのプロデューサーってもんですけどね」
ちひろ「素直に可愛いって誉めてあげれば良いのに…」
事務所に来たアイドル ↓2
文香「おはようございます…今日も良き日になるといいですね」
P「おはよう文香、今日は少し化粧してるのな」
文香「はい、この間のお仕事で触れてみて少し興味がわきまして…」
ちひろ「ふふっ、文香ちゃんも女の子ですものね。しかも素材がいいんですから着飾り方を覚えたらもう化けますよ」
文香「そ、そんな化けるだなんて…///」
P「俺もそう思う、でもそのままの文香もやっぱ最高だよなー」
ちひろ「ですよねぇ~」
文香「//////」
ふみふみの点数 ↓2
P「うーんこの点数はちょっとなぁ…」
文香「すいません…前日遅くまで書を開いていたため寝不足で…」
ちひろ「でも国語だけは満点近く取ってるのはさすがというかなんというか…」
P「記述なんか見てくださいよ文字数ぎりぎりまでびっちりですよ」
文香「…本のことになるとつい熱が入ってしまって…///」
P「まあ成績的な心配はしてないよ、ただ生活習慣を乱すほどに読書するなら多少は考えないとな」
文香「はい……以後気をつけます……」
ちひろ「それにしても文香ちゃんがそこまで夢中になる本ってどんなのなのか興味ありますね」
文香「!!」
P「ん?どうした」
文香「えっと…その……///」
P「おっ?」
ちひろ「おっ?」
文香「//////」キュー
ちひろ「あらあら」
P「真っ赤になってばたんきゅーしちまったよ」
P「とりあえず文香は仮眠室に運んどきました」
ちひろ「はい、お疲れ様です」
P「それにしてもあんな反応をするとはね…」
ちひろ「ええ…まさかね…」
P(ムッツリだな)
ちひろ(ムッツリですね)
事務所に来たアイドル ↓2
フレ「フンフンフフ~ン」
P「ギ○ガマーン」
ちひろ「違いますから」
フレ「おやおや!今日はフレちゃん誕生日だったかなー?」
P「いや?違うけど」
フレ「えー?うっそだー、だってこんなにいっぱいラブレターあるし!」
ちひろ「それ皆の答案ですけど」
フレ「答案?どれどれ!このフレデリカ先生が採点しちゃおっかなー!」
P「もう採点終わってるけど」
フレ「飽きたーん☆」
ちひろ「まだ赤ペンすら持ってないじゃないですか」
フレ「アイスたーべよっと!」
P「誰かコイツ止めて」
フレデリカの点数 ↓2
P「なんか微妙に面白みにかける点数だな…」
フレ「えー、だって面白み作るためにテストしてるわけじゃないしー」
P「お前にまともなこと言われるとなんか悔しいのは何故だろう」
ちひろ「言いようの無い疎外感ありますよね」
フレ「おお?孤独なの?フレちゃんが慰めてあげよっかー?」
P「いらんいらん、とりあえず補習部屋行きで」
フレ「何か扱い雑だねーフレレリカ拗ねちゃうよーフレレリカ拗ねさせたら大したもんだよー」
P「言ってろコイツめ」
フレ「飽きたーん☆」
P「もうやだこのアイドル」
ちひろ「それでも画になってるからこそアイドルなんでしょうね…」
P「補習部屋行きだってのに鼻歌歌いながら行きやがった…」
ちひろ「あの子がいる部屋で果たして補習が成立するんでしょうか…」
P「あ、でも見てくださいよ、答案の裏の落書き」
ちひろ「めちゃんこ上手いですね…これはこれで仕事に使えそう」
P「まったく…残念美人というか個性的というか」
事務所に来たアイドル ↓2
夕美「おはよー!今日も元気にしてるかなー?」
P「人より先に観葉植物に声をかける植物系アイドルの鑑」
ちひろ「その言い方誤解を招くから止めましょ?」
夕美「なんて冗談だよ冗談!今日もいっぱい頑張ろうね!」
P「ああ^~この笑顔がたまらんのじゃ^~」
ちひろ「いやホントに浄化されそうなくらいぺかーっとしますね…」
P「俺の育てたアイドルですよ?それくらい当然ですって」
夕美「そうそう!お花だって丁寧に愛情込めて育…てれ……ば」
P「ん?」
夕美「……なっなんでもない!!///」
P(最高かよ)
ちひろ(最高ですね)
夕美の点数 ↓2
P「ほうほう、のあさんと一緒だな」
夕美「えっそうなの!?じゃあかなりすごいんじゃない!」
ちひろ「残念ながら現役高校生に負けてるんですよね…」
夕美「えーそうなんだ…具合でも悪いのかな?」
P「のあさんはともかく夕美までこの点数なのはちょっと意外だったな、何か苦手教科とかあったのか?」
夕美「ううん、特にそういうのは無かったんだけど…時間がちょっと足りなくてね」
P「時間?割りと目いっぱいとったつもりだったんだけど」
ちひろ「プロデューサーさんコレ見てくださいコレ」
P「植物の構造…セイヨウタンポポとニホンタンポポの違いを簡単に図で示しなさい…これが原因か」
ちひろ「ロゼットはおろか総包片の違いから何から何まで緻密に書いてありますね…」
※総包片…花のすぐ下にある茎とくっついてる部分。違いとしては一番顕著
P「ぶっちゃけどこが正解というより全部正解だから点数マシマシにしたいけど…さすがになぁ」
夕美「えへへっ、ちょっと頑張りすぎちゃって…」
P「まあさすがに大学とかじゃこういうのは出ないし大丈夫だろうけど…ほどほどにな?」
夕美「うんっ、でもやっぱりお花の違いはちゃんと見分けられた方がいいし…」
ちひろ「何か思い入れでもあるんですか?」
夕美「そういうわけじゃないけど…お花だって一輪一輪違う風に咲き誇ってるんだよ?だったらそれぞれの魅力を見つけてあげたいじゃない?」
P「…ああそうだな、その通りだ」
夕美「えっへへ///…私、なんかお花のプロデューサーみたいだね」
P「確かに、俺たち案外似たもの同士かもな」
夕美「うんっ!これからも私の魅力をたくさん見つけてねっ!!」
P「いやあプロデューサーやっててよかったなぁ」
ちひろ「アイドルたちの屈託の無い笑顔を間近で見られるのはプロデューサーの特権ですからねー」
P「おや?ちひろさんだってすぐ近くで見られるじゃないですか」
ちひろ「分かってませんねー、笑顔っていうのは向けられた相手にこそ一番輝くんですよ」
P「なるほど…アイドルとお花も似てるんですねぇ」
事務所に来たアイドル ↓2
あと2人くらいにします
里奈「ちょりーっす☆」
P「りなーっす☆」
里奈「おっ、使ってくれてんの~?マジ感謝感激あめあられ昇天メガ盛りMAX~☆」
ちひろ「何語喋ってんのかわからない…」
P「ハッハー!ナウナウなボキャブラリーをラーンしないとイマドキドキのナウ~いヤングに置いてかれちゃいますYO?」
ちひろ「菜々さんとでも喋っててくださいよそんな言語」
里奈「ちひろっちそんなにおこになんなくても良いんじゃね☆アタシバカだけどプロデューサーがちひろさんを気遣ってやってることぐらいお見通しっぽよ~?」
P「そこまでにしといてくれ、こういうのは言わない方がかっこいいんだ」
ちひろ「……まったく、この人は」
里奈の点数 ↓2
P「ふーむふむ、可もなく不可もなく、平均点ってとこだろうな」
里奈「えー、マヂ?里奈ひょっとしてイケぽよ?」
P「ああ!イケイケドンドンだ!!」
里奈「おお!マヂデ!!?ぽよーーー!!!☆」
P「ぽよーーー!!!☆」
ちひろ「ぽ、ぽよーーー!!!///」
里奈「わー☆ちひろっちノリいいっすねぇ~☆」
P「すねぇ~☆」
ちひろ「プロデューサーさんは止めてください、そろそろ限界です」
P「そうですね、疲れてきましたし」
里奈「んでんで!アタシホントに出来てたの?いやー、アタシバカだから心配でさー」
P「ストップ、そのアタシバカだからってのは止めて欲しい」
里奈「えっ?どしたの急に」
P「お前は俺が、俺と仲間達が育てた、自慢のアイドルだ」
里奈「…うん」
P「だからこそ、自分を卑下するのは止めて欲しい。謙遜じゃなくてもやり過ぎると嫌味に取られることもある」
里奈「…そう、だね」
P「それにお前がそんなこと言ったら一緒に成長してきた俺達だって悲しい。それはお前の望むところじゃないだろ?」
里奈「…もちろん、そんなことで皆を悲しませたくない」
P「ならばこそ、だ。お前は俺達の、俺の誇りなんだ。堂々としていてくれよ」
里奈「………うん、分かった」
P「ちょっと湿っぽくなっちゃったな、ぽよー☆」
里奈「ふふっ、ぽよー☆」
P「ほらほらちひろさんも一緒に、ぽよー☆」
ちひろ「ええ、もちろん。ぽよー☆」
P「分かってくれたみたいで助かりました」
ちひろ「あの子は頭が悪いわけじゃありませんし、本当に大切なものは心で理解できますからね」
P「おや?ちひろさんらしからぬ熱い台詞ですね、万札の束に頭でもぶつけましたか?」
ちひろ「だからそこまで守銭奴じゃありませんってば」
事務所に来たアイドル ↓4
ラス1
薫「おはようございまー!!!」
P「すっ!!」
P・薫「いえー!」ハイタッチ
ちひろ「あらあら、いつの間にそんなの練習したんですか?」
P「自慢じゃないけど!!」
薫「きょうがはじめてでー!!」
P・薫「いえー!」コブシコッツンコ
ちひろ「やっぱり薫ちゃんがいると雰囲気が明るくなりますね」
P「自慢じゃないけど!!」
薫「せんせぇがそだてたあいどるだよー!!」
P・薫「いえー!」ダキアゲー
ちひろ「ふふっ…本当に、仲がよろしい事で」
薫の点数 ↓3
P「いかんいかん、当初の目的を忘れるとこだった」
薫「せんせぇ忘れんぼー!!」
P「薫が可愛すぎるのが悪いんだぞーこいつめー!」コショコショ
薫「きゃーーははははははー!!!!」キャッキャ
ちひろ「いい加減軌道修正しましょうよ」
P「そうだったそうだった…ふむふむ、なーるほどなぁーるほど」
薫「せんせぇ何見てるの?」ヨジヨジ
P「これはな、薫がどれだけ頑張ったかを俺が見極めるための紙だ」
薫「えーっせんせぇがっこーのせんせぇみたいだね!!」
P「ああ…それじゃあ、結果を言うぞ…」
薫「どきどき…」セイザー
P「………」
薫「どきどき……」セイザー
P「………」フッ
薫「?」
P「満点だちくしょーめー!!!」カイグリカイグリ
薫「わーー!!!!」
ちひろ(いいのかそれで)
P「可愛いなぁ!可愛いなぁ!!薫は!!!」ナデクリナデクリ
薫「せんせぇくすぐったいよーー!!!」
P「ああもうこいつめこいつめぇ!!」コショコショ
薫「ふはっひひははははーーーーーー!!」
ちひろ「その辺にしとかないと薫ちゃん笑い疲れちゃいますって」
薫「はぁーーー……はぁーーー……」
P「すまんな、ついやりすぎた」
薫「ちょっと…よこに…なり…まー……」
P「ああ、ゆっくりな」
ちひろ「いいんですか?」
P「何がです?」
ちひろ「確かに薫ちゃんは小学生ですけどそれだけで素点を誤魔化しちゃうのは他のアイドルにも失礼じゃありません?」
P「まあ、それはそうかもしれませんね」
ちひろ「だったら「でも!」」
P「薫にはあの笑顔がある、あの百点満点の笑顔が」
P「朝から色んなアイドルと触れ合って分かったんです。学力だけじゃアイドルなんてもんの価値はとてもじゃないけど計れない」
P「もちろんあるにこしたことはありませんが、そんなことよりももっと大事なものがたくさんありますから」
P「だから、学力なんてなくても、アイドルは輝ける。俺はそう思います」
ちひろ「……プロデューサーさん」
P「なんです?」
ちひろ「それを言っちゃったら私達のこの時間は何だったんでしょう?」
P「…アイドルと本音で語り合えるいい機会だったんじゃないですか?」
ちひろ「はぁ…最後まで締まりませんね、まったく」
ちひろ「時にプロデューサーさん」
P「なんざんしょ」
ちひろ「実はこんな物があるんですが」ピラッ
P「」
ちひろ「アイドル学力テスト…名前P…得点…0点」
P「」
ちひろ「自分はこんな点数だったのにアイドルに説教垂れてたんですか?」
P「た、」
ちひろ「た?」
P「退避ーーーーーーー!!」
ちひろ「逃がすかぁ!!補習部屋行きだぁ!!!!」
おわり
以上で終了です
それぞれ分量違ってごめんなさい、本当に皆好きです
でも選ぶならユッコが好きです
お付き合いいただきありがとうございました
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