アメダスちゃんとお天気情報(13)
アメダス「はぁ・・・今日も晴れかぁ・・・・・」
アメダス「特にやること無いし、暇だなぁ~」
アメダス「雨さんが降らないのは、それはそれで良いんだけど・・・・」
アメダス「あれ? ちょっと降って来た!」
アメダス「お仕事お仕事!張り切って行こうっと!」
雨「待たせたな!今日はあんまり降らせることはできないけど」
雨「観測データくらいは採れると思うぜ?」
アメダス「ありがとう、雨さん!私、がんばっちゃいます!」
雨「まぁ、あんまり無理するなよ?」
アメダス「でも、最近晴ればっかりで暇だったんですもん」
アメダス「がんばりますよぉー!」
雨「そうかそうか、喜んでもらえて嬉しいよ。」
アメダス「えーっと、現在の降水量は1mmですね!」
アメダス「記録を続けまーっす!あぁ、後データの送信もしないと!」
雨「1mmかぁ、あっやべぇそろそろ降らせることできないかも。」
アメダス「そうですか・・・・また降らせて下さいね?私待ってますから!」
雨「アメダス・・・・あぁ、分かった!絶対また会いに来るからな!」
雨「それじゃあ、しばしのお別れだ。じゃあな!」
アメダス「はい!行ってらっしゃいませ!」
アメダス「はぁ・・・雨さんまだかなぁ・・・・・今日も降水量0mmですよっと」
アメダス「記録とデータ送信っと・・・・。」
アメダス「・・・・・あれ?なんだか雲の様子が変だなぁ・・・。」
アメダス「もしかして、雨さん!?」
アメダス2「き、気をつけて!アメダスちゃん!」
アメダス2「す、すごい量の雨さんが・・・・や、やめてぇ!きゃぁぁあああ!!」
アメダス「アメダス2ちゃん?どうしたの!?アメダス2ちゃん!?」
台風8号「へっへっへ・・・・お前がアメダスか?」
アメダス「あ、あなたは・・・・・?」
台風8号「台風だよ、お前に大量の雨をぶち込んでやるからな?」
台風8号「覚悟しておけよ?へっへっへ」
アメダス「が、がんばるもん!あなたなんかに負けないんだからね!」
アメダス「アメダス2ちゃんの仇は私が取るんだからね!」
台風8号「へっ、口だけならなんとでも言えるからな、食らえ!!」
アメダス「えっ?こ、降水量が・・・!す、すごい増えて・・・・・!データを送信しないと!!」
台風8号「ほぉ、がんばるじゃねーか。ほら、雨よぉお前のお気に入りのアメダスがあんなになってるぜ?」
雨「お、俺は・・・こんなこと・・・・したくないのに・・・・・!」
アメダス「雨さん・・・・ど、どうしてこんな・・・・・」
台風8号「はっはっは!お前ら、いつもなかよくやってるようだからな」
台風8号「ほらほら、雨よぉアメダスにぶち込んでやれよ?」
台風8号「いつもぶち込んでやりたくてうずうずしてたんだろう?」
雨「くっ・・・!!」
雨「ご、ごめんよアメダスちゃん・・・・む、無理やりとはいえ・・・・・こんな形で・・・・・・」
アメダス「良いんです、雨さん・・・・いっぱい、いっぱい下さい!」
アメダス「私、記録とデータ送信がんばりますから!」
雨「アメダスちゃん・・・・はぁはぁ・・・・・も、もう我慢できないよ・・・・・・くっ!」
台風8号「ほらほら、出しちまえよ。もう低気圧が940hpaなんだぜ?へっへっへ」
雨「で、出る!」
ドドドドドドドドドッ!!
アメダス「く、くるぅぅうううう!来ちゃいましゅぅうううう!!」
雨「ま、まだ止らない! ・・・・ごめんよアメダスちゃん・・・・・くっ!」
アメダス「ま、まだ大丈夫ですぅ!で、データを送信しないと・・・・はぁはぁ・・・・・・・」
アメダス「雨さんのでいっぱいに・・・・私の中、いっぱいになっちゃってましゅぅううう!!」
台風8号「はっはっはっは!こいつ雨の出した水で感じてやがるぜ、くくくくく」
台風8号「ほらほら、もっと出せよ雨よぉ。気圧を920hpaまで下げてやるよ!」
雨「や、止めろっ!こ、こんなっ!アメダスちゃんが保たなくなる!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!
アメダス「キャ、キャアアアアアアア!!」
雨「アメダスちゃん!ま、まだ出ちゃうんだ・・・ごめんよ・・・・・ごめんよアメダスちゃん!!」
アメダス「か、観測できましぇえん・・・・故障しちゃいマシタ・・・・」
台風8号「へっへっへ、もう調教完了か。アメダス2の方が保ったんじゃないか?」
雨「アメダスちゃーん!!」
整備士「くそっ、なんて雨だ!今治してやるからな、アメダス!!」
台風8号「ちっ、邪魔な奴が来やがったか・・・・。」
整備士「よし、治ったぞ!」
アメダス「はっ!あ、ありがとうございます整備士さん!私、がんばりますよぉお!!」
整備士「おし、がんばってくれ!」
雨「で、でも・・・・俺の雨量は変わらないんだ・・・・・・ぷしゃああああ!!」
台風8号「ほらほらほらほら、もっと陵辱してやれよ!」
アメダス「負けません!私・・・私は雨さんのことが好きだから!」
雨「アメダスちゃん・・・・」
台風8号「へっ、さっきまでアヘ顔で悦んでた癖に今更何言ってやがんだよ。」
アメダス「そんなこと、関係ありません!私、雨さんのことが好き!だからがんばります!」
アメダス「データ送信!記録を続けます!!」
台風8号「ちっ、整備士に修理された時に、補強もされたのか。だがなぁ、雨よぉもっと降らせて・・・・なに!?」
雨「台風8号!貴様には熱帯低気圧になって貰うぜ!うぉおおおおお!!」
台風8号「な、なんだと・・・・・・」
アメダス「雨さん・・・・・」
雨「俺も・・・・俺もアメダスちゃんのこと好きだったんだ!」
台風8号「く、糞ぉっ!hpaが回復していくだと!?」
雨「また会おう、アメダス!その時は・・・その時は優しい雨を降らせてやるからな!」
アメダス「はい!待ってます!私ずっと待ってますから!」
雨「じゃあな!」
アメダス「はい・・・・またいつか、前線でお会いしましょう・・・・・・!」
end
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