勇者「行くぜ、デュエル!!」賢者「デュエル!!」 (873)

前スレ
勇者「デュエル ・・・なんだそりゃ?」
勇者「デュエル ・・・なんだそりゃ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455886330/)




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459681865

簡単なあらすじ


エクシーズ編に突入。そこでの王族のゴタゴタに巻き込まれた勇者は、王の跡継ぎを決めるデュエルに出ることになる


勇者:♂
はるか昔、魔王を倒して世界を救った人。
ところが魔王の復活で再び目覚めると、世界はデュエルが全てになっており驚く。翻弄されながらも相棒の賢者にデュエルを習い、変わってしまった世界を旅する



賢者:♀
再び目覚めた勇者にデュエルを教え、一緒に旅をしている。デュエルの腕は世界でもトップクラス?



オシリス
この世界の神龍だった存在が、オシリスのカードに宿った。勇者達の旅に同行し、テレパシーで会話が可能な、アニメのカードの精霊みたいな存在。
やる気は充分だが勇者にデッキにいれて貰えない

英雄:♂
融合編で勇者と知り合う。現在は竜使いと共に各地を旅している。
勇者達とは、魔王との戦いに合流すると誓っている
HEROデッキを使用。モデルは前世十代


竜使い:♂
経緯は英雄と同上。英雄をライバル視している。
ドラゴン族デッキを使用。モデルは若干だけど万城目


ジャンク屋:♂
シンクロ編で勇者と知り合う。現在勇者達と合流するため旅に出る所……?
デッキはジャンド。モデルは遊星


満足:♂
シンクロ編で勇者とry
デッキは満足。モデルも満足


騎士隊長:♂
シンクロ編でry
四天王との戦いで死亡したが、現在は……?
極神デッキを使用。モデルは特になし

王子:♂
エクシーズ編にて登場。
なにか裏がありそうだが……?
モデルは新ゲス。使用デッキはアンブラルにするかどうか悩んでます


冒険家:♂
エクシーズ編にて登場。
王子の親友。モデルは遊馬先生。使用デッキは未登場

魔王:♂
昔勇者が倒したが復活。デュエルにハマっているようだが……?
デッキは未登場ですが超凶悪


側近:♂
魔王のデッキの調整に配下が犠牲になるので魔王軍の現状に頭を悩ませる苦労人



キラードール:♂
融合編で勇者を強襲した、残忍な四天王。
使用デッキはファーニマル。モデルは素良



ネクロキメラ:♂
シンクロ編で登場。騎士隊長を殺し勇者を追い詰めたが、賢者に倒され死亡。
使用デッキは全盛期シンクロアンデ

このSSのルールについて

基本的に、デュエルの進行(初手やドローなど)は下レスのコンマ数値で決めます。
よってデュエルの勝敗はコンマ次第な所も。


ライフは4000
魔物とのデュエルは闇のゲームとなり負ければ死亡。
デュエル神殿に死亡した者のデッキを持って行けば生き返ることは出来るが、そのデッキは失われる


勇者のデッキは区切りのいい所でデッキ構築タイムを入れて読んでる皆さんの意見を取り入れながら変更。現在のデッキレシピは前スレの最後に書いてあります





カードの扱い

禁止制限の適用はありませんが、現状の禁止カードはこの世界で一枚。制限カードは希少、などのルールです。
アニメ版カードも世界で一枚だけ存在するというレアカード設定

例:アニメ版天よりの宝札、アニメ版七皇の剣など



神など原作やアニメ、漫画で特別なカードもオリジナルは一枚しか存在しないという設定。
その場合アニメ版や原作の効果になりますが、三幻神など扱いの難しいカードの効果は登場まで保留中。
レプリカの場合、OCGと同様の効果になります


No.の扱いについて。
現在このSS中ではレアカードとなってますが、No.耐性は無しです。
アニメ版、OCG版どちらの効果にするかは使用時に明言します

勇者「いよいよだな」


賢者「勇者、ファイトよ!」



王子「じゃあ、賢者は観客席に。勇者、君には先陣を切ってもらうが、大丈夫か?」


冒険家「いいなぁ〜、俺が最初にデュエルしたかったぜ~」


王子「お前は二戦目だって言ったろ!!先鋒が勝っても負けても、重要な位置なんだよ!」


冒険家「ちぇっ」


勇者「それだけ王子は冒険家を信頼してるんだな」



冒険家「俺達は昔からの親友だからな!」


王子「……うるせぇ」

前スレは埋めないの?

王「ーーーでは、これより我が跡継ぎを決めるデュエルを始める。両者共に、前へ」


鮫王子「……」


拳闘士「くー!燃えてきた!俺のカウンターを喰らいたいやつは誰だ!?」


??「…………」


勇者(あれが向こうの王子か)


王子「さあ、今日こそ白黒つけようじゃねーか」


鮫王子「……ふん」



王「こらこら、2人とも。常日頃から王族たる振る舞いを心得よと申しているだろ」


鮫王子「申し訳ありません、父上」


王子「我ら兄弟、ここに正々堂々デュエルに勤しむことを誓います」



勇者「……なあ、あれが向こうの王子なんだろ?どんなやつなんだ?」ボソッ


冒険家「鮫もいいやつだぞ?昔から知ってる」ボソッ



勇者「そうか……」


冒険家「だから、デュエル前に襲ってくるなんて汚い真似はしないはずなんだけどなぁ……」



勇者「なるほど」


勇者(もしかしたら、残り2人が怪しい可能性もある)


勇者「あの2人は?」


冒険家「あいつは拳闘士だろ?有名だぞ。正々堂々と正面からデュエルするやつだってさ」



冒険家「もう1人は……この国の人間じゃないな。知らないやつだ」


勇者(サングラスとスカーフで顔を覆ってる。見るからに怪しいけど……)

>>10
埋めても良かったけど、これからデュエル入るから中途半端に区切ることになりそうだなって思って

ならHTML化依頼出したら?

王「では両者とも、決闘の条件たるNo.を一枚掲げよ!」


冒険家「よし、俺が!!」


冒険家「こい、No.39!!希望皇ホープ!!」


希望皇ホープ「ホォォォプ!!」


拳闘士「強そうなやつだな!なら俺のNo.も見せてやる!!行け、No.105!!BK 流星のセスタス!!」



セスタス「ホッ!!」



冒険家「うおー!カッコイイぜ!」


拳闘士「お前のモンスターもな!」



王子「バカが2人……」ハァ


勇者(問題は、向こうのNo.所持者が何人、No.が何体いるかってことだな)


王「両者とも、見事だ!よくぞNo.を獲得した!ではこれより、デュエルを始める!!先鋒を残し下がりたまえ!!」


王子「勇者、頼む」


冒険家「かっとビングだ!勇者!」


勇者「任せろ!」


鮫王子「先鋒、勝てよ」


拳闘士「よっしゃあ!!任せとけ!」


勇者「いいデュエルをしよう」


拳闘士「ああ、望む所だ!!」


王「では、デュエル開始!!」


このレスのコンマ奇数で勇者先攻


下レスのコンマで勇者初手

70以上 神初手
40〜69 良
11~39 普通
10以下 微妙


その下拳闘士初手コンマ


70以上 神
40~69 良
11〜39 普通
10以下 微妙

>>13
前スレ書き終わった時に出したはずなんだけど……

勇者初手

ダブルランス
Xーセイバー パシウル
簡易融合
ピンポイントガード
ソードシールド



勇者(先攻だし、まずは様子見だな)


勇者「俺はモンスターをセット!ターンエンドだ!」

LP:4000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「?」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



オシリス(大丈夫か?勇者は)


賢者「勇者のデッキは返しに強いデッキだから、最初は様子見してるんだと思うわ」


拳闘士「俺のターンだ!!ドロー!」


拳闘士ドローコンマ


65以上 良
25~64 普通
21以下 微妙

拳闘士「俺は手札から、BKヘッドギアを召喚!」


拳闘士「ヘッドギアの効果発動!!デッキからBKを墓地に送るぜ!!BKカウンターブローを墓地に!」


拳闘士「カードを一枚セットして、ターンエンドだ!」


拳闘士
LP:4000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ヘッドギア ATK1000」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



勇者(墓地にカードを送ったのか。攻撃力1000を攻撃表示のままにしておくなんて、一見隙だらけだが、伏せカードもある。警戒しないとな)



勇者「俺のターン!ドロー!」


ドローコンマ

60以上 良
25~59 普通
24以下 微妙

勇者「よし、俺は手札から強襲のハルベルトを召喚!」ATK1800


勇者「バトルだ!強襲のハルベルトで、ヘッドギアを攻撃!」


賢者「いいカードを引いたわね。これでダメージを与えつつ、デッキからヒロイックカードをサーチ出来るわ。ただ、相手に何も無ければだけど……」



拳闘士「リバースカードオープン!!ガード・ブロック!!この戦闘ダメージをゼロにし、カードを一枚ドロー出来る!」


拳闘士のドロー


65以上 良
30~64 普通
29以下 微妙

拳闘士「そして攻撃表示のヘッドギアは、1ターンに1度、戦闘では破壊されない!」


勇者「うわ、じゃあ俺の攻撃は空振りかよ……」


勇者(……どうする?メイン2でシンクロ召喚するか?いやでも、セットしてるパシウルもいるしいざとなればソードシールドも手札にある。ここは……)


勇者「俺はこれでターンエンドだ!」


LP:4000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「?」 2「ハルベルト/ATK1800」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」




拳闘士「俺の、ターン!!」


ドローコンマ

65以上 良
30~64 普通
29以下 微妙

あ、ごめん!
前の勇者のドローでゾロ目だったな。
次の勇者ドローでデスティニードローチャンスとします!!

拳闘士「俺は手札から、BKグラスジョーを召喚!!」


賢者「レベル4のモンスターが2体……くるのね!」


拳闘士「レベル4のヘッドギアと、グラスジョーでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!こい、ランク4!!BK 拘束蛮兵リードブロー!!」ATK2200



勇者「あれがあいつのエクシーズモンスターか……」



拳闘士「更に手札から、BK シャドーの効果発動!!リードブローのオーバーレイユニットを1つ取り除き、特殊召喚する!ヘッドギアを取り除くぜ!」



BK シャドー ATK1800


拳闘士「そしてリードブローの効果発動!このカードのオーバーレイユニットが取り除かれた時、攻撃を800ポイントアップする!」ATK2200→3000



勇者「なんて効果だよ……!いきなり攻撃力が3000になりやがった!!」



拳闘士「バトルだ!リードブローで、ハルベルトに攻撃!!」



勇者「っ!手札からソードシールドの効果を発動!!ヒロイックモンスターがフィールドにいる時、このカードを手札から捨てることにより、俺のフィールドのヒロイックモンスターは戦闘では破壊されず、ダメージもゼロになる!」


拳闘士「なら、シャドーでセットモンスターに攻撃だぁ!」


勇者「セットモンスターはXセイバーパシウル!!このカードは、戦闘では破壊されない!」

拳闘士「俺の拳を防ぐとはな!だがこれはまだ挨拶代わりのジャブだぜ!」


拳闘士「メインフェイズ2!手札より、BKスパーを特殊召喚!このカードは自分フィールドにBKがいる時、特殊召喚出来る!」



勇者「まだ、何かあるのか……!」



拳闘士「レベル4のシャドーとスパーでオーバーレイ!!こい、2体目のリードブロー!」ATK2200



拳闘士「更に、手札からエクシーズギフトを発動!フィールドに2体以上のエクシーズモンスターがいる時、場のオーバーレイユニットを2つ取り除きデッキからカードを二枚ドロー出来る!」



勇者「ドローカードか……いや、待てよ。リードブローの効果は……!」


その通り!リードブローの効果で、攻撃力は更に上がる!


リードブローA ATK3000→3800

リードブローB ATK2200→3000


拳闘士「墓地にはグラスジョーと、シャドーを送るぜ!」



拳闘士「2枚ドロー!!」



拳闘士ドロー


90以上 2枚とも良
65~89 一枚良、一枚普通
40~64 2枚とも普通
15~39 一枚普通、一枚微妙
14以下 2枚とも微妙



※これ、グラスジョーのサルベージ効果はタイミング逃す?

ありがとう!
TFSPか、俺も次から使って確認する

拳闘士「グラスジョーの効果発動!効果によって墓地に送られた時、墓地のグラスジョー以外のBKを手札に戻す!俺はシャドーを手札に戻すぜ!」


勇者「……やるな。手札が全然減ってねえ」


拳闘士「一流のデュエリストは手札を切らさないものさ。カードを2枚セットして、ターンエンド!」



LP:4000 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「リードブロー/ATK3800」 2「リードブロー/ATK3000」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



勇者「俺のターン!!」


デスティニードローチャンス!!
まずは下レスで発動するかどうか選び、発動の場合デッキ内のカードを一枚選んでください!

王子「強力なモンスターが2体か。おいおい、勇者のやつ、大丈夫かよ」


冒険家「大丈夫さ」


王子「なんでそう思う?」


冒険家「だって、勇者からはかっとビング魂を感じるからな!!」



勇者(……ここは大事な一戦目。簡単には負けられない)


勇者(それに、あの強力な布陣。どうやって倒そうか、ワクワクしてくるぜ!)



勇者「応えてくれ、俺のデッキ!!」ピカーッ



賢者「勇者の手が光った!!」


王子「おい、あれはお前と同じ……!?」


冒険家「……」ニコッ



勇者「ーーードロー!!」


デ ス テ ィニ ー ド ロ ー ! !


RUM-七皇の剣









勇者「きた!天使、お前から貰った力を使わせて貰うぜ!!」


勇者「俺は手札から、RUM-七皇の剣を発動!!」


勇者「エクストラデッキから、No.102光天使グローリアス・ヘイローを特殊召喚!」


拳闘士「エクストラデッキから直接特殊召喚だと!?」


勇者「更に、そのモンスターでランクアップを行う!行くぜ!!グローリアスヘイローでオーバーレイ!!1体のモンスターで、オーバーレイネットワークを再構築!!カオスエクシーズチェンジ!!CNo.102!!光堕天使ノーブル・デーモン!!」ATK2900



王「なんと……No.の上を行く、CNo.が見れるとは!!」



勇者「ノーブルデーモンの効果発動!オーバーレイユニットを使い、相手モンスター1体の効果を無効にし、攻撃力をゼロにする!俺はオーバーレイユニットの残っている方のリードブローを対象にする!」


リードブローB ATK3000→0


勇者「更に、ノーブルデーモンのオーバーレイユニットが全て取り除かれた時、相手に1500ポイントのダメージを与える!!」


拳闘士「うぐっ!」LP4000→2500



オシリス(これで攻撃すれば、勇者の勝ちだ!)

















拳闘士「リバースカードオープン!!ドレインシールド!攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分だけライフを回復する!!」LP2500→5400


勇者「流石チャンピオンだな……一気にライフを回復しやがった」



拳闘士「デカイ一撃ほど恩恵があるカードだからな。どれだけ追い詰められても、俺は立ち上がるぜ!!」



勇者(危ねぇ……これがエクスカリバーとかの一撃だったら、一気に不利になるとこだったぞ)


勇者「だがまだだ!ハルベルトで、攻撃ゼロのリードブローを攻撃!!」ATK1800



拳闘士「うわっ!」LP5400→3600



勇者「ハルベルトの効果!戦闘ダメージを与えた時、デッキからヒロイックカードを手札に加えることが出来る!」


拳闘士「おっと甘いぜ!カウンター罠発動!ジョルト・カウンター!BKがいる時、バトルフェイズ中に相手が発動したモンスター、魔法、罠カードの効果を無効にし、破壊する!いけ、リードブロー!」



リードブローのカウンターが、ハルベルトを打ち砕いた!!


勇者「……くっ!」



勇者(隙がない……ここは、パシウルに耐えて貰うしか……)



勇者「カードを一枚セットし、ターンエンド!」



勇者
LP:4000 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「パシウル/DEF0」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



拳闘士「俺のターン!」



65以上 良

25〜64 普通

24以下 微妙






拳闘士「ドロー!!」手札4


勇者「お前のスタンバイフェイズに、俺はパシウルの効果で1000ポイントのダメージを受ける」
LP4000→3000

拳闘士「俺は手札から、BKラピッドパンチャーを召喚!」ATK800


拳闘士「このカードが守備モンスターを攻撃した時、ダメージ計算を行わず破壊できる」ニヤリ


勇者「なに!?」


拳闘士「やれ!ラピッドパンチャーで攻撃!」


パシウルは 破壊 された !


オシリス(まずい、勇者のモンスターが!)



拳闘士「終わりだ!リードブローでダイレクトアタック!!」



賢者「勇者!」

勇者「っ!、心配するなって!!ーーーリバースカードオープン!ピンポイントガード!!墓地からハルベルトを守備表示で特殊召喚する!この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン破壊されない!」


王子「おお、耐えたぜ!」


鮫王子「しぶとい奴だ」



拳闘士「はは、やるじゃねぇか!俺はカードを一枚セットし、ターンエンドだ!」


LP:3600 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「リードブロー/ATK3800」 2「ラピッド/ATK800」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



勇者「俺の、ターン!」



70以上 良
30~69 普通
29以下 微妙



勇者「魔法カード発動!簡易融合!」


勇者「ライフを1000払い、カルボナーラ戦士を融合召喚扱いで特殊召喚!」LP3000→2000


??「融合……」ピクッ


勇者「更に俺は手札から、エクストラソードを召喚!」

勇者「レベル4のカルボナーラ戦士と、エクストラソードでオーバーレイ!!2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4!交響魔人、マエストローク!」ATK1800


勇者「エクストラソードの効果!オーバーレイユニットになったモンスターの攻撃力を1000ポイントアップする!」ATK2800




勇者「マエストロークの効果発動!オーバーレイユニットのカルボナーラ戦士を墓地に送り、リードブローを裏側守備表示に変更する!」


リードブロー DEF2000



勇者「ハルベルトを攻撃表示に変更!バトルだ!ハルベルトでラピッドパンチャーを攻撃!」


拳闘士「墓地のカウンターブローの効果発動!このカードを除外し、ラピッドパンチャーの攻撃力を1000ポイントアップする!いけ!カウンターだぁ!」ATK800→1800



勇者「迎えうて、ハルベルト!」



ハルベルトとラピッドパンチャーは 破壊された !!


勇者「まだだ!マエストロークでセットされたリードブローを攻撃!」



拳闘士「くっ、リードブロー!」



リードブロー は 破壊された !



勇者「俺はこれで、ターンエンド」


LP:2000 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「マエストローク/ATK2800 ORU 1」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



拳闘士「俺のターン!」




65以上 良
25~64 普通
24以下 微妙

ドレインシールドされた後のノーブルデーモンどこ行った?
>>48でいつの間にか消えてるんだけど

>>51の手札枚数間違えてました。正しくは、エンド時に2枚


拳闘士「ドロー!!……きたな。行くぜ!俺は手札から、BKスイッチヒッターを召喚!!」


拳闘士「スイッチヒッターの効果発動!墓地のBKを特殊召喚する!来い、グラスジョー!」



拳闘士「更にトラップ発動!!!エクシーズリボーン!!こいつは墓地からエクシーズモンスターを特殊召喚し、このカードをオーバーレイユニットとするぜ!リードブローを特殊召喚!」ATK2200




拳闘士「まだだ!手札のシャドーの効果発動!リードブローのオーバーレイユニットを取り除き、特殊召喚!」


リードブローATK2200→3000


勇者「レベル4のモンスターが、3体……」ゴクリッ



拳闘士「さあ、俺の切り札を見せてやる!!レベル4のシャドー、グラスジョー、スイッチヒッターでオーバーレイ!!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!」



拳闘士「来い、No.105!!BK 流星のセスタス!!」
ATK2500


>>56


!!!!!
これは>>1無能……
ちょっと待ってて、勇者のターンに巻き戻す

巻き戻さなくても大丈夫そうだ。
えっと、>>51でリードブローがダイレクトアタックじゃなくてデーモンを破壊。
その攻撃宣言でピンポイントガードを発動してれば普通に今の流れに戻るな。


というわけで、勇者のライフは戦闘ダメージで削れて現在1100となります

拳闘士「バトルだ!リードブローでマエストロークに攻撃!」ATK3000


勇者「くっ!マエストロークはその効果で、破壊を免れる!」


拳闘士「いいや!セスタスの効果発動!BKが攻撃するバトルステップ時、このカードのオーバーレイユニットを1つ使い、相手のモンスターの効果を無効にする!そして、その自分のモンスターは破壊されずダメージも相手が受ける!」



勇者「なんだって!?うぐっ!」LP1100→900



マエストロークは 破壊 された !!



拳闘士「これが俺の怒涛のラッシュ!!更に、セスタスでダイレクトアタックだ!」



勇者「うわぁぁぁぁぁ!!」LP900→0 ピーッ!!










賢者「勇者ぁ!!」


オシリス(力、及ばずか)


鮫王子「ふん。まずは一勝だな」


??「……あいつ」スッ



王子「……ダメだったか」


冒険家「でも、いいデュエルだったぜ!2人とも!」



勇者「く……」


拳闘士「今回は俺の勝ちだな。でも、すげぇ熱くなれたぜ!またやろうな!」


勇者「ああ。次は負けない!」 ガシッ



王「まずは鮫王子側が一勝か。両者とも、素晴らしいデュエルだったぞ」



今回の勇者の敗北は>>1のミスが原因です
申し訳ないm(_ _)m

??「貴様」


勇者「?」


??「……貴様も、アカデミアか」ガチャッ


勇者「な、なんだっ?」


拳闘士「おい、なんだか知らないけどお前の相手はコイツじゃないだろ?」グイッ


??「どけっ!!」バッ


王「何事だ?」


鮫王子「下がれ、クロサキ!!」


クロサキ「やはり魔王の言うとおり、ここにもアカデミアがいたか。敵は1人残らず殲滅する!」



勇者「は、はぁ!?」



冒険家「ちょっと待ったぁ!」バッ!!



勇者「冒険家」



冒険家「お前の相手は俺だ!そんなに勇者と戦いたいなら、まず俺とデュエルしろよ!」


クロサキ「……いいだろう。まずは貴様から葬ってやる」









賢者「どういうこと?魔王って……まさかアイツが魔物なの?」


オシリス(いや……やつから魔物の気配はしないが)




クロサキ「行くぞ!」



冒険家「かっとビングだ!俺!!」



デュエル!!


このレスの奇数で冒険家先攻。


下レスで冒険家初手コンマ


80以上 超かっとビング!!
55~79 かっとビング!!
11~54 普通
10以下 微妙


その下クロサキ初手


80以上 無言の神初手
55~79 無言の良初手
11~54 無言の普通
10以下 無言の腹パン

冒険家「俺のターン!俺は手札から、オノマト連携を発動!!手札のゴゴゴゴーレムを墓地に送り、デッキからガガガヘッドと、ゴゴゴジャイアントを手札に加える!!」


冒険家「ゴゴゴジャイアントを召喚!効果発動!墓地のゴゴゴゴーレムを特殊召喚する!」



勇者「いきなり、レベル4のモンスターが2体……」



冒険家「レベル4のゴゴゴジャイアントと、ゴゴゴゴーレムでオーバーレイ!!2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!ガガガガンマン!!」DEF2400



冒険家「ガガガガンマンの、効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、相手に800ポイントのダメージを与える!!」



クロサキ「くっ!」LP4000→3200



冒険家「これで俺はターンエンドだ!」



LP:4000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ガンマン/DEF2400」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」




クロサキ「俺の、ターン!!」



65以上 良
25~64 普通
24以下 微妙






クロサキ「ドロー!」


クロサキ「俺は手札から、RRーバニシングレイニアスを召喚!!効果発動!手札から、RRートリビュートレイニアスを特殊召喚する!」



勇者「見たことないカードだ……」


王子「俺もだ。この国のカードじゃない」


勇者(キラードールもそうだった。あいつ、まさか……)


クロサキ「トリビュートレイニアスの効果発動!デッキから、RRーミミクリーレイニアスを墓地に送る!」



クロサキ「更に、ミミクリーレイニアスの効果発動!このカードを除外し、デッキからRRカードを手札に加える!俺は永続魔法RRーネストを手札に!そして、発動!」




クロサキ「自分フィールドにRRが2体以上いる時、デッキ、墓地からRRを手札に加えることができる!」



冒険家「すっげぇ!まだ出て来るのか!?」



王子「アイツは楽観的すぎる……」ハァ

クロサキ「俺はデッキから、RRーファジーレイニアスを手札に加える!」


クロサキ「レベル4のバニシングレイニアスと、トリビュートレイニアスでオーバーレイ!!2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!!」



クロサキ「冥府の猛禽よ、闇の眼力で真実を暴き、鋭き鉤爪で栄光をもぎ取れ!!エクシーズ召喚!!飛来せよぉぉ!ランック4ッ!!RRーフォースストリクス!!」DEF2000



冒険家「初めて見るエクシーズモンスターだ……」



クロサキ「フォースストリクスの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、デッキから鳥獣族闇属性レベル4モンスターを手札に加える!オーバーレイユニットのバニシングレイニアスを墓地に送り、俺が手札に加えるのは、バニシングレイ二アス!!」



クロサキ「更に、フィールドにエクシーズモンスターがいる時、シンキングレイニアスは特殊召喚できる!そしてファジーレイニアスも、RRがいる時特殊召喚できる!来い!」



クロサキ「そしてファジーレイニアスとシンキングレイニアスでオーバーレイ!2体目のフォースストリクスを召喚!フォースストリクスの効果発動!オーバーレイユニットのファジーレイニアスを墓地に送り、デッキからトリビュートレイニアスを手札に加える!」



クロサキ「ファジーレイニアスの効果!このカードが墓地に送られた時、デッキからファジーレイニアスを手札に加えられる!」




王「おお……No.ではないがこの怒涛の流れ、見事だ」


拳闘士「一時はどうなるかと思ったけど、アイツやるじゃないか」


鮫王子「やつの実力は俺も見ている。だからメンバーに入れたんだ。あのくらいは当然さ」

クロサキ「そして手札から、RUMーレイド・フォース発動!!フィールドのRRエクシーズモンスターを、1つランクが上のRRエクシーズモンスターにランクアップさせる!俺は最初に特殊召喚したフォースストリクスを選択!」


クロサキ「獰猛なる隼よ、激戦をくぐり抜けしその翼翻し、寄せくる敵を打ち破れ!!現れろぉぉ!ランック5ッ!!RRーブレイズ・ファルコン!!」
ATK1000



勇者「あいつもランクアップを!?」



冒険家「すっげぇ!」キラキラ

クロサキ「バトルだ!!ブレイズファルコンで攻撃!」


冒険家「攻撃力1000で攻撃!?」


クロサキ「ブレイズファルコンの効果!オーバーレイユニットを持つカードは、相手にダイレクトアタックできる!」



冒険家「うわぁぁ!」LP4000→3000



クロサキ「そしてダメージを与えた時、相手モンスターを1体破壊する!」



ガガガガンマンは 破壊 された !!



クロサキ「カードを2枚セットし、ターンエンド!」


LP:3200 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ブレイズ/ATK1000 ORU 2」 2「フォース/DEF2500 ORU 1」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



冒険家「俺のターン!!」



65以上 かっとビング!!
20~64 普通
19 以下微妙

冒険家「ドロー!」


冒険家(ちょっと引きが悪いな……でも、最初の手札は万全だ!)


冒険家「俺は、ガガガシスターを召喚!」


冒険家「ガガガシスターの効果発動!デッキからガガガとついた魔法、罠カードを一枚手札に加える!」


冒険家「ガガガリベンジを、手札に!」


冒険家「更に、ガガガモンスターがフィールドにいる時、このカードは特殊召喚できる!来い、ガガガクラーク!」



冒険家「ガガガシスターの、もう1つの効果を発動!このカードとフィールドのガガガモンスターを1体選択し、2体のモンスターのレベルは両方のレベルを足した数値になる!」



冒険家「2体ともレベルは2!よってガガガシスターとクラークのレベルは4となる!!」



勇者「凄い、モンスターのレベルを自在に操ってるな」


冒険家「レベル4のガガガシスターと、ガガガクラークでオーバーレイ!2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!来い、No.39!!希望皇ホープ!!」ATK2500



冒険家「更に、手札からガガガリベンジを発動!」


冒険家「墓地のガガガガンマンを特殊召喚し、このカードを装備する!」ATK1500



冒険家「手札から、魔法カード発覚!エクシーズトレジャー!フィールドのエクシーズモンスター1体につき、デッキからカードを一枚ドローする!」



賢者「凄いカードね……今、フィールドのエクシーズモンスターは4体」



クロサキ「4枚ドローだと!?」



冒険家「ドロー!!」




80以上 超かっとビング!
45~79 かっとビング!
15~44 普通
14以下 微妙

冒険家「よっしゃあ!来たきた!」


冒険家「バトルだぁ!ガガガガンマンで、ブレイズファルコンを攻撃!」


クロサキ「くっ!」LP3200→2700


ブレイズファルコンは 破壊された!!


冒険家「まだだ!ホープでフォースストリクスを攻撃!いっけぇ!ホープ剣、スラッシュ!」



フォースストリクスは 破壊 された !



冒険家「俺はカードを二枚セットして、ターンエンド!」



クロサキ「なかなかやる……が、甘い!」



クロサキ「エンドフェイズ!リバースカード、オープン!らRUMーラプターズフォース!このターン破壊されたRRエクシーズモンスターを特殊召喚し、ランクが1つ上のモンスターをエクシーズ召喚する!」



冒険家「何!?」

ゾロ目で冒険家の運命力大アップ!!


勇者以外のキャラはドロー時のルールが異なりますが、冒険家の場合はデュアル中のシャイニングドローが任意のタイミングで可能になります

クロサキ「誇り高き隼よ、英雄の血潮に染まる翼翻し、革命の道を突き進め!!ランクアップ!エクシーズチェンジ!!現れろぉ!ランク6!!RRーレボリューションファルコン!!」ATK2000 ORU1



冒険家「すっげぇ!更にランクアップするなんて!」


冒険家
LP:3000 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ホープ/ATK2500 ORU 2」 2「ガンマン/ATK1500」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」




クロサキ「俺のターン!!」



80以上 鉄の意思!鋼の強さ!
50~79 無言の良ドロー
15~49 無言の短パン
14以下 無言の腹パン

クロサキ「ドロー!…………」


冒険家「今度は何を見せてくれるんだ?」


クロサキ「何?」


冒険家「お前、こんなに強いのに俺全然知らなかったよ!拳闘士みたいに、チャンピオンになれるぐらい凄ぇデュアルするのにさ!」



クロサキ「……チャンピオン、か」



クロサキ「俺も目指していたさ。プロリーグのチャンピオンは、俺の夢だった」



冒険家「?」



クロサキ「日々、仲間と共にデュアルの腕を磨いていた。……あいつらが。アカデミアが来るまでは!」



勇者「あいつ、何の話をしてるんだ?」


王子「さぁ……」



クロサキ「奴らは俺達の故郷を、人々を、全てを無茶苦茶にしていった……」



(回想フェイズ)



冒険家「どうしたんだよ?黙っちゃって」



クロサキ「……!」キッ!!



クロサキ「まずはこのデュエルを終わらせ、俺は瑠璃を救いにいく!それが魔王と交わした契約だ!!」



勇者「魔王だって!?」

クロサキ「行くぞ!レヴォリューションファルコンの効果発動!1ターンに1度、相手モンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える!」


冒険家「!!」



クロサキ「革命の炎で、焼きつくせ!」



冒険家「ホープ!」



ホープ は 破壊された !



冒険家「うぐっ!」LP3000→1750



クロサキ「これで、終わりだ!レヴォリューションファルコンで、ガガガガンマンを攻撃!レヴォーショナルエアレイド!」



クロサキ「レヴォリューションファルコンが特殊召喚したモンスターとバトルする時、そのモンスターの攻撃力、守備力は0となる!」



冒険家「リバースカードオープン!エクシーズ・リベンジ・シャッフル!!」



冒険家「このカードは、エクシーズモンスターが攻撃対象にされた時、そのモンスターをエクストラデッキに戻し!墓地のエクシーズモンスターを特殊召喚して、このカードをオーバーレイユニットにする!来てくれ、ホープ!」



ホープ「ホォォォォプ!!」ATK2500 ORU 1



クロサキ「無駄だ!何を出そうと同じこと!レヴォリューション、ホープを攻撃!!」



冒険家「希望皇ホープの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、攻撃を無効にする!ムーンバリア!!」



ホープは、レヴォリューションファルコンの攻撃を防いだ!

あ、ちなみにホープはNo.耐性こそないですが効果はアニメ版なので素材0→攻撃対象にとって破壊のデメリットはありません

クロサキ「このターンで終わらせ手やろうと思ったが、存外にしぶとい。なかなか実戦的なデュエルをする奴だ」


冒険家「へへ、そうか?」



クロサキ「メイン2!俺は手札から、バニシングレイニアスを召喚!その効果で、トリビュートレイニアスを特殊召喚!」


クロサキ「トリビュートレイニアスの効果発動!デッキから、RRレディネスを墓地に送る!」


クロサキ「更に、RRーネストの効果発動!墓地から、フォースストリクスをエクストラデッキに戻す!」



クロサキ「バニシングレイニアスと、トリビュートレイニアスでオーバーレイ!フォースストリクス!効果発動!オーバーレイユニットのトリビュートレイニアスをデッキからシンキングレイニアスを手札に!シンキングレイニアス、特殊召喚!そして手札のファジーレイニアス、特殊召喚!」



クロサキ「ファジーレイニアスと、シンキングレイニアスでオーバーレイ!フォースストリクス!効果発動!オーバーレイユニットのファジーレイニアスを墓地に送り、デッキからブースターストリクスを手札に加える!墓地に送られたファジーレイニアスの効果で、デッキからファジーレイニアスを手札へ!」



勇者「なんてやつだ……冒険家が耐えても、まだまだモンスターを増やしてる……」



王子「しかも、手札は切らさねぇ。なんてタクティクスだ」

冒険家「お前、すげぇデュアルスフィンクスだな!」

クロサキ「……?」

クロサキ「俺はこれで、ターンエンド!」


クロサキ「さあお前のターンだ、かかってこい!」



LP:2700 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「レヴォ/ATK2000 ORU 1」 2「フォースA/DEF3000 ORU 1」 3「フォースB/DEF3000 ORU 1」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



冒険家「俺のターン!!」


75以上 超かっとビング!!
45~74 かっとビング!!
11~44 普通
10以下 微妙


冒険家「俺は手札から、RUMーヌメロンフォースを発動!このカードは、ホープを1つランクの上のモンスターに、ランクアップさせる!」


クロサキ「貴様も、ランクアップを!?」



冒険家「更に、ヌメロンフォースはフィールド上の全てのカード効果を、無効にする!」



クロサキ「何!?」



冒険家「これでお前のレヴォリューションファルコンを倒せるぜ!」



冒険家「ーーーかっとビングだ、俺ぇ!!俺は希望皇ホープで、オーバーレイ!!1体のモンスターで、オーバーレイネットワークを再構築!!カオスエクシーズチェンジ!!現れろ!CNo.39!!未来に輝く勝利を掴め!重なる想い、繋がる心が世界を変える!!希望皇ホープレイヴィクトリー!!」ATK2800



クロサキ「…………」




オシリス(ホープが姿を変えた……しかし、あいつあんなカードまで持っていたのか?)


賢者「たとえ持っていなかったとしても、真にモンスターと心を通わすデュエリストは、その意思で新たなカードを想像する。まだホープを手に入れて間もないのに、冒険家は凄いわ」



クロサキ「……かっとビング」



冒険家「そう、自分と、自分のデッキを信じればいつだって新しい自分にかっとべるんだ!!」



クロサキ「……」

クロサキ「……来い!」


冒険家「バトルだ!ホープレイヴィクトリーで、レヴォリューションファルコンを攻撃!そして、ホープレイヴィクトリーの効果発動!このカードの攻撃宣言時、オーバーレイユニットを1つ使い、攻撃モンスターの攻撃力分、このカードの攻撃力を上げる!」ATK2800→4800


オシリス(よし、これで冒険家の勝ちだ!)



クロサキ「俺は手札のブースターストリクスの効果を発動!手札のこのカードを除外し、攻撃モンスターを破壊する!!」



冒険家「!!」



ホープレイヴィクトリー は 破壊された!!



クロサキ「さあ、どうする!?これで貴様のフィールドはまたモンスターがいなくなったぞ!」



冒険家「……いいや、まだだ!」



冒険家「トラップ発動!エクシーズ・リボーン!墓地のヴィクトリーを特殊召喚して、このカードをオーバーレイユニットにする!」



クロサキ「何だと!?」




クロサキ「ーーーバトルに入る前に、俺は墓地のRRーレディネスの効果を発動!このターン受ける全てのダメージを、0にする!」



勇者「墓地からトラップだって!?」



冒険家「ホープレイヴィクトリーで、レヴォリューションファルコンを攻撃だ!ホープ剣!ヴィクトリースラッシュ!!」



レヴォリューションファルコン は 破壊 された!!

冒険家「俺はこれでターンエンド!」


LP:1750 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ヴィクトリー/ATK2800 ORU 1」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



クロサキ「……希望か」


クロサキ「俺達レジスタンスも、常に希望は失わなかった。奴らを殲滅し、勝利をつかむ時まで……」


クロサキ「俺の、ターン!!」


70以上 鉄の意思、 鋼の強さ!
40~69 良
11~39 普通
10以下 微妙

クロサキの手札枚数訂正
前ターン終了時3枚となってましたが、4枚でした

クロサキ「……俺は手札から、闇の誘惑を発動!!デッキからカードを二枚ドローし、その後手札の闇属性モンスターを一枚除外する!!」


クロサキ(このカードが、俺の運命を決める!!)



50以上 クロサキ反撃!
49以下 無言の腹パン

?「彼、諦めてないね。いいデュエリストの目だ」


オシリス(ん……なんだ貴様)


?「ああ、ごめん。驚かせちゃったかな」



賢者「!!」



?「君がオシリスか。うん、聞いていた通り神々しい姿だ」


オシリス(!!お前、我の姿が見えるのか……?)



賢者「お、お……」



賢者「お師匠様!?」


大賢者「久しぶりだね、賢者。デュエルは楽しんでる?」

賢者「どうして、お師匠様が!?」


大賢者「君の姿を見たから、一言挨拶しておこうと思ってさ」


オシリス(賢者、コヤツは……?)



賢者「私の、恩師。デュエルの師匠でもあり、素晴らしい方よ」



大賢者「ははは、それは言い過ぎ。君はボクが教える前から強かったじゃないか」



賢者「でも、私を救ってくれたのは……」



大賢者「その表情を見て安心したよ。どうやら、デュエルは楽しめてるみたいだね」



賢者「ーーーはい!」パァァァ



大賢者「これまでに立ち寄った所で、君の噂は聞いたよ。勇者と旅をしてるんだって?気を付けてね。魔王軍は手強い」



賢者「あの、お師匠様も魔王を……」



大賢者「うん。魔王討伐のため動いている。今、各地を回って情報を集めている所さ」

大賢者「どうやら魔王軍は各地で不穏な動きを見せているようだ。ボクもまだ全容は掴めていない。優秀な参謀が向こうにいるみたいでね」


賢者「そうなんですか……」


?「ふぅん。大賢者、話は済んだか?」


賢者「大神官様!貴方もここに!?」


大神官「ふぅん。久しいな、賢者。己のデュエル道、見失っていないようでなによりだ」


賢者「はい!ありがとうございます!」

大賢者「あ、大神官。ごめんごめん、待たせて。それだけ伝えたかったんだ。またね、賢者」



賢者「はい!お師匠様達も、気を付けて!」



ーーーーーーーーーーーーーーー


大賢者「さあ、行こう。次は、間に合うといいけど」


大神官「ふははは!俺のブルーアイズならばなんということはない!さあ行くぞ大賢者!全速前進だ!」


大賢者「魔王軍……影で動いて、どういうつもりなんだ……?」



大神官「ふぅん。しょせんネズミ共はコソコソするしか脳がないということだ。行くぞ!ペンデュラム王国に向け、爆進!!」

クロサキ「二枚ドロー!そして手札のRRデビルイーグルを除外!」



クロサキ「反撃の手は整った。さあ、覚悟しろ!」


冒険家「いいぜ、そうこなくっちゃな!」



クロサキ「俺は手札から、RUMーソウル・シェイプ・フォースを発動!!」



クロサキ「ライフを半分払い、墓地のレヴォリューションファルコンを特殊召喚し、更にランクを2つ上のモンスターに、ランクアップする!」LP2700→1350



勇者「墓地からランクアップ!?一体、あいつのモンスターはどこまで進化するんだ……!?」



クロサキ「勇猛果敢なる隼よ、怒りの炎を巻き上げ、大地をも焼き尽くす閃光となれ!!ランクアップ!エクシーズチェンジ!!飛翔せよぉぉ!ランク8!!RRーサテライト・キャノン・ファルコン!!」
ATK3000

冒険家「すっげぇ……」



クロサキ「サテライトキャノンファルコンのモンスター効果!オーバーレイユニットを1つ使い、相手モンスターを対象に発動!墓地にいるRRモンスターの数だけ、攻撃力を800ポイントダウンさせる!!」



冒険家「ってことは、ホープの攻撃力は!」



ヴィクトリー ATK2800→0



クロサキ「バトルだ!!行け!サテライトキャノンファルコン!エターナルアベンジ!!」



冒険家「ーーー俺は手札から、虹クリボーの効果を発動!!このカードを攻撃モンスターに装備することで、そのモンスターは攻撃出来ない!」



クロサキ「くっ!またしても防ぐか……!」



冒険家「へへっ、楽しいな!クロサキ!」



クロサキ「何……?」



冒険家「このデュエルがさ!お互い全力でぶつかり合って、どっちが勝つかわからない……最高のデュエルだぜ!」



クロサキ「…………」



冒険家「な?」ニカッ



クロサキ「……ふん。ならば、貴様も全力でかかって来い!俺はカードを二枚セットし、ターンエンド!」



LP:1350 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「サテライト/ATK3000(攻撃不可)」 2「フォースA/DEF2000 効果無効」 3「フォースB/効果無効」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「ネスト(効果無効)」2「?」3「?」4「?」5「」 P1「/」P2「/」





冒険家「俺のターン!超かっとビングだ、俺ぇぇぇ!」ピカー!!


賢者「冒険家の手が……」



冒険家「最強デュエリストのドローは全てが必然!ドローカードさえも、デュエリストが創造する!シャイニングーーードローォォォォォ!」




クロサキ「ドローカードを創造だと!?」




冒険家「来たぜ!クロサキ!」



冒険家「俺は手札から、ミニマムガッツを発動!自分フィールドのモンスターをリリースにし、相手モンスター一体の攻撃力をターン終了時まで0にする!ホープレイヴィクトリーをリリースし、サテライトキャノンファルコンの攻撃力を0に!!そしてこのターン、そのモンスターを戦闘で破壊し墓地に送った時、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える!!」



クロサキ「なんだと!」



冒険家「そして俺は手札から、ガガガヘッドを召喚!」



冒険家「このカードは相手フィールドのみにモンスターがいる時、リリースなしで召喚できる!そしてレベルは4になる!」



冒険家「ガガガヘッドの効果を発動!墓地のガガガモンスターを2体まで特殊召喚出来る!俺は墓地のガガガシスターを特殊召喚!」







冒険家「ガガガシスターの効果発動!レベル4のガガガヘッドを選択し、この2体のレベルはお互いのレベルを足した数になる!」


ガガガヘッド レベル4→6
ガガガシスター レベル2→6



勇者「レベル6のモンスターが、2体!」



冒険家「さぁ、これからだぜ!俺のホープは、更に進化する!!かっとビングだ、俺ぇぇぇ!!」

冒険家「俺はレベル6のガガガヘッドとガガガガールで、オーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!」



冒険家「現れろ!No.39!!人が希望を超え、夢を抱く時!遥かなる彼方に、新たな未来が現れる!!エクシーズ召喚!!限界を超え、その手に掴め!希望皇ビヨンド・ザ・ホープ!!」ATK3000




勇者「ーーーすげぇ。これが、冒険家の希望……かっとビング……」



賢者「綺麗……」




ビヨンド・ザ・ホープ(アニメ版)


No.耐性以外はアニメと同じ

冒険家「ガガガヘッドの効果で一枚ドロー!」


クロサキ「トラップ発動!破壊指輪!自分のモンスターを破壊し、お互いに1000ポイントのダメージを受ける!俺はサテライトキャノンファルコンを破壊!」


冒険家「何だって!?うわぁぁぁ!」LP1750→750



クロサキ「ぐっ……!」LP1350→350



クロサキ「更に、トラップ発動!エクシーズリベンジ!相手フィールドにオーバーレイユニットを持ったモンスターがいる時、墓地のエクシーズモンスターを特殊召喚し、相手のオーバーレイユニット1つを奪う!」



クロサキ「俺はサテライトキャノンファルコンを特殊召喚!!」ATK3000 ORU 1



冒険家「そうきたか!やるなぁ!」



クロサキ「俺達レジスタンスは何度でも不屈の闘志で蘇る!」



賢者「ホープも、サテライトキャノンファルコンも攻撃力は互角」


勇者「どうする、冒険家」




冒険家のドローコンマ

50以上 勝利
49以下 かっとビング不足

クロサキ「さぁ、貴様はどう対処する!相打つか、諦めるか!」


冒険家「もちろん、攻撃あるのみだ!いっけぇ!希望皇ビヨンドザホープ!」



クロサキ「お互い打ち砕くことを選ぶか!」



冒険家「そうでもないさ!俺は速攻魔法、虚栄巨影を発動!ビヨンドザホープの攻撃力を、1000ポイントアップする!」ATK3000→4000



冒険家「サテライトキャノンファルコンに攻撃!ホープ剣、ビヨンドザスラッシュ!!」



クロサキ「ーーーだが、サテライトキャノンの効果はお前のターンにも発動出来る!お前の希望も、終わりだ!」



冒険家「それはどうかな?」



クロサキ「!?」



冒険家「ビヨンドザホープが存在する限り、俺のフィールドのカードは、相手のカード効果を受け付けない!!」



クロサキ「!!」



冒険家「これでトドメだぁ!!」



ザシュッ!!


サテライトキャノンファルコンは 破壊 された !!



クロサキ「…………俺が、負ける……だと?」



クロサキ「……ふ。貴様の希望が、上回ったのか。……冒険家」LP 0 ピーッ!!



勇者「やったぜ冒険家ぁ!」グッ


王子「……」



冒険家「ああ!クロサキ、いいデュエルだったな!」



クロサキ「……」


冒険家「すっげぇ強かったぜ、クロサキ!!またやろうな!」



クロサキ「貴様は、どこまで……いや、いい」



冒険家「?」



クロサキ(まったく、こんなにも楽しそうにデュエルをするやつがいるとはな。調子が狂う。……いや、俺が忘れていただけなのか?アカデミアに襲撃された時から、デュエルを楽しむ心を……)



勇者「クロサキ」



クロサキ「…………なんだ」



勇者「魔王がどうとかって言ってたよな。話してくれ」



クロサキ「なぜ貴様にそんなことを言う必要がある」

賢者「勇者も気付いたみたいね」


オシリス(ああ。奴がもし魔王に属する魔物なら、先程のデュエルは闇のゲームだったはず)


賢者「闇のゲームは、常に生死を分けるわ。けど……」



オシリス(奴にその様子はない。それに、魔物の気配も……どう見ても、ただの人間だ)



勇者「クロサキ、お前は……」


冒険家「俺も聞きたい!クロサキ!お前のデュエルは、何か強い思いことあったけど全然邪悪なものじゃなかった!」



クロサキ「…………」



冒険家「お前が王子を襲ったり、何か企んでいるようにはとても見えねぇよ!なぁ、クロサキ!」



クロサキ「王子を襲った……?」



冒険家「そうだ!この決闘には、どっかで暗躍してる奴がいる!けど、俺はお前と戦って、クロサキは絶対に違うと思った!」



クロサキ「ーーーその件に関しては知らん。俺は、ただこの国に行けとしか命じられていなかった」



勇者「命じられてって……魔王に?」



クロサキ「そうだ」

クロサキ「……俺はアカデミアの襲撃を受けたあと、スタンダード次元に行くため仲間と次元を跳躍した……そのはずだった。しかし、ディスクが故障したのか着いたのはこの世界」



勇者「す、スタンダード?」



クロサキ「お前達には理解出来ない話だ。世界そのものが違うとここにいるうちに気付いたからな。そして、俺が降り立ったのは魔界と呼ばれる所。そこで魔物達とデュエルしているうちに、魔王と出会った」



クロサキ「どうやら魔王は強いデュエリストを求めているようだった。俺が協力すれば、次元移動のために自分も協力する、と持ちかけてきた」



勇者「それで魔王と……」



冒険家「お前の仲間は?こっちに来てるのか?」



クロサキ「おそらく、この世界に来たのは俺だけだ。同じ次元にいれば通信が出来るはずだからな」



勇者「つ、つうしん……?」



クロサキ「ともかく、魔王に気に入られた俺は四天王としてこの国に行き、この決闘に混じれと命じれと命じられた。奴の真意のほどはわからないが、それ以外にここでやる事もなかったからな」



勇者「四天王!?」



クロサキ「奴が勝手にそう言っていただけだ」



冒険家「うーん、じゃあクロサキは別に魔物とは関係なくて、まだ悪いこともしてないんだろ?魔王軍なんか辞めたっていいじゃないか!」


勇者「そうだな。俺は魔王と実際相対したからわかるが、アイツは狡猾だ。お前に一体何をさせようとしてたのか……それに、クロサキに協力するなんて話、ウソか何か企んでるとしか思えない」



クロサキ「…………」

クロサキ「俺はディスクが直せれば魔王などどうでもいい。早く仲間の所へ戻りたいだけだ」


冒険家「じゃあ決まりだな!今度は俺達が協力する!!」


クロサキ「なに……」



冒険家「そのディスクを直せる人を探す!それでいいよな、クロサキ!」



クロサキ「……あてはあるのか?」



冒険家「ないけど……なんとかなるさ!かっとビング……いや、クロサキグだぜ!クロサキ!」


クロサキ「……」ポカーン


勇者「俺の仲間の賢者も、色々物知りだから聞いてみるよ」



クロサキ「まったく、貴様らはお人好しがすぎる……だが」



クロサキ(不思議と、信用しても良いと……そう感じさせる。……そうだろう、ユート……)



勇者「……?だが、なんだよ?」



クロサキ「……何でもない」



冒険家「へへ!俺達もう仲間だな!」アクシュー


クロサキ「…………」プイッ



勇者(やれやれ、素直じゃないんだな)

鮫王子「おい、いつまでダラダラ話してやがる。次は俺とアイツのデュエルだ」


冒険家「そうだった!悪い悪い!」



勇者(クロサキも拳闘士も関係ないとなると……いや、冒険家も違うって言ってたし。まあいいさ、デュエルを見ればわかる)



勇者「すまない、今どくから」



王子「冒険家、よくやった。後は俺様に任せな」



冒険家「ああ!頼むぜ!」


勇者「そういえば王子のデュエルを見るのは初めてだな。どうなんだ?」



冒険家「鮫王子と同じくらい強いはずだけど……」



鮫王子「ついに決着をつける時がきたな」



王子「ああ」



王「やはり運命は2人に決闘をさせるのか。2人共!悔いのないデュエルをするのだぞ」



鮫王子「行くぜ!」



王子「まあ、待てよ」



鮫王子「……なんだ?」



王子「……この時をずっと待っていた。この時をなぁ……」ククク


鮫王子「?」



王子「長かったぜぇ……ククク」



鮫王子「何言ってやがる。早くデュエルを……」



王子「ーーーバリアルフォーゼェェェ!!」ピカー!!

魔王子「ーーーフゥゥゥ」カーンコーン!!


鮫王子「お前、その姿……?」


賢者「ウソ、王子が……魔物に!?」


魔王子「ヒャァ!」ビュッ!!


鮫王子「うぐ!?」


勇者「鮫王子が触手に捕まった!?」


魔王子「ククク!貰うぜ、テメェのNo.!!」


鮫王子はNo101、No103 、No106を奪われた!!


鮫王子「うぐ……」ドサッ


冒険家「おい、何してるんだよ王子!」


魔王子「次はテメェだ!」


魔王子の触手が、勇者と拳闘士を襲う!


拳闘士「うわぁっ!」ギュッ!!


勇者「くっ、ハァッ!」


拳闘士は捕まってしまった !!

勇者は、剣で触手を切り裂いた!!


魔王子「ちっ、やはり勇者サマは簡単には行かねえか」


拳闘士のNo.105 は奪われた !!

魔王子「俺の持ってる104と107と合わせてこれで6つ……仕方ねぇ!」バサッ!!


魔王子は 翼を生やして 王の元に飛んだ !!


王「王子、お前……!!」


魔王子「あばよ、クソ親父。これが俺の復讐だ」シュッ


ザクッ!!

王子の身体を触手が貫いた!!


魔王子「いただくぜ、お前の持ってる……冀望皇バリアンを!!」

魔王子は 冀望皇バリアンを手に入れた !!

勇者「王子!!」


王子「さて、後はお前の持つNo.だけだが……」


冒険家「おい、何してんだよ王子!お前、そんなことするやつじゃなかっただろ!」



勇者「こんなことして、一体何がしたいんだ!」



王子「ーーーいいぜ、聞かせてやるよ。まず、俺様の目的はこのNo.だ。No.の中でも、特別な力を持つ……オーバーハンドレットナンバーズ!そして、それが全て集まった時に真の力を発揮するというこの国宝、冀望皇バリアン……俺様は、これで絶大な力を得るのさ!」



冒険家「こんなことしなくても、出来たことだろ!なんでこんな……!」



王子「俺はずっとこの国を……親父を恨んでいた!!冒険家、お前は知ってるだろう。俺が、魔物と人間のハーフだと言うことを」



冒険家「それは……でも、お前なら乗り越えたと思ってた!いつも一緒にいて、笑い合って……!」



王子「確かにお前がいなかったら、もっと早く謀反を起こしてただろうよ。……お前がいたから、俺は自分が呪われた血を引いてることを忘れられていた」



冒険家「じゃあ、どうして!?」



王子「簡単さ。俺の閉じ込めていた心の闇に気付いた奴がいる。そいつの力によって、俺の闇は膨れ上がった!」



勇者「……魔王か」



王子「そうだ!奴は言った!自分達は、混血であるお前を受け入れると!俺の心を闇の力が必要だってなぁ!どうせ人間は、俺が混血だと知れば手の平を返して弾圧するだろう、ともな!」



冒険家「そんなことない!現に俺は、お前の友達だった!」



王子「そうだな。お前くらいだよ。だが見ろ!」



観客「そんな……王子様が魔族との混血……?」


観客「恐ろしい……」



冒険家「な……!!」

王子「なぁ?これが人間ってやつさ。この国にいようと、頑張って真面目ちゃんになって後を継ごうと関係ねぇ。人間としての俺に未来はねーんだよ」



勇者「だが、魔王につくなんてもっとおかしいだろ!考え直せ、王子!」




王子「俺様がどうしようと勝手だろ。さて、勇者くんよぉ。後はテメェのナンバーズを頂くだけだ」パチンッ



観客達と、賢者、冒険家、クロサキをスフィアフィールドが包み込んだ!!



勇者「これは、キラードールの時と同じ……王子、何を!?」



王子「簡単なこった。お前が負けは、この国の滅びを意味する。さあ、やるか!?勇者サマよぉ!?」



勇者「……くそ!!やるしかないのか!!」ガチャ



王子「よし、じゃあついてきな。邪魔が入らないとこで、たっぷりいたぶってやるぜ」ニヤッ



賢者「勇者!!」



勇者「心配するな!行ってくる!」

城内 玉座の間


王子「さぁて、勇者ぁ。テメェをブチ殺して、ナンバーズと七皇の剣をいただくぜ」


勇者「待て、王子。始める前に聞きたいことがある」



王子「あん?」



勇者「最初に会った時にお前が追われてたのは……」



王子「そんなことかよ。もちろん、あれは俺様の自作じえーん!!ギャハハ!わざわざ護衛までしてもらってご苦労さん、勇者さま!!」



勇者「じゃあ、俺にこのカードをくれたのは……」


ラヴァルバルチェイン



王子「一応今回の決闘は真面目にやるつもりだったからな。お前には勝ってもらう必要があった。跡取りの座を取ってから、クロサキと接触し奴の協力をへて邪魔な奴らを排除する。最初はそういう計画だったんだよ!テメェらがクロサキを懐柔しちまったせいでパァだがな!」



勇者「……」



王子「さて、お喋りはこれでおしまいだ。だが安心しろよ、俺はキラードールに悪趣味じゃねぇ。スフィアフィールドの人間が死ぬのは、テメェが負けた時だけだ」



勇者「それを聞いて少し安心したよ」ガチャ



王子「行くぜ、勇者サマよぉ!」


「「デュエル!!」」



このレスコンマ奇数で勇者先攻
下コンマ勇者初手
75以上 超かっとビング!!
45〜74 鉄の意志、鋼の強さ!
11〜44 普通
10以下 あらら?勇者ちゅわ〜ん、イケてないんじゃない?


その下で魔王子初手

80以上 今明かされる衝撃の真実ぅ!!
50〜79 見せてやろうか?もっと面白いものをよぉ!
15〜49 ジャジャーン!
14以下 事故?なにそれぇ?俺、王子!

勇者初手

ダブルランス
サウザンドブレード
禁じられた聖杯
デモンズチェーン
リビングデッド



勇者(モンスターは少ないが……王子がどう来ても対処しやすい手札だ。これなら……)



王子「手札と睨めっこかぁ?勇者!!」


勇者「……」


王子「へっ!何をしようとしたって無駄だぜ。今の俺様のデッキは、魔王の力が宿ってる!!この狭苦しい国で育ったやつらには到底予想もできないカードがなぁ!俺のターン!!」



王子「俺は強欲で貪欲な壺を発動!!デッキの上から10枚を除外し、2枚ドローする!」



勇者「何!?」




ドローと除外コンマ

90以上 神
65〜89以上 良
35〜64 普通
34以下 微妙

王子「ドロー!……ち、思ったよりも使えないカードだぜ」


王子「まあいい、俺は魔法カード竜虎相打つを発動!!デッキから龍剣士マスターPと竜魔王ベクターPを選択!!お前はこの2枚のどちらかをランダムに選べ!」


勇者「そっちのカードだ」


下コンマ
奇数ならマスターP
偶数ならベクター

王子「選んだのは……マスターPか。こいつをペンデュラムゾーンに置くか、特殊召喚をするかを俺は選べる。特殊召喚だ!」ATK1950


勇者「ペンデュラム……」


勇者(確か、賢者が使っていたカード……)



王子「選ばれなかったベクターPはエクストラデッキに表側表示で置かれる」



王子「更に手札から、竜剣士ラスターPを召喚!」



王子「レベル4のマスターPに、レベル4のラスターPをチューニング!!」



王子「シンクロ召喚!来い、レベル8!爆竜剣士イグニスターP!!」ATK2850



勇者「シンクロ召喚!?」



王子「驚いたか?だがまだまだだ!イグニスターPのモンスター効果を発動!!デッキから竜剣士モンスターを一体特殊召喚する!来い、ラスターP!!」


王子「更に更にぃ!俺は手札のスケール3のマスターPと、スケール5のレクターPでペンデュラムスケールをセッティング!!これでレベル4のモンスターが同時に召喚可能!」



勇者「!!」



王子「ペンデュラム召喚!エクストラデッキより来やがれ!マスターP!ベクターP!ラスターP!!」



勇者「1ターン目で、フィールドにモンスターが5体も……!!」




王子のデッキ:竜剣士、魔王メインの未OCGや最新カードを混ぜたグッドスタッフです

流石にEM竜剣士をやると勇者勝てないから……

王子(壺の効果で一枚ずつ竜剣士、竜魔王が除外されてやがるな。ここは……)


王子「レベル4のラスターPとベクターPで、オーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!来やがれ、ランク4!昇竜剣士マジェスターP!!」DEF2000



王子「マジェスターPの効果で、俺はこのターンのエンドフェイズにデッキからペンデュラムモンスターを手札に加えられる」ニヤリ



王子「更に、ベクターPとラスターPをリリースし、エクストラデッキより剛竜剣士ダイナスターPを特殊召喚!!」DEF2950



勇者「融合モンスター……」



王子「このカードがいる限り、自分のPゾーン及びモンスターゾーンのPモンスターは戦闘と効果じゃ破壊されねぇ」



>>147

訂正
ベクターPとラスターPをリリース

マスターPとベクターPをリリース

なに書いてんだ……訂正

>>147
ベクターPとラスターP
↓↓↓
マスターPとラスターP

王子(これ以上展開したらナンバーズが出せなくなっちまうな)

王子「さぁて、勇者!テメェが本当に伝説の勇者サマなら、この程度楽々と突破してくれるよなぁ?」


勇者「どうかな。だが、エクシーズにシンクロ、融合までも出されて、倒しがいがあるぜ!」



王子「はっ!余裕ぶっこきやがってよぉ!エンドフェイズ!マジェスターPの効果で、俺はデッキよりレスターPを手札に加える!ターンエンドだ!」


LP:4000 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「イグニスター/ATK2850」 2「マジェスター/DEF2000 ORU 2」 3「ダイナスター/DEF2950」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」




勇者「俺のターン!!」



60以上 良
15〜59 普通
14以下 微妙

せぶんすわん!(猿並の思考)

>>152
ぱねぇっす!!


デスティニードローチャンス!
発動するか否か、または発動の場合はカードを宣言して下さい!


更に、コンマ99が出たので勇者のシャイニングドロー開放!
デスティニードローとは別にデュエル中に1度好きなカードを創造することが出来ます!

聞きたいけどシャイニングドローしたカードはデュエル後に消える。それとも残ったまま?
安価下

サウザンドでヴェーラーチェックしてからせぶんすわんしたいなぁ
安価なら後攻デステニー

質問、シャイニングドローするカードは禁止制限級だったり未OCGの作中で貴重と言われているカードでも大丈夫?
安価は下で

あ、サウザンドのデメリット忘れてたわ

>>156
残ります
>>157
把握した
>>158
なんでもOK。貴重カードだとしても、カードの創造なので単純にこの世界でそのカードが一枚増えることになりますね

>>159
そうだった!
どうする?

では再度安価下で決めます
(デスティニードローをあとにしてシャイニングドローもアリ)

>>1からも提案。
身も蓋もないがシャイニングドローで天よりの宝札(アニメ版)
召喚、セット等で手札を空にし宝札発動でデスティニードロー


王子にもドローさせちゃうけど……

では以下10レスで多数決とします

手札増強魔法産んでからデステニー使用のコンボってありですかね(ゲス顔)

>>175
アリにしよう!(笑)
>>1から送れる勇者への主人公補正はこれぐらいです

うーん、命削りもアリだな。
じゃあ天よりの宝札と命削りで最終投票したいと思います


天よりの宝札のメリット
最大ドロー枚数は命削りより上。デメリットは相手の手札が少ないと相手にもかなりのアドを与えてしまう。
リスペクトデュエルをしたい勇者には、まあ合ってる



命削りの宝札(アニメ版)メリット
5枚までドローでき、手札を捨てる効果は自分のターンで数えて五ターン後(光のピラミッドの描写的に多分スタンバイフェイズ)長期戦にならなければ天よりの宝札よりえげつない。
デメリットは、このデュエルで使用する場合勇者の後攻ワンキルになりそうなくらいかな(汗)



どちらも超爆アドカードなため、これ以降も勇者の強い味方になってくれるでしょう

勇者(ペンデュラム召喚だろうが何だろうが、負けられない!俺の勝敗にみんなの命がかかってんだ!)



勇者(……ネクロキメラの時は、結局賢者に助けられた。今度こそ俺はみんなを……賢者を守るんだ!!)



ピカー!!



勇者の手が光輝く。それは、いつものデスティニードローの時よりも、更に強く眩しい光だった


王子「なにぃ!?」



勇者「このチカラは……そうか、デュエルの神様はまだ、俺に力を貸してくれるんだな」



勇者「行くぜ!王子!最強デュエリストのドローは全てが必然!ドローカードさえも、デュエリストが創造する!」


勇者「シャイニングドロー!!」ピカー!!荒ぶるドローのポーズ!!



王子「馬鹿な!?お前もカードを創造しただとぉ!?」



命削りの宝札



勇者「よし!俺はサウザンドブレードを攻撃表示で召喚!!」ATK1300



勇者「カードを3枚セットし、手札から命削りの宝札を発動!!手札が5枚になるようにドローし、5ターン後に手札を全て捨てる!」


王子「なんだそりゃあ!?」


勇者「行くぜ……」ピカー!!


勇者の手が再び光輝く。


勇者「デスティニードロー!」シャキーン!!


七皇の剣
簡易融合
ソードシールド
ヒロイックチャンス


王子「なんて野郎だ……!」

勇者「行くぜ!RUM-七皇の剣発動!!」


王子「そう簡単に行くかよバカが!!俺は手札から増殖するGの効果を発動!このターン、お前が特殊召喚する度に俺はカードを一枚ドローできる!」


勇者(!!……だが、手を緩めるわけには行かない!ペンデュラム召喚ってやつは見た感じ長期戦になるほど厄介だ。たとえドローされても、ここで決めてやる!)



勇者「エクストラデッキのグローリアスヘイローを特殊召喚し、オーバーレイ!!1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!!カオスエクシーズチェンジ!!ノーブルデーモン!!」ATK2900



王子「2回の特殊召喚により、俺はデッキから2枚ドローする!」


80以上 神ドロー(ヴェーラー)

40〜79 良

11〜39 普通

10以下 微妙

王子「……チッ」


勇者(王子の表情からして、どうやらいいカードは引けなかったみたいだ。さて、どうする!?)


1 これ以上ドローさせるのは危険だ!ノーブルデーモンの効果を使いバトルフェイズ、ワンキルを狙う


2 ドロー覚悟でサウザンドブレードの効果を使用、エクシーズで盤面を整える



安価下

そういえば安価先ないけどこれって直下だけ?

>>202
ほとんど直下だけですね

勇者「俺はノーブルデーモンの効果を発動!!カオスオーバーレイユニットを1つ使い、イグニスターPの攻撃力を0にし、効果を無効にする!!」


イグニスターP ATK2850→0



勇者「更に、ノーブルデーモンの効果を発動!このカードのカオスオーバーレイユニットが無くなった時、相手に1500ポイントのダメージを与える!」


王子「させるかよ!手札からガードペンギンの効果を発動!効果ダメージを受けた時、受けたダメージ分のライフを回復しこいつを特殊召喚する!」DEF1200


LP4000→2500→4000



勇者「そんなカードを持っていたのか……」



王子「へっ!テメェの持つナンバーズの効果を警戒するのは当然だろうが!ここにくる最中に入れといたのが役に立ったぜ!!」



王子(……あの野郎のカードに、助けられるとはな)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜回想〜


幼少王子「あー!また負けた!」

幼少鮫王子「はは、王子は攻めることばっかり考え過ぎなんだよ。このカード、お前にやるからもっと防御も大切にしてみな」

幼少王子「うわぁ、ありがとう!!」

勇者「だが効果が無効にされたわけじゃない!バトルフェイズ!ノーブルデーモンでイグニスターPを攻撃!!」


イグニスターPは 破壊された!!


王子「ぐっ……!」LP4000→1100


勇者「サウザンドブレードでガードペンギンを攻撃!
!」

ガードペンギン は 破壊された!!



王子「……ふん」


勇者「メインフェイズ2!サウザンドブレードの効果を発動!手札のダブルランスを墓地に送り、デッキからエクストラソードを特殊召喚する!」


王子「特殊召喚により、カードをドロー!」


勇者「レベル4のエクストラソードと、サウザンドブレードでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!来い、ランク4!!ガーンデーヴァ!!」ATK2100→3100


王子「まだサービスしてくれんのかぁ?勇者サマよぉ!ドローだ!!」



勇者(ガーンデーヴァの効果はあいつのペンデュラム召喚に効くはず……)


王子のドローコンマ下

60以上 良
15〜59 普通
14以下 微妙

勇者「俺はこれでターンエンドだ!!」


LP:4000 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ガーンデーヴァ/ATK3100 ORU 2」 2「ノーブルデーモン/ATK2900」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「?」4「」5「」 P1「/」P2「/」



王子「俺のターン!!」


55以上 良
15〜54 普通
14以下 微妙

王子「ドロー!!」手札7


王子「ふん、そのモンスターで俺様のペンデュラム召喚を封じようって訳か。やることが姑息だなぁ、勇者サマよぉ〜?」


勇者「……」


王子「だが、ペンデュラムだけが戦法じゃねぇ!見せてやるよ、俺様のデュエルを!」


王子(3枚のセットカード……フィールドにはダイナスターがいるが、油断はできねぇ)


王子「俺は手札から死者蘇生を発動!甦れ、イグニスターP!!」



王子「イグニスターPの効果を発動!ペンデュラムゾーンのレクターPを破壊し、お前のガーンデーヴァをデッキに戻す!!」


勇者「させるか!永続トラップ発動!デモンズチェーン!!その効果を無効にし、イグニスターPは攻撃出来ない!!」



王子「チッ……」


王子「だが、まだまだだぜぇ?俺は手札からRUMーリミテッドバリアンズフォースを発動!!」


勇者「お前もランクアップを!?」



王子「このカードはランク4のモンスターを、1つ上のランクを持つカオスナンバーズにランクアップさせる!!マジェスターPで、オーバーレイネットワークを再構築!!カオスエクシーズチェンジ!!CNo.103!! 神葬零孃ラグナ・インフィニティ!!」
ATK2800



王子「ラグナインフィニティの効果発動!!カオスオーバーレイユニットを1つ使い、お前のガーンデーヴァを選択!!現在の攻撃力と元々の攻撃力の差分のダメージを与え、ガーンデーヴァを除外する!!」



ORUのベクターPは 墓地に送られた!!

勇者「ーーー!!くそ、速攻魔法発動!!禁じられた聖杯!!ターン終了時までラグナインフィニティの攻撃力を400アップさせ、効果を無効にする!!」


ラグナインフィニティ ATK2800→3200


王子「また無効にしやがったか。だが、これでお前のモンスターをバトルで倒せるぜぇ〜?」


勇者(まだ手札にはソードシールドがある。バトルなら……)


王子「もっとだ!もっと拝ませてやるよ!!オーバーハンドレッドナンバーズの力をよぉ!!」


王子「レベル8のイグニスターPと、ダイナスターPでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!現れやがれ、ランク8!!No.107 銀河眼の時空龍!!」


勇者「ランク8……マジかよ」


王子「そして手札からRUMーバリアンズフォースを発動!!選択したモンスターを1つ上のランクを持つモンスターにランクアップする!!1体のモンスターで、オーバーレイネットワークを再構築!!カオスエクシーズチェンジ!!ランク9!!CNo.107超銀河眼の時空龍!!」ATK4500



勇者「攻撃力4500だって!?」


王子「バリアンズフォースの効果で、お前のガーンデーヴァのオーバーレイユニットを1ついただくぜ!!」


ORUのサウザンドブレードは奪われた!!



王子「ネオタキオンの効果発動!!カオスオーバーレイユニットのイグニスターPを墓地に送り、このカード以外の全てのカード効果をターン終了時まで無効にする!!更に、相手はターン終了時までフィールドのカードの効果を発動出来ない!!」



勇者「!!」



王子「さあ……どうするよ、勇者サマ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーー


冒険家「かっとビングだぁ!俺ぇ!!」ガン!ガン!



冒険家はスフィアフィールドに体当たりをしているが、破れずその度に傷つくだけだった。


賢者「物理ダメージじゃこれは破れないわね……どうすれば……」



冒険家「くっそぉ!!勇者を助けに行きてぇのに!!」


オシリス(……冒険家よ、ホープを召喚しろ!!)


冒険家「?」


オシリス(前にお前はホープを実体化させたな?お前のホープに、我のエネルギーを貸せばあるいは……)


冒険家「ーーーよし、やってみようぜ!!」


クロサキ「俺も力をかそう」


冒険家「来い、ホープ!!」


ホープ「ホォォォプ!!」


オシリス(我が力を送る!!)ビビビッ


クロサキ「現れろぉぉ!ライズファルコン!!」


冒険家「よし、これならきっと行ける!!行っけぇ、ホープ!!ホープ剣、ゴッドスラッシュ!!」


ブンッ!!

クロサキ「ブレイブ・クロー!!レボリューション!!」



ーーーガシャァァァン!!

スフィアフィールドは 破壊された!!



観客「変なのが砕けたぞ!」


観客「助かったのか……?」



賢者「早く勇者の所へ行きましょう!」


冒険家「ああ!」


クロサキ「……」ダッ

王子「……ん?」ピクッ


王子(スフィアフィールドが破壊されたか……流石は冒険家、相変わらずぶっ飛んでやがる。こりゃ急がねえと厄介だな)


王子「セッティング済みのスケールでペンデュラム召喚!!エクストラデッキよりマスターP!ラスターP!!」



王子「ネオタキオンの効果発動!!マスターPとラスターPをリリースして、このターンのバトルフェイズ中に3回攻撃が出来る!」

王子「バトルだ!!死ね、勇者!!ネオタキオンでノーブルデーモンに攻撃!!」


勇者「俺は手札のソードシールドの効果を発動!!このターンの戦闘ダメージを全て0にし、俺のヒロイックモンスターは戦闘では破壊されない!!」


王子「だがノーブルデーモンは破壊される!」


ノーブルデーモンは 破壊された !!



王子「ネオタキオンの効果が及ばない手札からの効果を使うたぁな……驚いたが、次のターンでお前は終わりだ!」


王子(……ち、冒険家がこっちに向かってやがるから焦って攻め急いじまった)



王子「カードを一枚セットし、ターンエンド!」

LP:1100 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ラグナ/ATK2800 ORU 2」 2「ネオタキオン/ATK4500 ORU 3」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」


勇者「俺のターン!!」


70以上 かっとビング!
40〜69 良
11〜39 普通
10以下 微妙

1回ネオタキオンでガーンデーヴァの効果がターン終了時まで無効になってるけど、勇者のターンに回ってエクストラソードの効果って残ってる?

自分で確認した。
ヴェーラーとかで無効にされたあと、1000アップ効果は元に戻らないみたい。

間違ってたらごめん、これで行く

勇者「ドロー!!」


勇者「……」


王子「どうしたぁ?勇者サマよぉ?顔色が悪いぜ。まあ当然だよな!もうさっきチートドローは使い終わり、頼みの綱は何もねぇ。この状況で逆転の目はないよなぁ!?」


勇者(……これは、ある意味賭けだ。俺の望むタイミングでやってくれるかはわからない。……けど)



勇者「忘れてないか?王子」


王子「あぁん?」


勇者「俺のデッキは一撃必殺。どんな状況でも、1度の攻撃でお前のライフを削りきれる」



王子「それがどうした!お前のモンスターの攻撃力じゃ、俺のモンスターは……」イラッ


勇者「倒せるさ!お前のライフは残りたった1100だ!」


勇者「このカードに全てをかけるぜ!魔法カード発動!!ヒロイックチャンス!ガーンデーヴァの攻撃力を2倍にする!!」ATK2100→4200


王子「!!」



勇者「どうだ王子!これが俺の切り札!これでラグナインフィニティを攻撃すれば、お前は1400ポイントのダメージを受けて俺の勝ちだ!!」


王子「な、なんだと!?」



勇者「さあ、覚悟は出来たか!王子!」



王子「……なぁーんちゃって!!」



王子「ラグナインフィニティの効果発動!!オーバーレイユニットを1つ使い、お前のガーンデーヴァを除外する!!」


勇者「何!?」


王子「更に更にぃ!豪華特典として2100ポイントのダメージを受けやがれ!!」


勇者「うわぁぁぁ!!」LP1900



王子「可笑しくって腹痛いわ〜!!面白いやつだなお前、ラグナインフィニティは相手ターンでも効果を使えるんだよ!!」


王子「ジャッジャジャーン!今明かされる衝撃の真実ぅぅwwwwwwwww」


王子「さぁて勇者サマよぉ、頼みの切り札まで破られて、どうするつもりだぁーん?www」


王子(俺様のセットカードは砂塵のバリアダストフォース!!たとえここからエクスカリバーを出したとしても、俺様の勝ちは揺るがねぇ!)



勇者「…………」ニヤリ

勇者(……あとは召喚反応さえなければ……頼む!)


勇者「俺は手札から、ダブルランスを召喚!!効果発動!墓地のダブルランスを特殊召喚する!」


王子「はん、レベル4モンスターが2体。読めてるんだよ!」


勇者「ーーー更に、手札から簡易融合発動!!1000ポイントのダメージを受け、エクストラデッキからカルボナーラ戦士を融合召喚!!」LP1900→900



勇者「リバースカードオープン!!リビングデッドの呼び声!!墓地のエクストラソードを、特殊召喚する!!」


王子「レベル4のモンスターが、4体!!」



賢者「ーーー勇者!!」


オシリス(無事か!?)


冒険家「王子!!」


クロサキ「……!!待て、あれは……」




勇者「レベル4のモンスター4体で、オーバーレイ!!」


王子「!!」


賢者「!?」


冒険家「!!」


クロサキ「……!」

勇者「4体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!!」


勇者「彼方!!遠き過去より繋がる絆が、勝利をもたらす!!これが仲間の力!!俺の希望!!」



勇者「エクシーズ召喚!!戦士の魂よ、ここに蘇れ!!ランク4!!No.86!!H-C ロンゴミアント!!」ATK1500



王子「4体でエクシーズとは驚いたが……そんな弱小モンスターで何が出来る!?」



勇者「ロンゴミアントは、オーバーレイユニットの数によって効果を得る!!1つ以上のオーバーレイユニットを持つロンゴミアントは戦闘では破壊されず!2つ以上のオーバーレイユニットを持っていれば、攻撃力、守備力は1500ポイントアップする!!」
ATK1500→3000



勇者「オーバーレイユニットのエクストラソードの効果が宿り、攻撃力は更に1000ポイントアップ!」
ATK3000→4000



王子「馬鹿な!一気に攻撃力が4000になっただと!?」



ロンゴミアント『待ってたぜ、勇者。再びお前の力になれる、この時を』


賢者「この声……」


オシリス(恐らく、かつての仲間、戦士の声だろう)


クロサキ「…………奴も、仲間の意思を背負い戦っているのか」


勇者「……ああ。また俺と一緒に戦ってくれるか?」


ロンゴミアント『無論だ!この身再び、お前の剣となる!!』



勇者「ありがとう、戦士」



勇者「さあ、バトルだ!!」



王子「……いいぜ、来てみろよ。ーーー来い、勇者ぁ!!」



勇者「ロンゴミアントで、ラグナインフィニティを攻撃!!」


王子「トラップ発動!!砂塵のバリア!ダストフォース!お前のモンスターは裏側守備表示になる!」


勇者「ロンゴミアントの効果!!オーバーレイユニットを3つ以上持っているこのカードは、このカード以外の効果を受けない!!」


王子「な、何ぃ!?ーーーぐわぁぁぁぁ!!」

LP1100→0 ピーッ!!

王子「……ぐ、……は……」ドサッ



賢者「やったぁぁぁ!勇者!」ギュッ

勇者「け、賢者?お前達スフィアフィールドに捕らわれてたんじゃ……」


クロサキ「…………見事だった。勇者」



冒険家「ーーー王子!!」


王子「……ちっ、うるさいのが来ちまったか……」


冒険家「お前、なんで……なんでこんなこと……」ウルウル


王子「この後に及んで、お前は俺のために泣くのか」

冒険家「当たり前だろ!お前は……お前は、俺の親友の王子だ!混血とか関係ない!」

王子「……ふん。だから、お前の顔はみたくなかったんだ……そんなこと、言いやがるから……」


王子「…………」


王子「ーーー勇者」


勇者「?な、なんだよ?」


王子「魔王軍は、デュエル神殿を無効化する作戦を進めてる。……もうすこしでそれが発動するだろう」



オシリス(騙されるなよ、こいつの言うことを信じては……)


賢者「ううん、これは……嘘じゃないと思う。こんな忠告、わざわざ嘘までついてする意味はないもの」



クロサキ「貴様は魔王軍ではなかったのか?どうして情報を漏らす?」


王子「……魔王に心まで売った気はねぇよ。俺は俺で、奴に従う振りをしながら寝首をかく準備をしていた」



王子「それがこのオーバーハンドレッドナンバーズ。魔王の命令はこの国のデュエル神殿の結界を汚染すること。この騒動は俺個人の企みだった」



王子「……魔王は強い。あの強大な力を超えるには、俺自身も強い力を身につける必要があった」


冒険家「じゃあ、復讐ってのは嘘だったのか?」



王子「ーーー嘘かと言われたら、少し違う。確かに、クソ親父を恨む気持ちはあった。この国も滅ぼそうとしたさ。お前を巻き込んでまでもな」



クロサキ「だが、お前なら分かってたはずだ。冒険家の強き意思と力を」


賢者「もしかして……最初から、冒険家なら自力でなんとかするって分かってたの?」


王子「………………」

王子「俺は、この国なんざどうでもいい。どこで誰が死のうと、関係ねぇ。ーーーだが、冒険家。お前だけは……今も昔も、俺の友だった。だから……ぐっ!」



冒険家「王子!!」



王子「……ま、なんだかんだで、お前といる時は楽しかったぜ」



冒険家「王子ぃ!!俺もだ!!だから、やり直そう!これから、俺と!」ポロポロ



王子「……」



冒険家「お前の罪も、俺が一緒に背負ってやる!俺が守ってやる!!1人になんてしねぇ!王子!」



王子「……まったく、とんだお人好しだよ、お前は……本当に……」



勇者「…………」



王子「ーーー……なんて、嘘だよ。俺様は魔族に魂を売った悪党だ。ははは、最後まで騙されやがって……」シュゥゥゥ


王子の身体が、消えていく

冒険家「王子!!」



王子「……ばぁか」ポロッ



最後に一筋の涙を流し、王子の身体は霧散した





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それから。勇者一行は国王に1部始終を説明。
市民に怪我はなかったため、パニック等も起きずに事態は沈静化した。


拳闘士「俺がもっと強ければこんなことにはならなかったんだ。ま、気にするなよ」


拳闘士も懐が広く、今回のことは気にしていないとのこと。


鮫王子も国王も、いくら命の危険に立たされたとはいえ王子は身内だから思う所があったのだろう。
内密に王子の墓を作り、弔ったようだ。


鮫王子「……バカ野郎が」



悪態をつきながらも、鮫王子は何度も王子の墓の前に足を運んでいるらしい。




王子による騒動から半月たって、勇者達は国王に呼び出される。



勇者「お身体が回復されて、誠に安心です、陛下」


王「そうかしこまらないでくれ。貴殿らはこの国の恩人なのだ」



王「なに、すぐ済む。これを貴殿に預けようと思ってな」



勇者「これは……」


それは、オーバーハンドレッドナンバーズと冀望皇バリアンだった。
普通魔族が敗れると使用カードは世界に散らばるのだが、王子は混血だったからか彼が消滅した後もデッキは残った。勇者達はそれを国王に返したのだが……



王「息子はこれが魔王を打倒する力と言っていたらしいではないか。ならば貴殿に使ってほしいと思ってな」


勇者「よろしいのですか、こんな貴重なカードを」



王「だから、魔王を打倒し無事に戻って返しに来てほしい。……誓えるか?」



勇者「は、はい!!」



王「それと、これもだ。役に立つだろう?」


勇者「これも、ですか?」


王「すまんが残りのカードは形見として墓に供えてやりたい。少ししか渡せんですまぬな」



勇者「いえ、有難うございます!」


勇者は 強欲で貪欲な壺を手に入れた!!
勇者は 死者蘇生を手に入れた!!
オーバーハンドレッドナンバーズ、カオスオーバーハンドレッドナンバーズを手に入れた!!
冀望皇バリアン(アニメ効果)を手に入れた!!



王「困ったことがあればいつでも訪ねてくれ、勇者。では、魔王討伐の旅、勇者に加護あれ」


勇者「はっ!」(`・ω・´)ゞビシッ!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

賢者「良かったわね、勇者」


勇者「ああ。きっと魔王を倒す力になってくれる」


冒険家「勇者達はそろそろ出発するのか?」


勇者「今日にはもう出ようと思ってる。こうしてる間にも、魔王はよからぬことを考えてるみたいだしな」


賢者「3日前、王子が言ってた通りデュエル神殿の結界が破られたわね」



勇者「本来の効力を失っちまったらしいからな。これで他の国のデュエル神殿まで同じことになってたら……」


賢者「もう、魔族にデュエルで負けたら復活出来ないわね」


勇者「くそっ。騎士隊長はどうなったんだ」



クロサキ「常に負けた後の事を考える奴に勝利はない。負けなければいいだけの話だ」


勇者「そうだな……クロサキの言う通りだ」



勇者「クロサキはこれからどうするんだ?」


クロサキ「このデュエルディスクを修理できる者を探そうと思っているが……この半月、この国の人間に訪ねて回ってみたが誰もいなかった」


賢者「うーん、やっぱり大神官様しかいないかな」


クロサキ「誰だそいつは」



賢者「この世界の、デュエルディスクの権威よ。恐らく、彼以上の人はいないわね」


クロサキ「……ならばそいつを探す。どこにいる?」



賢者「場所までは……今は旅してるみたいだし」



オシリス(我がわかるぞ。あそこまで強いデュエルエナジーは遠くても感じとれる)


クロサキ「本当か!」



オシリス(ふむ……今は2人とも北にいるみたいだな)



賢者「北というと、ペンデュラム王国ね」



クロサキ「どこだそこは」



賢者「ペンデュラム召喚やアドバンス召喚に特化した国よ」



勇者「一緒に行くか?俺もペンデュラムは詳しく学びたいし習得したいから、行くつもりだったけど」



クロサキ「……いや、方向されわかればいい」ダッ



クロサキ「ライズファルコン!!」



クロサキ「ーーー先に行っている」ブワッ



勇者「……行っちゃったよ。猪突猛進だな」


オシリス(というか、着いたとして大神官が誰か奴にわかるのか……?)







勇者「冒険家とも、ここでお別れだな」


賢者「色々ありがとう」


冒険家「ああ!お前達も頑張れよ!かっとビングだ、勇者!」



勇者「おう!」



冒険家「ーーーかっとビング!!それは、勇気を持って1歩踏み出すこと!」


冒険家「かっとビング!!それはどんなピンチでも決して諦めないこと!」



冒険家「かっとビング!!それは、あらゆる困難にチャレンジすること!!」




勇者「お前から貰ったかっとビング、絶対忘れねぇ!」



賢者「元気でね!!」




冒険家「またな!2人共!!」









冒険家「……魔王討伐か」



冒険家「なぁ、ホープ。俺も力になれるかな?」









ゾロ目コンマルール更新のお知らせ



勇者がシャイニングドローを習得したことにより、通常のコンマゾロ目で行えるのはシャイニングドローとなりました。(安価をとった人の判断で代わりにデスティニーも可)


尚、99、77、00(スーパークリティカル)
を出した場合はシャイニングドローとデスティニードローの両方が1度ずつ使えることとします

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔王城


魔王「ふん、王子が負けたか」


側近「四天王並の力を持っていた奴が負けるとは……いよいよ勇者の力も無視出来ないレベルまで上がってきたようです」


魔王「それでよい。勇者……そして賢者。やつらが我と対峙する日を心待ちにしている」



側近(賢者か……あくまで予測だが、彼女の力は魔王様にも迫るものがある。魔王様はこうおっしゃってるが……対策は練っていたほうが良いな)



魔王「ペンデュラム王国への侵攻はどうなっている?デュエル神殿を無効化したあと、攻めさせたはずだ。あそこは人間界で一番巨大で屈強な軍がいる国だからな」



側近「はい。我が軍の精鋭達を放ったのですが……状況は拮抗。しかし……突如現れた2人のデュエリストにより押し負けたようです」



魔王「なんと!」



側近「情報によると、人間界でも名高い大賢者と大神官の2人ということで……」



魔王「ふははは!それは面白い!」



魔王「良いぞ。我が軍の侵攻により、我と戦えるほどのレベルのデュエリスト達が生き残る。計画通りよ」



側近(ああ、デュエルにハマってからこのお方はずっとこの調子だ……)

側近「しかし、我が軍の戦力はかなりの損失を出しています」


側近(半分は魔王様のデッキ調整で)



側近「四天王もネクロキメラの死とクロサキの脱退で半分がいなくなりました。これは流石に戦力的にも指揮的にも大きな痛手です」



魔王「ふむ、クロサキか……利用してやろうと思っていたが裏切るとはな」



側近「キラードールも謹慎が解けた瞬間勝手に出ていきました」



魔王「勇者の所へでも行ったのだろう。放っておけ」



側近「しかし……もしもキラードールが敗北するようなことがあれば」


魔王「気にするな。なに、我にも考えがないわけではない。四天王を補う戦力については、ちょっとした宛がある」


側近「と、いいますと?」



魔王「ーーーふははは!時期を待てぃ!側近!」


側近「はぁ……」

魔王「では、側近よ。我はペンデュラム王国へ赴くとする」


側近「魔王様が直接ですか?」



魔王「うむ。大賢者と大神官。奴らの実力が噂通りならば、是非手合わせしたくてな。流石にこれ以上我のワガママで我が軍の者を再起不能にするわけにもいくまい」


側近(あ、気付いてたんだ。もう遅い気もするけど……)



魔王「ーーーふははは!行ってくるぞ!!」シュンッ



側近「……デュエルの世界になれど、全盛期の転移魔法は衰えてないか」




ーーーーーーーーーーーーーーー
ペンデュラム王国



魔王「我、参上!!」



商人「ーーー!!」


魔王「む?丁度良い所に人間が。おい、貴様。大賢者と大神官という者は知らぬか?」


商人「その2人はつい先日国を出た。……お前は、まさか魔王か……!?」メガネクイッ


魔王「むぅ、残念だ……」


武士「社長!!そいつから離れるのだ!とんでもない魔力を感じる!!」


忍者「とてつもない……力だ」



魔王「ほぅ?貴様ら、中々強そうではないか?……うむ、せっかく久方ぶりに城を離れて来たのだ。この国を滅ぼしていくのも悪くない」ニヤリ



商人「!!」


武士「社長、我々も助太刀する!」



忍者「ここで魔王を討ち取る!」



商人「……ああ、これは絶好の機会といえる。わざわざ魔王直々においで下さったのだからな」ガチャ




「「「デュエル!!」」」

魔王「先攻は貰うぞ!我のターン!!」


魔王「我は未来融合フューチャーフュージョンを発動!!デッキの焔征竜、瀑征竜、嵐征竜、厳征竜、伝説の白石を墓地に送りF・G・Dを二ターン後に特殊召喚する!!」


魔王「白石の効果でブルーアイズを手札に」



魔王「ふははは!まだだ!魔法カード発動!苦渋の決断!」


魔王「混沌帝龍-終焉の使者-(エラッタ前) !!次元融合 処刑人マキュラ 死者転生 魔法石の採掘!!」


魔王「さあ、選ぶがいい」



魔王「超再生能力!!手札抹殺!!第六感!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



側近「魔王様。早かったですね」


魔王「うむ」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

勇者「ペンデュラム王国ってどんな所なんだ?」


賢者「この世界で一番規模が大きい国ね。元々の軍事力もさながら、最近は商人って人が強力な魔王対策私設組織を立ち上げたって噂よ」


勇者「ふーん。でもそれ、個人でやって国から何か圧力かからないのか?」


賢者「商人は交渉術も長けているみたいで、揉め事は起こらなかったみたい。それどころか正規軍と友好的な関係みたいで。間違いなく、今の人間界では最強クラスの国ね」



勇者「凄いな……」



賢者「勇者も勉強になると思うわ。強いデュエリストもたくさんいると思うから、良い修行になるわね」



勇者「よっしゃ!ワクワクしてきたぞ!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


クロサキ「……ここが、ペンデュラム王国?」




クロサキ「……ハートランドのように……壊滅している」



クロサキ「一体、何が……」

苦渋の決断じゃなく選択の方かな?
禁止墓地肥しとカオスと征竜の混ぜもの、ノーリミットデュエルでは一応可能なんだっけか

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ジャンク屋「ここがオーバーレイキングダムか」


騎士隊長「今日はここで特訓だね」



ジャンク屋「ああ。俺達も更に腕を磨いて、勇者達のチカラにならないとな」



騎士隊長「……三極神達は、デュエルに敗北した僕の元を離れないでいてくれた。今度こそ神の力を引き出し、魔王打倒の役に立ってみせる!!」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


魔界と人間界の境目。賢者の故郷付近



英雄「この辺りは魔物も強力で修行に精が出るな」


竜使い「おかげでずいぶんデッキも強力になった」


英雄「しかし、驚いたよ。まさか他の国に一切寄らずいきなりここまで来るとは」


竜使い「あいつらと同じ道を進むより、こっちでデュエルし続けた方がハードだがチカラが付くと思ったからな。準備も整った、一足先に魔界に侵攻するのもよいかもな」

>>248
すいません。魔王が使用したのは苦渋の選択ですね、間違えました


最近リアルでメタルフォーゼにハマってる影響が出てしまったwww

キラードール「……ボクが勇者をもう1度殺せば、魔王様も認めてくれるはず……」ブツブツ



竜使い「おい、あいつ!?」



英雄「!!」



キラードール「ん?なーに?悪いけど、今は人間に構ってる暇ないんだよねー」


竜使い「俺達のこと、覚えてないのか?」


キラードール「知らなーい!ボク、急いでるんだ。早く勇者を倒しに行かなきゃね」



英雄「勇者を……なら、尚更通すわけには行かなくなったな」



キラードール「えー。面倒臭いなぁ、もう」



竜使い「……英雄、ここは俺に行かしてくれ。祖国を傷付けたこいつと……コイツとデュエルする日をずっと待っていた!!」



英雄「それは私もだが……お前は言っても聞かないな。竜使い、冷静にいくんだぞ」



竜使い「ああ、わかってる。……覚悟しろ、キラードール!!俺とデュエルだ!」


キラードール「ふーん、なら、ちゃちゃっと終わらせてあげるよ」



「「デュエル!!」」



このレスのコンマ奇数で竜使い先攻


下コンマ竜使い初手

60以上 良
15〜59 普通
14以下 微妙



その下キラードール初手

70以上 良
25〜69 普通
24以下 微妙

キラードール「ボクのターン!!」


キラードール「ボクは、手札のファーニマルベアを捨てて、デッキからトイポットをフィールドにセット!」



キラードール「トイポットを発動!トイポットの効果!手札のエッジインプシザーを墓地に送り、カードをドローする!」



竜使い「勇者とのデュエルで使っていたマジックコンボか」



コンマ65以上で ファーニマルドロー

キラードール「アハハ!来たきた!ボクが引いたのは、ファーニマルドッグ!トイポットの効果で特殊召喚し、ファーニマルドッグの効果発動!デッキからファーニマルまたはエッジインプシザーを手札に加える!」


竜使い「ふん、ドロー運はそこそこあるらしいな」


キラードール「気に入らないね、その余裕!ボクはファーニマルウィングを手札に加える!更にファーニマルオウルを召喚!!効果発動!デッキから融合を手札に加える!」



竜使い「……」



キラードール「更に、融合発動!場のファーニマルオウルと、手札のエッジインプチェーンで融合!!現れ出ちゃえ、デストーイチェーンシープ!」DEF2000



キラードール「エッジインプチェーンの効果で、ボクはデッキからデストーイカードを手札に加えられる!魔玩具融合を手札に!」

キラードール「ターンエンドだ!さあ、引きとめたからには、少しは楽しませてよ?」



竜使い「もちろんだ。最も、楽しむ前に終わらせてやるがな!」



竜使い「俺のターン!!」


90以上 ワンキル
60以上 良
15〜59 普通
14以下 微妙

キラードール

LP:4000 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「犬/ATK1700」 2「魔羊/DEF2000」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「トイポ」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」

竜使い「ドロー!!」


竜使い「俺は、巨竜の聖騎士を召喚!このカードが召喚、特殊召喚に成功した場合、手札、デッキからレベル7か8のドラゴン族モンスターを装備できる!デッキからレベル8、巨神竜フェルグラントを装備!!」


竜使い「更に、手札から永続魔法、巨神竜の遺跡を発動!遺跡の効果!このカード以外の表側表示のカードを1枚墓地に送る!装備されているフェルグラントを墓地に送り、巨竜トークンを特殊召喚!!」



竜使い「まだだ!聖騎士の効果発動!このカードと巨竜トークンをリリースし、墓地より巨神竜フェルグラントを特殊召喚する!!」ATK2800



キラードール「一ターン目で最上級モンスターを召喚か。中々やるじゃないか」



英雄(やつは知らないんだな、あのコンボの恐ろしさを)



竜使い「フェルグラントの効果発動!このカードが墓地から特殊召喚された時、相手のフィールドか墓地のモンスターを除外できる!」



キラードール「何だって!?」



竜使い「お前のデストーイチェーンシープを除外する!そしてフェルグラントは、除外したモンスターのレベルかランクの数値×100ポイント、攻撃力と守備力が上がる!!」ATK2800→3300


キラードール「……くっ!」



竜使い「バトルだ!フェルグラントでファーニマルドッグを攻撃!」


ファーニマルドッグ は 破壊された!!

キラードール「うわぁぁぁ!」LP4000→2400



竜使い「カードを1枚セットし、ターンエンドだ。」


LP:4000 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「フェルグラント/ATK3300」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「遺跡」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



キラードール「……やってくれるじゃないか。ボクのターン!」


65以上 良
20〜64 普通
19 以下 微妙

キラードール「ドロー!!」


キラードール「ボクはトイポットの効果発動!手札のファーニマルウィングを墓地に送り、1枚ドロー!」



65以上 ファーニマル

キラードール「よし、ボクが引いたのはファーニマルドッグ!特殊召喚する!」ATK1700


竜使い「だが、遺跡の効果により俺のフィールドにレベル7か8のドラゴンがいる時、墓地から以外の特殊召喚をしたモンスターの効果はターン終了時まで無効となる!」



キラードール「!!面倒臭いな、もう!!」


キラードール「だけどチェーン処理の順番によりファーニマルドッグの効果発動は可能のはずだ!」



キラードール「ボクはデッキよりファーニマルオウルを手札に加える!」



竜使い(また融合で攻めるつもりか……)



キラードール「そして墓地のファーニマルウィングの効果発動!このカードと墓地のファーニマルベアを除外することで1枚ドロー!更に、フィールドのトイポットも墓地に送りもう1枚ドローできる!墓地に行ったトイポットの効果で、デッキからエッジインプシザーを手札に!」



英雄「3枚手札を増やせるのか。融合召喚の弱点を完璧に補った戦術だ……」


ドローコンマ

70以上 良
25〜69 普通
24以下 微妙

キラードール「まずはその邪魔な遺跡を壊す!」


キラードール「ボクはファーニマルオウルを召喚!効果発動しデッキから融合を加える!」



キラードール「融合発動!フィールドのファーニマルオウル、ドッグ、手札のエッジインプシザーで融合!!融合召喚!!現れ出ちゃえ、デストーイシザータイガー!!」ATK1900


竜使い「遺跡の効果発動!お前のモンスター効果を無効にする!」


キラードール「このターンで仕留めてやる!!さっきと同じくボクはデストーイシザータイガーの効果発動!!融合素材としたモンスターの数だけ、フィールドのカードを破壊する!君のカードを3枚破壊だ!」



竜使い「……そうくると思ったぜ!トラップ発動!!大革命返し!!2枚以上のカードを破壊するモンスター、魔法、罠カードの効果を無効にし、そのカードを除外する!!」



キラードール「な、なんだって!?それじゃ……」



竜使い「お前のモンスターは除外される!!…あの時、お前と勇者のデュエルは見ていた。この俺が対策をしていないと思っていたか!!」



キラードール「くっ……!!」



キラードール「だけど、ボクは負けない……四天王のボクが、お前みたいな雑魚に負けてたまるか……!」

キラードール「ボクは手札のエッジインプチェーンを捨てて、永続魔法デストーイサンクチュアリを発動!!」


キラードール「エクストラデッキから、デストーイ融合モンスターを2体墓地に送る!ボクはデストーイシザーウルフとシザーベアを墓地に!墓地に送られたそしてエッジインプチェーンの効果で、デッキからデストーイフュージョンを手札に加える!!」



竜使い「その足掻きだけは褒めてやる。さあ、この状況で何をする気だ!」


キラードール「……その余裕、ムカつくよ。最高に屈辱的だ」



キラードール「ボクは手札から魔玩具融合を発動!墓地のデストーイシザーベア、ファーニマルオウル、ファーニマルドッグを除外し……融合召喚!!」



キラードール「来い、デストーイサーベルタイガー!!」DEF2000


キラードール「カードを1枚セットして、ターンエンドだ!」


LP:2400 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「サーベルタイガー/DEF2000」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



竜使い「俺のターン!」


60以上 良
15〜59 普通
14以下 微妙

竜使い「ドロー!!……よし、俺は手札から竜の霊廟を発動!デッキからドラゴン族モンスターを墓地に送るダークストームドラゴンを墓地へ!更に、送ったモンスターがデュアル……通常モンスターだったため、更にもう1枚墓地に送る!アークブレイブドラゴンを墓地に!」



竜使い「アークブレイブドラゴンは墓地に送られた次のターンのスタンバイフェイズ時に、このカード以外の墓地のレベル7か8モンスターを特殊召喚できる」



キラードール「とことん墓地からの特殊召喚が好きな奴だね……前世はゾンビマスターかな?」




竜使い「何とでも言え!さあ、バトルだ!フェルグラントでデストーイサーベルタイガーに攻撃!」



キラードール「無駄だ!融合素材を3体以上で融合召喚したサーベルタイガーは、戦闘、効果では破壊されない!」


竜使い「……ならば!」



竜使い「メイン2!!手札から巨竜の守護騎士を召喚!!更に、遺跡の効果発動!フェルグラントを墓地へ送り、巨竜トークンを1体生み出す!そして、守護騎士の効果発動!このカードと巨竜トークンを墓地に送り、フェルグラントを特殊召喚する!!」



英雄(上手い。もしキラードールのモンスターの効果がわかっていたら、バトルフェイズの前に勝負をつけられたんだが……)


竜使い「フェルグラントの効果!サーベルタイガーを除外する!フェルグラントの攻撃力は800ポイントアップ!!」ATK2800→3600



キラードール「……!!」




竜使い「カードを1枚セットしターンエンドだ」


LP:4000 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「フェルグラント/ATK3600」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「遺跡」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



キラードール「ボクは……ボクは!お前なんかに負けない!!魔王軍四天王であるボクが……負けてたまるもんかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



60以上 良
15〜59 普通
14以下 敗北

キラードール「ドロー!!」


キラードール「負けて……たまるか!ボクは!」


竜使い「スタンバイフェイズにアークブレイブドラゴンの効果発動!墓地のダークストームドラゴンを特殊召喚!!」



キラードール「ボクが……ボクが勝つんだ!!」



キラードール「永続魔法、デストーイフュージョンを発動!!更に、セットカードデストーイカスタムを発動……!!墓地のエッジインプチェーンとファーニマルオウルを特殊召喚する!!」



キラードール「デストーイフュージョンの効果発動!墓地の魔玩具融合を除外し、融合召喚を行う!!」



英雄「まだ融合が出来るのか……!」



キラードール「エッジインプチェーンと、ファーニマルオウルで融合!!来い、デストーイチェーンシープ!!」ATK2000



キラードール「墓地にいったエッジインプチェーンの効果発動!!デッキから魔玩具融合を手札に!!」


キラードール「更にボクは、魔法カード発動!!闇エネルギー!!(原作版)デストーイチェーンシープの攻撃力は、3倍になる!!」ATK2000→6000



竜使い「3倍だと!?」


英雄「凄まじいカードだ……竜使い!!」


キラードール「まだだ!手札の魔玩具融合を発動!!墓地のエッジインプシザー、ファーニマルオウル、ファーニマルドッグを除外し融合召喚!!再び現れろ、デストーイシザータイガー!!」


キラードール「ひゃひゃひゃひゃ!!負けない……負けないんだ!ボクは!!バトルだ!デストーイシザータイガーの効果でお前のフィールドを更地にしてやる!!」


竜使い「ーーートラップ発動!破壊輪!(エラッタ前)」


キラードール「な……に……?」



竜使い「……すまない、フェルグラント。このカードは……あまり使いたくなかったんだが」



竜使い「フェルグラントを破壊し、お互い攻撃力分のダメージを受ける!!」



キラードール「ばかな……このボクが……いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」LP2400→0 ピーッ!!

竜使い「う……ぐ……」ヨロッ


英雄「大丈夫か!?」


竜使い「まあ、な……くそ、闇のゲームだからか、ダメージがモロに来やがったな……はは」


英雄「見事だったよ……竜使い」



キラードール「そんな……このボクが……」シュゥゥ



竜使い「お前も……最後まで決して諦めなかったな。……今でもムカつく野郎だが、そのデュエリストとしての……四天王としての誇りは、敬意に値する」




キラードールは霧散し、消滅した



竜使い「……何でだろうな」


英雄「?」


竜使い「もう少しスッキリすると思ったんだけどな……なんか、全然そんな気分じゃない」


竜使い「むしろまた、あの凄まじい融合召喚と、また戦いたい……そんな気持ちが残ってしまうんだ」


英雄「……いいんじゃないか、それで。お前は生粋のデュエリストだよ、竜使い」ポン


竜使い「そうか」


英雄「あー、私もデュエルをしたくなった!休んだら、また手合わせしよう!」



竜使い「そうだな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔王城



魔王「ふーむ、先程のデュエルでまだデッキの改良の余地が見えたな。混沌帝竜はいらんか……」



側近「魔王様、ご報告が」


魔王「どうした?」


側近「キラードールが敗れたようです」


魔王「ほう。勇者か?」


側近「いえ。どうやら仲間の1人にやられたと……」


魔王「ははは!どうやら向こうも相応の戦力を整えてきたようだな!」


側近「どうなさいますか?」



魔王「放っておけ。いずれこの城で相対するだろう。それに、我は今デッキ調整で忙しい」



側近「はぁ……」



側近(勇者側もかなりの力をつけている。……あの策がどうなるかだな……)

魔王「……それと、アレの状況はどうか」



側近「はい。あの鬱陶しいデュエル神殿を無効化したおかげで、魂の生け贄が流れこんでいます」


魔王「そうか……」


側近「魔王様がペンデュラム王国で大量の生け贄を捧げて下さったおかげで、順調ですよ」



魔王「ふふふ……我が野望はもう少しで叶うのだな」



超融合(アニメ版)「」ドクン……ドクン……

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、ペンデュラム王国への道中の勇者



勇者「なあ、賢者」


賢者「どうしたの?」


勇者「デュエルって……なんだろな」


賢者「?」


勇者「普通にやる分には楽しいさ。けどさ、魔物とのデュエルは……どっちかが消滅しなきゃならないんだろ?」


賢者「……そうね」



勇者「それはさ、もし魔物の中でも良い奴と出会えても……デュエルをしちまったら、どっちかが消えなきゃならないんだろ?」


勇者「俺、前の旅で良い魔物とも会ったことがある。そんなやつらとも……デュエルしたら、絶対どっあたかが死んじゃうのかな……」


賢者「勇者……」



勇者「俺さ。デュエルがあるこの世界なら……昔見た人間同士の血なまぐさい争いは、もう見なくて済むって考えてた」


勇者「けど、それは人間同士だけで……魔物との共存は出来ないのかな……」


賢者「……」



賢者「その答えを知るなら……」


勇者「?」


賢者「心当たりが、なくもないかも。ペンデュラム王国に着いたら、次はそこに行ってみる?」



勇者「……うん」

勇者「お、あそこに小屋があるぞ。そろそろ休憩にすっか!待ってろ、今安全を確かめてくる!」



オシリス(賢者、あやつは……)


賢者「……うん、きっと王子のこと、気にしてるのね」


賢者「彼は許されないことをしたかも知れない。けど、もし冒険家がその後も支えてあげられたら……もしかしたら、立ち直れたかも知れなかった」


オシリス(王子を倒したのは、勇者。だからこそ……)


賢者「きっと気にしてるのね。もし自分とのデュエルで王子が死ななかったら……きっと違う道もあったのかもって」


オシリス(まったく……どこまでも、甘いやつだ。今はそんなことを気にしてる場合ではあるまい)


賢者「そうね。でも、そんな勇者だからこそ、私は……」


オシリス(私は、なんだ?)ニヤニヤ


賢者「……ぅ。な、何でもない!!」


オシリス(やつも恵まれているな。すぐ近くに、こんなにも想ってくれる者がいるのだから)


賢者「ちょっと、何勝手に納得してるのよぅ!」


オシリス(ははは)



勇者「おーい、大丈夫みたいだぞ。……って、なんか楽しそうだな」



賢者「な、何でもないったら!」


勇者「何怒ってるんだよ」


賢者「ペンデュラムカードを手に入れたら、また覚えることがたくさんあるんだからね!ビシバシ行くわよ!」


勇者「お、おう」

勇者「そういえば小屋に宝箱があってさ」


賢者「え!なに!?どんなレアカードが入ってるのかしら!?」キラキラ



勇者(カード前提なのか……)


勇者「開けてみるぞ」


オシリス(結界が張ってあるな)


賢者「え?じゃあ開けられないの?」


オシリス(いや、聖なる結界のようだ。これは女神の加護を受けた勇者なら大丈夫だろう)


賢者「じゃあ凄いカードが入ってそうね!!」


中に入ってたのは?



1 オッドアイズペンデュラムドラゴン


2 ダークリベリオンエクシーズドラゴン


3 クリアウィングシンクロドラゴン

あれ?前スレでNo.以外のエクシーズモンスター手に入れたって書いてなかったけ?
ダベリオンは9期カードだから除外?

>>281
はい。基本的に勇者はまだ9期以降のカードを手に入れてません


勇者「オッドアイズ……ペンデュラムドラゴン。おお!これがペンデュラムカードってやつか!!」


賢者「やったわね!」



勇者「ふーん、モンスター効果とペンデュラム効果で二種類効果があるのか」



賢者「そうそう。ペンデュラムの基本的な説明をすると……」



オシリス(……休憩じゃなかったのか?)



勇者「よっしゃ、だいたい理解したぞ!」


賢者「休憩も出来たし、行きましょうか」


勇者「ああ!」



オシリス(……もう何も言うまい)





※今後スムーズに進めるため今のうちに次の勇者のデッキを募集したいと思います
10期カードもアリで。
とりあえずだいたいの候補が出てから、また後で多数決したい

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ペンデュラム王国



勇者「……なんだよ、こりゃ」



賢者「嘘……」



ペンデュラム王国は、壊滅していた。



クロサキ「来たか、勇者」


勇者「クロサキ!!」


賢者「一体何があったの!?」



クロサキ「俺が着いた時には、このザマだ。生き残りが数人いたが……どうやら、魔王の仕業らしい」


勇者「魔王……!」ギュッ!!


賢者「まさか、魔王1人のチカラでこんなことに……?」



クロサキ「どうやらそのようだ」



勇者「くそ……こんなことって……こんなことってあるかよ……!!」



オシリス(……カードがたくさん落ちてるな)



勇者「それがどうした」


オシリス(ほとんどがお前が持っていないカードだ)


勇者「お前、まさか」


オシリス(魔王を倒すのだろう?なら、戦力はより多いほうがいい)


勇者「ふざけるな!そんな、盗っ人みたいな真似が……!!」


オシリス(甘ったれるな!!)

オシリス(この惨状を見ろ!!今のお前が勝てる敵か!?なんとしても世界を救うのならば、敗れた人間の想いを、無下にするな!)


勇者「でも……」


賢者「……私も、オシリスの意見に賛成よ。心苦しいけど……でも、魔王は強い。普通なら、ここまで出来ないもの……」


勇者「賢者……」



クロサキ「……強大な敵に立ち向かうならば、泥水を啜ってでも戦い抜く意思が必要だ。俺達レジスタンスも……そうしてきた。倒れた者の意思を継ぐ……その覚悟が貴様にあるか?勇者」



オシリス(あるさ。我が知ってる勇者は……仲間が倒れても、決して挫けず……その想いを背負って戦っていた。そんな勇者に、我は敗れたのだからな)



勇者「…………」



勇者「ああ。そのとおりだ。俺は……魔王を倒す」 スッ



勇者「……皆さん。カードをお借りします。絶対、魔王は倒しますから」





カードは拾った

クロサキ「まだ生き残りがいるかも知れん。俺はそいつらを探す」


勇者「頼む」


クロサキ「魔王を打ち倒すまで、決して倒れるな。貴様が足掻き続けるなら、俺も……その時は、力を貸そう」



勇者「ありがとう、クロサキ」



クロサキ「はっ!」(無言の救助)


賢者「さて、私達は……」


勇者「そういえばさっき心当たりがあるって言ってたな。どこなんだ?」


賢者「私も噂でしか知らないんだけど……人間と魔物が共存している村があるって」


勇者「!!」


賢者「勇者の悩みの答えがあるかもしれない。行ってみる?」



オシリス(迷いを抱えたまま戦い続けるわけにもいくまい)



勇者「そうだな。行こう!場所はわかるか?」



賢者「だいたいの方角なら、多分」

勇者らしさを残すのには賛成
オシリスも使ってあげたいけど、制圧デッキにするよりはオシリスで逆転するようなデッキになるといいなぁ

共存の村


勇者「ここが……共存の村か」


衛兵「どうも。人間お2人様でお越しですか?」


勇者「ああ」


衛兵「申し訳ありませんが、これに手を」


勇者「……?これは、天秤……?」


衛兵「あなたがこの村にお越しになられた理由を言葉にしてください。悪意があるのか、ないのかも」


勇者「俺は勇者。ここで人間と魔族が共存すると聞いてやってきた。悪意はない」


衛兵「……反応、無し。OKです、お通り下さい」


衛兵「そちらのお嬢さんもお願いします」


賢者「私は賢者。理由は、勇者と同じよ」


衛兵「はい、OKです。ーーー共存の村へようこそ。貴方達を、お客人として歓迎します」


衛兵「このペンダントをどうぞ」スッ


勇者「これは……?」


衛兵「お客人の証です。村を出るまでは、肌身離さずお持ち下さい」


賢者「ずいぶん警備が厳重なのね」


衛兵「共存を理念とする、この村を気にいらない者はたくさんいますからね。そういった者の侵入を防ぐため、当然です」

今からでもダベリオンに変更できないかなぁ……

>>308
ダベリオンは最終的に手に入れる流れになるかも
デュエルの勝敗次第でこれからもっと勇者のデッキが強くなるか左右されます


ついでに現在勇者が手に入れてるカードについて


カードは拾ったで9期〜10期までのカードは手に入れました(アニメなどで特別扱いされているカードは除く)


映画ネタもやりたいけど、上映が終わるまでは自粛します

大神官「ふぅん。厳重な警備でなによりだな。他の国もここまで出来ていたら今のような惨状にはならなかっただろう」


賢者「大神官様?」


勇者「誰だ?」


オシリス(賢者の師匠の1人らしい)



賢者「大賢者様と一緒じゃないんですか?」


大神官「奴は村の中だ。時期に戻るだろう。これから魔界に乗りこむ為の準備といった所か……ククク」


大賢者「お待たせ。あれ……賢者?」


賢者「大賢者様!」パァァ


勇者「おい、なんか賢者の反応が明る過ぎないか?」ボソッ


オシリス(あの大賢者という者には特に信頼をおいているようだな)



大賢者「初めましてだね、勇者。君の噂はよく聞いているよ」



勇者「はぁ……どうも」


大賢者「……僕達は、一足先に魔界に行かせてもらうよ。これ以上ペンデュラム王国のような被害は出させない」グッ


大神官「強者のいない隙をついて攻め込むとは、ネズミのやりそうなことよ。この屈辱、倍にして魔王に返してやるわ!!」 ゴゴゴ

賢者「このお2人が力になってくれるなら100人力だわ!ね、勇者」


勇者「……」


賢者「勇者?」


勇者「……魔王は俺が倒す。悪いけど、アンタ達には譲れない」


賢者「!?」


大神官「ふぅん。これはこれは、雑魚決闘者風情がよくほざく」



勇者「なに!?」



大賢者「ちょっと大神官、やめなよ」



勇者「……どういう意味だ?」



大神官「迷いを持っている三流は引っ込んでいろといった。お前のその目。とても世界の行方を任せようなどと思えんな」



勇者「なんだと……俺は、俺は!!もう誰も傷付かせたくないだけだ!!人間も、魔物も!!たとえ敵でも、戦意がない相手まで殺すのは間違ってる!」



大神官「……」



大神官「なら、試して見るか?お前のその甘い理想で世界が救えるか」ガチャ


勇者「……望む所だ!!」

デュエルになりますが、勇者のデッキはどうする?


1 とりあえずデッキ構築までこれまでと同じデッキ

2 即席で新しいデッキ(テーマよろしく)


安価下で

ここまで負けたらデッキ失う?
即席で作ったものじゃ勝てなさそうだけどね。安価下

>>313
人間戦だからデッキは大丈夫
安価下

「「デュエル!!」」



賢者「ちょっと、勇者!大賢者様も、止めて下さい……」


大賢者「……いや。デュエルが始まってしまったからには、僕達は止めるわけにはいかないよ」


賢者「でも……」



大賢者「大神官にも考えがあると思う。それに、見てみたいんだ。勇者という存在の潜在能力を。大神官相手にどこまでやれるかね」




奇数で勇者先攻


下コンマで勇者初手


80以上神初手
50〜79 普通
15〜49 普通
14以下 微妙


その下大神官初手

70以上 神
40〜69 良
39以下 普通

勇者「先攻は俺だ!俺のターン!!」


初手
愚かな埋葬
簡易融合
エクストラソード
命削りの宝札
デモンズチェーン


勇者「俺は手札から、愚かな埋葬を発動!デッキからサウザンドブレードを墓地に送る!」


勇者「さらに、エクストラソードを召喚!!簡易融合を発動し、カルボナーラ戦士を特殊召喚!!」
LP4000→3000



賢者「レベル4のモンスターが2体……最初からいくのね、勇者!」



勇者「エクストラソードと、カルボナーラ戦士でオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!ーーー我が友より譲り受けし竜よ
、その力を開放せよ!エクシーズ召喚!!ランク4!!ラヴァルバル・チェイン!!」



勇者「エクストラソードの効果により、攻撃力は1000ポイントアップする!」ATK1800→2800


勇者「ラヴァルバルチェインの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、デッキからダブルランスを墓地に!カードを一枚セットし、命削りの宝札を発動!手札が5枚になるようにドローする!」



55以上 良
15〜54 普通
14以下 微妙

リビングデッド
アサルトアーマー
トゥルースリインフォース
ヒロイックギフト
ストイックチャレンジ


勇者「俺は更にカードを一枚セットし、ターンエンド!」


LP:4000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「チェイン/ATK2800 ORU 1」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」




大神官「俺のターン!!」



神 70以上
良 40〜69
39以下 普通


大神官「ドロー!」


大神官「ふぅん。カードの扱いは褒めてやろう。ここまで生き残ってきただけはあるとな」


大神官「だが、それも俺の前には無力!!俺は手札からドラゴン・目覚めの旋律を発動!!伝説の白石を捨て、デッキよりブルーアイズを2体手札に加える!!更に、白石の効果で3枚目のブルーアイズも手札に!」


賢者「ブルーアイズをいきなり3枚揃えるなんて!?」

大賢者「まさか、いきなりあれをやるつもり……?」




大神官「行くぞぉ!俺の最強の下僕を見せてやる!!融合発動!!手札のブルーアイズ3体を融合!!」



勇者「!!」




大神官「ワーハッハ!!いでよ、真青眼の究極竜!!」ATK4500



勇者「攻撃力4500だって!?」



大神官「バトルだ!!雑魚モンスターを粉砕せよ!!」


勇者「……くっ、トラップ発動!!デモンズチェーン!!攻撃と効果を封じさせてもらう!」



大神官「そんな安い鎖で我がブルーアイズを縛れると思うな!速攻魔法発動!融合解除!」



勇者「デモンズチェーンがかわされた!?」



大神官「対象を失ったことにより貴様の罠は空振りだ!ワハハ!そして3体のブルーアイズが降臨!!」



勇者「……!」



大神官「行け!ブルーアイズよ!滅びのバーストストリーム!!」




ラヴァルバルチェインは 破壊された!!


勇者 LP3000→2800


大賢者「2体目のブルーアイズで、ダイレクトアタック!!」


勇者「ーーートラップ発動!トゥルースリインフォース!デッキからXセイバーパシウルを守備表示で特殊召喚!」


勇者「パシウルは、戦闘では破壊されない!」



大神官「うっとうしいモンスターだ。だが、耐えるだけで精一杯の弱小決闘者にはお似合いだな!」



勇者「こいつ……!」



大神官「メインフェイズ2!2体のブルーアイズを墓地に送り、特殊召喚!」



勇者「融合カード無しに融合モンスターを召喚だって……!?」



大神官「いでよ!青眼の双爆裂竜!!」ATK3000


大神官「まだだー!手札より、青き眼の乙女を召喚!レベル8のブルーアイズとレベル1の乙女でシンクロ召喚!!いでよ、青眼の精霊龍」ATK2500




勇者(嘘だろ、シンクロ召喚まで……?最初に強力モンスターを防いだのに……)



大神官「更に俺は命削りの宝札を発動!手札を5枚になるようにドローする!」



勇者「そんな、あいつも命削りを!?」


大神官「ふぅん。世界に一枚しかないこのカード、貴様がそれをどうやって手に入れたのかは知らんが……真の使い手はこの俺!!」


勇者(手札を使い切ったはずなのに……これでまたあいつの手札は充実する……)


70以上 神
40〜69 良
39以下 普通

お願い、死なないで勇者(CV社長)

>>328
死んじゃう!勇者死んじゃうから!(CV城之内)

大神官「俺はカードを3枚セットし、ターンエンド!!」


LP:4000 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「双爆裂/ATK3000」 2「精霊龍/ATK2500」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「?」4「」5「」 P1「/」P2「/」




勇者「俺の、ターン……!」



80以上 神
50〜79 良
15〜49 普通
14以下 敗北

勇者「……ドロー!!」


勇者「ーーーきた!俺は、RUMー七皇の剣を発動!!」


賢者(ノーブルデーモンを呼ぶ気?でも、大神官様のセットカードは3枚……とてもじゃないけど、このまま決まるとは思わない……!)



勇者(おそらく、ノーブルデーモンでのワンキルが通用するような相手じゃない!王様に借りたこのカード……これで行く!!)



勇者「エクストラデッキより、No.101 S・H・ArkKnightを特殊召喚!!」ATK2100



賢者「このカードは……!デッキに入れてたのね、勇者!」



勇者「さらに、アークナイトでオーバーレイ!1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!!カオスエクシーズチェンジ!!ランク5!!CNo.101!!S・H・DarkKnight!!(アニメ版)」ATK2800




勇者「ダークナイトの効果発動!!相手の特殊召喚されたモンスター1体を、自分のオーバーレイユニットにする!!双爆裂龍を吸収だ!ダークソウルローバー!!」



大神官「むっ……」



双爆裂龍は 吸収 された!!




勇者「バトルだ!ダークナイトで精霊龍を攻撃!!」


大神官「甘いわ!!精霊龍の特殊能力発動!このカードをリリースし、蒼眼の銀龍を特殊召喚!!」
DEF3000



勇者「守備力3000……くそ、ダークナイトじゃ破壊できない……」



大神官「精霊龍の効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊されるが……銀龍はその特殊能力により特殊召喚されたターンは効果では破壊されない」



大神官「ふぅん。勇者よ、やはりその程度か?」



勇者「俺は、カードを一枚セットしてターンエンドだ」


賢者「セットカードも使わないで凌ぐなんて……ダメよ、やっぱり大神官様は強すぎる……」


大賢者「……」

LP:2800 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ダークナイト/ATK2800 ORU 2」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



大神官「俺のターン!!」


神 70以上
良 40〜69
普通 39以下

勇者(負けてたまるか!まだ、まだ何とかなるはずだ……)

大神官「ドロー!!」


大神官「勇者よ、貴様その程度のモンスターで凌ぎきれると思っているのか?」

勇者「!!」


大神官「その程度の考えでは……俺や大賢者、そして賢者の足元にも及びはしないぞ!」


大神官「特にこの先……魔界でのデュエルではな。エースモンスターがやられようとも、次の手を用意し反撃の狼煙を上げる程度のことが出来ないのなら、貴様の戦いのロードは一向に進まん!!」

勇者「……く」


賢者(確かに、勇者のデッキは1度崩されると脆いわ。強力なカードを手に入れて、これまではなんとかやってこれたけど……)


大神官「スタンバイフェイズ!!銀龍の効果発動!!墓地のブルーアイズを特殊召喚する!!」ATK3000


大神官「更に手札から儀式魔法発動!カオスフォーム!!フィールドのブルーアイズを生け贄にささげ、手札からブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンを儀式召喚!!」ATK4000


大神官「銀龍を攻撃表示にし、バトルフェイズ!!カオスMAXドラゴンで攻撃!!砕け散れ!!」


ダークナイト は 破壊された!!


LP2800→1600


勇者「うぐっ……ダークナイトの効果発動!オーバーレイユニットを持つこのカードが破壊された時、このカードを特殊召喚する!!」


ダークナイト が 蘇る!!


勇者「そして俺はダークナイトの攻撃力分のライフを回復する!」LP1600→4400


大神官「リバースカードオープン!!銀龍の轟咆!!墓地のブルーアイズを特殊召喚!」ATK3000


勇者「またブルーアイズが……!」


大神官「貴様が耐えるならば俺はそのモンスターを粉砕するまで!!ゆけ!滅びのバーストストリーム!!」


勇者「ぐあっ!」LP4400→4200

ダークナイトは 破壊された !!


大神官「銀龍で、ダイレクトアタック!!」


勇者「トラップ……発動!!リビングデッドの呼び声!!ダークナイトを特殊召喚!」ATK2800


大神官「まだ耐えるか。先程よりはマシになったな」


勇者「うる……さい……」


大神官「俺はこれでターンエンドだ!!さぁ、貴様にも闘志がまだ残っているなら、俺に擦り傷ぐらいはつけてみろ!!」

LP:4000 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「カオスMAX/ATK4000」 2「銀龍/ATK2500」 3「青眼/ATK3000」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」


勇者「俺の、ターン!!」

神 80以上
良 50〜79
普通 15〜49
微妙 14以下

パシウルの存在を忘れてました\(^o^)/
カオスMAXで勇者死にますね。
七皇の剣を引いた時のスタンバイフェイズに破壊輪(原作版)で破壊されたってことですいません……
勇者のLP4200→4100

大神官「1つ言っておく。俺のカオスMAXドラゴンは相手の効果の対象にならず、破壊もされん。貴様のそのモンスターでは何もできまい!」


勇者「ぐっ……」

勇者(ダークナイトで耐えることは出来るかもしれない……でも、このままじゃ負ける)


勇者(……勝てないのか、俺は……あいつの言うとおり、俺じゃこの先の戦いは……)


賢者「……!!」



賢者「勇者!!諦めないで!!」


勇者「……え?」



賢者「確かに、大神官様は強いわ。でも、勇者が諦めるなんてらしくない!勝っても負けても、デュエルを楽しむーーーそれが勇者でしょ!?」


勇者「賢者……」



賢者「最後まで、全力で頑張って!!楽しむことを忘れないで、勇者!!」


大賢者「……」ニコッ



勇者「……そうだよな」


勇者「また忘れそうになってた。なんでデュエルをするのか」


勇者(魔王を倒す。それだけじゃない……俺は賢者を。賢者を守れるくらい強くなるって、誓ったんだ!!)



勇者「ドロー!!」


勇者「俺は手札から、ダブルランスを召喚!!ダブルランスの効果発動!!墓地のダブルランスを特殊召喚する!」


勇者「レベル4のダブルランス2体で、オーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!来い、ランク4!!H‐Cエクスカリバー!!」ATK4000



勇者「いくぞ……大神官!!」



大神官「ようやく決闘者の目になったか。ならば死ぬ気でかかって来い!勇者!!」


勇者「俺はエクスカリバーの効果を発動!!オーバーレイユニットを2つ使い、攻撃力を倍にする!」
ATK4000


賢者「カオスMAXドラゴンに並んだわ!!」


勇者「装備魔法、アサルトアーマーをエクスカリバーに装備!!アサルトアーマーを解除することで、このターン攻撃を2回行える!!」


勇者「更に装備魔法、ストイックチャレンジをエクスカリバーに装備!!エクスカリバーの戦闘ダメージは2倍になるぜ!!」

勇者「ダークナイトの効果発動!!銀龍をカオスオーバーレイユニットにする!!」



大神官「む……」


銀龍 は 吸収 された !!


勇者「そしてバトル!!ダークナイトで、ブルーアイズに攻撃!!」ATK2800



大神官「迎えうて、ブルーアイズ!!」ATK3000



ダークナイトは 破壊された !!


勇者「ぐっ……」LP3900

勇者「だが、ダークナイトの効果発動!!カオスオーバーレイユニットを持つこのモンスターが破壊された時、墓地より舞い戻り、俺のライフを回復する!!」
LP3900→6700



勇者「そしてエクスカリバーで、ブルーアイズを攻撃!!ダメージは2倍だ!」


大神官「う……!」LP4000→2000



勇者「まだだ!エクスカリバーで2度目の攻撃!」


カオスMAXドラゴンとエクスカリバーは相打ちした!!


勇者「これでお前のフィールドはガラ空きだ!行け!ダークナイト!!ダイレクトアタックだぁ!!」

大神官「ブルーアイズモンスターが破壊された時!手札からこのカードを特殊召喚出来る!いでよ、ディープ・アイズ・ホワイトドラゴン!!」ATK0


勇者「!?」


大神官「ディープアイズの特殊能力発動!墓地のドラゴン族モンスターの種類×600ポイントアップダメージを与える!!」


大賢者「大神官の墓地のドラゴンの種類は6体……」


賢者「3200のダメージ!?」


勇者「うわぁぁぁ!」LP6700→3500

大神官「更に墓地のカオスMAXドラゴンを対象に特殊召喚発動!ディープアイズの攻撃力は、そのモンスターと同じになる」ATK4000

勇者「バカな、また攻撃力4000……くっ、攻撃できない……」

勇者「だけど、再び特殊召喚されたダークナイトはもう1度効果を使える!!メインフェイズ2に入り、効果発動!ディープアイズをカオスオーバーレイユニットにする!」


大神官「リバースカードオープン!!竜の転生!!ディープアイズを除外し、墓地のブルーアイズを特殊召喚する!!」ATK3000


賢者「ダークナイトの効果をかわされた!!」


勇者「く……カードを一枚セットして、ターンエンド」


LP:3500 手札:0
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ダークナイト/ATK2800」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「デモチェ」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



大神官「俺のターン!!」


50以上 勇者敗北





大神官「ドロー!!」



大神官「バトルだ!ブルーアイズよ、目の前の敵を葬りされ!滅びのバーストストリーム!!」


勇者「うっ!」LP3500→3300


ダークナイトは 破壊 された !!



大神官「カードを一枚セットしターンエンドだ!」


大神官「勇者!!まだ足掻く余裕はあるか!?」


勇者「……当たり前だ!俺は……あんたを超えてやる!」



大神官「……フン」ニヤリ


勇者「俺の!ターン!!」



賢者「2人とも、何だか楽しそう」


大賢者「大神官のデュエルと、キミの叱咤で勇者も立ち直ったみたいだね。やっぱり、彼は勇者に相応しかった」


80以上 神
50〜79 良
15〜49 普通
14以下 微妙



訂正

ブルーアイズとの戦闘ダメージ時にサウザンドブレード特殊召喚

勇者「ドロー!!」


エクストラソード



勇者(これでブレードハートを出して、攻撃が通れば俺の勝ち……だけど)



勇者(あのリバースカード……)


勇者(俺の最後の伏せはヒロイックギフト。使えば大神官のライフは4000になるが……2枚ドローできる)



ヒロイックギフトを使いますか?


1 はい

2 いいえ


安価下

勇者「リバースカードオープン!!ヒロイックギフト!!相手のライフが2000以下の場合、4000にすることでカードを2枚ドローする!!」



大神官「俺のライフを回復だと……?貴様、ふざけているのか余程手札が悪いのか」



勇者「用心のためだよ。それに、アンタだってさっきのカード……竜の転生と破壊輪の使い所によっちゃ俺は負けてたはずだ。そうしなかったのは、俺を試していたから、だろ?」



大神官「……」



勇者「だから、このドローであんたに答える!!俺の覚悟を!!」



勇者「ドロー!!」



70以上 サイクロン
30〜69 良
10〜29 普通
9以下 微妙

サイクロン
ソードシールド


勇者「よし、俺は手札からサイクロンを発動!!セットカードを破壊する!」


大神官「よい勘だな。奈落の落とし穴が破壊される」



勇者「あっぶねー……よし、エクストラソードを召喚!!レベル4のエクストラソードと、サウザンドブレードでオーバーレイ!!エクシーズ召喚!!ランク4!機甲忍者ブレードハート!!」ATK2200


勇者「エクストラソードの効果で、攻撃力は1000ポイントアップ!!」ATK2200→3200


勇者「ブレードハートの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、2回攻撃が出来る!サウザンドブレードを墓地に送るぜ」



勇者「バトルだ!ブルーアイズを攻撃!」


大神官「くっ……!」LP4000→3800


勇者「2回目の攻撃!!ブレードハートで、ダイレクトアタックだ!!」



大神官「ぬぅぅ!」LP3800→600



勇者「はぁ、はぁ……次はアンタのターンだぜ」


大神官「ふぅん、すぐに後悔することになるぞ」



LP:3300 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「忍者/ATK3200」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「デモチェ」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



大神官「俺のターン!!」



70以上 強靭!!無敵!!最強!!
40〜69 良
39以下 普通


大神官「ドロー!!」


大神官「手札より、龍の鏡を発動!!墓地のブルーアイズ3体で融合召喚!!」


勇者「まさか……!」



大神官「再び現れるがいい、我が最強の下僕!!真青眼の究極竜!!」ATK4500



勇者「……すげぇな。ここまできて、まだ切り札が出るなんて」



大神官「お前も、この俺を相手によく粘った。今楽にしてやろう!究極竜の攻撃!!」



ブレードハート は 破壊された !!


勇者「うぐっ!!」LP3300→2000


大神官「まだだ!!ネオアルティメットドラゴンは、エクストラデッキのブルーアイズ融合モンスターを墓地に送ることで更なる攻撃が出来るのだ!ワハハ!!」


勇者「墓地のサウザンドブレードの効果発動!!攻撃表示で特殊召喚する!」ATK1300



勇者「更に、手札からソードシールドを捨てて効果発動!!このターン、俺はダメージを受けずモンスターは破壊されない!!」


大神官「……それがお前の最後の足掻きか」


勇者「ああ……」


大神官「俺はこれでターンエンド」


オシリス(勇者のやつ、耐えきったぞ!!これで……!)


賢者「……ううん。もう、時間切れ」


勇者「俺のターン。ドロー!」


勇者「ーーー命削りの宝札の効果で、俺は手札を全て捨てなければならない。サウザンドブレードを守備表示にし……ターンエンド」

大賢者「強力な力には、相応のリスクがある。彼はよく頑張った……本当に」


大神官「俺のターン!!ドロー!!俺も命削りの代償として、手札を全て捨てる」


勇者「……完敗だよ、大神官」


大神官「最後に聞く。勇者、お前は何のために戦う?」


勇者「ーーー魔王討伐のため。でもそれは、ただの目的だ。俺の願いは……誰よりも強くなる!賢者を守れるくらいな!!もう弱音は吐かない。魔王を倒して、平和を取り戻すまで!!」



勇者「あと、新しい目標。……いつか、アンタにリベンジするぜ!!」



大神官「よくぞいった。ならば、その想いを抱いたまま、潔く散れ!!お前の戦いのロード!!その踏みしめる道を誤る時は、この一撃を思い出すがいい!!」



大神官「ネオアルティメットの攻撃!!」


サウザンドブレードは 破壊された!!


大神官「特殊能力発動!エクストラデッキの青眼の究極竜を墓地に送り、ダイレクトアタック!!ワハハ!!強靭!無敵!最強!!粉砕!!玉砕!!大喝采!!!ワーハッハッ!」



勇者「……ありがとう、大神官」LP2000→0 ピーッ

賢者「すごいデュエルだった……勇者」グスン


勇者「おいおい、なんでお前が泣くんだよ」ヨシヨシ


大賢者「もう、大丈夫そうだね。彼」


大神官「当然だ。この俺とあそこまでのデュエルをしたんだからな、ワハハ!!」


大神官「勇者!!次はこの俺の神が相手になってやる!!それに相応しい実力をつけ、再び俺の前に現れろ!!」スッ


勇者「オベリスクの……巨神兵?まいったな、まだそんな強そうな切り札を残してたのか」



オシリス(我のライバルktkr !!)



大賢者「僕達は、先に魔界に行ってるよ。……魔王との戦い、君達の力を期待してる」


賢者「はい!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大賢者「良かったね、ここで勇者と会えて」


大神官「ふぅん。どうやら、少しは期待できるようだ」


大賢者「僕の持つラーと、キミのオベリスク。そして勇者のオシリス……3体の神が集まれば、きっと魔王だって……」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
共存の村


勇者「みんな、普通にデュエルをしてるんだな」


賢者「魔族の人も、魔王からの闇の力を拒絶しているから普通のデュエルが出来るのね」



勇者「……良かったよ。闇の力さえなければ、こんなにも楽しくデュエルが出来るんだな」



賢者「ふふ、そうね!」



勇者「さぁて、落ち着ける所でまたデッキ作りといきますか!!」

デッキ構築タイム!!


では改めて、次のデッキテーマを募集します!

今回は候補が結構多いから、前に募集したテーマも含めて10個ぐらいにしぼってから、コンマで決めようと思うんですがどうでしょうか?

じゃあ


マジェスペクター 0〜9

イグナイト 10〜19

ブンボーグ 20〜29

クリフォート 30〜39

EM 40〜49

オッドアイズ 50〜59

ドラゴンバニラペンデュラム 60〜69

メタモルフォーゼ 70〜79

ダイナミスト 80〜89

バスターブレイダー(>>1の希望) 90〜99


で行きます


安価下コンマで決定!!

了解。
ではちょいと構築してきやす

今回で儀式以外の召喚は使ったことになると思うから、次は色々自由なテーマで組みたいですね
オシリス派の人も、その時までどうかお待ちを。

一応EM組んで見たけど、ワンパターン防止とエンタメ重視や勇者らしさを考えた結果変なデッキになっちゃった……

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【勇者EM】
=================================

【モンスター】23
EMドラネコ ×1
EMオッドアイズ・ユニコーン ×3
チューニングガム ×1
EMリザードロー ×1
EMモモンカーペット ×1
幽鬼うさぎ ×1
EMペンデュラム・マジシャン ×1
EMセカンドンキー ×1
EMロングフォーン・ブル ×1
EMドクロバット・ジョーカー ×1
EMシルバー・クロウ ×1
EMゴムゴムートン ×1
EMパートナーガ ×1
EMドラミング・コング ×1
EMバリアバルーンバク ×1
EMマンモスプラッシュ ×1
黒魔導戦士 ブレイカー ×1
EMキングベアー ×1
EMモンキーボード ×1
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ×1
EMスライハンド・マジシャン ×1
【魔法】12
揺れる眼差し ×1
ペンデュラム・ストーム ×1
ツインツイスター ×2
命削りの宝札 ×1(アニメ版)
EMキャスト・チェンジ ×1
オッドアイズ・フュージョン ×1
エンタメ・バンド・ハリケーン ×1
RUM-七皇の剣 ×1(アニメ版)
天空の虹彩 ×1
金満な壺 ×1
バリア・バブル ×1
【罠】5
ブレイクスルー・スキル ×2
エンタメ・フラッシュ ×1
クリスタル・アバター ×1
デモンズ・チェーン ×1
【エクストラ】15
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン ×1
ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ×1
アームズ・エイド ×1
瑚之龍 ×1
オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン ×1
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ×1(予定)
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト ×1
涅槃の超魔導剣士 ×1(予定)
No.101 S・H・Ark Knight ×1
No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ ×1
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ×1(予定)
CNo.101 S・H・Dark Knight ×1
CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ ×1
No.107 銀河眼の時空竜 ×1
CNo.107 超銀河眼の時空龍 ×1

賢者「ふーん、今度はEMを作ってるんだ?」


勇者「ああ。オッドアイズとも関連があるみたいだったからな」


勇者「完成まであと一枚なんだけど……」

オシリス(我の出番だな!)


勇者「いや、今回もオシリスは無しで行く」


オシリス(何ぃ!?)


勇者「悪い。でもさ、まだ俺じゃお前のこと使いこなせないと思うんだ。……俺自身がもっと強くなったらさ。一緒に魔王を倒そうぜ」


オシリス(むう。そういうことなら仕方ない、か)


賢者「あと一枚って言ってたわよね。じゃあ、これはどう?」ゴソゴソ


勇者「このカードは?」


EM モンキーボード


賢者「きっと勇者の力になってくれるわ」


勇者「いつめありがとうな、賢者」


賢者「でも、気を付けてね勇者」


勇者「?」


賢者「このカードは、強力過ぎて今まで数々の持ち主達や対戦相手の笑顔を奪ってきたって言われるほど、いわく付きなの」


勇者「この猿がねぇ?」


賢者「伝承では、昔の使用者は……1人残らず、他のデュエリスト達に崖から落とされて死を迎えたって」


勇者「まじかよ」


『やめろ!お前ら!俺は、俺は……』

『関係ねぇよ!猿と一緒に地獄に行け!!』


賢者「強過ぎるチカラは、時にデュエルそのものを崩壊させてしまう。人間関係も……。でも、勇者なら……私は大丈夫だって信じてるから」


勇者「肝に命じとくよ」

勇者「よし、完成だ!」


勇者「よろしく頼むぜ、俺の新しいデッキ」


賢者「せっかくだから、新しいデッキのお試しと行かない?私が相手になるわ」


勇者「え!?いきなり賢者とかよ」


賢者「大丈夫大丈夫、サブデッキだから」


勇者「それならなんとかなるか。て言うか、そろそろ賢者のサブデッキに勝てないと賢者より強くなるなんて夢のまた夢だからな!」ガチャ


賢者「その意気よ、勇者!」ガチャ



勇者「いくぜ、デュエ……」


勇者「!!待った待った!!」


賢者「??」


勇者「俺のデュエルディスク……最初の街で貰ったやつだから、ペンデュラムゾーンついてねぇ……」


賢者「うそ!?」



賢者「誤算だったわ……」


勇者「何とかならないか?」


賢者「無理ね。私もディスクの改造は管轄外だし……大神官様がいたらなぁ。一応、この村でデュエルディスクがないか探してみる?」


勇者「そうしよう!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




勇者「結局なかった……」ドヨーン


賢者「仕方ないわね。私の故郷まで行けばあると思うわ。魔界に一番近い所だから回り道にもならないしね」


勇者「賢者の故郷か……前から賢者が生まれた所、興味あったから丁度いいか」


賢者「デッキをまた組み直すのも大変だろうから、道中の敵は私が倒すから」


勇者「悪い。よっしゃ、すぐ出発しよう!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
賢者の故郷付近


竜使い「さあ、傷も癒えた。魔界に進行するぞ!!」


英雄「ここからが本当の戦いだな」



モクモク


英雄「?」


竜使い「どうした?」


英雄「見ろ!!あの街、燃えてないか!?」


竜使い「!?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同じく賢者の故郷付近

冒険家「このワイバーンってやつ、最高だな!風が気持ちイイや!」

騎士隊長「3人は流石に定員オーバー気味だけどね……」


ジャンク屋「このワイバーンも早く勇者に会いたいんだろう。かなり頑張ってくれている……次の街が見えたら休憩させよう」


冒険家「ーーーな!!」


騎士隊長「どうしたんだい?」


冒険家「街が……燃えてる!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
道中


勇者「大丈夫か?賢者?」


賢者「平気よ。そんなに遠くないし、勇者と旅してからずいぶん体力も付いた気がするもの」


オシリス(いや、賢者も中々身体能力は高いぞ。この体力バカと比べても仕方ない)


勇者「なんだよ、それだけが取り柄みたいにさぁ」


オシリス(では聞くが、体力以外で賢者に勝っている所がお前にあるか?剣術や魔術、武術は優先されぬこの時代で)


勇者「うっ……」


賢者「そんなことないわ。今でも勇者は、素晴らしい勇者よ」


勇者「賢者ぁ」ウルウル


賢者(ーーーわかるもの。その鍛え抜かれた身体と……まだ身体中に残ってる、たくさんの戦いの傷跡。時代は変わっても、今まで勇者がどんな辛い戦いを勝ち抜いてきたかが)


賢者(こうして出会うまでは、伝承や本の中でしか知らない存在だった。子供の頃から誰もが知ってるヒーロー……結構いるのよ?大きくなっても、憧れてる人は)


賢者(女神様が夢に出てきて、勇者の助けになってあげてと言われた時は本当に嬉しかった)


賢者(私の中でも、ずっとヒーローだったから)


賢者(実際に会った勇者は予想よりも子供っぽくて……普通の人にも見えたけど。でも、優しくて努力家で……こうして一緒にいるうちにたくさん良い所を見つけた)


賢者(……もし、魔王を倒したら……勇者とはもう一緒にいれなくなるのかな?……それは、イヤ……私、勇者とずっと一緒に……)


賢者「ね、ねぇ……勇者」


勇者「ん?」


賢者「あのさーーー」



オシリス(!?しまった!!お前達気を付けろ!!魔物に囲まれているぞ!!)


勇者「!!」

黒騎士「ーーー流石は神龍。気配は消していたはずなんだが」

魔物達「」ゾロゾロ



勇者「誰だお前らは!!」


黒騎士「四天王、黒騎士」


賢者「四天王……勇者、ここは私が!」


黒騎士「……ふ」シュンッ!!


賢者「……え?」



一瞬消えたかと思う程のスピードで踏み込んで来た黒騎士の剣が、賢者を襲った!!


勇者「ーーー危ない!!」バッ!!


しかし、その刹那。
勇者が飛び込み、賢者を庇う。押し倒す形で、黒騎士の斬撃から守った


勇者「……てめぇ!何を!!」


黒騎士「何をとは、随分平和ボケしたものだな勇者。そんなにも隙だらけで、切り捨てられないとでも思ったか?」


勇者「……」


黒騎士「昔の貴様は、獣のような男だった。常に死の危機から身を守るため感覚を研ぎ澄まし……決して敵に隙を見せず、見逃さない恐ろしい男だったはずだ」


勇者「お前、俺とどこかで……?」


黒騎士「覚えていないのも無理はない。あの時の俺は四天王などほど遠い存在。貴様の姿を遠目に見て怯えていただけの生まれたての魔物だった。……だが、今は違う。魔王様が倒されてから今まで、決して剣の鍛錬を怠らなかった。貴様をいつかこの手で切り捨てようとな!」


賢者「……ペナルティはデュエルが始まらないと発動しない。……やられたわ」


黒騎士「それだけではない。貴様のディスクを見てみろ」


賢者「ウソ!?デュエルディスクが……壊れてる!」


勇者「なるほど。俺が賢者を庇うのも、計算のうちってことか」


黒騎士「……ふん。その女は殺すなと命令されていてな。逆に貴様が間に合わんかったらと、ヒヤヒヤしたぞ」



勇者「どういうつもりか知らないが……賢者、下がっててくれ。ここは俺がやる」チャキッ!!


勇者が剣を構える。……久方ぶりの柄の感触だ。


黒騎士「貴様と私の一対一だ。その鈍った腕でどこまで持つかな?」


勇者「舐めるなよ!」


勇者「……」チラッ


賢者「私なら大丈夫!そっちに集中して!」


勇者「……ああ。おい、黒騎士!賢者に剣を向けたこと、すぐに後悔させてやる!」


黒騎士「ーーーふん、錆び付いた剣術で何処まで持つかな!!」



ギィン!


勇者と黒騎士が衝突する。
後ろで見守る賢者は、周りを取り囲む魔物に注意を配った。


賢者(……足でまといになるわけにはいかない)




ギィン!ガッ!!


黒騎士「腐っても勇者か。私と互角に打ち合うとは」


勇者「お前!デュエルの腕で四天王になったんじゃないのかよ!何で今更こんなこと!!」


黒騎士「ぐっ……そうだ。私はデュエルで……この四天王の座についた。……磨いた剣術は、この変わってしまった世界では役に立たなくなってしまったからな!」


勇者「じゃあ…………ーーー!!!」



勇者(……おい、待て。おかしいぞ。じゃあなんでこいつは分かっててこんな真似を……)


勇者「そうか!!」


勇者「逃げろ!賢者!おそらくこいつらの狙いはーーー!!」


黒騎士「気付いたか。一秒、遅かったな」


賢者「」ドサッ


勇者「賢者!!」


側近「気絶させただけだ。この娘は我らが預かっていく」


勇者「ーーー待て!!」


黒騎士「殺し合い中に背を向けるか、勇者!!」


勇者「くっ!」


ギィン!!

背後から放たれた黒騎士の一閃を受け止める。

側近「……計画通り。魔界で待っているぞ、勇者」シュンッ

勇者「賢者ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

勇者「ちくしょう……ちくしょぉぉぉぉ!!」


黒騎士「私の役目は終わった。……最後にこの剣を振るう相手が貴様だったのは、光栄の至りだが。すまなかったな、嘘をついて」


勇者「全部……囮だったんだな。取り囲んでいた魔物達も、お前も」


黒騎士「そうだ。全て側近様の計画。ではな、次は魔界で会おう。今度はデュエルで相手をしてやる」シュンッ


勇者「待て……!俺と、俺とデュエルしろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」



オシリス(いつの間にか取り囲んでいた魔物達も消えている。……なるほど、あくまでも決着は魔界でということか……)


勇者「すぐに追いかけるぞ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
賢者の故郷


竜使い「これは酷いな……街がボロボロだ」


英雄「ダメだ、何処にも人がいない。攫われたか、あるいはデュエルで……」


竜使い「くそっ!」


バサッバサッ!!


英雄「なんだ?」


竜使い「見ろ、ワイバーンだ!」


冒険家「お!良かったぁ!人が残ってるぞ!」


ジャンク屋「お前達は……」


竜使い「ジャンク屋!!お前も来たのか!」


騎士隊長「仲間かい?それにしてもこの惨状は……」

勇者「はぁ、はぁーーー!!」


オシリス(おい、勇者!ピオラを掛け続けて走るのはいいが、どこまで行く気だ!いくらお前でも……!)


勇者「大丈夫、大丈夫だからーーー!!」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




クロサキ「……ん?あれは、勇者……?」



勇者「はぁ、はあーーー!!」


クロサキ「何があった?」


勇者「クロサキ!丁度良かった、それ、乗せてくれ!!」バッ


クロサキ「よほど急いでるようだな」


勇者「賢者が、魔王の手先に攫われた……!」



クロサキ「!!」


クロサキ「……しっかり掴まってろ。いけっ!ライズファルコン!!」ブワッ!!






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔王城



魔王「首尾はどうだ、側近」


側近「はっ!この通り、賢者は捕まえました!!」


魔王「ふむ。せっかく貴様の策に乗ってやったのだ。そうでなくては困る」


賢者「……う……ここは……?」


賢者「!!」


魔王「お前が賢者だな。ーーー我が、魔王である」


賢者「ま、おう……」


賢者(なんてプレッシャー……勇者は、こんなやつと戦っていたの!?)



賢者「……って、怯えてる場合じゃないわ」ブンブンッ


賢者「私とデュエルしなさい!ここで貴方を倒すわ!!」


魔王「ははは!勇ましいことだ。ますます気に入ったぞ。しかし、そのデュエルディスクでどうするつもりだ?」


賢者「!!……そうだった……」



魔王「ディスクならば後で支給してやる。我への挑戦も受けてやろう」ニヤッ


賢者「……どういうつもり?」


側近「……ここでお前に選択が与えられる。……交渉といこうか、賢者。あれを見ろ」



賢者「!!ーーーそん、な……」


側近「…………」ニヤリ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クロサキ「街が見えたぞ……だが、まるで廃墟だ」


勇者「人がいる。一旦降りよう」



スタッ


英雄「勇者!!」


勇者「みんな……どうしてここに?」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

勇者「ーーーそうか。ここが魔界に一番近い街……賢者の故郷、なのか」


クロサキ「滅ぼされたペンデュラム王国に酷似している。おそらく、これをやったのも魔王だろうな」



英雄「賢者さんが攫われたとなったら、こうしてはいられないな」


竜使い「すぐにでも魔界に入るか?」


勇者「その前に……みんな、デュエルディスクの余りって……持ってないか?」


騎士隊長「ああ、さっき言っていたね。でも、ここのみんなはペンデュラムゾーンってやつに対応しているディスクは持ってないんじゃないかな……」


冒険家「クロサキのディスクならどうだ?」


クロサキ「俺の持つディスクならわからんが……これ1つしか持っていないからな……それに、これは渡せん」


ジャンク屋「1から作るには時間がかかり過ぎる」


勇者「……わかった。みんなは、先に魔界に行っててくれ。俺はこの街でデュエルディスクを探してから行く」



英雄「もし見つからなかったらどうする?」


勇者「その時は……デッキを組み直すさ」


ジャンク屋「わかった。なら俺達は先に行く。ワイバーンは置いていくから、後から追いついてきてくれ」


ワイバーン「キュー♪」

勇者「ははっ……また、よろしくな相棒」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オシリス(行ってしまったな)


勇者「あいつらなら大丈夫さ。みんな、本当に強いデュエリストだからな」ゴソゴソ


オシリス(見つかりそうか?)



勇者「落ちてるデュエルディスクもあるが……みんな壊れてる。魔王め、どんなデュエルをしたらこんなことに……」


オシリス(共存の村で、魔王の力を拒否した者は闇のゲームのチカラを纏わないと言っていたな。逆に考えれば、分け与えた力でさえ強力である魔王の闇のエネルギーは……)


勇者「本人のものは、今までの奴らの比じゃないってことか?」



オシリス(うむ……)



勇者「あいつ、いったい何を企んでるんだ」

ガサッ


魔物「グルルル」


勇者「ちっ、魔物が侵入してきたか!!」チャキッ!!



魔王「グルルル」ガチャ


魔物 の デュエルディスクが 展開される !!


オシリス(まずいぞ勇者、これで剣では手を出せなくなった!!)


勇者「くっ……」



勇者「こんなとこで……こんな所で、負けるわけに行くかよ!!」



勇者「俺は……賢者を助けるんだ!!」



ピカー!!



オシリス(勇者の剣が、光ってーーー?)



勇者「聖なる力を持つ勇者の剣よ、俺に、俺に力をくれーーー!!」



ガチャ! ガチャガチャ!!



オシリス(これは……まさか、聖剣がデュエルディスクに変形しただと!?)



勇者「デッキセット!!ーーーデュエルだ!!」



デュエル!!
このレスコンマ奇数で勇者先攻。


勇者初手(勇者の運命力レベルアップ!!聖なるデュエルディスクの加護により更にアップ!!)

70以上 神
31〜69 良
30以下 普通


魔物 初手

65以上 良
25〜64 普通
24以下 微妙

モンキーボード
ドクロバットジョーカー
ペンデュラムマジシャン
ブレイクスルースキル
幽鬼うさぎ



勇者「俺の先攻!!」


勇者「俺は手札から、EMドクロバットジョーカーを召喚!!効果発動!デッキからオッドアイズペンデュラムドラゴンを手札に加える!!」


勇者「更に、ペンデュラムゾーンにEMモンキーボードをセッティング!!効果発動!デッキからリザードローを手札に!リザードローを、ペンデュラムゾーンにセッティングし効果発動!!このカードを破壊しデッキから1枚ドローする!!」


勇者「ドロー!!」


70以上 神
30〜69 良
29以下 普通

EMシルバークロウ


勇者「EMシルバークロウをペンデュラムゾーンにセッティング!!」

モンキーボードs1 シルバークロウs5


勇者「これでレベル2から4のモンスターが同時に召喚可能!!」


勇者「揺れろ、魂のペンデュラム!!天空に描け!!光のアーク!!!ペンデュラム召喚!!」



勇者「来い!!手札よりレベル4EMペンデュラムマジシャン!!」ATK1500


勇者「ペンデュラムマジシャンが特殊召喚に成功した時、効果発動!!自分フィールドのカードを2枚まで破壊できる!ペンデュラムマジシャンとペンデュラムゾーンのシルバークロウを選択し、破壊する!」


勇者「そしてその効果により、破壊した枚数デッキからEMモンスターを手札に加える!俺が加えるのは、EMセカンドンキーと、EMロングホーンブル!!」


勇者「更に、ペンデュラムゾーンにオッドアイズペンデュラムドラゴンをセッティング!!」




勇者「カードを1枚セットしてターンエンドだ」


勇者「エンドフェイズにオッドアイズのペンデュラム効果発動!!デッキからEMオッドアイズユニコーンを手札に加える!!」

LP:4000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ドクロ/ATK1800」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「猿/1」P2「/」



魔物「グルル!(俺のターン!!)」


70以上 良
35〜69 普通
34以下 微妙


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔王城

側近「勇者がデュエルを始めたようです」


魔王「ふむ……ならばアレの実験台になってもらうとするか」


超融合「」ドクンドクン


魔王「この超融合と、クロサキのデュエルディスクから解析した次元を超える能力……そして我の魔力が合わされば」


魔王「ハァ!!」



ゴゴゴ……!!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔物「」ゴゴゴ


勇者「な、なんだ?闇のチカラが増幅してる……?」



ド☆ン



藍神「……」


勇者「魔物が……人間の姿になった?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔王「ふん……どうやら成功したようだ」


側近「これが魔王様の仰っていた奥の手ですか?」


魔王「そうだ。次元を超える力をもち入り、異なる次元の、強力なデュエリストの残留思念を我が軍の魔物を触媒に憑依させる」


側近「これで失われた分の戦力を確保できるわけですね」


魔王「そうだ。そして、あの4体の魔物の亡骸」クイッ


側近「魔王様のデュエル相手で最後まで生き残った強者達ですね。今の四天王並のチカラはあるかと」


魔王「そうだ。この術は、器が強力であればあるほど強い残留思念を憑依させられる。……みておれ」



ゴゴゴ!!


側近(さっきより強力な闇のチカラ……いったい、どんなデュエリストを呼ぼうと言うんだ!?)


魔王「はぁ!!」


ドン☆!!



ダーツ「……」

アモン「……」

ゾーン「……」

ドンサウザンド「……」



魔王「ははは!見ろ!新生四天王の誕生であるぞ!!」

側近「確かに……凄いチカラを感じます」



魔王「貴様より強いかもな、側近」


側近(確かに……)


側近「ですがよろしいのですか?魔王様も勇者との戦いを楽しみにしていたはず。もしかしたら新生四天王が勇者一行を残らず倒してしまう可能性も……」


魔王「その時は、そこまでの奴らだったというわけだ。我が相手にするまでもないわ!ワハハ!!」



側近「恐ろしいお人だ」ゴクリッ

ごめん、強さと絶望感的にGXは覇王かアモンの二択だった

藍神「僕のターン、ドロー!」


藍神「モンスターをセット。カードを1枚セットしてターンエンドだ」

LP:4000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「?」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



勇者「仕掛けてこない……だが、なんだかとんでもなく嫌な予感がするぜ」


勇者「油断は禁物だな。俺のターン!」


70以上 神
30〜69 良
29以下 普通


勇者「俺のターン、ドロー!!」

バリア・バブル


勇者「俺はスケール8のEMオッドアイズユニコーンをセッティング!!」


勇者「これでペンデュラムスケールは1と8!レベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!!」


勇者「ペンデュラム召喚!!エクストラデッキより来い!!オッドアイズペンデュラムドラゴン!ペンデュラムマジシャン!EMシルバークロウ!!そして手札からEMロングホーンブル!!」


オシリス(4体同時召喚!?ペンデュラム召喚とは、ここまで……)


勇者「この瞬間、ロングホーンブルの効果発動!デッキからペンデュラムモンスター以外のEM……EMスライハンドマジシャンを手札に加える!!更に、ペンデュラムマジシャンの効果発動!!このカードとドクロバットジョーカーを破壊して、デッキからEMモンスターを2体手札に加える!!」


勇者「俺はデッキからマンモスプラッシュと、パートナーガを手札に!!」


勇者「そして俺は手札のセカンドンキーを通常召喚!!」


勇者「このカードが召喚、特殊召喚に成功した時デッキからEMモンスターを墓地に送れるが、俺のペンデュラムゾーンにカードが2枚ある場合、墓地に送らず手札に加えることが出来る!2枚目のオッドアイズユニコーンを手札に!」

勇者「更に、手札のEMスライハンドマジシャンの効果!自分フィールドの、ペンデュラムモンスター以外のEMをリリースして特殊召喚できる!セカンドンキーをリリースし、来い!スライハンドマジシャン!!」


勇者フィールド


オッドアイズペンデュラムドラゴン ATK2500
EMスライハンドマジシャン ATK2500
EMシルバークロウ ATK1800
EMロングホーンブル ATK1600


オシリス(この攻撃力の合計なら行ける!)



勇者「バトルだ!シルバークロウでセットモンスターに攻撃!!」


勇者「シルバークロウの攻撃宣言時、俺のフィールドのEMモンスターはバトルフェイズの間攻撃力を300ポイントアップさせる!」


シルバークロウ ATK2100
スライハンドマジシャン ATK2800
ロングホーンブル ATK1900



藍神「セットモンスターは方界胤ヴィジャム。このカードは戦闘では破壊されない」


勇者「!!ーーーならば、リバースカードオープン!ブレイクスルースキル!モンスター効果を無効にさせてもらう!」


ヴィジャムは 破壊 された !!


勇者「ロングホーンブルでダイレクトアタック!」


藍神「トラップ発動!方界輪廻!攻撃モンスターの同名モンスターを可能な限り手札、デッキ、墓地から特殊召喚させる」


勇者「同名モンスターは存在しない」


藍神「対象モンスター及び同名モンスターの攻撃は0になり、そのモンスターに方界カウンターが置かれる。カウンターが置かれたモンスターは攻撃出来ず効果も無効化される」


勇者「くっ……」


ロングホーンブル ATK0


藍神「そして手札からレベル4以下の方界モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。方界超帝インディオラ・デスボルトを特殊召喚!!」DEF 0



勇者「なら、スライハンドマジシャンで攻撃だ!!」ATK2800


インディオラ・デスボルト は破壊された !!

藍神「デスボルトの効果発動。相手によって墓地に送られた場合、自分の墓地の方界モンスターを3体まで特殊召喚できる。インディオラデスボルト自身と、ヴィジャムを特殊召喚!!」


勇者「攻撃が通らねぇ……!」


藍神「更に、自分のデッキ、墓地から方界カード1枚を手札に加えることができる。デッキから暗黒方界神クリムゾン・ノヴァを手札に!」


勇者「不死身のモンスターってわけか……バトルフェイズを終了し、メインフェイズ2に入る!」


勇者「スライハンドマジシャンの効果を発動!手札のパートナーガを墓地に送り、表側表示モンスター……ヴィジャムを破壊する!!」


ヴィジャムは 破壊された !!


勇者「永続魔法、バリアバブルを発動しターンエンド!!」

LP:4000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「オッドアイズ/ATK2500」 2「/」 3「シルバークロウ/ATK1800」 4「ロングホーンブル/ATK 0 方界カウンター1」 5「スライハンドマジシャン/ATK2500」
魔法・罠:1「バリアバブル」2「」3「」4「」5「」 P1「猿/s1」P2「ユニコーン/s8」



藍神「僕のターン!」


70以上 良
31〜69 普通
30以下 微妙


藍神「ドロー!!」


藍神「手札のクリムゾンノヴァの効果を発動。手札の方界カード三種類を見せ、特殊召喚!」ATK3000


ブレードガルーディア ダークガネックス 方界合神


藍神「今ドローしたクリムゾンノヴァも特殊召喚させてもらう」ATK3000



勇者「攻撃力3000のモンスターが、2体……!!」


藍神「クリムゾンノヴァでオッドアイズペンデュラムドラゴンを攻撃」


勇者「うぐっ!」LP4000→3500


藍神「クリムゾンノヴァは相手モンスターを破壊した時、もう1度攻撃が出来る。ロングホーンブルを攻撃!」


勇者「バリアバブルの効果!フィールドのEMモンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、このカードがフィールドに存在する限り、EMモンスターの戦闘で受けるダメージは0になる!」


藍神「2体目のクリムゾンノヴァ。ロングホーンブルを攻撃」


ロングホーンブルは 破壊された!


藍神「カードを1枚セットしてターンエンド。そして、僕のエンドフェイズ時にクリムゾンノヴァの効果発動」


ゴゴゴ……!



勇者「な、なんだ……?」


藍神「お互いのプレイヤーは3000ポイントのダメージを受ける」


勇者「ぐぁぁぁ!」LP3500→500


藍神「……う」LP4000→1000



オシリス(勇者!!)

LP:1000 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「デスボルト/DEF 0」 2「クリムゾンノヴァ/ATK3000」 3「クリムゾンノヴァ/ATK3000」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



70以上 神
30〜69 良
29以下 普通




勇者「俺の……ターン!!」ヨロッ


勇者(なんて効果だ……次にやつにターンを渡したら俺は負ける。良くても引き分け……でも、なんだアイツのデュエルは。まるで、デュエリストとしての闘志が感じられない)


勇者「まるで、人形じゃないか……!」


藍神「…………」

オシリス(その通りだ。魔王がどんな手を使ったかは知らんが……奴は魔物を触媒にし作った人形のようなものだろう。ただデュエルを進行し、勝利だけを目的にした人形……)


勇者「魔王め……そんなものを……」


勇者「いい加減頭に来た!!デュエルを……デュエルを馬鹿にするんじゃねぇ!!」


勇者「ドロー!!」


オシリス(しかし、アイツに勝てる戦法はあるのか?)


勇者「わからない。でも、やらなきゃいけないんだ!」


ピカー!!


勇者「……え?」


オシリス(どうした?)


勇者「声が……する。俺を呼ぶ声が」


勇者「俺はセッティング済のスケールでペンデュラム召喚!!現れろ、オッドアイズペンデュラムドラゴン!!ペンデュラムマジシャン!!ドクロバットジョーカー!!」


藍神「神の宣告を発動。ライフを半分払い、その特殊召喚を無効にする」LP1000→500


勇者「くっ……!」



勇者「まだ……まだだ!金満の壺を発動!!墓地のオッドアイズ、ドクロバットジョーカー、ペンデュラムマジシャンの3枚をデッキに戻し、2枚ドロー!!」


70以上 神
30〜69 良
29以下 微妙

勇者「ドロー!」


ペンデュラムマジシャン
命削りの宝札


勇者「俺はスライハンドマジシャンの効果を発動!!手札のマンモスプラッシュを捨てて、クリムゾンノヴァを破壊する!!」


藍神「無駄だ。クリムゾンノヴァは、元々の攻撃力が3000以下のモンスターの効果を受け付けない」


勇者「ぐ……ダメか」


勇者「考えろ……まだ、なにかあるはずだ!」


ピカー!



勇者「まただ……また、俺を呼ぶ声が」


勇者「この、カードは?」ピカー!!



勇者「……俺の命、こいつに賭ける!!」


勇者「俺はペンデュラムマジシャンを召喚!」ATK1500



オシリス(何をする気だ……?)



勇者「俺は!!レベル4のペンデュラムマジシャンとシルバークロウでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!」



ゴゴゴ……


藍神「!?」


勇者「漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!!今降臨せよ!!エクシーズ召喚!!ランク4!!ダークリベリオン・エクシーズドラゴン!!」ATK2500


藍神「無駄だ。そのモンスターでも、クリムゾンノヴァを倒すことは出来ない」


勇者「それはどうかな?」


藍神「……何?」


勇者「墓地のブレイクスルースキルの効果を発動!!このカードを除外して、相手モンスター1体の効果を無効にする!クリムゾンノヴァ1体の効果を無効!!」


勇者「更に、ダークリベリオン・エクシーズドラゴンの効果発動!!オーバーレイユニットを2つ使い、相手モンスターの攻撃力を半分にし、その数値分攻撃力をアップさせる!!効果無効になったクリムゾンノヴァを選択!!」


勇者「トリーズン・ディスチャージ!!」


ダークリベリオン ATK2500→4000

クリムゾンノヴァ ATK3000→1500


オシリス(攻撃力が逆転したか!)



勇者「バトルだ!ダークリベリオンでクリムゾンノヴァを攻撃!!反逆の、ライトニングディスオベイ!!」


クリムゾンノヴァ は 破壊された!!


藍神「うおお……!」LP500→0 ピーッ!!


魔物「ーーー……」シュゥゥゥ



オシリス「勇者の勝ちだ!!」


勇者「ーーーふぅ。なんとか勝てたな……」

思ったんだけど、蘇生カードのないこのデッキだとロングホーンブルってスケール貼ってなかったら事故要員みたいなもんだし、代わりにオシリス入れても良いかな?

じゃあブルoutのオシリスinしたいと思います。
コンマも前みたいに事故枠が無くなったから、多分大丈夫かと。
こうなると、早くシャイニングドローで天よりの宝札が欲しくなるね

勇者「んー」


オシリス(どうした?かなりのダメージを受けたみたいだが、休憩か?)


勇者「いや……ちょっとデッキをな」


オシリス(そうか)


勇者「なぁ、オシリス。今更なんだけど……俺と一緒に戦ってくれないか?」


オシリス(はいはい、我はまた留守番だろ。わかっておるよ……ーーーって、何ぃ!?)


勇者「だから、一緒に戦ってほしい。……ここから先の戦い、多分もっと辛くなる。俺の今のデッキなら、前みたいにお前に歯がゆい思いをさせなくて済むと思うんだ」


オシリス(ふん、散々我にいらない烙印を押して都合が悪くなったらチカラを貸せだと?)


勇者「……うん。今まですまなかった。でも、今回は賢者の安否もかかってるんだ。だから……頼む」


オシリス(……ふん。確かに、お前1人じゃ頼りないからな)


勇者「それじゃあ…!」


オシリス(共に魔王を討つぞ、勇者)

勇者「おう!」


オシリスの天空竜がデッキに入った !!

オシリスの効果について


最初はOCGに神縛り内蔵版を考えてたけど、他のカードはアニメ版やら原作版でぶっ壊れ出しまくってるし、オシリスも原作版で良いかな?


原作版だと
モンスター、罠は耐性ついてて魔法効果は1ターンのみ受け付けるだっけ?
細かいとこはデュエル中のノリで良いか

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーー最終章ーーー


勇者「魔界に入ったな。久しぶりだ……」


オシリス(早くお前の仲間達と合流するべきだ)


勇者「そうだな。……魔王の闇のチカラがずっと濃い。デュエルにも影響がありそうだ」



※ルール変更のお知らせ


魔界でのデュエルはLP8000となります



勇者「行こう!」


オシリス(うむ!!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

側近「勇者が魔界に入ったか」


賢者「…………」


側近「期待しているぞ、賢者」


賢者「……」コクン

魔界上空

勇者「お前のおかげで助かるよ」


ワイバーン「キュー♪」


勇者「ん?あれは……」



英雄「バトル!ダークロウで攻撃!!」


勇者「英雄達だ!」


オシリス「魔王軍の軍勢と戦っているようだな」


大賢者「行け!ブラックマジシャン!!」


大神官「滅びのバーストストリーム!!」


オシリス(まさに最終決戦というやつだな)


勇者「俺達も行くぞ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

竜使い「だいたい片付いたな。これで雑魚はもうほとんど倒しただろう」


冒険家「勇者も無事で良かったぜ!」


勇者「そっちもな」


大賢者「こっちの戦力は整ったようだね。魔王軍の残りは……」


英雄「四天王が残り1人ですね」


勇者「黒騎士だな。後は側近」


大神官「ふぅん。勝利はもはや目前ということだ」


騎士隊長「それでも、油断は禁物です」


ジャンク屋「魔王城へはあとどれくらいなんだ?」


大賢者「下調べはしてあるよ。そんなに距離はないね」


大神官「魔王城の近くに拠点を確保してある。まずはそこに向かう」


勇者「心強いな」


クロサキ「…………」


勇者「そうだ、クロサキは大神官にデュエルディスクを見てもらうんじゃなかったか?」


クロサキ「……ああ」


大神官「デュエルディスクだと?」


クロサキ「これだ」


大神官「……初めてみる型だ。いいだろう、拠点に着いたら見てやるぞ、ワハハ!!」

ガサッ

オシリス(気をつけろ、魔族だ!)

勇者「誰だ!出てこい!!」


黒騎士「……」


勇者「お前は……」


騎士隊長「かなりのチカラを感じる」


ジャンク屋「最後の四天王か」



勇者「待ってくれ。……こいつは、俺にやらせてくれ」


竜使い「なんだと?」


勇者「多分……こいつは、俺とデュエルをしにきたんだ。そうだろ?」


黒騎士「……そうだ」


大賢者「僕達は下がろう。勇者のデュエルを見守るんだ」



勇者「どうして、ここまで?魔王城で待ってると思ってた」


黒騎士「……あそこには、すでに俺の居場所はないからな」


勇者「どういうことだ?」


黒騎士「俺に勝てたら教えてやる。さあ、デュエルだ!!」


勇者「!!」


このレスのコンマ奇数で勇者先攻

下のコンマで勇者初手

70以上 神初手
30〜69 良
29以下 普通


その下で黒騎士初手

70以上 神
40〜69 良
11〜39 普通
10以下 微妙

勇者「俺のターン!!」

ドクロバットジョーカー
リザードロー

ペンデュラムマジシャン
命削り


勇者「俺はスケール1のモンキーボードと、スケール6のリザードローをペンデュラムゾーンにセッティング!!」


勇者「モンキーボードのペンデュラム効果発動!!デッキからレベル4以下のEMを手札に加える!!オッドアイズユニコーンを手札に!!」


勇者「更に、ドクロバットジョーカーを召喚!!効果によりオッドアイズペンデュラムドラゴンを手札に加える!!」



勇者「リザードローのペンデュラム効果発動!!このカードを破壊し、デッキからカードを1枚ドローだ!!」



70以上 神
31〜69 良
30以下 普通

クリスタルアバター

勇者「ペンデュラムゾーンにスケール8のオッドアイズユニコーンをセッティング!!」


勇者「これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!!ペンデュラム召喚!!」


勇者「現れろ!レベル4、ペンデュラムマジシャン!!レベル7、オッドアイズペンデュラムドラゴン!!」


勇者「ペンデュラムマジシャンの効果発動!!このカードとドクロバットジョーカーを破壊し、デッキからEM2枚を手札に加える!!」


勇者「セカンドンキーと、マンモスプラッシュを手札に!!」


黒騎士「なるほど、次から次へと戦力を補充する……それがお前のデッキの強みか、勇者」


竜使い「勇者のやつ、前よりずっと強くなってるな」

勇者「これでターンエンド!!さあ来い、黒騎士!!」

LP:8000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「/」 2「オッP/ATK2500」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「猿/s1」P2「ユニコーン/s8」


黒騎士「私のターン!!」


80以上 神
40〜79 良
11〜39 普通
10以下 微妙



黒騎士「私は手札より、魔界発現世行デスガイドを召喚!!」


黒騎士「デスガイドの効果発動!デッキから彼岸の悪鬼スカラマリオンを効果を無効にして特殊召喚する!!」


勇者「レベル3のモンスターが、2体……!!」


黒騎士「レベル3のデスガイドとスカラマリオンをオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!現れろ、ランク3!!彼岸の旅人ダンテ!!」DEF2500


冒険家「初めて見るエクシーズモンスターだ」


黒騎士「ダンテの効果発動!!オーバーレイユニットのスカラマリオンを使い、デッキの上から3枚のカードを墓地に送る」


墓地送りコンマ

70以上 神
40〜69 良
15〜39 普通
14以外 微妙

彼岸の悪鬼ガトルホッグ
彼岸の悪鬼グラバースニッチ
幻影死槍

黒騎士「ダンテの攻撃力は墓地に送ったカード×500アップするが……こいつは守備表示だ。が!!」


黒騎士「墓地に送られたガトルホッグの効果発動!!スカラマリオンを特殊召喚する!!」


黒騎士「更にグラバースニッチの効果発動!デッキから、彼岸悪鬼ファーファーレルを特殊召喚!!」


騎士隊長「またレベル3のモンスターが!」


黒騎士「レベル3のスカラマリオンと、ファーファーレルでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!」


黒騎士「来い!彼岸の旅人ダンテ!!」ATK1000



竜使い「また同じモンスターが出やがった!!」



黒騎士「再びダンテの効果発動!!デッキの上からカード3枚墓地に送る!」



80以上 神
50〜79 良
16〜49 普通
15以下 微妙

神の宣告
ツインツイスター
幻影騎士団ラギットグローブ


クロサキ「デッキから直接墓地に落とし、効果を発動させるデッキか」

大賢者「いや、大丈夫だよ。2枚強力なカードが無力化された」

黒騎士「ふ、少々残念だったな。だが、オーバーレイユニットのスカラマリオンは再び墓地へ行った。そしてダンテの攻撃力は1500ポイントアップする!」
ATK1000→2500


勇者(オッドアイズと攻撃力が並んだ。だけど、警戒するのはスカラマリオンってやつの効果か?すぐに発動するものじゃないみたいだが……)


黒騎士「そして私は手札の彼岸の悪鬼アリアーノを墓地に送り、守備表示のダンテ1体でオーバーレイネットワークを再構築!!」


黒騎士「いでよ!ランク6!!永遠の淑女ベアトリーチェ!!」ATK2500


クロサキ「ランク3のモンスターを、ランクアップマジックを使わずにランク6にするだと!?」



黒騎士「さあ、バトルだ!ベアトリーチェでオッドアイズペンデュラムドラゴンに攻撃!!」ATK2500


英雄「攻撃力は互角……」


勇者「迎え撃て!オッドアイズ!!」


オッドアイズとベアトリーチェは破壊された !!


黒騎士「そして破壊されたベアトリーチェの効果が発動する!エクストラデッキから召喚条件を無視して、彼岸の巡礼者ダンテを特殊召喚!!」ATK2800


ジャンク屋「この特殊召喚をするための布石だったか……」


竜使い「融合モンスターまで使うのか、奴は!!」



黒騎士「そしてオーバーレイユニットだったダンテの効果も発動。墓地のガトルホッグを手札に加えさせてもらうぞ」




黒騎士「まだ私のバトルフェイズは続いている!2体のダンテでダイレクトアタック!!」


ATK2500
ATK2800


勇者「うわああ!!」LP8000→2700


冒険家「勇者のライフが一気に削られちまった!!」


黒騎士「バトルフェイズ終了事に旅人ダンテは守備表示となる」DEF2500


黒騎士「カードを四枚セットし、ターンエンドだが……」


黒騎士「エンドフェイズにスカラマリオンの効果が発動!デッキから悪魔族、レベル3、闇属性モンスターを手札に加えることが出来る。デスガイドを手札に加えさせてもらうぞ」



LP:8000 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「巡礼者ダンテ/ATK2800」 2「旅人ダンテ/DEF2500 ORU 1」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「?」4「?」5「」 P1「/」P2「/」



大神官「ふぅん、いきなりライフを大きく削られたか。勇者よ、俺との決闘の先で何を見つけたか……証明してみるがいい!!」


勇者「ああ。まだまだ、これからだ!俺のターン!!」


70以上 神
31〜69 良
30以下 普通

エンタメフラッシュ


勇者「俺はセッティング済のスケールで、ペンデュラム召喚!!行くぜ……これが俺のらストレートペンデュラム!!」


勇者「エクストラデッキより現れろ、ペンデュラムマジシャン!ドクロバットジョーカー!オッドアイズペンデュラムドラゴン!!リザードロー!」


勇者「そして手札より、マンモスプラッシュ!!」


英雄「5体同時召喚!!」


大賢者「凄いね、彼はもうペンデュラム召喚を使いこなしているのか」


黒騎士「それでなくては面白くない。さあ来い勇者!!」

勇者(召喚反応はないのか、助かった!)


勇者「ペンデュラムマジシャンの効果で、リザードローを破壊!!デッキからEMスライハンドマジシャンを手札に加える!」


勇者「更に、手札からセカンドンキーを召喚!その効果によりデッキからバリアバルーンバグを手札に!」


勇者「そしてレベル4のペンデュラムマジシャン、ドクロバットジョーカーでオーバーレイ!!」


勇者「漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!!今降臨せよ!エクシーズ召喚!ランク4!ダークリベリオン、エクシーズドラゴン!!」ATK2500

勇者「ダークリベリオンの効果発動!オーバーレイユニットを2つ使い、巡礼者ダンテを攻撃力を半分にしてその攻撃力分ダークリベリオンの攻撃力をアップさせる!トリーズン!ディスチャージ!!」

ダンテ ATK2800→1400
ダークリベリオン ATK2500→3900

勇者「そしてマンモスプラッシュの効果を発動!フィールドのこのカードとオッドアイズで、融合召喚を行う!」


黒騎士「お前も融合モンスターを!?」

勇者「融合召喚!現れろ、レベル7!聖なる雷を操りし竜、オッドアイズボルテックスドラゴン!!」ATK2500


勇者「ボルテックスの効果を発動!このカードが特殊召喚に成功した時、相手の表側攻撃表示モンスターを手札に戻す!巡礼者ダンテ、ボルテックスの雷でエクストラデッキに戻れ!!」


黒騎士「くっ!それにチェーンしてダンテの効果発動!手札のガトルホッグを墓地に送り一枚ドロー!」


黒騎士「そして、墓地に送られたガトルホッグの効果により墓地のスカラマリオンを特殊召喚する!」
DEF2000


ドローコンマ

70以上 神
40〜69 良
15〜39 普通
14以下 微妙

勇者「そして、セカンドンキーをリリースし、EMスライハンドマジシャンを特殊召喚!!」ATK2500


勇者「スライハンドマジシャンの効果発動!手札のバリアバルーンバグを捨てて、ダンテを破壊する!」


黒騎士「永続罠発動!幻影剣!ダンテを対象に攻撃力を800アップし、対象モンスターが戦闘、効果で破壊される場合はこのカードを代わりに破壊する!」


勇者(ダンテを守りに来たか!残りのあいつのセットカードは3枚……だけど!)


勇者「ボルテックスドラゴンの効果を発動!エクストラデッキのリザードローをエクストラデッキに戻し、その効果を無効にする!」


冒険家「よっしゃあ!これでダンテを破壊出来るぜ!」


黒騎士「更にチェーン発動!幻影翼!ダンテを対象にし攻撃力を500ポイントアップ!このカードの対象になったモンスターはこのターン1度だけ戦闘、効果では破壊されない!」


勇者「く、まだ守れるのか!」


黒騎士フィールド

ダンテ DEF 2500
スカラマリオン DEF 2000

伏せカード2枚

勇者(もっと攻め手が欲しい……なら!)


勇者「カードを2枚セット!そして手札から命削りの宝札を発動!手札が5枚になるようにデッキからカードをドローする!俺の手札はゼロ、5枚ドローだ!!」


70以上 神
31〜69 良
30以下 普通

ツインツイスター
EMキングベアー
金満の壺
RUMー七皇の剣
オシリスの天空竜


勇者「オシリス、来てくれたか!」


オシリス(ふん、どうやら我の力を見せる時が来たようだな)


勇者「俺は手札のキングベアーを捨てて、ツインツイスターを発動!!お前のセットカードを2枚破壊する!」


黒騎士「ダブルリバースカードオープン!彼岸の沈溺!超カバーカーニバル!!」


勇者「2枚ともフリーチェーンだって!?」


黒騎士「沈溺の効果!自分フィールドの彼岸モンスターを2体墓地に送りフィールドのカードを3枚まで破壊する!ダンテとスカラマリオンを墓地に送り、ボルテックスドラゴンと、ダークリベリオン、お前のペンデュラムゾーンのユニコーンを破壊する!」


勇者「何だって!?」

ボルテックスドラゴン、ダークリベリオン、オッドアイズユニコーンは破壊された !!

黒騎士「更に超カバーカーニバルの効果で、デッキからEMディスカバーヒッポを特殊召喚!」DEF800


勇者「なるほど、ヒッポはレベル3……ランク3デッキとは相性がいいってわけか」


ジャンク屋「そして勇者のペンデュラムゾーンのカードが破壊されてしまった……」


クロサキ「あのペンデュラム召喚とやらは、ペンデュラムゾーンのカードを一枚でも破壊されれば行えない。なるほど、実戦的なデュエルだ。四天王を名乗るだけある」


黒騎士(だが、勇者は今5枚ものカードをドローした。……止められるか?)


冒険家「かっとビングだ、勇者!!」

勇者「おう!!手札からRUM-七皇の剣を発動!!エクストラデッキからNo.101 S・H・Arkknightを特殊召喚!!七皇の剣の効果により、アークナイトでオーバーレイ!」

勇者「1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!カオスエクシーズチェンジ!!ランク5!!CNo.101!!S・H・Darkknight!!」ATK2800


大神官「ふぅん。あのモンスターは厄介だぞ」


勇者「ダークナイトの効果発動!特殊召喚されたモンスターをオーバーレイユニットにする!ディスカバーヒッポを吸収だ!」


黒騎士「くっ!!」

竜使い「これであいつの場はガラ空きだ!」


勇者「バトルだ!ダークナイトで、ダイレクトアタック!!」


黒騎士「ぐっ!!」LP8000→5200


勇者「スライハンドマジシャン!ダイレクトアタック!!」


黒騎士「ぐあっっ!」LP5200→2700


英雄「ライフが並んだ!」


勇者「俺はこれでターンエンド!」


黒騎士「エンドフェイズにスカラマリオンの効果でデッキからカードを手札に加えさせてもらう。ガトルホッグを手札に!」

LP:2700 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ダークナイト/ATK2800 ORU 2」 2「/」 3「スライハンドマジシャン/ATK2500」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「」4「」5「」 P1「猿/s1」P2「/」



黒騎士「私のターン!!」


70以上 神
40〜69 良
15〜39 普通
14以下 微妙




訂正

スカラマリオンの効果でガルドホッグ ×

ファーファーレルを手札に

黒騎士「ドロー!」


黒騎士「私は手札からデスガイドを召喚!!デスガイドの効果を発動!デッキからスカラマリオンを効果を無効にして特殊召喚!」


勇者「またレベル3モンスターが2体!」


黒騎士「レベル3のデスガイドと、スカラマリオンでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!」


黒騎士「戦場に倒れし騎士達の魂よ、今こそ蘇り、闇の力で光を切り裂け!!エクシーズ召喚!!ランク3!!幻影騎士団ブレイクソード!!」ATK2000


黒騎士「そして墓地の幻影翼の効果を発動!このカードを除外し、墓地のラギットグローブを特殊召喚!」


黒騎士「更に、フィールド幻影騎士団モンスターがいる場合、このカードは特殊召喚出来る!来い、幻影騎士団サイレントブーツ!!」


勇者「なにをする気だ……?」


黒騎士「ブレイクソードの効果を発動!オーバーレイユニットのスカラマリオンを墓地に送り、サイレントブーツとお前のスライハンドマジシャンを破壊する!」


勇者「!!なら、チェーンしてトラップ発動!!EMフラッシュ!!お前のモンスターを全て守備表示にする!」


スライハンドマジシャンは破壊された!

ブレイクソード DEF 1000



黒騎士「まだだ!墓地の幻影剣の効果を発動!!サイレントブーツを特殊召喚!!」


黒騎士「レベル3のラギットグローブ、サイレントブーツでオーバーレイ!!エクシーズ召喚!ランク3!!ブレイクソード!!」


勇者「2体目……!」


黒騎士「ラギットグローブをオーバーレイユニットにしたブレイクソードの攻撃力は1000ポイントアップする」

ブレイクソード ATK2000→3000


黒騎士「2体目のブレイクソードの効果を発動!!オーバーレイユニットのサイレントブーツを使い、1体目のブレイクソードとダークナイトを破壊する!」


勇者「ダークナイト!!」


ダークナイトは 破壊された !


勇者「ダークナイトの効果発動!オーバーレイユニットを持つこのカードが破壊された時、墓地からこのカードを特殊召喚し、攻撃力分のライフを回復する!」


LP2700→5500


黒騎士「行け!ブレイクソード!!ダークナイトを攻撃!!」


勇者「うぐっ……!!」LP5500→5300


黒騎士「墓地のサイレントブーツの効果を発動!このカードを除外し、デッキから幻影魔法罠を手札に加える!幻影霧剣を手札に!」


黒騎士「カードを一枚セット!エンドフェイズにスカラマリオンの効果でデスガイドを手札に加える!」

LP:2700 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「/」 2「ブレイクソード/ATK3000 ORU 1」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」


勇者「俺の……ターン!!」



70以上 神
31〜69 良
30以下 普通

チューニングガム


勇者「……なんでだろうな」


黒騎士「?」


勇者「俺は……賢者を攫ったお前達を許せない。けど、このデュエルは……そんな気持ちさえどこかへ行っちまうぐらい、楽しいんだ。敵同士なのにな」


黒騎士「勇者……」


勇者「俺は、お前達を倒して、賢者を必ず助けて見せる!でも、このデュエルは……憎しみとか、憎悪とかで汚したくない。俺とお前の、真剣勝負だ」


黒騎士「…………」


大賢者「そうだね。デュエルは決して、相手を憎んだりそういう気持ちでは行っちゃいけない。勇者は、よくわかってる。そして……そんなデュエリストにこそ、カードは応えてくれる」


黒騎士「……来るがいい。その想いと力で!私を倒せない程度では、この先勝ち進むなど到底できん!!」


勇者「行くぜ!俺は手札から金満の壺を発動!!エクストラデッキのユニコーン、墓地のドクロバットジョーカーとペンデュラムマジシャンをデッキに戻し、2枚ドローする!」


70以上 勇者ビング!!
30〜69 良
29以下 普通

オッドアイズユニコーン
ペンデュラムマジシャン


勇者「俺は、スケール8のオッドアイズユニコーンをペンデュラムゾーンにセッティング!!」


黒騎士「来るか……ペンデュラム!!」


勇者「ペンデュラム召喚!!エクストラデッキより、オッドアイズペンデュラムドラゴン!!EMリザードロー!!EMマンモスプラッシュ!!ペンデュラムマジシャン!!」


オッドアイズ ATK2500
リザードロー DEF 600
マンモスプラッシュ ATK1900
ペンデュラムマジシャン ATK1500

勇者「ペンデュラムマジシャンの効果発動!リザードローとペンデュラムマジシャンを破壊して、デッキからゴムゴートンとオッドアイズユニコーンを手札に加える!」

勇者「バトルだ!オッドアイズでブレイクソードを攻撃!!」


竜使い「バカな!オッドアイズの攻撃力では……!」



勇者「オッドアイズユニコーンのペンデュラム効果発動!!オッドアイズモンスターの攻撃宣言時に1度だけ発動出来る!そのモンスターの攻撃力は、フィールドのEMモンスターの攻撃力分アップする!」

オッドアイズATK2500→3400


黒騎士「何!?」


勇者「行け!オッドアイズ!螺旋のストライクバースト!!」


黒騎士「墓地の幻影死槍の効果発動!このカードを除外し、ブレイクソードの破壊を1度だけ無効にする!」


勇者「だが、ダメージは受けてもらう!オッドアイズの効果発動!戦闘ダメージを2倍にする!リアクションフォース!!」


黒騎士「ぐぅっ……!!」LP2700→1900



騎士隊長「惜しかったね。破壊出来てればダイレクトアタックで勝てたのに……」


ジャンク屋「いや、黒騎士のセットカード……おそらく、まだ奴は奥の手を温存している」

黒騎士(霧剣は温存した。次のターンで、一斉攻撃をしかける!!)


勇者「俺はこれでターンエンドだ!」


LP:5300 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「オッドアイズ/ATK2500」 2「マンモス/ATK1900」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「猿/s1」P2「ユニコーン/s8」


黒騎士「私のターン!!」



70以上 神
40〜60 良
11〜39 普通
10以下 微妙

10

ホントだ。訂正します!

勇者「オッドアイズで攻撃!!」ATK4400


黒騎士「トラップ発動!幻影霧剣!!オッドアイズは攻撃出来ず、効果は無効になり攻撃対象にされない!」

オッドアイズ に 闇の剣が突き刺さった!!


勇者「くっ……!」


黒騎士「甘いな……(>>1が)まだ終わらせんぞ!」
LP2700


勇者「俺はこれでターンエンドだ!」


ドローコンマ同じで、安価下

ごめん、見落としてた!
>>495のコンマで行きます!

黒騎士「ドロー!」


黒騎士「デスガイドを召喚!!効果によりデッキからファーファーレルを効果を無効にして特殊召喚!」

黒騎士「2体のモンスターでオーバーレイ!!ランク3!虚空海竜リヴァイエール!!」


黒騎士「リヴァイエールの効果発動!!オーバーレイユニットを1つ使い、除外されているサイレントブーツを特殊召喚!」


黒騎士「更に、使用されたファーファーレルの効果発動!リザードローをエンドフェイズまで除外する!!」


勇者「!!」


リザードローは除外された !!


黒騎士「そしてブレイクソードの効果発動!オーバーレイユニットのラギットグローブを墓地に送り、霧剣とセットカードを破壊!」



パリィン!!

勇者「クリスタルアバターが!」


黒騎士「そして墓地の霧剣の効果!このカードを除外し、ラギットグローブを特殊召喚!!」

黒騎士「ラギットグローブと、サイレントブーツでオーバーレイ!!幻影騎士団ブレイクソード!!」
ATK3000

勇者「3体目のブレイクソード!!」

黒騎士「そして私は先程ドローした幻影死槍をセット」

黒騎士「更に、ブレイクソードの効果を発動!幻影死槍と、オッドアイズを破壊する!」


オッドアイズ は 破壊された!!



クロサキ「怒涛の攻撃だな……勇者の場のカードがほとんど破壊された」


ブレイクソード A ATK3000

リヴァイエール ATK1800

ブレイクソード B ATK3000



勇者LP5300
モンスター マンモスプラッシュ
セットカード 無






黒騎士「バトルだ!ブレイクソードでマンモスプラッシュを攻撃!!」


勇者「うわぁぁ!!」LP5300→4200


黒騎士「2体目のブレイクソードでダイレクトアタック!!」


勇者「ぐぁぁぁ!!」LP4200→1200



騎士隊長「マズイ!次の攻撃を受けたら……!!」



黒騎士「終わりだ、勇者!!リヴァイエールでダイレクトアタック!!」



勇者「終わって……たまるかよ!墓地のバリアバルーンバグの効果発動!!ダイレクトアタックを受けた時、手札のEMを捨てて特殊召喚する!手札のゴムゴートンを捨てて、特殊召喚!!」DEF2000


黒騎士「なんだと!?」


勇者「ふぅ……なんとか、防ぎきったぜ」ヨロッ


黒騎士「ならば……オーバーレイユニットで使用した墓地のサイレントブーツの効果を発動!!デッキから幻影霧剣を手札に加え、セット!!ターンエンドだ!!」


オシリス(大丈夫か?勇者)


勇者「ああ……あったりまえだ。行くぞ、これがラストターンだ!!」


70以上 神
31〜69 良
30以下 普通

勇者「俺のターン!ドロー!」


勇者「セッティング済みのスケールで、ペンデュラム召喚!!来い、オッドアイズペンデュラムドラゴン!!ペンデュラムマジシャン!!マンモスプラッシュ!!」


オッドアイズ
マンモスプラッシュ
バリアバルーンバグ
リザードロー
ペンデュラムマジシャン


勇者「ペンデュラムマジシャンの効果発動!!ペンデュラムゾーンのモンキーボード、オッドアイズユニコーンを破壊し、EMドラミングコングと、オッドアイズユニコーンを手札に!」


黒騎士「自らペンデュラムゾーンのカードを破壊……?何をする気だ!?」



ゴゴゴ……


黒騎士「この力は……」


騎士隊長「この膨大なエネルギー……まさか!」


大神官「呼ぶのか、勇者……神を!!」



勇者「……待たせたな」


オシリス(……ふん。今こそ我の力、貴様に見せてやる)

勇者「俺はバリアバルーンバグ、マンモスプラッシュ、ペンデュラムマジシャンを生け贄に捧げ……」


勇者「いでよ!!神竜の魂が宿りし、天空の神!!今こそ闇を薙ぎ払え!!」


オシリス()ゴゴゴ


勇者「《オシリスの天空竜》!!!!」ピカー!!



黒騎士「な……!!」


オシリスの天空竜 ATK6000



勇者「バトルだ!!オシリスの天空竜で、ブレイクソードを攻撃!!」


勇者「超電導波!!サンダーフォース!!」



黒騎士「ぐっ……!!トラップ発動!幻影霧剣!!対象モンスターは攻撃出来ず、効果は無効化される!!」


オシリス「悪いな。あいにく、我はモンスターではない……」


勇者 オシリス「「神だ!!」」



黒騎士「なっーーー!!」



黒騎士「……私の、敗北……か」




LP2700→0 ピーッ!!

大賢者「やったね、勇者!!」


勇者「こいつのおかげさ」


オシリス(ふん……まあ、貴様もなかなかだったぞ)



黒騎士「……神、か。それがお前達の切り札……」シュゥゥ


勇者「黒騎士」


黒騎士「……ひとつ、教えておいてやろう。お前達はこれで四天王全員を倒したと思ってるようだが……それは間違いだ」


クロサキ「どういうことだ。確かに、貴様で最後のはず」


黒騎士「……魔王様は、その魔力で現四天王より遥かに強力な四天王を作りあげた。……私は、すでにお払い箱だったのだ」


勇者「そんな……!!」



黒騎士「……四天王の1人として、お前を倒すことが私の全てだった。屈辱的な命令を受けても……それは……」


勇者「……」



黒騎士「……側近様の命令とはいえ、卑怯な真似をして……すまなかったな……勇者」



勇者「お前の気持ちは……わかってるつもりだ。今のデュエルで……伝わって来たから」



黒騎士「そう、か……」



黒騎士「最後にお前と戦えて……私は…………」



黒騎士「ありがとう、勇者」シュゥゥ



勇者「……ああ。楽しいデュエルだった。ありがとな、黒騎士」


ブワッ!!


黒騎士の身体は、魔界の土に還った

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
英雄「でも、今より強力な四天王って……どんな相手なのだろうな」


オシリス(魔物を媒体にして強力なデュエリストに書き換える術を魔王は使えるようだ。おそらく……)



勇者「あいつより強い奴が……4人も増えたってのか……いてて」ズキッ


竜使い「貴様はさっきのデュエルダメージが残ってるのだから、おとなしくワイバーンの背で寝ていろ!」


大賢者「心配しなくても、拠点はもうすぐだよ。そこで一晩休もう」


大神官「ふぅん。いよいよ明日、この俺が魔王の首を落としてやる」


騎士隊長「ついにここまで来たんだね。満足、大丈夫かな」

ジャンク屋「あいつなら上手くやってるさ」


冒険家「クロサキは、最後まで一緒に戦ってくれるのか?」


クロサキ「ふん……仕方あるまい」

いよいよ決戦前夜となります。


なお、最後の特訓として魔王城突入前に同行メンバーと3回までデュエルを行うことが出来ます。
勝った場合は

大賢者 強欲な壺 天使の施し
大神官 命削りの宝札(アニメ版) サイバーポット
英雄 天よりの宝札 悪夢の蜃気楼
ジャンク屋 第六感 血の代償
冒険家 エクシーズトレジャー ヌメロンドラゴン(アニメ版)
クロサキ 大嵐
竜使い サンダーボルト
騎士隊長 ハリケーン

を手に入れることが出来ます
デッキ変更、調整は今回が最後(魔王城突入前ならいつでもいいです)

レスキューラットでエクストラの同名P手札に加えたらオシリスの底上げができるな

さて、誰と戦う?
>>509を参考に、メタモルフォーゼメインのオシリスデッキを考えたけど……この先勝てるかは何とも言えない

今のとこ各キャラの強さは


大賢者≧大神官>>>勇者=英雄=ジャンク屋=冒険家=クロサキ>>竜使い=騎士隊長


って感じなんで勝つのが難しいほど強いカードが貰える感じですね
しかしシャイニングドローチャンスを考えればドローソースがたくさん欲しいとこです

では一戦目は騎士隊長で行きます?

決戦前夜


勇者「……」


オシリス「眠れないのか?」


勇者「ああ。いよいよ明日なんだって」


勇者「考えてみれば、俺がこの世界で目覚めてからずっと、そばに賢者がいてくれた」


オシリス「寂しいのか」


勇者「寂しくないって言ったら嘘になる。けど、今はみんながいるからな」


勇者「だけど、やっぱり俺が隣にいてほしいのは……賢者だ。仲間としても、1人の女の子としても、俺は賢者を……」


オシリス「言うな。わかってる、お前達を見てればそんなことは。だから、その言葉を最初に伝えるのは賢者にしてやれ」


勇者「お前、ずいぶん人間臭くなったな。昔会った時はただの頑固者だったくせに」


オシリス「さあな。しかし、今の状態も悪くないと思っているのは事実だ」


勇者「隠居した爺さんみたいになっちゃって」


オシリス「……もう、この世界は力でどうこうというものではないからな。数千年生きてきた我には、初めて見る変化だった。ならば、このまま世界を見届けていくのも良いかと思ってな」


勇者「そうだな。……魔王を倒したら。もう誰も傷つかない世界に変えたい。俺1人じゃ無理だけど……今は賢者も、仲間もいる。何だってやってやるさ」スッ


オシリス「どこへ行く気だ?」



勇者「すっかり目が冴えちまった。それに……」


勇者「どうやら、デュエルの1つもしないと落ちつかなくなっちまったらしい」ハハッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

騎士隊長「勇者」


勇者「あれ、騎士隊長。お前も眠れないのか?」


騎士隊長「そんなところだよ。そして、君に頼みがある」

勇者「頼み?」


騎士隊長「僕と、デュエルをしてくれないか」


騎士隊長「君の神を見てから、気持ちの昂りが止まらないんだ。僕の星界の神と、君の神。自分の力を試したいという気持ちもあるんだけど……それ以上に、同じ神の使い手である君とデュエルがしたい」



勇者「……いいぜ。俺も、騎士隊長とは一対一でデュエルしたかったとこだ。前はジャンク屋のおかげで勝ったようなもんだしな」



騎士隊長「ありがとう。なら……行くよ!」


勇者「ああ!」



「「デュエル!!」」


このレスのコンマ奇数で勇者先攻


下レスで勇者初手
70以上 神
30〜69 良
29 普通

その下騎士隊長初手

80以上 初手
35〜79 良
11〜34 普通
10以下 微妙



勇者初手
ドクロバットジョーカー
リザードロー
天空の虹彩
七皇の剣
デモンズチェーン




騎士隊長「僕のターン!!」


騎士隊長「僕はモンスターをセット!!」カードを2枚セットしてターンエンドだ!


LP:8000 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「?」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



勇者「まずは様子見ってとこか。俺のターン!!」


70以上 神
30〜69 良
29以下普通



勇者「よし!」


勇者「俺は手札から、ドクロバットジョーカーを召喚!効果発動!デッキからペンデュラムマジシャンを手札に加える!」

勇者「フィールド魔法天空の虹彩を発動!このカードがある限り、俺のペンデュラムゾーンのオッドアイズ、EMカードは相手の効果の対象にならない!」


勇者「更に、天空の虹彩の効果でドクロバットジョーカーを破壊し、デッキからオッドアイズペンデュラムドラゴンを手札に加える!」

勇者「そしておれはスケール1のモンキーボードと、スケール6のリザードローでペンデュラムスケールをセッティング!!」



勇者「リザードローのペンデュラム効果!このカードを破壊し、デッキからカードをドロー!」


70以上 神
30〜69 良
29以下 普通

黒魔導戦士ブレイカー


勇者「俺はモンキーボードの効果で、オッドアイズユニコーンを手札に加えペンデュラムゾーンにセッティング!!」


勇者「これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!!」


騎士隊長「仕掛ける気か……!」


勇者「ペンデュラム召喚!現れろ、俺のモンスター達!!」


ドクロバットジョーカー
ペンデュラムマジシャン
オッドアイズペンデュラムドラゴン
黒魔導戦士ブレイカー



騎士隊長「それを待っていたよ!リバースカードオープン!!神の通告!!ライフを1500払い、君のペンデュラム召喚を無効にする!!」LP8000→6500


勇者「何!?」



勇者「……くっ、召喚を無効にされたペンデュラムモンスターは墓地に送られる」


騎士隊長「油断しすぎだよ、勇者。僕になら簡単に通るかと思ったかい?」


勇者「そんなことは……」



騎士隊長「僕もあれから、旅の途中でずっと修行を重ねたんだ。君の力になるためにね」


騎士隊長「それとも、強力なペンデュラム召喚に溺れていたのかい?それこそ迂闊だよ。僕だって、これからの過酷なデュエルに無策で挑むほどバカじゃない」


勇者(確かに、警戒は足りなかった……こんなんじゃ、賢者を助けるなんて程遠い)


勇者「……目が覚めたよ、騎士隊長」


騎士隊長「僕は全力の君を超えたいんだ。さあ、まだ手が残されてるなら見せてくれ!!」

勇者(俺の手札は、七皇の剣とデモンズチェーンの2枚……)


勇者(思えば俺は、この七皇の剣にもずっと頼りきりだった。今ダークナイトを呼べば、壁にすることは出来るが……もし騎士隊長がバウンスカードを持っているなら、考え無しに出すのは危険だ)


勇者(騎士隊長の神は呼び出すまで時間とアドがかかるはず。ライフは魔界なってから8000に増えたし、1ターンで削り切られるのは考えにくい。このターンは、これで凌ぐ!!)


勇者「カードを一枚セットし、ターンエンド!」

LP:8000 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「/」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「猿/s1」P2「ユニコーン/s8」


騎士隊長「僕のターン!!」



80以上 神
35〜79 良
11〜34 普通
10以下 微妙






騎士隊長「リバースカードオープン!神の桎梏グレイプニル!!デッキから極星カードを手札に加えさせてもらう!」

騎士隊長「そして手札の極星霊スヴァルトアールヴの効果を発動!手札のレベル4、テュールとリョースアールヴでシンクロ召喚を行う!」


騎士隊長「星界より生まれし気まぐれなる神よ、絶対の力を我らに示し世界を笑え!!」


騎士隊長「シンクロ召喚!!降臨せよ、極神皇ロキ!!」ATK3300


勇者「来たか、神……!」


勇者「トラップ発動!デモンズチェーン!ロキの動きを封じさせてもらうぜ!」



騎士隊長「……」


騎士隊長(すまない、ロキ。君を囮にしてしまった。けど、これで強力なモンスター封じは使わせた。あとはあのカードが来れば……)


騎士隊長「僕はこれでターンエンドだ」

LP:6500 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「?」 2「ロキ/ATK3300」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」


勇者「俺のターン!!」


70以上 神
30〜69 良
29以下 普通

EMキングベアー


勇者「俺はセッティング済のスケールでペンデュラム召喚!来い、キングベアー!!」


勇者(極神は墓地から蘇る強力な特殊能力を秘めている。なら、こいつしかいない!)


勇者「更に、手札からRUM-七皇の剣を発動!エクストラデッキからアークナイトを特殊召喚し、オーバーレイネットワークを再構築!カオスエクシーズ・チェンジ!!」


勇者「来い、ダークナイト!!」ATK2800



勇者「ダークナイトの効果発動!ロキを吸収し、自らのカオスオーバーレイユニットにする!」


騎士隊長「くっ……」


勇者「バトルだ!キングベアーで攻撃!!キングベアーは自分のバトルフェイズの間、フィールドのEMカードの数×100ポイント攻撃力をアップさせる!」ATK2500



騎士隊長「セットモンスターは巨大ネズミ!効果により、デッキから巨大ネズミを攻撃表示で特殊召喚!」
ATK1400


勇者「ダークナイト!!追撃だ!」


騎士隊長「くっ……!」LP5100


騎士隊長「巨大ネズミの効果で、レスキューキャットを特殊召喚!」


勇者「凌がれたか……俺はこれでターンエンドだ!」


LP:8000 手札:0
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「キングベアー/ATK2200」 2「ダークナイト/ATK2800 ORU 2」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「猿/s1」P2「ユニコーン/s8」


騎士隊長「僕のターン!!」


80以上 神
35〜79良
11〜34 普通
10以下 微妙

騎士隊長「ドロー!」

騎士隊長(まだ来ないか……でも、この手札なら!)


騎士隊長「レスキューキャットの効果発動!このカードを墓地に送り、デッキからレベル3以下の獣族モンスターを特殊召喚する!」


騎士隊長「極星獣タングニョーストとタングリスニを特殊召喚!!」


騎士隊長「更に、手札からゴブリンドバーグを召喚!効果により、手札からチューニングガムを特殊召喚!!」


勇者「くるか……!」


騎士隊長「チューニングガムの効果発動!タングリスニをこのターンチューナーとして扱う!!」




騎士隊長「レベル4ゴブリンドバーグとレベル3のタングニョーストに、チューナーとなったレベル3タングリスニをチューニング!!」


騎士隊長「星界の扉開く時、古の戦神がその魔槌を振り上げん!大地を揺るがし轟く雷鳴と共に現れよ!!シンクロ召喚!降臨せよ、極神皇トール!!」ATK3500



騎士隊長「バトルだ!トールでダークナイトを攻撃!!」


勇者「くっ!」LP8000→7200


勇者「ダークナイトの効果発動!墓地から特殊召喚し、ライフを回復する!」LP10000


騎士隊長「そっちも不死身のモンスターか……君の神が出てくるまで、相手になろう!」


騎士隊長「エンドフェイズ!墓地のロキが僕のフィールドに復活する!」


勇者「そうか、お前の狙いは……!」


騎士隊長「そう、君に囚われた神の開放だ」


騎士隊長「ロキの復活効果で、僕は墓地から神の通告を手札に加える。さあ、君のターンだ勇者!」



勇者「俺のターン!」


70以上 神
30〜69 良
29以下 普通




勇者(状況を整理しよう。今、あいつのフィールドには神が2体……ダークナイトの効果でどちらかは吸収出来るが、どちらも攻撃力はダークナイトより上……しかも、あいつはロキの効果で神の通告を手札に戻した)


勇者「ライフ差が大きくなるリスキーなコンボだが、このままじゃいずれやられる」


勇者「……ドロー!」


金満の壺


勇者「よし、これにかける!」



勇者「俺は手札から金満の壺を発動!墓地のドクロバットジョーカー、ペンデュラムマジシャン、オッドアイズペンデュラムドラゴンをデッキに戻し、2枚ドローする!」

勇者「頼む……!」


70以上 神
30〜69 良
29以下 普通

セカンドンキー
ツインツイスター


勇者「……!よし、まだ行けるぞ!」


勇者「俺は手札から、セカンドンキーを召喚!!効果によりデッキからペンデュラムマジシャンを手札に加える!更に、虹色の光彩の効果発動!セカンドンキーを破壊しデッキからオッドアイズペンデュラムドラゴンを手札に加える!」


勇者「ペンデュラム召喚!オッドアイズペンデュラムドラゴン!ペンデュラムマジシャン!」


勇者「ペンデュラムマジシャンの効果で、ペンデュラムマジシャンを破壊!」


勇者「デッキからマンモスプラッシュを手札に加える!」


騎士隊長「持ち直してきたようだね」


勇者「それだけじゃないぜ。勝たせてもらうぞ、騎士隊長!」

騎士隊長「!?」



勇者「バトルだ!オッドアイズペンデュラムドラゴンでチューニングガムを攻撃!」

勇者「オッドアイズユニコーンの効果発動!オッドアイズの攻撃力に、キングベアーの攻撃力を加える!」

チューニングガム ATK400

オッドアイズ ATK4700


騎士隊長「くっ……やはり無防備なチューニングガムを狙われたか……でもまだ!」


勇者「いや、これで終わりだ!オッドアイズの効果で、ダメージは2倍になる!!」


騎士隊長「そうか……!」


チューニングガムは 破壊 された !!


騎士隊長「うわああ!!」LP0 ピーッ!!


勇者「神を出すことにこだわり過ぎたんだよ、騎士隊長。神がなくても、俺達のデッキは応えてくれる」


騎士隊長「……そうだね。僕は、神に執着し過ぎていたようだ」



オシリス「……」ムスッ


勇者「ああ、お前は戦いたかったよな。ごめんな」


騎士隊長「勇者を責めないで下さい。僕が未熟だったんです」


オシリス「……まあ、よかろう。我に頼りきりの勇者というのも情けないしな」



騎士隊長「さて、課題も出来たし少しデッキを見直してくるかな。明日は本当に負けられないんだから」


騎士隊長「勇者、これを」


勇者「カード?……これって貴重なやつじゃないのか?」


騎士隊長「いいんだ。君の方が、きっとうまく使いこなせる」


勇者「じゃあ、大切に使わせてもらう」


勇者は ハリケーン を 手に入れた !!


騎士隊長「他のみんなも、やっぱり眠れないみたいだから手合わせしたらどうだい?」


勇者「そうだな」


オシリス「休憩の意味、わかってるのか?」


勇者「もう1、2戦ぐらいなら大丈夫さ。最後までデッキも万全にしたいし」

オシリス「ならばすぐにまたデュエルするのか?」


勇者「いや、少しデッキを見直すかな」


デッキ調整タイム!!
(ちょっとワンパターンになってきたので……)


まずはEMで続けるか、他のテーマを使うかを選びたいと思います

バスブレを失ったのが痛いな……
EMは数が多いのにワンパタンになりやすいの?

壺施し狙いでメタデッキ使ったあと三人目用にも作りなおしたりしちゃダメ?

「並べてパンプして殴る」か「並べてエクシーズ他に繋げて殴る」だからね>ワンパターン
まぁこれがワンパターンならブンボーグとかどうなるんだって気もするけど…一旦マジェ辺りにでも変えてみる?

>>545
あの時失ったバスブレは一枚だし、レアでもないので3積みに問題はないです

>>546
アリかな。そこまでしないと大賢者には勝てなそう

>>547
やっぱりマジェか……魔王城突入前にまた変更するなら良いかな。今はとにかく強力なカードが欲しいところ

個人的にはドラゴンバニラペンデュラム を使ってみたい
>>1がどんな構築にするか見ものだし
あとダベリオンは何時手に入れられる?

>>549
>>1の構築に期待したらあかん!!
ドラゴンバニラペンデュラムかぁ、前にも要望があったし使ってみるかな。
ダベリオンはもう持ってるよー。あとはチューニングガムでクリアウイングとかも出したかったけどデュエル中機会に恵まれなかった。
ダリベ、クリアウイングの進化体や覇王黒竜とか涅槃はデュエル中チャンスがあったら創造してみたいですね



じゃ、1回マジェ、オッドアイズ、ドラゴンバニラペンデュラムのレシピを作って載せるので、皆さんの判断でどれを使ってもらうか決めてもらいましょう。あと昨日作ったメタモルフォーゼも

おまたせ
レシピ出来たんだけど、予定から外れたっていうか前レスの注文通りには作れなかったよ……

=================================
【勇者】その1
メインデッキ:41枚
EXデッキ :15枚
サイドデッキ:0枚
=================================

【モンスター】21
イグナイト・マグナム ×2
イグナイト・イーグル ×2
イグナイト・マスケット ×2
イグナイト・ドラグノフ ×2
レスキューラビット ×1
レスキューラット ×1
E・HERO ブレイズマン ×1
イグナイト・ライオット ×2
イグナイト・デリンジャー ×2
イグナイト・ウージー ×2
イグナイト・キャリバー ×2
イグナイト・スティンガー ×1
オシリスの天空竜 ×1
【魔法】14
レジェンド・オブ・ハート ×1(アニメ版)
ティマイオスの眼 ×1
クリティウスの牙 ×1
ヘルモスの爪 ×1
命削りの宝札 ×1
ハーピィの羽根帚 ×1
ツインツイスター ×1
死者蘇生 ×1
イグナイト・リロード ×1
融合 ×2
RUM-七皇の剣 ×1
貪欲な壺 ×1
イグナイトユナイト
【罠】6
神風のバリア -エア・フォース- ×1
砂塵のバリア -ダスト・フォース- ×1
聖なるバリア-ミラーフォース- ×1
波紋のバリア -ウェーブ・フォース- ×1
業炎のバリア -ファイヤー・フォース- ×1
活路への希望 ×1
【エクストラ】15
ロケット・ヘルモス・キャノン ×1
ミラーフォース・ドラゴン ×1
E・HERO ノヴァマスター ×1
始祖竜ワイアーム ×1
合神竜ティマイオス ×1(アニメ版)
幻影騎士団ブレイクソード ×1
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ×1
No.101 S・H・Ark Knight ×1
H-C エクスカリバー ×1
CNo.101 S・H・Dark Knight ×1
発条装攻ゼンマイオー ×1
No.24 竜血鬼ドラギュラス ×1
セイクリッド・トレミスM7 ×1
No.107 銀河眼の時空竜 ×1
CNo.107 超銀河眼の時空龍 ×1


勇者らしく伝説の騎士を切り札にしたデッキ

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【勇者】その2
メインデッキ:41枚
EXデッキ :15枚
サイドデッキ:0枚
=================================

【モンスター】22
SR赤目のダイス ×3
SRタケトンボーグ ×2
SRベイゴマックス ×3
SR三つ目のダイス ×1
SR電々大公 ×1
幻影騎士団サイレントブーツ ×3
幻影騎士団ラギッドグローブ ×3
幻影騎士団ダスティローブ ×3
SRメンコート ×1
SRダブルヨーヨー ×1
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ×1
【魔法】10
幻影死槍 ×1
命削りの宝札 ×1
RUM-七皇の剣 ×1
融合 ×1
強欲で貪欲な壺 ×1
超融合 ×1
おろかな埋葬 ×1
死者蘇生 ×1
ハーピィの羽根帚 ×1
RUMー幻影騎士団 ラウンチ
【罠】9
幻影翼 ×2
幻影霧剣 ×3
幻影剣 ×2
幻影騎士団ダーク・ガントレット ×2
【エクストラ】15
瑚之龍 ×1
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ×1
オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン ×1
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ×1
レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント ×1
幻影騎士団ブレイクソード ×1
虚空海竜リヴァイエール ×1
超量機獣グランパルス ×1
No.101 S・H・Ark Knight ×1
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ×1
CNo.101 S・H・Dark Knight ×1
No.107 銀河眼の時空竜 ×1
CNo.107 超銀河眼の時空龍 ×1
ダークレクイエム・エクシーズドラゴン
スターヴヴェノム・フュージョンドラゴン



幻影騎士団が勇者っぽいので組んでみた。
ARC-Vの4竜を出せて、融合、シンクロ、エクシーズを使い分けるロマン重視のデッキ

=================================
【勇者】その3
メインデッキ:40枚
EXデッキ :15枚
サイドデッキ:0枚
=================================

【モンスター】22
マジェスペクター・キャット ×3
マジェスペクター・ラクーン ×3
マジェスペクター・フロッグ ×3
マジェスペクター・クロウ ×3
マジェスペクター・フォックス ×3
竜剣士ラスターP ×1
竜剣士マスターP ×1
竜魔王ベクターP ×1
マジェスペクター・ユニコーン ×2
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ×1
オシリスの天空竜 ×1
【魔法】10
マジェスペクター・ストーム ×3
マジェスペクター・ソニック ×1
命削りの宝札 ×1
ツインツイスター ×2
ハーピィの羽根帚 ×1
金満な壺 ×1
揺れる眼差し ×1
【罠】8
マジェスペクター・トルネード ×3
マジェスペクター・スーパーセル ×1
マジェスペクター・テンペスト ×1
神の通告 ×2
神の宣告 ×1
【エクストラ】15
旧神ヌトス ×1
剛竜剣士ダイナスターP ×1
爆竜剣士イグニスターP ×1
発条機雷ゼンマイン ×1
超量機獣グランパルス ×1
幻影騎士団ブレイクソード ×1
昇竜剣士マジェスターP ×1
鳥銃士カステル ×1
励輝士 ヴェルズビュート ×1
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ×1
深淵に潜む者 ×1
超量機獣エアロボロス ×1
No.24 竜血鬼ドラギュラス ×1
セイクリッド・トレミスM7 ×1
ガントレット・シューター ×1


賢者を取り戻すため非常に徹した勇者のデッキ。
淡々と敵を殺すことだけを考える勇者は、もうデュエルを楽しめないかも知れない

とりあえずこの3つの中から決めたいと思います

エタってなかったのか(歓喜)
選んだ後多少弄るってありなん?
1事故率やばそう

>>563
アリ
現在の勇者の運命力に頼った感じで事故率高そうなデッキになっちゃったね……

あと、その2の強貪はフラゲに来た大欲な壺に差し替えようかな

デッキ調整中


勇者(騎士隊長には何とか勝てたけど、今の俺の実力は……どうなんだろうな)


勇者(大賢者や大神官にかなうくらいになれただろうか。……賢者がいたら、アドバイスをくれたのかな……)


オシリス(手が止まってるぞ、勇者。集中ならいいが、ずいぶんとマヌケ面だ)


勇者「ああ……悪い悪い」


勇者(……力が欲しい。もっと!もっとだ!!俺は、賢者を助け出して魔王に打ち勝つんだ!!そのためには……!!)



パァァァ……


勇者「?」


ーーーその時、勇者のデュエルディスクから光が。
その力は、勇者の全身を包み込む。


オシリス(……これは!!……混沌とした力……そうか、このデュエルディスクは元々勇者が長年持ち歩いた勇者の剣。勇者の聖なる力と、心の闇……2つの力を今まで蓄積してきたわけか……)


オシリス(勇者!!気をつけーーー)


オシリス(勇者?)



光が収束した時には、勇者の姿は……消えていた。




勇者デッキその1 聖なるチカラルート
勇者デッキその2 光と闇、混沌のチカラルート
勇者デッキその3 闇ルート

とりあえず次からは賢者視点でストーリーを進めます
勇者がどのルートになるかは賢者視点が終わるまでに皆さんのレスで。
どのデッキが一番多いかで決めます

>>1の裁定待ちだけど、後で大丈夫なんじゃない?
1だと強欲とか天よりが何より欲しいけど、2なら墓地も肥やせる施しや蜃気楼が有効だから対戦相手も変わってくる

>>584
そうですね。デッキ決まってからの方がいいと思ってこの流れにしました。
残り2人の対戦相手はデッキが確定してからで

ーーー時は遡って、勇者と黒騎士がデュエルをしている頃




魔王城


賢者(……何をやってるんだろう、私は)


自分に当てがわれた客室で、賢者は頭を抱える。


賢者(勇者、きっと心配してるよね…)


何度も脱出を考えた。けど、それは出来ない。
賢者の村の人々は、まだ生きていたからだ。地下牢に全員幽閉され、賢者を操るための人質にされていた。


魔王『村の者の命が惜しければ、我に従え。何、1度命令を聞いてくれれば開放するし、我への挑戦をも受けよう』


賢者「あいつがやらせたいことなんて決まってるわ。きっと、勇者達と私を……」


もう、現四天王は黒騎士1人。対して、勇者側の戦力はまだ大賢者様や大神官様達、そして今まで出会ってきた各国の仲間……そう、勇者達の方が有利なはずだ。



賢者「私に出来ることは、勇者達を信じて待つことしか……」



左手を見る。
そこには、魔王によって無理矢理装着された魔界製のデュエルディスク。
きっと、無理矢理デュエルをやらせるような仕掛けでもついているのだろう。







賢者「……」

人はこういう時に、走馬灯のように過去を思い出すのだろう。


『賢者とのデュエル、つまらないから嫌!!』

あれは幼少の頃。
子供ながらに非常すぎるデュエルをしていた私は、ついに友達から仲間ハズレにされた。



幼少賢者『……』グスッ


幼少賢者『何よ……わたし、わるくないもん。勝てば、いいんだもん……』



村の隅で泣いていたあの頃。
ーーー父さんと母さんは、魔物とのデュエルで亡くなった。魔界での魔物討伐中に死んだため、デュエル神殿の力を持ってしても生き返れなかったのだ。
幼い私は、デュエルに負けたら死でしかない。そんな現実を物心ついてすぐに知り、絶対に勝つデュエルを信条に歪んでしまっていた。


……そんな時。



大賢者『どうしたんだい?』


たまたま村に寄った大賢者様が、私に声をかけてくれたんだ。

幼少賢者『みんな、わたしとデュエルをしたくないんだって。勝てないから』


大賢者『そうなの?』


幼少賢者『つまらないなんて、言い訳だよ。みんなわたしに勝てないのが悔しいんだ』


大賢者『……それはどうかな』


幼少賢者『!?』


大賢者『君のことは知ってるよ、賢者。あの村で、大人に匹敵する実力を持つらしいじゃないか。その歳で凄い才能だ』


幼少賢者『そ、そうよ!わたしのレベルなら、もう同い年なんて相手じゃない、そうだ、大人とデュエルをしてれば……』


大賢者『……たとえ大人とデュエルをしても、今の君の悩みは解決しないよ、きっと』


幼少賢者『どうして、そう言いきれるの?』


大賢者『さぁ、なんでかな。それは自分で答えを見つけるんだよ』


幼少賢者「~~!!うるさい、うるさい!!わたし、自分より弱い人の言う事は聞かない!!わたしに説教したいなら、デュエルしなさい!!」


大賢者『……いいよ。じゃあ、デュエルしようか』ニコッ


幼少賢者『……きゃぁぁ!!』LP0 ピーッ!!


大賢者『……ふぅ』


幼少賢者『わたしが……負けた……』


幼少賢者(あんな、見てる方がビックリするぐらいの鮮やかなコンボで!?)


大賢者『……どうだい?これでも、僕は弱いかい?』


幼少賢者『……ううん、強かった……です』


大賢者『さて、ここで質問。今のデュエル……どうだった?』


幼少賢者『え?』


大賢者『君は、このデュエルに何を感じたかな?』



幼少賢者(序盤は、わたしのロックが完璧に決まった。けど、この人はそれをくぐり抜けて……わたしの知らないコンボで、どんどん追い詰めてきた。わたしも、負けないようムキになって……)


幼少賢者(いつもと違う攻防。ひとつひとつのドローが、勝敗をわける……読み合い、駆け引き)



幼少賢者『……楽しかった』ボソッ


大賢者『そっか』ニコッ



大賢者『……君に、このデッキをあげよう』スッ


幼少賢者『えっ?』



大賢者『それを使ってごらん。……使いこなせた時、きっと君は気付くはずさ』



大賢者『さあ!!これから子供達を集めてデュエル大会をしよう!!行くよ、賢者!!』



幼少賢者『え……えぇ!?』


『賢者ちゃん、凄ーい!まさかあそこから逆転されるとは思わなかったよー!!』


『次はわたしとやろう!!』




大賢者『はは……すっかり大人気じゃないか』


大神官『ふぅん。子供の面倒を見るとは、お前も大人になったな』


大賢者『……そうだね。君だって子供は好きだろう?』


大神官『子供とは、人類の宝!!無限の可能性を持つダイヤの原石達だからな!!ワーハッハ!』


大賢者『そうだね。そして、その可能性を守り、道を示すのは……大人の仕事だ』


大神官『ずいぶんと入れ込んでいたようじゃないか。あの娘に』



大賢者『彼女には、知ってほしかったんだ。こんなデュエルもあるって。確かに、この世界ではデュエルは力。……彼女の境遇では、それを重要視するのは仕方ないよ。けど……』


大賢者『知ってほしかった。傷つけるだけじゃない。お互い楽しみ、絆を生み出す事が出来るのも……デュエルなんだって』

ーーー大賢者様のおかげで、私は知った。
敵を倒すのも、デュエルなら、仲間を作るのもデュエルだって。
それから私は大賢者様に弟子入りして、腕を磨いた。
もう間違えることのないように。デュエルを楽しむ気持ちを、胸に刻みながら。




いつしか、私は複数のデッキを持ち歩くようになった。
魔物を倒すためのデッキと、デュエルを楽しむためのデッキ。



そうして……私は成長し、勇者に出会ったんだ。





賢者「勇者……」



始めは、デュエルのことをまったく知らなかった勇者。
けど、努力して……強くなった。傷ついても、傷ついても、彼はデュエルを楽しむ心を失わずに……




賢者「いつだって、勇者は私のヒーローだった。今も……」



不思議だ。彼のことを思い出すだけで、力が湧いてくる



賢者「……決めた。私の、やるべきこと」



魔王の間



賢者「……」スタスタ



魔王「おお、賢者か。今丁度四天王の黒騎士と勇者の決着が着くであろう良い所だ。お前も見るがよい」


熱心に魔王が見ているのは、魔王の魔力で作ったものだろう。勇者と黒騎士がデュエルしている風景が見れるようだ。



賢者「ずいぶん余裕ね。最後の四天王が倒されたら、不利なのは貴方じゃないの、魔王」


側近「貴様、口を慎め」



魔王「……ふ、良いのだ側近。賢者にも見せてやろうぞ」ククク



魔王「見よ、賢者。これが我の新たな配下、新四天王だ」


賢者「!!」


魔王が、城の各間に陣取り獲物を待つ新たな四天王の姿を映像で見せる。
……なるほど、魔王の変わらぬ自信はこれのおかげか



魔王「我の魔力と、この超融合の力で作った新たな四天王だ。前四天王より、はるかに強力だぞ」ニヤリ



賢者(そんな。じゃあ、魔王は無限に戦力を……)


それが出来るかは知らない。が、再び勇者達が不利になったことには変わりない。



ピカー!!


側近「な、なんだこの光は!?」



魔王「狼狽えるな。ククク、どうやら勇者のやつ、神を呼び寄せたぞ」



賢者「勇者、オシリス……!!」



彼らが、ついに力を合わせた!!
……いや、ついに勇者が……神をも従えるデュエリストになった……そういうことだろう。



神の一撃で、勇者は黒騎士に勝利したようだ



勇者『楽しかったぜ、黒騎士』



賢者「……ふふ」クスッ



変わってない、彼は。
そして、きっと新たな四天王さえも打ち倒し、ここに来るだろう。
出来る。勇者なら。


なら、私がやるべき事は……!!



賢者(ありがとう、勇者。最後の勇気を貰ったわ)

賢者「…………」ガチャッ


魔王「……ほう?何のつもりだ、賢者」



賢者「決まってるわ。ここで、貴方を倒すのよ」


側近「貴様!!人質がどうなっても……!!」



賢者「ここで貴方達を倒せば、関係ないわよね?」



魔王「……フハハ!!そうくるか、面白い、実に面白いぞ!!」



賢者(もし負けたら、ごめんね……みんな。私、やっぱり勇者のことが……一番大切だって……気づいたから)



賢者「行くわよ!!」


違反ペナルティ!!4000ポイント!!



賢者「う……!?」LP8000→4000



側近「馬鹿め、そのデュエルディスクは我が軍のもの。魔王様に歯向かえば、そうなる」



魔王「だ、そうだ。どうする賢者?我はお前の力を買っている。止めるなら今のうちだが?」



賢者「いいハンデね。猿山の大将を倒すには」


魔王「ーーーハァーハッハ!!ならば受けてたとう!!側近、手を出すなよ。我と、こやつの真剣勝負だ」ガチャッ



側近「は!!」



魔王「行くぞ……」


賢者「勇者……待っててね、こいつら倒して!!帰るから!!」



「「デュエル!!!!」」

このレスのコンマ奇数で賢者先攻

下賢者初手
60以上 神
11~59 良
10以下 普通


その下魔王初手
50以上 神
49以下 良

賢者「私のターン!!」


賢者「私は手札からグリモの魔導書を発動!!デッキから魔導書の審判を手札に加えるわ!魔導書の審判、発動!!」


賢者「更に、スケール2の曲芸の魔術師と、慧眼の魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!!」


賢者「慧眼の魔術師のペンデュラム効果発動!!このカードを破壊し、デッキから時読みの魔術師をペンデュラムゾーンに置く!!」



魔王「スケールが揃ったか」


賢者「ペンデュラム召喚!!さあ、行くわよ!!手札から、刻剣の魔術師を特殊召喚!!」ATK1400


賢者「刻剣の魔術師の攻撃力は倍になる!」ATK2800


側近「いきなり攻撃力2800のモンスターだと!?」


賢者「エンドフェイズ、魔導書の審判の効果が発動するわ!ゲーテ、アルマ、グリモの魔導書を手札に加える!!」


賢者「更にデッキから魔導教士システィを特殊召喚できるわ!!」


賢者「システィの効果発動!このカードを除外し、デッキから混沌の黒魔術師(エラッタ前)と魔導書院ラメイソンを手札に加えるわ!!」








賢者「これで私はターンエンド!!」


LP:4000 手札:6
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「刻剣/ATK2800」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「曲芸/s2」P2「時読み/s8」




側近「手札が6枚に……なんてデッキだ!!」


魔王「ふっ、何を手札に加えたかは分かっている。そう驚くことはない。我のデッキは、そのデッキとも拮抗するぞ!!」


魔王(警戒すべきは、まだ判明してない手札の一枚……!!)


魔王「我のターン!!」


50以上 神
49~10 良
9以下 普通

魔王「ドロー!!我は苦渋の選択を発動する!!」


魔王「選ぶカードは……」

厳征竜レドックス 瀑征竜タイダル 焔征竜ブラスター 嵐征竜テンペスト 伝説の白石


魔王「これだ」ニヤリ



側近「相変わらずえげつないことをされる……」



賢者「白石を選択」


魔王「フハハ!!それしかあるまいな!手札に白石を加え残りを墓地に!!だがしかし甘いな!手札より天使の施しを発動!!」


賢者「なんですって!?そのカードは世界で一枚、大賢者様が……!!」


魔王「それはどうかな?」


賢者「!?」


魔王「お前も知っているはずだ。カードを創造するドロー。これは我がかつて創造したそのうちの一枚」



賢者「くっ……魔王も、使えたなんて」



魔王「ワハハ!まずは3枚ドローだ!!」



50以上 神
10~49 良
9以下 普通

魔王「ドロー!!そして手札から白石と太古の白石を墓地へ送る」


魔王「伝説の白石の効果発動!!デッキからブルーアイズを手札に!!」


魔王「さあ、行くぞ!墓地のレドックスと伝説の白石を除外!墓地より焔征竜ブラスターを特殊召喚!!」ATK2800


魔王「レドックスが除外されたため、デッキから地征竜リアクタンを手札に加える」


魔王「まだだ!!更にリアクタンと手札のブルーアイズを除外し、現れろ!!瀑征竜タイダル!!」ATK2600



魔王「ブラスターとタイダルでオーバーレイ!!エクシーズ召喚!!ランク7!!No.11!!ビッグアイ!!」ATK2600


賢者「ビッグアイまで……!!」



魔王「ビッグアイのモンスター効果発動!!オーバーレイユニットのタイダルを使い、刻剣の魔術師を我が軍へ頂く!!」



賢者「!!手札から、エフェクトヴェーラーの効果を発動!!ビッグアイの効果を無効にするわ!!」


魔王「ほう……持っていたか、それを」

魔王「このままでは黒鍵を倒すことは出来ない……が!!」


魔王「魔法カード発動!痛みわけ!!我はビッグアイをリリースする代わりに、貴様も刻剣をリリースせよ!」


賢者「なっ……!!」


側近「これで賢者のフィールドはがら空き……!!」


魔王「そして墓地のタイダル、ブラスターを除外しテンペストを特殊召喚!!」ATK2400


魔王「テンペストを除外し、手札からレッドアイズダークネスメタルドラゴンを特殊召喚!!」ATK2800


魔王「さあ、バトルだ!!ダークネスメタルドラゴンでダイレクトアタック!!」ATK2800


賢者(曲芸の魔術師の効果……まだ、使うわけには!!)


賢者「きゃああああ!!」LP4000→1200



魔王「カードを2枚セット。超再生能力を発動し、ターンエンド!」


魔王「エンドフェイズ、超再生能力の効果を発動!デッキからカードを2枚ドローする!そして太古の白石の効果を発動!デッキからブルーアイズを特殊召喚!!」


LP:8000 手札:4
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ダークネス/ATK2800」 2「ブルーアイズ/ATK3000」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



魔王ドローコンマ下

50以上 神
49以下 良



賢者「私の……ターン!」


その下コンマ
60以上 神
11~59 良
10以下 普通

賢者「ドロー!!」


賢者(これなら、まだ……!!)


魔王「賢者よ、わかっているか?」


賢者「?」


魔王「これが我の手心だと言う事に。先程のターン、貴様にトドメをさせなかったわけではない。貴様のライフのハンデを考慮し、あえてトドメは刺さなかった」


賢者「くっ……」


ハッタリだと思いたい。が、魔王の全身から伝わってくる自信と威圧感は、それを事実と信じさせるには充分だ。



賢者(……のまれちゃだめ、私)



魔王「ほう?まだそんな目が出来るか」


賢者「……このターンで決める。それだけよ」


魔王「ならば来い!!この魔王が、全力で受け止めてやろう!!」

賢者「私はセッティング済みのスケールで、ペンデュラム召喚!!」


賢者「来て!!刻剣の魔術師!!慧眼の魔術師!!そして手札から、混沌の黒魔術師!!」



賢者「混沌の黒魔術師の効果を発動!墓地の魔導書の審判を、手札に加える!!魔導書の審判発動!!」



魔王「なるほど、そのカードを何度も使うためのカードか。面白い!」



賢者「まずは、刻剣の魔術師の効果よ!!このカードとブルーアイズを除外する!」



魔王「甘いぞ!リバースカード発動!ブレイクスルースキル!!刻剣のモンスター効果を無効する!」



賢者「く……!まだよ!!手札からフィールド魔法、魔導書院ラメイソン発動!そしてグリモの魔導書を発動!!デッキからセフェルの魔導書を手札に加え、発動!墓地のグリモの効果を使うわ!!ヒュグロの魔導書を、手札に!!」


賢者「ヒュグロの魔導書を発動!!慧眼の魔術師の攻撃力を1000ポイントアップする!!」ATK2500



賢者「ゲーテの魔導書の効果を発動!!墓地の審判、セフェル、ヒュグロを除外して効果発動!!」



賢者「まずは1つ目の効果!セットカードを手札に戻す!」

賢者「2つ目の効果!!をダークネスメタルドラゴンを裏側守備表示に!!」


賢者「3つ目の効果!!ブルーアイズを除外するわ!!」



側近「魔王様のフィールドが!!」

ゲーテの発動できる効果は一つだけだぞ

賢者「アルマの魔導書の効果を発動!!魔導書の審判を手札に加える!!」


賢者「バトルよ!!混沌の黒魔術師で、裏側守備表示のダークネスメタルドラゴンを攻撃!!」


魔王「ぐっ……!!」


賢者「混沌に破壊されたモンスターは、除外されるわ!!」



賢者「更に、刻剣と慧眼でダイレクトアタック!!」


ATK1400
ATK2500



魔王「ぬぅぅぅ!!」LP8000→4100


賢者「メインフェイズ2!!手札から調律の魔術師を通常召喚!!」


賢者「調律の効果で私のライフは400減り、貴方のライフは400増える」



魔王 LP4500

賢者 LP800


賢者「レベル4の慧眼魔術師と、レベル3の刻剣の魔術師に、レベル1の調律の魔術師をチューニング!!シンクロ召喚!!現れて、レベル8!!閃光竜スターダスト!!」DEF2000


>>617
マジかよ。適用だから全部使えるのかと思ってた
書き直します

うーん、いつものごとく>>1のミスで申し訳ない。
省略するか……

賢者「私はこれで、ターンエンド……」


魔王「さあ、我のターンだ!!」


魔王「さあ、最後に面白いものを見せてやろう。カードを一枚セット。我は左腕の代償を発動!!(原作版)手札を全て捨て、デッキから魔法カードを手札に加える」


魔王「我が加えたのは……次元融合!!」


魔王「そして次元融合をセット!更にセットカード、天よりの宝札を発動!!手札が6枚になるよう、ドローする!!審判の恩恵により手札がほとんど埋まっている貴様はドローできぬがな」


賢者「くっ……!!」


魔王「行くぞ……闇の王のデュエルは全てが必然!!ドローカードさえも、デュエリストが創造する!!さあ、絶望せよ!ダークドロー!!」


賢者「6枚のカードを創造した……ですって!?」



魔王「……ふ。感謝するぞ賢者。貴様とのデュエル、貴様の強いデュエリストとしての心が我の魔力を刺激し、遂にこのカードを生み出すことが出来た」


賢者「!?」



魔王の手札に加わったうちの3枚。それらのカードが、魔王すらも上回る闇の力を発している。

魔王「行くぞ……次元融合を発動!!ライフを2000払い、除外されているブラスター、タイダル、テンペスト、レドックス、ブルーアイズを特殊召喚!!」



賢者「……!!」



強力な5体の竜の召喚。
それは絶望以外の何物でもない。……しかし、闇の王は、その程度では済ませない



魔王「さあ、目覚めよ……」



レドックスと、テンペスト、タイダルが闇に落ちていく。
これは何?一瞬、それがアドバンス召喚だということさえもわからないぐらいに……それの力は、強大だった。


魔界すらも飲み込みそうな力。それがこの瞬間、魔王の下僕となったのだ



魔王「邪神ドレッド・ルート!!」ATK4000




側近「なんという、力……!!」


側近は畏怖する。全盛期の魔王すら超える邪神の力。そして、それすらも従える魔王に。



賢者「……」


魔王「ほう?これでも絶望しないのか、賢者」


賢者の目は先程と変わらない。



賢者(ごめんね、勇者。私じゃ……ダメだったみたい)



ここで自分は死ぬだろう。
わかっているのに……怖くはなかった。絶望もしていない



賢者「ハッキリ言えるわ。貴方の闇の力よりも、そのモンスターの闇の力よりも。勇者の光のほうが強い!!」



魔王「……ならば、受けてみよ」



賢者「……来なさい」



邪神の力がせまる。
怖くはない。けど……



賢者(もう、勇者とは会えないんだ。それだけ、ちょっと寂しい……ね)




ゴォォォォ!!




LP 0 ピーッ!!

賢者視点終了。
前レス通り、デッキを決定しますが、一番多かった1のデッキでいいかな?

伝説の竜のあいつで倒すしかないな。その場合、伝説の騎士の顔は誰になるのか
英雄、ジャンク屋、冒険家あたり?あと地味に遊矢がいないのは>>1が嫌いだから?
別にいいけど

>>632
遊矢嫌いなわけじゃないよ。本当はもっと短い話にする予定で、続編書いてそれの相棒を遊矢モデルのキャラにしようと思ってた

では1のデッキで。
この後細かいデッキ調整の時間をもうけますので少々お待ちを

ーーーここは、何処だ?



勇者「俺は確か、光にのまれて……」


だんだんと、視界がハッキリしてくる。


ティマイオス「……」


クリティウス「……」


ヘルモス「……」



勇者「うわぁ!?」



勇者「りゅ、竜に囲まれてる!?」


ティマイオス「勇者よ……」


勇者「お、おう?」


クリティウス「この世界を覆う闇の力。それが一段とまた大きくなった」


ヘルモス「だから俺らは、お前の呼びかけに応えてここに来たのさ」



勇者「そ、そうなのか!そりゃありがたい!!」


ティマイオス「しかし……」


クリティウス「我らの力は、闇と対なす聖なる力。魔王が強大な闇の力を従えられる者だったように、我らの力もまた聖なる心を持つ者にしか使えない」


勇者「聖なる心か……。そう言われっと自信ねーな……」



ヘルモス「しかしお前の魂の根底には女神の力が宿っているからな。それを持つものになら、使えないことはない」



勇者「なんだ、じゃあ大丈夫じゃんか!!」



ティマイオス「しかし!!」


クリティウス「それを託すかどうかは我らが決めること。故に、貴様にその資格があるかを問おう」

勇者「資格か……」


ヘルモス「難しいことはないさ。お前が思ってること、意志を俺達に示すんだ」


勇者「俺……俺は……」



勇者の中で、今までの記憶が蘇る。
苦しかった最初の魔王討伐。失った仲間達。
だけど……全てが辛い記憶じゃない。
仲間と笑って明かした夜があった。背中を預けあった戦いがあった。
……この新しい世界での、出会いがあった




勇者「この世界を救いたい。今度こそだ」


『この世界ではデュエルが全てなのよ』


勇者「……もう、刃が必要のないこの世界を」



『私達は全力でデュエルをした。ならば、もう友だろう?』


勇者「友が出来た、この世界を」



『私が……守るから』


勇者「好きな子が、守るって言ってくれた……この世界を」




勇者「俺は、救いたい!!」


勇者「だから俺に力をくれ!!みんなを守るための力を!!」

ヘルモス「いいんじゃないか?俺は認めるぜ、この勇者を。熱い奴は好きだ!!」


クリティウス「我も認めてやろう。絶対の意志、しかと感じたぞ勇者よ!!」



勇者「じゃあ……!!」



ティマイオス「ーーーダメだな」


勇者「えっ……」



ヘルモス「おいおい、なんでだよティマイオス」




ティマイオス「勇者の言葉が本心であるのはわかる。素質も充分だろう。しかし……闇に食われるであろう者に、私は力を託すことは出来ん」


勇者「そんなことない!!俺は!!」



ティマイオス「分からないのも無理はない。ならば……見せてやるまでだ」




勇者「!?」ズキンッ!!



突然、勇者の頭の中に知らない映像が飛び込んでくる。



勇者「あれは……賢者……?」


勇者「デュエルしてるのか……相手は……魔王……?」



そう、勇者は今、魔王と賢者のデュエルの1部始終を見せられていた



魔王『絶望せよ……』



勇者「ダメだ……逃げろ、逃げろ賢者……!!」



邪神の一撃が賢者を貫くまでを、ハッキリと







勇者「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ティマイオス「それが……魔王城で起こった現実。どうだ勇者。それを目の当たりにしても、先程と同じことが言えるか?」



勇者「う……うぅ……」



ティマイオス「お前の……勇者としてではなく、個人としてたった1人望んだ女が消え……お前は憎しみを消すことができるか?……不可能だろう」



勇者「嘘だ……こんなの、嘘だ……」


勇者の身体から、憎しみ……黒い力が、溢れ出る



勇者「嘘をつくなぁぁぁぁ!!」



ティマイオス「真実だ!!」



勇者「……」



ヘルモス「おいおい、どーすんだよこれ」


クリティウス「ここで知らなくとも、いずれは知る……ティマイオスはその時に勇者の憎しみが暴走するのを恐れて、あえて見せたのか」




勇者「……賢者」



ティマイオス「……戦う理由を無くしたお前は、すでに勇者ではない」



勇者「……どけ。俺には行く所が出来た」



ティマイオス「憎しみを魔王にぶつける気か。それが叶ったとしても、結末は……」


勇者が、第2の魔王になるだけ。それを悟ったティマイオスは、聖なる力の守護者として見過ごすわけにはいかない。



ティマイオス「ここで……せめて私が消してやろう。お前の想った女が、お前の姿を見て悲しまないように」スゥゥゥ



騎士の姿になったティマイオスが、デュエルディスクを構える



勇者「どけぇぇぇぇ!!」ゴォォォォ


勇者の憎しみが更に溢れる。その力が、デッキにも及ぶほどに


勇者「リ・コンタクトユニバース!!」ゴォォォォ


ヘルモス「デッキを書き換えた!?」

クリティウス「ほう。だが、そんな力ではティマイオスは……」


「「デュエル!!」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



勇者「そん、な……」



ティマイオス「……」



憎しみに身を任せた勇者の力は強大だった。
しかし……



合神竜ティマイオス「…………」



勇者「攻撃力……無限のモンスターだって……!?」



聖なる力の核、切り札である合神竜を出され……形成は逆転した



ティマイオス「終わりだ……勇者。聖なる光の中に、還るがいい」


勇者「そんな……」



勇者に打つ手は、ない

ティマイオス「ジャスティスソード!!」



勇者「ーーー!!!!」



消える。
消えるのか、俺は。






ごめん、賢者。約束……守れなかった。
強くなんてなれなかった。世界を救えなかった。



お前を……守れなかった




……ごめん、賢者






勇者 LP0 ピーッ!!

勇者「う……ぐ……」




ティマイオス「…………む?」



クリティウス「バカな……!!」


ヘルモス「ヒュウッ♪なんてやつ……!!」





ティマイオス「何故だ……ライフはゼロになったはず」



勇者「お、俺……」



勇者は、消えなかった。
それは……



ティマイオス「もう一度だ!!ジャスティスソード!!」



勇者「!!」



ガキィン!!




彼らが、勇者を守ったから。




バスター・ブレイダー「……」


XXセイバーガトムズ「……」


レッドデーモンズドラゴン「……」


ロンゴミアント「……」


オッドアイズ「…………」



勇者「お、お前達……」


ティマイオス「こんな、ことが……」


バスター・ブレイダー達だけじゃない。
勇者がこれまで一緒に戦ってきたカード達一枚一枚が……勇者を守るために、力を放出している



勇者「……みんな、俺を守って……くれてるのか?こんな、俺を」





『私達が……貴方を……マスターを一番近くで見てきました。誇り高き、我らが主。私達は……どんな時でも、マスターと共に』



ロンゴミアント(戦士)「まったく、お前はいつまでも世話がかかるぜ」


勇者「…………あ……ありが……とう……」ポロポロ



そうだ。
今まで一緒に戦ってきた。俺と、共に。心強い仲間が、こんなにも近くに!!



勇者「…………」



賢者を失ってしまった。
どうしようもない喪失感。しかし……



俺を信じてくれる、カード達のためにも。
外の世界で待ってる、オシリスや英雄達……かけがえのない仲間達のためにも。




勇者「俺は、まだ絶望なんてしない。してられないんだ!!」



クリティウス「こ、これは……」


ヘルモス「文句……あるわけねーよな」



ティマイオス「ーーー見事だ」



勇者の聖なる力が、伝説の竜達と同調した

パァァァ……


オシリス(勇者!?)



勇者「ただいま!!」




勇者が帰還する。
その手に、新たな力を秘めて。











というわけで、これから1のデッキの細かい調整を行いたいと思います。


採用したいカード、抜きたいカードなどの意見を出して貰って最終調整しましょう

>>558のデッキだけどどうするかなぁ……
サモプリとか入れてみる?

とりあえず増援をですね?
枠はバリア削ってミラフォ三積みして
ついでに炎戦士4チューナーのローズ入れてレモン出したい感

とりあえずバリアはミラフォ以外抜いて良さそうだな、空いた枠にチューナー入れたいがEXがちょっとキツいか…
後は金満な壺がオシリス阻害せずに戻す枚数も少ないけど、エクシーズ主体なら貪欲の方が良いのかな?

>>647
サモプリか、確かに伝説の竜カードとか腐りやすいしアリだね
候補で

>>648
>>649
バリアは防御札入れたくて適当に積んだだけだから、おっしゃる通りミラフォ3枚にしますかね。
チューナー入れてシンクロ入れるのはアリだよね、イグナイトにも合うし。
七星の剣を抜けばそれなりに枠が出来ると思うんだけど……戦力で考えると惜しい所。うーん、悩む
レシピ貼った時がエクシーズメインだったから貪欲にしたけど、シンクロも混ぜるなら金満を採用しよう

後忘れていたけど活路の希望ってアニメ効果だよね?
OCG効果だと4000ライフだと活躍しづらいだろう……

>>651
今は8000だから大丈夫
けどまあ、これも勇者っぽいドローソースだからって入れただけだから、他のにしてもOK

早く強欲な壺や天より宝札がほしい……

最新のカードでも使えそうなやつがあったらバンバン言ってくれ
>>1は無能だから閃光の決闘者と王の記憶まだ買えてないんだ……

>>653
やっぱ残りの2人は大賢者と英雄倒しておきたいね




ちなみに今のデッキとは相性よくないけど、未来への思いとかそういうカードも入れたいな、勇者のデッキには
ロマンは大事だよね……

=================================
【勇者】
=================================

【モンスター】22
イグナイト・マグナム ×2
イグナイト・イーグル ×2
イグナイト・マスケット ×2
イグナイト・ドラグノフ ×2
レスキューラビット ×1
レスキューラット ×1
E・HERO ブレイズマン ×1
復讐の女戦士ローズ ×1
イグナイト・ライオット ×2
イグナイト・デリンジャー ×2
イグナイト・ウージー ×2
イグナイト・キャリバー ×2
イグナイト・スティンガー ×1
オシリスの天空竜 ×1
【魔法】13
レジェンド・オブ・ハート ×1
ティマイオスの眼 ×1
クリティウスの牙 ×1
ヘルモスの爪 ×1
命削りの宝札 ×1
ハーピィの羽根帚 ×1
ツインツイスター ×1
死者蘇生 ×1
イグナイト・リロード ×1
イグナイト・ユナイト
RUM-七皇の剣 ×1
増援 ×1
金満な壺 ×1
【罠】6
聖なるバリア-ミラーフォース- ×3
激流葬
次元障壁
【エクストラ】15
ロケット・ヘルモス・キャノン ×1
ミラーフォース・ドラゴン ×1
E・HERO ノヴァマスター ×1
始祖竜ワイアーム ×1
合神竜ティマイオス ×1
クリアウイングシンクロドラゴン
?魔竜レッドデーモン
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト ×1
幻影騎士団ブレイクソード ×1
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ×1
H-C エクスカリバー ×1
No.24 竜血鬼ドラギュラス ×1
セイクリッド・トレミスM7 ×1
No.107 銀河眼の時空竜 ×1
CNo.107 超銀河眼の時空龍 ×1

【サイドデッキ】 0

とりあえずこれで英雄、大賢者戦をしながら微調整するってことでいいですかね?

通行入れたいなあ……8000ライフなんだし

>>663
あ、ごめん。書き忘れてた。通告入ってます
さっき上げたレシピ+通告ってことで

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


勇者「ーーー良かった、起きてたか」


英雄「勇者……?」


オシリス(勇者、お前……)



勇者「英雄。俺とデュエルしてくれないか?」



勇者(新たな力を手に入れたとは言っても、それがどこまで通用するかはまだわからない。俺のデッキ構築に不備があるかも知れないしな。それに……)



勇者「俺は、お前に勝ちたい。……負けっぱなしってのはシャクなんでな」ニヤリ


英雄「……ふ」ガチャ


勇者「ずいぶん素直に受けてくれるんだな」



英雄「挑まれたデュエルは全て受けるのが私の信念でね。だが、それ以上に」



英雄「お前があれからどれだけ強くなったか!!どちらが強いのか、気になって仕方ないんだ!!」LP8000



勇者「ありがたい。行くぜ、英雄!!俺はお前を超えてやる!!今!!ここで!!」LP8000



「「デュエル!!」」



このレスのコンマ奇数で勇者先攻

下レスで勇者初手

60以上 神
11~59 良
10以下 普通


その下英雄初手

65以上 神
15~64 良
14以下 普通

クリティウスの牙
命削りの宝札
イグナイトイーグル
聖なるバリアミラーフォース
次元障壁


勇者「出し惜しみは無しだ!!早速飛ばして行くぜ」


勇者「俺はスケール2のイグナイトイーグルをペンデュラムゾーンにセッティング!!」


勇者「更にカードを3枚セットし、命削りの宝札を発動!!」



勇者「デッキからカードを5枚ドローする!!」


60以上 神
11~59 良
10以下 普通



イグナイトキャリバー
イグナイトデリンジャー
E・HEROブレイズマン
イグナイトウージー
イグナイトリロード



勇者(まだ行ける!!)


勇者「俺はスケール2のイグナイトキャリバーをペンデュラムゾーンにセッティング!!そしてペンデュラム効果発動!!俺のペンデュラムゾーンのカードを全て破壊する!そして、デッキから炎属性戦士族モンスターを一枚手札に加えるぜ」




英雄「ずいぶん思い切った効果だ。さあ、どう出てくる!?」



勇者(まだ最初のターンだ。イグナイトを加えてリロードで手札交換も出来るし、ペンデュラムや融合、シンクロで盤面を固めることも出来る)



最初の戦法をどう出るかコンマ下で

ごめん、書き間違えてた。いつものクセでコンマ下にしちゃった
勇者がどう動くか下レスのを採用

把握



勇者「ペンデュラム効果で、俺はイグナイトマスケットを手札に!」


勇者「ブレイズマンを召喚!!デッキから融合を加えるぜ!」


英雄「ブレイズマン?なるほど、いつの間にか勇者を使いこなすようになったのか、勇者」



勇者「へ、それは見てのお楽しみだ!!更に、イグナイトリロードを発動!!手札のイグナイト3枚をデッキに戻し、4枚のカードをドロー!!」


60以上 神
11~59 良
10以下 普通

RUMー七皇の剣
イグナイトデリンジャー
復讐の女戦士ローズ
イグナイトライオット



勇者「よし!!」



勇者「俺はスケール2のイグナイトデリンジャーと、スケール7のイグナイトライオットでペンデュラムスケールをセッティング!!」


勇者「これでレベル3から6のモンスターが同時に召喚可能!!ペンデュラム召喚!!現れろ、俺のモンスター達!!」



イグナイトイーグル ATK1600
イグナイトキャリバー ATK2100




勇者「そして魔法カード融合を発動!!」



英雄「ペンデュラムからの融合だって!?」



勇者「絆結ばれし爆炎の戦士達よ、今1つとなりて、原初の龍を呼び覚ませ!!ーーー融合召喚!!」


勇者「現れろ、レベル9!!始祖竜ワイアーム!!」ATK2700

英雄「強力なモンスターを呼んだな、勇者」


勇者「まだだぜ!更にセットカードを発動!!クリティウスの牙!!」


勇者「クリティウス、力を借りるぞ!」


クリティウス(ふん。力を貸すからには、無様な真似は許さん)



勇者「俺のフィールドにセットされたミラーフォースを墓地に送り、ミラーフォースドラゴンを特殊召喚!!」


ゴゴゴ……


ミラーフォースドラゴン ATK2800



英雄「トラップカードが融合モンスターに!?」



勇者「俺はこれでターンエンドだ!」


8000 手札:
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ブレイズマン/ATK1200」 2「ワイアーム/ATK2700」 3「ミラーフォースドラゴン/ATK2800」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「デリ/2」P2「ライ/7」



英雄「面白い!!私のターン!!」



65以上 神
15~64 良
14以下 普通

基本一度Pゾーンに置いて破壊してからP召喚したイグナイトをフィールドで融合するみたいだし、融合を置換融合に替えて良さそう
>>661だと融合入ってないように見えるけど

>>681
ごめん、融合書き忘れてた
確かに置換融合でもいいね

英雄「ドロー!」


英雄「僕もブレイズマンを召喚!デッキから融合を加え、発動!手札のシャドーミスト、ディスクガイを融合!」


勇者(次元障壁を……いや、ミラーフォースドラゴンとワイアームの効果も無効になるリスクもある。この2体ならそうそう突破されないはず!)


英雄「E・HEROエスクリダオを融合召喚!」ATK2500→2600


英雄「この瞬間、墓地へ行ったダークミストの効果が発動。デッキからHERO1体を手札に加える!BIooーDを手札に!」


勇者「EとDの混合デッキ!?」


英雄「そうだ!これが私の新しいHEROデッキ!魔法発動!死者蘇生!ディスクガイを特殊召喚!」


英雄「このカードが墓地から特殊召喚された時、デッキからカードを2枚ドローする!ドロー!」


65以上 神
15~64 良
14以下 普通

英雄「フィールドのモンスター3体をリリースして、DーHERO Bloo-Dを特殊召喚!!」ATK1900


英雄「効果発動!ミラーフォースドラゴンを吸収し、装備する!」


ATK1900→3300


勇者(くっ……!モンスター効果を受けないワイアームがいて助かったが、モンスター効果を封じられた!)


英雄「更にカードを5枚セットし、リバースカード、天よりの宝札を発動!お互いのプレイヤーは手札が6枚になるよう、ドローする!」


勇者「いいのか?俺もドロー出来るんだぜ?」


英雄「構わないさ。お互い、全力でぶつかろう!!」


英雄「ドロー!」


勇者「ドロー!」



英雄 6ドロー 下コンマ

勇者4ドロー その下コンマ

ああ、装備カードで1枠埋まってるから、英雄のドローは5枚だった


勇者ドローカード

レスキューラビット
レスキューラット
ミラフォ
増援



英雄「バトル!BlooーDでワイアームに攻撃!!」ATK3300


勇者「くっ……ワイアームは効果モンスターとの戦闘では、破壊されない!!」ATK2700


英雄「だが、ダメージは受けてもらう!」


勇者「ぐぅ!」LP8000→7400



英雄「私はこれでターンエンドだ」





LP:8000 手札:6
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「Bloo-D/ATK3300」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「ミラド」2「?」3「?」4「?」5「?」 P1「/」P2「/」




勇者「俺のターン!」


勇者ドローコンマ

90以上 羽箒
70~89 ツイツイ





ミス。前ターンで攻撃されたのはブレイズマン
なのでブレイズマン破壊、勇者LP5900です


勇者「ドロー!」イグナイトマグナム


勇者(命削りを使った俺は、持久戦はまずい……一気に決める!まずは、BlooーDを破壊しないと!)




勇者「俺は手札からレスキューラビットを召喚!効果発動!!」


勇者「デッキからレベル4、イグナイトマスケット2体を特殊召喚!」


勇者「2体のマスケットでオーバーレイ!!エクシーズ召喚!ランク4、ダークリベリオンエクシーズドラゴン!!」ATK2500


勇者「増援発動!デッキからイグナイトイーグルを手札に加える!」

勇者「更に、ペンデュラム効果発動!Pゾーンのカード全てを破壊し、デッキからイグナイトユナイトを手札に!」



勇者「スケール2のイグナイトイーグルと、スケール7のイグナイトマグナムでペンデュラムスケールをセッティング!!」


英雄「エクシーズにペンデュラムスケールの貼り替え……何を狙ってくる!?」



勇者「ペンデュラム召喚!!エクストラデッキより現れろ!イグナイトデリンジャー!イグナイトキャリバー!」



勇者「そして手札からイグナイトユナイトを発動!!フィールドのイグナイトキャリバーを破壊し、デッキからイグナイトスティンガーを特殊召喚!!」ATK2800




英雄「いくらモンスターを増やしても、そのモンスター達ではBlooDは倒せない!」


勇者「そうだろうな。モンスター効果を封じるなんて、強力なモンスターだ。けど、それを超える一枚が、俺にはある!!」



勇者(英雄の伏せカードは怖いが……除去カードを引けなかった今、臆しても仕方ねぇ!)


勇者「手札から、RUMー七皇の剣を発動!エクストラデッキのタキオンドラゴンを特殊召喚し、オーバレイネットワークを再構築!!」



勇者「逆巻く銀河を貫いて、時の生ずる前に蘇れ!永遠を超える竜の星!!顕現せよ!CNo.107!!超銀河目の時空龍!!」ATK4500



英雄「ばかな!?攻撃力4500だって!?」



ワイアーム ATK2700
ダークリベリオン ATK2500
デリンジャー ATK2400
スティンガー ATK2800
ネオタキオン ATK4500


英雄「くっ……なるほど、流石に壮観だ」

勇者「バトルだ!ネオタキオンで、BlooーDを攻撃!!アルティメットタキオン!!スパイラル!!」ATK4500


英雄「ぐ……!!」LP8000→6800



BlooーDは、破壊された!!



英雄「リバースカードオープン!ヒーローシグナル!!デッキから、バブルマンを守備表示で特殊召喚する!!」



勇者「さあ、受け切ってみろ!!イグナイトデリンジャーで攻撃!!」




英雄「まだまだ!!リバースカード発動!!マスクチェンジ!!バブルマンは、マスクチェンジによってM・HEROへと生まれ変わる!!」


勇者「させないぜ!トラップ発動!次元障壁!!融合モンスターを選択し、このターンお互いに融合モンスターの特殊召喚は行えない!!」



英雄「なんだって!?」



この場合って、バブルマンは墓地へ行く?

やっぱりバブルマンは墓地に行くか。
まあ発売前のカードで裁定も詳しく出てないし、とりあえず墓地へ行くってことで進めます

英雄「無効にされたか……!」


勇者「バトルは続いてるぜ!デリンジャーでダイレクトアタック!!」


英雄「くっ……!」LP6800→4400




英雄「だがこの瞬間、トラップ発動!!!閃光弾!!」



英雄「ダイレクトアタックを受けた時、このターンのエンドフェイズになる!!」


勇者「エンドフェイズ……なるほど、これじゃ俺はもう何も出来ないってわけか。やるな、ターンエンド!!」

LP:5600 手札:3
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ワイアーム/ATK2700」 2「ダークリベリオン/ATK2500 ORU2」 3「デリンジャー/ATK2400」 4「スティンガー/ATK2800」 5「ネオタキオン/ATK4500 ORU1」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「イーグル/2」P2「マグナム/7」



英雄「私のターン!!」


ドローコンマ下

英雄「ドロー!」


英雄(勇者を倒すには、これしかない!)


英雄「手札からヒーローアライブを発動!!デッキからシャドーミストを特殊召喚する!」


英雄「シャドーミストの効果を発動!デッキからマスクチェンジを手札に加える!更に手札からミラクルフュージョンを発動!!墓地のバブルマン、ブレイズマンを除外し、融合召喚!!」


英雄「現れろ、E・HEROアブソルートZERO!!」ATK2500



勇者「新たな融合モンスターか!」


英雄「リバースカードオープン!フォームチェンジ!!アブソルートZEROをエクストラデッキに戻し、M・HEROアシッドを特殊召喚!!」ATK2600



勇者「せっかく出した融合モンスターをエクストラデッキに戻すだって!?」



ゴォォォォ!!


勇者「こ、これは!?」



英雄「アブソルートの効果は、フィールドから離れた場合のモンスター全破壊。そしてアシッドは、魔法罠を全て破壊できるんだ」


勇者「ってことは……!!」


英雄「そう!ワイアーム以外の君のフィールドのカードは、全て破壊される!!」



勇者「なんだと!?」



バリィン!!


ワイアーム以外の全てのカードが 破壊された !!

英雄「まだ私は通常召喚を行っていない!手札より、エアーマンを召喚!!効果によりデッキからネオスを加える!!手札より融合を発動し、ネオスとエアーマンを融合!!」


英雄「融合召喚!!来い、E・HERO The シャイニング!!」


英雄「シャイニングは除外されているE・HERO1体につき300ポイント攻撃力を上げる」ATK3200


英雄「そして私は手札から2枚目のフォームチェンジを発動!」


英雄「アシッドをデッキに戻し、M・HERO光牙を特殊召喚!!」ATK2500


英雄「光牙は相手のフィールドのモンスター1体につき、500ポイント攻撃力を上げる」ATK3000


英雄「更に、手札からマスクチェンジを発動!シャドーミストを墓地へ送り、M・HERO闇鬼を特殊召喚!!」ATK2800



勇者「2体の……M・HERO!!」


勇者(流れるような融合召喚……流石英雄だ!だが、どうすれば……!)


英雄「バトルだ!闇鬼で攻撃!!このモンスターはダイレクトアタックすることができる!!」


勇者「う……!!」LP5900→4500


英雄「まだだ!光牙でワイアームを攻撃!!」


勇者「ぐっ……!」LP4500→4200


英雄「更にシャイニングで、ワイアームを攻撃!!」


勇者「うわぁぁ!!」LP4200→3700

英雄「私はカードを一枚セットして、ターンエンドだ」



LP:2200 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「光牙/ATK3000」 2「シャイニング/ATK3200」 3「闇鬼/ATK2800」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」



勇者「……お前すげぇよ、やっぱり」



英雄「?」



勇者「追い込んでも、次のターンにはサラッと逆転してくる。……あの時と、同じだな」


英雄「……では、また私が勝つかな?」


勇者「冗談!!今度は俺が勝つに決まってるだろ!!」


英雄「なら、来い勇者!!君の奇跡のドローを見せてみろ!!」


勇者「ああ!俺の、ターン!!!!」



勇者ドローコンマ下

金満の壺


勇者「俺は金満の壺を、発動!!墓地のイグナイトマスケット2体と、エクストラデッキのライオットをデッキに戻し、2枚ドローする!!」



60以上 神
11~59 良
10以下 普通

そいや

ドロー!

>>707
キタ━━━━!!
シャイニングドローチャンス!!!!しかも00を引いたので、このデュエル中にシャイニングドローとデスティニードローを1度ずつ使えます!!

>>708もゾロ目だね、凄い!!

やったぜ(震え声)
>>507の中から選んでも報酬とは別枠なんです?

>>710
別枠なんで何でもOK!
丁度金満の2ドローのタイミングなんで、創造するカードを2体選んでくださいな

最強デュエリストのデュエルは全て必然! おめ
2枚創造できるならニーベルングの財宝&指輪も行けるのか……?

二枚目の命削りと強欲を創造して即ハーピィデステニーとかいう脳停止コンボしたい(猿並みの思考パターン)

>>712
アニメ産カードはぶっ壊れ多すぎだよね
俺も最近はぶっ壊れカード探しに未OCGWikiを徘徊してますwwwwww


>>713
了解!!デスティニードローは命削り時でOK?

OKですっ、オシリス先輩とティマイオス並んじゃってもいいんやで

ピカー!!


英雄「……その輝きは。ふっ、やはり君は奇跡を呼ぶか」


勇者「ああ!行くぜ!!!!最強デュエリストのドローは全てが必然!!ドローカードさえも、デュエリストが創造する!!……シャイニングドロー!!」バシュゥゥ!!



命削りの宝札
強欲な壺



勇者「俺はレスキューラットをペンデュラムゾーンにセッティング!!更に、カードを2枚セット!!」



勇者(手札にローズが残っちまったが……充分いける!)



勇者の右手。
シャイニングドローを行ったあとも、その輝きは続いている。


英雄「!!まさか……!!」


勇者「俺は手札から命削りの宝札を発動!!手札が5枚になるように、ドローする!4枚のカードをドローだ!!」



羽箒以外のデスティニードローカード3枚を選んでくださいな

>>715
最強ッスね!!
金満のデメリットでティマイオスはこのターン出せないけど、安心感がバッチリ

と思ったら次のターン全捨てしなきゃいけないから…オシリス先輩ェ…
オシリスとミラフォとイグナイト1が妥当だろうか…

デスティニー ドロー !!!!


オシリス
レジェンドオブハート
ハーピィの羽箒
イグナイトウージー


勇者「俺は手札から、ハーピィの羽箒を発動!セットカードを破壊する!!」


ガシャーン!!

希望の未来が、破壊された!!


英雄「くっ……用心深いじゃないか」



勇者「最後まで気を抜くわけには行かないからな」ニヤッ


勇者「俺はレスキューラットのペンデュラム効果を発動!!このカードを除外し、エクストラデッキのイグナイトイーグル2枚を手札に加える!!」



勇者「そしてスケール2のイーグルと、スケール7のウージーでペンデュラムスケールをセッティング!!」

>>719
アニメ効果は自分のターンで数えて5ターンなんですぜ
マジぶっ壊れ

勇者「揺れろ、魂のペンデュラム!!天空に描け、光のアーク!!!!ペンデュラム召喚!!」



勇者「エクストラデッキより甦れ!!イグナイトキャリバー!イグナイトデリンジャー!!イグナイトマグナム!!」



英雄「3体のモンスター……まさか!!」


勇者「そのまさかさ!待たせたな、オシリス!!」


オシリス(おう!行くぞ勇者!!)



勇者「俺は3体のモンスターを生贄にささげーーー来い!!天空の神!!オシリス!!」



オシリス「うおぉぉぉ!!」


勇者「オシリスの攻撃翌力は、手札の枚数×1000となる」


英雄「勇者の手札は……」


イグナイトイーグル
復讐の女戦士ローズ
レジェンドオブハート


勇者「3枚!!よって攻撃翌力は3000だ!!」



英雄「だが3000では、私のシャイニングの方が上だ!!」



勇者「ーーーそれはどうかな?」


勇者「俺はさっきセットした強欲な壺を発動!!デッキからカードを2枚ドローする!!」


ドローコンマ下

ティマイオスの眼
ヘルモスの爪



オシリス ATK5000

英雄「攻撃力5000!?」



勇者「バトルだ!!オシリスで、闇鬼に攻撃!!」


勇者「超電導波!!サンダーフォース!!」


英雄「くっ……光牙の効果発動!!墓地のHEROを除外して、オシリスの攻撃力を……!!」


勇者「オシリスには効かないぜ、英雄!!」


英雄「なっ……!!」



ドォォォン!!



英雄「私の、負け……だな」LP2200→0 ピーッ!!




英雄「楽しいデュエルだった。強くなったな、勇者」


勇者「お前もな!!あそこでオシリスが引けなかったら、負けてたと思う」


英雄「ドローも実力のうちさ。……またやろう。この戦いが終わったら、存分に!!」


勇者「ああ!」



英雄「……あ」


勇者「どうした?」


英雄「いや、ふとそれで思いついたんだ。平和になったら、俺達だけじゃない……全世界のデュエリスト達で、大規模な大会がしたいって」


勇者「いいな、それ!!絶対やろうぜ!!」


英雄「そうだな」クスッ


英雄「あ、勇者。これを……受け取ってくれないか?」



天よりの宝札
悪夢の蜃気楼


勇者「いいのか?こんな強いカード」


英雄「良いんだ。それに、君は俺達の大将だ。どうか、役に立ててくれ」


勇者「ありがとう。大切に使わせてもらう」

神と相性が良く(リリース要員)激しい手札消費を強力ドロソでカバー
そんなデッキを目指したい(アニメ版命削り三枚積みながら)

ーーーーーーーーーーーーーーー

勇者(大将、か。)


勇者(嬉しいけど、それにふさわしい実力と、自信をつけるなら……俺は、あの人を超えたい)



勇者(賢者の師匠だという、あの人を)

デッキ調整タイム!!
ちょっと今のデュエルで色々改善点が見えた気がしたので、新しいドローソースを入れると共に調整したいと思います!!


>>727
さっきのシャイニングドローのおかげでそんなデッキが作れそうだ!

とりあえず命削り、強欲な壺、天よりの宝札はそのまま入れる
ドローソースが充実してきたので、イグナイトリロードをout


融合→置換融合で
エクストラデッキの使わないエクシーズは抜いて、ちょいシンクロとチューナーを増やそうと思うんだけど、どうかな?

チューナーは兎だな

ドロソ多くてイグナイトもサーチ大量にするテーマだしちょっとぐらいメイン多く積んでも平気そうだね
魔王も見越すなら手札誘発で妨害できてシンクロもできるヴェーラーか幽鬼うさぎはどうだろう

炎戦士のチューナーってローズだけなんやね…入れるとしたら汎用チューナーと汎用シンクロに絞った方が良さそうだなぁ

ランク4はラビットから出しそうだから、使わないエクシーズはランク6のドラギュラスとトレミスのことかな
ヴェーラーは確かに欲しいかも
征竜対策としてシンクロはクリムゾン・ブレーダーを推してみる

>>732
>>733
それな!

>>734
そだね。ロマン入れたい気持ちはあるけどやっぱ実際デュエルになるとキツイからねー


>>735
そうそう
ブレーダーいいですな。シンクロ枠はジャック意識した感じでもいいかもね

調整終わり


=================================
メインデッキ:44枚
EXデッキ :15枚
=================================

【モンスター】25
エフェクト・ヴェーラー ×2
イグナイト・マグナム ×2
イグナイト・イーグル ×2
幽鬼うさぎ ×2
イグナイト・マスケット ×2
イグナイト・ドラグノフ ×2
レスキューラビット ×1
レスキューラット ×1
E・HERO ブレイズマン ×1
復讐の女戦士ローズ ×1
イグナイト・ライオット ×2
イグナイト・デリンジャー ×2
イグナイト・ウージー ×2
イグナイト・キャリバー ×2
オシリスの天空竜 ×1
【魔法】14
レジェンド・オブ・ハート ×1
ティマイオスの眼 ×1
クリティウスの牙 ×1
ヘルモスの爪 ×1
命削りの宝札 ×2
ハーピィの羽根帚 ×1
ツインツイスター ×1
RUM-七皇の剣 ×1
増援 ×1
金満な壺 ×1
強欲な壺 ×1
天よりの宝札 ×1
置換融合 ×1
【罠】5
聖なるバリア-ミラーフォース- ×3
次元障壁×2
【エクストラ】15
ロケット・ヘルモス・キャノン ×1
ミラーフォース・ドラゴン ×1
E・HERO ノヴァマスター ×1
始祖竜ワイアーム ×1
合神竜ティマイオス ×1
メタファイズ・ホルス・ドラゴン ×1
エンシェント・ゴッド・フレムベル ×1
月華竜 ブラック・ローズ ×1
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト ×1
クリムゾン・ブレーダー ×1
涅槃の超魔導剣士 ×1
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ×1
H-C エクスカリバー ×1
No.107 銀河眼の時空竜 ×1
CNo.107 超銀河眼の時空龍 ×1



大賢者「ーーー待ってたよ」


勇者「待ってた?俺を?」


大賢者「うん。君とは、デュエルする気がしてたんだ」


勇者「光栄だな。最強のデュエリストに待っててもらってたなんて」


大賢者「さぁ、始めようか」ガチャ


勇者「ああ!」ガチャ



デュエル!!


このレスのコンマ奇数で勇者先攻


下コンマ勇者初手


60以上 神
11~59 良
10以下 普通


その下大賢者初手

50以上 神
10~49 良
9以下 普通

増援
ヴェーラー
デリンジャー
ウージー
ミラフォ


勇者「先攻は貰うぜ!俺のターン!!」


勇者「俺はスケール2のデリンジャーと、スケール7のウージーでペンデュラムスケールをセッティング!!ペンデュラム効果を発動!!俺のペンデュラムゾーンのカードを全て破壊し、デッキからイグナイトマグナムを手札に加える!!」


勇者「更に、増援を発動!!イグナイトイーグルをデッキから手札に!!もう一度、ペンデュラムスケールをセッティングだ!!」


大賢者「これで3から6までのカードが……ペンデュラム召喚可能というわけだね」


勇者「そうだ!ペンデュラム召喚!!エクストラデッキより甦れ、俺のモンスター達!!」


イグナイトデリンジャー ATK2400
イグナイトウージー DEF2700


勇者「カードを一枚セットし、ターンエンド」

LP8000 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「デリンジャー/ATK2400」 2「ウージー/DEF2700」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「」3「」4「」5「」 P1「イーグル/2」P2「マグナム/7」


勇者(さあ、どうでてくる!?最強のデュエリストさんよ!)


大賢者「僕のターン!!」


ドローコンマ下






大賢者「ドロー!うーん、ここは思い切って……カードを3枚セットしてから、手札抹殺を発動!!互いに手札を捨てて、捨てた枚数分ドローする」


勇者(しまった!ヴェーラーが……く、まさか……わかっていたのか?いや、そんな筈はない)



大賢者「僕は2枚捨てて、2枚カードをドロー」


勇者「俺は1枚だ」




大神官「…………」


物陰からデュエルを眺める影。
それは、大神官だった。魔王との決戦。その前に一度大賢者と決着をつけたかったようだが……


大神官「……少々、出遅れたようだ。それにしても勇者め、よほど良いカードを捨てさせられたか。顔に出ているわ」


大神官(奴のデュエリストとしての直感。強者ならば皆持っているものだが……たとえ見えない相手の手札でも最善を選ぶ大賢者の直感は、郡を抜いている)



大賢者ドローコンマ下

その下勇者ドローコンマ

復讐の女戦士ローズ



大賢者「ボクは手札から、黒の魔法陣を発動!!このカードの発動時、デッキの上からから3枚確認し、ブラックマジシャンかブラックマジシャンの名前が書かれた魔法罠があった場合手札に加えることが出来るよ」


勇者(ブラックマジシャン……なるほど、大賢者の名に相応しいデッキだ)



コンマ下
大きい数字ほど良いカード

大賢者「僕は黒魔導強化を手札に加える」


大賢者「手札から黒魔術のヴェールを発動!!ライフを1000ポイント払い、墓地からブラックマジシャンを特殊召喚!!」LP7000



ブラックマジシャン「ハァッ!!」ATK2500


勇者「それがアンタのエースモンスターか」


大賢者「そうだよ。僕の大切なパートナー……そして、ブラックマジシャンが特殊召喚されたことにより魔導陣の効果が発動!!君のフィールドのカードを一枚除外させてもらうよ!!」



勇者「!!」


大賢者「僕はペンデュラムスケールになっているイグナイトイーグルを選択!!」


バリィン!!


イグナイトイーグルは 除外 された!!

勇者「イーグル!!」


大賢者「何度でも舞い戻らせるペンデュラム召喚は強力だ。けど、ペンデュラムスケールこそが弱点でもあるからね」


勇者「くっ……!!」



大賢者「バトル!ブラックマジシャンでイグナイトデリンジャーに攻撃!!ブラックマジック!!」


バシュゥゥ!!

イグナイトデリンジャー は 破壊された!!


勇者「くっ……!!」LP8000→7900


勇者「なるほど、最初の手札抹殺でブラックマジシャンをあらかじめ墓地へ置き、サポートカードで一気にたたみかける……それがアンタのデッキか」


大賢者「さあ、僕はターンエンドだ。君のターンだよ」

LP7000 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ブラマジ/ATK2500」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「?」4「魔導陣」5「」 P1「/」P2「/」


勇者「俺のターン!!」


ドローコンマ下

強欲な壺


勇者「よし!!」


勇者「俺は強欲な壺を発動!デッキからカードを2枚ドローする!!」


ドローコンマ下

イグナイトキャリバー
次元障壁


勇者「俺はスケール2のイグナイトキャリバーで、ペンデュラムスケールをセッティング!ペンデュラム召喚!現れろ、復讐の女戦士ローズ!!そしてペンデュラム効果を発動!!俺のペンデュラムゾーンのカード全てを破壊し、デッキからブレイズマンを手札に加えるぜ!!」


勇者「ブレイズマンを召喚!デッキから置換融合を手札に加える!!」



勇者「レベル4のブレイズマンに、レベル4のローズをチューニング!!爆炎の剣士よ、我が呼び方に応えよ!!シンクロ召喚!!現れろ、レベル8!!クリムゾンブレーダー!!」ATK2800



大神官「ふぅん、除外を防ぐためペンデュラムスケールをあらかじめ自分のターンに破壊……そしてシンクロ召喚か」



勇者「バトルだ!クリムゾンブレーダーでブラックマジシャンを攻撃!!」


大賢者「うっ……やるね!」LP7000→6700

勇者「クリムゾンブレーダーの効果!このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合、相手は次のターンレベル5以上のモンスターを召喚、特殊召喚出来ない!!」


大賢者「なるほど、ブラックマジシャンを封じるつもりなんだね……けど!!」



大賢者「リバースカードオープン!!永遠の魂!!このカードの効果により、墓地のブラックマジシャンを特殊召喚する!!再び甦れ、ブラックマジシャン!!」


ブラックマジシャン「ハァッ!!」



勇者「そんなカードが……!そうか、特殊召喚封じは次のターン……今ならその効果の範囲外……!!」



大賢者「そう!!そして黒の魔導陣の効果も発動!!ブラックマジシャンが特殊召喚されたことにより、君のクリムゾンブレーダーを除外する!!」


クリムゾンブレーダー は 除外された!!

勇者(なんてコンボだ……!相手ターンでもブラックマジシャンは蘇り、その度に俺のフィールドのカードが除外されていく!)


勇者(早く大賢者の魔法罠を除去できるカードを引かないと!!)


勇者「俺はカードを一枚セットし、ターンエンド!」

LP7900 手札:1
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「/」 2「ウージー/DEF2700」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「?」2「?」3「」4「」5「」 P1「/」P2「/」


大賢者「僕のターン!!」


ドローコンマ下

大賢者「ドロー!」


勇者(まだ大丈夫だ……クリムゾンブレーダーの効果は離れても続く)


勇者(大賢者の手札は今のドローで2枚。一枚はさっきのターンで加えた黒魔導強化だとわかってる……今不明なのは、このドローカードと2枚のセットカード)



大賢者「僕は天使の施しを発動!デッキからカード3枚をドローし、2枚捨てる!」


勇者「ここで手札増強カードか……!」


勇者(だが、天使の施しで手札に残るのは1枚。まだマシか?)


大賢者「リバースカードオープン!堕天使の施し!このターン、効果によって捨てられたカードは手札に戻る!!」


勇者「何!?」


ドローコンマ下

大賢者「ドロー!捨てたカードも手札に戻る!」


大賢者「永遠の魂の効果を発動!デッキから黒・魔・導を手札に加え、発動!!」


大賢者「このカードは、フィールドにブラックマジシャンがいる時相手の魔法罠カードを全て破壊する!!」


勇者「くっ……ただ破壊されるだけなら!!リバースカードオープン!!次元障壁!」


勇者(このターンレベル5以上のカードは出せない……なら、あるかは知らないが封じるべきは)


勇者「エクシーズモンスターの特殊召喚を封じる!!」



大神官(それしか出来まい。だが、あのカードでは奴は止まらん)



大賢者「僕は手札から黒魔導強化を発動!ブラックマジシャンの攻撃力を1000ポイントアップ!」ATK2500→3500


大賢者「バトル!ブラックマジシャンでイグナイトウージーに攻撃!」


イグナイトウージーは 破壊された!!


大賢者「カードを1枚セットして、ターンエンド」

LP6700 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ブラマジ/ATK2500」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「魔導陣」2「永遠」3「?」4「?」5「」 P1「/」P2「/」


勇者(堅実に俺のカードを除去して、場を固めてきやがる……くそ、隙がない!やっぱ強いな……!!)

勇者「俺のターン!!」


ドローコンマ下

勇者「ドロー!」


ティマイオスの眼


勇者「くっ……!」


勇者「俺はこれで、ターンエンド……」



大賢者「その顔だと良いカードは引けなかった見たいだね……僕のターンだ!」


ドローコンマ下

大賢者「ドロー!」


大賢者「僕は永遠の魂の効果を発動!手札のブラックマジシャンを特殊召喚する!」


勇者「2体目のブラックマジシャン!!」


大賢者「更に手札からマジシャンズロッドを召喚!デッキから黒魔導強化を手札に加える!」ATK1600



大賢者「バトルだ!マジシャンズロッドでダイレクトアタック!」


勇者「うぐっ!」LP7900→6300


大賢者「2体のブラックマジシャンでダイレクトアタック!ダブルブラックマジック!!」


勇者「うわぁぁぁ!!」LP6300→1300


大賢者「そして僕は、2体のブラックマジシャンでオーバーレイ!!エクシーズ召喚!!来い、ランク7!虚空の黒魔術師!!」DEF2800


大賢者「これで僕はターンエンド」

LP6700 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「虚空/DEF2800 ORU2」 2「/」 3「ロッド/ATK1600」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「魔導陣」2「永遠の魂」3「?」4「?」5「」 P1「/」P2「/」



大神官「ラストターンだな。勇者がこれで何も出来なければ敗北する。さあ、勇者よ!貴様もデュエリストならば、そのドローで運命を切り開いて見せろ!!」

勇者「まだだ……まだ、俺は諦めねぇ!俺のターン!!」


ドローコンマ下

勇者「ドロー!!!」


金満な壺


勇者「これに……賭けるしかない!!」


勇者「俺は手札から金満の壺を発動!!エクストラデッキのイグナイトデリンジャー、イグナイトマグナム、イグナイトキャリバーをデッキに戻し、2枚ドローする!」


ドローコンマ下

天よりの宝札
イグナイトマスケット


勇者「俺はイグナイトマスケットをペンデュラムゾーンにセッティング!!そしてカードを2枚セットし、天よりの宝札を発動!!お互いに手札が6枚になるよう、ドローする!!」


勇者(大賢者にも大量ドローさせちまうが、仕方ない!これで立て直す!!)


勇者「ドロー!!」


勇者6枚ドロー
コンマ下

大賢者4枚ドロー
その下コンマ

ツインツイスター
クリティウスの牙
イグナイトマスケット
イグナイトドラグノフ
イグナイトマグナム
幽鬼うさぎ


勇者「俺はツインツイスターを発動!クリティウスの牙を捨てて、永遠の魂と黒の魔導陣を破壊する!」


大賢者「トラップ発動!大革命返し!その効果を無効にする!」


勇者「くっ……!ドラグノフをペンデュラムゾーンにセッティング!!これで3から6のモンスターが召喚可能!!」


大賢者「虚空の黒魔導師の効果により、手札からイリュージョンマジックを発動!ロッドをリリースしデッキからブラックマジシャンを手札に加える!」


勇者「相手ターンに手札から速攻魔法だって!?」


大賢者「この効果により虚空の黒魔術師のオーバーレイユニットを1つ使用する。けどこの瞬間、永遠の魂の効果を発動!墓地のブラックマジシャンを特殊召喚する!」


勇者「手札の幽鬼うさぎの効果を発動!永遠の魂を、破壊するぜ!」

大賢者「……やるね!永遠の魂が破壊された時、僕のフィールドのモンスターは全て破壊される」


ブラックマジシャン、虚空の黒魔術師は破壊された!!


勇者「ペンデュラム効果発動!ペンデュラムゾーンのカードを全て破壊し、デッキからイグナイトデリンジャーを手札に加える!!」


勇者「手札のイグナイトマスケットとイグナイトマグナムで、ペンデュラムスケールをセッティング!!ペンデュラム召喚!!現れろ、俺のモンスター達!!」


イグナイトウージー ATK1300
イグナイトマスケット ATK1400
イグナイトドラグノフ ATK1700
イグナイトデリンジャー ATK2400


勇者「行け!大賢者にダイレクトアタック!!」


大賢者「トラップ発動!重力解除!!フィールドのモンスター全ての表示形式を変更する!」


勇者「なっ……!!これでも、ダメか……!!」



勇者「俺はこれで、ターンエンドだ」


LP1300 手札:0
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「ウージー/DEF2700」 2「マスケット/DEF1900」 3「ドラグノフ/DEF1300」 4「デリンジャー/DEF1200」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」 P1「マスケット/2」P2「マグナム/7」



大神官「勇者の渾身の攻撃を防いだか。このデュエル、次のドローによってはここで決まる」


大賢者「僕のターン!!」


ドローコンマ下

大賢者「ドロー!!」手札7

大賢者「僕は封印の黄金櫃を発動!デッキからカードを除外し、2ターン後に手札に加える!!」


大賢者「モンスターをセット。カードを3枚セットして、ターンエンドだ!」


LP6700 手札:2
デッキ: 墓地: 除外: フィールド:

モンスター:1「?/」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「魔導陣」2「?」3「?」4「?」5「」 P1「/」P2「/」


勇者「俺のターン!」


ドローコンマ下

勇者「ドロー!!」

命削りの宝札


勇者「来た!!俺は手札から命削りの宝札を発動!デッキからカードを5枚ドローするぜ!」



大神官「ここで引いたか!」


ドローコンマ下

こい

>>777
シャイニングドローチャンス!!
5枚のカードを創造できます!ゾロ目のレスでゾロ目コンマとは凄い!!

最近のはよくわからないので申し訳ないけど他の人に任せてもいいですかね?
自分だとエクゾディア揃えるとかつまらないのしか出てこないので…

>>779
了解!!
では>>780~から創造したいカードを募集します!

伏せが怖いから羽箒or大嵐が1枚は欲しいかも
(大寒波はペンデュラムやレジェハと相性悪い)

Pスケール貼り直せるハリケーン

うーん、いざ五枚となると思い付かないな…有効そうなのはアニメ版の名前縛りが無いアメイジング・ペンデュラム?

天の施しが欲しいけどここはサンダーボルト

>>784
羽根帚いっときますか
>>785
EMだったら有用だけどイグナイトだとハリケーンは微妙かなぁ
>>786
アニメ版は名前縛りないんだっけ?ならアリだね!
>>787
サンダーボルトOK。羽根帚と一緒に焼き払えるね

現在の候補
羽根帚
アメイジングペンデュラム(アニメ版)
サンダーボルト

あと2枚

ここは手札増やし強欲の壺あたりじゃないか
それか天使の施し
安価下

レジェンドオブハート2枚目ってどう思う?
1枚だと引けない可能性高めから、ティマイオスを先に引いて手札で腐る可能性を減らしたい

>>790
勝てば壺は2枚目だし、施し貰っておきますか
>>791
そうだね。では2枚目のレジェンドオブハートを

勇者「俺は……負けねぇ!アンタを超えて、もっと、もっと強くなるんだ!!」ピカー


大賢者「その輝きは!?……そうか、やはり君は……世界の命運を託された、デュエリストなんだね」


勇者「最強デュエリストのドローは全てが必然!ドローカードさえも、デュエリストが創造する!!シャイニングドロー!!」ピカー


ハーピィの羽根帚
サンダーボルト
アメイジングペンデュラム(アニメ版)
レジェンドオブハート(アニメ版)
天使の施し


勇者「俺は手札から、ハーピィの羽根帚を発動!!相手フィールドの魔法罠カードを全て破壊する!」


大賢者「!!そんなっ……!!」


大賢者のフィールドの魔法罠カードが、破壊された!!


勇者「更にサンダーボルトを発動!!相手フィールドのモンスターを破壊!!雷よ、雷鳴とともに落ちよ!!」

ズガーン!!
それは全盛期勇者の魔術と同等の威力。
雷の一撃が、大賢者のフィールドを薙ぎ払った!!


大賢者「マシュマカロンの効果発動!!このカードは分裂復活する!!」


デッキから2体のマシュマカロンが蘇る!!

勇者「まだだぁ!!ペンデュラム効果を発動し、ペンデュラムゾーンのカード全てを破壊!!デッキからイグナイトライオットを手札に加える!!」


勇者「更に、天使の施しを発動!!」


ドローコンマ下




勇者「ドロー!!」

幽鬼うさぎ
イグナイトイーグル
イグナイトデリンジャー


勇者「手札からイグナイトイーグルとイグナイトライオットを捨てる!!」


大神官「奴め、何をする気だ……?」



勇者「手札から、幽鬼うさぎを召喚!!」


勇者「レベル5のイグナイトデリンジャーに、レベル3の幽鬼うさぎをチューニング!!」

勇者「勇者の咆哮、今天地を揺るがす!!唯一無似なる覇者の力、その身に刻め!!シンクロ召喚!!荒ぶる魂、レッドデーモンズドラゴンスカーライト!!」


大賢者「シンクロ召喚!!」


勇者「スカーライトの効果発動!!このカードの攻撃翌力以下の特殊召喚された効果モンスターを全て破壊する!アブソリュートパワーフレイム!!」


大賢者「くっ……マシュマカロンが!」


勇者「更に破壊したモンスターの数×500ポイントのダメージを与える!!」


大賢者「うわぁ!?」LP6700→5700


勇者「そしてリバースカードオープン!!置換融合!!フィールドのイグナイトウージー、イグナイトマスケットを融合!!来い、始祖竜ワイアーム!!」ATK2700

大賢者「凄いね……あの状況からシンクロと融合を決めてくるなんて」


勇者「まだ褒めるのは早いぜ。……俺のデュエルは、ここからだ!!」


勇者(ついに、あのカードが俺の手札に来た。感じる。このカードの強き波動を!!)


勇者「俺は信じるぜ!!このカードによって世界が救われることを!!大賢者、見ててくれ!!これがアンタを超え、魔王を倒すための力だ!!俺に力を!!レジェンドオブハート!!」



ゴゴゴ……!!


大神官「な、なんだ!?」




勇者「1000ポイントのライフを払い、場の戦士族……イグナイトドラグノフを生け贄にささげ!!現れろ!!伝説の騎士達よ!!」

LP1300→300

勇者の場にセットされたティマイオスの眼
墓地のクリティウスの牙
デッキのヘルモスの爪が除外され、新たなカードへと変貌する!!


(誰だ、我らを呼ぶのは!!)
(深く眠りし魂を!!)
(呼び覚ます者は!!)



それぞれのカードが変貌し、現れた3つの光が……勇者のフィールドに集まる!!




「我が名は、ティマイオス!!」


伝説の騎士ティマイオス ATK2800(アニメ版)

フリーチェーンで場の伝説の騎士と融合を行う効果を持つ


「我が名は、クリティウス!!」


伝説の騎士クリティウス ATK2800(アニメ版)

フリーチェーンで墓地の罠を除外し、その効果を使用できる


「我が名は、ヘルモス!!」


伝説の騎士ヘルモス ATK2800(アニメ版)

フリーチェーンで墓地のモンスターを除外し効果を使用できる




「「「我らの力、勇者の光と共に!!」」」



大賢者「す、凄い……!!」


大神官「なんという……!!」

勇者「バトルだ!!大賢者にダイレクトアタック!!」


大賢者「……素晴らしいデュエルだったよ、勇者……」LP0 ピーッ!!




大賢者のライフが尽き、黄金櫃のカードがあらわになる……



死者蘇生



勇者「その、カードは」


大神官「見事だ、勇者よ。……あと2ターンもすれば貴様は敗北していたはずだったんだがな」


勇者「大神官?」


大神官「奴の墓地に、何が眠っていたか知っていたか?」


大賢者「……はは、とうとう、出せなかったけどね」


勇者「それは……ラーの翼神竜!?そうか、最初の手札抹殺の時、すでに……!!」


大神官「ラーは神の中でも最上位に位置するカード。1度墓地から舞い戻れば、その炎は神すらも焼きつくす」

勇者の血の気が引く。
……もしも、このデュエルが長引かず、ラーが蘇生されていたら……


大賢者「結果論だよ。君は、僕に勝った」


大賢者「勇者。魔王討伐は、やはり君の力なくしては出来ないんだろう。……君にこのカードを」


強欲な壺
天使の施し


勇者「ありがとう。俺、必ず勝つから!!」

大神官「ふぅん。その言葉、忘れるなよ。そして全てが終わった後……貴様に勝利し、決闘王の称号を手にするのはこの俺だ!!」

勇者「望むところだ!俺だって、アンタにリベンジしたいんだからな!」


大賢者「さあ、明日に備えてもう休もう。……頑張ろうね、勇者!」


勇者「おう!!」



勇者(待ってろ、魔王!!……賢者。俺はお前を諦めたわけじゃない。きっとこの世界なら……お前を取り戻す方法があるかも知れない。俺は、諦めないからな!)


大賢者や英雄を倒し、確かな自信をつけた勇者は、明日への決意を固くする。

決戦前夜、終了。
これから最後の勇者のデッキ調整となります

原作版のヲーじゃないラー…いいな、あのカード欲しいなぁ

>>801
決戦前に大賢者と大神官から神をもらうイベントを考えたけど、今のドロソで原作ラーに特化しちゃうとヌルゲーすぎるので辞めましたwww

ヲーじゃないラー欲しいよなぁ

今悩んでるのはこのままイグナイトのペンデュラム路線で行くかどうか。
イグナイトで行くならドロソ増えたので、ちょっとイグナイトを減らして凡庸Pを投入してもっと色んな動きが出来るようにする


もうひとつ考えてるのは、幻影騎士団を軸にした墓地誘発デッキ。
こっちもドロソの暴力と施しの墓地送りでかなり動けると思う。
戦士だからレジェンドオブハートも使えるしね。ただ、エクシーズ特化になる感じかな。使えてミラフォドラゴンやスターヴヴェノムくらい


初手壁ワイアームやSモンスター、オシリスも出しやすいペンデュラム路線が良いかな
全召喚法が使えてこれまでの旅路が感じられるし、そもそも黒騎士が幻影彼岸使ってるし

>>806の言う通りかな。
勇者にはイグナイトでエンタメしてもらおう!!ドロソとシャイニングドロー、レジェンドオブハートでガチ相手でも何とかなるでしょう。
ではデッキ調整してきます

=================================
【勇者デッキ最終】
メインデッキ:49枚
EXデッキ :15枚
=================================

【モンスター】21
エフェクト・ヴェーラー ×2
EMシール・イール ×1
イグナイト・マグナム ×1
イグナイト・イーグル ×1
幽鬼うさぎ ×2
EMモモンカーペット ×1
イグナイト・マスケット ×1
イグナイト・ドラグノフ ×1
E・HERO ブレイズマン ×1
復讐の女戦士ローズ ×1
魔装戦士 ドラゴディウス ×1
魔装戦士 ドラゴノックス ×1
妖精伝姫-シラユキ ×1
イグナイト・デリンジャー ×1
イグナイト・ライオット ×1
イグナイト・ウージー ×1
イグナイト・キャリバー ×1
マジェスペクター・ユニコーン ×1
オシリスの天空竜 ×1
【魔法】20
レジェンド・オブ・ハート ×2
ティマイオスの眼 ×1
クリティウスの牙 ×1
ヘルモスの爪 ×1
命削りの宝札 ×2
ハーピィの羽根帚 ×2
RUM-七皇の剣 ×1
増援 ×1
強欲な壺 ×2
天よりの宝札 ×1
置換融合 ×1
アメイジング・ペンデュラム ×1
天使の施し ×1
サンダー・ボルト ×1
揺れる眼差し ×2
【罠】8
聖なるバリア-ミラーフォース- ×3
EMショーダウン ×1
マジカルシルクハット ×1
ブレイクスルー・スキル ×1
妖怪のいたずら ×1
和睦の使者 ×1
【エクストラ】15
ミラーフォース・ドラゴン ×1
E・HERO ノヴァマスター ×1
始祖竜ワイアーム ×1
合神竜ティマイオス ×1
メタファイズ・ホルス・ドラゴン ×1
レッド・ワイバーン ×1
月華竜 ブラック・ローズ ×1
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ×1
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト ×1
クリムゾン・ブレーダー ×1
涅槃の超魔導剣士 ×1
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ×1
H-C エクスカリバー ×1
No.107 銀河眼の時空竜 ×1
CNo.107 超銀河眼の時空龍 ×1


暫定だけど
まずイグナイトたくさん来ても困ったので一枚ずつに。
戦略を増やすため凡庸Pを投入。
ヘルモスとティマイオスはほぼ捨て。シルクハットで早めに処理が出来ればOK。後はトラップを増やしてみた。魔装戦士やカーペットも加え防御面が上がったかと。金満は召喚制限が結構厄介なのと魔法が増えたためリストラ。
デッキ枚数がかなり増えちゃったけど、ドロソが豊富なので問題ないと思う

せんせー、魔術師入ってないからアメイジングが腐ってます

>>812
さっきのデュエルで創造したアニメ版アメイジングだから魔術師制限ないんですよ

この後はそれぞれのキャラのショートストーリーを書いて行きます
魔王城突入は多分次スレかと

EM要らなくない? モモンカーペットはリバース遅いし、Pゾーン維持できるか怪しいし
そもそもイグナイト以外をPゾーンに置きたくないし
EM3枚と眼差し抜いてLV4イグナイト戻した方が動きやすいんじゃないかな

他ペンデュラム派遣するなら何かしら張り替え手段が欲しいな、けどトランポリンクスとかはレベル合わないしなぁ…
エキセントリックデーモンとか最適だけど、そうすると今度は除去過多になりそう

>>815
モモンカーペットはP効果が防御面で使えるし、スケールも7なのでいいかなぁと。良かれと思って……
破壊されたらされたでも他スケール貼れるしね。
イグナイト増やした方が安定するとは思うけど、やっぱりちょっとパターン化しちゃってたのと、使用したイグナイトカードの把握が大変で……安定感を削って違う戦略を入れた形ですね


>>816
そうなんですよね、凡庸Pとか、かなり悩みました

短編その1

「英雄と闇の力」


時は遡り、竜使いがキラードールを撃破した後、みんなと合流する前の話ーーー



英雄「うっ……!」


竜使い「また例の頭痛か?」


英雄「ああ……魔界に近づくにつれ頻繁になってきた。今まではなかったのだが……」


竜使い「魔界の瘴気にあてられたか?この辺りは魔界と目と鼻の先だからな、少なからず影響がありそうだ」


英雄「すまない、心配をかけて」


竜使い「し、心配なんかしていない!ただその、貴様が使い物にならなくなっては戦力が落ちると思っただけだ!」


英雄「はは……うっ!」ズキッ


竜使い「っ……!どうしても辛いなら無理をすることはない。貴様の分も俺が戦えばいいだけだしな」


英雄「大丈夫だ……なんとか、してみせる」


竜使い「英雄……」




竜使い「英雄のやつ……『心配いらない』なんて書き置き残してどこに行きやがった!?……まさか、あいつ1人で魔界に……」



幼少の頃から一緒だった竜使いは、英雄という人間をよく知っている。
奴は、なまじ何でも1人で出来てきたせいで、何かあった時はいつも1人で背負い込んでしまう。



竜使い「馬鹿野郎が!!」タッタッタッ




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


魔界と人間関係の境界線となる、迷いの森。
そこで、英雄は……デュエルディスクを構え、1人佇んでいた。



英雄「……ぐっ……出て、来い。ここならお前が望む瘴気が溢れ、具現化が可能なはずだ……!」


竜使いには、ただの頭痛だと説明していた。
だが、本当は違う。英雄には聞こえていた。魔界に近づく度に、自分を呼ぶ声が……


(ほう。俺に真正面から挑むか。流石は英雄。俺自身……)


(いいだろう。お前の望み通りにしてやる……そして、さよならだ!!)



ブワッッッ!!


英雄の身体から、黒いエネルギーが解き放たれ……人の形になる。
それは、禍々しい鎧を纏っており、誰が見ても魔王軍の配下と思える強力な闇の力を宿していた

英雄「お前は……誰だ!何故、俺の中にいる!」


??「我が名は……覇王。もう1人のお前であり、お前の負の力の集合体」



英雄「覇王……だと?」


覇王「お前には、正と負共に強力な力が宿っていた。しかしお前は、自分の負の力に気付かず無意識に今まで封印していたんだ。とんでもない奴だよ、お前は。だが俺はお前の魂の隅で、力を蓄えながら瘴気の影響で闇の力が高まるこの時を待っていた……!」


英雄「なるほど。なら、私のやるべきことはひとつ。お前を倒すのみだ!」ガチャ!



覇王「ふん。この状況にも動じないそのふてぶてしさは褒めてやるよ。けどな、お前のような甘ちゃんじゃ俺には勝てねぇ!!」ガチャ




覇王「見せてやるよ、闇の力を!そしてお前を取り込み、俺が世界の王となる!!」



「「デュエル!!」」


竜使い「いた!英雄……と、あれは誰だ!?」



※回想のためコンマ無しデュエルです

英雄「私の先行!私は手札からエアーマンを召喚!効果発動によりデッキからシャドーミストを手札に加える!」


英雄「そして魔法カード融合を発動!手札のシャドーミストとバブルマンを融合!!現れろ、アブソリュートZERO!!」


英雄「墓地のシャドーミストの効果は発動しない。そしてカードを二枚セットし、セットカード発動!天よりの宝札!!互いに手札が6枚になるようにドローする!私は6枚ドローしセットカード、死者蘇生を発動!シャドーミストを守備表示で特殊召喚して、効果発動!デッキからマスクチェンジを手札に加える!」


英雄「マスクチェンジを発動!シャドーミストを墓地に送り、現れろ、ダークロウ!!」


英雄「3枚カードをセットしてターンエンドだ」LP4000 手札3

フィールド
エアーマン ATK1800
ZERO ATK2500
ダークロウ ATK2400

伏せ3枚



竜使い「いきなりえげつない展開をしやがる……相手が誰だか知らんが、あそこまでデッキが回った英雄は負けないぞ」



覇王「……くくく」


英雄「何がおかしい?」


覇王「やはりお前は甘ちゃんだ!!その程度で勝てると思ったか!俺のターン!!」

覇王「ドロー!俺は手札のゴブリンドバーグをコストに、超融合を発動!!お前のフィールドのZEROとダークロウで融合召喚!!」


英雄「何!?」


覇王「現れろ!俺のアブソルートZERO!!」
ATK2500


英雄「だが、こちらのアブソルートZEROの効果によりお前が召喚したZEROは破壊される!」


覇王「そんなことはわかってるさ。だが、お前のモンスターも全滅する」


両者のフィールドのモンスターが、破壊される!!


覇王「まだだ!!手札からヒーローアライブを発動!!ライフを半分払い、デッキからシャドーミストを特殊召喚!効果によりマスクチェンジを手札に加えるぜ!更にブリキンギョを召喚!その効果により、手札からエアーマンを特殊召喚!!効果を発動、デッキからバブルマンを手札加える!!」



覇王「カードを3枚セットし……手札がこいつ一枚になったとこで、俺はバブルマンを特殊召喚!!」



竜使い「レベル4のモンスターが4体……!何をするつもりだ!?」



覇王「レベル4のバブルマンと、ブリキンギョでオーバーレイ!!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!現れろ!ランク4!!バハムートシャーク!!」


英雄「エクシーズモンスター!?」


覇王「更に、バハムートシャークの効果を発動!オーバーレイユニットのバブルマンを墓地に送り、エクストラデッキから餅カエルを特殊召喚する!」ATK2200


竜使い「ヒーローと金魚が合体して鮫!?しかもカエルが出てきやがった!!なんだアイツのデッキは!」

覇王「更にエアーマンとシャドーミストでオーバーレイ!!現れろ、フレシアの蠱惑魔!!」DEF2500

英雄「更にもう1体……守備表示ということは、何か強力な効果が……」


覇王「リバースカード発動!!死者蘇生!エアーマンを特殊召喚し、デッキからバブルマンを手札に!そして特殊召喚する!」


竜使い「再びエアーマンだと!まさか、またエクシーズを!!」


覇王「リバースカードオープン!!マスクチェンジ!!バブルマンを墓地へ送り、M・HEROアシッドを特殊召喚する!!」



覇王「こいつの能力は知ってるよなぁ?」ニヤリ


英雄「俺のフィールドの魔法罠が破壊される……」


覇王「その通り!!やれ!アシッド!!」



英雄「リバースカードオープン!和睦の使者!!」


覇王「そいつで耐えようってかぁ!?甘ぇ甘ぇ!!餅カエルの効果を発動!!フィールドの餅カエル自身を墓地へ送り、和睦の使者の発動を無効にして破壊!!そしてそいつをいただく!!」


英雄「なっ……!」


和睦の使者が、覇王のフィールドにセットされる!


覇王「更に墓地に送られた餅カエルの効果により、墓地のブリキンギョを手札に加える。さあ、アシッドの効果により残りのカードには消えて貰うぜ!」


英雄のカードが破壊された!!

竜使い「このままではダイレクトアタックで!!くっ!耐えろ!!耐えろ英雄!!」


英雄「竜使い!?何故ここに!?」


覇王「お仲間と共に葬ってやるよぉ!!バトルフェイズだ!!」


英雄「……!!私は墓地のトラップを発動!!光の護符霊剣!!」



覇王「なんだと!?この状況で墓地からトラップ!?」


英雄「このターンお前はダイレクトアタックをすることは出来ない!」


覇王「チッ……腐っても俺様の器か。いいだろう。しかし、お前にこの布陣は崩せねぇ!ジワジワとなぶり殺しにしてやる!!ターンエンドだ!!」LP4000 手札0

エアーマン ATK1800
フレシア DEF2500
バハムート ATK2600
アシッド ATK2600

伏せ二枚(一枚は和睦)





あ、覇王の手札0じゃなくてブリキンギョがあったね
しかもライフ2000だ


英雄「どんな状況でも、私のやることに変わりはないさ……デッキを信じ、この一枚に、活路を見いだす!!私のターン!!ドロー!!」
手札4


英雄「手札からデスティニードローを発動!!手札のディスクガイを捨て、二枚ドローする!」





英雄「そしてマスクチャージを発動!墓地からシャドーミストとマスクチェンジを手札に加える!!」


英雄「シャドーミストを召喚!さらに、マスクチェンジを発動!シャドーミストを、マスクチェンジ!!現れろ、闇鬼!!」



覇王「読めてるぜ!この瞬間、フレシアの効果発動!!オーバーレイユニットのシャドーミストを墓地へ送り、デッキから奈落の落とし穴を発動する!」



竜使い「デッキからトラップを発動させるモンスター!これでは……!!」



覇王「残念だったな!頼みの綱の暗鬼は除外される!そして俺はダークロウの効果でデッキからバブルマンを手札に加える!!」



英雄「ならば私もシャドーミストの効果でバブルマンを加える……!」



英雄「だが、まだ終わりではない!魔法石の採掘を発動!!手札のディアボリックガイとブルーDを墓地へ送り、死者蘇生を手札に加える!!」



英雄「そして死者蘇生を発動!墓地から甦れ、ディスクガイ!!」


英雄「ディスクガイが墓地から特殊召喚されたことで二枚のカードをドロー!!」

英雄「来た!手札より、HEROの遺産を発動!!墓地にレベル5以上のHEROが2体以上いる時発動できる!私はカードを3枚ドローする!!」


覇王「悪足掻きを……!」




英雄「墓地のディアボリックガイの効果を発動!このカードを除外し、デッキからディアボリックガイを特殊召喚!!」


英雄「魔法カード発動!!融合!!」



覇王「……無駄だ!!いくら足掻こうとも、お前の希望ら全て俺様が摘み取るんだよぉ!!」



覇王「トラップ発動!次元障壁!!融合モンスターを選択し、このターン融合モンスターの特殊召喚は出来ず融合モンスターの効果は無効化される!」



竜使い「馬鹿な……融合までも封じてくるのか、奴は!」



英雄「……」



覇王「どうだ?おおかた、増強した手札で連続融合を行おうとしていたのだろうが……お前は俺様には勝てない!!」



英雄「勝てない、か……」


英雄「それが、お前……いや、私が勝利のために選んだ道か?覇王」


覇王「何?」

英雄「強力なカードで相手の行動を徹底的に潰す……なるほど、確かに勝利するためには、それが最善策なのかもしれない」



覇王「ふん……今更気付いたか?俺はお前の真逆の存在。お前がぬるい、相手をリスペクトして勝つデュエルをするなら……俺は相手を何もさせずに殺す。結局、これが勝つための最適解なんだからな!そう……勝つことが全て!!デュエルなんてもんは、それだけだ!」



英雄「それは、どうかな」



覇王「は?」



英雄「確かに、勝利が全てなのかもしれない。特に、今の魔族との戦いは。けど……それでも、これからの私のデュエルは変わらない。どちらが勝利するかもわからない熱い攻防、駆け引き、逆転のカタルシス……私は、勝つならそれら全てをしっかり噛み締めてから勝ちたい!!時には負けるだろう。だが……負けても、笑える……そんな胸を張れるデュエルを、続けたいんだ!!」



英雄「そう、ワクワクするデュエルを!!……覇王、お前も、わかるはずだ。お前は……私なのだから」



竜使い「良く言った英雄!!勝て!!貴様なら、勝てる!!そんな小物に負けるな!!お前の心は、そんなちっぽけな心の闇になど負けん!!昔から見てきた俺にはわかる!!」



英雄「竜使い……」



覇王「……なら、証明してみろよ」



覇王「ここから先は……カードで語れ!!」

英雄「カードを3枚セット!手札が一枚になったことで、バブルマンを特殊召喚!!」


英雄「リバースカードオープン!!戦士の生還!!墓地のBloo-Dを手札に加える!!そして……フィールドの3体のモンスターをリリースし、来い!!最強のDよ!!特殊召喚!!」



Bloo-D ATK1900



英雄「効果発動!!バハムートシャークを吸収し、装備する!!クラプティーブラッド!!」


ATK1900→3200


覇王「攻撃力3200!?これでは……!」




竜使い「よし!」



英雄「フレシアに攻撃!!ブラッディフィアーズ!!」



覇王(奪った和睦で耐えることは出来る……しかし、奴のモンスターはあれ1体のみ。モンスター効果は封じられ、こちらの制圧モンスターは役にたたない!なら、まだ温存を……)


バリィン!!
フレシアは、破壊された!!



英雄「私はこれでターンエンド!!」LP4000 手札0

Bloo-D ATK3200

伏せ二枚


覇王「俺様のターン、ドロー!」手札2


覇王(……チッ、この手札じゃあアイツのモンスターは突破出来ねぇ)


覇王「エアーマン、アシッドを守備表示にし、ターンエンド!!」

LP2000 手札2



英雄「私のターン!!」


英雄「私は、ブレイズマンを召喚!!効果によりデッキから融合を手札に加える!」


英雄「そして墓地のディアボリックガイの効果を発動!除外してデッキよりディアボリックガイを特殊召喚!!」


英雄「魔法カード発動!!融合!!ディアボリックガイと、ブレイズマンを融合!!現れろ、エスクリダオ!!」


英雄「エスクリダオの効果!このカードの攻撃力は墓地のE・HEROの枚数×100アップする!墓地のE・HEROは七枚だ!」ATK3200


英雄「更にセットカード発動!ミラクルフュージョン!墓地のブレイズマンとバブルマンを除外し融合召喚!!現れろ、ノヴァマスター!!」ATK2600


Bloo-D ATK3200
エスクリダオ ATK3200→3000
ノヴァマスター ATK2600


覇王(これを許せば……俺の負けか!!クソが!)


覇王「トラップ発動!!和睦の使者!!」



竜使い「それしか手は無いな……これで英雄のフィールドは持ち直した。……後は奴がどう出るかだ……」



英雄「私はターンエンドだ」

LP4000 手札0
伏せ1

覇王(奴はデッキの全ての融合を使ったはず……ここをひっくり返せば、手札の無い奴には致命的なはず!)


覇王「俺様のターン!!ドロー!!」


覇王「貪欲な壺を発動!!」


覇王「墓地のZERO、フレシア、シャドーミスト、バブルマン2体をデッキに戻し、二枚ドロー!!」手札4



覇王「まだ……終わらねぇ!勝つのは俺様だ!手札から禁じられた聖杯を発動!!お前のBloo-Dの効果を無効にし、攻撃力を400ポイントアップさせる!」

Bloo-D ATK3200→2300


覇王「手札からブリキンギョを召喚!!効果により手札のシャドーミストを特殊召喚する!シャドーミストの効果発動!デッキからフォームチェンジを手札に加える!」


覇王「レベル4のエアーマンと、シャドーミストでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!現れろ、ランク4!!エクスカリバー!!」


覇王「エクスカリバーの効果を発動!オーバーレイユニットを二つ使い、攻撃力を倍にする!」ATK4000


竜使い「攻撃力4000!」


覇王「アシッドを攻撃表示に変更!バトルだ!エクスカリバーで、エスクリダオを攻撃!!」


英雄「ぐっ……!」LP4000→3000


覇王「アシッドでBloo-Dを攻撃!!」


英雄「がっ……!」LP3000→2700


覇王「手札からフォームチェンジを発動!アシッドをエクストラデッキに戻し、カミカゼを特殊召喚!!」ATK2700

覇王「カミカゼでノヴァマスターを攻撃!」


英雄「ぐぁぁっ!」LP2700→2600

覇王「カミカゼの効果によりデッキから一枚ドロー!」



覇王「……どうだ、英雄!これでわかっただろう!これでもまだ楽しいなどと戯れ言が言えるか!!!」



英雄「……ああ、楽しいよ、覇王」



覇王「何だと……」



英雄「それは私だけじゃないはずだ。気付いてなかったのか?お前、今の逆転の攻防の時……顔が活き活きしていた」


覇王「……!」


英雄「やっぱり、お前は私だよ。どんな形であれ、デュエルが楽しいと思う気持ち……根底は変わらない」


覇王「だ、黙れ!」



覇王「……俺はカードを二枚セットしターンエンド!!」


LP2000 手札0
伏せ2枚



英雄(これで逆転のカードが引けなかったら……私の負け、か)


竜使い「あいつ……この局面で」


覇王「まだ、笑うのか」


英雄「ああ。済まないな、性分なんだ」


英雄「このドローに、全てをかけて」


ピカー!!


竜使い「英雄のデッキが……光っている……!?」



英雄「ーーードロー!!」

英雄「魔法カード発動!《デュエル》」!!お互いのプレイヤーは手札が6枚になるようにドローする!!」


覇王「……俺も手札が6枚になるカードだと?」


英雄「思いっきりやろう、覇王。どちらかが力尽きるまで」


覇王「ふん……後悔するなよ!」



覇王「ドロー!!」手札6


英雄「ドロー!!」手札6



英雄「リバースカードオープン!リビングデッドの呼び声!!墓地からディスクガイを特殊召喚する!」


英雄「させるか!手札よりエフェクトヴェーラーを捨てて効果を発動!ディスクガイの効果を無効にする!!」


英雄「なら、マスクチャージを発動!墓地のBloo-Dと、フォームチェンジを手札に加える……!」


竜使い「フォームチェンジだと?……そうか、最初のターンで覇王が破壊したセットカードの一枚か!」


英雄「手札から融合回収を発動!墓地のシャドーミストと、融合を手札に加える!」


英雄「そして融合発動!手札のドグマガイとBloo-Dを融合!!現れろ、D-END!!」ATK3000


英雄「D-ENDの効果を発動!!エクスカリバーを破壊し、その攻撃力分のダメージを与える!インビンシブル・D!!」


覇王「まだだ……終わらんぞ!リバースカードオープン!ブレイクスルースキル!!その効果も無効だ!」



英雄「さすがに、これで終わってくれないか……」


竜使い「どうするつもりだ、英雄。無効化されたとはいえ、破壊効果を発動してしまったターンはバトルは行えないんだぞ……」



英雄「そしてカードを四枚セットして、ターンエンドだ!」



LP2600 手札1

D-END ATK3000
ディスクガイ ATK300

伏せ4
リビングデッド

覇王「ドロー!!」手札6


覇王(奴の伏せ……ウザイが、こんな時に限って羽根帚が無い。……ならば!)


覇王「手札から、バブルマンを召喚!!」


覇王「バブルマンとブリキンギョで……」




英雄「速攻魔法発動!超融合!!手札のシャドーミストを墓地に送り、お前のフィールドのバブルマン、カミカゼ、そして私のディスクガイを融合!!」



英雄「現れろ!V・HEROトリニティー!!」



覇王「HERO3体融合……!!」


英雄「トリニティーの効果により、融合召喚したこのターンは攻撃力が倍になる!!」ATK5000


覇王「まだだ、まだ終わらねぇぞ!」


覇王「墓地のブレイクスルースキルを除外し、トリニティーの効果を無効化する!」



覇王「そして手札からマスクチェンジセカンドを発動!!手札の時空の落とし穴を墓地に送り、ブリキンギョをマスクチェンジ!!アシッドを特殊召喚!!」手札3


覇王「アシッドの効果発動!魔法罠カードを破壊する!」



英雄「ダブルリバースカードオープン!融合準備×2!!2枚の効果でエクストラデッキのフレイムウイングマンを見せ、デッキからフェザーマン、バーストレディを手札に加える!!更に墓地から融合を2枚回収!」



英雄「もう一枚のリバースカード、Dフュージョンは破壊される」



覇王(次のターンでフレイムウイングマンを出すつもりか……!)


覇王「アシッドの効果により、お前のモンスターの攻撃力は全て300ポイントダウン!」

D-END ATK2700
トリニティー ATK2200


覇王「バトルだ!アシッドでトリニティーを攻撃!!」


英雄「ぐっ……」LP2200


竜使い「アイツ、怯まない……」



覇王「エクスカリバーを守備表示に変更!!カードを3枚セットしターンエンド!!」手札0



エクスカリバー DEF2000

アシッド ATK2600









英雄「ドロー!!」


英雄「D-ENDの効果を発動!!」



覇王「させるか!!トラップ発動!!神の通告!!ライフを1500ポイント払い、効果の発動を無効にし、破壊する!」



英雄「くっ……徹底的に潰してくるか……」


竜使い「だが、発動を無効にしたことによってバトルは可能だ!行け!!英雄!!」



英雄「私は手札から融合を発動!!バーストレディとフェザーマンを、融合!!」


英雄「現れろ!マイフェイバリットHERO!!フレイムウイングマン!!」ATK2100


覇王「トラップ発動!!奈落の落とし穴!!フレイムウイングマンを破壊し、除外するぜ!」



バリーン!!



竜使い「そんな、フレイムウイングマンまでもが……」



覇王(……あとは奴のドローカード。……いったい、何を引いた……?)



英雄「私は手札からホープ・オブ・フィフスを発動!!」


覇王「まだドローしやがるのか……!」



英雄「墓地のZERO、エスクリダオ、エアーマン、シャドーミスト、バブルマンをデッキに戻し、2枚ドロー!!」



英雄「……!」



英雄「エアーマンを召喚!!効果によりシャドーミストを手札に加える!」


英雄「融合を発動!!エアーマンと手札のシャドーミストを融合!!」


英雄「現れろ、Great Tornado!!」ATK2800


英雄「そしてシャドーミストの効果により、バブルマンを手札に加える。更にグレイトトルネードの効果発動!!」

覇王「そいつの効果により、俺のモンスターのステータスを下げようってんだろうが……まだだ!」


覇王「トラップ発動!!蠱惑の落とし穴!!お前の最後の希望には消えて貰うぜ!」



竜使い「ここまで防がれるか……!」



英雄「流石だよ、覇王。ここまで……私の融合を防がれたのは、お前が初めてだ」


覇王「……ふん。お前も俺様の器だけあって、とことんしぶとい野郎だぜ」



竜使い「あいつら……」



言葉にはしないが、竜使いは気付いていた。
覇王が、僅かだが……笑っていることに。優勢時の嘲笑ではなく、それは純粋に……



竜使い(ま、あれだけ効果の応酬してりゃ楽しくもなるか)




デュエリストなら、わかってしまう。
互角の相手との、一進一退の攻防……どちらが勝つか最後までわからないスリル。



覇王「来いよ……英雄。それで万策尽きたなんて、言わせねぇぞ!」



英雄「ああ。……これが正真正銘、私の最後の足掻きだ!!」



英雄「私はカードを一枚セットし、手札が一枚になったことによってバブルマンを守備表示で特殊召喚!!」



英雄「そしてセットカードを発動!!ソウルチャージ!!」



覇王「ーーードローしてたのか、それを!」



英雄「墓地のディスクガイ、D-ENDを特殊召喚し、私は2000ポイントのライフを失う」LP2200→200



英雄「ディスクガイの効果で、2枚ドロー!」手札2


覇王「全く……ホント、ドロー好きな奴だ」


英雄「お互い様だな」



覇王「……ふん」




英雄「行くぞ!覇王!」



覇王「ーーー来いよ!」



英雄「蘇生したD-ENDの効果を、再び発動!!アシッドを破壊し、攻撃力分のダメージを与える!!インビンシブル・D!!」



ーーードカァァァン!!




覇王「……チッ。こんな甘ちゃんに負けるなんてな……」LP0 ピーッ!!





英雄「ーーーふぅ。」



竜使い「馬鹿野郎がぁぁ!!ハラハラさせやがって!」ガシッ!!



英雄「うわっ!」



竜使い「……全く、最初から最後までお前らしいデュエルだった」



英雄「ははは……」




覇王「……おい」シュゥゥ



英雄「覇王」



覇王「俺様に勝ったからって、油断するな。……この先の敵は、もっとえげつない戦術を使う奴らばかりだろう。……せいぜい、死なないように足掻くんだな」



英雄「……ありがとう」



覇王「礼を言われる筋合いは無えよ。お前が死んだら、中にいる俺様まで消える。……それだけだ」



覇王「俺が再び立ちはだかるまで……死ぬんじゃねぇぞ」


英雄「ああ。お前は私で……好敵手、だからな」


覇王「……はっ。最後まで……本当に、お前は……」シュゥゥ……



覇王の身体は、光の粒となって……英雄の魂に還った。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



英雄「ーーーすまなかった。私自身の問題で、騒がせて」



竜使い「……別に。お前にもあんな1面があるってわかっただけでも面白かったな」



英雄「そうだな。私は心の底の何処かで……魔王との戦いに恐怖していたのかもしれない。……負けたらそこで終わり。生き残るためには、奴のように勝つ事を全てに考えなくてはと」



竜使い「だけど、お前はそれでも自分のデュエルを貫くことに決めた。そうだろう?」



英雄「勝つか負けるかなんて、最初からわからないんだ。だったら、最後まで自分のデュエル……ワクワクする心を忘れずにいたい。それだけ、なんだ。結局な……ははは」



竜使い「やっぱりお前は、超がつくデュエルバカだよ」



英雄「そう、なんだな。自分でもそう思う」



竜使い「だが、見所じゃないか。超デュエルバカ達が勝つか、魔王が勝つか」



英雄「ああ。勝つぞ、竜使い。私達のデュエルで。……勇者もきっと、ここに来る。その時が……」



竜使い「俺達の最後の戦いの、幕開けだ!」





『英雄と闇の力』 おわり

新規カードで良いのがあったのでちょっと調整してみた

=================================
【勇者】
メインデッキ:50枚
EXデッキ :15枚
=================================

【モンスター】21
エフェクト・ヴェーラー ×2
EMシール・イール ×1
イグナイト・マグナム ×1
イグナイト・イーグル ×1
幽鬼うさぎ ×1
イグナイト・マスケット ×1
イグナイト・ドラグノフ ×1
E・HERO ブレイズマン ×1
復讐の女戦士ローズ ×1
魔装戦士 ドラゴディウス ×1
魔装戦士 ドラゴノックス ×1
妖精伝姫-シラユキ ×1
イグナイト・デリンジャー ×1
イグナイト・ライオット ×1
イグナイト・ウージー ×1
イグナイト・キャリバー ×1
古聖戴サウラヴィス ×2
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ×1
オシリスの天空竜 ×1
【魔法】21
レジェンド・オブ・ハート ×2(アニメ版)
ティマイオスの眼 ×1
クリティウスの牙 ×1
ヘルモスの爪 ×1
命削りの宝札 ×2(アニメ版)
ハーピィの羽根帚 ×2
RUM-七皇の剣 ×1(アニメ版)
強欲な壺 ×2
天よりの宝札 ×1(アニメ版)
置換融合 ×1
アメイジング・ペンデュラム ×1(アニメ版)
天使の施し ×1
サンダー・ボルト ×1
揺れる眼差し ×1
オッドアイズ・アドベント ×2
儀式の準備 ×1
【罠】8
聖なるバリア-ミラーフォース- ×3
EMショーダウン ×1
マジカルシルクハット ×1
ブレイクスルー・スキル ×1
和睦の使者 ×2
【エクストラ】15
ミラーフォース・ドラゴン ×1
E・HERO ノヴァマスター ×1
始祖竜ワイアーム ×1
合神竜ティマイオス ×1(アニメ版)
メタファイズ・ホルス・ドラゴン ×1
レッド・ワイバーン ×1
月華竜 ブラック・ローズ ×1
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ×1
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト ×1
クリムゾン・ブレーダー ×1
涅槃の超魔導剣士 ×1
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ×1
H-C エクスカリバー ×1
No.107 銀河眼の時空竜 ×1
CNo.107 超銀河眼の時空龍 ×1

酉外れてるよー
シラユキが微妙…でもないか、事故の心配少ないし
苦渋の黙札がローズサーチやイグナイトのPスケール補完に良いかと思ったけど、罠で遅いし今でもドロー過多気味だから要らないか、それよかむしろ神の摂理?

オッドアイズ・アドベント使うならメテオバースト入れるとリリースの代わりにできるから良いかも
☆7シンクロでPゾーンを張り替えられるからアドベント以外にも使い道あるし

>>847
神の摂理ってこれから出るカードか。アルカナナイトみたいな効果だね
強いけど、何となく勇者のデッキにしては微妙。他に何か良いトラップあるかな?


>>848
メテオバースト良いね、投入してみる

保守がてら要らん指摘だけど覇王の最初のターンマスクチェンジは発動できないよ速攻魔法だからね

>>852
!!
申し訳ない、完全なるミスでした。未OCGのカードも探してみたけど、差し替えられるカードが無かった……以後気を付けます



短編その2

『勇者の日記』




〇月〇日

故郷を出た。
何が勇者の家系だ。俺だってずっと努力してきたのに!!
今日からこの日記をつける。
1人で魔王を倒して、見返してやるぜ!!





〇月〇日


初めて大陸を出た。
道中の魔物は、楽勝だった。日頃の訓練の成果だな。
しかし大陸の外の魔物はケタ違いに強いと言う。へっ、実力を試すいい機会だぜ!!





〇月〇日 (前回の書き込みから一ヶ月経っている)

くそ……魔王の影響力のある魔物ってのは、こんなにも強いのかよ!!
なんとか生き残っているが、身体はボロボロだ。この宿屋で、少し休むとする



〇月〇日

街が魔物達に夜襲をかけられた。
どうやら、勇者の血筋の人間がいるって情報が漏れたようだ。
大勢が死んだ。俺は……混乱に乗じて、どうにか逃げ切ってこれを書いている。
故郷のあった大陸は魔物の襲撃なんてなかったのに!
どうやらこっちにいる奴は知能を持つ魔物で、魔王軍とも連携をとっているみたいだ。
ただで死ねるか……俺は魔王を倒すんだ!!

〇月〇日


襲撃された街からなんとか逃げ出して……ようやくこの村についた。
道中、結構魔物とやり合ったから俺の足取りは掴まれているだろう。
あまり長居は出来ねぇな……
村長が良い人で、事情を説明すると快く俺を泊めてくれた。
……いつか、恩返ししないと



〇月〇日(前の書き込みから一週間がたっている)


やられた。
村は、魔物の徒党に襲われ、焼き払われた。
村長や、村のみんなは俺を逃がすために全員殺されてしまった。
「勇者様の命をお守りするためならば、この命、惜しくはありません!!」
と皆が……守ってくれた。俺はまだ、人に勇者と呼ばれるほどの成果はあげていないのに。
俺の大馬鹿野郎!!もし、もっと俺が強かったら……きっと守れたのに!くそ!くそ!!





〇月〇日 (前の書き込みから3ヶ月が経っている)

ようやく、魔王軍と戦う前線基地のあるこの街へ辿り着いた。
あれから随分久しぶりにこれを書くな。
俺はずっと……戦ってきた。時には正面から、傷を追っている時は闇討ちをして。
もう命なんて惜しくない。そう思ってガムシャラに戦ってきたら、生き残れた……それだけだ。
随分剣の腕も上がったと思うが、この街にはもっとたくさんの強者がいる。
俺はこれからこの街で、魔物と戦いながらも俺より強い奴らに稽古をつけてもらうつもりだ。
俺はやるぞ!!

〇月〇日

騎士団の隊長という奴と手合わせした。
凄く強くて、惨敗だった。多分この街で一番強いと思う。
俺は剣を教えてくれ、と頼んだんだが、断られた。
理由は「勇者は元々、基本となる型をすでに身に付けているようだ。そしてこれまでの旅でそれを我流で伸ばしている。手合わせでは私が勝ったが、君の剣は試合より実践向けの生き残る剣なんだろう。そのまま経験を積んでいけばもっともっと伸びるよ」
だそうだ。
とにかく、俺が強くなるにはもっと戦い続けるしかないらしい




〇月〇日 (半年ほど経っている)

度重なる襲撃に、騎士団の隊長が戦死した。
……あれから俺も研鑽を重ね、今では背中を預け合って戦う戦友だったのに。
兵達の指揮は下がっている。
当然だ、魔物との戦いは激化するばかりで、そんな中で最高戦力の1人が死んだんだ。




〇月〇日
お偉いさんの決定で、この砦を捨てることになった。
みんな戦い疲れている。仕方が無い。
でも、俺はあいつの……今まで死んでいったみんなの敵を討つため、これから魔界へ入ろうと思う。
死ぬかもしれない。
強くなったとは自負しているが……それでも、まだ魔王には敵わないだろう。
ごめん、父さん……母さん。馬鹿な息子で。
この日記は置いて行く。
もし、生きて帰れたら……故郷のみんなの所へ帰ろう。そして、謝るんだ。

生きて、帰れたら。


死ぬにしても、ただでは死んでやるかってんだ!!
魔王の片腕ぐらい、とってやるぜ!!




同年。
魔王の手記にて




どうやら、久しぶりに魔界に侵入する馬鹿が現れたようだ。
入口付近にいた兵士達が殺されたという報告が入った。
面白い。今度の人間は、我の元へ届くか。





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3日が経った。
まだ魔界の侵入者は死んではいないようだ。
獣のように息を潜め、我が眷属達を殺して回っているらしい。
手口、目撃情報から見て1人のようだ。
側近が四天王の1人に迎撃命令を出した。これで侵入者も、終わりか。



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なんと、四天王が手傷を負って戻って来たようだ。
実力では勝っていたものの、逃がしたらしい。報告によると、どうやらその侵入者は勇者の血筋の者らしい。
我の力で満ちているこの魔界で女神の加護を纏っていたようだ。

そやつは言った。
「今の実力はさほど脅威とは感じませんでした。しかし、そいつの目は今まで見たどんな人間よりも魔物への殺意に満ちていて、獣のようだったと」



勇者の血を通わせながら、そこまでの目を持つ者となると……少々、興味があるな。


この目で見てみたい。
我は勇者に手を出すな、と号令を出し待つことにする。

〇月〇日


酒場で仲間を探してみた。
「勇者様の旅のお供に是非!」と志願してくれる奴らは少なくなかったが、見ただけでも前線基地での仲間達と比べて見劣りする。
魔王討伐の旅の過酷さは、嫌なほどわかっているつもりだ。
丁重に断り、俺は1人で旅に出た。



〇月〇日

まずは、焦らず世界を回って見ようと思う。
もしかしたら、背中を預けられる仲間が見つかるしれない。
仲間を集め、装備を整え、今度はちゃんと準備をしてから魔王の元へ行こう。




〇月〇日

どうやら俺の身体は数十年の眠りを経て完全に女神様の力に馴染んだようだ。
身体は前よりも強靭になっていると実感するし、上手く力を引き出せれば更に強くなれると思う。
前はただ剣を振るうだけだったが、今なら魔力を剣に乗せて……とか色々出来そうだ。
強くなろう。もっと。

〇月〇日

王都を出てから、小さな村などもしっかりまわった。
行く先々で、魔物の被害に苦しんでいる人達がいた。
これからもなるべく色々な所をまわって人々の力になりたい。
俺を命がけで逃がしてくれた、あの時の村の人達への贖罪も込めて。


今度は、「勇者」になってやる





〇月〇日

噂と言うのは早いもので、俺が大陸中の村で人助けをしているというのがすっかり広まったようだ。
次の大陸へ行くための港町へ行くと、随分歓迎された。
みんなの言葉に甘え、大陸を渡る前に少しだけ休憩しよう。



〇月〇日

宿で休んでると、何故か『果たし状』なる物が届いた。
誰かに恨みをかった記憶はないんだが……ただ、明日の正午に広場で待つと書かれている。
無視するわけにもいかないし、とりあえず行ってみる




〇月〇日

今日、俺は戦士という奴と手合わせした。
別に怨恨とかの理由ではなく、単に俺と手合わせしたかったらしい。
結果は俺の勝ちだったが、その力強さと研ぎ澄まされた剣技には驚いた。前の旅での俺では勝てなかったかもしれない。ただの手合わせでは理由がつかないほど、奴には気迫があった。

そして、俺は旅で初めて、仲間になって欲しいと戦士に言った。
快く「おうよ!」と答えてくれた戦士は気のいい奴だと思う。

〇月〇日

大陸を渡る船の上で、俺は戦士の身の上話を聞いた。
どうやら戦士の曾祖父は、あの前線基地での生き残りの1人らしい。
名前を聞いて思い出した。若く、俺を慕ってくれていた男だ。

故郷に戻ってからの彼は、自分の子供に「次に勇者様が現れた時、右腕になれるような人間になれるように」と言葉を伝えたそうだ。
それが家訓となり、戦士もそれに従って子供の頃から腕を磨いていたと。

今までの勇者は、代々別の人間へと継承されてきたから、まさか彼も再び俺が生き返って旅に出るとは思わなかっただろう。


そして戦士は、自分の命を預けるに値するか試すために俺と決闘したと。
俺がその時の勇者だと話したら、「そうか、お前が……ウチの家訓は、間違ってなかったんだな」と少し涙ぐんでた。
撤退命令が出るまで戦い続けた彼を、戦士は尊敬していたらしい。そして、彼が語り継いできた俺の事も。


俺達は甲板で酒を酌み交わし、魔王討伐を誓った
最初に、良い仲間に出会えて良かった。

〇月〇日

戦士だぜ!
勇者と相談して、今日からこの日記は勇者個人じゃなく俺達パーティの活動日誌ってことになった。
ていうか勇者、涙ぐんでるとか恥ずかしいこと書くなよ。
ま、俺もこれを書くにあたって勇者が前に書いた分も見させて貰ったからおあいこだな。
……勇者よ、俺が絶対にお前を守ってやるからな。


俺達はまず砂漠に覆われた西の大陸に行くことになった。
なんでも前の勇者の旅では、すぐに船で魔界と隣接する前線基地のある大陸に渡ったそうだが……
今回は仲間集めもそうだが、西の大陸にある聖なる力を持った鎧って奴を探しに行くらしい。
魔物も強い過酷な大陸らしいから、力も磨けて一石二鳥だぜ!




〇月〇日

勇者だ。
そろそろ船も西の大陸に着く頃。戦士がなんだかソワソワしてるから聞いたとこ、「せっかくの冒険なんだから変に気負い過ぎず楽しんでいこーぜ!」と張り切っていた。
なんだか気を張っていた自分が馬鹿みたいで、少し救われた気分でもある。
けど戦士、筋骨隆々な見た目通り随分大飯喰いなんだよな。
大陸に着いたら、金も稼がないとそのうち金欠になりそうだ

〇月〇日

勇者だ。
西の大陸に着いた。賑わってるかと思えば、港町の人々は何だか皆ピリピリしているようだった。
なんでも、こっちの大陸には大規模な盗賊団がいて、この大陸の騎士団達とよく衝突しているらしい。
市民もいつ襲われるかわからないような治安だから、警戒心が凄い。
俺達も気をつけないとな



〇月〇日
戦士だ!
早速盗賊団と一悶着あったわけだが。
市民が襲われているところを発見した勇者と俺が助けに入ると、最初は2人ぐらいだったのに一気に10人以上集まってきやがった!!
ま、全員ノシてやったけどな、がはは!!
しっかし、これで多分俺らも盗賊団にマークされただろう。
道中また襲われるかもしれねぇが、いつでもきやがれってんだ!!



〇月〇日

勇者だ。戦士が不吉な事を書いたせいか、再び襲われた。
幸いすでに港町を出た後だったから良かったものの、街道近くにテントをはっていたら夜襲を受けた。
今度は腕利きの少数精鋭できたもんだから、ちょっと苦戦したな。
荷物が半分燃やされちまった。怪我はないけど
これから砂漠越えだってのに、幸先悪い。
て言うかあの女!!盗賊団とは別に、俺らの金を狙った妙にすばしっこい女がいたんだ!!
火事場泥棒っていうか、俺らが戦ってる間になけなしの金を奪われちまった。ちくしょう……

ついさっき、ゲオの開店時間に乗り込んだら、早足でレジに向かった1人の男にディメンションBOXの在庫を全て持ってかれますた\(^o^)/

泣きたいwwwwww

勇者の日記。
これはほんの1部だが、この後も勇者は仲間と出会い、そして死別していく。
彼は幸せだったのか。そして、この先に救いがあるのか
全ては、魔王との最後の決戦にて




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