1主「伊集院レイとイチャイチャしよう!」 (138)
久しぶりにときめきメモリアルを起動して伊集院ルートに突撃した俺氏、イチャイチャ成分少なすぎに泣く
仕方ないので自分で書きます
今さっきクリアしたばかりなので書き貯め無しの勢いだけです
妄想垂れ流し(予定)&主人公DQN(予定)&誰も見てなくてもオナってるので、暇な人はお付き合いください
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459090436
本編出会い
レイ「ま、仲良くやっていこうじゃないか」
神波(以下コナミ)「なんなんだ、あいつは?」
好雄「なーんか、イヤな奴と一緒のクラスになっちまったなぁ……」
コナミ「そうか?」
好雄「え?」
コナミ「いや……俺はあいつと友達になる! 今決めた!」
好雄「…………そ、そうか。変な奴。まぁ、この学校は可愛い娘が多いみたいだし、何か聞きたいことがあったら聞い」
コナミ「伊集院の連絡先教えろ!」
好雄「…………」
コナミ「なんだよその目は?」
好雄「いや……ほら、これが伊集院の連絡先だ」
コナミ「サンキュー!」
好雄「時に、コナミ……お前まさか、ホモとかじゃないよな?」
コナミ「はっ? ホモじゃねぇよ!」
好雄「そ、そうだよな! ははっ、悪い悪い!」
コナミ「ただなんか無性に伊集院に電話しまくりたいだけだ!!」
好雄「もっとタチ悪い気もするが……ま、それも青春か!」
コナミ「そういえば、詩織と帰る約束してたっけ」
コナミ「校門のところで待ってるって言ってたな」
ドンッ!
コナミ「いてっ!」
レイ「なんだ、君かね。廊下はもっと静かに歩いてくれたまえ。制服が、汚れてしまったではないか」
コナミ「悪い悪い! 今帰りか?」
レイ「……君に僕の帰宅についてあれこれ詮索されたくないんだがね」
コナミ「そうツンケンすんなよ! イェイ友達! 友達! ブイブイ!」
レイ「やれやれ……庶民の相手をしていると馬鹿が移りそうだ。これで失礼させてもらうよ」
コナミ「そんなこと言うなよ友達だろォー? 一緒に帰ろーぜー?」
レイ「……生憎だが、君と僕とでは住む世界が違うことを理解してくれ。迎えの車も来ているんだ、退いてくれ」
コナミ「なんだよ、車に乗せてくれないの?」
レイ「な、何故君みたいな人間を乗せて一緒に帰らなければならない!?」
コナミ「レイちゃんつめたーい」
レイ「れ、レイちゃん……?」
コナミ「ま、良いや。じゃあこれから三年間よろしくな!」
レイ「な、なんなんだ!?」
詩織「遅かったわね。何してたの?」
コナミ「伊集院と話してた! あいつ友達いなさそーじゃね? だから友達になってやろーと」
詩織「え? そ、そうなんだ。頑張ってね」
コナミ「変なこと言うなー詩織も。頑張らなくても友達にはなれんだろ? ピースだよピース!」
詩織「うん、分かったから少し大人しくしよ?」
コナミ「お前とだって幼馴染みってだけじゃねぇ、心で繋がったマブだろ? そういうことだよ!」
詩織「どういうことか分からないんだけど……もう、帰りましょ?」
コナミ「おーう!」
コナミ「新しい三年間のはじまりだ! 悔いの無いように生きよう!」
コナミ「まずは勉強するぞ勉強! 目標は学年一位だ!」
好雄「お、頑張ってるな! 授業以外で勉強するなんて俺には考えられないなー」
コナミ「楽しいぞ勉強! それに伊集院と仲良くなるためには頭がよくないとな!」
好雄「あれ、本気だったのか?」
コナミ「当たり前だろ! なー伊集院ー?」
レイ「そこで僕に話を振らないでくれたまえ。昨日も言った通り、君みたいなのと付き合う気は無い」
コナミ「まーたまたー、伊集院くんったら照れ屋さんだなー」
レイ「ふざけないでくれ」
コナミ「ふざけてないんだけどなー。ほら、一緒に勉強しようぜ? これこれ、猿でもわかる算数!」
レイ「猿でもわかる……?」
コナミ「バナナが一本あったから食べたら無くなりました! アハハハハ! 当たり前のことじゃねーかな!」
レイ「お、おい……彼の頭は大丈夫なのか?」
好雄「いやそれが俺にもサッパリ」
コナミ「つーわけで勉強するぞ勉強!」
コナミ「休日! いやー休日は一年のなかで一番好きな日だなー!」
コナミ「なんたって友達と遊べるし!」
コナミ「そんな訳で遊ばないか!?」
レイ『そんなことを言う為だけに電話してきたのかい?』
コナミ「友達と話すのに理由なんかいらないだろ?」
レイ『だから僕と君は……いやそれよりも、何故僕の連絡先を知っているんだ』
コナミ「好雄に聞いた。そういえばあいつなんで知ってたんだろうな? まぁ良いや、でどこ行く?」
レイ『どこにも行かない。悪いがもうかけてこないでく』
コナミ「俺的オススメ遊び場は遊園地だ遊園地!」
レイ『フッ……悪いが、僕は遊園地に遊びに行くときは貸し切りにしているんでね。もう飽きたよ』
コナミ「スゲェェェ! 伊集院パネェェェ! なら遊園地行こうぜ!」
レイ『…………。悪いがこれから習い事があってね。失礼させてもらう』プッ……ツーツーツー
コナミ「あっ! あいつ切りやがった! 切りやがったな! 畜生! 仕方ない一人で遊園地に行こう!」
遊園地
コナミ「ヒャッホォォォォォ!!!!!」
コナミ「サイッコォォォォ!!!」
ストレス 0
コナミ「勉強するぞ勉強!」
レイ「フッ、馬鹿は馬鹿なりに頑張っているようだね!」
コナミ「そうだ! 馬鹿は馬鹿だから頑張らなきゃいけないんだぞ伊集院! でも馬鹿の魅力ってそんなところだって……思わない!?」
レイ「………………いや、思わないが」
コナミ「っだよねー!! 俺もあんまり思わない!」
レイ「……。ここ、間違っているよ」
コナミ「あっれーマジだ3じゃなくて6っじゃーん! サンキューマブダチ!」
レイ「マブダチ……? いや、ただの気紛れさ……」
コナミ「なんでもいいさ! 助かったぜ! うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
好雄「……にしても、相変わらず問題解くスピード早いなーお前。何がお前をそこまで駆り立ててるんだよ?」
コナミ「一重に! 友人への! 愛! なんせ俺が頭よければ友人も自慢できるだろう! そして俺を好きになってくれる! 俺を好きになってくれれば俺も限り無く好きになれる! これが人類皆兄弟理論だ!」
コナミ「さぁ! 伊集院も好雄も俺のことを誇り、俺に最大限の愛を注ぐ準備をしておいてくれ!!」
好雄「お、おう……本当にホモじゃないのか……?」
レイ「……また間違えてるぞ。もう少し落ち着いたらどうだい?」
コナミ「またかよありがとうマブ!」
コナミ「ってことがあってさー!」
レイ『電話に出て早々そんなことを言われても何のことだか分からないんだが?』
コナミ「別にどんなこともないんだけどさー!」
レイ『何もないなら失礼』
コナミ「セイセイセイセイ、まだあせる時間じゃないだろ? 先週は無理だったから今日こそは遊ぼうと思ってな!」
レイ『今日も無理だ。それでは』
コナミ「待てこの! まだ切るなよ! なら来週は!?」
レイ『残念だが、一年先まで予定はギッシリと詰まっているから君みたいな人間に割く時間は無いね』
コナミ「なんだよ一年後なら遊べんのかよ! ラッキー!」
レイ『な、う……あ、あぁすまない! 卒業まで僕に毎週予定だらけなんだ!』
コナミ「なにっ! それなら仕方ないな……大変だな、お前も……たまにはゆっくりしろよ……?」
レイ『ぐ……何故僕が負けたような気分にさせられているんだ……!』
レイ『と、とにかくだ……分かったらもう電話』
コナミ「またなー!」ガチャン……ツーツーツー……
仕事に戻るからここまで
毎週伊集院に電話しては勉強したり運動したり鏡みたりしてるだけの主人公って、キチガイだと思う
コナミ「今週は運動頑張るぞ!」
好雄「おう、頑張れよコナミ!」
コナミ「目指すは世界だろ!」
好雄「そうだな! お前なら世界を狙えるぞコナミ!」
コナミ「というわけで一緒に走ろうぜ伊集院! 青春の汗を流そう!」
レイ「………………」
コナミ「むーしーすーんーなーよー!!」
レイ「…………」
コナミ「あーはいはいどーせ伊集院はそー言う奴ですよはいはい一人で走れば良いんだろバーカ!!!」
コナミ「目指すは世界一!!!!!」
好雄「行っちまった。大変だなぁ伊集院、変な奴に目つけられてさ」
レイ「まったくだ。同じ庶民として何とかしてくれないか?」
好雄「無理無理、俺にもあいつのことはよくわからないし」
好雄「ま、適度に相手してやれば良いんじゃないの?」
レイ「何故僕がそんなことをしなければならないんだ!」
好雄「そんなこと俺に言われたってわかるわけないだろ!!」
コナミ「ヒャッホォォォォ!!! いっちばーん!!!」
好雄「うっわ、陸上部に勝ってるぜあいつ。性格がまともならもうちょいモテるんだけどなぁ」
好雄「あれ? 伊集院の奴もいなくなっちまった」
コナミ「もしもし! コナミです!」
レイ『また君か、しつこい人間は嫌われるよ』
コナミ「あーそーぼー!」
レイ『だから無理だと何度いったら分かるんだね君は』
コナミ「息抜きしないと死んじゃうぞぉ?」
レイ『……毎度僕を苛立たせてくれるね』
コナミ「良いじゃんよぉなぁ伊集院よぉ?」
レイ『なんだねその態度は? 警察を呼ぶぞ』
コナミ「酷すぎるだろそれ! 友達に電話をかけたら通報されましたって後生語り継げそうなビックリネタだぞ!」
レイ『つまり友達でもなんでもないと言うことだろう』
コナミ「ひでぇ……仕方ねぇ、俺今から山登りしてくるから良かったら来てくれよ! 待ってるぜ!」
レイ『え? おい君』ガチャン……
レイ「……山登りって、大丈夫かしら……? 待ってるって言われても、どこにいるかも分からないのに……」
山
コナミ「熊だ!! 逃げろ!!」
熊「グォォォ!!」
レイ「おい。昨日のあれはなんだね?」
コナミ「あっー! 伊集院この野郎! 熊と追いかけっこしながら夜中まで頑張ったのに遂に来なかったな畜生! 友情疑うぜ!」
レイ「く、熊に?」
好雄「おいおい、大丈夫だったのかよ?」
コナミ「必殺死んだフリをしたらマジで死ぬかと思ったくらいだな」
レイ「君は馬鹿か! なんでそんな危ない真似を!」
コナミ「だからお前を待ってたからだろ!」
レイ「行くなんて一言も言ってないぞ僕は! それに山なんてどこにいるか探してる間に日が暮れるに決まっているだろう!」
コナミ「友情パワーでなんとかしろよそこは!」
レイ「き、君は……本当にただの馬鹿なんだな……」ふらっ
コナミ「おうよ。俺はただの馬鹿だぜ伊集院」
レイ「とにかく、もう危ない真似をするのはやめたまえ……」
コナミ「なるべく気をつけよう……だが、俺が危険から遠ざかろうと向こうからやってくる場合もあるからなぁ」
レイ「………………」
コナミ「うっしゃ、じゃあ走り込みしてくるわ! 今日は野球部の連中と勝負することになってんだ!」
好雄「おう、気を付けてな!」
レイ「………………」
好雄「伊集院のやつ、ボーッと突っ立ってどうしたんだ? ま、良いや。今日もナンパしてこよーっと!」
外井……!
そういうのもアリだな
コナミ「もしもし!! 伊集院か! ゲーセン行こうぜ!」
レイ『君か……ゲーセンとはなんだね?』
コナミ「ゲームセンターだよ! 不良の溜まり場って言われてる!」
レイ『何故そんなところに行きたがるんだ』
コナミ「なんとなく暇だからだな!」
レイ『……そうか。仕方ない、たまには庶民の相手もしてやろう』
コナミ「えっちょっ」ガタンッ!
レイ『おいどうした?』
コナミ「あ、いや、OK出ると思わなくて……ほ、本当に良いのか?」
レイ『構わん。庶民の生活を見るのも上にたつ人間の義務だ』
コナミ「うおおおお!!! すぐ迎えに行く!! 今夜は宴だぁぁ!!」
レイ『待て。僕の家がどこにあるのか知っているのか?』
コナミ「……そういえば知らねぇ!! どこだ!?」
レイ『まったく、仕方の無い奴だ。すぐに伊集院大橋まできたまえ』
コナミ「了解!」ガチャン
レイ「……コナミくん、一人にすると危ないから……バレなければ、大丈夫よね?」
外井「お嬢様。お出掛けでございますか」
レイ「ええ、お友達と遊びに……」
外井「左様でございますか。くれぐれも……」
レイ「分かっているわ。もし、バレてしまったら……」
外井「かしこまりました」
寝ます。おやすみ。
俺はただ、レイとデートがしたかった……したかったんだ……
コナミ「うぃっす! 待たせた?」
レイ「あぁ、君ごときに僕の時間を浪費させないでもらいたいものだ」
コナミ「おう! んじゃ早速行くか!」ダッ
レイ「ちょ……何故いきなり走り出すんだね!?」
コナミ「これ以上時間の浪費をしないためだよ!! 行くぜ!!」
~~~~
レイ「……まったく……君はなにがしたいんだい?」
コナミ「ぜー……ぜー……や、やるな伊集院……お、俺のトップスピードを軽く、こ、越えて……息の乱れひとつ無いなんて……」
レイ「当然さ、僕は小さい頃から鍛えていたからね」
コナミ「ぐ……ぐやじぃ……」
レイ「さ、早く行くぞ」
コナミ「あと、一分……」
コナミ「ここがゲーセンだ! どうだ?」
レイ「騒がしいね……耳が変になりそうだ」
コナミ「そうさ! その耳が変になるのを楽しむところなんだぜ!」
レイ「…………それを楽しんでどうなるんだい?」
コナミ「耳が痛くなる!」
レイ「僕には理解できないようだ、帰らせてもらうよ」
コナミ「ジョーダンだって! ジョークジョーク! ヘイジョーク!」
レイ「…………なるほど、これで遊ぶのか。やってみよう」
コナミ「パズル対戦だな! 任せろ!!」
コナミ「負けました!」
レイ「フッ……僕にかかればこのくらい簡単なものだ」
コナミ「強すぎる! これが伊集院の力か……」
レイ「ま、庶民は庶民らしく分を弁えろということさ! ハッハッハ!」
コナミ「バッチリ、良い印象を与えたみたいだぞ!」
レイ「なに? ……いや、これは君があまりに滑稽だったからで……」
コナミ「今度はあれやろうぜ!」
レイ「く……」
コナミ「今日は楽しかったね! 今度はいつ誘ってくれる?」
レイ「なに? 今日は君の方から」
コナミ「じゃ、またね!」
レイ「なっ……」
外井「レイ様……御迎えにあがりました」
レイ「……分かった」
外井「レイ様の目障りになるようでしたら、排除致しましょうか?」
レイ「いや、良い。気にするな」
外井「は……」
好雄「おいコナミ! なにしてんだ?」
コナミ「鏡見てる」
好雄「なんで?」
コナミ「顔がよくなった気になれそうだから」
好雄「なんだそりゃ?」
コナミ「ほら……こう鏡の中の自分を見つめてさ……髪をかきあげると……」
コナミ「かっこよくなった気がしない?」キラッ
好雄「おーするする」
コナミ「だろ」
好雄「でもいいのかよ? 体育祭もうすぐだぜ?」
コナミ「それはそれこれはこれだろ」
好雄「そういうもんか」
レイ「フッ、少しは自分の無様さが分かってきたかね?」
コナミ「そうだなー。もう少し男前になりたかった」
レイ「生まれたときに決められたものはどうすることもできないのさ。僕は生まれたときすべてを持っていたがね」
コナミ「そうだよなー……そうなるよなー……」
コナミ「……ふぅ……」
好雄「まぁまぁ、そう落ち込むなって!」
レイ「……まぁ、僕は君のような庶民の代表のような顔も嫌いじゃないがね」
コナミ「んまっ、別に気にするこたないか! 伊集院、好雄、またな!」
好雄「おう、またな!」
レイ「む……」
コナミ「詩織、帰ろうぜ!」
詩織「一緒に帰って、友達に噂されると恥ずかしいし……」
コナミ「俺がその友達だ! 行こうぜ!」
詩織「もう……分かったわよ」
コナミ「帰りにアイスクリーム買ってこうぜー!」
詩織「はいはい……」
落ち
【体育祭】
コナミ「体育祭だ!」
好雄「ようコナミ、お前はスプーンリレーだっけ? 頑張れよ!」
コナミ「おう!」
…………
コナミ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
コナミ「あぁぁぁぁぁぁ落ちたぁぁぁ!!!!」
コナミ「いてぇぇぇぇぇ膝擦りむいたぁぁぁ!!!!」
コナミ「三位!」
好雄「張り切ってた割には、いまいちだったな」
レイ「ハッハッハッハ! 所詮君はそんなものなのだよ!」
コナミ「くそー!!」
レイ「負け犬は早く保健室にでも行ったらどうだね?」
コナミ「来年こそは一位を取ってやるんだからなぁぁぁ!!! 走るといてぇぇぇぇぇ!!」
好雄「なら走んなよなー」
詩織「大丈夫? 肩、貸してあげるから掴まって」
コナミ「ありがとう詩織! 恩に着るぜ!」
レイ「彼は底無しの馬鹿のようだ」
好雄「ま、そこがあいつの良いところなんだろうな」
レイ「迷惑なだけだろう」
【日常6】
コナミ「体育祭はとても悔しい結果に終わりました! なので運動します!」
好雄「それも良いけど、もうすぐ期末だぜ? 勉強しなくて大丈夫か?」
コナミ「休日返上して勉強します!!!」
好雄「分かった分かった……分かったから泣くなよ……」
コナミ「伊集院!! 今度の休み一緒に勉強してくだ」
レイ「断る。僕も忙しいんでね」
コナミ「畜生! 泣けるぜ!」
??「いた! ねぇ」
コナミ「ん? はい? 俺?」
虹野「私、虹野沙希って言います。あの、サッカーに興味があったりとかしませんか?」
コナミ「遊びの誘い!?」
虹野「え? ううん、違うわ。あなたには根性があるわ! 一緒に国立競技場を目指しましょう!」
コナミ「遊びの誘いじゃないのかぁ。サッカー? 俺サッカー好きだよ?」
虹野「ほんと!?」
好雄「あーいや、こいつの場合からだ動かすこと全般好きだから、あんまりあてにしない方が良いよ?」
虹野「そうなんだ、残念……もし良かったら、サッカー部に見学に来てね! 待ってます!」
コナミ「遊びにいくー!」
レイ「入部して少しは鍛え直してもらえば良かっただろうに」
コナミ「俺は走るのが好きなんだぜー!!」ビュンッ
仕事に戻るー
【期末テスト】
コナミ「フハハハハハ! 遂に俺が試験の帝王になる日が来たな!」
好雄「すっかりトップ取る気になっちゃってまぁ……お前最近鏡見てるか走ってただけじゃん」
コナミ「そんなことはない! 休日返上で文系の勉強を中心に頑張ったから!」
好雄「文系だけかよ……悪い予感しかしないなぁ」
レイ「ま、精々赤点は回避するんだね。普段からしっかりやらないからいざというときに慌てることになるんだ」
コナミ「仕方ねぇ……助けて、しおりん!」
詩織「もう、またなの? 普段からちゃんと勉強しなさいって言ってるでしょ?」
コナミ「だって帝王になりたかったんだもん!」
詩織「意味のわからないことを言ってないで、少しでも教えてあげるからノートを持ってきて」
コナミ「さっすがしおりん! どっかのマブとは大違いにやっさしぃ!」
レイ「さて、誰のことかね」
コナミ「誰のことだろーねー?」
詩織「もう、教えてあげないわよ?」
コナミ「冗談ですってぇ! 本気にしちゃダメダメよ! 可愛い顔を怒らせちゃダメー!」
詩織「分かったから、まずはこの辺りから……」
好雄「あいつ、真面目にやってるときはかなり見れるんだけどなぁ。普段とのギャップが強すぎて、今んところ敬遠されがちなんだよな」
レイ「変人を相手にする奴もいないだろう」
好雄「お、そうか? なんだかんだ言って伊集院は適度に相手してやってるみたいだけどなー?」
レイ「何が言いたいんだね君は?」
好雄「べっつにー?」
レイ「やれやれ、クラスメートが稲田なるのは寂しい限りだよ」
好雄「待て待て! 何する気だ何を!」
【結果発表】
コナミ「325点!」
レイ「これだから庶民は……」
コナミ「伊集院すげーな、412点かぁ」
レイ「これくらい大したことはないさ。なんせ僕」
コナミ「詩織すげー!! 492点だってよ! 帝王じゃん!」
詩織「もう……やめてよコナミくん」
コナミ「テスト終わったし遊びに行こうぜ詩織!!」
詩織「そうね、良いわよ」
コナミ「山上ろうぜ山!」
詩織「いやよ、コナミくんすぐいなくなるんだもん」
コナミ「手ぇ繋いでれば見失わないって!」
詩織「私たち、子供じゃないのよ? そんな、手を繋ぐだなんて……」
コナミ「親から見れば俺たちはいつまで経っても子供なんだぜ! 行こうぜ!」ギュッ
詩織「きゃっ……もう、全然関係無いじゃない!」
コナミ「伊集院と好雄も行こうぜええええぇぇぇぇぇ…………」
好雄「行っちまった、落ち着かない奴だなー」
レイ「あの二人は仲が良いみたいだね」
好雄「ん? まぁ幼馴染みつってたし、それなりに仲は良いんじゃないか?」
レイ「藤崎さんみたいな人には、あまり釣り合わないと思うがね」
好雄「まーそりゃ俺も賛成。なに、伊集院藤崎さんのこと狙ってんの? やめとけやめとけ、家柄とか金で靡くタイプじゃないから」
レイ「そ、そんなのじゃ……。……し、失礼させてもらう」
好雄「……え、マジ? こりゃ大ニュースだな。ま、好雄くんは人の恋路に水は差さないのだ。静かに見守ってやろう」
落ち
期待してるぞ
>>38
そんな期待されてる俺は残念ながらまた最初から伊集院と戯れる作業に入ったらしい
女の子とデートしなくて良いから能力上げ放題なんだけど活躍すれば勝手に好感度上がって爆弾処理始まって楽しいです
【夏休み前】
コナミ「なぁなぁ、伊集院は夏休み暇か!?」
レイ「フッ、残念ながら僕は家族で海外旅行の予定があるんだ」
コナミ「お前もか! 俺もだ!」
レイ「ほう、貧乏人でも旅行に行くことがあるのか」
コナミ「そうだ! 貧乏人でも旅行に行けるんだぞ!」
レイ「そ、そうか……」
コナミ「おう!」
レイ「……君はどこに行くんだい?」
コナミ「わかんね! 泳いで海渡るから着いたところが俺の新世界だ!」
レイ「なにっ!?」
コナミ「そっちも楽しんでな!」
レイ「ま、待ちたまえ! 流石に冗談では済まないぞ!?」
コナミ「え? 冗談じゃないぞ?」
レイ「途中で溺れるに決まっているじゃないか!」
コナミ「そうなんだよなぁ、中学の時はもう少し判断が遅かったらヤバかったし」
コナミ「ま、あれから一年も経ったし行けるだろ!」
レイ「無理に決まっているだろう!」
コナミ「無理だと決めつけるから道は狭まるんだ! 己の本当の限界を知れ若人! じゃあ準備するからもう行くぜ!!」
レイ「おい!」
ドンッ
コナミ「いてっ」
詩織「コナミくん、一緒に帰りましょ」
コナミ「おっと、悪いな詩織。俺にはやることが」
詩織「ええ、だから、一緒に帰りましょ?」
コナミ「なに? っていでででで! 耳を引っ張るな!!」
詩織「目を離すとすぐに危ないことするんだから。ほら、行きましょ」
コナミ「た、助けてくれ伊集院!!」
レイ「……あとは彼女に任せて良さそうだ」
【夏休み1】
コナミ「ん、電話だ。はいもしもし、神波です!」
レイ『やぁ、僕だ。君かね』
コナミ「あっ! 伊集院! お前から電話してくるなんて珍しいな!」
レイ『夏休みを満喫しているかね、庶民らしく。僕は忙しくて忙しくて大変な毎日さ』
コナミ「マジか! お疲れさん! でなに!? 遊びの誘い!?」
レイ『そんな庶民の間にしか発生しないようなことを僕がするわけがないだろう。つまり今日電話した理由は、手軽に息抜きができる場所を君に案内させようと思ってね』
コナミ「遊びの誘いかよ!? やべぇ! 伊集院やべぇ!」
レイ『……まぁ、良い。で、どうなんだね』
コナミ「行く行く! 行くに決まってるって! じゃあ前の伊集院大橋で待ち合わせな!」
レイ『いや、必要ない。すぐに外に出たまえ』
コナミ「え? おう!」
こんな感じで伊集院にデートのお誘いをしてもらいたかった
やりたいことができた、僕は満足だ……
落ち
>>35の稲田る、っていなくなる、の誤字
本当になにされるんだろう好雄
【デート2】
レイ「やぁ庶民くん。早く乗りたまえ」
コナミ「おっおっ! うらっしゃ!」バタンッ
レイ「乗れとは言ったが、なんの迷いもなく飛び込めとは言ってないぞ」
コナミ「遊びにいくんだろ! カマンだぜカマンカマン!」
レイ「まったく……。出してくれ」
コナミ「で? どこ行きたいんだ?」
レイ「任せるよ。君のセンスには期待なんてしてないがね」
コナミ「そっか、なら遊びの定番、カラオケに行こう!」
レイ「カラオケか……良いだろう」
~~~~
コナミ「ここだぜ!」
コナミ「凄いんだぜここのカラオケ! 機械を使って歌いたい歌を探せるようになったんだから!」
レイ「知っているよ。伊集院も開発に携わっているからね」
コナミ「すげぇぇ! 伊集院すげぇぇ!」
レイ「では君から歌いたまえ。この僕が聞いていてあげよう、光栄に思うが良い」
コナミ「マジか! すげぇ! じゃあ俺の十八番を歌うぜ!」
【カラオケ】
コナミ「どうだ!」
レイ「あえて点数をつけるなら30点というところだな。全体的に音程が適当で、所々耳障りなアレンジが加わっていた。君はちゃんとこの歌を聞いたことが無いんだろう」
コナミ「ぐっ、流石だ伊集院……! 俺は友達が歌ってるのを聞いたことがあるだけだぜ!」
レイ「まったく……仕方ない、僕の歌を聞かせてやろう。あまりの感動に咽び泣くが良い」
コナミ「うぇーい!!!↑↑」
~~♪
レイ「…………馬鹿みたい……」
コナミ「………………」
レイ「…………フッ、どうだい? 僕の歌は?」
コナミ「………………ぐすっ……」
レイ「っ!? な、泣くほど感動したと言うことかね!?」
コナミ「な、なんて上手いんだ……伊集院……俺ぁ……今日ほどお前の友達で良かったと思った日はないぜ!!」
レイ「……そうか。それならばこの先一生誇るが良い」
コナミ「あぁ! 自慢しまくる! 生きてて良かったあ!」
レイ「(……そこまでかしら?)」
コナミ「よーし! 伊集院さんに負けないくらい俺も歌いまくってやるぜー!!!」
レイ「(さん……)」
【お約束2】
コナミ「うーん、今日は楽しかったぁ! また誘ってよね!」
レイ「そうかね。それは良かった」
コナミ「あのさ……途中まで帰ろうよ、ね?」
レイ「……まぁ構わないが」
コナミ「わーい」
レイ「…………少し聞きたいんだが、何故君は僕に構うんだ? 普通僕みたいな人間がいたら、嫌がると思うんだが」
コナミ「ん? だって、昔の詩織とおんなじ目ぇしてんだもん」
レイ「藤崎さんと同じ?」
コナミ「そーそー。詩織って昔っからなんでもできたからさ、周りが期待して、それに応えようとすっげー頑張るの。そん時の詩織と同じ目ぇしてるんだから、お前は良いやつってことだろ?」
レイ「……フン。それは君の勘違いだ」
コナミ「そっかなぁ。ま、別にそんだけだよ! 俺が一回信じたら、もう疑わないぜ!」
レイ「君は……」
コナミ「ん?」
レイ「いや。とにかく、あまりベタベタしないでくれ鬱陶しい」
コナミ「おー気をつけるぜ! レイちゃんは照れ屋さんだもんなぁー!」
レイ「今度ちゃん付けしたら君の存在を無かったことにしてあげよう」
コナミ「ごめんなさい調子に乗りました許してくださいせめて家族の記憶だけは……」
レイ「……冗談だ」
【友人】
コナミ「好雄ー! 話そうぜー!」
好雄「おう! いきなりだな!」
コナミ「いや、俺ってばコミュニケーション能力も雑学も無いからさ、ちゃんと自分を磨かなきゃなって!」
レイ「コミュニケーション能力は低くはないだろう」
コナミ「そんなことないんだぞー! コミュニケーション能力低いとあれなんだからな! 手話しかできなくなるんだからな!」
レイ「かなりの上級者だな」
コナミ「そんなわけで、伊集院も話そうぜ!」
レイ「フッ、仕方ない。たまには庶民の相手をしてやるか」
コナミ「じゃあ雑学のくー」
好雄「しりとりかよ!」
コナミ「俺に頭の良い会話を期待してたのか!? 無理に決まってるだろ!」
詩織「胸を張って言うことじゃないわね」
コナミ「なんだよ詩織! お前は俺に一生走ってろとでも言いたいのか!?」
詩織「誰もそこまで言ってないでしょ?」
コナミ「俺だって頭の良い会話したいよぉー!!」
好雄「お前の言う、頭の良い会話ってズバリなんなんだよ?」
コナミ「え? えーと……社会情勢とか?」
詩織「社会情勢がお題として、どんな話ができるの?」
コナミ「………………バブル崩壊?」
レイ「ふぅ……」
コナミ「くそー! お前ら馬鹿にしたような目をしやがって!」
好雄「お前なーいつの話をしてんだよ」
朝日奈「あ、コナミー。これから遊びに行くけど行かないー?」
コナミ「行く行くー! じゃあな三人とも!」
好雄「……あいつには頭の良い会話ってのは無理そうだな。俺もできるって訳じゃないけど」
レイ「そのようだ。僕も失礼するよ」
ドラマシリーズ3買っちゃった
今から遊んできます落ち
【休日5】
コナミ「もしもし、伊集院くん? なに?」
レイ『電話をかけてきたのは君だろう』
コナミ「そうなんだよなぁ俺なんだよなぁ」
レイ『…………用がないなら切るぞ?』
コナミ「違うんだなぁー、遊びの誘いなんだなぁー」
レイ『フッ……仕方がない、付き合ってあげようじゃないか。どこに行くんだい?』
コナミ「プー……あー、公園! 公園に行こう!」
レイ『公園? まぁ構わないが』
コナミ「わーいじゃあいつもの所で」
レイ『その必要は無い。既に君の家の前に迎えを待機させているからね』
コナミ「なんて順応力……! これが伊集院…!!」
レイ『早く乗りたまえ』
【公園デート1】
レイ「遅かったね。あまり僕を待たせないでくれ」
コナミ「おう! で、なにする!? 木登り!? 滑り台!? 鬼ごっこ!?」
レイ「君の頭は数年前で止まってしまっているようだね」
コナミ「ま、まさか……け、ケイドロ!? 二人で!?」
レイ「誰もそんなことは言っていないぞ。ゆっくり会話でもしようじゃないか」
コナミ「話すのか! 話すのも好きだ!」
レイ「ふむ……君は良く女性と遊びに行くのかね?」
コナミ「ん? そうだなぁ……朝日奈、如月、清川、鏡、虹野……けっこう遊んでるな!」
レイ「そうかね。僕が言うことでも無いがあまり女性に気を持たせないことだ」
コナミ「あー! お前も同じこと言うのか! 俺はただ遊んでるだけだっての!」
レイ「同じこと?」
コナミ「そうだぜ! 詩織もいっつも「あんまり、期待させるようなことしちゃダメよ?」ってうるせーの!」
レイ「……そうか。フッ、甲斐性も無いのに多くの女の子に手を出すと痛い目をみる、気を付けたまえ」
コナミ「そ、そうか……刺されるもんな……いや、だが俺は! 友情を信じているんだ!」
レイ「ふん……困ったことがあったらいつでも言いたまえ」
コナミ「あれ、伊集院がデレてる!? わーい伊集院がデレたー!」
レイ「なっ……そういうつもりじゃない! 勘違いするな!」
コナミ「ありがとうな、伊集院!」
レイ「……くっ、僕としたことが……!」
【日常7】
コナミ「………………」カリカリ
好雄「ようコナミ! 勉強頑張ってるな!」
コナミ「………………」カリカリ
好雄「おっと、集中モード入ってたか。邪魔しちゃ悪いな」
如月「失礼します。あの、コナミさんはいますかん」
好雄「あれ、如月さんじゃん! こいつに用事?」
如月「はい。あの……お願いされていた本を持ってきたんですけど……」
好雄「あぁ、そいつ今集中してるから何言っても聞こえないと思うぜ。机の上に置いておけば、俺から話通しておくよ!」
如月「そうですか……分かりました」
レイ「…………恋愛小説か」
如月「あ、はい。前に、私のオススメが見たい、と言われたので…」
好雄「ふーん。それより今度の日曜日は予定ある? 暇なら遊びに行かない?」
如月「ごめんなさい、少し用事が……」
好雄「ちぇ、残念」
如月「それでは、失礼します」
レイ「恋愛小説……ふん、くだらん。こんなあり得ないものを好んで見るなんてな」
好雄「お、嫉妬か? お前ら、マジでそっちなんじゃないのかぁ?」
レイ「余程表社会に未練がないようだな」
好雄「好雄くんの冗談だって! それじゃあな!」
レイ「……恋愛小説……」パラッ
レイ「…………フン」バサッ
落ち
なんで伊集院イベントこんな少ないの
隠しヒロインだって隠しすぎだよイチャイチャしたい
隠しキャラありきの今と違って、当時はおまけ程度だったんじゃなかろうか、ゲーム事情は良くわからないけど
鏡さんはゲームじゃあんななのに、貧乏な母子家庭で幼い弟たちの世話をこなす優しいお姉さんなんだよな
あの衣装代がどこから出てるのかは当時本気で疑問だったが
コナミ君のテンションなら断っても家まで送ったり家の状況知ってしまったらほっとかないんじゃないかなと思ったけど……そこまではいかないんだな
鏡さんは家事万能だし育児ストレスにも強い(慣れてる)し、巨乳美人で卒業後はモデルだし、頭はちょっと?悪いけどどうでもいいくらい完璧だと思う
当時、1番目に鏡さん、2番で伊集院が好きだったなぁ
そしてなにげにいまさら知った事実
鏡さんの中の人(五十嵐麗)さんの旦那が速水奨とはまじでしらんかった
テスト
長いのか
【鏡さんととコナミくん1】
鏡「へぇ、そんなものもあるのね」
コナミ「そうなんだぜ! 一度お試しあれ!」
鏡「それじゃあ次の休み、一緒にどうかしら」
コナミ「オーライ! 行こうぜ友よ!」
鏡「ええ。それじゃあ」
レイ「……ふむ。君のような人間でも彼女のような女性と親しくすることができるんだね」
コナミ「ん? おお伊集院。そうだぜー、俺はあいつとは友達なんだ! 前に言っただろー?」
レイ「そうだったかね。それで、何を話していたんだ?」
コナミ「んっ? 大したことじゃないぜ!」
レイ「ほう……隠すと言うことは何かやましいことでもあるんじゃないだろうね?」
コナミ「やましいことってなんだよ?」
レイ「…………それは……僕のような高尚な人間には想像もつかないことさ」
コナミ「……メッ!」ビシッ
レイ「うわっ! いきなり何をするんだね!」
コナミ「それよりもこの突き付けられた拳銃とそれをもう撃とうとしてる黒服の人たちを止めてくれ!!」
レイ「その前に理由を聞かせたまえ、理由如何によっては……」
コナミ「それは俺が正しいぞ! あのな伊集院、俺のことはいくら馬鹿にしても良いけど、鏡のこと馬鹿にすんじゃねーぞ!! あいつ滅茶苦茶良いやつなんだからな!」
コナミ「本心じゃ無さそうだからあんま怒らないけど、あいつのこと馬鹿にすんのはあいつのことちゃんと知ってからにしろよ! 常識だぞー!」
レイ「む…………確かに、その通りだな。まさか君に正論を言われる日が来るとは……すまないね」
コナミ「さっすがマブダチ! ちゃんと言えば分かってくれるところは大好きだぜ! 俺は伊集院も良いやつだって知ってたからな!」
レイ「フンッ……」
コナミ「とりあえずこの人たち下がらせてほしいかなって!」
レイ「……待て、その前になんの話をしていたか教えたまえ。悪いようにはしない」
コナミ「それは言えねぇ! 俺と鏡の友情が試されることだからな! これは俺が墓の穴まで持っていかないとダメなんだぜ!」
レイ「まったく……知らないことがあるというのも不快だが、君がそうなればもう口を割らせることもできなさそうだから今回は諦めておいてやろう」
コナミ「人には秘密のひとつやふたつくらいあるもんだろ? 俺にだってあるし伊集院にだってあるんだろうから、少しくらい知らないことがあっても仕方がないってもんだぜ!」
コナミ「おっと、清川と泳ぐ練習をする時間だ! じゃあなー! 今日こそは顔を水につけれるようにするぜー!」ダダダ
レイ「……彼のような人間にも秘密はあるのか。気になる……」
>>55
グロ
一行が長かったのか……
【文化祭】
コナミ「うぇーーーーい!!!!」
コナミ「ヒョォォォ!!! うめぇぇぇぇ!!!」
クスクス……
なにあれー
変な人ー
コナミ「いぇーいみんな楽しんでるー!? 今日は文化祭だぜー!!! 美味しいもん食べれる日だってよー!!」
コナミ「分かんないことあったら聞けよー! ナンパは好雄みたいになるからやめとけー! 楽しく一日過ごそうぜえええええぇぇぇぇぇ……」ビュン
教師「こらコナミ! 廊下を走るな!!」
コナミ「先生! 俺は廊下を走ってるんじゃない! 人生を駆け抜けてるんだ! 短い人生ゆっくり生きるのは俺の性に合わん!」
教師「短い人生だからこそ緩急が必要なんだバカモン!」ゲンコツ
コナミ「げぇー!!」
好雄「まったく、あいつはしょうがないやつだなー」
詩織「ほらコナミくん、一緒に回りましょ?」
コナミ「嫌だ! 詩織と行くと頭良さそうなところに連れてかれるし!」
好雄「お前の頭の中は美味しいもんと頭良さそうなもんと走ることしか無いのかー?」
コナミ「あと友達! それさえあれば生きていけるぜ人は!」
詩織「分かったから、ここで騒がないの」
コナミ「やめろ離せ! 離せば分かる!」
詩織「逃げ出すってことなら離さなくても分かるわよ」
コナミ「ってい!」
詩織「キャッ! い、いきなり突っつかないでって前にも言ったでしょ!」
コナミ「うるせー! 俺はご飯を食べるんだ!」
朝日奈「あ、コナミ君じゃん。今日も元気だね、よかったら一緒に回らない?」
如月「あ、コナミさん。あの、もしお暇でしたら……」
コナミ「お、なになに、三人で遊びに行く? 良いぜー行こうぜー食い倒れツアー決行だー!」
朝日奈「あー、まぁそれも良いね」
如月「三人で、ですか。はい、では行きましょうか」
好雄「くそー! あいつ上手くやりやがったな! あ、藤崎さん良かったら俺と一緒に回らない?」
詩織「ごめんなさい、コナミくんを追わないといけないから……」
好雄「くそー! 伊集院! 寂しく男二人でナンパでも……いややっぱやめだ、嫌な未来しか見えない。俺一人で女の子と仲良くなってくるぜ!」
レイ「やれやれ……(私もコナミくん達を探しに……)」
女子「伊集院くん、ようやく一人になったわね! 私と回って!」
女子「私が先よ!」
女子「きー!!!」
レイ「う…………すまないが、失礼させてもらう!」ダダダ
女子「あーんはやーい!」
女子「でも走り去る姿も素敵ー!」
>>66
あぼーん
無かったことにしよう……
ふと思ったけど伊集院ってさんじゃなくてくんだったとか
【文化祭・祭りのあと】
コナミ「もー食べれない……」
詩織「あれだけ食べれば当然よ……もう」
コナミ「仕方ないだろ! ただ飯は食うに限る!」
詩織「みんなコナミくんを甘やかしすぎよ」
コナミ「うへへ、人徳って奴だなー」
詩織「もう……」
コナミ「なぁなぁ詩織」
詩織「なぁに?」
コナミ「今、楽しいか?」
詩織「…………うん。とっても」
コナミ「そいつぁ良かった。大丈夫、来年はもっと楽しい一年になるぜ!」
詩織「そして再来年は、でしょ?」
コナミ「へへへ……。こうして平和は広がっていくのだ!」
詩織「でもね、多分コナミくんがいないと、楽しくないから……だから」
レイ「ここにいたのかね。随分探したよ」
コナミ「よーっす伊集院! どうしたー?」
レイ「いや、用事があるわけでは……如月くんと朝日奈くんは?」
コナミ「あいつらならもう食べれないって保健室行ったぜ。食いしん坊なんだもんな」
詩織「……。それはあなたでしょ?」
コナミ「否定はせん! うし、伊集院、食休み中だから話そうぜ!」
伊集院「仕方ない、付き合ってやるか……」
詩織「ふふ……(この続きは、いつも言えないな……)」
落ち
これドラマシリーズだから……一年かけるタイプのドラマシリーズだから……
ときメモ2やってきます
乙
メイちゃん狙いかな?
>>71
メイは昨日終わらせた……今日は琴子だ……(デート来てくれない泣きそう
やっぱりね、ときメモは2→1→4→3なんだよ……
琴子可愛い……メイだって服のセンスはあれだけどあの先輩呼びのときのあっれなんだよ可愛い光も滅茶苦茶可愛いし2で嫌いなキャラほぼいねぇ可愛いウホッ
ときメモ1は詩織がひたすらウザかったイメージ
伊集院は女だったと知ったのは時代がSFCからPSへと代わりPSでときメモが出た時だった
それまでは(主に)古式ゆかりを攻略してたっけ…
たまに他のキャラ攻略したが詩織(と伊集院)だけはダルいからやってないんだよな…
>>78
詩織(と光)は特別なことしなくても勝手に好感度上がってるイメージ
多分初期からいて試験とか体育祭の影響受けやすいからだとは思うけど爆弾つけんな彼女面すんな付き合って
なんでときメモって高校生活の間に彼女できねぇんだよ伝説の樹とか鐘とか知らねぇ彼女くれ
付き合った女の子が更にデレるってゲームにすればもっと売れた(KONAMI
>>79
ラブプラスでもやっとけ
>>80
やったよ!!!!
>>79
アイドルのプロデューサーになればいい(バンナム感)
>>82
やったよ!!!!
正直ここの詩織可愛いんだけど
攻略してほしいわ
>>84
伊集院攻略したらな(目そらし
【紐緒さんとコナミくん1】
コナミ「やめろバカー! 危ないつってんだろ!!!」
紐緒「逃がさないわ! 今日こそあなたを解剖してその無駄に元気な秘訣を……!」
コナミ「俺は機械なんかじゃなーい!!」
コナミ「うげぇぇ伊集院だぁずぅげぇでぇ!!」
レイ「うわっ! な、なんだね!?」
紐緒「チッ! 伊集院レイ……! 彼の後ろに隠れるなんて卑怯な男ね」
コナミ「うるへぇ! 何度も何度も爆発させやがって!」
レイ「ま、待ちたまえ君たち! いったいどういうことか説明したまえ!(あっ! こ、コナミくん、腰に触れて……)」
コナミ「聞いてくれよぉ伊集院! あいつ俺のこと解剖して中身を確認するとかわけわかんねぇこと言ってんだよ!!」
レイ「わ、分かったから離れてくれ!」
コナミ「うおっと! とにかく俺はそんな危ない実験に付き合う気は無いぞ!」
紐緒「仕方ないわね、今日は諦めてあげる。でも、私は一度狙った獲物は逃がさないわ! それじゃ」
コナミ「こわ、怖かったぁ……ありがとう伊集院!」
レイ「む……別に僕はなにもしてないがね」
コナミ「紐緒とは最近友達になったんだけどさ、はじめの一言が凄いんだぜ? 「あなたのやかましい声が耳から離れなくなったわ。どうしてくれるの?」だって!」
レイ「……と、言うよりも、そんなことを言われても友達だと言い張れる君の方にこそ問題はありそうだが」
コナミ「人類皆友達ね?」
レイ「ま、君はそう言うだろうな。いつか痛い目に合いそうだが」
コナミ「……ま、見る目くらいはあるつもりだから。それじゃあ助けてくれてありがとうな!」ダッ
レイ「……(今……)」
チュドーン!!
ギャアアアアア!!
レイ「やれやれ……」
落ち
デートしたい
【コナミくんの幼馴染み】
コナミ「とうとう期末テストだ……さぁ、みんな! 戦争の準備はできたか!!」
詩織「普段からちゃんと備えておけば、一週間前に張り切る必要もないのに」
コナミ「フッ……甘いな詩織。お前のお小言など聞き飽きたわ! 今日の俺には最終兵器伊集院が!」
レイ「手伝う気はないがね」
コナミ「ぅ……好雄!」
好雄「俺の成績、前のお前より下だったろ?」
コナミ「詩織ぃぃぃ!!」
詩織「私の手助けは必要ないのよね? 頑張ってね」
コナミ「いーもんねー! 如月さんがいるもんねー! バーカバーカ!」ダッ
詩織「……あとでまた来たら、教えてあげないとな」
好雄「藤崎さんって何だかんだ言ってコナミに甘いよなー。もしかして……コナミのこと好きだったり!?」
詩織「……彼はただの幼馴染みよ。変なこと言わないでよ、早乙女くん」
好雄「ごめん、俺が悪かったからそんな目しないでください……」
レイ「だが、僕の目から見ても藤崎くんは少しコナミくんに入れ込みすぎているように見えるが。あれやこれと助けると、コナミくんがよりダメ人間になってしまうのではないかな」
詩織「そんなことないわ。彼は私より、ずっとしっかりしてるもの」
レイ「彼がかね? ……あまりそうは見えないが」
詩織「ふふ。普段はあんなだけどね。でもこれは秘密、自分で見つけてほしいもん、彼の良いところ」
好雄「あいつの良いところか……無駄に元気なところは、良いところでもあるな」
レイ「……ただうるさいだけさ」
レイ「(コナミくんの良いところ……元気で、明るくて、挫けないで、頑張って、前向きで……でも、それだけじゃない何かがあるのかしら……?)」
【期末テスト2】
コナミ「………………」
好雄「おーいコナミー、テストはもう終わったってのにいつまで集中モードなんだよ?」
好雄「ダメだこりゃ」
詩織「こうなると、全然反応してくれなくなるの。どうしてこうなるのかとかは、私にもよくわからなくて……」
コナミ「………………」カリカリ
レイ「良いことじゃないか。うるさくなくて、彼も真面目に勉強しているわけだし」
詩織「それは、そうだけど……」
ガラガラ
如月「失礼します。コナミくんは、いますか?」
好雄「あ、如月さん! コナミならここにいるけど、今は」
コナミ「んっ!? 如月!! うぇーい如月!」バッ……ガバッ
レイ「なっ……」
好雄「な、なんて羨ましいことを!?」
コナミ「如月のおかげで俺、帝王になれた! 頑張ったよ俺!」ギュッ
如月「え? あ、あの……! お、おめでとうございます!」
コナミ「ありがとう心の友よ! これで詩織を馬鹿にできる!」
詩織「んもう! 離れなさいコナミくん! 如月さんが困ってるでしょ!」
コナミ「いててででで!! 耳を引っ張るなと言うに!」
詩織「それよりもコナミくん、私を馬鹿にするために勉強頑張ってたの?」
コナミ「はっ? 意味わかんねーし! ちょっと意味わかんねーし!」
レイ「図星のようだね……。それと、女性の身体に不用意に抱きつくのは感心しないな」
コナミ「うるさい裏切り者め! 俺は……俺は! 伊集院と勉強したかったんだぞぉうぉぉぉん!!」
レイ「わっ、何故泣くんだね!?」
如月「私じゃ、不満でしたか……?」
コナミ「それは無い! むしろ如月は教えかたがやたら上手くてやべぇ! 俺今回のテスト滅茶苦茶自信あるし!」
如月「それなら、よかったです」
好雄「おやおやおやぁ? なーんかいい雰囲気じゃないですかお二人さん?」
コナミ「俺と如月は大親友だからな! ハッーハッハッハ!」
詩織「調子に乗らないの」ギュッ
レイ「…………ふん」
コナミ「あー伊集院ちゃん拗ねるなってばーじょーだんだよぉー伊集院とも友達だよお!」
レイ「さ、触らないでくれたまえ!」
外井「…………」じっ……
好雄「……(なんで伊集院お付きの執事がコナミのこと顔を赤らめながら見てるんだ……?)」
落ち
伊集院伊集院伊集院伊集院伊集院伊集院
あれみはるん可愛いこんな可愛かったっけストーカー最高っ
【一緒に帰ると恥ずかしい】
詩織「コナミくん、一緒に帰りましょ?」
コナミ「一緒に帰って、友達に噂されると恥ずかしいし……」
詩織「嫌みのつもりかしら?」
コナミ「いや、あの時の詩織がどういう気持ちでそんなことを言ったのか、俺の目線で考えてみた!」
詩織「そう……それで、なにかわかった?」
コナミ「なに言ってんだ俺は! ってことだな!」
コナミ「友達と一緒に歩くことは誇らしいことだ! 見せつけてやるべきだからな!」
詩織「そう。良かったわね」
コナミ「なんでお前があんなことを言ったのかは正直分からんが、恥ずかしいなら恥ずかしくなくなればいいんだぜ!」
詩織「……あの時はごめんなさい。初めての人ばかりで、周囲の視線が気になっちゃって」
コナミ「あっあっちがうぞ謝ってほしかった訳じゃないぞ! 時には相手の立場に立って考えなきゃいけないときもあるんだって思ったんだ!」
詩織「本音は?」
コナミ「詩織の視点に立って詩織の弱点を探してた! お前いつも大人しくしろってうるせーんだよー!」
詩織「ふーん……」
コナミ「こ、こ、こうやって誘導尋問するところとか、せ、性格最悪だぞお前!」
詩織「そうやって一度やったことに責任を持つのは良いところだけど、口は災いの元って言葉を忘れたみたいだし、あとであなたの家に遊びにいかせてもらうわね」
コナミ「残念だったな! 今日は母さんも父さんもいないぞ!」
詩織「それが?」
コナミ「…………い、伊集院! 放課後遊びにいこう! なんならそのまま朝までオールナイトだ!」
レイ「すまないが、馬鹿に付き合う趣味はないのでね。藤崎くんと仲良くやるが良い」
コナミ「あれなんか怒ってひぎっ!」
詩織「悪いこと言うのはこの口かなー?」ギュッゥ
コナミ「くひをふまふ……あがががが」
好雄「懲りないやつ。完全に上下関係ハッキリしてんなー。で、伊集院、お前さんはなんで期限が悪くなってんだ?」
レイ「別に……いや、君には関係ないだろ」
好雄「変なやつ」
期限…?機嫌じゃ…?
>>96
よく気づいたな、ジュースを奢ってやろう
それよりも伊集院って絶対主人公にほの字だよね?
マラソン応援したりしてくれてるし。
可愛い
【結果発表2】
コナミ「498点!」
レイ「な……なんだと?」
詩織「凄いじゃない! トップよ!」
コナミ「フハハハハ! 言っただろう俺が帝王になると!」
如月「コナミさん、とても頑張ってたんですよ。良かったですね」
コナミ「如月のおかげだから! 詩織、敗れたり!」
詩織「次は、私も頑張るわ」
レイ「ふ、ふん。庶民でも少しはやるじゃないか。少しはやる庶民くらいには格上げしてあげよう(すごい、トップなんて私も取ったことないのに……)」
コナミ「うっしゃあ! このまま来年の体育祭でも活躍してやるぜー!」
レイ「(あんまりこんなことはしたくないけれど……)」
レイ「外井。良いかね」
外井「はい。なんでしょうレイ様」
レイ「お願いしたいことが―――」
【コナミくんと詩織ちゃん、過去】
男の子「なんで泣いてんだよ」
女の子「……なんでもないの」
男の子「変な話だよなー、お前のことばっか見てるやつらはこんなんなってるお前のこと見ようともしねーのに、俺みたいな奴が見つけちまうんだもん」
女の子「…………あっちいって」
男の子「知ってるか? 俺ってヒーローが大好きなんだぜ。あいつらかっけぇよな、ヒロインのピンチを……とぅ!」
男の子「って毎回助けに来るんだから」
女の子「……なに、それ?」
男の子「でもさ、悪いやつがいないと、ヒーローは助けに来れないんだ。なら……」
男の子「俺は、ダークヒーローになる! 俺がヒロインを拐って、俺がヒロインを救ってやるぜ!」バッ!
女の子「え!?」
男の子「俺はお前を助けてやるぜ! お前はスゲーやつだから、俺みたいなダメなやつが友達になってやるんだ!」
男の子「俺はダメなやつだから、お前が嫌がっても周りの大人が怒っても絶対わかんねぇって言ってやるぜ!」
男の子「俺のヒーロー像はこれだぜ! ハッハー! お前を悪い子にして、友達だらけにしてやるぜー! 俺の前で泣いた罰だ!」
女の子「……う、うん!」
男の子「詩織! 誰かのためじゃなくて自分のために生きろ! そっちの方が楽しいぜ!!!」
~~~~
詩織「……懐かしい夢だなぁ。ふふ……」
詩織「コナミくん……私、今も……」
落ち
あれ、伊集院がいな(ry
【冬休み】
コナミ「冬休み! 長い休日だ!」
レイ『そうかね……それはなによりだ』
コナミ「なんで興味無さそうにしてんだよ!」
レイ『何分僕は忙しいものでね。君と違って暢気に遊んでいる暇なんてないのだよ』
コナミ「そっかぁ大変だなぁ。うーん、遊びに行こうと思ったけど忙しいなら仕方ねぇな。俺今からアメリカ行ってくるから、お土産楽しみにしてな!」
レイ『ちょっと待ちたまえ。この時期に、君は何をするつもりだね?』
コナミ「なにって」
レイ『いや言わなくても分かるから良い。馬鹿な真似はやめたまえ』
コナミ「なにを」
レイ『無理だと言うのは可能性を狭める最悪の言葉、だとでも言う気かね?』
コナミ「なっ、すげぇ! エスパーだ!」
レイ『君の短絡的な思考なんて手に取るように分かるさ。……仕方ない、特別に我が家に招待してあげようじゃないか』
コナミ「なにっ!? いくーっ! 遊びの誘いならどこにでも行くぜ!」
レイ『外に停めてある車に乗りたまえ』
コナミ「了解! ヒャッホー!!!」
なぜ家の前に車が停めてあるのかに疑問を抱かないコナミの脳がとても心配ww
【伊集院家】
コナミ「伊集院! 来たぜ! なにして遊ぶんだ!」
レイ「ちか、近いぞ! 離れたまえ!」
コナミ「へぶっ。ウェヒヒ。なにすんだい?」
レイ「そ、そうだね……君の話でも聞かせてくれたまえ」
コナミ「俺の話? と言うと?」
レイ「すまないね、君のことが気になったもので調べさせてもらったよ」
コナミ「えっなにマジでラブなの? デレなの? とうとうデレなの? 俺嬉しい死にそう」
レイ「茶化さないでくれたまえ。……何故君はそんな人間を演じているんだね?」
コナミ「えー? すまん伊集院、なんの話だ?」
レイ「惚けるのは無駄だ。幼少期、父親が愛人と蒸発、しかも借金を残して……親戚が金の都合をつけ事なきを得たが、君が中学のときに母が心労で倒れ病院に入院……」
コナミ「…………」
レイ「親戚の援助で高校には入学したが、夜中に仕事もしている……」
レイ「君はいったいいつ寝てるんだね? 君は学校以外で食事を取っているのか?」
コナミ「……なぁ伊集院」
レイ「なんだね」
コナミ「俺馬鹿だからわっかんねー!!」
レイ「…………。……は?」
コナミ「夜に働いてるぜ? おじさんの経営しているホテルの清掃スタッフだ! すっげー勢いで掃除するんだぜ! バババババッ……ってな!」
レイ「お、おい」
コナミ「時給じゃなくて日給だからよ、早ければ早いほどすぐ終わるんだぜ! 楽なもんだぜ!」
レイ「…………」
コナミ「そりゃ自由に使える金はあんまねーけど、でも友達とちょっと遊びに行く程度はあるし、なんてったって今すっげー楽しいの! なんせ中学ん時は滅茶苦茶働いてたから友達なんて詩織くらいしかいなかったしな!」
レイ「コナミくん」
コナミ「俺ぁな伊集院、確かに元々こんな性格じゃなかったんだぜ? でも、そんなことどうでも良いだろ! 今! 俺が楽しくて! お前も楽しければ! オールハッピーイエスタデー! フゥー!」
コナミ「っで、なにして遊ぶんだ!?」
レイ「…………すまない、余計なことをしてしまったようだな。伊集院の人間でありながら恥ずかしい限りだ」
コナミ「……恥ずかしがんな。余計なことなんかじゃない。俺のこと心配してくれたんだろ? 最初はただの好奇心だったんだろうけど、お前の目からちゃんと優しさが伝わってくるよ。ありがとう」
レイ「え……」
コナミ「うっわ庭ひれぇぇぇーー!!! プールじゃんふぇえええ!!」バッシャーン!
コナミ「げぇぇえさっみぃぃぃあああ
あ死ぬぅだずげでぇぇぇ!!!」
レイ「わっわっ! 何をしているんだね君は!! 外井、頼む!!」
外井「は……」
落ち
(家庭背景あんまないからって設定盛りすぎた)
>>103
伊集院の力ってすげー!(盲信
コナミのメンタル強いのか、壊れたのか…
これ知ったら恥ずかしいから一緒に帰れない、なんてとてもいえんわ…
ときメモをもう一度棚の奥から引っ張り出してやろうとしたら読み込みできなかったぞ、どうしてくれるんだ、いっち!!
(群馬弁で『応援してますこれからも投下頑張ってください』の意)
>>110
知っているかい僕……
今、PS3でダウンロードできるんだよぉ……
600円くらいでね……フフフ
【正月】
詩織「明けましておめでとう。今年もよろしくね」
コナミ「よろしくお願いします! 遊びにいこうぜ!」
詩織「もう、年明け早々忙しいのね」
コナミ「へっへー時間は一分一秒でも無駄にしないのだ!」
詩織「それもそうね、じゃあ行きま……きゃっ!」
バババババッ……
レイ「やぁ、庶民くん! 明けましておめでとう!」
詩織「伊集院くん!? なんでヘリコプターに乗ってるの!?」
コナミ「すげぇぇぇ!!!! 本物だぜ詩織! 乗せて乗せてー!」
レイ「今日は君みたいな庶民には一生縁が無いであろう体験をさせてあげよう! さぁ、その縄梯子に掴まりたまえ!」
コナミ「オッケー! 行くぜ詩織!」
詩織「落ちたりしたら危ないじゃない!」
レイ「心配しなくても大丈夫、伊集院家特製の縄梯子さ。安全は100%保証されているよ!」
コナミ「ヘェェイ!」
詩織「う……えい!」
レイ「それでは行こうか! ハッハッハッハ!」
ババババババッ
詩織「きゃぁぁぁ!!!」
コナミ「うわすげぇ、なんか手が離れなくなってる! うっほほーい!」
【伊集院の力って、すげー!】
レイ「ようこそ! ここがこの日のためだけに作らせた浮遊島、伊集院スカイアイランドだ!」
コナミ「……す、凄すぎて言葉が出ねぇ……」
詩織「うわぁ……良い景色……」
コナミ「伊集院! こ、こんなところに連れてきてくれるなんて……ありがとう伊集院!」
レイ「礼など良いさ。……庶民とは言え友人は大事にする」
コナミ「おおお心の友よぉ!」
レイ「さぁ、きたまえ。名のある職人たちに作らせた特別な神社が向こうにある」
レイ「親戚や知人も大勢いるが、君たちのことは話を通してあるから自由にしたまえ」
コナミ「オッケー! 一番乗りだぜ!」
伊集院神社
コナミ「えーと、何をお願いしようかな……」
コナミ「(これからも友達と仲良く遊べますように!)」
天の声「その願い、伊集院の名のもとに叶うと約束してやろう。光栄に思いたまえ」
コナミ「(おおお、なんだか叶いそうな気がしてきた!)」
レイ「何をお願いしたんだね?」
コナミ「みんなと仲良くこれからもできるようにって!」
レイ「フッ……庶民らしい平凡な願いだな。だが嫌いではない」
詩織「御神籤引いていきましょ?」
コナミ「うっしゃあ! 引くぜ!」
レイ「(……ふふ、ここは殆ど大吉しか出ないようになっているんだけどね……)」
詩織「大吉。ふふ、縁起が良いわね」チラ
レイ「(藤崎さんは気づいているみたいね……)」
コナミ「だ……大凶……な、なんでだ……!」
レイ「……(0.01%を引き当てるなんて……コナミくん、よっぽど運が悪いのかな……?)」
詩織「だ、大丈夫よ! むしろ、こんな日の大凶なんて、逆に運が良いんじゃないかしら!」
レイ「そ……そうだね。庶民くんにしてはやるじゃないか!」
詩織「ほら、元気だして?」
コナミ「うう……もう家に帰って寝たい……」
落ち
三年やるつもりだったけど一年で終わりにしようかしら
【コナミくんの誕生日】
コナミ「おはようー! 冬休みは楽しかったかー!!」
好雄「ナンパしまくったけど全敗……あーあ、つまんねーなー」
コナミ「その内良いことあるさ!」
詩織「おはようコナミくん。はい、誕生日プレゼント」
コナミ「おおありがとう詩織! 美味しくいただくよ!」
好雄「ん? お前今日誕生日なのか? なら早くいってくれよ! プレゼントになりそうなものないなぁ……そうだ、帰りにどこか寄っていこうぜ」
コナミ「え? いや流石にそれは悪いぞ、俺も好雄の誕生日知らないのに」
好雄「変なこと気にするやつだなぁ、俺の誕生日のときは改めて言うからさ」
コナミ「そうか……ならありがたく頂戴するぜ! ありがとうな好雄!」
「コナミくんいますかー?」
コナミ「ふぁーい! おお皆!」
わいわい
好雄「あいつ、いつのまにあんなに女の子と友達になってたんだ? 羨ましい奴め」
詩織「……でも、嬉しいわ。コナミくん、中学校の頃は友達全然作らなかったから……」
好雄「そうなのか? 意外だなぁ」
詩織「理由は分からないんだけど、積極的に人と話そうとはしてなかったわね。いつも私と遊んでいたの」
レイ「(……藤崎さんは、知らない? コナミくん、言ってないんだ……)」
レイ「彼の誕生日が今日とはしらなかったな」
レイ「(コナミくんって、何が好きなんだろう? 変なものは……送れないし……)」
詩織「……ふふ。彼は貰えればなんでも喜ぶわよ。友達に祝われることが嬉しいんだもの」
レイ「む……そうかね。それなら……まぁ庶民に似合う程度の物を送らせて貰おうか」
コナミ「みんな、ありがとう! 俺うれしい! すげぇ嬉しいぞ!」
【誕生日のプレゼント】
コナミ「…………」
レイ「……何か話したらどうかね」
コナミ「いや……まぁ……なんだ……遊園地に自分達以外の人間がいないことが不思議で……」
レイ「君のために貸しきらせたんだ、今日一日は楽しんでくれたまえ」
コナミ「あー……うん、それは嬉しいんだけどさ……」
レイ「(さっきからずっと遠慮されてる……居心地も悪そうだし、嫌だったのかしら……)」
レイ「……何かあるなら言ったらどうかね?」
コナミ「……あー……いや、伊集院にここまでしてもらえてすっげー嬉しいんだけどさ……今日遊園地に遊びに来たかった人がいるかもしれねーと思うと、なんかちょっと引っ掛かっちまってな……」
レイ「(あっ……コナミくんはそういうことを気にして……)」
レイ「あぁそのことかね。それならば気にしなくて良い、予め休日にすることは告知していたから大丈夫だ」
コナミ「あ、そうなのか! なーんだ気にすること無かったのか! あーよかった、頭ん中で遊園地の前で泣き出す子供とかいるかもとかずっと考えてて罪悪感ありまくりだったぜ!」
レイ「それは確かに気分が悪くなるな。さ、これで心置き無く楽しんでくれたまえ」
コナミ「うっしゃあ!!! 今日は一年分くらい堪能してやるぜぇぇぇ!! 行こうぜ伊集院!!」ガシッ
レイ「あっ……ま、まぁ付き合ってやろう、光栄におも」
コナミ「なんか人がいないって興奮してくるぜぇぇぇ!!! ヒャッホーーーー!!!!」
レイ「あっちょまっ」
落ち
実際貸し切りとかされてま素直に楽しめなさそうだなぁとか考えてしまうので庶民最高
本当にコテハンなんだったかなぁ……
あ、これだ。
それじゃあ明後日に~
すまん寝てた
今から書いてくる
【バレンタインデー】
コナミ「ヒャッホー!! どうした好雄!!! 元気無いぞ!!」
好雄「お前が元気すぎるだけだっての。どうした、もうチョコでも貰ったのかよ?」
詩織「……」
レイ「……」
コナミ「んあ? チョコ? なんの話だ?」
好雄「おいおい、冗談は好雄くんだぜ? 今日はバレンタインデーだろうが!」
コナミ「ふむ。……バレンタインデーがどうしてチョコなんだ? なんか話が噛み合ってないぞ?」
好雄「ええっ!? おいおいお前マジでいってるのか!?」
コナミ「バレンタインデーって、恋人がイチャイチャする日だろ? 俺に恋人なんていないのはお前が一番分かってるだろ!」
好雄「あ? あ、あぁまぁ……なぁ?」
コナミ「変なこと言ってるなぁ」
レイ「変なのは明らかに君だと思うがね?」
コナミ「お? なんだよ伊集院? なんか変か俺?」
レイ「まずあれを見たまえ」
コナミ「外? な、なんだあれ? なんで女子たちがトラックで玉入れみたいなことやってんだ!?」
レイ「あれは僕のことを想う女の子たちがその気持ちを伝えるためにチョコを……まぁ投げ入れているんだ。バレンタインデーとはそういう日だよ」
コナミ「ほあー。ならどっちみち俺には縁がないな! 俺トラックなんて持ってねーもん!」
好雄「あれが一般的とか思うんじゃないぞコナミ。あれは嫌味なボンボンにしか出来ないことだから」
コナミ「ふーん?」
詩織「ダメよ二人とも。コナミくんはこういうイベントには疎いんだから。一応私、毎年チョコあげてるのよ?」
コナミ「なにっ! あれはバレンタインデーだからだったのか! 食べきれないほど買ったからくれてるもんかと!」
詩織「そんなわけないじゃない……はい、チョコ」
コナミ「ぐおお! うれしいぞ、ありがとうな詩織! あとで俺も買ってくるわ!」
詩織「え?」
コナミ「好雄、伊集院、お前らは無いのか!?」
好雄「なんで俺が男にチョコなんてやらなきゃいけないんだよ気持ち悪い!」
コナミ「な、なんだと……」
詩織「あぁ……あのねコナミくん、バレンタインデーは女の子から男の子にって決まりがあるの。男の子はそのお返しにホワイトデーに何かをあげるのよ」
コナミ「そ、そうなのか……ホワイトデーにはそんな意味が……。あれ、ということは詩織……お、俺は……」
詩織「大丈夫よ。意味もわかってないなんて知ってたし」
コナミ「ぐ、ぐあぁあぁあ!! 俺はし、詩織の気持ちに何一つ報えていなかったってことか!? 9年も!?」
詩織「えぇっ!?」
コナミ「す、すまねぇ詩織……お、俺はお前のこと友人として大切にしていたぞ! これは間違いない!」
詩織「………………あぁ、そういうことね。ふん、コナミくんの馬鹿」
コナミ「悪かったってぇぇ!! 許してくれよぉー!!」
レイ「……やれやれ」
【バレンタインデー・放課後】
好雄「…………良かったなーコナミ、いっぱいチョコ貰えて」
コナミ「そんな恨みがましい目で見られても困るぞ! ……こ、これはつまりあれだろ? ホワイトデー、俺は大変な目にあうんだろ? くぅ、今から考えるだけで涙が出そうだ!」
好雄「けっ! モテる男は言うことが違うな!」
コナミ「モテ……? 皆に好かれているのは俺より伊集院だぞ!」
レイ「……僕は、どちらかというと名前の力もあるからな」
コナミ「俺は知ってるぞ! 伊集院は男にはちょっと警戒心強いけど、女には優しいんだからな!」
レイ「……ッ!?(な、え? ……え?)」
好雄「俺なんてチョコ一個もないぜ! 悲しい平日だぁ!」
コナミ「うーむ……それにしても、33個か。こんなに多くてもあれだし、分けようか好雄?」
好詩レ「それはダメ(だろ!)(よ!)(に決まっているだろう!」
コナミ「うおっ!?」
好雄「俺は気持ちが欲しいんであってチョコが欲しいわけじゃない!」
詩織「そのチョコはコナミくんの為に用意されたものよ! 人にあげたら可哀想よ!」
レイ「まったく、君は本当にデリカシーに欠けるな!」
コナミ「ぅぅ……そんな三人で怒らなくても……」
コナミ「……んあ? あれ? こんなのあったっけ?」
好雄「ん? どうした?」
コナミ「いや、貰った覚えの無いチョコがあってな……」
レイ「(気づいてくれた……)」
コナミ「うーむ。名前も書いてない……どうすれば良いんだこのチョコ!? お返しが出来ないぞぉぉぉ!?」
詩織「私も気づかなかったなぁ」
コナミ「……仕方ない。おーーい!! 皆ー!!!」
レイ「(!?)」
コナミ「この包装紙見たことないかー!? もしかしたら誰か間違えたのかも知れん!!」
えー? 知らねー。
見覚えないなー。
自慢かよ帰れー。
コナミ「うーむ……ちょっとあっちこっち回って聞いてみる!」
レイ「ま、待ちたまえ!」
コナミ「えっ?」
レイ「それは……さっき女の子が置いていくのを見た」
コナミ「マジか! どんなやつ?」
レイ「……ち、小さくて金髪で……その……短髪の子だ……!」
コナミ「どのクラス!?」
レイ「……さぁな!」
コナミ「それもそうか! 探してくる!」
レイ「あっ……」
好雄「……金髪で短髪の女子ぃ? いたかそんな子? そんな目立つ子なら俺が見逃す筈無いしなぁ」
レイ「………………ぐ……(ど、どうしよう……ついメイの特徴を……!)
」
レイ「(そうだ!)外井!」
外井「は……」
レイ「………………。頼んだ」
外井「畏まりました……」
短いけどこれだけで。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません