穂乃果「クリムゾンゲーム?」 (16)
一人称視点で書いていきます。
主人公をμ’sの中から一人選んで下さい。
↓1
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いつもと変わらない平日。
私はいつものように起床し、学校に登校するはずだった。
しかし・・・
にこ「ここはどこなのよ!」
周りは、ゴツゴツした岩に赤茶色の地面。
そこは自分の住む世界とは明らかに違う場所だった。
ふと、自分の足元を見ると何やら箱が置いてあった。
にこ「・・・何よこれ」
箱の中には電池とカロリーメイト、地図、一枚の小さなメモが入っていた。
メモには『北に1200m、西に500mにスタートポイント』とだけ書いてあった。
にこ「この紙に従えってことね。やってやろうじゃないの」
私は箱を持ったままスタートポイントに向かって歩き出した。
火星の迷宮なんかやったら死んじゃうじゃないですか!
紙に従って歩いていると突然物音が聞こえてきた。
姿は分からないけれど、人間みたい。
にこ「だ、誰ですかー?」
恐る恐る声をかけたが反応は無い。
にこ「すーいーまーせーん!だーれーでーすーかー!」
さらに大きな声を出すと人影が突然走ってきた。
凛「あー!にこちゃんにゃー!」
にこ「り、凛!何でここに・・・」
凛「凛、目が覚めたらいつのまにかここに居て、足元に変な箱が置いてあって・・・」
凛も同じ状況みたいね。
箱の中身もメモが無いこと以外は一緒。
凛「独りぼっちで、どこに行けばいいかもわからなくてずっと不安で・・・にこちゃんに会えて良かった!」
にこ「ちょっと、急に抱きつかないでよ!って言うかあなたメモ持ってないの?」
凛「メモ?凛、よく分からなかったから捨てちゃった。」
にこ「それで良くここまで来れたわね・・・。よく分からないけど目標地点があるらしいからそこまで行くわよ」
>>4
安価次第です・・・
しばらく歩き続けていると突然道が開けてきた。
やっぱり道は正しくなったみたい。
凛「あ!あっちに誰か居るみたいだよ!」
凜が指差す先を見てみると確かに人影があった。
にこ「同じ状況の人かもしれないわ。行ってみましょう」
私たちは人影の方向へ行くことにした。
にこ「え?アンタ達までここに?」
そこに居たのは見慣れた仲間達だった。
花陽「にこちゃんに凛ちゃん!」
海末「やはり、最後の二人は凛とにこでしたか」
にこ「どういうこと?」
海未「皆の箱を見てみたら全員乾電池があったんです。どうやらそれをこの機械に使うようなんですが・・・・」
海未の持つ機械には電池が9個入るようになっていた。
穂乃果「早く電池を入れてみて!」
にこ「わかったわ」
ジジッジジジ・・・・
電池を入れると機械から音が発せられだした。
『まずは、クリムゾンゲームのルール説明をします』
にこ「!」
ゲーム・・・
やっぱり私達は誰かに遊ばれている?
機械のルール説明は要約するとこうだった。
1、プレイヤー同士が協力するかどうかは自由。
2、各チェックポイントで得た物を共有するかも自由とする。
3、このメッセージは再生が終了すると同時に削除される。
希「ゲームの基本情報ってところやね」
真姫「協力するかは自由って、敵対するはずがないでしょ」
絵里「対策を練る必要があるわね・・・・もう少し良く説明を聞きましょう」
『次に禁止事項について説明します』
要約するとこういうことみたい。
1、地図に表示された場所以外の場所への侵入を禁ずる
2、違反した場合は相応の処分を科する
にこ「案外少ないのね」
真姫「でも、処分っていうのが気になるわね・・・」
ことり「じゃ、じゃあそれ以外は何をしてもいいのかな?例えば、助けを呼んだりとか」
海未「たぶん、ここに書かれていないのでそれが出来ないような場所に居るということでしょう」
ことり「そっかぁ。どうしよう・・・・」
『以上がルール説明になります。これから皆さんには地図に表示された三つの地点に向かってもらいます。』
地図?
自分の手に持った地図を見てみると、赤、青、黄の三つの色が灯っていた。
皆の地図も同じになっているみたい。
『赤の地点にはここでの生活に必要なアイテム。青の地点には戦いに必要な武器。黄色の地点には食料が、それぞれ設置されています』
三つの灯りは、それぞれここからかなりの距離がある。
絵里「どこも、ここからかなり離れているのね・・・」
ことり「少し分担した方がいいかもしれないね」
穂乃果「じゃあ、分担を決めなきゃだね。どうする?」
海未「三つの地点ですし、やはり3人ずつにするのがいいと思います」
希「そうやね。じゃあ、メンバーは部長のにこっちに決めてもらおうかな~」
にこ「え?私が決めるの?」
どうやらメンバーの決定権は私になったらしい
全く、こういうときに限って部長って言われるんだから。
でも、早く動かないといけないのは事実よね。
どうしようか・・・
↓1、2
にこと同行するメンバーを一人ずつ
↓3
コース
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