菜々「キャット&チョコレート」若葉「いちご味」 (26)

いちご味らじおの番外編です
短いです


※某聖帝様とは何の関係もありません
※TRPG風カードゲーム(一部ルールの書き換え有)の身内セッションを元にしています


前回【巴「レッドベリィズのいちご味らじお」ありす「38回目です」】
巴「レッドベリィズのいちご味らじお」ありす「38回目です」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458824730/l20)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458911840

~事務所~


モバP「…という訳でCGプロ編を作ってみた」


菜々「お仕事やアイドルの送迎に企画のプレゼンまでやってていつ作ったんですかねぇ…」


若葉「兄さんが人間離れし過ぎてませんかねぇ…」


杏「今更だけどね…ふわぁ」


モバP「一応これは次のプレゼンに出してみようと思ってるんだが試しにやってみないか?」


モバP「といっても所詮試作品だからイベントやアイテムはあまりないけどな」


菜々「ああ、ナナ達が呼ばれたのはテストプレイの為ですか…」


杏「確か最低でも3人必要なゲームだったよね…なら」


みく「ちょーっと待つにゃ!」


若葉「みくちゃんどうしたの?」


みく「キャット&チョコレート…つまり猫絡みならみくもやるにゃ!」


モバP「厳密に言うと猫要素は殆どないんだが…まあプレイヤーは多い方がいいか」


杏「で、何でこれキュートばかりなの?」


モバP「後日クールとパッションの意見も聞いてみるつもりだぞ…イベント増やしたら」

~キャット&チョコレートのルール説明~


・プレイヤーはまずチーム分けとしてカードを配る、これはゲーム終了まで見てはいけない
(公正な判定をする為の措置)
・順番を決めたらGMがイベントカードを1枚めくり、内容と使うアイテムの数を宣言
・ターンプレイヤーに3枚のアイテムカードが配られる
・プレイヤーは必ずアイテムカードを指定された数使ってRP(1~3)
・終わったら他のプレイヤーが有りか無しかを判定、有りが多かったらそのイベントカードがポイントとして手元に来る
無しが多かったらGMの手元に放置
・使ったアイテムはGMの手元に行き使った分だけ新しいアイテムを貰う
・これをENDと書かれたカードが出るまで続けて獲得したイベントカードが多いチームの勝ちとなる


※今回使うイベントとアイテムはモバマス風にしたオリジナルです
※リアルでやる場合は幽霊屋敷編が面白くてオススメです

モバP「因みに今回はRPしやすくする為に自分以外の誰がそのイベントをするのかも決めるぞ」


モバP「といってもイベントカードの後にアイドルの写真をランダムに手に取るだけだがな」


杏「組み合わせ次第で楽になりそうだね…苦しくもなりそうだけど」


モバP「それじゃ順番は若葉→杏→菜々→みくでやるぞ」


若葉「私が最初ですかぁ…まあ杏ちゃんの後になるよりはマシですねぇ」


みく「ってみくが最後かにゃ…プレッシャーが半端ないにゃ」


杏「ま、気楽にやろうー」


菜々「杏ちゃんはブレませんねぇ」


モバP「まず若葉のアイテムはこれだな」
※アイテムは他のプレイヤーに見えない様にしましょう


【編み棒】【虫眼鏡】【リボン】


若葉「誰が使ってた物か一発で分かりますねぇ…」

モバP「イベントは…【加蓮が熱を出して倒れた】使用アイテムは1だ」


若葉「これ何をどう使えばいいんですかぁ!」


モバP「そして挑戦するアイドルは…【堀裕子】」


杏「よりによってユッコかぁ…」


みく「いきなり難易度高いにゃあ…」


若葉「むむむ…よし、行きます!」


――――――――――――――――――――


※RPは『』で表記します


奈緒『大変だ!加蓮がレッスン中に熱出して倒れた!』


裕子『ええっ!早く救急車を』


奈緒『呼んだけど渋滞でまだ…』


裕子『こうなったら私が加蓮さんを背負ってこの【リボン】でサイキック固定!このまま加蓮さんを病院に届けて来ます!』


奈緒『ちょっ!』


――――――――――――――――――――


若葉「…でどうですかぁ?」


杏「ユッコならやりかねないと思えてしまう不思議…」


菜々「サイキック(火事場の何たら)ですね、分かります」

モバP「それじゃ判定は」


菜々「有りですね」


杏「有りだね」


みく「文句ナシで有りにゃ」


モバP「ではまず若葉が1点先取と…そして次のアイテムはこれだ」


【ぼののポエム】


若葉「また癖が強そうなアイテムが…」

モバP「それじゃ次は杏だな…まずアイテムはこれだ」


【イチゴパスタ】【鞭(美波)】【鞭(時子)】


杏「ちょっと!何か被ってるよ!」


モバP「イベントは【ぴにゃこら太が食べられちゃう】使用アイテムは1だ」


モバP「そして挑戦するアイドルは…【遊佐こずえ】」


菜々「よりによってこずえちゃんですか…」


若葉「私より難易度高いですねぇ…」


杏「…よし、これでいこう」


――――――――――――――――――――


みちる『いただきまーす』


穂乃香『ぴ、ぴにゃこら太ー!』


みちる『うーん…このほのかに甘酸っぱいパスタとイチゴソースが何とも…あれ?』


こずえ『こずえがぁ…ぴにゃこらたと【イチゴパスタ】を…すりかえておいたよぉ~』


穂乃香『良かったぁ』


――――――――――――――――――――


杏「うん、杏にはこれが精一杯だよ…」


みく「こずえチャンならやりかねないにゃあ…」

簡単にいえばシチュエーション攻略大喜利バトルだよな

モバP「じゃ、判定どうぞ」


菜々「まあ有りですかね」


若葉「有りでいいと思いますよぉ」


みく「有りにゃ」


杏「ふぅ…よかった」


モバP「杏も一点獲得だな…次のアイテムはこれだ」


【パラシュート】


杏「これは使い所が難しそうだなぁ…」

モバP「次は菜々だな…まずアイテムはこれだ」


【生ハムメロン】【チョコレート】【フライドチキン】


菜々「(いきなりNGの好きな食べ物が揃っちゃってますよ…)」


モバP「イベントは【熊本弁が分からない】使用アイテムは2だ」


菜々「まずRPが出来る自信がないんですけれど…」


杏「じゃあ蘭子ちゃんの部分は杏がやろうか?」


菜々「あ、お願いします」


モバP「挑戦するアイドルは…【ライラ】だな」


若葉「よりによってライラちゃんが…」


みく「えげつないにゃ…」


菜々「ここは…無難に行くしかありませんね、ゴニョゴニョ」


杏「ん、了解」


――――――――――――――――――――


蘭子『我はコカトリスの血肉を得た!さあ、宴の始まりぞ!』


ライラ『コカトリス…って何でございますですか?』


ライラ『あ、みりあさんちょっと宜しいでございますかー?』


みりあ『えっとね、【フライドチキン】買って来たから皆で食べようって!』


ライラ『おおー』


みりあ『私も沢山【チョコレート】貰ったんだけど1人じゃ食べきれないから皆で食べよ!』


ライラ『ありがたく頂きますですよー』


――――――――――――――――――――


菜々「本当に無難にしか出来ませんでしたよ…」


杏「まあ熊本弁の時点でアレだし多少はね…」

モバP「それじゃ判定」


若葉「有りですね」


杏「杏も手伝ったけど有りでいいと思うよ」


みく「有りだにゃ」


モバP「それじゃ次のアイテムはこれだな」


【ドーナツ】【シイタケ】


菜々「(何で食べ物ばっかりなんですかねぇ…)」

モバP「それじゃ次はみくだな…まずアイテムはこれだ」


【アッキー】【サバオリくん】【メガネ】


みく「(おさかなが…って何でみくの所にワンちゃんが!?)」


モバP「イベントは【マーチングバンドに入りたい】使用アイテムは1だ」


菜々「アイドル次第で何とかなりそうではありますが…」


モバP「そして挑戦するアイドルは【川島瑞樹】」


杏「うわキツってレベルじゃないよ!」


若葉「これはネタ解答に走るしかないですねぇ」


みく「ぐぬぬ…なら」


――――――――――――――――――――


―設定:マーチングバンドの新メンバー募集


千枝『それじゃ次の方』


瑞樹『川島瑞樹、使用楽器は【メガネ】!』


千枝『えっと…無理です』


瑞樹『やっぱり駄目かしら?』


――――――――――――――――――――


春菜「ほう…メガネをその様な使い方するとはいい度胸ですね前川さん」


みく「ちょっ!これRP!RPだから!」


菜々「春菜ちゃんいつの間に…」

モバP「何一つ解決してないんだが…判定は」


若葉「無しですね」


杏「これは無しだよ」


菜々「無しですねぇ」


みく(E:メガネ)「デスヨネー…」


モバP「そんなみくの次のアイテムはこれだな」


【サッカーボール】


みく「意外と使えそうなアイテムにゃ…」

モバP「これで一巡してまた若葉だな…イベントは【キャンプフャイヤーをやりたい】使用アイテムは2だ」


若葉「2つですかぁ…」


菜々「使用アイテムの数=難易度ですからねこのゲーム…」


モバP「挑戦するアイドルは【龍崎薫】」


杏「またえげつない組み合わせだね…」


若葉「なら今回は…」


――――――――――――――――――――


薫『キャンプファイヤーやりたー!』


美玲『待て待て、火を付ける道具なんて持ってきてないぞ?』


薫『大丈夫だよ!この【ぼののポエム】に【虫眼鏡】で光を当て続ければ…』


美玲『お、ホントに火が着いたな…って乃々のノートが!?』


――――――――――――――――――――


若葉「乃々ちゃんごめんなさい…」


杏「美玲も大変だね…」

モバP「それじゃ判定は」


菜々「笑っちゃったので有りで」


杏「美玲ちゃんに同情しつつ有り」


みく「子供だけでキャンプファイヤーって危ないにゃ!よって無し」


モバP「みくが意外と真面目な事言ってるが多数決により有りだな」


みく「意外とってどういう意味にゃ!」


モバP「追加されるアイテムはこれだ」


【ペロ】【カブト虫】


若葉「(ここで猫が来ましたねぇ)」

モバP「サクサク行くぞ、杏のイベントは【ウサミン星フェスティバル】使用アイテムは3だ」


菜々「ファッ!」


若葉「ちょっと次元を間違えてませんかぁ?」


杏「というかこの3つを使い切れる自信がないんだけど…」


モバP「そして挑戦するアイドルは…【浅利七海】」


杏「これまたキツいなぁ…まあやってみようー」


――――――――――――――――――――


七海『ウサミン星のお掃除れすよぉ~』


菜々『ちょっとーっ!何勝手に』


七海『菜々さんは邪魔だからこの【鞭(美波)】で縛っておくれすよ』


菜々『どこから出したんですかこれ!っていつの間にナナを縛ったんですか!』


七海『ハタキがないから【鞭(時子)】で代用するのれす』パタパタ


菜々『ちょっ!壁が傷ついちゃいますから!敷金が!』


七海『お掃除が終わったから窓から【パラシュート】を使って帰るれすよ~』


菜々『ちょっとーっ!せめてこれ解いて下さーい!』


――――――――――――――――――――


杏「…以上」


菜々「アイテムに恵まれてなかったのはひしひしと伝わりました…」

モバP「それじゃ判定は」


菜々「別次元のナナに同情しつつ無しですね」


若葉「面白かったけど無理矢理過ぎてましたねぇ…無しで」


みく「パラシュートがちょっとアレだし…無しにゃ」


杏「やっぱりかー…」


モバP「今回はノーポイントだな…次のアイテムはこれだ」


【手錠】【フランスパン】【ネコミミ】


杏「うわ…キッツイなぁ」

モバP「次は菜々でイベントは【志希の失踪】使用アイテムは2だ」


菜々「これも厳しそうですね…」


若葉「でもアイドル次第でまだ分かりませんけど」


モバP「で、挑戦するアイドルは【森久保乃々】」


杏「何という無理ゲー…」


菜々「なら…これで行きます」


――――――――――――――――――――


志希『よ~し、逃げ…おや?この匂いは何かにゃ?』


乃々『桃華さんから貰ったこの【生ハムメロン】…高級過ぎですしもりくぼには恐れ多くて食べれないんですけど…』


志希『乃々ちゃん美味しそうな物持ってるにゃ~、あたしにも頂戴♪』


乃々『あ、どうぞ…何なら法子さんに貰った【ドーナツ】も食べますか?』


志希『貰う貰う♪』


――――――――――――――――――――


菜々「そして食べてる間に2人はPに捕獲されました、まる」


みく「容易に想像出来ちゃう光景にゃ…」


杏「ていうか菜々さんさっきから食べ物系しか使ってないね」

モバP「では判定どうぞ」


若葉「これは有りにせざるを得ませんね」


杏「有りだね」


みく「有りにゃ」


モバP「今の所菜々と若葉は順調にポイントを得てるな…次のアイテムはこれだ」


【ぴにゃこら太】【缶ビール】


菜々「(やっと来た食べ物以外のアイテムがぴにゃこら太って…)」

モバP「次はみくでイベントは【ペロが帰ってこない】使用アイテムは2だ」


若葉「(ペロちゃん私の手札に居ますよぉ…)」


モバP「挑戦するアイドルは…【姫川友紀】」


杏「ユッキならアイテム次第で何とかなりそうだね」


みく「この手札でどうすれば…まあやってみるにゃ」


――――――――――――――――――――


雪美『ペロ………どこ?』


友紀『あそこで【サバオリくん】で遊んでる猫じゃない?』


雪美『良かった………【アッキー】も……一緒?』


友紀『普通犬と猫って喧嘩すると思ったけど…仲良いねこの子達』


――――――――――――――――――――


七海「みくさんサバオリくんに何しようと企んでたんれすかぁ~?」


みく「だからこれただのRPにゃーっ!ってそのチョコの匂いがプンプンする物体は何にゃアッー!」


杏「なーむー」

モバP「ごく自然な解決ではあったが…判定はどうだ?」


若葉「アッキーちゃんが無理矢理過ぎますから無しですねぇ」


杏「若葉さんに同意しつつ無しだね」


菜々「友紀さんが解決した訳じゃないですから無しですね」


みく「マズッ…って判定厳し過ぎないかにゃあ!」


モバP「そんなみくの追加アイテムがこちら」


【包丁】【四つ葉のクローバー】


みく「何このピンポイントにしか使い道なさそうな…」

モバP「さて次は…おっと、ここでエンドカードだ」


杏「丁度2周した所だしある意味ベストなタイミングだね」


モバP「ではここでグループカードをオープンしてくれ」


緑ぴにゃチーム:菜々(2)、杏(1)


黒ぴにゃチーム:若葉(2)、みく(0)


モバP「3‐2で緑ぴにゃチームの勝ちだな」


菜々「何でチームはぴにゃこら太と黒ぴにゃこら太なんですかねぇ…」


杏「この事務所のマスコットだし仕方ないよ…」


若葉「穂乃香ちゃんが聞いたら真っ先に飛び付きそうですねぇ…」


みく「ぐぬぬ…みくだけ0って納得いかんにゃ!」


モバP「判定はあくまでもプレイヤー同士でやるからな…基準なんて無に等しいし仕方ない」


杏「その場のノリと即興のネタを織り混ぜた解答が求められているんだ!」


菜々「ぶっちゃけこのゲームは解決してなくても面白ければ有りになりますからね」


若葉「私は今回挑戦するアイドルに救われましたねぇ」


杏「あれは正直助かったよ…自分ならどうするかよりもRPがやりやすかった」


菜々「普通のキャッチョコにはありませんけどね…(※ここ重要)」


モバP「よし、データも得たしもう少しイベントを増やす作業に」


みく「ってそろそろ小学生組の送迎する時間じゃないかにゃ?」


モバP「…そうだった」


―この後モバPは徹夜で作業した


みくにゃんに厳しすぎる………

終わりです
人狼ゲームのメンバー待ってる間に暇潰しにやったら想像以上に面白かったのでつい改悪してしまった…反省はしている
後モバPがクールとパッションもやるみたいに言ったけど予定はありませぬ(オイ


見てくれた人(居たら)ありがとうございます
…イベントのネタを提供してくれてもいいのよ?(チラッチラッ


>>8
まさしくその通りでございます


>>23
実際そうなっちゃったんだから仕方ない…
因みにリアルセッションの自分の解答=みくにゃんだちくせう(泣

あくまでシチュエーションにアイテムを使って攻略だからねー
自分で使ったってやらないといかんはず

アッキーを借りてきて匂い探知させて、サッカーボールで誘き寄せよう!とかがよかったかもだな

乙ー
発想力が試されるゲームよね。普通の人には敷居が高い

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