草野「次の相手は千川か……」

薬師寺「明和が上がってくると思ってたが」

米倉「まぁ大した事ないだろ 弱小高校が勢いで上がってきただけに過ぎん」

佐藤・眉村「……」

阿久津「まぁ俺様のナックルがあれば相手がどこだろうと敵じゃねーよ」

泉「調子いいなぁ～」

早乙女「明日は決勝よ 早くお風呂に入って身体を休ませておきなさい」

薬師寺「言われなくても行くとこだ」

佐藤と眉村以外はお風呂に向かう。

眉村「強敵だな……」

佐藤「やっぱり気づいたかい」

眉村「あぁ……国見はまだ余力を残しているにもかかわらず、天性の制球力で完全に試合を支配している」

佐藤「国見だけじゃないよ キャッチャーの野田、センターの木根、セカンドの柳、ショートの佐川はかなりの実力者……おそらく海堂でも充分レギュラー張れるだろう」

眉村「だが勝つのは俺達だ」

佐藤「そうだね 僕達の目標は甲子園制覇のさらに上……ここで負けてたらプロには通用しない」

佐藤「」