少し前に放送していた結城友奈は勇者であるのSSです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458515368
(+皿+)「ここにサインお願いします」
友奈「ぽんっと」
(+皿+)「ありがとうございます。こちら精密機器となっております」
(+皿+)「落とさないようお気をつけ下さい」
友奈「はーいっありがとうございました!」
ーーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
友奈「精密機器……?」
友奈「なんだろ」
友奈「送った人は……大赦?」
友奈「端末関係なのかな」
ビリッ……ガサガサ……
友奈「あった」
友奈「ん……知る知るくん?」
【 (+皿+)「1.端末の背面に取り付けてください」】
【 (+皿+)「2.つけた状態で端末のカメラで本音を知りたい対象を見ます」】
【 (+皿+)「3.するとあら不思議! 相手の本音が見えちゃう!」】
【 (+皿+)「相手に迷惑かけていないか不安なあなた」】
【 (+皿+)「相手の好きな相手が気になるあなた」】
【 (+皿+)「どうぞ。チラッと見てみてください」】
【 (+皿+)「相手に悪い。そう思うなればこそ」】
【 (+皿+)「本音を知る必要がありますよ」】
友奈「…………」
友奈「……相手を思うなら、知る必要がある」
友奈「迷惑……迷惑、かぁ」
ガサガサ……カチッ……カチャカチャ……ピロリン!
友奈「ち、ちょっとだけ!」
一番最初に見る相手(風、夏凜、東郷、樹、園子から一人)
安価下1
該当レスで下記に従って判定
【 (+皿+)「00~99で測定します」】
【 (+皿+)「00~10 無関心」】
【 (+皿+)「11~20 大嫌い・煩わしい」】
【 (+皿+)「21~ 40 嫌い・面倒くさい」】
【 (+皿+)「41~65 普通・友人」】
【 (+皿+)「66~80 好き・親友」】
【 (+皿+)「81~99 大好き」】
#部室!
風「あら友奈じゃない。おはよー」
友奈「おはよーございまーす」
友奈「樹ちゃんは一緒じゃないんですか?」
風「樹なら職員室よ。例の事務所の件を話さないと行けないからって」
風「なぁに? 樹に用事?」
友奈「あ、いえっ……そう言うわけじゃないんですけど……」
風「?」
友奈(……風先輩、ごめんなさいっ)ピロリン
【47 普通・友人】
友奈「よかったぁ!」
風「んー? 何が何が~?」
友奈「あ、そのっ!」
友奈「えっと、天気! 天気が……悪くならないみたいで」
風「なに友奈、朝の天気予報見てないの?」
友奈「あははっ、朝に弱くて」
友奈(風先輩はいつもと変わらない笑顔で)
友奈(嘘じゃない。無理してない)
友奈(迷惑だって思われてない)
友奈(それは凄く……嬉しかった)
風「で、友奈」
友奈「は、はい?」
風「さっきピロリンって聞こえてたわよ~?」
友奈「あっ」
風「盗撮したな~!」
風「罰として擽りだ~っ!」
友奈「ゃっ、ごめっ……あははっあははははははっ!」
【犬吠埼風 47 普通・友人】
次に見る相手(夏凜、東郷、樹、園子から一人)
安価下1
該当レスで下記に従って判定
【 (+皿+)「00~99で測定します」】
【 (+皿+)「00~10 無関心」】
【 (+皿+)「11~20 大嫌い・煩わしい」】
【 (+皿+)「21~ 40 嫌い・面倒くさい」】
【 (+皿+)「41~65 普通・友人」】
【 (+皿+)「66~80 好き・親友」】
【 (+皿+)「81~99 大好き」】
#廊下!
友奈「……逃げて来ちゃった」
友奈「うぅ……まだ感覚が」
友奈(でも、良かった)
友奈(……えへへ)
夏凜「あんたなにしてんの?」
友奈「あっ、夏凜ちゃん」
夏凜「部室行かないの?」
友奈「ちょっと、お手洗いに」
夏凜「そっ、まぁ良いけど」
友奈(そう言って目を背けた夏凜ちゃんをこっそり撮ると)ピロリン
【14 大嫌い・煩わしい】
友奈(怖がってたものが出て来た)
夏凜「なにしてんのよ」
友奈「っ」
夏凜「友奈。今、写真撮らなかった?」
友奈「ご、ごめん……ね」
夏凜「別に謝れなんて」
友奈「ごめん! お手洗い!」ダッ
夏凜「ちょっ……友奈?」
友奈(っ……)
友奈(大嫌い)
友奈(夏凜ちゃん……)
友奈(夏凜ちゃん、私……そうだよね)
友奈(思えば……私、強引だったもんね)グスッ
【三好夏凜 14 大嫌い・煩わしい】
次に見る相手(東郷、樹、園子から一人)
安価下1
該当レスで下記に従って判定
【 (+皿+)「00~99で測定します」】
【 (+皿+)「00~10 無関心」】
【 (+皿+)「11~20 大嫌い・煩わしい」】
【 (+皿+)「21~ 40 嫌い・面倒くさい」】
【 (+皿+)「41~65 普通・友人」】
【 (+皿+)「66~80 好き・親友」】
【 (+皿+)「81~99 大好き」】
東郷「友奈ちゃん?」
友奈「!」
東郷「どうか……したの?」
友奈「ううん……大丈夫。怖い夢、見ちゃーー」
ピロリン
東郷「?」
友奈「えっ?」
友奈(手に持っていただけの端末)
友奈(それは勝手に起動したのか)
友奈(私が間違って使っちゃったのか)
友奈(東郷さんを撮影しちゃっていて)
【41 普通・友人】
友奈「っ!」
友奈(友人。でも半分以下)
友奈(東郷さんの結果は夏凜ちゃんほどじゃなくても、悲しくて)
東郷「友奈ちゃん……本当に大丈夫?」
友奈(東郷さんの心配が)
友奈(ただの友人でしかない。そう思うと)
友奈「大丈夫。端末関係の怖い夢だったんだ~」
友奈(これ以上低くならないように)
友奈(その為に、迷惑も心配もかけないように)
友奈「ごめんね東郷さん。お手洗いに行くね」
友奈(そこから……逃げた)
【東郷美森 普通・友人】
次に見る相手(樹、園子から一人)
安価下1
該当レスで下記に従って判定
【 (+皿+)「00~99で測定します」】
【 (+皿+)「00~10 無関心」】
【 (+皿+)「11~20 大嫌い・煩わしい」】
【 (+皿+)「21~ 40 嫌い・面倒くさい」】
【 (+皿+)「41~65 普通・友人」】
【 (+皿+)「66~80 好き・親友」】
【 (+皿+)「81~99 大好き」】
ちょっと中断します
また後程
#手洗い場
ドンッ
友奈「っ」
「わわわっ!」
友奈(手洗い場に駆け込んだ私は)
友奈(誰かにぶつかって)
ピロリン
友奈「あっ」
友奈(見たくない。でも見た方がいい)
友奈(反対の考えをする私は端末を見てしまった)
園子「いたた……ごめんねゆーゆー。ボーッとしちゃってて」
【51 普通/友人】
友奈「う、ううん! 私こそ、前みてなかったからっ」
友奈(思わず笑顔になって)
友奈(抱きつきそうになる体は)
友奈(数字が低くなるかもしれないという恐怖に、止まった)
園子「ゆーゆー大丈夫~?」
友奈「うんっ全然平気」
友奈(一言返すのさえ、怖い)
友奈(煩いと思われないか。うざいって思われないか)
友奈(心配させないか。不安にさせないか)
友奈(怖くて……たまらない)
園子「………………」ジーッ
友奈「そ、その……っ」
友奈「ど、どうしたの?」
園子「うーん……気のせいかな。気のせいかも~」
友奈(一瞬怖い顔していた園ちゃんは)
友奈(いつもと変わらないのほほんとした声で言うと)
友奈(ぶつかった謝罪と一緒に先に部室行くね。と、言って。手洗い場から出ていった)
【乃木園子 51 普通・友人】
次に見る相手(樹)
安価下1で下記に従って判定
【 (+皿+)「00~99で測定します」】
【 (+皿+)「00~10 無関心」】
【 (+皿+)「11~20 大嫌い・煩わしい」】
【 (+皿+)「21~ 40 嫌い・面倒くさい」】
【 (+皿+)「41~65 普通・友人」】
【 (+皿+)「66~80 好き・親友」】
【 (+皿+)「81~99 大好き」】
#廊下
友奈(正直に言えば帰りたい)
友奈(でも……無断で居なくなったら迷惑かける)
友奈(そう思うと、どうしようもなく足は部室に向かう)
友奈(そして……)
樹「あっ、友奈さんっ」
友奈「樹ちゃーー」
友奈(不意に呼ばれて、緊張した体は)
ピロリン
友奈(見事に樹ちゃんを撮影していて)
【58 普通・友人】
友奈(樹ちゃんの数字を、出していた)
樹「どうかしました?」
友奈「う、ううん……」
樹「…………?」
友奈(勇者部の中で一番の樹ちゃん)
友奈(数字を下げたくないと思いながら)
友奈(私はもう、我慢できなくて)
友奈「……私が居ないとき」
友奈「夏凜ちゃん……何か言ったりしてなかった?」
樹「何か……ですか?」
友奈「その……わ、悪口……みたいな」
友奈(恐る恐る聞くと)
友奈(樹ちゃんはきょとんとして)
樹「そんなことあるわけないですよ」
友奈(満面の笑みで、そう言った)
友奈(けれど)
友奈「そう……なのかな……」
友奈(樹ちゃんは優しいから嘘をついてる)
友奈(そんな気がして……)
友奈「そうだと、いいな」
友奈「……ごめん。樹ちゃん」
樹「はい?」
友奈「今日、部活休むね」
友奈(私は言葉を信じきれなかった)
またあとで以後安価はなしの予定
#結城さんち
友奈「っ……」
ガサガサ……
友奈(実はドッキリアイテムでした)
友奈(そんな可能性を求めて説明書を見てみる)
友奈(でも、デタラメな判定ですなんて事も)
友奈(ドッキリです。なんて事もかいてなくて)
友奈(ただ……)
【 (+皿+)「本音が悪い結果だった場合」】
【 (+皿+)「部活なら退部しましょう」】
【 (+皿+)「あなたにも、相手にも。良いことは有りません」】
【 (+皿+)「夫、妻、恋人なら、別れましょう」】
【 (+皿+)「幸せにはなれません」】
【 (+皿+)「弟妹なら、躾ましょう」】
【 (+皿+)「あなたの方が上なのですから」】
【 (+皿+)「兄姉なら、下克上です」】
【 (+皿+)「妹や弟だからと言って遠慮は要りません。優秀なら、それで良いのです」】
友奈(結果への対処が、書かれてるだけだった)
友奈「……退部」
友奈「でも、私……」
(+皿+)「部活が好きですか?」
友奈「っ!?」
友奈(それは突然、現れた)
友奈(私の部屋なのに……)
友奈(それはそこにいるのが当たり前のように、存在していた)
(+皿+)「私は知る知るくんサポートセンター星屑支店長でございます」
(+皿+)「結城友奈様。貴女のご友人の判定結果は大変、残念でした」
(+皿+)「ですがご安心下さい」
(+皿+)「この私の指示に従えばきっと、よい結果に収まることでしょう」
友奈「そ、そんなこと言われても」
(+皿+)「信じられない? 」
友奈「う、うん……」
(+皿+)「では、こちらのVTRをご覧ください」
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【(■皿■)「初めはいきなり出てきてふざけるなと思いました」】
【(■皿■)「ですが、私の大切な友人といい関係になりたい」】
【(■皿■)「私は藁にもすがる思いで、従う異にしました」】
【(■皿■)「そして、今はその友人が妻です」】
ーー
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(+皿+)「どうでしょう? 騙されたと思って、聞いてみませんか?」
友奈「………………」
友奈「わた……」
園子「駄目だよゆーゆー!」
(+皿+)「!?」
友奈「園……ちゃん?」
園子「お手洗いに来たとき、嫌な気配がくっついてると思ったんだ」
園子「まさか、一番嫌なのがいるなんて思わなかったけど」
園子「ゆーゆー、それの言葉は全部嘘なんだよっ」
(+皿+)「いけませんねぇ。お客さま」
(+皿+)「営業妨害で訴えますよ?」
園子「……星屑運輸。私、知ってるんだよ~?」
園子「頼んでもいない商品を自転車で運び」
園子「商品を受け取った人に取りつく悪質業者!」
(+皿+)「……貴女、大赦の……まさか!」
???「そう」
???「園子様在るところに我らあり」
(+皿+)「!」
( 杰 )「大赦仮面見参!」
(+皿+)「やはりか!」
( 杰 )「結城友奈。彼女は我らの仲間にして」
友奈(えっ?)
( 杰 )「我らが園子様のご友人!」
( 杰 )「たぶらかした罪! 祓いたまえ!」
(+皿+)「くっ」
(+皿+)「勇者部! 次こそは必ず!」
ダッ……ガチャ……ガチャガチャ……
アレッジテンシャノカギ……クッ
マテーッ
友奈「…………?」
園子「大丈夫だよ。ゆーゆー」
友奈「園ちゃん……」
園子「みんなゆーゆーの事、大好きだよ~」ギュッ
ありがとう大赦仮面!
大赦仮面は365日年中無休でみんなを守ってくれるヒーローだ!
世界のどこかで聞こえるSOSの為
大赦仮面は今からでも出赦する!
完
友奈ちゃん誕生日おめでとう
( 杰 )がちょっと大赦仮面っぽかったから使いたかったんだ
反省はしてない
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