はい
メイド「そんなこと言ってェ、一緒に寝たいんでしょ♪またご本読んであげますよ」
少年「一人で寝られるよ!ホントだって!」
メイド「うふふ、かぁいいですね、坊ちゃまは」
少年「男にかわいいっていうな!」
メイド「だってかわいらしいんですもの、言いたくなっちゃいますわ♪」
少年「とにかく!もう金輪際僕の部屋には来ないこと!いいね!?」
メイド「はいはい」
少年「…」
少年「…」
少年「…」
少年「寝付けないな」
ガチャ
メイド「坊ちゃま、ただいま参りました」
少年「い…いいって!自分の部屋に戻りなよ!」
メイド「あらあらいいんですの?それじゃあ…」
少年「あ…ま…待って…その、ほ、本だけ!本読むだけでいいから!」
メイド「フフフ、そう言うと思ってました」
メイド「…時計が二つ目をチーンと打った…おしまい」
少年「不思議な話だったね」
メイド「さ、もう寝る時間ですわ。今日はベッドで一緒に眠らなくていいんでしたよね?」
少年「…うん」
メイド「ではおやすみなさい…」
ギイ…バタン
少年「…」
少年「…」
少年「…」
少年「やっぱり寝付けない」
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