男「おれにも可愛い幼馴染がいればなぁ」 (16)


幼馴染「わたしがいるじゃん!!」

男「いやおまえはないわ」

幼馴染「けっこう可愛いって言われるよ」

男「おまえ彼氏いるじゃん」

幼馴染「まあね/////」

男「1組みの佐藤だっけ??」

幼馴染「そうだよ」

幼馴染「このまえの日曜日もデートしてきたの/////」

男「興味ないから」

幼馴染「男が聞いてきたんじゃん!!」

男「ってかなんでおれの部屋にいるんだよ」

幼馴染「暇じゃん」

男「佐藤はなんか言ったりしないのか」

幼馴染「全然いいよって言ってるよー」

男「ならいいけどさ」




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男「そんなことより彼女がほしい


幼馴染「ほうほう」

幼馴染「だれが好きなの??」


男「女さん」


幼馴染「意外だわ。まぁたしかに可愛いもんね」

男「けどいつも1人でいるし仲良くなれる気がしないわ」


幼馴染「がんばってね」


男「いや協力してくれるもんじゃないのかよ」


幼馴染「やだよ。わたし彼氏いるし暇じゃないの」


男「助けてくれよー」

幼馴染「もう暗くなってきたし帰るね」


男「幼馴染さんおねがいです助けてください」


幼馴染「いやです。じゃあまたあしたー」



男(よし寝るか)


男「あ、メールきてるじゃん」


男「幼馴染からか」


男「んーと、話しかけるときは優しい口調でね☆って高校生に送るアドバイスじゃないだろ」


男(よしあしたがんばってみるか)


次の日 学校


男「ねえねえ」


女「あ、はい」


男「女さんって趣味とかある??」


女「え、なんでですか」


男「いや特に意味はないんだけど…」


男「なんとなく気になってさ」


女「読書とか映画見たりですかね」


男「あ、そうなんだ」


男友「おーい、男帰ろうぜー」


男「あぁうん。わかったー!」


男「じゃあ女さん今度おすすめとか教えてね!」


男「じゃあまたあした!!」


女「はい…」


女(なんなんだろあの人)


男「女さんおはよー」


女「おはようございます」


放課後


男「女さんいまから帰るの??」


女「いやいまから図書室に行きます」


男「おれも付いて行っていい??」


女「はぁいいですけど」


男「そーいえば!!」


女 ビクッ


男「おれ男って言います!!」


男「たぶん名前知らなかったよね」


女「おもしろいね男さん」


男(初めて笑ってくれた)


女「名前は知ってましたよ


男「あ、よかったー」


女「じゃあ図書室行きましょうか」


男(なんとか笑ってくれるようになったな)


男(ああ女さんやっぱりかわいいな」


女「あの男さん声に…/////」


男(やばい声に出てた)


男「いやごめんなさい!!」


女「図書室つきましたよ/////」


女(かわいいなんてひさしぶりに言われたなぁ/////)


男「女さんおすすめの本教えてー」


女(あー嬉しいな/////)


男「女さーん」


女「え!!あ、なんだっけ!!」


男「あ、敬語…」


女「ごめんなさい/////!!」


男「いや全然いいよ/////」


図書委員「リア充死ねよ」




男「じゃあ本ありがとね」


女「はい」


男「またあした」


女「さようなら」


次の日

幼馴染「おとこー!きょうひさびさに一緒に帰ろうよ!」


男「うるせーモブキャラ」


幼馴染「モブキャラじゃないし!!」


男「図書室行くからむり」


幼馴染「せっかく誘ったのに!!」


男「じゃあな」



図書室

男「やっぱり今日もいた!!」


女 ビクッ


男「女さんメアド教えて!!」


女「いいですけど」


男「ありがとう!!」


男「女さんって部活とかやってないの??」


女「やってますよ」


男「なんの部活??」


女「書道部です」


女「最近は休みですけど」


男「そうなんだ」


女「男さんは部活は??」


男「いやなんにも入ってないよ」


女「そうなんですか」


図書委員「図書室しめますよー」

図書委員(おれもかわいい女の子とおしゃべりしたい)


つぎの日

女と幼馴染「♪♪」


男「あれ??女さんと幼馴染だ」

男(すごい楽しそうに話してるじゃん)


男「あの2人って仲良かったっけ??」


男「やっぱり可愛いなぁ」


幼馴染「え??だれが可愛いって??」


男「うわこの距離でなんで聞こえるんだよ…」


男「しかもこっち来たし女さんなんか顔赤いし」


幼馴染「で、だれが可愛いって??」


男「いや…女さんがさ/////」


女「え、ありがとうございます/////」


幼馴染「2人でイチャイチャしてないで授業始まるよ!!」


男「イチャイチャなんてしてないわ!!」


女「/////」






放課後
図書室


女(今日は男さん来ないのか)


女(ってなんで意識してんだろ/////)


女(幼馴染ちゃんが男さんがわたしのことを好きとか言うからだ/////)


女(でも男さんのことあんまり知らないし。でも敬語やめたらもっと親しくなれるかな?)


図書委員(なんであの人顔赤くしながら本読んでるんだろ)


帰り道


男「幼馴染さ、女さんと仲良かったっけ??」


幼馴染「仲良くなったの!!」


男「女さんとなに話してたの??」


幼馴染「男の悪口」


男「おい」


幼馴染「うそだよ♪」


幼馴染「あ、そういえば女ちゃん見たい映画があるけど一緒に行く人がいないって言ってたよ」


男「ふーん、そうなんだ…」





つぎの日

男「女さん日曜日映画見に行こうよ!」


女「え、うんいいよ!!」


男「ほんとに!?」


男(やっぱかわいいし好きだなぁ…」


女「男さんまた…/////」


男「ごめん!!」


男「でも好きなのは本当なんだ。俺と付き合ってください」


女「おねがいします/////」



日曜日の朝


「おとこーおきて!!」


男「うるさいなぁ誰だよ」


「きょうはデートでしょ!!」


男「女?!なんでいるの?!」


女「幼馴染ちゃんから男がかわいい幼馴染がほしいって聞いたから」


女「幼馴染みたいに起こしにきちゃった☆」

おしまい

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