【咲-Saki-】咲shuffle(in阿知賀) (438)

咲さんが阿知賀のみんなと仲良くなる話

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需要あるます?

そういうもん?

穏乃「おはよー憧」

憧 「おはよう穏」

穏乃 「昨日の入学式から1日経ち、憧様におかれましては如何お過ごしですか?」

憧 「何?急に?」

穏乃 「いやー、昨日のドラマの主人公がかっこよくてさ!」

憧 「どんなドラマよ!時代劇かなんか!?」

穏乃「不良高校生の熱い青春ドラマだよ!」

憧「青春ドラマのどこでそんな台詞あんのよ!?」

穏乃「特に設定が良かったよ!学校の番長と転校生の睨み合いからの決闘ね!」

憧 「ハイハイ。ホント、すぐ影響されるんだから…」

穏乃「時に憧や。」

憧 「?」

穏乃「今日、私のクラスに転校生がくるらしい...」

憧 「昨日、入学式だったのに・・」

穏乃「うん」

憧「…」

穏乃「…」

憧「あんた、まさか…」

穏乃「…」

憧「ハァー、やめなさいよ。」

穏乃「ダメかなぁ?ドラマの再現したら?」

憧「そりゃ、転校初日にそんな事されたら、不登校になるわよ!」

穏乃「ダメかー」

憧「やめなさいよぉー」

穏乃「…」

憧「やめなさいよ・・フォローすんの私なんだから・・」

穏乃「わ、わかったよ!」

憧「まったくー」


〜学校到着〜

穏乃「じゃあ、またあとで!」

憧「今日も半日授業だし、終わったら遊びに行こっか!」

穏乃「いいねぇ!」

憧「じゃあ、また後で!」



〜穏乃のクラス HR〜

レジェ「はーい!みんな、席座って!HRはじめますよー」

穏乃 (いよいよ、転校生とご対面かぁ!)

レジェ「昨日、話した通り、転校生が来ています!」
「まぁ、転校じゃなくて入学に間に合わなかっただけなんだが…」
「とりあえず、入ってぇー」

扉「ガラっ」

咲「…」

レジェ「じゃあ、軽く自己紹介してくれるかな?」

咲「は、はいっ!
え、えっと、長野から来ました。宮永咲です。」
咲「…」

レジェ「えー、じゃあ、みなさん!仲良くしましょうね!」

クラス全員「はーい!」

レジェ「じゃ、席は〜」

穏乃「はいっ!私のとな空いてます!」

レジェ「あれ?穏乃の隣って誰か居なかったっけ?」

穏乃「昨日、転校したじゃないですかぁ〜」御都合主義

レジェ「そうだったな!」ハハハ

レジェ「じゃあ、宮永さん。あいつの隣で。」

咲「は、はい!」トコトコ

穏乃 ニコニコ

咲「あの。よろしくお願いします。」ビクビク

穏乃「!」スイッチON

〜本日の授業終了〜

穏・咲クラスの扉「ガララ」
憧「お待たせー!穏ぅ、帰ろー」

クラス内「ざわざわ、ざわざわ、ざわわ」人集り

憧「なに?どうしたの?」

Aちゃん「あれ見てよ!」指差し

穏乃「なにぃ?この番長様の言う事が聞けないの・・」ババーン!

憧「…何やってのアレ?」

Aちゃん「穏乃ちゃん、番長になったんだね笑」

憧「ハァー。まったく、朝あれほど注意したのに(−_−#)」

憧「ちょっと!穏ぅ!あんた何やっt」ちらっ

咲 「涙目ぶるぶる」

憧 「!」SスイッチON

穏乃「あっ!憧!遅かったじゃん!」

憧「すいやせん!番長!」
穏乃「・・」

咲「・・」

憧「へー、こいつが転校生でやんすか?番長!」

穏乃「・・お、おう!こいつ私の呼び出し、断りやがったんでい!」

憧「なんだってぇ〜!生意気でやんすねぇ」

クラス内「高鴨さんって番長だったの?」ざわざわ
「昨日のドラマに感化されたんじゃない?」ざわざわ
「新子さんは舎弟のつもり?」ざわわ
穏・憧 「」ちらっ

咲「あ、あの、私、この後は、用事が、あって、その…」涙目ぶるぶる

穏・憧 (かっ、かわいい〜///)

穏 (私より身長高いのに、何という小動物感!)

憧 (庇護欲と同時に、いじりたくなる衝動が抑えられない!)

憧「こいつ、どうします?親びん」

穏「どうしてやろうかぁ〜。番長ね」

クラス内「ガヤガヤ」

?「君たち!やめるのです!」

穏・憧「・・・・」

扉「バーン!」
玄「いじめ!かっこ悪いですのだ!」ババーン咲「・・」

穏「あ、玄さん!こんにちわ!」

憧「クロ、久しぶり」

玄「2人とも久しぶり!入学おめでとう!」

玄「んで、何やっているのです?」

憧「ちょっと、転校生を呼び出してる最中」

玄「久しぶりに会った幼馴染が不良に!」ガガーン
「2人とも、正気に戻るのです!」

穏「いくら玄さんでも、それは譲れへんです!」

玄「なっ!しょうがないのです、転校生ちゃん、ここはおまかせあれ!」

咲「えっ・・」

憧「クロ、ウチらとやろうっての?」

モブ「キャラ、定まってなさすぎw」

憧「穏ぅ!2人でいくよぉ!」ダッ

穏「おう!ってか番長と呼べ」ダッ

玄「遅いのです!」バッ

憧「なに!後ろかぁ!」

玄「再会を祝して。喰らえ!胸囲確認(バストチェッカー)!!」

穏・憧「・・」

玄's右手 憧ぱい
玄's左手 穏ぱい
玄「…。
「右、30点。左、3点」

穏・憧「ガハッ!」バタリ

玄「…、まだまだ成長が足りないのです!」

モブs「ワッーーー」どわっ

咲「あの、ありがとうございます。」

玄「お気になさらず!
……。」
咲「?」

玄「…ついでに転校生ちゃんのオモチも。」さわさわ

咲「!!」

玄「なっ!なんと!計測不能ですのだ!(無さすぎて)」

咲「」じわっ

穏・憧・玄「あっ」

咲「」ダッ

憧「あ〜あ、クロ泣かせちゃった」

玄「悪気はなかったのです」

穏「宮永さん!待ってぇ!ごめんなさいぃ」

咲 「」勢いよく教室から出る

ぼすっ

咲 尻もち

レジェ「あ、ごめん。大丈夫か、宮永?ちょうど話があって……え?」

咲「」涙目

レジェ「え?なに?ぶつかったの、そんな痛かった?ごめんな」

咲「うわーん」だきっ

レジェ「え?なに?全然意味分からんのだけど」よしよし

憧「あちゃー
穏「宮永さ〜ん」

玄「」アセアセ

〜職員室前〜

レジェ「お前たち、悪ふざけがすぎるぞぉ。まったく」ハァー

穏・憧・玄「ごめんなさーい」

レジェ「初日なのにゴメンな!宮永。悪いヤツらではないんだ」よしよし

咲「大丈夫です。私も取り乱してしまって、ごめんなさい」

レジェ「良いんだよ。宮永は謝らなくて」

憧「ゴメンねぇ!怯え顔が可愛くて、つい」アハハ

穏「憧、反省の色が見えない…」ジトー

憧「そんなこと無いわよ!そもそもはアンタが始めたんじゃない」

穏「むー」

憧「まぁ、決め手はクロだけどね」

玄「えっー!」

レジェ「もう分かったから。以後、気をつけるように!」

穏・憧・玄「はーい」

レジェ「ゴメンな、宮永」

咲「もう、大丈夫です。いきなり色々あってビックリしただけなので…」

穏「ゴメンなさい、宮永さん」しょぼん

咲「大丈夫ですよ」ニコッ

穏「!」///

レジェ「じゃあ、3人は罰として宮永を自宅まで送るように!」

咲「え?でも、お姉ちゃんがお迎えに…」

レジェ「それなんだが、急用で迎えが遅くなるかもしれない と連絡があってさ!私が代わりに送るつもりだったんだけど、ついで3人と仲良くなってよ」

咲「そうだったんですか。」

穏「そういうことなら、任せて下さい!」

憧「罰というか、むしろご褒美!」

玄「おまかせあれ!」

PCから

~帰り道~

穏「というわけで、改めて自己紹介でも!」

憧「そうね!私は同じ1年で、クラスは隣の新子憧よ」

玄「私は、2年生の松実玄ですのだ!ちなみに私たち3人は幼馴染ですのだ!」

穏「んで、私が同じクラスで隣の席の高鴨穏乃だよ!番長はやってないから安心して!」

咲「えっと。今日からお世話になります、宮永咲です。昨日までは長野に住んでました」
 「不束者ですがよろしくお願いします!」ふかぶかー

穏「そういえば、さっき赤土先生がお姉さんが、どうしたとか言ってたけど...」

咲「はい、私まだ通学の道、覚えきれてなくてお迎えに来てもらおうと思って」あせあせ

憧「ふーん。今時、携帯のナビとかでどうにかなりそうだけど...」
 「あっ!もしかして地図見るの苦手とか?」

咲「いえ、あの、携帯は持ってなくて...」
 「使い方もよく分からないし」アハハ

穏「!」ドヤっ

憧「なに、勝ち誇ってのよ、そんなことで」ハァー

玄「なんにしても姉妹仲が良いのは美しいのです!」

憧「確かに、高校生にもなってお迎えって!ちなみにお姉さんは何歳なの?」

咲「私の2歳上の高校3年生です」

玄「ウチの高校です?」

咲「いえ!大阪の何とかって高校です」

玄「大阪まで毎日通い⁉それは大変ですのだ!」

咲「往復で3時間くらい?掛かるって言ってました。それでも一緒に住みたいって」ニコッ

憧・玄「…」ジーン

穏「いーなー!私、ひとっり子だから、そういう良く分からないんだよねー」

憧「勘違いしないで、穏。クロと宮永さんの所の姉が世間一般だと思わないで!!」グワッ

穏「わっ!なんだよ急に大声だしてぇ!」

咲・玄「?」

憧「私の家も姉妹仲が悪いわけじゃないけど、そこの二人の姉は別格よ!」
 「一般家庭の姉っていうのは、妹を一度はいじめるものよ!」(偏見)

穏・玄・咲「」呆然

憧「そう。あれは私が小学生の時のこと……」

~~~憧、小学生~~~

TV「 きゃーー 」本当にあったら怖い話

望「あー、これは怖いわー」ゲラゲラ

憧「  」真っ青
 (どうしよう。こんなの見るんじゃなかった。一人でお風呂入れない。)

望「!」にやっ


望「あーー!!」

憧「!!ちょっと、急に大きな声ださないでよ!」

望「どーしーよー!部屋に携帯忘れたー!」棒読み
 「でも、一人で取りに行くの怖いしー」ちらっ

憧「」

望「ね~、憧~!部屋まで一緒に付いて来てくんないぃ?」オネガイ

憧(お姉ちゃんでも怖かったんだ!なら、私が怖がっても当たり前だよね!)
 
憧「べ、別にいいけど!そのあと…あの…いっしょにお風呂に…」

望「!」にやっ
 「オッケー!オッケー!」

憧「ほんと!ありがと!」

望「うん!じゃあ、行こうか!」

― 望‘s部屋前 ―
扉「ガチャ」
部屋「真っ暗」シーン

憧・望「」

望「…ねぇ、憧。」

憧「な、なにぃ?」

望「携帯取って来てくれない?」


憧「え!嫌だよ!」

望「お願い!今日一緒に寝てあげるから!」
 「ほら、机の上にあるから!」

憧「むー。わかったよー。お風呂と寝る時は一緒だからね!」ぶるぶる

憧「」そーっと

照明「ON!」ぱちっ
部屋「ぴっかっ!」

憧「」ほっ
 「」机に向かう

望「」にやり
 「」そーっと

照明「OFF!」いぇーあ
部屋「■■■」真っ暗!

憧「!!お姉ちゃん、なにしてんの!」

望「ばいばーい」にこ

扉「ばたん」ばぁ~い

憧「!開けてぇー!」どんどん
 「た~す~け~て~ぇ~」うわーん

~~~そして伝説へ~~~

憧「…ということが在るものなのよ!普通の姉妹ってのは!」
 「まぁ、その後に一緒にお風呂も寝てもくれたけどさぁ!」はぁー

穏・玄・咲「ガ、ガーン」

憧「あれも愛情表現の一種だったのね、きっと」

穏「って、作り話っぽいなぁ~」苦笑い

憧「何言ってんの!これは(作者の)実体験よ!」
 「しかも、作者の姉は、その後お風呂に入っても寝てもくれなかったわ!」

憧「他にも沢山あるわよ!」
 「ホーム・アローンごっことか言って、ガムテープで体をぐるぐるに巻かれて、放置とか!」実話
 「けん玉のひもで首を絞められたり!」実話
 「テニスの練習とか言って、尻をラケットで叩かれたり!」実話
 「あとは~」

咲「そっ!そういえば!松実さんにもお姉さんが居るんですね!」苦笑い

玄「そ、そうですのだー!」アハハ

穏「ゆっ、宥さんって言うんですよ!玄さんと一緒でとても優しいんですよ!」ハハハ

憧「ちょっと、最後まで聴きなさいよぉ~!」
 「まぁ、宥姉もちょっと変わってるけどね」

穏「あれは体質だし、しょうがないよ」

咲「?」

玄「とにかく、今度紹介するです!」

咲「あっ!はい」

憧「そうこうしてたら、宮なg…サキの家に到着だわ!」


穏・玄・咲「!?」

憧「ん?」

咲「えっと、今、名前で、その、」///

憧「ん?」ニコ

咲「えっと、」///

憧「ん?」にこにこ

咲「あの、何でもないです」///

穏・玄「!!」

穏「じゃあ!また明日ね!」
 「サキー!」

玄「明日の朝も迎えに来ますのだ!」
 「サキちゃん!!」

咲「えぇっと///ありがとうございます///」

憧「じゃあ、サキも明日からは私たちのこと名前呼びで!」ばいばーい

穏「また明日ぁ~」ばーい

玄「困ったことがあったら、なんでも言ってください!今日困らせたのは私たちですけど」ばいばいー

咲「ありがとございます!今日はとても楽しかったです」ぺこり

~咲宅まえ~

咲「今日はいろいろ在って、大変だったけど、楽しかったなぁ~」
風「びゅー」
咲「寒くなって来たし、早く家入ろ!」ブル
ふと、横を向く

お婆さん「ヨロヨロ」荷物いっぱい

咲「」

咲(…手伝った方がいいかなぁ?でも、逆に迷惑になるかも…)

咲(…)


お婆さん「ヨロヨロ」

咲「あっ、あの!」

お婆さん「?」

咲「あの!その!手伝いましょうか?なんて」タハハ

お婆さん「本当かい?ちょっと困っててね、助かるよぉ」

咲「///」荷物半分持つ

咲(!おっ!重いぃ~)ふんぬぅ



お婆さん「…大丈夫かい?」

咲「は、あい!」

お婆さん「ありがとうね」にこにこ

お婆さん とことこ
咲    ふらふら


~お婆さんの家~

お婆さん「かえったよ~」

咲「ゼーハー」ゼーハー

?「おかえり、遅かったね、心配しt」
?「…」ちらっ

咲「ゼーハー」おえっ

お婆さん「灼ちゃん、ただいま。」
「咲ちゃんっていうの。荷物運ぶの手伝ってくれたのよ」にこ

灼「どうも、ありがと」
 「…」

咲「い、いえ、ッ、大丈夫です」おぇ

灼「…どうぞ休んで行ってください」ドゾ

咲「ぃいえ、家でお姉ちゃんが、待ってるので、失礼します」深呼吸



灼「…そうですか…」

お婆さん「咲ちゃん、ありがとね」

咲「はい!失礼します」にこっ

ドア「ガチャ」

咲「」きょろきょろ
 「?」きょろきょろ

お婆ちゃん・灼「?」

咲「」Uターン

お婆ちゃん・灼「?」

咲「あのぉ」///

~帰り道part2~

咲「あの、ありがとうございます。」

灼「気にしないで。おばあちゃん、助けてもらったし。」

咲「ありがとうございます。」

咲・灼((この人、中学生かなぁ?))

灼「それで、家の住所って…?」

咲「…」


灼「! じゃあ、近所に何があるとか?」

咲「…」

灼「!! 困った」

咲「ごめんなさい!昨日、越してきたばかりで…」
 「お財布も家に忘れてきちゃって…」

灼「だ、大丈夫! 歩いてたら何か思い出すかもしれないし…」

咲「スミマセン」しょぼぼーん

灼「チラッ」時計18:30
 (どうしたものか…)

?「あれ?灼ちゃん、こんばんは」

灼「あ、宥さん。こんばんは。珍しいですね(外にいるの)。」

宥「うん。ちょっと回覧板をね」

灼「そうだったんですね」

咲「」しょぼーん

宥「? えーと、その子は?」

灼「…迷子?です」

宥「そ、そうなんだ。困ったね」

灼「昨日引っ越してきたばかりだそうで」


咲「」ツカレタ

宥「‼ もしかして、宮永さん?」

灼・咲「‼」

咲「そ、そうですけど。何で知っているんですか?」

宥「ちょうど今、回覧板持って行ったから!」
 「じゃあ、案内するね!」

~咲宅まえ 19:00~

照「きょろきょろ」アセアセ

照「‼」

照「咲っ!」

咲「あ!お姉ちゃん!」ダっ!

照「どこ行ってたの?もう7時だよ!」

咲「それが…」赫々云々

宥・灼「…こんばんは」

咲「この人たちが、送ってくれたの!」

照「どうも、妹が迷惑を掛けました。」

灼「いえ、そもそも迷子の原因は、おばあちゃんが」


照「とりあえず、お茶でも召し上がっていってください。」ドゾ

宥「ありがとうございます。でも、お手伝いがあるから、今日は失礼するね!」

灼「私も店番が」

照「そうですか。では、またの機会がありましたら!」

咲「ありがとうございました!助かりました」ペコリ

~In宮永宅~

照「咲。すこし気を付けなきゃダメ。」

咲「ごめんなさい」

照「私もそうだけど、迷子癖は宮永家に代々伝わる呪いなんだから…」

咲「そうだったよ。」ハンセイ

照「…でも親切したのは素晴らしいと思う。」

咲「うん!」

照「そんな、良い子の咲にプレゼントがある!」ハイドーゾ

咲「なんだろ?」ガサゴソ

咲「‼」
 「携帯電話?」

照「そう!これさえあれば、迷子になっても大丈夫!」


咲「どうしたの?これ?」

照「お父さんとお母さんから贈られてきた」

咲「でも、使い方わからないし…」

照「主にmailと電話はしか使わないと思うから大丈夫だと思う」

咲「そうかなぁ」ウーム

照「それと!これだけは、覚えて!」

携帯画面「GPS!」

咲「❓」

照「迷子になったら、これをタッチする!」

咲「ウム」

照「すると、現在地と番号がでてくる」

咲「フム」

照「現在地は見ても分からないと思うから、無視。」
 「その下の①を押してみて」

咲「これかな?」ポチ

照’s tell「ブーブーブー」

咲「‼」

照「私に連絡が来て、咲の居場所が分かる!」スグレモノ

咲「‼すごい! これで安心して散歩できるよ!」

照「でも、探しに行くと私も迷子になるから、毎回ケーサツのお世話になる」

咲「...」
照「...」

疲れました、休憩します
書くのって大変ですね。駄文でスミマセン
今更ですけど、キャラ、区長は崩壊してます
ただの自分の妄想ですので、癇に障った人には、ごめんなさい

~次の日の朝 宮永宅~

「ピンポーン」

穏「サキー!迎えに来たよー!」

憧「ちょっと、穏。近所迷惑になるわよ!」

ドア「ガチャ」

穏「サキ、おはよう⁉」

照「...」

穏「あれ? 咲、機嫌悪い? 昨日のことまだ怒ってる?」アセリ

照「...」

憧「ちょっと、穏! 確かに似てるけど別人でしょうが!」

穏「え⁉確かに、よく見ると違うかなぁ」ジー

ドア「ガチャ」

咲「お姉ちゃん!待ってよ! あ!みんな、おはようございます!」

穏・憧「おはよー」

憧「お姉さんか~、似てるね」

咲「そうかなぁ?ありがと?」ェヘヘ

照「咲の友だち?」

咲「うん!えっと、し、穏乃ちゃんと憧ちゃんだよぉ」///

穏・憧「お、おう(相変わらずカワイイなっ)」////

照「そう。もう友だち出来たんだ。安心。」

穏「」ドヤッ

照「でも......」

穏・憧「?」

照「昨日のことって何?咲が怒るようなことをしたってこと?」ゴゴゴ

憧「え、えぇっとぉ~」

穏「そ、それはぁ~」

咲「な、なんにもないよ!」アハハ

照「...」ジトー

穏・憧・咲「アハハ」アセリアセリ


玄「おーい!みんなぁ~!」

憧「‼あっ!クロぉ~!」オ~イ

玄「遅れてごめんね~!お姉ちゃんが炬燵からなかなか出てこなくてぇ~」

宥「玄ちゃん、待って~」

照・咲・宥「あっ」

咲「昨日はどうも、ありがとうございました!」ペコ

穏・憧・玄「???」

宥「大丈夫だよ、気にしないで」ニコリ

穏「玄さん、どういうことですか?」ボソリ

玄「さぁ~、わからないのです」ボソ

憧「でも、ナイスタイミングよ‼」ボソッ

照「咲と同じ高校だったんですか。ご迷惑でなければ、今後も咲を気にしてやってください。」

宥「うん!まかせて!大切な妹さんだもんね!」

憧「すごい!宥姉が年上みたい!」

玄「なんでさ!いつっも優しくしてくれてるじゃん!」

穏「う、うん。でも、なんか、再確認したよ」

咲「そうなの?初見から頼りになる感じだったけど」

憧「ていうか、宥姉といつ知り合ったの?」

咲「それは...」セツメイチュウ

玄「...そういうことだったのですか~」

照「咲は人見知りの気があるから心配してた。」
 「でも、もう一緒に登校する友だちができてて安心」

咲「アハハ」///

穏「はい! サキのことは心配しないで下さい!」

6人「アハハ」

宥「あっ! じゃあ昨日、玄ちゃんが言ってた“泣かしちゃった子”って咲ちゃんのことだったの⁉」

照「...はっ?」

穏・憧・玄「 ‼‼ 」

照「 」コークスクリュー準備中

穏・憧・玄「   」オワタ

~咲&穏’sクラス~

穏「酷い目にあった...」ボロッ

咲「ご、ごめんね。穏乃ちゃん」アセ

穏「まぁ、これで正当な罰も受けたし! サキと気兼ねなく付き合えるね!」ガバッ

穏「今日も半日授業だし、終わったら遊びに行こうよ!」

咲「そうだね」ニコ

穏「そういえば、照さん、大阪の学校なのになんで、あの時間にまだ家にいたの?」

咲「今日は学校お休みなんだって。だから、学校のお友達が遊びにくるとも言ってたなぁ」

穏「ふーん。 あー、早く授業終わらないかなぁ~」机ガタガタ

咲「あと、帰りのHRだけだし、あっという間だね」

穏「あれ?授業は?」

咲「?さっきので、最後だよね?」

穏「?わたし、寝てた?」

咲「起きてたよ?」

穏(さっき、学校に来たと思ったら、もう終わる時間?なぜ?)

穏「...」ゴクリンコ

穏「」

穏「まっ!いっか~!」ゲラゲラ

レジェ「はーい。HR始めるよー。静かにねー!」シズノ、ウルサイ

穏「はーい」ゲラゲラ

~放課後~

穏「憧ぉ~、早くしろ~」

憧「はい、はーい」ガタッ

憧「サキ、穏が隣の席なんだっけ?」

咲「うん!そうだよ」ニコ

憧「授業中とかうるさくない?迷惑だったら遠慮なく言ってね」ミミウチ

咲「だ、大丈夫だよ!///」アコチャン、チカイ ///

穏「なんだよー!いきなり内緒話かよぉー」

憧「なんでもないわよぉ!ねっ?」ニヤニヤ

咲「う、うん///」

穏「気になる―」ブー

憧「さっ!校門でクロたち待ってるし、GO!GO!」

穏「‼ そうだ、遊ぶ時間がなくなっちゃう!」

穏「サキっ!いこぉ~~」ミギテ、ギュ

咲「穏乃ちゃん⁉///」

穏「レッツ、ゴォー」ギュイーン

咲「あわわわわわ」アワワワ

憧「ちょっと、待ちなさいよー」タタタッ

~校門~

玄「穏乃ちゃーん」オ~イ

穏「お待たせしました!」

宥「私たちも今、来たところだよ」ニコ

宥「それより、咲ちゃんは大丈夫?」フアンゲ

咲「は、は~い」フラフラ

憧「穏乃、あんた廊下全力疾走って」ゼーゼー

レジェ「穏乃ぉ~、廊下は走るなぁ~!」ショクインシツ カラ

穏「ごめんなさ~い」

玄「さて、今日はどこに行こましょうか?」

穏「フッフッフッ、行くところはもう決まっていますよ!」ビシッ

憧「その通りよ!」ゲンキッ

穏「サキに、ぜひ紹介したい人がいるからね!楽しみにしててね!」

咲「うん‼」

玄「なるほど!」

宥「あれでも、昨日...」

~Sagimori Lanes~

穏・憧「じゃ、じゃ~ん!」

玄「ボーリング場ですのだ~!」

咲「お~」パチパチ

穏「今日、サキに紹介したい人物は、このボウリング場でいる鷺森灼さんです!」ワーワー

咲(灼?さん? どこかで聞いたような)

玄「お~い!灼ちゃ~ん」

灼「!?」

憧「遊びにきましたよ~」テンションMAX

灼「いらっしゃ」

咲「あっ!やっぱり!」

灼「!!」

咲「昨日はお世話になりました」ぺこり

宥「咲ちゃんも、私たちと同じ高校だったんだ~」

灼「そうだったんだ。よろしk」

咲・灼 握手ギュ

穏・憧・玄「...」

玄(どうなっているのですのだ!)

穏(私たちが紹介するまでも無く、灼さんとまで知り合っていたとは‼)

憧(サキ、おそろしい娘っ!)

灼おばあ「あら、みんな。いらっしゃい」

咲「あっ、こんにちは」

灼おばあ「あら、咲ちゃん! 昨日はありがとうねぇ」

穏・憧・玄「...」

宥・咲・灼・灼おばあ 「ぺちゃくちゃ」

穏・憧・玄「...」

灼おばあ「さぁ、みんな今日は好きなだけ遊んでいってね!お代はいらないよ」

穏・憧・玄「!!!」ヤッタ


咲「えっ!そんなの悪いです!」

灼「いいの、昨日のお礼も込めて」

咲「で、でもぉ」

憧「まぁ、1gameだけやらせて貰おうよ!」

灼「うんうん」

咲「...じゃあ、1回だけ」

穏    クロサーン、ボールドレニシマス
玄    コノ、ヒカルボールデスノダ
灼おばあ ジャア、ワタシハ10ポンド…

穏・玄  スゲーッ‼
憧「...元気だな、あいつら」

宥・咲・灼「...」

こんな感じでススメていきます

~1game終了~

スコア
憧 108
玄 98
咲 19
穏 123
灼婆 140

咲「...」

憧「咲も酷いけど、おばあちゃんは別の意味で酷い!」

穏「くやしーぃ!もう一回、お願いします!」

灼おばあ「臨むところだよ!!しかし、歳は取りたくないね、若い頃はもっと...」

穏「 なん  だと」

玄「咲ちゃんは、どうする?」

咲「いえ、私はもう疲れちゃいました」タハハ

憧「そっか。私もちょっと休け」

穏「次はタッグ戦だから、憧と玄さんは参加してくださいね!」

憧「いや、サキも休むみたいだし私も...」

穏「サキはか弱い女の子だから分かるけど、憧は...」

憧「ん?どういう意味だ?」

穏「え?」

憧「お?」

穏・憧「...」

穏「この決着はボーリングで付けようじゃないか!」

憧「ふっ!やってやろうじゃない。私がか弱い女の子ってこと、証明してあげる(?)」

玄「アハハ、じゃあ、サキちゃんは、お姉ちゃんと灼ちゃんの所で待ってて欲しいのだ!」

咲「はい!わかりました! 頑張ってくださいね!」

~受付~

宥「あっ!咲ちゃん!お疲れさま」

灼「お疲れ」

咲「疲れました」アハハ

宥「結果はどうだった?」

咲「...」ショボーン

灼「...まぁ、次、頑張ってほし」ヨシヨシ

咲「はい///」テへへ

宥「あったか~い」


~数十分後 スタッフルーム~

憧「ヴぁ~、疲れたぁ~」

玄「結局、あの後、4gameもやっちゃったからね~」

穏「負け越した...」ズーン

灼おばあ「いや、でも後半の巻き返しにはヒヤヒヤさせられたよ」イキイキ

宥・灼「お疲れさま。」シーッ

穏「あれサキ、どうしたの?」

宥「疲れて、寝ちゃったみたい...」ヒザマクラ

咲「すぴー」スヤー

灼おばあ「おやおや、ぐっすりだね」

憧「...それで、宥姉が膝枕してるのね。」

宥「うん」

憧「んで、灼さんは何してるの?」

灼「?」

玄「あー!サキちゃんの手握ってるのです!」ウラヤマシイ

穏「ホントだ!ずるいっ!」イイナイイナ

灼「別に私から握ってるわけじゃな。私じゃなくて、咲が離してくれな 」イイコイイコ

憧「とか言いつつ、頭なでてるし!」コウタイシテ!

宥「みんな、シー!」

咲「う~っん」パチクリ

咲「あれ、いつの間にか寝ちゃった...ってあれ?」

宥 膝枕
灼 手つなぎ

咲「あっ!あの、ごめんなさい///」サッサッ

宥・灼「あっ」ショボン

憧「やっぱり、満更でもなかったのね...」

咲「?」

穏「サキ、疲れとれた?」イイコイイコ

玄「よかったら、膝貸しますのだ!」ポンポン

憧「ボーリングで手痛めてない?」ニギニギ

咲「うぇ!?あ、の。だいじょうぶだよぉ///」アセアセ ェヘヘ

灼おばあ「咲ちゃんは、癒し系なんだねぇ」

穏・憧・玄 ヨシヨシ、ダキツキ、コチョコチョ
咲     テレテレ /// クスグッタイヨー

宥「あったか~い」ポヤポヤ

灼「...それより、みんな帰らなくて大丈夫なの?」

咲「!今何時?」チラッ

時計「18時なり!」

咲「ど、どうしよう。お姉ちゃん心配しちゃう!」

灼「電話つか」

咲「電話!そうだ!」ガサゴソ

携帯「オスっ!」

咲「えーっと、たしか電話は…」ポチポチ

穏「あれ?サキって携帯もってないっていってなかった?」

玄「そういえば...」

憧「...!まさっか!私たちに連絡先しられたくなくて、嘘をついた!とか...」

穏「なっ!」
玄「まさか!」

穏憧玄「」ジー

咲「もしもし、お姉ちゃん? うん、ごめんね。今から帰るから!」
 「みんなも一緒だよ! うん、わかったよ!じゃあね 」ポチ

咲「ふー、よかったぁ。あんまり怒ってなかったみた...い...」
 「?」ビク

穏憧玄「」ジー

穏「サキ、昨日、携帯もってないって...」

玄「私たちのこと、ホントは嫌いなのです?」

憧「だから、今日も宥姉と灼さんと、ばかリイチャイチャしてたんだ...」

穏憧玄「」ズーン

咲「??」オロオロ

宥「みんな、咲ちゃんと連絡先交換したいんだって!」ニコニコ

咲「あっ!その、携帯は昨日、お姉ちゃんから貰ったばかりで、存在を忘れてただけで、その、えっと、だから」
 「私もみんなの連絡先教えてほしいですっ!」

穏憧玄「!」ニパァー

穏「そうだよね!サキに限って、そんな意地悪しないよね!」ヨカッタヨカッタ

憧「そんじゃ、さっそく携帯、貸ぁして!」

咲「う、うん」///ドーゾ

憧「えーっと。じゃあ、とりあえず皆のも、追加しておくね!」

咲「ありがとー」

穏玄「メデタシメデタシ」

灼「…見たことないアプリが入って 」

咲「えーっと、それは、GPSがどうって、お姉ちゃんが…」

憧「ふーん、ぽちっ」キドウ

咲「そこの①をタッチすると、お姉ちゃんに私の居場所がわかるんだって」キャッキャツ
 「すごいよね!すごいよね!」キャッキャッ

穏「サキのテンションが壊れた…」

咲「でも、お姉ちゃんも方向音痴だから、あんまり意味ないんだけどね」プププ

玄「ホントに意味ないね」トホホ

灼「! じゃあ、そのアプリから私たちにも連絡くるようにすればイイと思 」

穏憧玄宥「それだ!!」

咲「!?」
 「そんなの悪いですよぉ!自分で言うのもなんだけど、私、しょっちゅう迷子になるから、迷惑かけちゃうよぉ」アセアセ

宥「いいの!照さんからも、咲ちゃんのこと任されてるし!」

穏「私なら、誰よりも早く駆けつけられる自信あるよ!」フンス

灼おばあ「咲ちゃん、頼ってあげるのも優しさだよ。友だちとしてね!」ニコ

咲「で、でも~」

玄「やっぱり、咲ちゃんは私たちの事、友だちと思ってないんだ…」ショボボーン

咲「!!」
「そんなこと、ないです!! 奈良に来て、とっても不安だったけど、最初にできた友だちが、みんなで良かったとホントに思ってます!!グスン」ハンベソ

穏憧玄宥灼「ズキューーン」

咲「あ、の、みなさんが良ければ、迷子の時、助けてもらってもいいですか?」ウワメ

憧「もちろん! 私が一番に助けにいくわ!」

穏「! いいや、私だねっ!」

宥「迷子の時だけじゃなくて、困ったことがあったら、相談してね」ニコ

玄「その通りですのだ!」

灼「いつでも、遊びにきてほし 」

咲「みんな!ありがとう!」パァァァ

灼おばあ「…時間は大丈夫かい?」18:30ダヨ

全員「 !! 」

~宮永宅まえ~

咲「みんな、送ってくれてありがとう。」

穏「また、明日も迎えにくるよぉ」アハハ

穏「」チラッ
憧「」チラッ
玄「」チラッ
宥「」チラッ

照「…」

照「咲、お帰り。もうちょっと早く帰ってくるようにしてね」ニコッ

咲「ごめんなさい…」

照「じゃあ、先に家入ってて。」

咲「お姉ちゃんは?」

照「ちょっと、みんなとお話しがあるから」
 「晩ごはんの用意、お願いしていい?」ニコ

咲「わかったよ! じゃあ、みんな、また明日ね」バイバーイ

穏憧玄宥「バイバーイ」

ドア「バタン」

照「」

穏憧玄宥「」

照「まず、咲を送ってくれてありがとう。」

照「頼んでる側から言うのも図々しいけど、もうちょっと、早く帰してほしい。」

宥「ごめんなさい…」アッタカクナーイ

照「みんなのこと、信じてない訳じゃないけど…」
 「やっぱり、心配だから…」

穏憧玄(シスコン…)

宥「わかります。私も玄ちゃんの帰りが遅いと心配になるし」

照宥 シンパシー‼ キラキラ

照「やっぱり、宥さんに任せて良かった。」
 「これからも、咲のことよろしく」

宥「まかせて!」

照宥 「握手」ガシッ

穏憧玄 「ボーゼン」

~宮永宅~

咲「お姉ちゃん、ごはんできたよ~!」

照「今日もおいしそう。」

咲「そうかなぁ」テレテレ
 「そういえば、みんなと何の話をしたの?」イタダキマース

照「妹を嫌いな姉はいないって、話。」イタダキマス モグモグ

咲「?」モグモグ

照「それより、咲は今日なにしてたの?」オイシ

咲「今日は、ボーリングをやったんだけど、疲れて途中で寝ちゃって、起きたらあの時間だったの」アハハ

照「!?」
 「それは、えっと、一人で?」

咲「宥さんが、膝枕してくれてた。」ハズカシ

照(宥さん、なら、許せる?)ウーム

咲「それから、灼さんの手をずっと握っちゃってたみたい」キノウ、オクッテクレタヒトネ

照「!」
 (意外!咲は姉力の高い人に魅かれる傾向にあったはず!)アラタサンハ、ロリゾクセイノハズ

咲「灼さんって、なんだかお姉ちゃんと雰囲気が似てる気がするなぁ」ムクチ&クール
 「だから、安心しちゃって」ェヘヘ
照「そ、そうだったんだ。あんまり迷惑掛けないようにね。」フクザツナ、シンキョウ

咲「気を付けるよぉ」

照「明日は何時くらいに帰ってくるの?」

咲「うーん、今日よりは早く帰ってくるよ!」
 「お姉ちゃんは?今日休みだったけど…」

照「明日も放課後に高校の皆がこっちに遊びに来るらしい」

咲「そうなんだぁ。お姉ちゃんのお友だちさんに挨拶したいなー」

照「もしかしたら、家にもくるかもしれないし、その時にね」ゴチソーサマ

咲「じゃあ、片づけないとね~」ゴチソウサマ

照「うん」

照「時に咲。」

咲「うん?」

照「」

照「今日から一緒に寝よっか。」

ここまで、できました
そろろろ、大阪勢を出したいです。考えてたのは姫松ですが、千里山の方々も出した方が良いですか?
あと、内容、それ以外で要望や注意点があったら参考までに聞かせて欲しいです

~次の日 学校~
咲 「」ジーッ

穏憧「ワイワイ」

咲「」ジー

穏「ペチャクチャ」ジャージ(ウエダケ)
憧「ペチャクチャ」オシャレリン

咲「」ジ~

憧「サキ、聞いてるぅ~?」

咲「え、あ、ごめん。なんだった?」

穏「サキ、大丈夫?体調悪い?」

咲「大丈夫だよ!ちょっと、疑問があって…」

穏憧「?」

咲「二人は幼馴染なんだよね?」

穏「そうだよ?」
 「それが、どうかした?」

咲「その割には、センスが全然違うなぁ~と思って」

憧「あ~、穏はほぼ年中ジャージだからねぇ」シンジラレナイ

穏「いいじゃん!逆に憧は、私服にお金使いすぎだよ!」ジャージ、ウゴキヤスイヨ

憧「だって、買い物楽しーし!」
 「それより、なに?サキ、オシャレに興味あるの!?」

咲「うーん。私もオシャレには疎いかなぁ」

憧「えー、残念だなぁ~」
 「そうだ⁉今日は放課後、みんなで服を買いに行こう!」

穏「えー!つまんないよー」オカネ、ナイシ

憧「じゃあ、見に行くだけでもいいから~」

咲「私も、引っ越しの時、服だいぶ減らしちゃったし、見に行きたいかも」

穏「まぁ、サキが行きたいならいいけど」

憧「決定!!じゃあ、クロたちも誘ってくる!」

穏「急に張り切っちゃって、まったく」ハァー

咲「せっかくだし、楽しもうよ」アハハ

穏「いまいち、ショッピングの楽しみ方って分からないんだよねー」

~放課後~

憧「さぁ、やってまいりました!」

玄宥「わー」パチパチ

穏「わー」棒読み

咲「灼さんも、よくショッピングくるんですか?」

灼「うん。あんまり買うことないけど、見るのは好き」

憧「でも、センスが…」

灼「なに?」

憧「なんでもなーい」

穏「…」

憧「ほら、穏もテンション上げなよぉ!」

穏「でも、あんま興味ないし…」

憧「はぁー。 あんたも素材がいいんだから、少しは関心持ったら?」

穏「えー、でも宥さんだってオシャレとは言えなくない?年中、厚着だし?」

咲「年中!?」

憧「馬鹿ね!宥姉は、何着たってイイのよ!」
 「見なさい、あのナイスバデーを」

宥「?」ボン!キュッ!ボン!

憧「松実姉妹は体系で女子力がある程度キープされるからいいけど…」

穏咲灼「…」ツルペターン

憧「…ね?」

穏「うるさいなー!憧だって、最近やたら成長が激しいけど、それまでは大差なかっただろぉー」

玄「確かに、憧ちゃんの成長は、驚きを通り越して、感動さえ覚えたのです!」ワキワキ

憧「だからこそ、今までオシャレの勉強をしてきたんじゃない!」モムナッ!
 「じゃあ、まずサキ!好きなもの選んで、試着してみなさい!」

咲「はーい」
玄「私もいくー」
宥「あれ、まだ4月なのに、冬服が置いてない…」
灼「このタヌT、新作だ。ちょっと欲し」

咲「ど、どうかな///」自分で選んだ服

玄「かわいいですのだ!」

宥「似合ってるよ」

灼「落ち着いてて良いと思 」

穏「うん、サキらしいね!」

咲「そうかなー」テレ

憧「…」

咲「憧ちゃん、どうかな?」

憧「…たしかに似合ってるよ。」
 「でも!」

咲「!」ビクッ

憧「こっちの服もぉ、似合うと思うの!」
 「あと、これとかぁ~」
 「あっ!これもイイ?」

咲「あの、憧ちゃん?」

灼「憧は、いつもああなっちゃう 疲れるけど、ちょっと付き合ってあげて」

咲「は、はい」


~数分後~
憧「う~ん。どれ着てもカワイイけど、何かティンとこない…」

咲「これでもう、7着目だよ~」

憧「う~む。…次、みんなが選んでみてよ。」

穏「え~」

憧「お願い!新しい刺激が欲しいの! 気に入ったのでいいから!」
 「まずは、穏から!」

穏「は~、しょうがないなぁ」
 
穏「私のおススメといったら、コレしかないよ!」

~試着室~

咲「穏乃ちゃん///これは、ちょっと///」

穏「え~、イイものだよ!ジャージだけっていうのも!」

咲「でも、これ、お股のところが、スース―しすぎだよ///」

穏「………」

咲「穏乃ちゃん?」

穏「サキ……なんか、エロい///」

咲「っ///」

穏「なんか、急に自分の恰好が恥ずかしくなってきたよ///」

咲「///…着替え直すね。」

穏「うん。でも、その前に一枚」パシャッ

咲「!ちょっと穏乃ちゃん!」

穏「一生の宝にしよう!」パァー

咲「保存しないで!消してよー」

穏「携帯の写真は消せてもねぇ、心のフィルムはけせないよぉ(?)」

咲「どういうことぉ!?」

試着室「ワーワー、ギャーギャー」

試着室前

憧玄宥灼(……気になる!)


咲「もう、穏乃ちゃん!絶対に誰にも見せないでよ!///」

穏「りょうか~い!」
 「ごめんな、憧!お披露目できなかったよぉ~」

憧「…う、うん。え、えっと、じゃあ次は…」

玄「はい!提案があります!」

憧「?なに?」

玄「私も咲ちゃんとペアルックしたいですのだ!」

宥灼「賛成」

玄「そして、写真も撮りたいです!」

憧「うん。悪くない!むしろイイ!採用!」

玄「ヤッタ!」

憧「じゃあ、時間もないし!一人一着ね!」

穏「最初に時間使いすぎたの、憧自身じゃん…」

咲「…私の意見は…。いやじゃないけど。」


憧とペアルック 
穏「なんか、歳の近い姉妹に見える。」パシャリ

玄とペアルック
憧「クロのことだから、オモチの箇所が大胆なやつかと思ったら、意外にまともね!帽子もかわいいし」パシャリ

宥とペアルック
咲「あ、あついぃ」
宥「室内はあったかいから、6枚しか着てないんだけどなぁ?」アセリ
灼「別に肌着まで揃えなくてもイイと思 」パシャリ

灼とペアルック
憧「こっ、これは! ダサすぎる!」
 「でも、二人とも素材がイイから、一周回ってオシャレに見える!東京とかに居そう!」
宥(どことなく、犯罪臭がするけど、黙っておこう)パシャリ





憧「終わったわねー!満足満足!」
 「みんな、撮った写真あとで送ってねー」

穏玄宥灼「はーい」

咲「穏ちゃん!ジャージの写真はダメだからね!///」

穏「えー!それじゃあ、私だけ思い出共有できないじゃん!」

咲「それでもダメェ!」

穏「えー」

憧玄宥灼(欲しい。夜、穏乃(ちゃん)に送ってもらおう…)

咲「じゃあ!最後にみんなで制服を着て写真とりませんか?」

玄「賛成ですのだ!」

灼「でも、穏乃が制服もってないんじゃ…」

穏「それが、なぜかカバンの中に入ってました!」ご都合主義

宥「じゃあ、外の公園で撮ろっか!」

みんな「おー!」

今晩はもう書けません。
若干、咲穏成分が多くなってしまいましたが、穏さんの制服が可愛い過ぎて生まれた妄想なので勘弁ください

できるだけ、みなさんの意見参考にするつもりです
次回は今週中には書きたいです
ありがとうございました

穏「う~、今日も楽しかったな~」

灼「うん」

咲「そうだね!」
「それにしても…」ジーッ

穏「? なに?そんなに見つめて?」

咲「うん!穏乃ちゃんの制服姿、かわいいね!」

穏「えっ///なに!急に!?///」

咲「ジャージもいいけど、私は制服の方が好きかな!」

穏「す、すきぃ!?」

咲「うん!」

穏「ェヘヘ、そうかぁ~///」テレテレ

憧「…なに、浮かれてんのよ?」

穏「え~、だって、“かわいい”とかあんまり言われてないしぃ~」

玄「そう?穏ちゃんいつも、かわいいと思うよ?」

穏「そうですか?ありがとうございます」

玄「え?なんか、反応違いすぎない?」

穏「…なんか、新鮮味がないというか…」

憧「…まぁ、いいや。」
「今日はそろそろ、帰ろうか!」

宥「そうだね~。照さんも心配してるかもしれないし」

咲「そういえば、今日もお姉ちゃんの友だちが、大阪から遊びに来るって言ってたなぁ」

穏「照さんの友だちかぁ~。ちょっと見てみたいかも…」

玄「確かに!寡黙な照さんの友だちって、どんな感じなんだろ?」ウムウム

咲「そうかな?お姉ちゃんって表情豊かな方だと、思うけどなぁ」

照「呼んだ?」
咲「お、お姉ちゃん!?どうしてここに!?」

照「GPSで居場所特定して、迎えにきた」

穏憧玄灼「えっ?」ドンビキ

照「…冗談。私も友だちと遊びに来てただけ」

憧(冗談に聞こえないのが、怖い…)

?「おうおう、照やん、突然、飛び出ってってどないしたん?」

?「その子たち、誰なのよー?」

?「あれ、急に震えが…春といっても夕方となると寒いんやな…」カタカタ

咲「?お姉ちゃん、その人たちって…」

照「うん、高校の同じ学年の友だち」

洋榎「なんや、そっちの子、妹なん?」

由子「見た目、そっくりなのよー」

恭子「なんでやろ、震えが強く...」カタカタ

照「私の(最愛の)妹、咲だよ」

咲「お姉ちゃんがいつもお世話になってます」

洋「よろしゅーな。…妹のが、ちっこいって羨ましいわ」

恭子「いや、たぶんそっちのがフツ―やで」

由子「絹ちゃんが、おっきすぎるのよー。」イロイロ

洋「うっさいわ!おまえら、ウチよりチビのくせに!!」

姫松3年s 「ワー、ワー、ギャー、ギャー」

玄「そういえば、咲ちゃんは背大きいですのだ!」

灼「たしかに…」

憧「宥さんと同じ位あるもんね。私たちの中じゃトップレベルだわ」

咲「ドヤッ」ユウエツカン

穏「並んで歩くと絵になるのは、宥さんとだね。やっぱり」

宥「そ、そうかなぁ~///」

憧「穏乃と灼は、小さすぎっていう気もするけど」

穏灼「!!」

穏「でも、理想のカップルの身長差は15cmだから、この中では、私が一番だね!」

灼「キスしやすい、身長差は12cm。私が一番近 」

穏「5cmとか2cmは中途半端過ぎだね!」

憧玄「!!」

玄「でも、無いよりは、有るほうがいいと思うのです!身長もオモチも…」

穏灼「ムムム」ニラミ

憧「なによぉ~」

宥「みんな、仲良くしよぉ」アッタカクナーイ

憧「ナイスプロポーションの宥姉は黙ってて!」

宥「ガーンッ」

咲「あわわわぁ」アセアセ

洋「まぁまぁ!落ち着きーや」
 「つまり、咲ちゃんと心の距離が0cmの洋榎ちゃんが、至高ってことやろ!」

由子「心の距離0cmって、今あったばかりで何言ってるのよー」チョット、リカイニクルシム
 
恭子「それより、会った瞬間、ブルブルきてる私は運命感じちゃってるで」デステニ―!ヤデ

由子「そんなこと言ったら、今、咲ちゃんと目が合った気がしたから、私が一番なのよー」
  「咲ちゃんは今日から私の妹になるのよー」

照「それは、違うと言い切れる」
「そもそも、咲との一番相性イイのは私」

穏「その根拠とは?」

照「姉妹だから」ソクトウ

穏憧灼由恭(なにいってんだ?)

宥玄咲洋「うん。それが正解」

穏憧灼由恭(そうなの!?)

照「つまり、咲と付き合うのも、キスをするのも、一緒に寝るのも、私がベスト。私がマスト」

洋「それは認めざるを得んわ」

恭子「私は諦めない…」

由子「恭子が恭子じゃないのよー」

咲「アハハ、そんなことより、そろそろ帰って晩御飯の支度しなきゃ」

照(そんなこと?)
 「う、うん。そうだね」

灼「今日は、送らなくても大丈夫そ ?」

咲「はい!お姉ちゃんもいますから!」

宥「そっか、じゃあ気を付けて帰ってね。」

玄「私たちもお手伝いの時間なので、帰りますのだ!」

憧「じゃあ、ここで解散ね!」シズ、イコッカ

穏「サキ、また明日、学校でねー」

阿知賀s「バイバーイ」

咲「気を付けてねぇ!」バイバーイ

照「私たちも行こうか」

洋「そうやな」

咲「みなさんは大阪着いたら、もう夜中ですね。大丈夫なんですか?」モンゲントカ

姫松s 「?」

照「あ、そういえば今日はみんな泊まることになった。だから今日はたこ焼きパーチ―」

咲「え!?明日、学校は?」

由子「明日は土曜日だから夜更かしできるのよー」

咲「あれ?明日って土曜日?でも、さっき穏乃ちゃんが『学校で~』って言ってた気が…」

恭子「きっと、勘違いやな」ウムウム

照「相変わらずのご都合主義だね」

咲「…まぁ、それならいいんですけど」

洋「よっしゃ!今日明日は、まだまだ楽しむで~」

恭子「咲ちゃんも、年上しかいないけど気にせんと混ざってやぁ!」

咲「はい!お願いします!」

由子「咲ちゃん、今夜は寝かせないのよー!」

照「な!なんやてぇ!」

今日は、忙しくて妄想&書く時間がなく、あまり進行できませんでした。ごめんなさい
姫松はとりあえず3年生だけだしてみました
あと、キャラが幼稚に見えてしまうのは、私の表現力もありますが、漫画赤ずきんチャチャを読んでしまったからだと思います
玄の口調なんてリーヤそのものだし...
改善できるように頑張ります

ありがとうございました

~宮永宅~

恭子「第一回、大阪名物作ちゃろ!たこ焼き編in宮永家!」
  「はじまるで!」

洋「やんや!やんや!」

由子「準備万端なのよー」

咲照「…」

咲「大阪の人って、ハイテンションなんだね」

照「うん、基本的にはこんな感じだね。疲れる…」

咲「でも!元気貰えるからイイね!」

洋「サキちゃんは、ポジティブやな~」
 「こんなヤツらと毎日会うもんやないで、うるさくてしゃ~ないわぁ」

由子「洋榎が一番うるさいのよー」

恭子「良いところの大半は、絹ちゃんが持っていってもーたからな、しゃーないわ」

洋「ウチかて、イイ子にしよと思ったらできるわ!やればできる子なんや!」

恭子「“やればできる”はできんヤツの言い訳や!」

洋「そういう、恭子やて真面目なフリしてるだけで、特別イイ所あるわけやないやん」

恭子「なんやと!」

洋「おう、やるんかぁ!?」

由子「でも、そんな二人が大好きなのよー」

洋恭「ゆ、ゆうこ」ドキッ

由子「まぁ、結局は私が一番なのよー」

洋恭「ガクゥー!!」

洋恭由「どうも、ありがとうございましたぁー」

咲照「 」

由子「…リアクションしろなのよー」

照「いや、急にやられても…」

咲「あの、えっと、面白かったです!」

洋「咲ちゃんはエエ子やなぁ、不愛想な姉とはえらい違いや!」

恭子「こんなんしてるから、大阪人は五月蠅いとか、当たりがキツイとか、足臭いとか言われるんやで…」

由子「足臭いは、初耳なのよー」

恭子「あ、それは洋榎限定やったわ!」

洋「なんでやねん!」

洋由恭「チラッ」

照「プレート温まったみたい。咲、たこ焼き作ろうか」

洋「聞けやー!」

咲「ごめんなさい。お姉ちゃんお腹すくと、食べ物意外には反応が薄くなちゃって…」

恭子「反応薄いちゅうか…」

由子「完全にスルーだったのよー」

照「もう終わった?なら、早くたこ焼き作ってくれる?」

洋「なんで、上からなん?」

咲「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」

洋「まぁええけど…」

恭子「咲ちゃんは、エエ子やなぁ。ホンマ可愛いわ」

由子「照も少し見習うのよー」

照「咲の可愛さは天使級。私が見習っても真似できない」

咲「でも、お姉ちゃんには営業スマイルがあるよね」

恭子「なんやソレ。見たいわ!」

照「嫌だ」

由子「それ、見せてくれてら、今度プリン奢るのよー」

照「にこっ」エイギョウスマイル

洋「おぇ~!気持ち悪いわぁ~」

照「…そんな、喰い気味で反応しなくても…」

洋「早く!早く、たこ焼き食べて口直しせなっ!」

照「…」

咲「可愛かったよ!お姉ちゃん!」ヨシヨシ

照「」ダキッ

咲「アハハ」イイコイイコ

洋「イチャイチャすんなや」

恭子「」イイナー

由子「いい加減、作るのよー」

洋「ん~、まぁ~い!」

恭子「奈良に居ても、たこ焼き一つで脳内は大阪や~」

由子「なに言ってんだコイツなのよー」

咲「おいしいです!」

照「」モグモグ

恭子「いつまで拗ねてるん?照ぅ」

洋「んで、いつまで妹に甘えてんねん!」

照「…別に拗ねてない。」
 
由子「じゃあ、なんで、ずっと咲ちゃん抱っこしてるのよー?」

照「こ、これは…」
 「咲を抱っこして食べると美味しさが2倍!いや!3倍になるからっ!」

洋由恭「…」

咲「私もお姉ちゃんと一緒に食べると、いつも美味しく感じるよ!」ニコッ

洋由恭「!」

照「」ナデナデ

咲「えへへぇ」

恭子「!なら、ウチも咲ちゃん抱っこして食べたいわぁ!」

洋「! そうやな!ウチらの美味いたこ焼きが更に美味くなるなんて言われたらなぁ!」

由子「ワクワクするじゃあ~りませんか~ なのよー」

照「シマッタ」

由子「じゃあ、まず私からなのよー」

洋「何順やねん!」

由子「もちろん背の順(低い方)なのよー」

洋「だったら!照から始まったんやから背の高い順!ウチからやろ!」

由子「小さい子には、優先権があるのよー」

洋「どこ情報やねん!?」

由子「大阪府長なのよー」

洋「まじか。ならしゃーない…」

恭子「いやいや、ないですから。そもそも歳は同じでしょうが…」
  「ここは、提案者のウチからでしょう。フツ―」

由子「大阪府長の言葉は絶対!なのよー」

恭子「だから!そんなトンチンカンなこと言っとらへんわ!」

洋「…埒があかん。ここは、アレで決めるしかない!!」

恭子「まさか!アレをぉ!?」

由子「アレってなんなのよー」

咲「ハイ、お姉ちゃん」ア~ン
照「あ~ん」ウマシ

洋由恭「聞けや!!」

由子「チキチキ!たこ焼き大食い選手権!~咲ちゃんとの甘ぁい時間をめぐって~」

洋「始まってしまいましたね~。恭子さん」

恭子「そうですね~。なお、前回賞品を手に入れた照さんは今回は不参加です」

照「ゲセヌ」

由子「ここで、賞品の登場なのよー」

咲「賞品!!?」

由子「一言どうぞなのよー」

咲「えっと、みなさん頑張ってください?」

恭子「んん~。これだけでもうお腹いっぱいって感じやね~!」

洋「お?恭子、棄権するん? ゆうこぉ~!恭子、棄権すえうんやて~」

恭子「冗談や!もう、お腹と背中がくっつきそうや!栄養不足になってまうわ!」
  「って!誰のオモチが栄養不足や!」

由子「…恭子の我慢も限界に近いので、そろそろ始めますなのよー」
  「なお、コノ勝負は順番を決めるだけであって、最終的には全員に“咲ちゃん抱っこ権”は与えられるのよー」

照「じゃあ、みんなが勝負してる間、咲は私の膝の上ね」ヨシヨシ
咲「わかったよ!」ニコ

洋由恭「」


~決着~

照「誰が、一番?」

由子「洋榎、恭子、私の順なのよー」

洋「ウエッップ」

恭子「…」

洋「なんや恭子、大口叩いてた割には、大したことなかったな!」ウェ

恭子「…まぁ」

洋「とりあえず!咲ちゃん!こっちおいで!」コイコイ

咲「は、はぁい///」スッ

照「あっ…」

由子「私たちの30分にわたる死闘の間、ずっとイチャイチャしてたんだから、照は我慢するのよー」

洋「そやそや!こっからはウチらのターンやで!」

咲「それで、私はどうすれば…」

洋「とりあえず、ここ座り」ヒザ、ポンポン

咲「いざとなると恥ずかしいね///」

照「嫌なら、無理しなくてもいい」

洋由恭「おだまり!」

恭子「これから、1時間でのローテーションやで!咲ちゃんも割り切りや!」

咲「え?1人1時間!?」

照「聞いてない…」

~~洋榎のターン~

洋「さっ、お座りなさいな」
咲「し、失礼しま~す///」スワリ
洋「!おお、これは…!」

由子「どうしたん?昔の絹ちゃんでも思い出したん?」

洋「それもあるけど…」
 「ここに絹がおったら、咲ちゃんの貞操があぶなかったなと」

恭子「あ~、絹ちゃん中々母性に溢れとるからな~」

由子「母性溢れる絹ちゃん+小動物感溢れる咲ちゃん…」
 「確かに危ないのよー」

照「絶対に会わせる訳にはいかない…」

洋「にしても、ええなぁ~!咲、かわええ~な~」

恭子「なして、急に呼び捨て?」

洋「今、咲ちゃんはウチの妹やからなぁ~」

咲「…ヒロエお姉ちゃん?」

洋「」
 
咲「ご、ごめんなさい!調子のりすぎました…」

洋「いや、違うんや!そのまま!そのままの呼び方でお願いします!」

由子「なんで敬語なのよー」

洋「いやー、危なかった。意識飛ぶところやったわ!」

照「いや、飛んでたよ」

洋「まぁまぁ。さっそく咲、たこ焼きたべさせてーな」アー

咲「は、はい!あ~ん」

洋「んん!」モグモグ

咲「おいしい?」

洋「…」
 「お腹いっぱい過ぎて、ようわからん…」タハハ

由子「なんなのよー。なら、さっさと交代なのよー」

洋「まだ、10分もしてないわ!」
 「たこ焼きなんて、どうでもエエわ!ウチは咲とイチャイチャしたかっただけや!」

照「開き直った」

洋「さ~き~、ウチ喉がかわいたわ~」

咲「は~い。何する?」

洋「んじゃ…そこのジャスミン茶で」

咲「え?でもコレ、私の飲みかけ…」

洋「姉妹なら、関係あらへんやろ?」
 「なぁ照?」

照「…まぁ、よくするけど…」

洋「な!さき~、喉かわいたんや~、はよしてや~」

咲「わ、わかったよ~」ドウゾ

洋「ごくごく」
「うまい!咲の飲みかけ、うまい!」

咲「飲みかけを強調しないでぇ!///」

洋「あ~、咲かわええ~」ギュ
 「なんか、ぬくいし、気持ちええわ~」

咲「///」

洋「なんか、眠くなってきたわ~」
 「 」
洋「 」スピー


~~~~

由子「洋榎、おきるのよ~」ユサユサ

洋「フガ!? しまった、ホンマに眠てもうた!」
「あと、何分や!?」

照「もう、終わり」

洋「やってもうたぁ~」

恭子「さ、次はウチの番や!咲ちゃんを貸してください!」

洋「いやや!せめてあと5分~」

由子「往生際がわるいのよー」

咲「ヒロエお姉ちゃん!わがままはダメだよ!」メッ

洋「だって~」

咲「また、今度ありますから…」

洋「ホンマ!?しゃ~ないな、恭子に替わったるわ!」

由子「どっちが、年上なのよー」

~恭子のターン~

恭子「咲ちゃん、さ、さ、どうぞこちらへ」

由子「なんで接待みたいになってるのよー?」

咲「失礼します…」

洋「なんや、抱っこせーへんのか?」

恭子「いや、流石に身長差が…」

咲「じゃあ、隣に失礼しますね」

恭子「さっそくで、悪いんだけど…たこ焼きを一つお願いします」

咲「はい、どーぞ」アーン

恭子「うん!うまい!自分で食べるより5倍うまいで!」

咲「そ、そうですかぁ!?///」

恭子「ええなぁ~、照。毎日毎日、咲ちゃんに甘えることができて~」

照「…別に、いつも甘えてる訳ではない」
 「咲が甘えてるくることもあるし」

恭子「そうなん?」
  「どれ、咲ちゃん、ウチに甘えてみ!」

咲「え!?悪いですよ!」

恭子「ええから!ウチ一人っ子やから、誰かに甘えられることないんやぁ!」

咲「じゃあ…私にも、たこ焼きを…」

恭子「よっしゃ!」
  「はい!あ~ん」

咲「いただきます」

恭子「どや?オイシイ?」

咲「はい!おいしいです!」ニコ

恭子「あ~、溶ける~!ウチのクールなイメージが溶けてなくなる~」

洋「そんなもん、とっくに無くなっとるわ…」

恭子「咲ちゃん、もう一個お食べ~」

咲「あ~ん」ウワメヅカイ

恭子「」
  「照、、1年でいいから、咲ちゃん貸してくれん?」

照「だめ。ていうより、さっきから咲を物扱いしないで」

恭子「お姉さん、妹をください!」

照「だめ」

恭子「」
  「…今のうちに、満喫しとこ…」

咲「末原さんも、食べますか?」

恭子「ほんじゃ、いただこうか」アー

~~~~

恭子「あ~、もう時間や~」

由子「ひたすら、食べさせあいっこしてただけなのよー」

恭子「ウチ、お姉ちゃんの素質ある気がするわ~」

照「典型的なダメな姉って感じだったけど」

恭子「咲ちゃんに甘えられたら、断れる気せんわ」

照「…確かに」

由子「さっさと、替われなのよー」

~小休憩~

照「由子の前に、ちょっと咲分を補給。咲おいで」

咲「なに?お姉ちゃん?」

照「膝枕して」

咲「もう、お姉ちゃん。今日はいつにもまして甘えんぼさんだね」

照「咲だって、いつも寝る時、抱き着いてくるし、お互い様…」

洋由恭「!」

洋「も、もしかして。毎晩いっしょに寝てるんか?」

照「そうだけど?なにか?」カチホコリ

恭子「羨ましいっ!越えられない壁を目の当たりにした!」

由子「自慢はいらないのよー」
  「いいからっ!休憩終わりなのよー」

~由子のターン~

洋「さて、由子はどんな感じに接するんやろ?」

恭子「由子はしっかりしてから、甘えさせるんやないですかね?」

照「逆に、いつもしっかりしてるから、甘えたいのかも」

咲「真瀬さん、どうすればいいですか?」

由子「真瀬さん?呼び方が違うのよー」

咲「えっと、由子さん?」

由子「ちょっと違うのよー」

咲「じゃあ、由子お姉ちゃん?」

由子「由子姉さまとお呼び!」

咲「ビクッ!」

由子「ほら、咲。呼んでみなさいなのよー」

咲「由子…お姉さま…」

由子「よくできましたなのよー」ホッペタ、サワサワ

咲「は、はい…///」ポワーン

洋「予想の斜め上をいきよった…」唖然

照「危険を感じる」

恭子「咲ちゃんの顔が蕩けとる」

咲「由子お姉さま、なにか食べますか?」

由子「私はもう大丈夫なのよー」
  「それより、咲は大丈夫?」

咲「さっき、末原さんの時、たくさん食べたから、もうお腹いっぱいだよ」

由子「咲、私といる時は他の女の名前をだすのはNGなのよ」ホッペタ、ツネリ

咲「ご、ごめんなさい///」

由子「気を付けるのよー。咲、喉はかわいてない?のよー」

咲「あっ、ちょっと渇いてます」

由子「じゃあ、これを飲むのよー」

黄金の飲み物「冷えてるで!」

咲「えっと、これは…」


恭子「由子!それはアカンで!」

由子「外野は黙ってろなのよ!」
  「咲、安心してイイのよー、これは翼をくれる飲み物なのよー」

咲「お酒じゃないんですね…じゃあ、いただきます」クピ

由子「ニヤリ」

咲「あぁ、ホントだぁ~。なんかフワフワしてきましたぁ」

由子「おいしい?のよー」

咲「おいしいですぅ」

由子「…咲の肌とても綺麗なのよー」ミギテ、サワサワ

咲「あっ///」

由子「どうしたのよー?」

咲「いえ、何でも…」

由子「髪も猫ッ毛で綺麗なのよー」カミ、サワサワ

咲「んっ///」

由子「…気持ちいいのよー?」

咲「あの…気持ちいいですぅ」

由子「もっと、近くにおいでなのよー」

咲「はい…」

由子「どうしたの?顔があかいのよー」

咲「ちょっと、眠くなっちゃった。です///」

由子「じゃあ、一緒にねよっか?ベットまで案内してくれる?のよー」

咲「あの…えっと…」

照「それはダメ!絶対ダメ!」

由子「チッ。邪魔が入ったのよー」
  「咲、膝枕してあげる。おいでなのよー」

咲「ありがとうございます。お姉さま///」アタマ、ノセル

由子「ヨシヨシなのよー」

咲「気持ちいいです…」ウトウト

由子「…咲、寝ちゃった?のよー」

咲「まだ寝てないよぉ~。ナデナデやめないでぇ~」ウルウル

由子「フフ。咲は甘えんぼなのよー」

咲「甘えんぼだから、やめないでぇ」

由子「イイコイイコなのよー」

咲「気持ちいぃ…」スピースピー

由子「フフ」ナノヨー

~~~~

照「時間!終了!咲、起きて!」

咲「ん~…あれ、私、寝ちゃったぁ?」

由子「よく眠ってたのよー」ニコッ

咲「あっ///あの、ありがとうございます…お姉さま」

由子「いいのよー。いつでも、甘えてねなのよー」

咲「はい…///」

照「咲!しっかりして!もう、終わったんだよ!そんな呼び方しなくていいの!」

由子「別にそのまま呼び続けてくれてもイイのよー」ホッペ、ナデナデ

咲「えっと…///あの…///どうしよぉ…///」

照「もう!由子!咲から離れて!」

由子「のよー」フフフ

洋恭「……」

洋恭(新しい扉が開いてしまった…かも)

~おまけ 照のターン~

咲「あれ?みなさんは?」オフロ、アガリ

照「別の部屋で3人で寝てもらう。布団も渡したから大丈夫」

咲「そっか」

照「…咲、おいで」ベット、ツメル

咲「うん!」オジャマシマース

咲「はぁ~。今日はいろいろあって疲れたよ~」

照「家でのことは全部忘れてイイ」

咲「?お姉ちゃん、機嫌悪い?」

照「…別に」

咲「そう?」

照「」
咲「」

咲「えいっ」ギュ~

照「!?」

咲「やっぱり、お姉ちゃんと一緒が一番安心するよー」

照「フフ。そう言って貰えると嬉しいよ」ヨシヨシ

咲「お姉ちゃんイイ匂いするぅ~」

照「咲もイイ匂いだよ…」

咲「…眠くなっちゃったぁ」

照「そろそろ寝よっか」

咲「うん…お姉ちゃん?」

照「なに?」

咲「今日も抱き着いたまま寝てもイイ?」

照「イイよ…私もイイ?」

咲「もちろんだよ」ニコ

照咲「」

照咲「おやすみ」ギュッギュ

~おまけ2 洋由恭ルーム~

恭子「宮永宅はエライおおきなー」

洋「布団も人数分あるしなぁ。しかも、フカフカや!」

恭子「枕もフカフカや!」

由子「あれ?私の枕だけ、ボロボロでカチカチなのよー」

洋恭(……照)

今日は、ここまでです。
姫松3年sは一応メイン終了(?)のつもりです。意外にも妄想が捗ったので、また出てもらうつもりでもいます。
次回あたりからをどうしようか悩んでます。
考えてるのは、咲+阿知賀(ソロ)とか、阿知賀in宮永宅(照抜き)、姉勢のみ妹勢のみ、があります。
姉勢妹勢の話は絹ちゃんが出てからにしたいと思ってるので、咲に姫松(全員)の妄想もしています。

よかったら、要望も聞かせて欲しいです。他校とかでも良いかなとも思い始めてます

ありがとうございました

1です スマホからです
そうなんです。咲&阿知賀がメインの筈だったんですけど、照が出ると寄ってしまいます。
どこかで照不在の妄想もしてみるつもりです。
善処します
そして、おやすみなさい

~日曜の朝~

照「…」

咲「…」

咲「小さい頃、妹っていう立場をいいことに傷つけてばかりでゴメンナサイ…」
 「お姉ちゃんだって泣きたい時もあったよね…」

照「また、そうやって気を遣って…」
 「そんな事、気にしなくていいから、咲は元気でいてくれればいいから」
 「見て。あの雲、綿菓子みたいだよ。お祭りの時を思い出すね」

咲「…」

照「あの時、屋台に夢中になって咲を置いて行っちゃって、泣かせちゃって、ごめんね」

咲「…でも、その後はぐれない様に手を繋いでくれてたの。嬉しかったよ」

咲「いつも、強がって笑顔で元気付けて、心配させないようにしてたの知ってたよ…」

照「別に強がってない。そもそもホントに強いし」
 「でもね、私も咲に支えられていたんだよ」

照「浮かれてた時も、喧嘩した時も、別々に暮らしていた時も…笑ってた時も…」
 「咲はいつでも、許してくれたよね。咲にばかり我慢させてたよね…」
 「…ありがとね」

咲「…お姉ちゃん…」

照「咲を愛してくれる人、寂しさを埋めてくれる人、守ってくれる人はきっと他にもいるよ」
 「それでも、誰に頼っていいのか分からない時には、いつでも連絡して。私は咲の味方だから…」

照「咲が、笑ってられる、幸せである。それが私の幸せだから」
 「自分ばかり、責めないでね」

咲「…でも、今までのこと思い出すと…涙が溢れてくるんだよ…」

照「…咲」

咲「…お姉ちゃん、ホントに行っちゃうの?」

照「…ゴメンね」

咲照「…」

洋「…いや、たかが1日、大阪に泊まりに来るだけやん!」

咲「…1日もお姉ちゃんに会えないなんて…」グスン

照「…咲っ」

咲「ウワーン!お姉ちゃーん!行っちゃヤダよ~」

照「咲、我慢も大切だよ…」グスン

洋由恭「…」

由子「…なんなら、咲ちゃんも来ればいいのよー」

咲「でも、明日は学校だし…」
 「1人で、大阪から帰ってくるのは無理だし…」

照「いいの。咲には少しお姉ちゃん離れの練習をしてもらうから…」

咲「…お姉ちゃん」ウルウル

照「ウッ…そんな目をしてもダメ」

咲「…」ミツメル

照「うぅ…」
 「洋榎!由子!恭子!行こう!」

咲「!お姉ちゃん!」

照「…明日は帰ってくるから、…我慢して!」ダッ

咲「おね~ちゃぁ~ん」

~電車~

照「…」

由子「ホントに良かったのよー?」

洋「別に無理して泊まりに来んでも良かったんやで?」

照「いいの。咲にも阿知賀の友だちができたんだし。」
 「咲は私以外の人にも、頼ることを覚えてほしい」

恭子「心配しすぎやないか?」

照「…偶には必要なことなの」
 「みんな心配してくてアリガト。今日は楽しもうね」

洋由恭(…楽しめるんか?)

~宮永宅~

咲「…」
 「…お姉ちゃん」ポツーン

<ピンポーン

咲(!お姉ちゃん!?)ダッ

咲「お姉ちゃん!帰って来てくれたの!?」ガチャ

灼「え?いや、私だけど…」

咲「あっ。灼さん、おはようございます」

灼「おはよ」

咲「…」

灼「どうしたの?元気ないみたいだけど…」

咲「」グスン

灼「!?」

咲「うえ~ん」

灼「!!?」

~宮永宅inリビング~

灼「…そうだったんだ。寂しかったね」

咲「ごめんなさい。急に泣いちゃって。困らせちゃいましたね」

灼「気にしなくていい…」ヨシヨシ

咲「ありがとうございます///あの、今日はどうしたんですか?」

灼「今日、休業日で暇だったから…」

咲「そうっだったんですか。せっかくですし、みんなで遊びにいきますか?」

灼「…みんなも誘うつもりだったけど。咲、そんな気分じゃなさそうだし」
 「咲さえ良ければだけど、今日は傍にいてもいい?」

咲「!いいんですか?」

灼「うん。むしろ、ほっとけない」

咲「ありがとうございます…」ウルウル

灼「大丈夫。だから、泣かないで」ギュッヨシヨシ

~数分後~

灼「落ち着いた?」

咲「はい!ありがとうございます」

咲「そういえば、朝ごはんはもう食べました?」

灼「まだ、食べてない」

咲「じゃあ、私用意しますね!」

灼「私も手伝うよ…」

咲「ありがとうございます!」

~上手にできました~

灼「咲は料理上手だね」オイシ

咲「そうですか?喜んでもらえて嬉しいです!」

灼「今度、教えてほし」

咲「はい、喜んで!」

灼「ありがと。この後はどうする?」

咲「ん~、そうですね。私は家でゆっくりしたいです」

灼「うん、じゃあそうしよっか」

咲「我儘ばかりゴメンナサイ」

灼「…そういうの辞めてほし…」

咲「えっ?」

灼「いちいち、謝らないで」

咲「あの、えっと…」オロオロ

灼「まだ、出会ってからそんなに経ってないけど、私は咲をそんな事で迷惑に思ったり、嫌いになったりしない」

咲「!」
 「うれしいです!そんなこと言ってもらえて」ニコ

灼「そっか。私も咲の笑顔見れてうれし」ニコッ

灼「ごちそうさま。おいしかった」

咲「お粗末さまです!」

灼「じゃあ、なにしよっか?」

咲「そ~ですね~。そういえば、撮り溜めした映画があるんで一緒に観ませんか?」

灼「うん。そうしよっか」

~準備中~

咲「お菓子よし!飲み物よし!部屋の電気も消した!ソファの位置もよし!」

灼「本格的だな…」

咲「そうですか?いつもこんな感じですよ」

灼「そうなんだ。確かにウキウキする」

咲「はい!じゃあ、座りましょう!」

灼「うん」

咲「スタートしますね!」

TV「はじまるよ~」

灼「あっ、この映画…」

咲「もしかして、見たことありますか?他の映画にします?」

灼「ううん。これ私も見たかったやつ」

咲「そうなんですか!ちょうど良かったです」

~映画鑑賞中~

灼咲「…」

灼咲(オモシロイ)

灼(しまった。お菓子、落としちゃった)
(どこいった?)キョロキョロ

灼 チラッ

咲「…」画面ジーッ

灼(咲って、やっぱりカワイイなぁ)
 (身長は高いけど、顔は幼さが大分のこってるし…)ボーッ

ギュッ

灼(!!!)
 (咲、手握ってる!)

灼 チラッ

咲「…」画面ジーッ

灼(無意識だ…このままにしとこ)


咲(…)
 (…!あれ!私、灼さんの手握ってた!全然気づかなかったよ)

灼「…」画面ジーッ

咲(しかも、空いてる手で私の手撫でてくれてる///)

咲(…やっぱり、安心するよ)


TV「おわりやで~」

灼「…面白かった。いい話だったね、さ…き…?」

咲「」スピー

灼(寝ちゃってる…朝から大変だったから疲れちゃったかな?)

灼(起さないように、そーっと手を離して…)

灼「よいしょ」サキノアタマヲ、ヒザニノセテ…

灼(できた。膝枕)

咲「」スヤスヤ

灼(かわいい…)ナデナデ

咲「」エヘヘ、ニヤニヤ

灼(だらしない顔してる…)
 (この顔を見たことあるの、阿知賀では私だけ…ちょっと優越感…)ニヤ

~PM3時~

咲「う~ん」パチクリ

灼「起きた?」

咲「あれ!?寝ちゃった!ど、どうしよ!」

灼「かわいい寝顔、かわいかったよ!」ナデナデ

咲「膝枕まで…ありがとうございます」

灼「いいよ」

咲「…あの我儘いいですか?」

灼「なに?」

咲「///もうちょっと、このまま…」

灼「何時間でもいいよ」ニコ

咲「ありがと…ございま…す」ウトウト

灼 ナデナデ
 (咲、ちょっと顔熱い?まさか…)

灼「咲!ちょっと起きて!」

咲「はへ?」

灼「ちょっと、熱測って!」

咲「?どうしたんですか?」

灼「いいからっ!」


体温計「37,8」

灼「やっぱり」

咲「ごめんなさい...」

灼「ほら、また…もういいから、ベットいこ」

咲「…はい」

~咲ルーム~

灼「もう、今日はゆっくり休んで」

咲「はい…」inベット

灼「辛かったり、喉渇いたりしたら言って」

咲「灼さんは、もう帰った方がいいです」

灼「どうして?」

咲「風邪うつっちゃうし」

灼「だめ!照さん、今日帰ってこないんでしょ?」
 「なら、私が泊まるから」

咲「でも…」

灼「さっきも言った。もっと頼って」

咲「…ありがとうございます」

灼「もう、寝よ?」ヨシヨシ

咲「はい…」

~PM6時~

灼「…お腹すいた(そういえば、お昼食べてない)」

咲「ウーンウーン」

灼(咲、辛そう)
 (…おばあちゃんと照さんにも、連絡しとこ)

灼 ヘヤ、デル

咲「ウーンウーン」

~キッチン~

灼「…」

咲「あらたぁさん?」フラフラ

灼「!咲!寝てなきゃダメ!」

咲「起きたら、一人で寂しくて…」

灼「…今、おかゆ作ってるから、部屋戻って」

咲「大丈夫です。ここで待ってます」

灼「分かった」

灼「さっき、照さんに連絡した。すごく心配してたけど、任せてもらったから」

咲「ありがとう、ございます」

灼「戻ってもらった方が良かった?」

咲「灼さんがいるから大丈夫です」

灼「ありがと。意地悪な事きいてゴメンね」
 「はい、おかゆできたよ」

咲「はぁ!いい匂い~」

灼「食べたら、体拭いて、すぐ寝てね」オデコ、サワリ

咲「んんっ」メ、ツブリ

灼「さっきよりは熱下がったかな?」

咲「はい、あんまり辛くないです」

灼「よかった」ニコ

咲「///」

灼「また、顔熱くなってる。ホントに大丈夫?」

咲「えっと、これは…」

灼「?」

咲「その…おかゆ美味しいです///」

灼「ありがと」

咲「///」

~PM10時~

咲「スヤスヤ」

灼「咲も寝た。…私も眠くなってきた」

灼「…ここで寝よ。そんなに寒くないし」

咲「」テ、ニギリ

灼「手も離してくれないし…」イイコイイコ

~次の日、朝~

咲「ホントにありがとうございました!」

灼「気にしないで。学校行けそう?」

咲「はい!もう大丈夫です」ゲンキ

灼「じゃあ、私は一回帰って支度するから」
「穏乃たちに咲を迎えるにくるように言ってあるから、先に行ってて」

咲「ありがとうございます!」ペコリ

灼「フフ。ちょっとでも照さんの代わりになれたかな?」

咲「!」
 「お姉ちゃんの代わりなんて、言わないで下さい!」

灼「!?」

咲「それは、お姉ちゃんも好きですけど、灼さんは灼さんです!」
 「一緒にいてくれたのが灼さんで良かったと思ってます!灼さんのこと大好きです!」

灼「えっと…ありがと///」

咲「あっ。えっと。こちらこそ(?)///」

灼「///じゃあ、また後で…」

咲「はい///」

灼「そうだ。今度はウチに泊まりにきてほし」

咲「はい!よろこんで!」

灼「また、カワイイ寝顔みせてね」ニコ

咲「えっ///」

とりあえず、ここまで書いてみました。
ここから、咲さんを照離れさせようかなと考えて、こんな感じになったんですが、前半は余計に照咲色が逆に強くなってしまいました。
咲さんには、阿知賀の皆ともっと仲良くなってもらおうと思ってます。
ということで、灼さんにトップバッターを務めてもらいました。

あと、私の書き方が悪く混乱した人もいるようです。妄想は自分の中でだいたいできてますので、自分の好きなように書きます。
その中で、皆さんの意見・要望からもアイデアを頂けたら…というつもりでした。

稚拙な文でごめんなさい。

~登校中~

穏「サキ、体調大丈夫?」

咲「うん!昨日、灼さんに看病してもらったから大丈夫だよ!」

穏「そっか、よかったよ…」

憧「どうしたのよ?穏」

穏「いや、なんなら私も頼って欲しかったっていうかぁ~」

憧「まぁ、体調悪い時に大勢で訪ねても迷惑になるじゃん」
 「それより、なんで灼さんだったのか!って方が気になるな!」

咲「たまたま、家に来てくれただけだよ!」

穏「2人きりで、1日過ごしたんでしょ?なにもなかったよね?」

咲「…ノーコメントだよぉ」

穏憧「!」

穏「灼さん、抜け駆けずるいよぉ~」

咲「アハハ。それより、宥さんと玄さんは?」

憧「用事があるから、先行くって!」

咲「そうだったんだ。2日しか経ってないのに、久しぶりな気がするよ~」

穏「イイなぁ。灼さんイイなぁ」

憧「いつまで、言ってんのよ」

穏「なんだよ~、憧は羨ましくないのかよ~」

憧「まさか!羨ましいに決まってるでしょ!」
 「だから、さっきから咲と手を繋いでるわ!」ギュッ

穏「あっ!ずるい!私もぉ!」ダキッ

憧咲穏の並び

咲「アハハ」

~放課後(授業中は割愛)~

宥「咲ちゃん。昨日は大変だったね、大丈夫だった?」

咲「はい!ありがとうございます!」

玄「じゃあ、咲ちゃんの回復パーティーをするのだ!」

穏「そうですね!じゃあ、お手軽なファミレスへ行きましょうか!」

咲「大袈裟ですよぉ」

灼「咲。病み上がりなんだから無理しないで…」

咲「灼さんのお陰で、元気いっぱいですよ!」

灼「そう。ならいい…」

憧「そこ!イチャイチャしない!」
            
穏「ぐぬぬ…」

玄「羨ましいのだ!私も咲ちゃんとイチャつくのだ!」ダキツキッ

~ファミレス~

玄「咲ちゃんの回復を祝して」

穏憧宥灼玄「かんぱ~い」

咲「恥ずかしいですよぉ」

宥「ホットココアおいし~」

穏「ここのファミレスすごい!ドリンクバーに“翼をくれるドリンク”がある!」

咲「えっ!?」

穏「サキ、飲むぅ?」

咲「いや、遠慮しとくよ…」

穏「そっか!じゃあ、私とってこよ~」

憧「走るんじゃないわよ~」

憧「で、灼さんは昨日、サキにどんなイヤラシイことしたのよ~」

灼「!そんなことしてない!」

憧「ほんとぉ~?怪しいなぁ~」

灼「ほんと。看病してただけ」

穏「灼さん、ズルいですよぉ!今もちゃっかり隣に座ってるしぃ!」モドッテキタ

咲「それは偶然だよ」タハハ

宥「でも、羨ましいって気持ち分かるよぉ」

玄「その通りですのだ!」

灼「…まぁ、確かに。咲の新たな一面を見ることができたけど…」

玄「自慢ですのだ!」

穏「ずるいよ~!私も咲とお泊りしたい~」サキニ、モタレル

憧「なんで、酔っぱらってるのよ?」

穏「さっきのエナジードリンクが効いてきた!」

灼「そんなこと、ある?」

咲「一概には、否定できませんね…」

穏「皆さんに提案がありますっ!」

宥「びっくりしたぁ。どうしたの急に!」

穏「サキとのお泊り交代で行うという企画はどうでしょう!?」

灼「まず、咲の了承がないと…」

咲「私は大丈夫ですけど、皆さんは迷惑じゃないですか?」

穏「じゃあ!やりたい人だけ!」
 「やりたい人、挙手っ!」

穏憧玄宥灼「はいっ!」キョシュ

穏「問題ないね!」

玄「ならいっそ、皆で一緒にお泊りでいいんじゃ?」

穏「いや…でも…」

咲「?」

憧「私は一対一がいいわ!咲、人数が多いと気を遣って、意外な一面ってのが見えないと思うし!」

灼「確かに…」

玄「そういうことなら、オッケですのだ!」

宥「私と玄ちゃんの時は一緒にだけど、よろしくね!」

咲「はい、お邪魔しますね!」

穏「じゃあ、明日から決行しよう!いい?咲」

咲「でも、学校もあるよ?」

灼「明日から5連休のはず…」

咲「え?そうでしたっけ?」

穏「そうだよ!サキ、やっぱり体調悪いんじゃ?」

咲「いや、体調の方は平気なんだけど…まぁ、いっか!」

憧「誰からにする?ちなみに、私は明日、手伝いがあるから無理」

灼「私も…」

穏「はい!わたし!私からがいいです!」

宥「ちょうど、明日はお客さんの予約たくさんだから、穏乃ちゃんからでいいよ!」

玄「はいですのだ!」

穏「やたっ!そうと決まれば、部屋の片づけしなきゃ!」
 「サキ!明日、9時以降ならいつでも来ていいから!じゃあね~」ダッ

咲「わかったよ~」

~宮永宅~

咲「…っていう話になったんだ~」

照「そうなんだ。楽しんで来てね」

咲「その間、お姉ちゃん大丈夫?」

照「大丈夫。ちょうど、洋榎たちがまた来る予定だったから」

咲「また、3年生’s?」

照「加えて、洋榎の妹の絹江ちゃんと漫ちゃんっていう後輩も」

咲「絹江さんはこの前、話に出たね。その2人にも会ってみたかったかん~」

照「またの機会でね」

咲「そうだね!じゃあ、今日は先に寝るね~」

照「わかった。あとで行くね」

咲照「おやすみ」

照(由子と絹江ちゃんは危険分子。会わせなくて済んでよかった…)ガッツポーズ

今日は、ここまでにします。
皆さんの色々な意見ありがとうございます。
照を登場させた時点で、照咲色が生まれるのもわかってました。でも姫松も登場させてかったというのもあるし、単に照咲が好きなのもあり、こん感じになっちゃいました
そう考えると、タイトルの自体ミスった気もしてきました。

でも、もうこのままススメますね。
「期待したのと全然違う」と感じた方はご免なさい。

我儘ですが、内容に全く反映されないかもしれないけど、それでもイイよという方は、意見・要望きかせてください。
お願いします
ありがとうございました

~次の日 朝9:30~

穏乃宅

咲「ピンポーン」

穏母「はーい」

咲「あの、穏乃さんの友だちの宮永ですけど…」

穏母「あっ!咲ちゃん?」

咲「はい」

穏母「穏乃から聞いてるわ。あがって、あがって」

咲「はい。お邪魔します」

穏母「穏乃、昨夜おそくまで部屋の片づけしてたから、まだ寝てるのよ」
  「悪いけど、部屋ついたら起こしてくれる?」

咲「はい!わかりました」

穏母「よろしくね~」


~穏乃ルーム~

咲「おじゃましま~す」コソッ

穏「ぐーぐー」

咲「グッスリだよ」
 「もうちょっと、寝かしといたほうがいいかな?」ナデナデ

穏「ん、ん~?」

咲「起こしちゃった?」

穏「あれ!咲なんでいるの!?」
 「てか、今なんじ?」

咲「もう9時半過ぎてるから、あがらせてもらっちゃった」

穏「もう、そんな時間!?ごめんね、待たせちゃって」

咲「今来たところだから、気にしないで」

穏「あ~、せっかくの咲を独占できる1日がぁ~」
 「着替えるから、ちょっと待っててね」

咲「うん。…穏乃ちゃん、おろしてる髪型もかわいいね」

穏「えっ///そうかな?じゃあ今日はこのままでいようかな///」

咲「うん、それもいいと思うよ!」

穏「ありがと…」パジャマ、ヌギヌギ

咲「…」
 (なんの躊躇いもなく、脱いでる…まぁ、女の子同士だし普通だよね)

穏「今日のジャージはどれにしようかなぁ」

咲「ジャージたくさん持ってるね!」

穏「うん、2週間分はあるよ」

咲「せっかくだし、別の服装も見たいかなぁ。なんて…」

穏「そう?ん~、じゃあそうしようかなぁ」ドコニ、アルカナ~

咲「せっかくだし、私が選んでいい?」

穏「あんまり種類ないけど、いいよぉ」

咲「やった。じゃあ…」

~5分後~

穏「サキ~、そろそろ決まった?寒いんだけど」半裸

咲「ごめんね!じゃあ、これで!」

穏「うあっ!よりによってスカートかぁ~」

咲「ダメだった?」

穏「いやダメじゃないけど、苦手なんだよね…まっイッカ!サキの要望だし!」

咲「ありがと!」

穏「では、さっそく…」

咲「上はコレね!」

穏「は~い」

穏「下ミニスカに、上はシャツとカーディガン…」
 「なんか、制服着てるみたい」

咲「前に見た、制服姿が可愛かったから、寄せてみちゃった!」

穏「…そんなに気に入ったの?」

咲「うん!」

穏「そっか、じゃあ今度から制服で登校しようかな///」

咲「でも、そしたら穏乃ちゃんのチャームポイントの1つが無くなっちゃうよ?」
 「ファンにも怒られそうだし…」

穏「ファン?そんなのいないと思うけど。じゃあ、週に1回位にしようかな」

咲「ありがと!」

穏「じゃあ、朝ごはん食べよっか!」

穏母「おはよ。あら、珍しい恰好してるわね」

穏「たまにはね~!朝ごはんあるぅ?」

穏母「ぜんぜん、起きてこないから作ってないわよ」

穏「そっか~。うーん、どうしよ」

穏母「ちょっと、お店の方でてくるわね」

穏「は~い」

穏母「咲ちゃんもゆっくりしていってね~」

咲「ありがとうございます!」


穏「さて、どうしよっかぁ。外に食べにいく?」

咲「もしよかったら、何かつくろっか?」

穏「いいの?パンはあるからぁ…冷蔵庫の中、好きに使っていいよ!」

咲「そんな大したものは作れないよ?」

穏「いいよ!お昼も近いし、軽食みたいな感じでお願いします!」

咲「は~い」


咲「はい、トーストと目玉焼きにしたよ!」

穏「おぉ!おいしそう!」

咲「ありがと!」

穏咲「いただきます」

穏「おいしいよ!咲!お母さんのと同じ位おいしい!」

咲「喜んでもらえて嬉しいよ!」

穏「食べたら行きたいとこあるんだけどさ」

咲「そうなの?どこ?」

穏「山」

咲「山?どうして?」

穏「そこに山があるからさ!」

咲「?」

穏「…まぁ、私の好きな場所だし。咲にも知ってもらいたいんだよね」

咲「そっか、いいよ!そうすると、登山向きの服装ではないね」

穏「大丈夫!登山というより、散歩くらいのノリだから」

咲「なら、安心だよ!私あんまり体力ないし」アハハ

うっかり、その設定、忘れてました!
スルーでお願いします!

~標高が低い山~

穏「来たぞ~、やま~」

咲「きたぞ~」

穏「では、参りましょうか。サキさん」

咲「そうですね、穏乃さん」

穏「天気も良いし、気温も高すぎなくて、気持ちいいね!」

咲「そうだね!なんだか、落ち着くよ」

穏「そうだよね!山の包容力たるや宥さん並みだよ!」

咲「穏乃ちゃんの中で、宥さんとはいったい…」

咲「穏乃ちゃんは、なんで山が好きなの?」

穏「ん~、改めて聞かれると即答できないなぁ」
 「なんて言うのかな?落ち着くのもそうなんだけど、逆に高翌揚感も湧くし…」
 「も~、サキ難しいこと聞かないで!」

咲「あはは、ごめんね。でも、なんとなく伝わったよ!」

穏「そう?憧とかに言うと『意味わからない』で終わっちゃうから嬉しいよ!」
 「私とサキって、特に相性いいんだろうね!」

咲「そうだったら、嬉しいな!」

穏「そうだよ!だって、最初にサキに会った時からズババーンと来たもん!」

咲「…でも、教室では意地悪してきたよね」

穏「え、えっと、あれは違くて!サキの怯える姿が可愛くて、つい。ごめんねぇ」

咲「冗談だよ!今思うと、あの事があったから、みんなとも仲良くなれたしね!」

穏「そうだよね!そうそう!」

咲「なくても良かったけどね」ニコ

穏「ごめんなさい…」

咲「思い返すと、あの時の穏乃ちゃん可愛かったよぉ!!」

穏「?なにが?」

咲「だって、小さいのに、いばちゃって…」
 「そのアンバランスさが、微笑ましいよ」

穏「む~、私の成長期はこれからだもん~」

咲「え~、大きくなっちゃうの?」

穏「おうよ!最終的には、赤土先生くらい!」

咲「それは、高望みしすぎだよ!」

穏「ま!理想だね!」

咲「私は今の穏乃ちゃんがイイな~」

穏「やだよ!子どもっぽいし、高いところ届かないし…」
 「良いことないもん!」

咲「そうかな?カワイイのに…」

穏「それより、疲れてない?」

咲「ちょっと、疲れてきたかな」

穏「喋りながらだったもんね!」
 「もうちょっと行くと、イイ所があるからそこで休もうか!」

咲「うん、助かるよ」

~大きな木の下(日陰です)~

穏「着いたよ!」

咲「わぁ!大きいね、この木!」

穏「休憩するのに丁度いいんだよねぇ」

咲「じゃあ、座らせてもらうよ~」

穏「私も隣に失礼するね」

穏咲「 」

咲「静かだね~」

穏「気持ちいね~」

咲「穏乃ちゃん…」

穏「?なに?」

咲「コイコイ」テマネキ

穏「?」

咲「ぎゅ」ウシロカラ、ダキツキ

穏「!!」

咲「やっぱり、穏乃ちゃんはこのサイズがイイよ~」ギュギュ

穏(身長低くても、イイことあった… ///)

~数十分後~

咲「落ち着くねぇ。何分でもこうしてたいよぉ」

穏「そ、そうだね///」

咲「穏乃ちゃん、もっと寄りかかってもいいよ?」

穏乃「…じゃあ、失礼します///」

咲「どうぞ!」

穏(おぉっ!背中に柔らかいものが///)
(小さいと思ってたけど、むしろイイものだ…)

咲「穏乃ちゃん、温かいね」

穏「サキもね」

穏「もうちょっと、休んでく?」

咲「うん!とっても気分がイイんだぁ~」

穏「私も、このままがいいなぁ」
 「できれば、ずっと…」ボソリ

咲「?ごめん、聞こえなかった」

穏「いいの。きっと、そのうち。ね」

咲「そう?」ウトウト

穏「うん。きっと…」ウトウト

穏咲「」スヤスヤ

~下山~

咲「結局、殆どあそこに居たね!」

穏「人生で一番、よく寝れたよ!」

咲「私も、穏乃ちゃんの抱き心地イイから、よく眠れたよ!」

穏「やっぱり、相性イイね!」

咲「そうだね!」ホクホク

穏「次は、ラーメンを食べに行こう!」

咲「お腹すいたもんね!」

穏「!」
 (はっ!初デートでラーメンは印象悪いって聞いたことがある…)

穏「やっぱり、別のところにしよう!もうちょっとオシャレな方に…」

咲「?どうして?」

穏「いや、その…」

咲「私は穏乃ちゃんの好きな物が食べたいよ!穏乃ちゃんの好きな物、もっと知りたいな!」

穏「サキ…」
 「よし!じゃあ、一押しのお店に案内するよ!」

咲「うん!」


~食事中は割愛~

咲「おいしかったね!」

穏「お口に合ったようで、なにより!」

咲「穏乃ちゃん、食べるの早かったね。待たせちゃって、ごめんね」

穏「いいよ!その間、やることもあったし!」

咲「なにしてたの?」

穏「サキの観察!」

咲「…」

穏「ラーメン食べてても、サキは可愛かったよ!」
 (冗談抜きで、麺をすするサキは、エロかった///)

咲「恥ずかしいよ!」

穏「サキの知らない一面を知りたいからね!」

咲「もぉ~」

~穏乃宅 17:00~

穏「ただいま~」

穏「あれ、お母さんまだお店かなぁ?ま、いっか」

咲「けっこう、歩いたから疲れたよぉ」

穏「付き合わせちゃって、ごめんね?」

咲「穏乃ちゃんのこと、たくさん知れた気がするよ!」

穏「ちょっと汗かいたし、お風呂はいる?ちょっと、早いけど…」

咲「そうだね。早めに入ろうっか」

穏「もちろん、一緒にね!」

咲「う、うん!」ニガワライ
 (これが、普通なんだよね…?)

~inお風呂~

咲「お風呂、広いね!」

穏「この前、リフォームしたばっかりなんだぁ」アタマ、ワシャワシャ

咲「…」
 (穏乃ちゃん、肌きれいだよ!水全部、はじいてる!)

穏「お湯熱くない?」メ、ツブッタママ

咲「…」ソォー

穏「サキぃ?」

ツー

穏「うひゃ!」

咲「うん!やっぱり、もちもちだ!」

穏「目がぁ!目がぁ~!」

咲「大丈夫!?」

穏「シャンプーが目にぃ~」ジタバタ

咲「暴れると危ないよ!」ササエル

穏「そもそも、サキが急に触るから~!」ジタバタ

咲「ごめんね。」
 「ほら、流してあげるから、こっち向いて」

穏「こっちって、どっち?」

咲「こっちだよ」ホッペ、両手で押さえる

穏「早く流して~」

咲(なんか、穏乃ちゃんの表情に背徳感を覚える…)

穏「早くぅ~」

咲「…今、ながs」

扉「がらっ」

咲「!」

穏母「…」

穏咲 裸で向き合ってる

咲「あの、これは…」

穏母「…ゆっくり、していってね」ニコ

扉「閉まりま~す」

穏「サキぃ、意地悪しないで~。はやく~」

咲「あ!ごめんね!」ザーッ

穏「危うく、失明しかけたよー」プンプン

咲「ごめん!ごめん!」

穏「さっき、誰か来た?音がした気がしたけど?」

咲「うん。お母さんが…」
 (激しく、勘違いされた気がするけど…)

扉「ガラっ」ニドメ

穏「あ、お母さん。ただいま」

穏母「…おかえり。」
  「もう、終わっちゃったの?カメラ持ってきたのに」

咲「あの!さっきのは違くて!」

穏「? なにが?」

穏母「なんでもないわ~。ちゃんと温まってから出てきなさいよ~」

穏母「穏乃」

穏「なに?」

穏母「私は、娘がもう一人増える覚悟はできてるからね!頑張りなさい!」グッ

穏「?」グッ?

咲「違うんですってぇ~」

穏「サキぃ、意地悪しないで~。はやく~」

咲「あ!ごめんね!」ザーッ

穏「危うく、失明しかけたよー」プンプン

咲「ごめん!ごめん!」

穏「さっき、誰か来た?音がした気がしたけど?」

咲「うん。お母さんが…」
 (激しく、勘違いされた気がするけど…)

扉「ガラっ」ニドメ

穏「あ、お母さん。ただいま」

穏母「…おかえり。」
  「もう、終わっちゃったの?カメラ持ってきたのに」

咲「あの!さっきのは違くて!」

穏「? なにが?」

穏母「なんでもないわ~。ちゃんと温まってから出てきなさいよ~」

穏母「穏乃」

穏「なに?」

穏母「私は、娘がもう一人増える覚悟はできてるからね!頑張りなさい!」グッ

穏「?」グッ?

咲「違うんですってぇ~」

~お風呂、あがりました~

穏「気持ちよかった~」

咲「…そうだね」

穏「大丈夫?のぼせちゃった?」

咲「いや、そうじゃなくて…」
(お母さんと顔合わせずらいよ…)

穏母 ヒョコッ

咲「!」

穏母「ごはん、できてるよ!」

穏「ほんと!?ありがと~」トコトコ

穏「うわ!今晩、おかず多いね!」

穏母「早く、高鴨家の味を覚えて貰おうとおもってね!」(^_-)-☆

咲「…///」

穏「?」

~穏乃ルーム~

咲「お母さん。料理上手だね!すごい、美味しかったよ!」

穏「高鴨家の自慢だからね!」

咲「…朝も思ったけど、穏乃ちゃんは寝る時はパジャマなんだね」

穏「そうだね。意外?」

咲「うん、それこそジャージだと思ったよ」

穏「小さい頃から、パジャマだからな~。やっぱ、寝る時はコレだね!」

咲「髪もおろして、パジャマだし。とても、色っぽいよ!」

穏「照れる///」
 「サキのパジャマも新鮮だよ!なんか幼く感じる!」

咲「結局、気が楽なんだよね!」

穏「…サキ、お願いがあるんだけど」

咲「なにかな?」

穏「膝枕してもらっていい…かな?」

咲「いいよ」

~膝枕中~

咲「穏乃ちゃんって、意外に人に甘えてるところみないよね」髪、梳かし

穏「そうだね。なんか、甘え方忘れちゃったんだよね」

咲「そっか」

穏「サキって、不思議だよ」
 「守ってあげたい幼さもあるけど、甘えたい大人っぽさも、持ってるもん」

咲「そうかな?」

穏「うん。サキといる時間は純粋に特別な感じがする」

咲「そう言ったら、穏乃ちゃんも同じだよ」
 「普段は元気いっぱいで頼りになるし、今みたいに甘えてきて妹みたいだし」
 「普段、表にでてる面は違うけど。根っこのトコロは似てるのかな?」

穏「フフ。やっぱり、そうなんだよ」ニコ

穏「今日は私の我儘ばかりに付き合わせちゃったね」

咲「それが楽しかったよ」

穏「サキの我儘も聞かせてよ」

咲「急に言われてもな~」

穏「膝枕替わる?」

咲「う~ん。むしろ、このままがイイかな?」

穏「いいの?」

咲「うん。みんなの前では、なかなか甘えてくれないでしょ?」
 「だったら、このままがイイな!せっかく2人きりだし」

穏「じゃあ、もうちょっと」

咲「うん」ナデナデ

穏「…やっぱり、サキのこと、すきだなぁ」

咲「私も穏乃ちゃんのこと好きだよ」

穏「…憧も玄さんも、宥さんも、灼さんも好きだけどさ」
 「…やっぱり、サキがすきだよ」

咲「そうだね。私もみんなの事、好きだよ」

穏(やっぱり、伝わらないかぁ~。遠まわしすぎたかなぁ)ウーム

咲「」ナデナデ

穏(まぁ、今日はいっか。抜け駆けはダメだよね)

穏「なんか、眠くなってきちゃった。」

咲「私もだよぉ。もう寝る?」

穏「そうだね。同じベットだけどイイ?」

咲「フフ。今更だよ」

穏「そうだね」ニコ

咲「そうだ。我儘言っていい?」

穏「決まったの?なんでも言って」

咲「寝る時、抱き着いてもいいかな?」

穏「それこそ、今更だよ」

咲「それもそうだね」ダキッ

穏「じゃあ、電気消すね」

咲「うん」

それから、横になったまま少しお喋りをして、二人ともいつの間にか眠ってしまいました。

~リビング~

穏母「あの二人なら、式は教会より神社よね~」

今日は以上です。
穏乃回も以上です。どうしても、今晩中に終わらせたかったので雑になっちゃったかもです。ゴメンナサイ
次回は松実姉妹にしようと考えてます。
明日は妄想する時間はたっぷりあるのですが、文章にする時間があまりないので、投稿が未完か投稿自体しないかも。ゴメンナサイ

憩咲、怜咲、ともに大好きですが、どうやって登場させるか悩みますので保留。
赤土先生は非常に動かしにくいです。でも、なんとかしようと思ってます。

コメントを見ると、皆さん形はそれぞれですが、咲さん好きが伝わってきて安心します。最近、咲さん登場ss少ないし…

ということで、ありがとうがざいました!

~次の日~

穏「あ~、昨日は楽しかったよ」

咲「私もだよ!」

穏「もっと、一緒にいたかったねぁ~」
 「今日は松実旅館だよね?」

咲「うん!ここまで、迎えにきてくれるらしいよ」

穏「じゃあ、それまで一緒だね」

咲「やり残したことはない?」

穏「いっぱい、あるよ!」
 「でも、今日だけじゃ…ひと月あっても足りないから我慢するよ」

咲「そっか。なにも今回だけしか2人きりになれない訳じゃないもんね!」

穏「そうだよ!今度は私がサキの家に泊まりに行きたいな!」

咲「いつでも、歓迎だよ!」

<ピンポーン

穏「来たみたいだね…」

咲「そうだね。いこっか」


玄「咲ちゃん!迎えにきましたのだ!」

咲「ありがとうございます!」

玄「穏乃ちゃん、昨日は楽した?」

穏「そりゃ!もう!」
 「交代したくなかったくらいですよ!」

玄「そういうかけには、行かないですのだ!」
 「咲ちゃんを楽しませる準備は万全ですのだ!」

咲「ありがとうございます!」

玄「お姉ちゃんも待ってるから、そろそろ行きますのだ!」

咲「そうですね。じゃあ、またね穏乃ちゃん!」

穏乃「うん!楽しんで来てね!」

玄「バイバイですのだ!」


穏「…もっと、一緒に居たかったなぁ」

~松実館へ向かってる~

玄「お姉ちゃんは、今準備してますのだ!」

咲「そうなんですかぁ」

玄「咲ちゃん、疲れてない?」

咲「大丈夫ですよ!」

玄「穏乃ちゃんとは、どこに行ったんです?」

咲「山にいったり、穏乃ちゃんのおススメのお店とか、いろいろ行きましたよ」

玄「じゃあ、結構歩いたんじゃない?」

咲「そうですね。普段はインドア派なので、若干筋肉痛かも…」

玄「そういうことなら、ウチは丁度いいですのだ!」
 「お風呂も大きいし!癒されて欲しいのだ!」

咲「はい、お世話になります!」

玄「おまかせあれ!」
 「さぁ、もう着きましたのだ!」

咲「うわぁ!趣がありますね!」

玄「ただいま~」

宥「あっ。玄ちゃんお帰りー」イソイソ

玄「どうしたのです?忙しそうにして?」

宥「急にお客さん、入っちゃって」

玄「そうなのです?」

咲「あの…忙しいそうなので、今日は私帰りましょうか?」

宥「大丈夫だよ!」
「私、一人いれば間に合うから、今日は玄ちゃんと楽しんで!」

玄「そうですのだ!せっかく準備したのです!」

宥「その代わり、明日は交代ね!玄ちゃん」

玄「もちろんですのだ!」

咲「分かりました。宥さん、頑張ってくださいね!」

宥「うん、じゃあ楽しんでね!」

玄「無理はしないでね!」


玄「まず、荷物置きに行こうか!」

咲「はい!」

玄「この部屋ですのだ!」

咲「わぁ、内装も素敵ですね!」

玄「ここからの眺めは絶景ですのだ!」
 「ぜひ、咲ちゃんに見てほしかったのだ!」

咲「スゴイです!町全体が見渡せますね!」

玄「でしょ! さぁ、荷物も置いたし、まず…」

咲「朝からお風呂って贅沢ですね!」
「旅行に行った時くらいしか、ないですからね!」

玄「咲ちゃんなら、いつでも歓迎ですのだ!」

咲「それは、流石に悪いですよ…」

玄「せっかくだから、ゆっくり疲れを癒してほしいのだ!」

咲「気持ちいいですぅ」ポケー

玄「…」ジー

咲「?」
 (そういえば、憧ちゃんが玄さんとお風呂入るのは危険って言ってたっけ?なんでだろ?)

玄「それにしても、咲ちゃんのオモチは発展途上過ぎですのだ!」モミモミ

咲「ひゃ!急になんですか!?」

玄「でも、小さくてもオモチはオモチ!良き手ごたえですのだ~」

咲「ちょ///いつまで、触ってるんですかぁ///」

玄「いつまでと聞かれたら、いつまでも揉んでいたいのですのだ!」

咲「ちょっと、もう…///」ニゲッ

玄「あ~!ご無体な~」
 「私と一緒にお風呂に入るということは、そういうつもりなんでしょ!?」ガバッ

咲「そんなつもりは、毛頭ありません!」ニゲロ、ニゲロ

玄「咲ちゃん!お風呂では暴れちゃダメですのだ!他のお客さまに迷惑ですのだ!」

咲「うっ」ピタッ

玄「フフフ、イイ子ですのだ!」
 「そこで、ジッとしているのですのだぁ~」グヘヘヘ

咲「うぅ~」ナミダメ

玄「…そんな目をしないで、欲しいのだ」
 「そんに嫌だったんですか。わかりました…」

咲「じゃあ、もう揉まないでくれるんですね?」

玄「分かったのです。」

咲「!ありがとうございます(?)」

玄「お風呂あがるまで揉み続けようと思っていたところ、今回は、あと5分だけで我慢しますのだ!」

咲「…」

玄「だから、もうちょっと傍によるのです!」

咲「イヤーン」ウルウル

~お風呂あがりましたよ(浴衣ですのだ!)~

玄「はぁ~。極楽だったのですのだ!」
 「咲ちゃん、疲れは取れましたか?」

咲「…余計、疲れましたよ」ジトー

玄「調子に乗りすぎましたのだ!ゴメンなさい」

咲「もう!」

玄「でも、揉まれると大きくなるって言うし、一挙両得ですのだ!」

咲「えっ!……」

玄「…また、揉んで差し上げましょうか?」

咲「……遠慮します」

玄「…ホントにいいのです?」

咲「……たまになら…」

玄「!」ヤッタ!

咲「玄さんの欲求不満を解消してあげる為ですからね///」

玄「そういうことに、してあげますのだ!」

咲「そういうことなんですぅ!他意はないです!」

玄「はいはい。ですのだ!」ヨシヨシ

咲「むー」プクー

玄「怒ってもカワイイだけですのだ!」


咲「それで、この後はどうするんですか?」

玄「この後は計画では…!」
 (そういえば、今日は抑止力となるお姉ちゃんいないのです!)
 (せっかくだし、咲ちゃんに一杯セクハラもといスキンシップしてやるのです!グへへ)

咲「玄さん?」

玄「この後は、卓球をします!」

咲「卓球ですか?やったことないです」

玄「なおさら好都合ですのだ!」

咲「好都合ですか?」

玄「とりあえず、移動するのです!」

~卓球があるところ~

玄「まず、試しにやってみるのです!」イクヨー

咲「は~い」バッチ、コ-イ

玄「それ!」カコン

咲「えい!」スカッ
 「…」

玄「初めてだし、仕様がないのです!」
 「次は咲ちゃんから、やってみるのです!」

咲「…はい」イキマース

咲「ていっ」スカリ

ボール「…」

玄咲「…」

咲「もう、やめたいです…」グスン

玄「そんな!やり方、教えるので待って欲しいのだ!」

咲「…お願いしますぅ」

玄「じゃあ、失礼しますのだ」

後ろから、咲の両手をとる

玄「まず、ラケットは軽く握ります。力は入れ過ぎずに…」

咲「はい」

玄(グへへ、作戦通りですのだ!あ~、咲ちゃんいい匂いですのだ~)
 (躰もやわらか~い!)

咲「次はどうするんですか?」

玄「つ、次はもう片方の手でボールを持って」

咲「持ちました!」

玄「タイミングを合わせて、打つ!」

咲「えいっ!」スカッ

玄「ちょっと、大振りすぎるのです!」ミッチャク

咲「/// 玄さん、オモチが当たってますよぉ」

玄「当ててるのですのだ!」
 「ダッ!?」

咲「?どうしたんですか?」

玄「い、いや。何でもナイですのだ…」

玄(この角度だと、咲ちゃんの浴衣の隙間から胸チラが!)

咲「もう一回いきますね!えいっ」スカ

玄「!」

咲「ん~?なんで、当たらないんだろ?」

咲「えいっ」カコン!

咲「やった!できました!玄さん見ました!?」キャッキャッ

玄「へ?うん!やったね!」ジー

咲「だんだん、コツが分かってきました!」フンス


咲「玄さん、もう大丈夫です!向こうで打ち返してください!」

玄「え?う、うん…」
 (あぁ、至高の時間が…)トボトボ

咲「じゃあ、行きますよ!」

玄「は~い」

咲「おりゃ」カコン

玄「!」カコン

咲「とりゃ」

玄(な、なんと!こちら側からも胸チラが!)カコン

咲「やっ」

玄(勝った!私の作戦勝ちなのです!)スカリ

咲「やった!玄さん、私うまくなりましたよね!」キャッキャッ

玄「うん!楽しいでしょ?」

咲「はい!もっとやりましょう!」

玄「うん!」
(幸せですのだ~!神様ありがとうですのだ~!)

~1時間後、休憩中~

咲「はぁ~、楽しいですね!」

玄「うん!」ハァハァ

咲「大丈夫ですか?息が荒いですけど?」

玄「う、うん。咲ちゃんが上手いから、こっちも大変ですのだ!」

咲「そうですかぁ?」テレテレ

玄「そうですのだ!…」

玄(やばいですのだ。これは天国なんかじゃない!むしろ地獄…生き地獄ですのだ!)
 (さんざん焦らされて、もう耐えられないのですのだぁ~!)ハァハァ

咲「玄さん、ホントに大丈夫ですか?顔も真っ赤ですよ?」

玄「そうだね。ちょっと火照っちゃったかなぁ…」

咲「大丈夫ですか?あおいで、あげます!」パタパタ

玄(あぁ!この距離でそんな大胆に動かれるとぉ!)

咲「」パタパタ

玄(ぐはっ!胸チラ+咲ちゃんの仄かな汗の匂いが~)ハァハァハァ

咲「なんか余計に息が荒くなってません?」

玄「もう限界ですのだぁ!」

咲「?」ビックリ

玄「咲ちゃん、お風呂に行きましょうですのだ!」ハァハァ

咲「そうですねぇ、汗かきましたもんね」ムナモト、パタパタ

玄(やめるのです~!もう、私のライフはゼロですのだ~)

玄「さぁ、行くのです!立ってください!さぁ!」

咲「は~い」


~玄咲の自室~

咲「さっきの浴場じゃないんですね?」

玄「!?欲情!?」

咲「?」

玄「…えっと、さっき浴場は他のお客さんも利用するからね!」
 「さっきの時よりは小さいけど、部屋のお風呂で我慢してほしいのです」

咲「全然、大丈夫ですよ!」ヌギヌギ

玄(朝は気にならなかったけど、咲ちゃんの脱衣シーンは今の私には、カンフル剤ですのだ~)

咲「玄さん?」

玄「!すぐ、行くです!先に入ってて!」

咲「そうですか?じゃあ、先入ってますね!」ガラッ

玄「…」

咲の浴衣

玄「…」テニトリ

玄「…」ゴクリ

玄「…クンカクンカ」

玄「!」
 
玄(ふぁ~っ!昇天、昇天するのだぁ!今度こそ天国に行っちゃうのですのだ~!!)

玄「ぐはっ!」

咲『玄さ~ん。大丈夫ですかぁ~』

玄「…」キゼツ

咲「入らないんですか?」ガラッ

玄「 」ハナヂ、タラー

咲「!玄さん、しっかりしてください!」

玄「 」にへら

咲「…笑いながら、気を失ってる。いったい何が…」

~部屋の布団~

玄「う~ん」

咲「あ!気が付きましたか?」

玄「…」

咲「なんで、脱衣所で倒れてたんですか?」

玄「…」

咲「玄さん?」オーイ

玄「ごめんなさい!浴衣の咲さんに欲情していたんです!」

咲「えぇ!?」

玄「ホントにごめんなさい!もう、絶対しないから!許して下さい、咲さん!」

咲「も~!ホントに辞めてくださいよ!」

玄「はい。咲さん」

咲「…玄さん、なんで“さん”付けなんですか?」

玄「?いつも、そうじゃなかったですか?」

咲「いや、いつも“咲ちゃん”って呼んでましたよ?」

玄「そんな、まさか!」フフフ

咲(もしかして、頭の打ちどころが悪かったのかな…)

玄「さて、時間も経ってしまってますね!咲さん、遊びに行きましょうか!」

咲「…はい」

咲(その後、玄さんは沢山の場所に連れて行ってくれました)
 (気を失ってからの玄さんは、どこか宥さんに似ていました)
 (玄さんは今まで以上に優しくて、セクハラもしてきませんでした…でも…)

玄「ここが最後の阿知賀スポットだよ!」

咲「…」

玄「咲さん、大丈夫ですか?疲れました?」

咲「…で呼んで下さい」

玄「え?ごめんね。聞こえなかった」

咲「“ちゃん”付けで呼んで下さい!」

玄「!?」

咲「いつもの玄さんに戻ってください!」

玄「!?でも、前の私は咲さんに嫌なことばかりしてたよ?」

咲「それでも!私は前の玄さんが良かったです!」
 「いつもハチャメチャで!ちょっとエッチで!喋り方もちょっとおバカっぽくて!」
 「宥さんや灼さんと比べると年上感がぜんぜん無くて!」

玄「咲さん、落ち着いて下さい!ただの悪口にしか聞こえn」

咲「でも!いつも優しくて!可愛くて!くっ付いて来てくれて!」
 「“咲ちゃん”って呼んでくれる玄さんのが好きです!」
 「だから、“咲さん”なんて他所他所しく呼ばないでください!」ダキツキ

玄「!!」

咲「」ウルウル

玄「泣かないで欲しいのです!咲ちゃん!」

咲「! 玄さん!」

玄「咲ちゃんの小さいけど柔らかいオモチのお陰で目が覚めたのです!」

咲「小さいは余計です!」ギュー

玄「悲しい思いさせて、ごめんなさいです!」ヨシヨシ

咲「許せません!」

玄「どうすれば許してくれるのだ?」

咲「…ホントに、元の玄さんっていう証拠がほしいです…」

玄「?」
 「! おまかせあれ!」モミモミ!

咲「きゃっ!」

玄「う~ん。小さいオモチも良いものです!」

咲「やめてください!」

玄「嫌ですのだ!」

玄咲「…」

咲「フフ」

玄「ヘヘへ」

~PM12時~

玄「さて、そろそろ寝ますのだ!」

咲「そおうですね!今日は色々あって疲れましたよ…」

玄「アハハ、ゴメンですのだぁ」

咲「罰として、別々の布団で寝ます!」

玄「なっ!そんな、ご無体なぁ~!」

咲「ダメです!」

玄「一番の楽しみだったのに~」ウルウル

咲「…じゃあ、手だけは繋いであげます!」

玄「もう一声!」

咲「これ以上は譲歩しません!」


~布団並べて、手を繋いで横になる~

玄咲「…」

玄(なんだか…)

咲(こっちの方が恥ずかしいような…///)

咲「玄さん。こっちの布団きます///?」

玄「…ううん。このままがイイのです」

咲「まさか、玄さんに断られるとは…」

玄「一緒の布団も魅力的だけど、こっちの方が特別に感じるのです」
 「それに、咲ちゃんのこと大切にしたいのです」

咲「?充分、優しくしてもらってますよ?」

玄「違うよ。“大切”にしたいんです」

咲「…どう違うんですか?」

玄「ふふ。咲ちゃんもその内分かるのですのだ」

咲「そういうものですか?」

玄「そういうものです」
 「だから、今晩はこのまま…」右手、ギュ

咲「…はい」左手、ギュッ

ということで、玄咲おしまいです。
私が書くと、キャラが小学生なみによく寝ますね。反省
次回は、宥咲です。
咲×阿知賀勢、終わったらどうしましょうか?全く考えてないんですが...

とりあえず、今晩はココまでです。

ありがとうございました

~AM6時~

咲「う~ん」パチクリ

咲「」

咲の布団、モゾモゾ

咲「玄さん、結局、こっち入って来てるし…」フトン、メクリ

宥「う~ん。寒いよ~」

咲「って、あれ?宥さん!?」

宥「咲ちゃん、起きちゃった?」

咲「いつの間に…」

宥「さっき玄ちゃんと交代したんだぁ~」
「玄ちゃん、すごく満足そうな顔してたよ」

咲「いろいろありましたからね…」

宥「そっか。楽しめたようで、何よりだよ」ニコ
 「咲ちゃん、もう起きちゃうの?」

咲「いえ、もうちょっと寝ようかなぁ」

宥「じゃあ、早く寝よ。私も眠いんだぁ~」

咲「そうですね」モゾモゾ

宥「えへへ!あったか~い」ギュ~

咲「あったかいですね」ギュ~

~AM11時~

宥「咲ちゃん、そろそろ起きてー」

咲「う~ん」

宥「おはよ」

咲「おはようございます」フワァー
「宥さん、昨日はお疲れさまです」

宥「ありがと~」

咲「今日はどうしますかぁ?」

宥「そうだねぇ。私、ちょっと疲れが残ってるから、今日はゆっくりしたいな~」

咲「そうですね。私もそうしたいです」

宥「咲ちゃんといっぱいお話したいしね」

咲「はい!」


~朝ごはん食べたよ~

宥咲「ごちそうさま~」

咲「宥さんの部屋、まだ炬燵あるんですね」

宥「まだまだ、しまわないよ~」

咲「さすがに、そろそろしまってもいいんじゃ…」

宥「え~!じゃあ…」

咲を後ろから、抱きしめる

宥「今日は咲ちゃんに温めて貰おっと!」ギュー

咲「なんですか、ソレぇ」アハハ

宥「あったか~い」


宥「咲ちゃん休日は何してるの?」

咲「そうですねぇ~。いつもお姉ちゃんとダラダラしてますね」

宥「そうなんだぁ。じゃあ、照さんが恋しくなってきた頃かな?」

咲「そうでもないんですよね。穏乃ちゃんとの時間も、玄さんとの時間も、あっという間でした」

宥「そっか~」

咲「でも、宥さんといると、お姉ちゃんのこと思い出します」
 「性格も外見も全然、似てないけど。やっぱり、お姉ちゃん同士だからかな?包容力があります!」

宥「そうかなぁ?」

咲「はい!」
 「だから、今日は甘えてもイイかなぁ///?」

宥「もちろんだよぉ!」

咲「穏乃ちゃんも、行ってたけど、宥さんの包容力はスゴイです!」

宥「そうかな?いつも、玄ちゃんに迷惑かけてばかりだよ…」

咲「そうなんですか?」

宥「うん。玄ちゃんはテキパキ動けるし、愛想もいいし!」
 「尊敬しちゃうよ」

咲「でも、玄さんも宥さんに癒されていること多いと思いますよ!」

宥「私には、甘えてもらう事しかできないし…」

咲「じゃあ、今日は私に甘えてもいいですよ?」

宥「ううん。私にとって甘えてもらうのが、甘えてるの」
 「逆に甘えてもらえなくなる日が来るのが、怖いよ」アハハ

咲「難しいですね…」

宥「照さんもきっと、そう思ってると思うよぉ!」

咲「でも、宥さんが甘えて欲しいっていうなら、遠慮しませんよ!」

宥「どうそ、心ゆくまで、堪能してね!」

宥「咲ちゃん、奈良にはもう慣れた?」ヨシヨシ

咲「はい。皆さんのお陰です!」

宥「それは咲ちゃんが魅力的だからだよ!」
 「みんな、構ってあげたくなっちゃうし、構って欲しくなっちゃうんだよ」

咲「そんな、魅力なんて私もってないです…」

宥「そんなことないよ?」

咲「あります。根暗だし、愛想悪いし、すぐキョドっちゃうし、迷子になるし…」
 「最初に話掛けてくれたのが、穏乃ちゃんたちだから、皆さんとも仲良くなれただけです…」
 「きっと、別のクラスだったら、こんなに楽しくなかったと思います…」

宥「大丈夫だよ。咲ちゃんイイ子だもん!」

咲「…みんな言います」

咲「みんな、私の事を“イイ子”って言います」

咲「私にも不真面目な所も、すぐ怒ったり、情緒が乱れたりすることもイッパイあります」
 「それでも、みんな“イイ子だって”言います」
 「じゃあ、私がみんなが期待してる“イイ子”じゃなくなったら、どうなるんでしょうか?」
 「みんな、居なくなっちゃうんですかね…」

宥「…」

咲「だから、今までお姉ちゃんだけで良いと思ってました…」

宥「そっか…」

咲「…でも、この前、灼さんが言ってくれました。そんなことで私の事、嫌いにならないって」

宥「灼ちゃんの言う通りだよ」

咲「はい。今はよく分かります。だから、私もみんなに甘えたいし、甘えてもらいたいです!」

宥「それで、イイんだよ!」
 「さっき、咲ちゃん、言ってたけど」

咲「なんです?」

宥「咲ちゃんが、違うクラスでも、私たちなら、きっと見つけてたよ」

咲「そこは、『きっと』じゃなくて『絶対』って言って欲しいですよ!」

宥「ダメだよ。『絶対』なんてないんだもん」

咲「そもそも仮定の話ですもんね」アハハ

宥「そうだね。じゃあ、未来の話をしようか?」

咲「未来ですか?」

宥「うん!」

咲「なんですか?」

宥「私たちなら“きっと”咲ちゃんを幸せにするよ」ニコ

咲「フフ。なら私も、“きっと”皆さんと離れません!」

宥「うん!」

咲「なんかちょっと物足りない気がします…」

宥「腹7分目が丁度いいんだよ!」

咲「8分目じゃなくてですか?」

宥「常にちょっと物足りないくらいがイイんだよ!その方がいつまでも好きでいられるでしょ?」

咲「…宥さんは大人ですね!私、まだまだ子どもだから、満腹になるまでがイイです」

宥「私も、頭では分かってても、実行できたことないけどね」フフフ

咲「私たち、まだまだ子どもですもんね!」

宥「そうだね!」

咲「だから、今日はお腹いっぱいになるまで、甘えさせてもらいます!」

宥「せっかくだし、私も咲ちゃんに甘えちゃおうかなぁ?」

咲「うん!大歓迎だよ!」

咲「でも、二人とも甘えて、甘えてもらうって、そうすればイイのかな?」

宥「簡単だよ!こっち向いて!」

咲「はい?」

宥「こうすれば、イイの!」ギュー

咲「温かいです///」

宥「ほら、咲ちゃんも!」

咲「はっ、はい!」ギュー

宥「えへへ、あったか~い」

短いけど、このあたりで終わりです。
少しモノ足りない気もしますが...書きたくなったら、また書きます

次回は憧咲です。満足するまで書きたいので、毎日更新は難しくなると思います。ごめんなさい

あと、灼咲part2いりますか?

ありがとうございました

憧「さぁ!行くわよ!咲!」

咲「玄さん、宥さん、お世話になりました!」

宥「うん、またいつでも遊びに来てね!」ニコッ

玄「とっても、楽しい1日だったのです!」

咲「はい!私もです!」

憧「さ〜き〜!はやくぅ〜!」

咲「まってよー」
「それじゃあ、行ってきますね!」

宥「うん、楽しんで!」

玄「憧ちゃんも、楽しませてくれると思うのです!」

咲「はい、楽しんできます!」タッタッ


玄「…お姉ちゃん」

宥「なぁに?」

玄「咲ちゃん、ウチにお嫁に来てくれないかなぁ?」

宥「じゃあ、私か玄ちゃんが落とさないとね…」

玄「そうだね、私におまかせあれ!なのです!」

宥「いくら、玄ちゃんでも、譲れないよぉ」


憧「さ〜!今日はいっぱい遊ぶわよ〜!」

咲「憧ちゃん、待ってよぉ」
「歩くのはやい〜」

憧「あ!ゴメン、ゴメン! さ、おいで!」

咲「ハァハァ…」

憧「ほら!咲!」テヲニギル
「大丈夫?」

咲「うん。ありがと///」

憧「うん!今日は買い物に行くわよぉ!」

咲「お買い物?」

憧「他の人とは行ってないでしょ?」

咲「確かに…」

憧「じゃあ、私も私のやり方で楽しませて、あ、げ、る・」

咲「フフ、なにそれぇ〜! でも、楽しみしてるね」ニコッ

憧(うわー。その笑顔は反則だわぁ/// 本人は無意識なんだろうけどさ〜)

咲「?」

憧「はぁ〜」

咲「あれ?なんか変なこと言っちゃった?」

憧「いや。何でもない。 咲は小悪魔だよ」

咲「なに?急に?」

憧「ううん!何でもない! 行こっか!」

咲「 うん!」

憧「さぁ!行くわよ!咲!」

咲「玄さん、宥さん、お世話になりました!」

宥「うん、またいつでも遊びに来てね!」ニコッ

玄「とっても、楽しい1日だったのです!」

咲「はい!私もです!」

憧「さ〜き〜!はやくぅ〜!」

咲「まってよー」
「それじゃあ、行ってきますね!」

宥「うん、楽しんで!」

玄「憧ちゃんも、楽しませてくれると思うのです!」

咲「はい、楽しんできます!」タッタッ


玄「…お姉ちゃん」

宥「なぁに?」

玄「咲ちゃん、ウチにお嫁に来てくれないかなぁ?」

宥「じゃあ、私か玄ちゃんが落とさないとね…」

玄「そうだね、私におまかせあれ!なのです!」

宥「いくら、玄ちゃんでも、譲れないよぉ」


憧「さ〜!今日はいっぱい遊ぶわよ〜!」

咲「憧ちゃん、待ってよぉ」
「歩くのはやい〜」

憧「あ!ゴメン、ゴメン! さ、おいで!」

咲「ハァハァ…」

憧「ほら!咲!」テヲニギル
「大丈夫?」

咲「うん。ありがと///」

憧「うん!今日は買い物に行くわよぉ!」

咲「お買い物?」

憧「他の人とは行ってないでしょ?」

咲「確かに…」

憧「じゃあ、私も私のやり方で楽しませて、あ、げ、る・」

咲「フフ、なにそれぇ〜! でも、楽しみしてるね」ニコッ

憧(うわー。その笑顔は反則だわぁ/// 本人は無意識なんだろうけどさ〜)

咲「?」

憧「はぁ〜」

咲「あれ?なんか変なこと言っちゃった?」

憧「いや。何でもない。 咲は小悪魔だよ」

咲「なに?急に?」

憧「ううん!何でもない! 行こっか!」

咲「 うん!」

憧「さぁ!行くわよ!咲!」

咲「玄さん、宥さん、お世話になりました!」

宥「うん、またいつでも遊びに来てね!」ニコッ

玄「とっても、楽しい1日だったのです!」

咲「はい!私もです!」

憧「さ〜き〜!はやくぅ〜!」

咲「まってよー」
「それじゃあ、行ってきますね!」

宥「うん、楽しんで!」

玄「憧ちゃんも、楽しませてくれると思うのです!」

咲「はい、楽しんできます!」タッタッ


玄「…お姉ちゃん」

宥「なぁに?」

玄「咲ちゃん、ウチにお嫁に来てくれないかなぁ?」

宥「じゃあ、私か玄ちゃんが落とさないとね…」

玄「そうだね、私におまかせあれ!なのです!」

宥「いくら、玄ちゃんでも、譲れないよぉ」


憧「さ〜!今日はいっぱい遊ぶわよ〜!」

咲「憧ちゃん、待ってよぉ」
「歩くのはやい〜」

憧「あ!ゴメン、ゴメン! さ、おいで!」

咲「ハァハァ…」

憧「ほら!咲!」テヲニギル
「大丈夫?」

咲「うん。ありがと///」

憧「うん!今日は買い物に行くわよぉ!」

咲「お買い物?」

憧「他の人とは行ってないでしょ?」

咲「確かに…」

憧「じゃあ、私も私のやり方で楽しませて、あ、げ、る・」

咲「フフ、なにそれぇ〜! でも、楽しみしてるね」ニコッ


憧(うわー。その笑顔は反則だわぁ/// 本人は無意識なんだろうけどさ〜)

咲「?」

憧「はぁ〜」

咲「あれ?なんか変なこと言っちゃった?」

憧「いや。何でもない。 咲は小悪魔だよ」

咲「なに?急に?」

憧「ううん!何でもない! 行こっか!」

咲「 うん!」

〜デパート〜

憧「まずは、服を見に行こうか!」

咲「え?また?」

憧「前の時は、全然、満足できてなかったのよ!実は!」

咲「え〜、散々、私のこと着せ替え人形にしたくせにぃ?」

憧「イヤだった?すごく、可愛かったけど?」

咲「私、あぁ言うのよく分からないもん…」

憧「そう?でも、私は癒されるもん! 私の為と思って!ね!」

咲「うーん。分かったよ〜。 その替わり、あとで本屋さん付き合ってね!」

憧「お安い御用よ! では、さっそく…」

〜着せ替え中〜

咲「どうかなぁ///」

憧「カワイイよぉ〜! ホント、私はコーディネートの才能があるわ〜」
「いや、咲の素質があってこそか…」

咲「そんなことはナイよ」

憧「いや、そっちの線が濃くなってきたわ… 」
「ちょっと、ダサい服持ってくるわっ」ダッ

咲「えー!それは、どうなのぉ〜」


憧「この店で、一番ダサいのは…コレかなぁ〜」
「よし!着てもらお〜っと」ルンルン

憧「さきー!おまたs…」


すこやん「咲ちゃんっていうんだ!かわいぃ〜」ナデナデ

咲「えっと…あの///」

はやりん「なんだろうね、この小動物感はぁ☆」
「 一緒にアイドルやる?」ナデナデ

咲「いや、そんな…」アセアセ

すこやん「あ!もう時間だ!」

はやりん「もぉ〜?残念〜」

すこやん「しょうがないよ…それじゃ、また会えたらね。咲ちゃん」バイバイ

はやりん「バイバーイ☆」

咲「ば、ばいばーい///」

憧「なに、デレデレしてんのよぉ」ジトー

咲「あ!憧ちゃん!遅いよ〜!怖かったんだから!」

憧「ふーん。私には、嬉しそうにしか見えなかったけどぉ〜」

咲「…憧ちゃん、怒ってる?」オドオド

憧「べっつに〜」ツーン

咲「えっと…次なに着ればいいかなぁ?」

憧「もう、服はイイや!さっさと次いこっ」
(コレ以上、他人に咲の可愛さを見せるわけにはイカナイ…)

咲「憧ちゃん、やっぱり怒ってるよね?」うるうる

憧「! 」
「怒ってない!怒ってないからぁ、そんな顔しないで!」

咲「ホントぉ?」

憧「うん!全然!」

咲「ありがと…」

憧「ね。次は本屋さんだよ、行こ!」ナデナデ

咲「…うん///」

憧「確か…本屋はアッチのはず…」

咲「…憧ちゃん」

憧「どうしたの?」

咲「…ん」テ、ツナイデ

憧「/// しょうがないわね!咲は甘えん坊ね」ギュ

咲「えへへ、ありがと///」

〜本屋さん〜

咲「」シンケン

憧「…」ベンチ座ってる
(はぁ、咲といると心臓に悪いわ〜。あんな、甘えた顔するかと思えば…)

咲「」ジー

憧(あんな、真面目な顔するし…)

咲「」パラパラ

憧(うーん。本人が無意識ってのがタチが悪いわぁ〜)

咲「」ニヘラ

憧(あ、ダラシない顔してる…)ボケー

咲「!」

憧(あっ、こっち見た…)

咲「」ニコッ

憧「」ニコッ
(咲は"みんな仲良し"が好きそうだしなー。しばらくは様子見かぁ〜)

咲 「タッタッタッ」

咲「えへへ」隣、座る

憧「どうだった?」

咲「こんな大きい本屋さん、久しぶりに来たよ!」

憧「咲が楽しそうで、なによりよ」ヨシヨシ

咲「んぅ。憧ちゃんは、何してたの?」ヨリカカリ

憧「咲のこと、見てた」ヨシヨシ

咲「…それ楽しいの?」

憧「楽しいわよ」

咲「そうなの?」

憧「そうなの」

咲「じゃあ、私もやってみようかなぁ」ジッー

憧「私も再開しよかな…」ジー

憧咲「…」ミツメアイ

咲「…なんか恥ずかしいね///」

憧「…そう?」

咲「…うん」

憧咲「…」

咲「わ、私、本見てこようかな///」

憧「」チュッ

咲「!!?」

咲「あ、憧ちゃん、い、いま///」

憧「何?オデコじゃなくて、唇が良かった?」

咲「そ、そうじゃ、なくて! あの、私、本買ってくるよー」ダッシュ

憧「…」

憧(…。あ〜あ、やっちゃったわ〜)
(まぁ、みんな許してくれるよね。…許してくれるか?)

〜デパートでる〜

憧「欲しいものは買えた?」

咲「う、うん…」

憧(あー、咲、意識し過ぎてるわ。ミスったわね)

憧「咲…」

咲「な!何かなぁ?」

憧「」ギュッ

咲「!」

憧「ごめんね。咲がこんなに取り乱すとは思わなくて。ビックリさせちゃったよね?」

咲「…」

憧「今日は、家帰る?」ナデナデ

咲「…ううん。私が気にし過ぎてるだけだよね?女の子同士だし普通だよね」

憧(…普通。特別だったんだけどね)

咲「だから、憧ちゃんの家に泊まりたいな!」

憧「そう!良かった!」

〜憧宅〜

憧「さ、どうぞ〜」

咲「憧ちゃんの家って神社だったんだ…」

憧「あれ?知らなかった?」

咲「うん」

憧「そっかー、そりゃビックリするわ!」

咲「憧ちゃんも巫女さん、やるの?」

憧「お正月とか、忙しい時に手伝うくらいかな〜」

咲「へ〜。じゃあ、巫女服着たりするんだぁ!似合いそうだね!」

憧「なに?巫女服に興味ある!?」キラキラ

咲「いや…私じゃなくて、憧ちゃんのね」

憧「私は咲の巫女服、興味あるよ!どうする?」

咲「えぇ〜、どうするって…」

憧「」キラキラ

咲「…じゃあ、憧ちゃん着てくれるなら、私も着るよぉ…」

憧「やった!じゃあ、さっそく借りてくるよー」バタバタ

咲「…」

すみません。スマホの調子悪いみたい

憧「お姉ちゃん!巫女服貸して!

望「おかえり」

レジェ「おかえり」

憧「うわ!晴絵、いたんだ!」

望「そんで急にどうしたの?あんた自分のあるでしょ」

憧「違うの!友達がどうしても着たいって言うから!」

望「はぁ?一応、巫女服も大切なもんだから、そんなホイホイ貸せないわよ」

憧「そこをなんとか!巫女服着るの夢だったんだって!」

晴絵「その友達って?」

憧「咲よ!」

晴絵「あ〜、宮永かぁ。似合いそうだね。私も見たい」

憧「でしょ!」

望「でも、ダメ」

憧「お姉ちゃん〜」

望「私から、断ってあげるから。あんたの部屋で待ってるんでしょ?」

憧「え?いや、その…」

〜憧ルーム〜

咲「憧ちゃん、遅いな〜」

望「お邪魔しまーす」

咲「!」
「あ、お邪魔してます」

晴絵「や!今晩は!」

咲「あれ?なんで赤土先生が?」

望「ふーん。あなたが咲ちゃんね」

咲「はい!宮永咲です」ペコリ

望「ふーん。ふーん」ジロジロ

咲「えっと?なにか付いてます?」

望「ん〜ん。ちょっとねぇ」
「憧っ!」

憧「はい!」ドキリ

望「あんた、嘘付いてるでしょ〜」

憧「な、なんのことー」棒読み

望「咲ちゃんが着たいって言ったんじゃなくて、ただ単にアンタが見たいだけでしょ?」

憧「ち、違うよー。私は別に見たくないよー」

咲「?」

晴絵「やれやれ」

望「ふ〜ん」

憧「な、なに?」

望「咲ちゃ〜ん。今から私の部屋行きましょうか!」

咲「え?どうしてですか?」

憧「!」

望「私、咲ちゃんの巫女服見たいな〜!」
「憧は見たくないらしいから、移動しよ。ね」

憧「嘘つきました、ごめんなさい!私も咲の巫女服見たいです!許して下さ い!」土下座

晴絵「お前、変わり身早いな…」

憧「さ!謝ったわ!早く巫女服貸して!」

望「…まぁ、イイけどさ。アンタの生き方はそれでイイの?」

憧「問題ないわ!」ドヤ

望「あっそ」

憧「さぁ!早く持ってきて!」

望「はいはい」

望「持ってきたよー!」

憧「ありがと!」
「じゃあ、咲は私のを着てね」ニコッ
咲「え?」

望「なんでわざわざ、そんな事するのよ?」

憧「そんなの私のに、咲の残り香を付けるに決まってるじゃん!」

望「あんたの育て方を間違った気がするよ…」

憧「なに言ってるの?今時、こんな考え方するの普通よ!」
「みんな、言ってたわ」

晴絵「私の教え子って変態ばっだったけ?」

憧「イイから!咲、着替えに行こ!着付けもやってあげる!」グヘヘ

咲「うん!お願いね!」

望「(妹が)心配だ…」

晴絵「(宮永が)心配だ…」

〜お着替え〜

憧「いや〜、咲の肌キレイね!」スンスン

咲「キャッ!匂い嗅がないでよ〜!」

憧「う〜ん。女の子の匂いがする〜」ギュ〜

咲「ちょっと、憧ちゃ〜ん///」

憧「ごめん!ついやってしまった!」

咲「もう!早く着替えよ」

憧「そうね!」

憧「ここを、こうして〜」

咲「複雑なんだね!巫女服って」

憧「慣れれば簡単よ!どっちかて言うと脱ぐの大変ね」

咲「そうなの?おトイレの時はどうすればイイの?」

憧「まぁ、全部脱ぐしかないわね」

咲「え〜!」

憧「あっ!別にに私のになら漏らしてもイイからね」ニコッ

咲「…憧ちゃんって、こんな子だったけ…?」

憧「るんるーん」

〜お披露目〜

憧「お待たせ!」

望晴「わー」パチパチ

憧「さ〜!登場して頂きましょう!咲ちゃんVar巫女服でーす」ハクシュ

咲「あはは。どうでしょうかぁ///」

望晴「おぉ〜」

咲「似合ってますぅ?」

憧望晴「」パシャパシャ

咲「…無言で撮らないで下さいよ」

晴絵「似合ってるよ!」

望「カワイイぞ!」

憧「胸元、開けて!」

咲「…」

憧「いやぁー、満喫したわー」テカテカ

望「眼福、眼福!」

晴絵「生徒のあられもない姿を見てしまった…」

咲「…」

望「じゃあ、私たちはそろそろ、出かけますか!」

晴絵「そうね!」

憧「あれ?どっか行くの?」

晴絵「そもそも、飲みに行く予定だったんだ!」

望「お母さんたちも居ないから、好きなもの食べな~」

憧「は~い!」ニヤ

望「いくら、好きなものっていっても、咲ちゃんを頂こうとか思うなよ…」

憧「わ、わかってるよー」

望「…ハァ。咲ちゃん、憧ことヨロシクね!」イッテキマース

晴絵「…気をつけてね。咲ちゃん」

咲「はい!任されました!」

憧「じゃねー」

~2人だけ~
憧「疲れたし、出前でいっか!」

咲「うん! ねぇ、そろそろ脱いでイイ?」

憧「もうちょっと着てなよ~。ほら、お茶もっと飲んで!」

咲「…おもらし、しないからね」

憧「わ、わかってるよ!」

咲「…やっぱりもう着替えよ」

憧「むー!しょうがないなぁ。先に注文だけするね」


咲「何分くらいで来るって?」ヌゲナイ

憧「20分くらいだって!」ヌガセ

咲「お腹空いちゃったなー」

憧「そうね…」ジー

咲「憧ちゃん?」

憧「咲、ホントに綺麗よ」

咲「な!なに急に!」

憧「見とれちゃった」シンケン

咲「も~、憧ちゃんったら~」

憧「…ねぇ、咲」

咲「な、なに?」

憧「…デパートの続きしてイイ?」

咲「へぇっ!?///」

憧「さっきはオデコだったけどさ。唇にしてイイ?」

咲「あ、憧ちゃん、落ち着いてよぉ」

憧「落ち着いてるよ?むしろ冷静」
「咲も言ってたよね?女の子同士だから普通って」

咲「いや、でも口はないでしょぉ///」

憧「大丈夫。ね」

咲「で、でも~」

憧「目、閉じて」

咲「え?本気なの?」

憧「」シンケン

咲「う、う~」目を閉じる

憧「…」

咲「憧ちゃん? まだ、かな?」

憧「…」ムラッ

咲「///」

憧(頂きます!!)ガバッ


<ピンポーン!三河屋でーす!

憧咲「!!」チュ

憧「ちくしょー!イイところだったのに!!」

咲「…」
(今、ちょっとだけ当たった…///)

憧「んだよー!三河屋早すぎだろ!コンチクショー!」

咲「///」

~食事中~

憧「ったくよー!空気読めよなー」

咲「///」
(言った方がいいかなぁ)

咲「あ、あのさ!さっきちょっと当たっt」

憧「そうそう、もう機会ないと思うから、言うけど、女の子同士でもマウスToマウスは普通ないからね!他の人に言われてもダメだからね」

咲「!!」

憧「まぁ、私とならイイけどね~。なんちゃって」

咲「」プルプル

憧「あれ?咲どうした?」

咲「憧ちゃんの、ばかー」ゴチソウサマー、ダッシュ

憧「え?ちょ、咲どこいくのー」オーイ

~お風呂~

憧「もう、ゴメンて~」ゴシゴシ
(くそぉ!当たってたなんて、気付かなかった!)

咲「」ぷく~

憧「咲さんさえ良ければ、もう一回してm」

咲「」バシャ

憧「…」ポタポタ

咲「…憧ちゃんの、えっち」

憧(これもう、私悪くないよね?咲の可愛さが罪でしょ…)

咲「先、あがるね」ザバッ

憧「まって!」ガシ

憧「ねぇ、咲。確かに悪かったと思ってるよ」
「でも、私は本気だよ!?」

咲「えっ?」

憧「咲が良かったら私はいつでも覚悟あるよ?」

咲「それって…」

憧「…なんとか言ってみて!」アハハ

咲「もうっ!また!」プンプン

憧「ごめん!咲がカワイイからさー」
(危ない、危ない!抜け駆けするとこだったわー!まぁ、現状では一歩リードって感じね!)

咲「のぼせちゃうよぉ~。ホントに先でるね?」

憧「うん!部屋で待ってて!」

咲「はーい」バタン


憧「くそ。咲の唇、思い出せん」チッ

~憧ルーム~

憧「あがったよ~」

咲「すぴー」

憧「布団敷いてあるからって、寝るか~?ふつう」ホッペ、ツンツン

咲「うにゅ~」

憧「」ツンツン

咲「う~ん。あこちゃ~ん」ムニャムニャ

憧「ん~。寝言かな? なんですか~?」耳を近づける

咲「えいっ!」チュッ

憧「!? 」

咲「えへへ、ビックリした?」

憧「咲、起きてたの?」

咲「あれ?あんまり驚いてない?」

憧「嬉しいけど、別にビックリはしてない」

咲「あれ~」

憧(ヤバイ。ヤバイぞ!なんだあの不意打ちはっ!)
(こんなの、照さんも知らないんじゃ!?つまり、私、身内以上!?)
(身内の上って何だ?神か?ついに神になってしまった?)

咲「憧ちゃん、ホントに動じないね!」

憧「まぁね!」
(バレてないね!女優になれるかしら?)

咲「じゃあ、唇にしてあげようか?///」

憧「!?えっ、マジで!して欲しい!めっちゃして欲しい!」
(え?何がどうなってるの?マジで?ホントに神になっちゃったの?)
(ここが神社だから?神が降りたの?私がイイ子?にしてたから?)
(とりあえず、ありがとうございます神さまー!!)

咲「な~んちゃって!ビックリしたね!仕返しだよ~」

憧「…え?」

咲「散々、意地悪したからバチがあたったんだよ~」

憧「うそ…」

咲「反省しろよぉ!なんちゃってぇ」

憧「やだ…」

咲「あれ?憧ちゃん?」

憧「いやだ。咲とチューしたい」ウルウル

咲「憧ちゃん?」オロオロ

憧「いやだぁー!咲とチューするの!お願いだから!イイ子になるから~!」
「お願いします~!お願いします~!」 ウエーン

咲「憧ちゃん、しっかりして!」

憧「チューしたいの!したいの!」ジタバタ

咲「えぇ~、どうしよう…」

神様(サービスやで!)パチン

咲「…もぉ~、1回だけだよ///」

憧「ん~」メ、トジ

咲「…」

憧咲「チュ」

咲「///」

憧「ふっ!咲もまだまだ甘ちゃんね!」

咲「あっ!また騙したんだね!」ヒドーイ

憧「何回も騙される方がわるいんにゃよ」
(柔らかい!柔かったよ!なんで?なにが?明日はなに食べよう?あれ?)
(ヒャッホー!神たま、ありがとう御座います!明日から、お堂の掃除頑張 ります!イイ子にします!節約もします!やったー!バンザーイ!)

咲「憧ちゃん、ろれつ回ってないよ///」

憧「文句あるの?もっかいスル///?」

咲「なんでもないでーす///」

憧「良いではないかー///」照れ隠し

咲「イヤー///」照れ隠し

~就寝~

憧(咲は私に本気で惚れているのではないでしょうか?あんな事があったのに一緒の布団で寝るか?)

咲「ムニャムニャ~」

憧(そうだよね!私に惚れてるわよね?勝ち組よね?みんなに悪いけど…)

咲「ムニャムニャ、みんな仲良くが一番だよ~」

憧(…………)

憧(まっ!いっか!)

憧「おやすみっ!」

憧咲、おわり!
憧ちゃん、男前すぎぃー!今までで一番、狂ってました。楽しかったです!

次回は灼咲かきます。

いよいよ、その後ですが、どうしよう?考えときます。
要望などありましたら、参考にさせて頂きます!おねがいします

ありがとうございました

~次の日~

望「2人とも、起きなさ~い!」

咲「ん。おはようございます!」

憧「ぐがー」

望「咲ちゃん、おはよ」
 「ほら、憧を起きな!」ゲシゲシ

憧「いたいっ!」

望「いつまで寝てんのよ!」

憧(咲の寝息が、首筋にあたって、全然寝られなかった…)

望「ほら、咲ちゃんのお迎えもきてるよ!」

咲「え?もうですか?」

灼「おはよ」ヒョコ

咲「灼さん、おはようございます!」

憧「え~、ちょっと早すぎない?」

灼「そんなことない…」

憧「まぁ、いいや」

咲「すぐ、準備しますね!」

灼「待ってる…」


憧「じゃあ、またイイことしようね!咲!」

咲「誤解を招くようなこと言わないでよぉ!」

憧「あながち、間違いって訳じゃないんだよね~」

灼「む…」

咲「もう!」

憧「いってらっさ~い」


望「なに、咲ちゃん、交代で泊まってるの?」

憧「そう。あ~、物足りないな~」

望「そんで、私の番は?」

憧「…ねーよ」

灼「今日で最終日だね」

咲「そうですね。灼さんとも久しぶりな気がしますね!」

灼「待ち遠しかった」
 「昨日は、穏と玄、宥さんから自慢されて大変だった…」

咲「そうだったんですか。私も昨日は一番疲れましたよぉ!」

灼「そうなの?でも、顔にやけてるよ?」

咲「え?」

灼「妬けるな…」

咲「ふふ。灼さんが妬いてくれるなんて、なんだか嬉しいです!」

灼「今日は私が独占…」

咲「はい!おねがいします!」

灼「まかせて!」フンス

~灼宅~

灼おばあ「咲ちゃん、いらっしゃい!」

咲「お久しぶりです!」

灼おばあ「灼ちゃん、今日は店番やらなくてもいいからね!」

灼「え…でも、」

灼おばあ「せっかく咲ちゃん来てるんだから…」

灼「でも…」

咲「あの、よかったら…」

~sagimori lanes~

咲「いっらしゃいませー///」

灼「ありがとね。せっかく遊びにきてくれたのに…」

咲「いえ、大丈夫ですよ!」

灼「でも、咲こういうの慣れてなさそう…」

咲「すぐ、慣れます!」

灼「ありがと…カッコ悪いよね…」

咲「そんなことないです!おばあちゃんを大切にしてる灼さん、素敵です!」

灼「ありがと///」

客1「すみませーん」

咲「私いってきますね!」

灼「ううん。私が行く。咲は待ってて…」タッタッ

咲「いってらっしゃーい」

客2「すみませーん」

咲「あっ!はーい」トコトコ


灼「ふー。ちょっと手間取っちゃった…」

灼「あれ?咲がいな…」ドコイッタ?

咏「へー、咲ちゃんっていうんだ~」

野依「かわいいっ!」

咲「えっと、そろそろ戻らないと…」オロオロ

咏「え~、もうちょっとイイじゃん~」

野依「もっと、しゃべる!」

咲「でも、戻らないと…」

咏「わかんね~。そっちの事情とかわかんね~」

野依「ただの不良っ!」

灼「見つけたっ!」

咏「うわ~。お肌ツヤツヤ~」

咲「えっと…」

灼「すみません。その子、私の…」

咲「灼さん!」

咏「あれ?この子、君の店員だったの?分からんかった~」

野依「無理がある!」

咏「でも、店員ならもう少し付き合ってよ!接客!接客!」

野依「そっちの子も一緒に!」

灼「そういうお店じゃない」
 「あと、この子は店員じゃない!」

野依「そうなの!?」

咏「じゃあ、なんなの?わかんね~」

灼「その…私の恋人っ!」

野依「まじか!」

咏「え~?ホントぉ?あやしいな~!」

灼「うっ!」

咲「本当です!」

灼「!」

咏「そっか~、なら仕方ないね~」

咲「行きましょ!」

灼「う、うん」

野依「青春!」

咏「イイね~」

咲「ありがとうございます!」

灼「ううん」

咲「やっぱり、恰好良かったです!」

灼「ごめんね。とっさに思いついたのが、恋人だったから、その…」

咲「わかってますよ!」
 「でも、ちょっと本気で惚れちゃいそうになりました!」

灼「…惚れてくれても良かったのに…」ボソリ

咲「へ?」

灼「なんでもない!/// 」

~午後~

灼おばあ「ありがとね~、午後はバイトが来てくれたから、遊んできな」

灼「バイトなんていたんだ…」

咲「意外に疲れたよぉ…」

灼「ありがとね、咲」

~灼ルーム~

灼「はい。麦茶」

咲「ありがとうございます!」グビッ

灼「今日は家でゆっくりしよっか」

咲「え?大丈夫ですよ?」

灼「この前みたいに、体調崩したら嫌だし」

咲「そうです…ね!」

灼「って言ってもウチには何にもないけど…」

咲「でも、灼さんといるだけで、落ち着きます」ヨリカカリ

灼「そう言ってもらえると嬉し」

咲「そういえば、灼さんだけ、制服ネクタイなんですね」

灼「うん。晴ちゃんから貰ったの。宝物」

咲「晴ちゃん?」

灼「赤土先生…」

咲「そうだったんですね!」

灼「うん」

咲「いいですね。私もそういうの欲しいです」

灼「!」
 「ちょっと待ってて」ガサゴソ

咲「?」

灼「これ…良かったら、貰ってほし」

咲「なんですか?」ガサゴソ
 「わぁ!素敵なネクタイ!」

灼「い、いらなかったら。無理しなくてもいい…」

咲「とっても嬉しいです!」

灼「よかった!」

咲「灼さん、つけて下さい!」

灼「うん…後ろ失礼します」

灼(咲のうなじ…髪もいい匂いする///)

咲「できました?」

灼「う、うん。できた!」

咲「ありがとがざいます!」

灼「かわいい…」

咲「宝物です!」

灼「ありがと」

咲「こちらこそ、ありがとうございます!」ゴロン。ヒザノウエ

灼「どうしたの?急に甘えん坊さん?」

咲「ちょっと、休憩です」

灼「眠たかったら、ベット使っていい」

咲「灼さんの膝枕がいいですぅ」

灼「そう」ナデナデ

咲「気持いいです」

灼「私も…」

咲「灼さん…」

灼「なに?」

咲「なんでもないです」

灼「?」

咲(なんだか、とっても幸せだよ)

~30分後~

灼「いつまで、膝枕してればイイの?」

咲「いつまでも、です!」
 「嫌ですか?」

灼「嫌じゃないけど、足がしびれて…」

咲「あ、ごめんなさい」

灼「こっちこそ」

咲「じゃあ、今度は私がしましょうか?」

灼「それはまた今度。それより…ちょっと疲れたしベットに…」

咲「一緒に入ってイイですか?」ニコ

灼「…どうぞ」


~inベット~

咲(膝枕の延長線で一緒にはいったけど、なんで私たち向き合ってるんだろう///顔、近いよぉ)

灼「咲!」

咲「はいっ!」

灼「目の下、クマできてる。やっぱり疲れてる?」

咲「ホントですか?」

灼「うん」コシコシ

咲「くすぐったいですぅ」

灼「ごめん」

咲「そういう灼さんは、顔赤いですよ?」

灼「それは…」
 「咲が近くにいるから!」

咲「!」

灼「咲が近いからドキドキしてる/// 咲は?ドキドキしない?」

咲「その、私もドキドキ…してます///」

灼「一緒だね///」

咲「一緒です///」

咲「…もう少し、そっち行ってもいいですか///」

灼「うん。おいで///」

咲「灼さん、甘い匂いします」クンクン

灼「咲も温かい匂いするよ。いい匂い」スンスン

咲「」ギュー

灼「ほんと今日は甘えん坊」アタマ二、キス

咲「灼さん?///」

灼「みんなには、内緒ね///」

咲「はい///」

灼「私…咲のことスキ///」

咲「?私も灼さんのこと好きですよ」

灼「咲の好きとはきっと、違う…」

咲「えっ?」

灼「私のは“特別”のスキ」

咲「特別?」

灼「そう。友達よりも、親友よりも、上の“特別”のスキ」ドキドキ

咲「それって…」

灼「///」

咲「家族ってことですか?」

灼「え?ちょっと違うような…」

咲「つまり、灼さんはお姉ちゃんになりたいってことですか?」

灼(どうしよう!全然伝わってない!)

咲「たしかに、灼さんってお姉ちゃんって感じがします!」

灼「…」

咲「灼おねえちゃん!」ギュッ

灼(これはこれで…アリかな)ヨシヨシ

咲「えへへ」

灼「」ニコ
 (ライバル多いし、本人はこれだし、先がおもいやられる…)

咲「でも、ボーリング場で恋人って言ってくれた時も嬉しかったです」

灼「え?」

咲「なんでも、ないです///」

灼(今のって、そういうこと?いやでも、咲のことだし、ただ単に嬉しかっただけってことも…)

咲「えへへ」

灼「わっかんね~」
 (あ、うつった…)

~もう夜です~

灼「結局、こんな時間までベットから動かなかったね。私たち…」

咲「たくさんお喋りできて楽しかったです!次はお風呂ですね!」

灼「うん、私も…咲?」

咲「はい?」ピッタリ

灼「なんで、そんな近くによるの?」

咲「あはは、さっきまで、ずっとあの距離だから…急に離れると不安で…」

灼「そっか。でも、歩きづらいかも」

咲「ごめんなさい!」

灼「…これで我慢して」テ、ツナグ

咲「は、はい!」ギュー


灼おばあ「あの子たち、家のなかでも手繋いでなにしてんのかしら?」


~お風呂~

灼「ふ~、気持ちいい」

咲「そうですね~」ギュー

灼「咲、また抱き着いて…」

咲「今は歩いてないじゃないですかぁ」

灼「でも…あたってる…」

咲「?」

灼「…なんでもない」
 (あれ?私が意識しすぎ?)

咲←今までで、免疫がついた

咲「灼お姉ちゃんの肌モチモチぃ~」ツンツン

灼「…咲の肌もプ二プ二」ツンツン

咲「どう違うんですか?」

灼「咲の方が気持ちい」

咲「灼さんの肌も気持ちいいですよぉ~」


灼おばあ「…」

~就寝~

咲「あんまり、眠くないです」

灼「ダメだよ。ちゃんと寝なきゃ」

咲「でも~」

灼「いい子だから、ね」ヨシヨシ

咲「ふわふわするよ~」

灼「…」
 (この調子だと、すぐ寝るかな?)

咲「灼さん…楽しかったです」

灼「私も」

咲「ネクタイ大切にします」

灼「ありがと」

咲「でも、自分じゃ結べません…」ウトウト

灼「いつでも、結んであげる」

咲「やったぁ」

灼「私以外にはつけさせないでね」

咲「は~い」

灼「いい子」

咲「」スピー

灼「」ナデナデ

灼(咲の唇きれい…)
 (ちょっと触るだけ…)ツン

灼(!プニプニしとった!)
 (私の唇は…)ピト

灼(やっぱり、咲の方が気持ちい)
 (はっ!今のって関節キスになるんじゃ!)

灼「…もう一回」ツンツン

咲「う~ん」グッスリ

灼「…」ピト

灼「///」
 (私なんか、変態みたい…)

灼「…」
「…これが、最後だから」


この後、10回以上ループした

灼おばあ「ふー。孫の成長記録が大幅に更新されたわ~」
    「フフフっ」隠し撮り写真

穏母「その技術を私にも教えてください!!」

灼おばあ「…どっから入ってきた!?」

今日は、妄想の調子が良かったので灼咲も書いてみました!
最近、みんな抜け駆けしようとして大変です!

明日から、卒業式とか色々あるので更新できないかも。するかも。

ということで、阿知賀ソロ回終了です!

晴絵さんは、まぁ気が向いたら。
他校も書きたいです。憩さんとか、トキさんとか...

今日は終わりです!ありがとうございました!

咲「行ってきま~す」

照「いってらっしゃい。気をつけてね」

咲「はーい!」

咲「今日は誰も迎えにこなかったな~。何かあったのかな?」


~教室~

咲「…」ポツーン

咲(…今日は、まだ連休中だったよ…)

咲「帰ろ」

晴絵「あれ?宮永、なにしてるの?部活入ってたっけ?」

咲「あ!赤土先生!おはようございます」ペコリ

晴絵「おはよう。で?なにしてるの?」

咲「それが、今日学校あると思って…」

晴絵「咲ちゃん、意外におっちょこちょいだね!」

咲「アハハ」

晴絵「そうだ!咲、このあと時間ある?」

咲「はい。大丈夫ですけど。さっきから、呼び方がぐちゃぐちゃですよ?」

晴絵「うん。ピンとくるのを、選んでた!」

咲「それで、決まりました?」

晴絵「“咲”でいこうと思う!」

咲「そうですか!それで、この後、なにかあるんですか?」

晴「うん!一緒にご飯食べにいこ!」

~ハンバーガー屋~

咲「うわ~、初めて来ました!」

晴「そうなの?」

咲「はい!」

晴「へ~、珍しいね。好きなもの注文していいよ!奢るから!」

咲「え?悪いです」

晴「まぁ、この前の巫女服のお礼ってことで!」

咲「…そういうことなら、ご馳走になります」
 「でも、そんなに沢山食べられないからなぁ~。迷うな~」

晴「そこは、フィーリングで!」

咲「余計に難しいですよ! そうだ、晴絵先生が選んでください!」

晴(ちゃっかり名前でよんでる…でも、動じない大人だから)
 「そんな、恋人に甘えるみたいな言い方しないでよ!キュンときちゃう!」

咲「…別にそんなつもりは///」

晴「この、大きいヤツ一つでいいかな?」

咲「はい!それで!」


~テーブル席~

晴咲「いただきます!」

晴「うんまい!なんで、不健康なモノって、こんなに美味しいんだろ?」

咲「不健康なんですか?」モグモグ

晴「まぁ、栄養バランスは良くないよね!」

咲「でも、すごく美味しいです!」

晴「満足してもらえて、良かったよ!」
 「それより、咲…」

咲「?」ベター

晴「口の周りにケチャップがべっとりだよ」

咲「えっ!?」

晴「ほら、動かないで。服に付いちゃうよ」ゴシゴシ

咲「ん~///」

晴「はい、取れたよ!」

咲「ありがと、ございます///」

晴「食べ慣れてないから、仕方ないよ」
 (かわいいなぁ)

咲「高校生にまでなって、恥ずかしいです…」

晴「しっかりしてるイメージだったのに、抜けてるところあるのね!」
 「そういうトコ、カワイイよ」

咲「からかわないで下さい///」

晴「ホントだよ? だから、みんな咲に夢中なんだよ」

咲「も~///」

晴「私もその一人になっていいかな?」アゴヲ、モチアゲル

咲「あの///赤土先生?///」

晴「さっき、みたいに名前で呼んでよ」カオ、チカヅケル

咲「えっと///息あたって、くすぐったいです///」

晴「ほら、名前で呼んでよ」モット、チカヅク

咲「えっと、晴絵センセ///」

晴「先生もいらない」

咲「晴絵さん…///」

晴「よく、できたね。 ご褒美、いる?」

咲「えっ?///」

晴「咲。目、閉じよっか…」

咲「でも…」

晴「大丈夫だよ」

咲「///」

晴「ゆっくり、閉じよっか。ね?」

咲「…は、い///」

晴「素直でよろしい。」
 (では、いただきまーs)

教頭先生「赤土さん、何してるんですか?」通りすがり

晴「………」

咲「!!」

教頭「生徒に、何しようとしてるんですか?」

晴「いえ、ちょっとキスをしようかと!」

教頭「ちょっとは、言い訳しろよ!」

晴「いえ、本気だったんで!」

教頭「ダメだろ!」

晴「何がいけないんですか?私は咲の事がスキです!愛してます!」

咲「声、大きいですっ!」

晴「ええ!高らかに宣誓します!咲!愛してる!」

教頭「いいかげんにしなさい!学校戻りますよ!」
  「君はもう、帰りなさい」

咲「は、はい」

晴「そんな、まだ、これからなのに!」

教頭「この期に及んで…行きますよ!」

晴「咲!ひとつ忠告があるの!」
 「咲は流されやすい所がある!気を付けるのよ!」

教頭「アンタが言うな!」

咲「…」


照「そういえば、咲、制服着てどこ行ったんだろ?休日なのに…」

~職員室~

晴(最初は、ちょっとからかうつもりだった…)
 (でも、あの照れてる顔はすごく可愛かった…)
 (学校が始まったら、咲といっぱい話そう!そして、ゆくゆくは…)グエヘヘ

教頭「説教中に、なんてアホ面してるんですか!!」

すごく短いですが、できました。
レジェ咲、難しいです。

明日は、更新無理かも。ごめんなさい

ありがとうございました。おやすみなさい

咲「晴絵先生、なんだったのかな?」テクテク

怜「」グデー

咲「!」
「大丈夫ですか!」ユサユサ

怜「…大丈夫や。ちょっと、疲れただけや」

咲「…あの、私にできることありますか?」

怜「いいんか?見も知らぬ人に」

咲「はい!ほっとけないですし!」

怜「助かるわぁ。じゃあ、あそこのベンチまで頼むわ」

咲「はい!分かりました!」

〜公園〜

咲「あの、着きましたけど」ゼェゼェ

怜「ホンマ、助かったわ」

咲「あの、誰か呼びますか?」

怜「いや、大丈夫や。アンタも疲れたやろ?休んでき」

咲「そうですね」

怜「ほんじゃ、失礼します!」

咲「え?」

怜「うん。いい太ももしてるで!」

咲「あ、あのぉ、困ります///」

怜「いかんかった?」
「あ!膝枕してもらったら、楽になってきたわー」

咲「…」

怜「…ゴメンな。今、どくわ」

咲「…いえ、大丈夫ですよ!ゆっくりして下さい!」

怜「ホンマ!おおきに!」
「アンタ、なんて名前なん?」

咲「宮永咲です」

怜「よろしくな、咲ちゃん!ウチは園城寺怜っていうんや!」

咲「関西の人なんですか?」

怜「そうやで!」

〜数十分後〜

怜「う〜ん!咲ちゃんいい枕や!」ムニャムニャ

咲「怜さん、寝ちゃったよ〜」
「…なんだか、私も眠くなってきたよ〜」

怜「ねむろうや〜」ムニャムニャ

〜精神と怜の部屋〜

サキ「…あれ、ここどこだろう?」

トキ「いらっしゃいませやで!」

サキ「トキさん、ここドコですか?」

トキ「ウチの部屋やで?」

サキ「でもいつの間に?」

トキ「なに言うてるや!最初からココにいたやろ?」

サキ「そうでしったっけ?そう言われると、そんな気も…」

トキ「そうやで!」

トキ「サキちゃん、今いくつ?」

サキ「え?高校生ですけど?」

トキ「そう?その割にちっこいな?」

サキ「え?」

トキ「身長、130cmくらいやん!」

幼サキ「あれ?」

トキ「ほらな?」

幼サキ「なんで?どうして?お姉ちゃーん」ウワーン

トキ「お姉ちゃんは、ここには、おらんのや。ごめんな!」ナデナデ

幼サキ「うえーん」

トキ「ほら、おいで」

幼サキ「うわーん」ダキッ

トキ「ええ子ええ子」ナデナデ

幼サキ「トキお姉ちゃんは、どこにもいかない?」ウルウル

トキ「うん。サキちゃんが望むなら」

幼サキ「うん!ずっと一緒にいよ!」

トキ「もちろんやで」

幼サキ「一緒に遊ぼ!」

トキ「ええで、なにしよっか?」

幼サキ「う〜んとね、おままごとがしたい!」

トキ「任せとき!」

幼サキ「じゃあ、トキお姉ちゃんは、お姉ちゃんね!」

トキ「サキちゃんは?」

幼サキ「妹!」

トキ「…」

幼サキ「ダメぇ?」

トキ「いいで!」ニコッ

幼サキ「やった!」

〜おままごと〜

幼サキ「お姉ちゃーん、お菓子ほしい!」

トキ「ええで〜、サキちゃんは何が食べたいん?」

幼サキ「もう!サキって呼んでよ!」プクー

トキ「ゴメンゴメン!怒らんといて。サキ!」

幼サキ「うん!私、プリンが食べたいな!」

トキ「了解や!」指パチン

プリン「プリンやで」

幼サキ「わー!すごい、どうやったの?」

トキ「ふふ、秘密や!ほら、お食べ!」

幼サキ「あーん」

トキ「しょうがないなー!あーん」

幼サキ「モグモグ。すごい美味しいよ!」

トキ「せやろ!お姉ちゃん特製やからな!」

幼サキ「うん!お姉ちゃんは魔法使いなの?」

トキ「せやで!ここなら、私の思うままや!」

幼サキ「すごいね…」

トキ「なんや?欲しいものでもあるん?」

幼サキ「うん。でも我慢する。良い子にしてないとサンタさん、こないもん」

トキ「ふふ、サキは充分ええ子やで!それに今日はクリスマスやで!」
「サンタさんも忙しいから気付かんでくれるんやで!」

幼サキ「あれ?そうだっけ?」

トキ「そうや。外見てみ!」

幼サキ「うあー!雪が積もってる!」

トキ「綺麗やな」

幼サキ「うん!」

トキ「ほんで、何が欲しいん?」

幼サキ「えっと…お姉ちゃんとお揃いのドレスが欲しいの!」

トキ「任せてや!とびきり、可愛いフリフリのにしような!」

幼サキ「やった!」

トキ「指パッチん!」

幼サキ「わー!」フリフリ

トキ「お揃いやな!」フリフリ

幼サキ「お姉ちゃん可愛いよ!」

トキ「サキの方が可愛いで!」ナデナデ

トキ「お次は、サンタさんからの贈り物やで!」

幼サキ「?」猫耳

トキ「うん!よう似合ってるで!」

幼サキ「そうかなぁ?」

トキ「それを付けたら、語尾は"にゃん"やで!」

幼サキ「そうなの、にゃん?」

トキ「うんうん!可愛い!」ニコッ

幼サキ「ありがと!お姉にゃん!」

トキ「かわええ!萌え萌えキュンキュンや!」

幼サキ「じゃあ、お姉にゃんはうさぎさんね!」エイッ

トキ「おろ?」うさ耳

幼サキ「お姉にゃんは、ピョンっていうんだよ!」

トキ「わかったピョン!」

幼サキ「可愛いよ!」ナデナデ

トキ「うん。悪くないピョン」

〜いっぱい遊んだよ!〜

幼サキ「…」

トキ「どうしたん?」

幼サキ「そろそろ、帰らなきゃ…」

トキ「…そやな。残念やけど」

幼サキ「お姉ちゃん、最後にもう一個欲しいものがあるの」

トキ「ええで、言うてみ?」

咲「怜さんとの思い出、忘れたくないです」

怜「あら、もう気付いちゃったん?」

咲「はい、どうやら」アハハ

怜「うん!楽しかったで!私も忘れへん!」

〜現実〜

怜「ん、ん〜」

咲「起きました?」

怜「ふぁ〜、おはよ!咲ちゃん」

咲「はい、おはようございます!」

怜「咲ちゃんの膝枕、最高やったで」

咲「そう言ってもらえると、嬉しいです!」

怜「さーて、そろそろ帰らなきゃアカンわ」

咲「そうですか…」

怜「そんな顔せんといてや」

咲「また、会えますか?」

怜「もちろんや。毎晩でも夢の中に会いにいったる」ナデナデ

咲「ふふ、毎晩は困ります」

怜「おろろ?」

咲怜「ふふふ」

怜「ほんじゃ、ありがとな!サキ!」

咲「はい!トキお姉ちゃん!」

咲怜書いてみました

咲憩も書く予定ですが、阿知賀がほったらかしになってるんで、そっちも考えます

相変わらず、要望待ってます

ありがとうございました

~ファミレス~

穏「あれ?咲は?」

玄「ちょっと、遅れるそうですのだ!」

穏「そうなんですか~」

憧「そういえば、みんな、どうだった?」

宥「なにが?」

憧「そりゃ、咲とのお泊り会ですよ!」

灼「楽しかった」

憧「それは、大前提ですよ!」

穏「そういう、憧は、なにしたの?」

憧「ん~と、買い物に行って、家で過ごしたって感じ」
 (詳しいことは控えとこう…主にキスのことは…)

玄「なんだか、味気ないのです!」
 「私なんか、ねっとりとした時間をすごしたのです!」グへへ

穏「咲に、なにしたんですかぁ!?」

玄「それは、秘密ですのだ! でも、咲ちゃんも、きっと私との1日が一番だったのですのだ!」

穏憧宥灼「ムぅ…」イラッ

宥「でも、次の日に咲ちゃん、すごく疲れてたし、玄ちゃん無理させたんじゃないの?」

玄「そ、そんなことないのですのだ!」

灼「どうせ、セクハラまがいのことしたんでしょ」

玄「!し、してないのですー」

穏「怪しい…」ジトー

玄「そ、そんな事いうなら、穏乃ちゃんも大分、無理させたんじゃないの?」
 「咲ちゃん、ちょっと筋肉痛って言ってたのですのだ!」

穏「そ、それは…でも咲がいろんな所、行きたいって!」

灼「咲は、合わせてくれる性格だからね」

宥「でも、私の時は一緒にゆっくりして、ちょっとムードにもなったし、きっと満足してくれたはず!」ドヤ
 「あの時の咲ちゃんの顔を見せて、あげたいよぉ」ドヤぁ

灼「…私なんて、咲にプレゼントあげた。宝物って喜んでた!」
 「その後も、ベットで半日近く、イチャイチャしたし///」

玄「私なんて、咲ちゃんと別の布団だったけど、手を繋いで寝たのです!」

穏「一緒のベットの方が良くないですか?」

玄「ちっちっ!穏乃ちゃんは、まだ子供だから良くわからないのです!」

穏「な、なんですか~!」プンプン

憧「フフフ。皆、小さいことで争わないの」

穏「なに、その余裕!?」

憧「私?私は大したことしてないわよ!」
 「まぁ、ちょっとキスをしただけですけどぉ~」

穏玄宥「!!」

憧「あれ?皆してないんですか?もったいないなぁ~」

宥「え?それは、マウストゥーマウス?」

憧「えぇ、まぁそうですけど?」ドヤぁ~

灼「まぁ、私も咲の唇には数えきれない程、触れてるけど(指で)…」

憧「!! そ、そうですよねぇ。ふ、普通ですよね~」

玄「よく考えれば、私はもっと過激なことしてましたのだ」

憧灼「!!」

穏「…玄さん、ホントに何したんですか?」

玄「い、いや~」

宥「あとで、咲ちゃんに謝らなきゃ…」

穏「いいなぁ~」

憧「穏は自分ばっかり楽しんで、満足してたんじゃないのぉ?」

穏「…確かに。でも、私が咲の選んだ服着た時が嬉しそうだったし。咲も楽しんでたはず…」

憧「え!?なにそれ!咲がアンタの服選んだの?」

穏「まぁ、家にあったやつだけどね…」

憧(ずるい!咲にいろんな服着せたけど、私は咲に選んでもらってない!)

穏(私も、灼さんみたいにプレゼントあげたかったなぁ~)

灼(たしかに、手だけ繋いで別の布団ってのもイイかも…)

玄(私も落ち着いた、ムードがもっと欲しかったのですのだ!)

宥(き、キスって、そんなに大胆になれないよぉ~)

穏憧玄宥灼(いいなぁ~)


咲「みんな~!お待たせ~」
 「あれ、みんな深刻な顔してどうしたんですか?」

穏憧玄宥灼「…」

穏「咲はさぁ…誰とのお泊り会が一番たのしかった?」

咲「?」

灼「聞くところによると、みんなと楽しんでたみたいだから」

咲「そうですね~」思い出し中

咲「…」

咲(よく思い出してみると、恥ずかしいことしたり、言ったりしてるなぁ///)

玄「咲ちゃん、顔赤いのですのだ?何を思い出してるのです?」

咲「い、いえ。なんでも///」

憧「それで、誰とのが一番なの?」

咲「え~!みんな、楽しかったから選べないよ~」

宥「あえて順位をつけるとしたら?」

咲「困りますね~」

穏憧玄宥灼(私が一番のはず!)

晴絵「まぁ、一番は私でしょうね!」

咲穏憧玄宥灼「!!」

憧「晴絵、どっから湧いたのよ!」

宥「それより、赤土先生ともお泊りしたの?」

晴「いや、お泊りこそしてないけど。それはそれは、濃い時間を過ごしたよ!」
 「ね?咲ぃ」顎を持ち上げる

咲「晴絵先生///」

晴「あれあれ?先生はいらないと言わなかったっけ?」
 「これは、お仕置きが必要かなぁ?」

穏憧玄宥灼(なんだ、この状況は…)

晴「さぁ、咲。ちょっと海でも見に行こうか」

灼「!いくら、ハルちゃんでも、咲は譲れない!」

晴「それは、どうかな?咲ちゃんだって、私に感化されてネクタイしてるじゃないか」

灼「それは、私があげた…どっちかていうと私に感化された」

玄「そうですのだ!先生は早く学校に戻るのですのだ!」

晴「嫌だ!」
 「私も咲ともっと仲良くなってキャッキャッウフフしたい!」

教頭「赤土先生ぃ?」

晴「…」

咲「あ、教頭先生、こんにちは」

教頭「こんにちは」ニコ

晴「教頭先生、またアナタですか…」
 「さては、私のこと好きですね?」

教頭「は?」イラッ

晴「違うんですか? ま、まさか!アナタも咲を狙ってるんですか!?」

穏憧玄宥灼「なんですと!!」

教頭「いや、ないから!」
  「とにかく、もどりますよ!赤土先生」グイッ

晴「やめろー」イヤダー

咲「…行っちゃったね。なんだったんだろ?」

穏憧玄宥灼「咲(ちゃん)!」

咲「え!?な、なに!?」

穏「いつのまに、赤土先生に目を付けられたのぉ?!」

咲「えっと、この前、ご飯を一緒に食べた時かなぁ」

穏憧玄宥灼(無自覚にフェロモンを振り撒いてる…)
     (ここは、私が先を変な虫から守らねば!)

玄「咲ちゃんは、私が守りますのだ!」

咲「?」

宥「ううん、私に任せて!」

灼「いや、私が…」

憧「やっぱ、私でしょ!」

穏「咲にふさわしいのは私だよね!」

穏憧玄宥灼「むむむ~」

咲「みんな、相変わらず、仲良しだね!」ニコ

穏憧玄宥灼(やだぁ!かわいい!!)

今晩は、以上です。
そろそろ、ネタぎれだよ~

眠いので寝ます。
ありがとうございました

~とある放課後~

咲「ねぇ、穏乃ちゃん、今日、時間ある?」

穏「うん!大丈夫だよ!」

咲「よかった~」

穏「なんで?」

咲「今日は、私の家に招待しようと思って!」

穏「そういうことかぁ~。じゃあ、さっそく皆にも連絡しよう!」

咲「ううん。今回は穏乃ちゃんだけだよ!」

穏「え!?そ、それって…」

咲「?」

穏(私だけ…それってつまり…)

~穏乃妄想~

穏「やっと、二人きりだね。咲」

咲「そうだね。あの日から、待ち遠しかったよ」

穏「言ってくれれば、いつでも二人だけの時間作ったのに」

咲「でも、迷惑かけちゃいそうだったから…」

穏「咲の頼みなら、なんだって受け入れるさ!」

咲「穏乃ちゃん…」

穏「咲…」

~~~~~

穏「んで、その後は…」グヘヘ

咲「穏乃ちゃん、大丈夫?気分、優れないなら、別の日にする?」

穏「大丈夫!ちょー元気!」

咲「そっか!じゃあ、行こっかぁ」

穏「おー!」
 (みんなには、悪いけど。咲直々でのご指名だもん!仕方ないよね~)

~宮永宅~

穏「…」

照「…」


穏(あれ?どうしてこうなったぁ!?)

~数分前~

咲「どうぞ、どうぞ!」

穏「お、おじゃまします!」

咲「ゆっくりしてね~」
 「じゃあ、リビング行こっか」

穏「え!?リビング!?」

咲「どうかした?」

穏「い、いやぁ。咲ってば大胆だなぁ///」

咲「?」

~リビング~

咲「じゃあ、ちょっと着替えてくるから、待っててね?」

穏「う、うん///」

穏「咲って、意外にグイグイくるタイプだったのかぁ///逆に萌えちゃうよぉ」

扉「ガラッ」

穏「!早かったね。さk」

照「こんにちは」

穏「…こんにちは」
 (あれ、照さんもいる!まぁ、照さんの家でもあるから居るのはいいんだけど…)
 (う~ん。正直、照さんの前でイチャコラするのはキツイ…)

穏照「…」

咲「あ、お姉ちゃん。もう降りてたんだぁ」

照「うん」

咲「穏乃ちゃん、今日はお姉ちゃんが聞きたいことがあるらしいんだ!」

穏「え?」
 「じゃあ、用事があるのは照さんで、咲は別にナニかある訳ではないってこと?」

咲「そういうことだね!でも、私も穏乃ちゃんが来てくれて嬉しいよ!」

穏「…ありがと」ショボーン

照「そういえば、お客様用のお菓子ないんだった」

咲「え?じゃあ、私買ってくるよ!」

穏「いいよぉ~!気にしないで!」
 (咲と一緒にいるだけで、満足だから!)

照「それじゃ、お客様に失礼だし。咲、悪いけどお願いしていい?」

咲「任せてよ!」

照「おねがいね」

咲「はーい!行ってきまーす!」

穏「…」

照「…」

穏(気まずい…)

~そして今に至る~

穏「…そういえば、照さん。私に用事ってなんですか?」

照「…そうだったね」
 「高鴨さん」

穏「はい?」

照「咲とのお泊りは楽しかった?」

穏「それは、もう!楽しくてしょうがなかったですよ!」

照「ふ~ん。具体的には何したの?」ギロリ

穏(はっ!もしや、これは照さんのシスコンが発揮されている? あまり、下手なことは言わないでおこう)

穏「いや~。山に行ったり、お買い物したりしただけですよ!やましいことは、何もないです!」

照「そうなんだ。高鴨さんって、意外に奥手そうだもんね」

穏「…」

照「じゃあ、他の人はどんな風に過ごしたかしってる?」

穏「!い、いや。ちょっと分からないですね~!アハハ」
 (ここは知らないフリが一番だ!特に憧と玄さん!)

照「そっか。私的には、新子さんと、松実玄さんが危険な感じだったから、知りたかったんだけど…」

穏「へ、へぇ~。な、何が危険なんですかぁ?」アセアセ

照「新子さんは、きっと好きな人には大胆になるタイプ」

穏「!」

照「松実玄さんは、過激なスキンシップが注意」

穏「すごいですね!よく分かりますね!」
 「確かに、その2人とのお泊りは、困惑することが多かったって、咲もいってましたよ~」

照「あれ?知らないんじゃなかったの?」

穏「!い、いや。細かくは知らないですけどね!」

照「…怪しい」

穏「な、何にも怪しくないですよー!」

照「…まぁ、いいや」

穏「そ、それにしても、咲遅いですね!まさか、迷子かも~」

照「確かに遅い」

穏「私ちょっと、そこら辺、見てきますね!」サラバ!

照「あっ!ちょっと!まだ、尋問が残ってる…」
 「…逃げられた。まぁ、明日は新子さんを問いただすか」

~外~

穏「ふ~。危なかったぁ~。最後なんて普通に尋問って言ってたしなぁ~」
 「それよりも、咲はどこかなぁ?」

咲「」トボトボ


穏「おっ!発見!サキー」オーイ

咲「あ!穏乃ちゃーん」タッタッ

咲「どうしたの?こんなところで?」

穏「いや~、咲があまりに遅いからさ~」

咲「ちょっと迷子になっちゃてて…」エヘヘ

穏「もう!心配したんだぞぉー」

咲「ごめんね~」
 「じゃ、帰ろっか!」

穏「!い、いや~。もちょっと、外でゆっくりしない?」

咲「どうして?お姉ちゃんと何かあった?」

穏「ない!ないよ!心配しないで!」

咲「じゃあ、どうして?」

穏「えっと、それは…」
 「そう!咲との2人きりの時間が、もっと欲しいから!」

咲「え?///」

穏「ダメかなぁ?」

咲「穏乃ちゃんが、そう言うなら…イイけど///」

穏「やた!ありがと!」

~公園~

咲「そうだ!買ってきたお菓子、食べる?」

穏「わざわざ、ありがとね~」

咲「気にしないでよ! どれ食べる?」ガサゴソ

穏「はっ!これは!」

咲「ん?ポキッー?おいしいよね!」

穏「うん…」
 (…この前、憧に教えてもらったポキッーゲームができる)

穏「咲…ポキッーゲームって、知ってる?」

咲「なぁに?それ」

穏「これをやると、もっと仲良くなれるらしい。 やる?」

咲「そうなの!やる!やる!」

穏(…イイのかな?でも、他のみんなも、咲と際どいことしてっていうし…)

 照『高鴨さんって、意外に奥手そうだもんね』

穏(私だって!)

咲「ね?それってどうやるの?」

穏「ま、まず。咲は目を閉じて!」

咲「うん!」

穏「閉じた?」ドキドキ

咲「閉じたよぉ。それでどうするの?」

穏「私が、ポキッーを口まで運ぶから!咲は!目を閉じたまま食べ続けて!」

咲「わかった?それだけ?」

穏「今は…それだけ…」

咲「わかったよ~」

穏「じゃあ、運ぶよ!」

咲「うん!あ~ん」

穏(どうしよう。咲のこの表情見てるだけでも、ドキドキするよ~///)

咲「まだ~」アーン

穏「い、今!やるから! はい!」スッ

咲「ぱく!」

穏「じゃあ、そのまま食べてね」
 (ここで、反対側を私が…)パクリ

咲「もぐもぐ」

穏「もぐもぐ///」
 (咲の顔が段々と近づいてくる///恥ずかしい!私も目つぶろ!)

穏咲「もぐもぐ」

穏(…あと、なんcmだろ///)チラッ

チュッ

穏「!!」

咲(え?なんか柔らかいものが…)チラリ

咲「!!」

咲「し、シズノチャンん!?今、その!えぇっ!?///」

穏「そ、そうだよぉ!キスだよぉ!び、びっくりちたぁ~?///」
(ダメだぁ~。頭クラクラするぅ~)

咲「えぇ!?な、なんで!?///」

穏「だって!咲ともっと仲良くなりたかったんだもん!///」
 (思考が追い付かないよ~!酔っぱらうって、こんな感じぃ?)

咲「そ、そりゃ、私も、穏乃ちゃんともっと仲良くなりたいけど、他にもやr」

穏「!ほんと!もっとチューしてイイってこと!」

咲「ちょ、最後まで話、きいt」

穏「チュ」

咲「!!」

穏咲「チュぅ~」

咲「ぷハァ///」

穏「おいしいぃ~。咲のくちびる、おいひぃ~よ~」

咲「///穏乃ちゃん、しっかりしてよぉ///」

穏「もっと!サキ!もっとぉ」

咲「もう、ダメ!///」

穏「もっと~ぉ!!」ガバッ

咲「きゃ///」

照「ふんっ!」コークスクリュー

穏「ぎゃっ!」

咲「お、お姉ちゃん!」

照「安心して。殺してはいない」

咲「う、うん」

照「記憶がなくなるくらいに止めてある」
 「もし、なくなってなかったら。もう一回やるけど…」

咲「…」

照「咲も、嫌ならちゃんと抵抗しなきゃダメ」

咲「...うん」

照「キス。嫌じゃなかったの?」

咲「恥ずかしかったけど…ちょっと、良かった…かも///」

照「…」

咲「///」

照「」コークスクリュー

穏「ギャフン!」

咲「お姉ちゃん!?」

照「安心して。ただの八つ当たりだから」ニコ

咲「えぇ~」

~3時間後~

穏「ん~」
 「はっ!!」

咲「穏乃ちゃん、起きた?」

穏「あれ?なんで、寝てんだ?」

照「公園でのこと、覚えてない?」

穏「公園?私は確か、照さんとお話してただけじゃなかったでした?」

照「そう。それだけ。公園なんて行ってない」

咲「アハハ。ちょっと残念だよ~///」

照「…咲」

穏「?」


穏「ありがとね!晩御飯までご馳走になっちゃって!」

咲「大丈夫だよ! 気を付けて帰ってね!」

穏「うん!また明日ね!」

咲「ばいばーい」

玄関の扉「ぱたん」

穏「…」

穏「///」

咲「あ、穏乃ちゃんからメールだ…」

From 穏乃ちゃん
件名 なし
本文


また、2人きりの時になるまで。待ってる

咲「穏乃ちゃん…///」

照「咲、どうかした?」

咲「ん~ん。なんでもないよ!」

照「そう? それで、明日なんだけど、新子さんか松実妹を…」

今晩は以上です。
また、穏咲を書いてしまいました。個人的に好きなもので...

他の人もきっと、書きますので勘弁してください

ありがとうございました!

~とある暗がり~

謎の女「いらっしゃい」

?「奈良公園の鹿の角入り鹿せんべいはある?」

謎の女「えぇ」

?「そ。じゃあ、お願い」

謎の女「一つ、3万円です」

?「高っ!ぼったくり過ぎとちゃう?」

謎の女「いやなら、売りません」

?「…足元みおってからに。はい、3万円」

謎の女「まいどあり」
   「ところで、お客さん。それを何につかうんです?」

?「新薬の開発に必要なんや」

謎の女「新薬?」

?「うむ。俗にいう“惚れ薬”や!!」

謎の女「ほ~。そんな物作れるんですか?」

?「まぁね。この本に書いてあるんや!」怪しげな本

謎の女「あ~。その本の改訂版なら、私も持ってる」

?「改訂版なんてあるん?」

謎の女「ええ。10万円で売りますけど?」

?「いらんわ!」

謎の女「残念。それで、惚れ薬なんて作ってどうするんです?」

?「なぁに、ただの好奇心です!」
 「まぁ、実験ついでに少し可愛こちゃんに、手はだしますけどね!」

謎の女「フフ。お客さん、好奇心は人を殺しますよ」

?「なら、好奇心に殺されん薬をつくるわ!」

謎の女「そうですか。では、頑張って下さいね」

?「おおきに!」

憧「あれ?お客さん?って何その変な恰好」

望「あ。憧、お帰り~。うん、ちょっとしたお客さんだよ」
 「なんでも、惚れ薬を作るらしいよ!」

憧「なにソレ!欲しい!」
 「咲に飲ませたい!」

~公園~

?「さてと!材料はこれで揃ったことやし!ここで調合しますか!」ガサゴソ

?「うん。本も何回も読んだし!これで間違いなく完成や!」
 「あとは、これをそこらの子で試すだけ…」


咲「ん~!たまには、外で読書もいいね!」

?「お。あの子なんて、ちょうど良さそう!」
 「純朴そうで、奥手そう!なにより、可愛いし!」

?「そこの人ぉ~」

咲「え?私ですか?」

?「そうそう。ちょっと、このお饅頭いりません?」

咲「え?」

?「いや、買いすぎてもうて!よかったら、お一つどうぞ!」
?「いらんなら、捨てるだけなんやけど…」

咲「…いえ、もったいないんで頂きます」

?(いよっしゃ!)

咲「もぐもぐ」

?「おいしい?」

咲「はい。おいし…い…です…」バタン

?「おっと。危ない」ガシッ
 「大丈夫か~」ペチペチ

咲「!」パチクリ

?「大丈夫?」
?(即効性があるはずやから、もう効果でるはずや!)

咲「…大丈夫です」

?「そっか!そういえば、名前なんていうん?」

咲「…まず、自分から名乗るのが普通じゃないです?」

?「そ、そうやな!失敬失敬!」
 「私は、荒川憩いうんや!よろしく!」

咲「ふ~ん。宮永咲です」
 「というか、これってナンパですか?」

憩「は?いや、ちゃうような違わんような…」
 (惚れてるどころか、態度悪うなってへんか!?)

咲「はっきりしませんねー!」

憩(あの、怪しい女、偽物掴ませよったなぁ~!)
「いや!なんでも、あらへんわ!そんじゃ、ばいばーい!」

咲「」がしっ

憩「!?」

咲「ナンパしといて、それはないんじゃないですか?」

憩「…なに?」
 (これは、完全に失敗やな。“態度のデカくなる薬”だったら成功やったけど)

咲「そうですね~!私ちょっとお腹すいてるんで、なんか買って来てよ!」

憩(まぁ、向こうも被害者やし。そんくらいはええか)
 「なに食いたいん?」

咲「じゃあ、焼きぞばパンで!」

憩「これまた、典型的やな!」

咲「文句あるの?さぁ、早く!5分以内ね!」

憩「はいはい。かしこまりました、お嬢様~」スタコラ

~しばらくして~

憩「はい。お待ちど!」

咲「遅い!もう7分も経ってますよ!」

憩「大差ないやん!」

咲「チっ」

憩「…アンタ、高校生?」

咲「そうですけど?高校1年生です」もぐもぐ

憩「なんや!私より年下やん!私高2や!」

咲「そうなんですか。仕方ないんで敬語にしてあげますよ!」

憩「…いや、構わけんけど。もう、帰るしぃ」

咲「はぁ?なに言ってるんですか?」

憩「なに?まだなんか用?」

咲「そうですね~。お腹膨れたら、眠くなってきました!」

憩「布団でも買って来いと?」

咲「それでも、いいですけど。流石に荒川さん可哀想なんで勘弁してあげます!」

憩「そう。そんで?」

咲「かわりに、膝枕プリーズ!」

憩「…まぁ、それくらいなら」

咲「じゃあ、早くして下さい!」

憩「…なんで上からなん?」

咲「なんか、言いました?」

憩「なんでもありませーん」

咲「むぅ。なにその態度ぉ」ぷくー

憩「はいはい。さ、どうぞぉ」ポンポン

咲「…失礼します」ぽすっ

憩「咲ちゃんは、いつもそんなツンケンしとるの?」ナデナデ

咲「してないと思います。でも、今日は何か変なだけです」
 「てか、気安く頭なでないでください!」

憩「すみませんね~」
 (やっぱり、薬のせいか~)

咲「ちょっと、急に頭なでるの辞めないで下さい!」

憩「どっちなん!?」

咲「いいからぁ!はやくぅ!」

憩「困ったちゃんやねぇ!」ナデナデ

咲「うん!それでいいんです!」ウトウト

憩(まぁ、もうちょっと付き合ってあげるかぁ)

咲「…荒川さんはMなんですか?」

憩「なに言うてるん?急に」

咲「だって、私が我儘いう度に、嬉しそうな顔してるし…」

憩「…」
 (確かに。悪い気はせえへんけど。私にそんな属性あったっけ?)

咲「違うんですか?」

憩「う~ん?咲ちゃん、やからかな?」

咲「なんですかソレ。気持ち悪い…」

憩「!」ゾクゾク

咲「…ほら、また嬉しそうにしてる!」

憩「そ、そんなこと、ないぃ!」

咲「え~?ホントですか?」

憩「ほんま!」
 (なんか、咲ちゃん生意気な妹みたいで可愛い///)

咲「なんですか?何か言いたいことでも?」

憩い「…なぁ、咲ちゃん」

咲「なんですか?」

憩「ちょっと、“お姉ちゃん”って呼んでくれん?」

咲「今日、会ったばかりなのに…気持悪い」

憩「」ゾクゾク

咲「まぁ、仕方ないですから呼んであげますよ…」

咲「お姉ちゃん」ニコ

憩(!!こ、これはあかん!)

咲「ちょっと!お姉ちゃん!何かリアクションしてよ!」

憩「あぁ!ごめん!ええ感じやで!」

咲「はぁ~。ホントに気が利かないんだから!」

憩「ご、ごめんなぁ」

咲「しょうがないなぁ!じゃあ、寝るまで、頭ポンポンね!」

憩「うん、わかった!」ポンポン
 (なんや、この破壊力!)

咲「うん。お姉ちゃん、センスあるよぉ」キモチイイ~

憩「もっと、我儘いうてイイやで!」

咲「これで十分だよぉ」ウトウト

憩「な?他にもあるやろ?なぁ?なぁ?」

咲「んもぉ!うるさい!黙ってポンポンしてればイイのっ!」

憩「は、はい///」

咲「…そうだ!お姉ちゃん連絡先教えてよ!」

憩「え?なんで?」

咲「なに?嫌なの?」

憩「いや。ええけど!」

咲「これ、私の携帯。登録しといて!」ハイ

憩「わかった…ん。完了やで!」

咲「ありがと。これでいつでも連絡できるね!」

憩「そうやね///」

咲「私が呼んだら、1時間以内に来てね!」

憩「え?でも、実家大阪やし…」

咲「もう!そこは黙って頷けばイイの!」

憩「ご、ごめん」

咲「まったく~」

憩「…なぁ、咲ちゃん。私のこと嫌いなん?」

咲「はぁ?なんですか急に?」

憩「いや、ちょっとトゲトゲし過ぎやし…」

咲「さっきまで、あんなに嬉しそうにしてたくせに…はぁ~」

咲「お姉ちゃんのこと、嫌いじゃないよ!嫌いな人に膝枕と頭ポンポンなんて頼まないよ」ニコ

憩「!そっか!良かったぁ」

咲(ちょろい…)

咲「本格的に眠くなってきたんで、少ししたら起こして下さい」

憩「了解やで!」

咲「頭ポンポンは継続で!」

憩「はいは~い!」

咲「じゃあ、おやすみなさいぃ」

憩「お休みぃ~」

憩「」ポンポン
 (ほんま、咲ちゃん可愛いわ~)
 (でも、私も今日なんか変とちゃう?)

咲「むにゃむにゃ」

憩「…」
 (まぁ、生意気で可愛いい妹できたし!良しや!)
 (ずっと、こんな子に憧れてたんよね~)

咲「!」がばっ

憩「うわ!びっくりしたぁ!どうしたん?」

咲「…」きょろきょろ

憩「咲ちゃん?」

咲「あ!膝枕ありがとうございました!荒川さん///」

憩「もう、ええん?」

咲「はい///それと、なんだか失礼な態度とってしまってゴメンなさい!」

憩(あれ?薬の効果切れてしもうたんかなぁ?残念や…)

咲「」オロオロ

憩(でも、普通の時の咲ちゃんも可愛いぃ)

咲「あの、お詫びは今度しますんで!」
 「今日は夕ご飯の支度がありますので、失礼してイイですか!?」

憩「ホンマ?また、会ってくれるん?」

咲「はい!失礼なことばかり言ってゴメンなさいでした」ペコリ

憩「ええんや!また、会ってくれるんなら!」

咲「良かったです」ニコ

憩「う、うん///ほんじゃ、気を付けて帰ってね!」

咲「はいっ!」サヨウナラー

憩「ばいばーい」

憩「…」

憩(これは、完全に惚れてもうたわぁ~///)

望「どれどれぇ~」

怪しい本(改)「ぺらり」

望「ふむふむ。この惚れ薬か~」


惚れ薬
効果:飲んだ者が、周囲の者からモテモテになる!


望「そうなのか~!」
 「仮に咲ちゃんが飲んでも、結局モテモテだから同じかな!」

粗削りですが、憩咲です。
特殊なシュチュにしてみました。

他校もやっぱり良いものですね!暇があったらもっとかきたいです。

ありがとうございましたぁ

~釣り~

咲「…宥さん。楽しいですか?」

宥「あんまり…楽しくない。かな」

咲「ですよね。次なにします?」

宥「やっぱり、みんなも誘った方がいいんじゃないかなぁ?」

咲「ダメです!あの時の悔しさを思い出して下さい!」

~あの時~

穏「咲!明日、時間ある?」

咲「なんで?」

穏「また、山に行こうよ!」

咲「う~ん。明日は家でゆっくりしたいな~」

憧「咲、たまには外で体動かさなきゃダメよ!」

玄「そうなのです!」

咲「でもぉ~」

憧「そもそも、咲は“遊び”というものを知らなすぎなのよ!」

玄「それを言うなら、お姉ちゃんもですのだ!」

宥「えっ?」

穏「そうですよね~」

咲「むぅ~」

宥「え~」

~~~~

咲「すごく悔しかったですよね!」

宥「うん…でも、事実だし。仕方ないよぉ」

咲「今度会う時までに、なんでも知ってる咲ちゃんになりたいんです!」

宥「なにが咲ちゃんを、そこまで動かすの…!?」
 「でも、咲ちゃんの為なら付き合うよ!」

咲「ありがとうございます!」

宥「それで、次なにしようか?」

咲「そうですね。宥さん、やってみたいことあります?」

宥「特にないよぉ。咲ちゃんは?」

咲「…私もです」

宥「…」

咲「…」

宥咲「はぁ~」

レジェ「おや、お二人さん。お困りですか?」

咲「あ!晴絵先生!」

宥「ちょうど、良かったです!」

レジェ「ん?どうした?」

宥「先生は高校生の時に何して遊んでたんですか?」

レジェ「なに急に? えっと、ゲーセンとか、バッティングセンターとか、よく行ってたな~」
   「なつかし~」

咲「へ~。アクティブですね!」

レジェ「なに?行きたいの?」

宥「はい。やったことのない遊びをしようと思って…」

レジェ「ふ~ん。そんな君たちにイイ物をあげよう!」

咲「なんですか?」

レジェ「たしか…あった!はい」

宥「なんですか?これ?」

レジェ「それは、ここから近くにあるバッティングセンターの無料券だ!」

咲「いいんですか?」

レジェ「うむ。私は行く機会ないしね!あげるよ!」

宥「ありがとうございます!」

咲「それじゃ、早速行きましょう!」

宥「うん!」

レジェ「青春っていいなぁ~」

~バッティングセンター~

宥「わ~。すごい!広い!」

咲「人も結構いますね~」

宥「さっそく、やってみる?」

咲「そうですね。あんまり早いのは打てないから、一番遅いので試してみましょう!」

宥「そうだね」

マシーン「60㎞やで」

咲「宥さん、先やります?」

宥「うん。やってみる!」

マシーン「いくで!」

宥「ばっちこ~い」

咲「がんばって下さい!」

宥「とりゃ~」スカリ

咲「…」

宥「おりゃ」スカ

咲「…」

宥「どりゃ!」スカリ

ボール「バウンド!」

宥「わぁ!怖い!」

咲「…」

~終了~

宥「う~ん。あんまり当たらなかったなぁ~」ウーン

咲「いや。一球も当たってなかったですよ…」

宥「そうだっけ?でも、結構楽しかったよ!」

咲「もう!私に任せて下さい!」

宥「わー!頑張って!」

咲「キリっ」ヘルメット、カブリ

マシーン「いくで~」

咲「…」カキっ

咲「…」カキン

咲「!」カキーン

咲「!!!」ホームラン!!

宥「す、すごい…」

~終了~

咲「…」

宥「咲ちゃん!すごいね!」

咲「…」

宥「実は経験者?」

咲「…宥さん」

宥「どうしたの?」

咲「ど、どうっしましょう!全部当たっちゃいました!」
 「どうしよう!プロになれますかねぇ!」
 「私には、星飛雄馬の血が流れているんですかぁ!?」

宥「きっと、そうだよ!」

咲「楽しい!楽しいよ!バッティングセンター!楽しい!」

宥「スゴイ!すご過ぎだよ!咲ちゃん!」
 「怖いくらいだよぉー!」

~数分後~

咲「楽しかったですぅね!」

宥「うん!咲ちゃん、あの後3回もやってたね!」

咲「調子に乗りすぎました。明日、筋肉痛です。きっと」

宥「あはは!」
 「あっ!あそこにゲームセンターがあるよ!」

咲「ほんとですね!よっていきましょう!」

宥「うん!」

~ゲームセンター~

宥「意外とうるさくないんだね!」

咲「そうですね!柄の悪い人もいないですね!」

宥「なにしよっか?」

咲「う~ん。ゲームとかやったことないですしね~」

宥「う~ん。まずはプリクラでも撮ろうか!」

咲「そうですね!みんなに自慢しましょう!」


~プリクラ~

咲「…どこにお金いれるんでしょう?」

宥「中にはないね?」

咲「あ!外にありましたよ!」

宥「結構、高いんだね!」

~完成~

宥咲「…」

咲「お互い、ぎこちない笑顔ですね」

宥「そうだね…」

咲「でも、嬉しいです!こういうの!」

宥「うん!私も初めてだから、嬉しいよ!」

咲「あ!あの、ぬいぐるみカワイイ!」

宥「ホントだぁ!でも、全然取れないんだよねー。きっと」

咲「そうですよね~。残念」

宥「…でも、せっかくだし。やってみてみようか!」

咲「!!そうですね!」

宥「よ~し!まず、私から!」

アーム「ウィーン」

宥「よし!」

咲「いけ!」

アーム「がしっ」ポトリ

宥「やった!取れちゃった!」

咲「宥さん!すごいです!」

宥「はい!咲ちゃん!あげる!」

咲「いいんですか?」

宥「いいんだよ!」

咲「今度は、私がプレゼントします!」チャリン

アーム「ウイーン」スカッ

宥咲「…」

咲「…もういっかい」チャリン

咲「ここらへん?かな?」

宥「もうちょっと前じゃない?」

咲「ここですか?」

宥「もうちょっと!」

咲「どこですか?」

宥「そこから、気持ちマッチ箱の7分の6手前あたり!」

咲「全然、わかりません!替わってください!」

宥「じゃあ、失礼!」
 「ココだ!」

アーム「ゲットや!」

咲「すごいです!宥さん!」

宥「やったね!また、お揃いだよ!」

咲「はい!」

~帰り道~

咲「お互い以外な一面が垣間見れましたね!」

宥「うん!楽しかったね!」

咲「今日は時間が来てしまいましたけど、また遊びたいですね!」

宥「そうだね!今度はみんなも誘おうか!」

咲「はい!」

宥「でも、たまには二人で行きたいよ!」

咲「もちろんですよ!」


~後日~

穏「う~ん。90㎞が限界かなぁ~」ホームラン!

憧「私は80㎞かなぁ」カキーン

咲「…」


灼「このUFOキャッチャー、設定おかしい。すごく簡単…」

玄「店員さーん!この機械たぶん壊れてますのだー」

宥「…」

宥咲でした。
ちょっとした、日常的な雰囲気で書きました!

ありがとうございました

~空き教室~

咲「この教室勝手に入ってイイんですか?」

玄「大丈夫、大丈夫!ばれなきゃイイのです!」

咲「そんなもんですかぁ?」

玄「まぁ、みんなの用事が終わるまでの時間潰しですのだ!」

咲「何します?」

玄「う~ん。トランプとUNOとオセロとかありますのだ!」

咲「すごい!いっぱい、ありますね!」

玄「いつでも、どこでも、遊べるように、持ってるのです!」

咲「ん~、迷いますね~!」

玄「でも、あんまり、盛り上がらないよね~」

咲「そうですね~」

玄「咲さんは、休日どう過ごしているのですか?」

咲「なんですか?急に」

玄「合コンごっこですのだ!」

咲「ごっこ、遊びなら他のがイイです!」

玄「ばっさり、切り捨てられたのですのだ!」

咲「私!最近!憧れているのがあるんです!」キャッキャッ

玄「咲ちゃんのテンションが見たことないことになっているのです!」
 「それで、何に憧れているのです?」

咲「それは、ですね…」

~数分後~

穏「玄さんと咲はどこにいるんですか?」

宥「空き教室にいるって連絡きたよ!」

灼「早く迎えに行こ」

憧「まぁ、掃除当番があったから仕方ないですよ」

穏「あ!ここの教室ですね!」
 「おまたせ~!」ガラッ


玄咲「…」

憧「おまたせ!」

玄「ちょっと遅すぎなんじゃない?」

灼「ごめん…」

咲「でもぉ、遅すぎじゃない?」

宥「怒ってる?」

玄「当たり前ですのだ!おやびんを待たせるなんて、いい度胸ですのだ!」

穏「おやびん?」

咲「私がおやびんですっ!」どやっ

穏憧宥灼「…なにコレ!」

玄「これは、不良ごっこですのだ!」

憧「なにそれ!前の私たちより、再現力低いじゃん!」

咲「う~ん。ちょっと難しいかったですね~」

灼「どういう経緯で、こんなことに…」

玄「咲ちゃんの提案ですのだ!」

咲「昨日読んだ、本に憧れちゃってぇ~」

穏「咲、そういうの好きなんだぁ」

咲「特に、好きなわけじゃないけど、色んな本に影響されるんだよねぇ!」

宥「他にはどんな本?」

咲「ええと。例えばぁ」

~青春物~

穏「夜の散歩も悪くないね!」

咲「そうだね!やっぱりこの山から見る景色は一番だよ!」
 「あ~、この景色がしばらく見れないと思うと残念だよ」アハハ

穏「…咲、ホントに東京の大学行っちゃうの?」

咲「…うん」

穏「やっぱり、私も東京の大学行く!」

咲「ダメだよ。穏乃は、ここでしか叶えられない夢があるでしょ!」

穏「でも!咲と離れるの嫌だよ!私たち、いつでも一緒だったじゃん!」

咲「……」

穏「今からでも、受験間に合うかなぁ!?まぁ、間に合わなかったら東京でバイトしてぇ…」

咲「穏乃…ごめんね」ギュ

穏「うぅぅ」グスン

咲「大丈夫だよ…」

穏「嫌だよぉ~!咲とずっと一緒がいいよぉ~」ウワーン

咲「ごめんね。でも、安心して」
 「離ればなれになっても、ずっと心は繋がってるよ」

穏「うん。うん、分かってるんだけど…」

咲「じゃあ、大丈夫だよね」ナデナデ

穏「…うん。分かった!私も頑張るよ!」

咲「うん!お互いの夢を叶えるために頑張ろう!」

穏「うん!それで、お互いまた、大人になったら会おうよ!」

咲「じゃあ、お互い夢を叶えるまで、会わない、連絡しないってことにしようよ!」

穏「わかった!でも、咲が寂しくてどうしてもってなったら、会いに来てもイイからね!」

咲「ふふ。それを言うなら、穏乃の方が先にネをあげると思うな!」

穏「ううん。私ならもう大丈夫だよ!」

咲「急に強気だね」

穏「うん。寂しくなったら、ここから夜空を見て、咲を思い出すよ!」

咲「…うん!私も東京から、空を見上げるよ!」

穏「どんなに、離れてても、この空は繋がってるもんね!」

咲「…穏乃。最後に握手しようよ!」

穏「それより、咲。こっち来てよ!」

咲「?」

穏「チュッ」

咲「!!」

穏「握手より、こっちのがイイでしょ?」

咲「し、穏乃ちゃん!?台本と違うよぉ~」

玄「カット!カットですのだ!」

憧「ちょっと、穏!アンタ何してんの!」

穏「いや~!なんか空気に飲まれちゃったよぉ~」

灼「飲まれすぎ…」

咲「も、もぉ~!みんなの前だよっ///!!」

穏「誰もいなかったらイイの?」

憧「もう!次!」

~ホラー物~

咲「もう嫌!この部屋に引っ越してきてから、変なことばかりだよ!」

時計「2:00」

咲「2時!早く、この部屋から出ないと!」

扉「ガチャガチャ」

咲「なんで!なんで!開かないの!」

電話「プルルル」

咲「もう嫌!絶対電話でないからっ!」

留守電「もしもし、私、アコちゃん。今、貴方のマンションの下にいるの…」

咲「開いて!お願いだから!」

留守電「もしもし、私、アコちゃん。今、貴方の部屋の前にいるの…」

咲「どうしよう!もう外には出れない!」

留守電「もしもし、私、アコちゃん。今、貴方の部屋にいるの…」

咲「そうだ!警察!警察に電話!」携帯パカリ

携帯「もしもし、私、アコちゃん。今…」

咲「!!」

携帯「貴方の…」

咲「もうイヤぁ!!」

憧「後ろにいるの」ボソッ

咲「!!」フリカエル

憧「チュっ💛」

咲「!!///」

灼「はい!カット…」

咲「ちょっと!憧ちゃん!!///」

憧「あれ?間違ったっけ?」

玄「全然、違うのです!」

憧「ん?この後、咲をベットに押し倒して~って流れでしょ?」

宥「なにをどうしたら、その展開になったの!」

憧「ごめんね~」

玄「次は私がやるのです!」

~歴史物~

玄「おそい!果たし状に記された時間は、とっくに過ぎているぞ!咲は、まだか!」

咲「またせたな。玄殿!」

玄「遅いぞ!さぁ!いざ、決着をつけようぞ!」

咲「ふっ!焦っては刀の腕が鈍るぞ!」

玄「ええい。うるさいぞ!」抜刀

咲「いいだろう!」抜刀!

玄「オモチ神の加護のもと!」

咲「飛天御剣流の名のもとに!」

玄「いやー」

咲「やー!」

玄「…」

咲「…」

玄「…みごとだ」バタリ

咲「敵ながら、天晴であった!」納刀

玄「最後に頼みがある…」

咲「よかろう」

玄「残された、家族にコレを届けてくれないか…」

咲「これとは?」

玄「ボソボソ」

咲「?よく聞こえんぞ?」顔を近づける

玄「チュ~」

咲「!!///」

宥「カットで~す!」

穏「いや~!綺麗に終わりましたね!」

灼「どこが?」

玄「歴史物に興味が沸きましたのだ!」

咲「こんなシーンありません!!///」

宥「もう!次は真面目にやろうね!咲ちゃん!」

咲「はい!宥さんなら安心です!」

~家族物~

咲「宥。来てくれたんだ…」

宥「…」

咲「ごめんね。久しぶりに会ったのに、お姉ちゃんもう長くないんだぁ…」

宥「…また、そうやって、自分勝手に!」

咲「ごめんね…」

宥「もう嫌だよ!いっつも!なんで、お姉ちゃんはいつも私を振り回すの!」

咲「そうだったね。ごめんね。そりゃ宥ちゃんに嫌われても仕方ないよね…」

宥「嫌いじゃないよ!」

咲「!!」

宥「お姉ちゃんのこと嫌いになったことなんて、一度もないよ!」

咲「ありがとね。最後にそんな優しい嘘、言ってくれて」

宥「もう、嘘でイイから!」
 「だから…もっと、長生きしてよ」ウワーン

咲「ごめんね。なんだか眠くなってきちゃったよぉ…」

宥「!!お姉ちゃん!お姉ちゃん!」

咲「」

宥「先生!先生来てください!」

宥「大変だ!すぐに救急処置をしなくてわ!(低めの声)」

咲「」

宥「ちゅ」

穏「カットです!」

玄「お姉ちゃん今のは何ですのだ!」

宥「今のは、人工呼吸を…」

咲「新しく加えないでください!///」

宥「咲ちゃんが、死んじゃうと思ったら焦っちゃって」エヘヘ

咲「もぉ~///」

灼「みんな、全然ダメ。真面目にやってあがようよ…」

咲「灼さん」パァ~

灼「さ!次は私に任せて…」

咲「はい!」

~恋愛物~

咲「灼さん。お話がありm」

灼「咲。愛してる」
 「チュ~」

咲「///」

憧「はい。終了ぉ~」

穏「灼さん!攻めますね!」

咲「あれ?状況が理解できない///」

灼「最終的にはこうなるはずだから…」

宥「まぁ…確かに」

咲「もう!みなさん!ちゃんとして下さい!」

玄「でも、私は満足ですのだ!」

宥「うん」

憧「私も!!」

灼「満更でもない」

穏「おいしかった!」

咲「…」

穏憧玄宥灼「また、やりたいね!」

咲「遠慮しときますっ!」

久しぶりの阿知賀勢+咲です。
好き勝手やりました。後悔はしてません!

また、他校書きたいです!

今日は以上です。ありがとうございました

咲「今日は図書館でいっぱい本を読むぞ~!」

図書館「今日は休みです!」

咲「…」ガーン

?「なんだ?お前本が欲しいのか?」

咲「あれ?今、声が聞こえた気がしたような…」キョロキョロ

咲「気のせいかなぁ」

?「ここにるぞ」ツンツン

咲「下?」

衣「キョトン」

咲(あれ?この子一人で何してるんだろう?迷子かな?)

衣「今、失礼の事考えてないか?」

咲「え?」

衣「こうみえても、衣は高校2年生だぞ!」

咲「え!?そうだったんですか?ゴメンなさい!」

衣「うむ!こうも理解の早い奴は初めてだ!気にいったぞ!」

咲「ありがとうございます?」

衣「貴様はなんという名前なんだ?」

咲「私は宮永咲っていいます!」

衣「うん!咲!我が図書館に紹介するぞ!」

咲「図書館?でも、今日はお休みだよ?」

衣「違う!衣の図書館だ!」

咲「衣さんは、図書館をもっているんですか?」

衣「ここの図書館より、沢山の本があるぞ!」

咲「そうなんですか?スゴイですね!」

衣「咲は反応もいいな!ますます気にいったぞ!」

咲「そうですかね」アハハ

衣「兎に角!早く行くぞ!」

咲「はい!」

衣「じゃあ、車とヘリどっちがイイか?」

咲「ヘリ!?」

衣「心配せんでも、呼べば直ぐ来るぞ?」

咲(もしかして、衣ちゃんってお金もち!?)

衣「ヘリでイイな!呼ぶぞ!」

咲「えぅ!?そんな、恐れ多いよ!」

衣「じゃあ、車か?」

咲「う~ん。車もいいけど、衣さんが良ければ歩いて行きたいなぁ」

衣「歩いてぇ~?うーむ」

咲「ここから遠いの?」

衣「いや、それ程、遠くわないが…まぁ!咲が望むなら散歩がてらいも良いか!」

咲「はい!」

衣「では、参るか!」ギュ

咲(衣さん、自然に手繋いでる。きっと、普段から家族と仲良いんだろうなぁ)

衣「さき~?どうしたぁ~?」

咲「そうですね!」

~移動中~

咲「衣さんって高校はどこなんですか?」

衣「衣は長野の高校に行っているぞ」

咲「そうなんですか?」

衣「うん!今日はちょっとした用事でな!」

咲「そうだったんですかぁ~」

衣「まぁ。そこは気にしなくて良い!咲の高校は、近いのか?」

咲「そうですよ!」

衣「友も多いのか?」

咲「う~ん。そこまで、多くはないけど。すごく仲のイイ友達はいるよ!」

衣「そうなのか…羨ましい限りだ」

咲「そうですか?」

衣「うん。衣がいつも一緒にいるのは友というか、家族だし…」
 「友というのは、いないんだ…」

咲「じゃあ!私が衣さんの初めての友達ですね!!」

衣「!!」

咲「こんなに可愛いお友達が増えて、嬉しいな!」ニコ

衣「いいのか!」

咲「もちろんです!むしろ私からお願いします!!」

衣「自分でいうのもなんだが、衣はメンドクサイ人間だぞ!」

咲「個性があるだけだよ!むしろ憧れちゃうよ!」

衣「…」

咲「衣さん?」

衣「衣は嬉しい!咲のような寛大な人間に出会えて!」

咲「うん!私もこんなお人形さんみたいな可愛い先輩ができて嬉しいです!」

衣「!!せんぱい!?」
 「いい響きだ!」

咲「そうですか?」

衣「うん!初めて言われた!」

咲「じゃあ、これからは“衣せんぱい”って呼びます!」

衣「良い!良い心地だ!」

咲「じゃあ、行きましょう!衣せんぱい!」

~衣(別)宅~

咲「…」

衣「小さい家だが、心配しないでくれ!本は沢山あるぞ!」

咲(十分過ぎる大きさだよ…)

衣「咲ぃ?不満かぁ?」フアンゲ

咲「いえ。ちょっとビックリしてただけです…」

衣「何にだぁ?」

咲「気にしないでください…」

衣「何か咲。楽しく無さそうだ」グスン

咲「とんでもないです!とっても楽しみだよ!」ナデナデ


衣「こ、こらー!撫でるなぁ~」

咲「あはは、ごめんなさい。つい」

衣「まぁ…衣と咲は、と、と、と」

咲「…友達?」

衣「そ、そう…友達///だから!」
 「ナデナデくらい許そう!!」

咲「ありがとうございます」ナデナデ


衣「///」

~本部屋~

咲「うわぁ~!ホントにたくさんの本がありますね!」

衣「長野の家には、もっとあるぞ?」

咲「すご過ぎですよ…」

衣「咲に喜んでもらえて、嬉しいぞ!」
 「そこに座って、読みたい本を読むと良いぞ!」

咲「ありがとうございます!」

衣「咲は紅茶とコーヒーどっちが良いかぁ?」

咲「えっと、紅茶でお願いします!」

衣「ハギヨシ!」

ハギ「かしこまりました」

咲「今の人は執事さん?」

衣「衣付きの執事だ!」

咲(やっぱり、凄い!ちょっと不安になってきたよ!)

衣「サキ~!こっちのソファに一緒に座ろう!」オイデオイデ

咲「うん」

衣「咲は何を読むんだ?」

咲「う~ん。なんでも読みますよ?」

衣「そうなのかぁ?」

咲「衣せんぱいは、どんなの読むの?」

衣「衣は哲学書とか、ばっかりだな」

咲「すごいですね!」

衣「衣はもっと、他の本も読みたいんだ。」
 「でも、友達と仲良くする話とか、恋をする話とか。良く分からないんだ…」

咲「…」

衣「他人との関わりがなかったから…」

咲「」ギュ

衣「さ!咲!///」

咲「大丈夫です!これからは、私がいます!」

衣「うん///」

咲「…」

衣「咲?いつまで、抱擁は続くんだ?///」

咲「もう少しダメかな?」

衣「いや。大歓迎だよ」ヨシヨシ

~数分後~

ハギ「衣様。紅茶の準備が」

衣「し~!」

ハギ「?」

咲「」スピー

衣「どうやら、寝てしまったようだ」

ハギ「これは、失礼しました」

衣「下がって良い」

ハギ「失礼します」

衣「…」

咲「衣ちゃん…」寝言

衣(いつの間にか“ちゃん”付けだな。悪い気はしないが)フフフ

衣(咲のお陰で、これからは友と仲良くする話も楽しんで読めそうだ)

咲「衣ちゃん、抱き心地いいよ~」むにゃむにゃ

衣「」なでなで

衣「それから、恋をする物語も…///」

~夕刻~

咲「ごめんなさい!すっかり寝てしまいました!」

衣「良い。衣もとても居心地が良かった」

咲「ホントにごめんなさい!」

衣「衣と咲は、友だちだろ!そんなに気を使うな!」

咲「そうですね!えへへ」

衣「また、いつでも来てくれて構わないぞ!」

咲「はい!衣せんぱいも、いつでも連絡ください!」

衣「いつでも良いのか?」

咲「はい!」

衣「そうか!なら近々、連絡するかも!」

咲「待ってます!」

衣「では、また会おう!」

咲「バイバイです!」

衣「うん///バイバイ、咲///」

~龍門淵~

衣「帰ったぞぉ~」

透華「お帰りなさい。衣」
  「用事は済みましたの?」

衣「うん!」

透「良かったですわね!」
 「それで、衣付きの“メイド”候補はどなたにしますの?」

衣「それは、阿知賀で出会った…」

今日は、衣咲にしてみました。
が、衣さんの言葉遣いが分からなすぎて、超グダグダになちゃいました。ごめんなさい

おやすみなさい。ありがとうごさいました

~ファミレス~

咲「あ~ぁ。みんな、急に来れなくなっちゃったよ~」
 「まぁ、みんなお店の手伝いとかあるし、しょうがないよね!」
 「せっかくだし、ゆっくりして行こうかな!本もあるし!」

?「ねぇ!」

咲「…」読書中

?「ねぇってば!!」

咲「!」
 (え?私?知り合いじゃないよね?)

?「ねぇ、そこ座っていい?」

咲「え?あの…どうぞぉ?」

?「ちょうど良かったよ。暇だったんだぁ!」

咲「えっと…どっかで会ったことありましたっけ?」

?「いや、ないけど?」
 「ダメだった?」

咲「…大丈夫です…」

~ファミレス~

咲「あ~ぁ。みんな、急に来れなくなっちゃったよ~」
 「まぁ、みんなお店の手伝いとかあるし、しょうがないよね!」
 「せっかくだし、ゆっくりして行こうかな!本もあるし!」

?「ねぇ!」

咲「…」読書中

?「ねぇってば!!」

咲「!」
 (え?私?知り合いじゃないよね?)

?「ねぇ、そこ座っていい?」

咲「え?あの…どうぞぉ?」

?「ちょうど良かったよ。暇だったんだぁ!」

咲「えっと…どっかで会ったことありましたっけ?」

?「いや、ないけど?」
 「ダメだった?」

咲「…大丈夫です…」

?「そっ! ねぇ、名前なんて言うの?」

咲「えっと、宮永咲です!」

淡「私は淡っていうの!高校100年せいだゾぉ!」

咲「…そうですか」

淡「ちょっと~!反応悪くない!」

咲「いえ。ちょっと…」

淡「アンタ、何年生なの?」

咲「高校1年生ですけど…」

淡「な~んだ!じゃあ、同い年だね!」

咲「そうなんですか?」

淡「これから、サキって呼ぶねっ!」
 「だから、サキも呼び捨てでいいから!」

咲「あの、淡さんは何がしたいんですか?」

淡「“さん”はいらないよ!」
 「私は今、人を待ってるんだよ!」

咲「そうなんだ…」

淡「今日は東京から遊びに来てるんだ!」
 「先輩とはぐれちゃって、ここで待ち合わせなんだ!」

咲「じゃあ。なんでココの席に?」

淡「サキが可愛かったから、話たかったんだよ!!」

咲「えっ?///」

淡「なんか、田舎にいる、純粋無垢な女の子って感じだし!」

咲「そんな事ないよ~」

淡「そんな事あるよ!」

咲「淡ちゃんには、敵わないよぉ~」テレテレ

?「いや、咲ちゃんの方が可愛いな」

咲「!!?」

淡「あ。菫おそ~い!」

菫「“先輩”を付けろ。」

淡「っていうか、いつから居たの?」

菫「さっきだ」

咲「…」ススッ

淡「咲どうしたの?くっついてくれるのは嬉しいけど?」

咲「私、実は人見知りなんだよぉ」ボソリ

淡「あぁ~。まぁ、菫って怖いもんね!」

菫「なっ!!」

咲「いえ!まだ、慣れてないだけです…」

淡「えぇ~。でも、私とは直ぐに打ち解けたじゃん!」

咲「それは!同い年だったから…」

淡「照れちゃってぇ~」ヨシヨシ

咲「ちょっ/// やめてよ~///」

菫「…」

淡「いいでしょ~。菫ぇ~」

菫「…まぁな」

淡「ほら、サキぃ。菫が拗ねてるから相手してあげて」

咲「あの…宮永咲です。お願いします…」

菫「あぁ、よろしく!」パァー

菫「もうちょっと、こっち来ても良いぞ!」

淡「積極的すぎるのは、嫌われるぞ~」

菫「…」

咲「えっとぉ、菫さんと淡ちゃんは何しに奈良まで来たんですか?」

淡「ただの旅行だよ!」

菫「大型連休だからな!」
 「咲ちゃんは、一人?でなにしてたんだ?」

咲「私は、友達と遊ぶはずだったんですけど…」

淡「すっぽかされたの~」

咲「みんな、忙しいから」アハハ

淡「えー!私だったら、何よりサキを優先するのにぃ~!」

咲「そういってくれると嬉しいよ」ニコ

淡菫「!!」ズキューン

淡「サキぃ~!かわいいぃ~」ダキ

咲「わっ!淡ちゃん!」ナデナデ

菫「さ、咲ちゃんは、それで、どうしようとしていたんだ?」

咲「そうですね。ここでユックリしようかと思ってたんです!」

菫「ほぉ~。咲ちゃんは本が好きなのか?」

咲「そうですね!」

菫「今は、何を読んでるんだ?」

咲「今はこれを読んでます!」コレ

菫「ほぉ。この作者さんの前作は中々、面白かったな」

咲「菫さんも読んだんですか!」

菫「そうだな。私も読書は好きだからな!」

咲「そうなんですか!どんなの読むんですか!?」

菫「最近は、ミステリーばっかりだな」
 「例えば~」

咲菫「ワイワイキャッキャッ」

淡「…」

菫「私のおススメは~」

淡「…」ポカッ

菫「痛っ!」

淡「…」ポカポカッ

菫「なんだ!急に!」

淡「咲は私のなんだよ!後から来たのに取らないでよ!」

菫「お前も、混ざってくれば良いだけだろ!」

淡「私、本なんて読まないもん!」

菫「知るかっ!」

淡「うわーん!菫がイジメるぅ~」ダキ

咲「ごめんね。寂しかったんだよねぇ」ナデナデ

淡「うえ~ん。もっと、撫でてぇ~」

咲「アハハぁ」ナデナデ


淡「ドヤァ」

菫「」イラッ

淡「咲の膝スベスベしてるぅ~」
 「気持ちイイなぁ~」スリスリ

咲「くすぐったいよ~」

菫「なら、咲ちゃんは私に甘えると良い!!」

淡「なに、急に…」

菫「実は私は可愛い後輩が欲しかったんだ…」
 「なのに、実際の後輩はよく分からない、金髪うねうね、生意気、バカ後輩だし…」

淡「むかっ」

菫「だから!咲ちゃん!私に甘えてくれ!」

咲「急に言われてもぉ~」

淡「そうそう!それに、サキは今、私を甘えさせてるから無理ぃ~!」

菫「いや、そんなことない!」

咲「?」

菫「ほら、咲ちゃんアーン」

淡「いつの間に、パンケーキを頼んでいたの!!」

咲「あ~ん」

菫「おいしいか?」

咲「はい!おいしいです!」

淡「菫ぇ!私もぉ~」

菫「咲ちゃん、もう一口どうだい?」

淡「ちょっとー!!」

咲「はい、淡ちゃん。あ~ん」

菫「ちっ」

淡「あむぅ!」もぐもぐ

咲「おいしい?」

淡「うん!サキに食べさせてもらったから、超おいしいよ!」

菫「…」

咲「菫さんも、いかがですか?」ア~ン

菫「いただこう!」ぱぁ~
 「あーん」

咲「おいしいです?」

菫「うむ!悪くない!」

淡「…」ジトー

菫「…なんだ?」

淡「菫。だらしない顔してる」

菫「うるさい!お前なんて全身だらしないじゃないか!」

淡「だって、咲のお膝が気持ち良すぎるんだもん~!」スリスリ

咲「ちょっとぉ~。くすぐったいよ~」

淡「良いではないかぁ~」スリスリ

菫「咲ちゃん、お代わりいるか?」

咲「いただきま~す!」

淡「あ!咲のパンツ見えた!」

咲「ちょっとぉ///」

菫「!なに色だった!?」

淡「鮮やかなぁ…」

咲「だめぇ~!」塞ぐ

淡「ん~!ん~!」ペロリ

咲「きゃっ」

淡「サキの手、おいしいねっ!」二ヤリ

咲「もうっ!///」

菫「えぃ」ペチャ

咲「!」

菫「すまん。咲ちゃんが動くから、頬にクリームがついてしまった」

咲「明らかに、わざとっだった気が…」

菫「仕方ない、今、取ってあげよう」ペロ

咲「ひゃっ///」

菫「うん!おいしいな!」

咲「ちょっとっ///」

淡「サキ~!次は指の間、舐めさせて~」

菫「なら、私はおでこにしようかなっ!」

咲「やめて~///」

~店の外~

穏「アワワワ。私の咲が、見知らぬ人に襲われてるぅ~」


この後、穏乃の連絡を受けた阿知賀勢によって、咲の貞操は守られた

お久しぶりです。遅くなってごめんなさい

~空き教室~

穏「この中に裏切りものがいる!」

憧玄宥灼「!!」

憧「どうしたのよ、急に…」

穏「大事件が起こったんだよ!」

玄「いったい、何が大変なのです?」

穏「今日の昼休みの事、覚えてますか?」

宥「みんなで、お昼を食べててぇ~」ブルブル

灼「その後、咲が用事があるからって途中退場した…」

憧「んで、その時、咲が食べかけの菓子パンを置いて行ってぇ」

玄「それを皆で放課後に食べようと話してたのですのだ!」

穏「その通り!」

憧「それが、どうしたのよ?」

穏「その大事に保管しておいた!咲の食べかけの!パンがなくなってんの!!」

憧宥灼「なんだってー!」

玄「な。なんだってー」

穏憧宥灼「…」ジトー

玄「な!なんですのだ!その疑いの目は!」

灼「明らかに怪しい反応だった…」

玄「そんな根拠で疑われるのは、心外ですのだ!」

宥「じゃあ、玄ちゃんじゃないの?」ブルブル

玄「確かに私は食べたのです!」

穏「やっぱり!玄さんじゃないですかぁ!」

玄「待つのです!」

憧「なによ。言い訳でもするつもり?」

玄「違うのです!私が最初じゃないのですのだ!」

穏「それは、どういう事ですか?」

玄「最初、私は唯単に、この部屋に寄っただけですのだ!」
 「しかし!その時、既に咲パンは減っていたのですのだ!」

憧「つまり、もう一人、裏切り者がいるってこと?」

玄「そういうことです!しかも、その犯人の手掛かりは掴んでいるのですのだ!」

穏「その手掛かりとは!?」

玄「コレですのだ!」

宥「これは!」

玄「そうですのだ!」
 「これは、ボーリンググローブですのだ!」

灼「!」

憧「…いや、いくら何でも、そんな明らか様な…」

宥「ちょっと無理があるような」ブルブル

穏「玄さん、無理がありますよ」

玄「ホントですのだ!」

憧「ハイハイ。灼さんも、否定してイイんですよ?」

灼「ごめん。私がやりました…」

穏憧宥「ヽ(・ω・)/ズコー」

玄「ほら~」

穏「でも、なんでワザワザ、グローブ取ったんですか?」

灼「咲パンを手の全てで感じたかったから…」

憧「はぁ~。これだから、2年生組は…」

灼「ちょっと、待って!」

穏「なんですか?咲パンの感想でも述べるんですか?」

灼「違う!私の前に食べた人がいる!」

憧「またぁ~」

灼「私も証拠がある!」

玄「なんですのだ?」

灼「というより、誰だか分かってる…」

穏「灼さん!それは誰ですか!?」

灼「それは…」

穏憧玄「ごくり…」

灼「宥さん!あなたです!」

穏憧玄「!!」

宥「…」ブルブル

灼「証拠はこのマフラーです…」
 「おそらく、食べる時に邪魔になり、取って、そのまま忘れたのでしょう…」

宥「…その通りだよ、灼ちゃん」
 「マフラーないから、ずっと寒かったよぉ~」

穏「宥さん、まで!」

宥「どうしても、待ち切れなかったんだよぉ」

玄「仕方ないですのだ」

灼「うんうん」

穏「仕方なくなーい!」
 「私は、皆と平等に分けて、美味しく食べようと我慢していたのにぃ~!」

宥「でもね、穏乃ちゃん…」

穏「なんですか!?もう一人、犯人がいるっていうんですか!?」

宥「その通りだよ!」

穏「!!」

宥「しかも!その犯人は!咲ちゃんの口を付けた部分全てを食べたんだよ!!」

穏「なんだと~!」

灼「宥さん!その犯人は分かっているんですかぁ!?」

宥「うん。おそらく犯人は」

憧「私だ!!」

穏「お前もか~い!!」

憧「どうだ~!悔しいかぁ~」

玄「しかも、全く悪びれる様子がないのですのだ!!」

憧「咲との間接キスは!すべて!私の!」
 「ものだぁぁぁ~!!」ワッハッハッハ~

宥「まんま、悪役だよぉ~」

穏「…」

憧「ねぇ!穏ぅ!どんな気持ちぃ~?」

灼「なんか、腹立つ…」

玄「キャラがぶれ過ぎなのです!」

憧「ねぇ~。ねぇ~。穏ぅ、一人だけ食べられなくてぇ、残念だったねぇ~」

穏「」グスン

憧玄宥「!!」

穏「私は…我慢したのにぃ…」グスン

宥「ごめんね」

灼「申し訳な…」

玄「ごめんなさい」

憧「なにも、泣かなくても…」

穏「うるさい!一番イイところ食べたくせに!!」

憧「ごめん、ごめん!」
 「ほら、少し咲パン残ってるから!」

穏「ホント!!」

憧「うん!」
 「ここに、隠してぇ…あれ?ない」

扉「オープン」

レジェ「そこにあった、咲パンは私が食べた!!」

灼「晴ちゃん!!」

穏「なんで、咲パンって分かったんですか!!」

レジェ「そんなの、匂いで分かる!!」

宥「そんな…」

憧「いや、晴絵ならあり得る…」

穏「もう!みんな、何なんですかぁっ!!!」

レジェ「ごめんな!」ワッハッハ

穏「笑いごとじゃな~い」

穏「こんな機会、滅多にないのに!!」

憧玄宥灼レジェ「ごめん、ごめん」

穏「今度!咲パンがあったら、私一人で頂きますからね!」

憧玄宥灼レジェ「え~」

穏「文句ありますかっ!!」

憧玄宥灼レジェ「ありませ~ん」

穏「まったく!ホント勘弁してくださいよ!」ブツブツ

憧「まぁまぁ、いつまでも拗ねないでさ~」

扉「ガチャ」

咲「あ~。みんな、やっぱりココにいたんだ~」

灼「あ。咲」

穏「サキィ~!皆が意地悪したんだよぉ~!なぐさめてぇ~」ダキツキ

咲「どうしたの?」ナデナデ

穏「詳しくは言えないけど~」ギュッギュッ

咲「元気だして~」ナデナデ

憧(クソ!ここぞとばかりに甘えやがってぇ~)ズルイ

咲「そうだ!穏乃ちゃん、いつもの、あげるから元気だして!」

宥「いつもの?」

穏「!!いや!咲!ちょっと待って!」

玄「咲ちゃん、いつものって何なのです?」

咲「よく分からないんですけど、これを食べると元気が出るらしいです」ガサゴソ

穏「ちょ!ストップぅ~」

憧「咲!その食べ物とは!!?」

咲「この菓子パンだよ!」

灼「ただの菓子パン」

穏「そ、ぞうなんです!この菓子パン大好きなんですよー」

咲「ホント、穏乃ちゃんは、このパン好きだよね」ニコ

穏「う、うん!大好きー」

レジェ「怪しい…」

穏「なにも、怪しくないですよー」
 「さ、さっそく頂こうかなー」

咲「あれ?今日は全部食べるの?」

穏「!!」

憧「咲。どういうこと?」

咲「穏乃ちゃん、丸々一個は食べきれないからって」

穏「」アセアセ

咲「だから、いつも私が半分食べて、もう半分を穏乃ちゃんが食べてるんだぁ~」

憧玄宥灼レジェ「…」ジトー

穏「私って意外に小食なんだ~。なんちってぇ」テヘペロ

玄「つまり、咲ちゃんと穏乃ちゃんはいつも、関節キスしてるってこと?」

咲「そう言われると、そうですね…///」

レジェ「ふ~ん」

玄「へ~」

灼「いっつも…」

宥「それは、元気でるよね~」

咲「?」

穏「アハハ」タラリ

憧「穏ぅ?」

穏「…ごめんなさい!」

宥「穏乃ちゃんは、しばらく咲ちゃんの半径3メートル以内に近づくの禁止ね」ニコ

穏「でも!教室の席、隣だし…」

レジェ「明日、席替えをしよう」

穏「!」

灼「これは、穏乃が悪い…」

憧「反省しろぉ!」

咲「??」

穏「ごめんなさ~~~い!」

以上です!
本当はもう少し、シリアスにするつもりだったんですが、やっぱりギャグがいいですね!

ありがとうございました!

~病院~

咲「今日は健康診断に来たよ~」
 「お姉ちゃんは、別の階で受けてるから少し寂しいなぁ」

看護婦「健康診断でお待ちの方、こちらにお集まり下さ~い!」

咲「あっ!行かなきゃ!」

看護婦「本日は女性のみですので、安心してくださいね!」

咲「よかったよぉ」

看護婦「ですが、人数が少し多いので、終了時間が少し伸びるかもです!」

咲「確かに、いっぱい人がいるな~」
 「わぁ~、あの人なんて凄い綺麗だよぉ」

?「…」

看護婦「では、番号前半の人はお集まり下さい!」

咲「私は前半だよね?行こ!」


~待合室~

咲「あ…さっきの人もいる。ホントに美人さんだなぁ」

?「…」

咲「金髪で背も高いし…胸はないけどスレンダーで大人っぽいよ!」

看護婦「次、宮永さ~ん」

咲「!は~い!」

看護婦「その隣に、りゅうもん…ふち?ぶち?」

透華「りゅうもんぶち!ですわ!」

看護婦「すみません。では、こちらの席にどうぞ」

透「まったくぅ」イライラ

咲(うわ~!隣に来ちゃったよぉ)チラチラ

透「…なにか?」

咲「!いえ!ゴメンなさい!」
 (ちょっと、怖いかも?)

透「…」

~病院~

咲「今日は健康診断に来たよ~」
 「お姉ちゃんは、別の階で受けてるから少し寂しいなぁ」

看護婦「健康診断でお待ちの方、こちらにお集まり下さ~い!」

咲「あっ!行かなきゃ!」

看護婦「本日は女性のみですので、安心してくださいね!」

咲「よかったよぉ」

看護婦「ですが、人数が少し多いので、終了時間が少し伸びるかもです!」

咲「確かに、いっぱい人がいるな~」
 「わぁ~、あの人なんて凄い綺麗だよぉ」

?「…」

看護婦「では、番号前半の人はお集まり下さい!」

咲「私は前半だよね?行こ!」


~待合室~

咲「あ…さっきの人もいる。ホントに美人さんだなぁ」

?「…」

咲「金髪で背も高いし…胸はないけどスレンダーで大人っぽいよ!」

看護婦「次、宮永さ~ん」

咲「!は~い!」

看護婦「その隣に、りゅうもん…ふち?ぶち?」

透華「りゅうもんぶち!ですわ!」

看護婦「すみません。では、こちらの席にどうぞ」

透「まったくぅ」イライラ

咲(うわ~!隣に来ちゃったよぉ)チラチラ

透「…なにか?」

咲「!いえ!ゴメンなさい!」
 (ちょっと、怖いかも?)

透「…」

~午前の部、終了~

咲「は~。あの後、ほとんど隣だったから、気疲れしちゃったぁ」
 「さ!お昼にしよう!お姉ちゃんは何処かな?」

携帯「ぴろり~ん」

咲「噂をすれば、お姉ちゃんだよ!」

メール『お昼なんだけど、私の方はもう少し時間がかかりそうだから、別々で食べよ。ゴメンね』

咲「そっか~。残念だよぉ」
 「しょうがないよね。どこで食べようかなぁ~。とりあえず、外に出よう!!」


~病院外~

咲「とりあえず、コンビニを探そう!」テクテク

咲「あ!前方に龍門さん発見!」

透「…」ウロウロ

咲「何してるのかなぁ?ちょっと、後をついて行ってみよう」コソコソ

~数分後~

咲「…見失っちゃった。しかも、ココはどこぉ?」ウルウル

透「何してますの?」

咲「!龍門さん!」

透「もう少しで、休憩時間終わりましてよ」(りゅうもん?)

咲「ちょっと、迷子になってまして…」アハハ

透「はぁ~。しょうがない人ですね。こっちですわよ」手を握る

咲「あ、ありがとうございます///」

透「あなた、名前は…たしか…」ギュ

咲「宮永咲です!」

透「咲ですわね!どこかで、聞いたような…」
 「どこかで、会ったことがありまして?」

咲「いえ!ないです!」

透「いやに、ハッキリ言いますわね!」

咲「だって!こんなに美人な人、会ったことがあったら忘れないですもん!」

透「な!急になんですの///」

咲「龍門さん、スゴイ美人ですもん!」

透「そ、そうでしょう!」オホホホ

咲「待合室の時から、見惚れてましt」グ~

透「…」

咲「///」

透「咲。お昼はまだですの?」

咲「はい///食べそこねちゃいましたぁ」テヘヘ

透「実は、私もなんです…」

咲「そうなんですか!じゃあ、一緒に食べませんか!」

透「そうですわね!」

咲「なに、食べます?」

透「…あれを食べません?」指さし

咲「マッkですか?安くて、早いですし、丁度イイですね!」

~マッk~

咲「じゃあ、私はコレとアレとコーラでお願いします!龍門さんは?」

透「さっ、咲と同じ物を!」アセアセ

咲「?」

~テーブル席~

咲「いただきま~す」

透「…いただきます」モグモグ

透「…」ジー

咲「龍門さん?食べないんですか?」

透「いえ、ちょっと…」

咲「もしかして、食べたことないんですか?」

透「…実は」

咲「龍門さん、お嬢様っぽいですもんね!」

透「まぁ、お金はありますわ」

咲「マッk、おいしいですよ!食べてみてください!」

透「…では、いただきます」もぐもぐ

咲「おいしいですか?」

透「!!おいしいですわ!!こんなに、美味しくて、あんなリーズナブルなお値段!」

咲「良かったです!」

透「こんなに美味しい物があるなんて!今度、衣たちとも食べに行きたいですわ!」

咲「衣?もしかして、衣先輩ですか?」

透「どの、衣ですの?」

咲「ちっちゃくて!かわいくて!優しい!衣先輩です!」

透「!存じておりますの!?」

咲「はい!先日会いました!」

透「ハッ!もしかして、あの宮永咲ですの!」

咲「?」

透「衣から、お話しを伺っておりますわ!お世話になったそうですわね!」

咲「あの、衣ちゃんとは、どういった関係ですか?」

透「家族ですわ!」

咲「そうだったんですか!」

透(衣の言う通り、咲はとてもいい子ですわ!しかし、衣付きのメイドにふさわしいか、もう少し見極めが必要ですわね!)

透「咲!もう少し、お話しがしたいですわ!」

咲「?でも、もうすぐ、休憩時間が終わっちゃいますよ?」

透「そんなもの、どうでもイイですわ!」

咲「え~」

透「大丈夫ですわ!あとで、話をつけておきます!」

咲「…でも、私も龍門さんと、もっとお話ししたいです!」

透「そうと決まれば、さっそく店を変えますわよ!」

咲「はい!」

~喫茶店の個室~

透「咲は、本が好きなんですの?」

咲「はい!衣ちゃんとも、それで仲良くなりました!」

透(衣との趣味の相性はOK)

透「衣は、“ちゃん”付けすると怒らなくて?」

咲「私と衣ちゃんは友達ですもん!そんな小さいこと気にしません!」ドヤっ

透(そうとうな自信があるのですね。安心できますわ!)
 (でも、咲も衣ほどではないですが小さいですわよね?)ナデナデ

咲「どうしたんですか!急に!///」

透「いえ、ちょっと…」
 (おぉ、なんという猫っ毛!気持ちいい!)ナデナデ

咲「あの…龍門さん///」上目遣い

透「!あ!ごめんなさい!つい、夢中にっ///」

咲「いえ///私も気持ち良かったですから///」

透「!!」
 (かわいい…)

咲「龍門さんのナデナデ、お母さんを思い出します…」

透「?」

咲「最近、会ってなくてぇ。思い出しちゃいました…」エヘヘ

透「…なんなら、もっと甘えても良いんですわよ?」
 (!私はなにを言ってますの!?)

咲「いいんですか!」

透「…ええ。まぁ」

咲「やった!じゃあ、隣行きますね!」ササっ

透「どうぞ」

咲「えへへぇ」

透「嬉しそうですわね」

咲「だって、龍門さんの近くにいるとホクホクします」

透「?暑いんですの?」

咲「そうじゃなくて、気持ちがです!」

透「そう?悪い気はしませんわね」

咲「龍門さん…」

透「?」

咲「いい匂いしますね」くんくん

透「!?」

咲「香水ですか?」くんくん

透「いえ。香水は付けてませんわ///」

咲「そうなんですかぁ」くんくん

透「えぇ///」

咲「…なんだか、頭がぽわぽわします」顔を近づける

透「さ、咲!?///」

咲「龍門さん、私なんだか…」

透「ちょ…///」

咲「なんだかぁ…」

透「!!」
 (咲の顔、とっても艶っぽいですわ///)

咲「なんだか…」
 「眠くなってきましたぁ」ぽすん

透「がくぅー」

咲「すぴー」

透「…膝の上で眠ってますわ」

咲「むにゃむにゃ」

透(宮永咲。恐ろしい子ですわ!)
 (でも、なんだか…衣と似たような庇護欲を湧き立たせますわ…)ナデナデ

咲「」すりすり

透「くすぐったいですわ///」
 (でも、衣付きのメイドには少し不安もありますわね…)
 (そうですわ!この際、私のメイドとして調教…もとい指導すれば良いんですわ!)

咲「はゅ!眠りそうになっちゃった!」

透「良いんですわよ!」

透「それより!咲!」

咲「なんですか?」

透「咲!あなた、私メイd」

咲「あ!お姉ちゃんから電話来てる!もう、戻らないと!」

透「…」

咲「龍門さん!私そろそろ、戻りますね!」

透「…えぇ。お代は私が払っておきますわ…」

咲「いいんですか!?」

透「気にしないで下さいまし。その代り…」

咲「その代わり?」

透「咲の連絡先を教えてくださいまし!」

咲「もちろんですよ!これで、衣ちゃんともいつでも話せますね!」

透「なんなら、今度、家にもご招待しますわ!」

咲「ぜひ、伺わせて頂きます!」

咲「それでは、また!」

透「ちょっと、お待ちください」

咲「なんですか?」

透「しばしの別れですが、忘れないように…」

咲「?」

透「これを、受っとって下さる?」

咲「これは?」

透「私の大切にしている、ネックレスですわ」

咲「そんな!受け取れないですよ!」

透「いいんですの。むしろ、受っとって貰わないと困りますわ!」

咲「…じゃあ!私の大切な物もあげます!」

透「いいんですの?」

咲「龍門さんのとは比べモノになりなせんけど…」

透「そんな、咲からの贈り物なら、何でも嬉しいですわ!」

咲「じゃあ…ちょっと目を瞑ってください」

透「こうですの?」

咲「…失礼しますね///」

透「?」

咲「ちゅっ」

透「?」
 
咲「もう、目開けていいですよ///」

透「今は何をしたんですの?」

咲「もう!龍門さんの鈍感!///」

透「?」

咲「も~!とりあえず、今日は失礼します!ネックレスありがとうございます!」

透「はぁ?また、近いうちに会いましょう」

咲「はい!さようなら!」タッタッタ

透「…」

透「フフフ/// 帰ったら、衣に自慢できますわ」

以上です!
おやすみなさい

番外編 ~咲shuffle In 臨海~

ハオ「そういえば、隣の部屋に転校生が来るらしいですよ」

ネリー「ふ~ん。こんな時期に、珍しいね」

ハオ「そうですね…」

ネリ「!!ちょっと待って!」

ハオ「どうしたんです?」

ネリ「こんな中途半端な時期に転校してくるってことは、お金持ちかも!」

ハオ「はぁ~。また、お金ですか…」

ネリ「ぶ~。お金は大事だよ!」

ハオ「あれば、困りませんけど。必要以上にある必要性は感じません」

ネリ「これだから、ガチもんのボンボンはよ~」

ハオ「…」

ネリ「そういえば、この寮ってことは、外国人?」

ハオ「…いえ、長野人らしいですよ」

ネリ「ふーん。じゃあ、どうして?」

ハオ「どうやら、智葉の計らいらしいですよ」

ネリ「やっぱり!期待できそうだね!」

ハオ「あんまり、迷惑掛けてはいけませんよ」

ネリ「わかってるって~」

ハオ「心配だ…」

~次の日 教室にて~

ネリ「さ~て、どんな子かなぁ?」ニヤニヤ

ハオ「変に期待しないことですよ」

ネリ「それは、どうかなぁ~」

ハオ「…」

教師「はい、皆さん今日は転校生を紹介します」

咲「長野から来ました、宮永咲です」オドオド

教師「よろしくね。みんなも仲良くしてあげてね」
  「じゃあ、宮永さんのクラスはハオさんの隣ね」

咲「えっと…」

ハオ「私ですよ」挙手

咲「あっ。はい…」テクテク

咲「あの…よろしくお願いします」

ハオ「はい。よろしくお願いしますね」

ネリ「にやにや」

教師「今日は授業ないから、そのまま帰りの会もやりま~す」


~放課後~

ハオ「宮永さんも、同じ寮だよね?」

咲「あっ。はい」ビクッ

ハオ「じゃあ、寮まで一緒に帰りましょうか」

咲「いいんですか?」

ハオ「もちろんです」ニコッ

咲「助かります」ニコッ

ネリ「はいは~い!ネリーも一緒に帰るぅ!」

ハオ「元気ですね…」

咲「」キョドキョド

ネリ「私も同じ寮だよぉ!しかも、隣の部屋だよ!」

咲「そうなんですね。お願いします」

ネリ「ねぇねぇ~!咲ってぇ、お金持ちなのぉ~?」

咲「えっ!?」

ハオ「ネリー!いきなり、失礼ですよ!」ゴチン

ネリ「いった~!」

ハオ「さっ!行きましょう、咲!」

咲「う、うん」
 (いきなり、名前呼びだ!)

ハオ(しまった!ネリーに吊られて名前で呼んでしまった!)

ネリ「あ~!置いてかないでよ~」

~寮~

ハオ「宮永さんは、荷造りは済ませてあるの?」

咲「うん!そんなに、荷物なかったし…」

ハオ「そうですか!なら、このまま咲の部屋で歓迎会をしましょうか!」

咲「え?気を使ってもらわなくても…」

ネリ「いいじゃ~ん!楽しそうだし!」抱きつき

咲「あ、あのっ!ネリーちゃん急に…///」

ネリ「いいじゃ~ん!咲とネリーは友達じゃ~ん!」

咲「…ありがと…」

ネリ「なに?照れてるのぉ~?」

咲「うん。ちょっとだけ…」
 「でも、嬉しいよ」ニコ

ハオネリ(か、カワイイ///)

咲「ハオさんも、良かったら友達になってくれますか?」上目遣い

ハオ「もちろんです!」

咲「良かったぁ~」

ハオ「むしろ、私はもうとっくに友達だと思っていましたけどね!」

咲「えへへ。ありがとぉ」

ハオ「い、いえ///」

ネリ「ちょっと~!イチャイチャしてんじゃねーよ!」

ハオ「なっ!何言ってるんですか!」

ネリ「ハオ、デレデレしすぎだよ!」

咲「あははは」

ネリ「智葉とかも呼ぶ?」

ハオ「今日は、智葉たちは別件で忙しいらしいですよ」

咲「そうなんですか。辻垣内さんにも、お礼を言いたかったなぁ」

ネリ「まぁ、いいじゃん!今日は一年生だけで楽しもうよ!」

ハオ「そうですね!」

~咲の部屋~

ハオ「…」

ネリ「うわ~!なんで、咲の部屋こんなに広いのぉ!?」

咲「そうなの?」

ネリ「そうだよ!私たちの部屋はこの半分くらいだよ!」

ハオ「確かに…」

咲「そうなんだ」

ネリ「やぱっり、咲はお金持ち?」

咲「そんなこと、ないけどぉ」

ハオ「でも、確かに優遇はされているようですね!」

咲「辻垣内さんに感謝だよ!」


~歓迎パーチー~

ハオ「では、咲の歓迎パーティーを始めます」

ネリ「わーい!」パチパチ

咲「ありがとぉ~」

ハオ「では、僭越ながら。私から挨拶を…」

ネリ「も~!そんな、堅苦しいのはいらないから!」

ハオ「いや、しかし…」

ネリ「かんぱ~い!」

咲「かんぱ~い!」

ハオ「…かんぱい」

ネリ「わぁ~、これ美味しいね!」

ハオ「ホントですね!咲の手作りなんですよね?」

咲「うん!よろこんで貰えて嬉しいよ!」

ネリ「これなら、いつでも私のお嫁に来ていいよ!」

咲「え~///」

ハオ「何言ってるんですか!」

ネリ「も~!ハオは固いな~。ほんの冗談じゃん!」

ハオ「冗談ですか」

ネリ「そうだよ!神経質だな~」

ハオ「なら、咲は私のお嫁さんですね!」

咲「えっ///」

ネリ「はぁ?」

ハオ「なんですか?嫌なんですか?」

咲「いや。その///なんていうか…///」

ハオ「なんで嫌なんですかぁ!?」
  「気にいらない所は治しますんで、捨てないで下さい!」

咲「ハオちゃん。落ち着いてぇ!」

ネリ「…ハオ。それ何飲んでるの?」

ハオ「コレですか?コレは、実家の秘伝のジュースです!」

ネリ「それって、お酒なんじゃ…」

咲「酔っぱらってる?」

ハオ「そんなコトはどうでもイイんです!」
  「咲は、私とネリーどっちのお嫁になるんですかっ!!」

咲「えっ!?」

ネリ「それは譲れないよ!」

ハオ「さっき、ネリーは冗談って言ったじゃないですか!」

ネリ「それこそ、冗談だよ!」

ハオ「何を今さら!」

咲「お、落ち着いてぇ~」

ネリ「咲が早く決めないから悪いんだよ!」

ハオ「そうです!早く決めてください!」

咲「そんな、急に言われてもぉ~」

ネリ「咲が私のお嫁さんになったら、咲に養われてあげるよ!」

咲「んん?つまり、私が養うの?」

ネリ「うん!」ニコ

咲「え~。でも、家に帰ってきてネリーちゃんみたいな可愛い子がいたら癒されるなぁ~」

ネリ「そうでしょ!私も咲にいっぱい甘えてあげるから、咲もいっぱい甘やかしてネ!」ゴロゴロ

咲「そうだね~」ナデナデ

ハオ「なっ!それなら、私は…」

ネリ「ハオは頑固だから、一緒にいると疲れちゃうよ~」

ハオ「!そんなことは、ありません!」

ネリ「どうかな~。じゃあ、ハオは咲に何をしてあげられるの?」

ハオ「フフフ。私はこう見えてもテクニシャンです!夜の営みは…」

ネリ「ただのセクハラじゃねーか!」バチコーン

ハオ「いたっ!何するんですか!」

ネリ「こっちのセリフだ!咲だって、困っちゃうでしょ!」

ハオ「えっ?そんなことは…」

咲「///」

ハオ「ほら!咲も満更じゃないって顔してますよ!」

咲「ち、違うよぉ///」

ネリ「もう!酔っ払いは早く帰れ!」

ハオ「いいえ!帰りません!もっと咲にセクハラして、困った顔をさせるんです!」

ネリ「確信犯じゃねーか!」

ハオ「さぁ、咲。こっちに来て。優しくシてあげる」

咲「も~///からかわないでよっ!」

ハオ「いいえ。本気ですよ」ジー

咲「は、恥ずかしいよぉ///」

ハオ「そんな顔も可愛いですよ」ナデナデ

咲「///」

ハオ「最初に見た時から、好きになってしまいました」
  「一目惚れってヤツですね」サワサワ

咲「あっ///ハオちゃん、そこは…」

ハオ「なんですか?キモチいいんですか?」サワサワ

咲「ちがっ…///」

ハオ「咲も素直になってください」サワサワ

ネリ「セクハラってレベルじゃねー!」
  「離れろ!この変態!」ポカッ

ハオ「ネリー。邪魔しないでください!」

ネリ「いい加減に目を覚ませ!」

ハオ「私は正気です!」

ネリ「だとしたら、余計に悪いわ!」

ハオ「はぁ~。興が覚めました。いい時間ですし、今回はお暇します」

咲「あっ…。うん、わかった」

ハオ「物足りなかったですか?」

咲「違うよぉ///」

ハオ「フフ。明日の朝は迎えに来ますね!」ニコ

咲「うん!ありがとう」

ハオ「では、失礼しますね」

ネリ「さっさと、帰れぇ~」

ハオ「何言ってるんですか?貴方も自室に帰るんですよ?」

ネリ「ネリーはもう少しココにいるんよ!」

ハオ「我儘言わないでください!咲も初日で疲れているんですよ!」

ネリ「その原因の半分以上はお前のセイだわ!」

咲「私はまだ、平気だよ」

ネリ「ほら!咲もイイって言ってるし!」

ハオ「はぁ~。明日も学校なんですから、二人とも夜更かしはダメですよ!」

ネリ「わかってるよ!」

咲「うん。大丈夫だよ!」

ハオ「…では、また明日」

咲「バイバイ!ゆっくり休んでね!」

ネリ「じゃね~」

ハオ「ネリー。迷惑かけないようにね!」

ネリ「はいはい~」

咲「ネリーちゃんは、まだ眠くないの?」

ネリ「うん。大丈夫!」

咲「そっか!」

ネリ「あっ?もしかして、咲は眠かった?私、戻ろうか?」

咲「私も大丈夫だよ!それに、一人だと寂しいから、一緒にいてくれると嬉しいよ!」

ネリ「///」
  「私も/// 咲と一緒は楽しいよ!」

咲「良かったぁ~」

ネリ「…」ピコーン!

ネリ「じゃあさ!咲!提案があるんだけど!」

咲「?なにかな?」

~次の朝~

ハオ「う~ん。昨日のパーティーのことがイマイチ思い出せません。いつ御開きになったんでしょう?」

~咲の部屋~

ハオ「咲~!朝ですよ~!」ノック

部屋「シーン」

ハオ「返事がありませんね。まだ眠っているのでしょうか?」

ハオ「起きてくださ~い!遅刻しますよ~!」コンコン

部屋「がちゃり」

ハオ「あっ。咲、おはようございm…って!」

ネリ「むにゃむにゃ。あ~、ハオ。おはよ」

ハオ「ネリー…あなた、昨日泊まっていったんですか?部屋、隣のくせに」

ネリ「なに言ってるの?ここは、私の部屋だよ?」

ハオ「は?ここは咲の部屋ですよ?」

ネリ「ふっふっふ~。違うんだな~」

ハオ「どういうことです?」

ネリ「この部屋は、昨日から、ネリーと咲の部屋になったんだよぉ!!」ババーン

ハオ「なっ!どういうことですか!!」

ネリ「咲が一人じゃ、寂しいって言うから、同棲することにしたんだ!」
  「ネリーも家賃浮いて助かるし!なにより、咲といつでも一緒だし!」

ハオ「ズルイです!」

ネリ「私から言い出したんじゃないよ!咲から誘ってきたんだもん!(嘘)」

ハオ「なんで…私じゃなく、ネリーなんでしょう」ズーン

ネリ「そりゃそうだよ!昨日みたいにセクハラされたくないだろうし!」

ハオ「?なんのことですか?」

ネリ「うわ~。しかも、覚えてないと来たよ!こりゃ最低だね!」

ハオ「ちょっと待って下さい!私はナニをしてしまったんですかぁ!?」

ネリ「女の子の口からは言えないようなことだね!」

ハオ「そんな…」ガーン

咲「う~。ネリーちゃん、急にベットから居なくなったら寒いよぉ~」フラフラ

ネリ「あ、起こしちゃった?」

咲「うん。だいじょうぶ」
 「あ。ハオちゃん、おはよう」

ハオ「…咲。おはようございます」

咲「どうしたの?元気ないよ?」

ハオ「その…昨日はご迷惑をおかけしました」

咲「あっ///」

ハオ(赤面している!ホントにナニをしてしまったんだ!)

咲「うん///大丈夫だよ…」

ネリ「まぁ、あれくらい何でもないよね!」
  「昨夜のネリーと咲の濃密な夜に比べれば!」

ハオ「!!」

咲「なに言ってるのぉ!ネリーちゃん///」

ネリ「あっ!あれは二人だけの秘密だったね!」

咲「もぉ~!勘違いされちゃうでしょ!嘘はダメだよ!」

ネリ「咲こそ!照れてるからって、無かったことにしないでよね!」

ハオ「…」

ネリ「あれ?ハオ、気になる?気になる?」

ハオ「…も…む」

咲「へ?」

ハオ「私もいっしょに住む!」

ネリ「なに言ってるの!?無理だよ!」

ハオ「なんで!ネリーだけズルイです!」

ネリ「もう、定員オーバーだよ!」

ハオ「では、ネリーが出て行ってください!」

ネリ「嫌だよ!」

ハオ「では、咲が私の部屋に来てください!」

ネリ「それもダメ!」

ハオ「ネリーが決めることではナイです!」

ネリ「咲がネリーとがイイって言ったんだから!咲はネリーのだよ!」

ハオ「なにかの間違いです!」

ネリ「間違いなんかじゃない!」

ネリハオ「ぐぬぬぬぬ」

咲「ふ、二人とも落ち着いてぇ~!」

カン?

久しぶりに書いてみました。
思い浮かんだのがこんな感じだったんです。許してください
また、時々、書いていこうと思ってます

~4月8日~

咲「この駅、都心だけあって、人が多いなぁ…」
 (人ごみって、少し苦手なだなぁ~。早く来ないかなぁ)

穏「さき~!!」

咲「あっ!穏乃ちゃ~ん!」

穏「はぁ。はぁ。遅れてごめんね!」

咲「ううん。大丈夫だよ!私も今来たところだから」

穏「昨日の夜、なかなか寝付けなくて…」汗、フキフキ

咲「穏乃ちゃん!」

穏「ん?」フキフキ

咲「シャツの裾で汗拭くと、おへそ見えてるよ!」

穏「あ~、つい癖でやっちゃった!」テヘ

咲「も~。ハンカチあるから、じっとしててね」フキフキ

穏「ん~」フカレフカレ

咲「はい。完了だよ!」

穏「あ、ありがとう///」

咲「そうだ!穏乃ちゃん!お誕生日おめでとう!」
「今日は一日、穏乃ちゃんに付き合うよ!」


穏(そう。今日は私の誕生日!)
 (誕生日を咲と二人で過ごせるなんて最高!憧たちも、黙認してくれてるみたいだし!)
 (やっと、私に来たチャンスなんだ!必ず、進展させてみせる!)


穏「ありがと!それじゃ、さっそく記念を形に残しに行こうよ!」

咲「形に残すぅ?」

~ゲームセンター~

咲「形に残すって“プリクラ”かぁ~」

穏「その通り!」
 「憧には、子どもっぽいって、笑われたけど…これしか、思いつかなくて…」ズーン

咲「そうかな?私は、大賛成だよ!」

穏「!そう!?」

咲「うん!」

穏(そうだよ!咲とのツーショットなんて、どんな形でも宝物だよ!)
 (ははーん。憧のヤツ、嫉妬してたんだなぁ~)

咲「それじゃ、撮ろっか!」

穏「そうだね!」

~撮影~

プリクラ「それじゃ、ポーズをとってぇ~」

咲「どうしよっか?」

穏「とりあえず、コレでしょ!」ぎゅ~

咲「わわっ!穏乃ちゃん、急に抱き着かないでぇ~」

穏「いいから!咲、カメラ見て!笑顔、笑顔!」

咲「えっ?もう!?」アセアセ

プリ「パシャリ」

咲「あ!」

穏「あはは!咲、間抜けな顔で写っちゃったね!」

咲「も~!穏乃ちゃん!」

プリ「次いくよ~」

穏「ほら!次だって!」

咲「ム~。次はどうするの?」

穏「ん~。どうしよう?」

プリ「5、4、3、」

咲「あわわ。時間きちゃうよ~」アタフタ

穏「咲、落ち着きなよぉ」アハハ

プリ「2、1」

穏(今だっ!)

咲「とりあえず、カメラの方みなきゃ」

穏「チュっ」

咲「!!」

プリ「ぱしゃり」

咲「///」

穏「いや~///今のは、イイ写真撮れたんじゃない///」

咲「う、うん////」

咲「って!穏乃ちゃん!いきなり、な、なに、するの~///」

穏「何って、ホッペにチュ~だよ」キリっ

咲「も、もぉ~!」

~公園通り~

咲「も~!私、全部、変な顔で写っちゃったよ~」プンプン

穏「そう?可愛いからイイじゃん!」

咲「む~。まぁ、今日は穏乃ちゃんの誕生日だから、大目にみてあげるけど…」
 「あんまり、急に変なことしないでよ!」

穏「“変”なことって、例えば…」ぎゅ~

咲「ほ、ほら!また、急に抱きついt」

穏「大好きだよ…」ボソリ(耳元で)

咲「!!」ドキっ

穏「みたいなこと?」

咲「か、からかわないでよっ////」

穏「まぁ、牡羊座の私は、ちょっと大胆なのさ!」

咲「…なに、それぇ~」

穏(これで、みんなと、少しは差が付けられたかな?)

~夕刻  咲宅までお見送り~

穏「あっというまに、日が暮れてきたね…」

咲「そうだねぇ。楽しい時間は、ホントにあっという間だな」
 「穏乃ちゃん、今日は楽しかった?」

穏「そりゃ、もちろん!咲と別れるのが惜しいよ!」

咲「そっか。そう言ってくれると嬉しいよ」ニコっ

穏(その笑顔が、いつも私を惑わせるんだよ~///)

咲「そうだ! はい、これ!」

穏「?なにコレ?」

咲「皆と私から、穏乃ちゃんへの誕生日プレゼントだよ!」

穏「ホントに!ありがと!」ガサガサ
 「うわ~!スニーカーだ!」

咲「良かったら、使ってね!」

穏「もちろんだよ!皆にも、お礼のメール送らなきゃ!」

咲「それから…」

穏「ん?」

咲「はい、どうぞ!」

穏「…これは?」

咲「それは、私個人からの誕生日プレゼントだよ!」

穏「ウソっ!ありがと!」

咲「直感でこれがイイと思ったんだ!」

穏「これは…」

咲「アンクレットっていうんだよ」

穏「あんくれっと?」

咲「そう。簡単に言うと足につけるネックレスかな?」

穏「そうなんだ…」

咲「もしかして、そういうの邪魔くさい?」

穏「ううん…」

咲「穏乃ちゃん?」

穏「すごく…綺麗だね」

咲「気に入ってくれた?」

穏「うん。私こういうの、あんまり興味なかったけど…」
 「すごく、すごく、引き込まれるよ」

咲「良かった」エヘヘ

穏「なんでだろ…この色、すごく好きだよ」

咲「その石?」

穏「うん」
 「あっ!!」

咲「どうしたの?」

穏「わかった!この真紅の石、咲の瞳と同じ色だからだ!」

咲「えっ?」

穏「どうりで、見惚れちゃうはずだよ!」

咲「そ、そう?///」

穏「うん!」

咲「え、えっと…そうだ!早速、付けてあげるよ!」

穏「そう?ありがと!」

咲「ここを…こうして、できた!」

穏「うん!しっくりくるよ!」

咲「大事にしてね!」

穏「もちろんだよ!暇さえあれば、眺めるよ!」

咲「またまたぁ~」

穏「だからさ…」

咲「うん?」

穏「私の目は咲を見つめ続けるからさ、咲の瞳も私で一杯になったら嬉しいな…」

咲「それって…///」ドキドキ

穏「その、つまり…」
 (あれ?さっきは言えたのに!なんでか緊張してきた)ドキドキ

穏「えっと………」

咲「///」

穏「」

咲「」

穏(ど、どうしよう!言葉がでてこないよぉ!)アセアセ

咲「…5!!」

穏「!?」

咲「4…3…」

穏「えっ?咲!?」

咲「…2!」

穏「えっ?えっ!?」アタフタ

咲「…1!」

穏「え、えいっ!」

穏「 ちゅっ! 」 くちびる

咲「///」

穏「え、えっと///」

咲「穏乃ちゃん」

穏「は、はいっ!!」

咲「私の誕生日も期待してるね///」

穏「!!もちろん!まかせて!」

咲「その時は、私も“お返し”しなきゃね///」

穏「うん///楽しみにしてる///」

咲「それじゃ、また///」

穏「またね///」

~穏乃宅 Inベット~

穏「…」

『私の誕生日も期待してるね///』
『その時は、私も“お返し”しなきゃね///』


穏「うわぁぁぁ~!」ジタバタ!

穏(あれって、つまり、そういうこと?ってことでイイのぉぉぉぉぉ!!?)

穏母「穏乃ぉ~!なに、暴れてるのぉ?はやく、寝なさい!」

穏「ごめ~ん!」

穏(無理だよぉ!絶対、眠れないよぉ~~!!)

穏「……最高の誕生日だったぜ!」

時計「23:59」かちっ

時計「0:00」

おしまい

穏乃ちゃん誕生日記念です!

やっぱり、穏咲は書きやすい...

あざした!

~灼咲、結婚生活1年目~

玄関「ガチャ」

咲「ただいま~」

灼「おかえり…」

咲「は~、今日もお仕事、疲れたよ~」

灼「お疲れ…」

咲「あ~、お腹すいちゃったよ!」

灼「そうだと思って、ご飯作ってみた…」

咲「えっ!灼さん、料理は苦手って言ってなかったっけ?」

灼「うん…でも、頑張った」

咲「もしかして、私の為にですか?」

灼「…うん///」

咲「灼さん…」

灼「?」

咲「ありがとうございます!とっても嬉しいよ~」ギュウ

灼「咲…苦し///落ち着いて/// あと、味の方はあんまり期待しないで…」

咲「そんな!灼さんが!私の為に!作ってくれたのに、期待せざるを得ないですよ!」

灼「え~」

~リビング~

咲「わ~!美味しそうな、パスタぁ!」

灼「ありがと。野菜多めの健康的なのにしてみた…」

咲「では、さっそく…いただきま~す!」

灼「…」ドキドキ

咲「もぐもぐ!とっても、美味しいですよぉ!」

灼「よかった…」ホッ

咲「とっても、ヘルシーで良いですね!って、あれ?」ジー

灼「ん?なに?」

咲「…灼さん、その指どうしたんですか?」

灼「あっ…その、野菜いっぱい切るのに、手間取っちゃって…」

咲「もう!無理しないで下さいよ!」

灼「大丈夫。そんなに深く切った訳じゃないから…」

咲「せめて、絆創膏くらいつけましょうよ!」

灼「片手じゃ、上手く付けれなくて…」

咲「フフフ!じゃあ、私が貼ってあげます!」

灼「ありがと…おねがい」

咲「はい!では、お手を拝借…..」ギュ

灼「////」
 (改めて、咲をこんなに至近距離で感じると緊張する///)

咲「はい!できました!」

灼「ありがと…」

咲「どういたしまして!」

灼「…」

咲「どうかしました?」

灼「えっと…その…なんでもナイ!」

咲「えー!何ですか!?すごく気になります!言ってください!」

灼「その…咲につけてもらった絆創膏が…」

咲「?」

灼「…指輪みたいで嬉しかった///」

咲「なっ/// ただの絆創膏じゃないですか!///」

灼「うん///それでも、嬉しかったから///」

咲「も~///恥ずかしいこと、言わないで下さい!」

灼「咲が言えって…」

咲「でも、灼さんが喜んでくれたなら良かったです」ニコッ

灼「うん…///」

咲「灼さん」

灼「なに?」

咲「今日は4月14日ですよ?なんの日か、覚えてます?」

灼「え?なんだろう?……あっ!私の誕生日だ!」

咲「そうですよ!自分の誕生日忘れてたんですか!?」

灼「うん…忘れてた」

咲「はぁ~。まぁ、いっか!はい、プレゼントです!」

灼「!!ありがとう!」

咲「どうぞ、開けてみてください!」

灼「うん…ん?これは?」

咲「はい!それは、香水です!」

灼「ありがと、でも私、香水とかつけたことない…」

咲「いつも、家事をやってくれて助かりますけど、たまにはオシャレしても良いんですよ?」

灼「ううん。家で咲の帰りを待ってるのが楽しいから…///」

咲「また、顔が熱くなることを…///」

灼「私も、顔熱い///」

咲「そんな、愛しの灼さんに、もう一つプレゼントがあります!」

灼「え?そうなの?」

咲「はい!」

灼「なんだろ…?」

咲「…灼さん!」

灼「なに?」

咲「結婚して1年目ですけど、改めて言います!」

灼「?」

咲「ずっと、ずっと、愛してます!」パカッ

灼「えっ?それって!!」

咲「1年越しになってしまいましたが、結婚指輪です」
 「受け取ってくれますか?///」

灼「うん///もちろん…///」

咲「今度は本物の指輪ですよ、絆創膏じゃありません」

灼「私は、絆創膏でも、嬉しかったけど…こっちも、嬉しいよ///」

咲「今日の灼さんは、ロマンチストですね!」

灼「たまには、そういう日もある…」

咲「そんな、灼さんも、可愛いですよ」ニコ

灼「咲の笑顔だって、何年経っても変わらず、可愛いよ…」

咲「灼さん…」

灼「咲…」

二人は自然と目を瞑る。そして、お互いの唇の距離も自然と近づくのであった。

「ちゅっ💛」

____________________________________________

灼「っていう、夢を見た…」

玄「それで、自分の誕生日会に遅刻したの?」

灼「うん…」

憧「なんじゃ、そりゃ…」

宥「アハハ…」

穏「灼さんらしくないですね」

咲「っていうか、なんですか!その夢は///」


おしまい

という訳で、灼さん誕生日エピソードでした!
最近、更新が全然できなくて、ゴメンなさい!しかも、やっと書いたのも、不出来でスミマセン...
毎回コメント、ありがとうございます!正直、コメントがあるから、書く気が起きます

ありがとうございました!!

≪短編?≫

『勘違い』

~学校~

咲(あれ?穏乃ちゃん、髪をほどいてる)

穏「…」

咲(あれ!?もしかして、泣いてる!!?)

穏「…」

咲「し、穏乃ちゃん、大丈夫?」

穏「えっ!?なにが!?」

咲「…ううん。なんでも、ないよ」ニコ

穏「そう?変な咲!」ニコリ

咲(穏乃ちゃん、笑ってるふりしてるけど、全然、元気ないよ…)
 (ホントに大丈夫かなぁ…)

穏(びっくりした~!咲のこと考えてたから、ちょっとボーっとしてたよ!)

咲「穏乃ちゃん、何かあったら、相談してね!」

穏「えっ。う、うん」

咲「私にできることなら、何でもするよ!」

穏「え!なんでも!?」

咲「うん!」

穏「///」
 (落ち着け、私!咲の言う何でもは、私の何でもとは違う!!でも、もしかしたら…///)

咲(穏乃ちゃん、顔が赤くなってきた。やっぱり、体調わるいのかも!)

穏「その、何でもって/// ナニでも?」

咲「穏乃ちゃん…」

穏(あっ!咲が真顔になった!怒らせたかもぉ~)

咲「穏乃ちゃん!保健室行こう!」

穏「えっ…!!」

咲「ほら、急いで!」

穏「ちょ、待った!!」

咲「なに?穏乃ちゃんだって、ホントは行きたいんでしょ?」

穏「そ、そりゃ/// 咲がイイんだったら大歓迎だけど…///」

咲「も~!今さら、それくらい気にしないよ!」ニコっ

穏(“そのくらい”っ!? 咲って、こんなに積極的だったっけ!?)

咲「私も、そういう時(体調不良)あるもん!」
 「心配しないで、今日は私に甘えてイイんだよ!」

穏「あ、甘えてイイのっ!?」

咲「もちろんだよ!!」

穏「色んなところ、触っても…イイの?///」

咲(一人で歩けないくらい、体調悪いってこと!?)

咲「そんなに、我慢してたの!?」

穏「え…その、まぁ、最近ずっと、そんな感じだった…かも///」

咲「そんなに、無理してたの!学校休んだ方が良かったんじゃない!?」

穏「たしかに、学校来る(というより、咲を見る)と、余計ツライけど…」

咲「も~!!あんまり、心配させないでよ!早く、保健室に行こっ!」
 「“ ら・く ”になるよ」

穏(えっ?私、咲に何されちゃうのぉ~///)←満更でもない

穏「うん///じゃあ、行こうかな///」

咲「そうだよ!ほら、もっとコッチ寄って!」

穏「えっ?もう?もう、スタートしてイイの!?」

咲「我慢できないでしょ?」

穏「でも///まだ、教室だし…///」

咲「私は気にしないよ?」

穏(ひぇ~!咲って意外にそうなのぉ?意外にアレなのぉ~!?)

穏「わ、私は!保健室に着いてからで大丈夫です///」

咲「まぁ、穏乃ちゃんが大丈夫なら…でも、我慢できなくなったら、すぐ言ってね?」

穏「…言ったらどうするの?」

咲「もちろん、すぐその場で手を…」

穏「了解です!理解しましたからっ!!」

咲「う、うん。じゃあ、急ごうか…」

穏(母上。今から穏乃は女になります…)


その後、保健室に咲の悲鳴が響き渡るのであった…

カン!

『図書館にて』

マホ(毎週土曜日。いつもの席。いつもいる。あの人は…)

マホ「はぁ~。今日も素敵でしたぁ~」


~数時間前、図書館にて~

マホ「今週もいるかなぁ~」そ~っと

マホ(いました!!)

咲「…」読書中

マホ(はぁぁ~。なんて、可憐なお姿なのでしょぉ~///)ポワポワ
  (できれば、お話ししたい!!)チラチラ

咲「」ちらっ


マホ「!!」
  (びっくりして、目をそらしてしまいましたぁ~)アセアセ

咲「」トコトコ

咲「あのぉ…」

マホ「はっ、はい///」

咲「最近、毎週いますよね?」

マホ(ばれてたぁ!!不快に思われてたぁ!?)

マホ「その、えっと、すみませんでs」

咲「もしかして、この本を借りたかったんですか?」

マホ「え?」

咲「あれ?違いました?いつも、この本見てたような気がしたけど…」

マホ「そ、そうなんです!マホもその本、気になってて!」

咲「今日、借りて家で読み終えますので、明日まで待ってて下さいね」ニコ

マホ「は、はい///」


マホ「はぁ~!声も話し方も素敵でした!」
  「明日も図書館で待ってたら、もしかして・・・」

~翌日~

マホ「朝一で来てしまいました…」

マホ(しかも、よく考えれば朝に返しにくるとも限らないし…)ボケ~

咲「あのぉ~」

マホ「ひゃっ!」

咲「ごめんなさい。驚かせてしまって!」

マホ「あ!いえ、こちらこそ///」
  (まさか、もう会えるなんて!!)

咲「フフフ」

マホ「?」

咲「そうとう、楽しみだったんですね。この本」

マホ「は、はい!!(あなたに会えるのが)楽しみでした!」

咲「じゃあ、すぐ返却しますね」

~返却しました!~

咲「はい、どうぞ!」

マホ「ありがとうございます!」

咲「じゃあ、私はこれで…」

マホ(こんなチャンス2度はないっ!!)

マホ「あの!!」

咲「えっ?」

マホ「この後、時間ありますか///?」

咲「ええ。まぁ…」

~カフェ~

マホ(い、勢いで誘ってしまいましたぁ~///)

咲「あの…」

マホ「ひゃい!」

咲「私は、宮永咲っていいます。よろしくお願いします」

マホ「あっ!私は夢乃マホです!」

咲「マホさんは、この辺の高校ですか?」

マホ「いえ!マホはまだ中学生です!」

咲「そうなんだ!大人っぽいね!」

マホ「そんな!宮永さんの方こそ、可憐で美しいです!」
  (あぁ~!なに言ってるのぉ!)

咲「そんなことないよ///」

マホ「そんなことあります!」

咲「ありがとう。マホさん」

マホ「…あの!」

咲「うん?」

マホ「その!宮永さんの方が年上なので、“さん”はいらないです!」

咲「え?でも…」

マホ「大丈夫です!」

咲「じゃあ、マホちゃんって呼ぶね!」ニコ

マホ「ありがとうございます!」

咲「マホちゃんも、好きなように呼んでね?」

マホ「じゃあ、宮永先輩で!」

咲「うん!」

マホ「あの、宮永先輩!」

咲「なに?」

マホ「めっ、メールアドレス教えてください!」

咲「え?」

マホ「あっ…その、やっぱりイヤですよね。会って間もないのに…」
  (しまったぁ!尚早すぎました!)

咲「ううん!イイよ!」

マホ「ほんとですか!!」

咲「うん!私もこんなに可愛い後輩ができて嬉しいもん!」

マホ「か、かわいい///」

咲「マホちゃん、かわいいし、本も好きみたいだし、もっとお喋りしたいな!」

マホ「え?本?」

咲「あれ?本好きじゃなかった?」
 「ここ最近、私が図書館に行くと、いつも居るから…」

マホ「そ、そうです!本大好きです!!」
  (まさか!ずっと前から気づかれてたなんて!嬉しい///)

咲「そうだよね!はい、これ私のアドレスね!」

マホ「やった!ありがとうございます!」

~マホ宅~

マホ「やっぱり、素敵な人でした!宮永先輩…」

マホ「この本も、面白かったなぁ。恋愛小説だったんですね~」

マホ「マホもいつか、宮永先輩とこの本みたいに…」

~妄想~

咲「マホちゃん…」

マホ「宮永先輩…」

咲「これからも、ずっと愛してるよ」ニコリ

マホ「はい!マホもです!」

咲「マホちゃん。目、とじて…」

マホ「はい///」

咲「かわいいよ」ナデ

マホ「んっ///」

咲「もっと、触れてイイ?」サワサワ


マホ「あっ///もっと///もっと、触ってださい///」

咲「マホ…」

マホ「先輩…」


マホ「でへへへ///」

マホ「はっ!いけない妄想をしてしまいました!」
  「……でへへ///」

マホ「そうだ!さっそくメールしましょう!」
  「え~と。『本とても、面白かったです!また、おススメを教えてください!』送信!」

マホ「えへへ///早く返事こないかなぁ~」


~10分後~

マホ「お風呂でも、入ってるのかな?…先輩とお風呂///」

~30分後~

マホ「先輩は長風呂派なのかな!きっと…」

~1時間後~

マホ「…やっぱり、馴れ慣れしかったのかな…」グスン

マホ「…もう寝よ」ゴソゴソ

マホ「…」

携帯「ぴろろ~ん」

マホ「!!」ガバッ


メール
『返事おそくなっちゃった。ごめんね。まだ、携帯なれなくて。もう寝ちゃったかな?』
『私も、もっとマホちゃんとお話ししたいな!また、一緒にご飯でもたべようね!』 


マホ「……えへへ///」
  「やっぱり、宮永先輩は大天使です///」

マホ「はぁ~!安心したら本当に眠くなってきちゃった!」 
  「返信もして…っと。最後にさっきのメール読み直して、寝よぉっと///」

マホ「あれ?さっきは興奮してて気付きませんでしたが…このマークって!」

『ハート』ゆらゆら

マホ(わぁ~///ハートだ!これって、期待していいのかな?)
  (眠れなくなるぅ~///)

まぶたを閉じると、キラキラな先輩だらけ

マホは恋をしてるんですね

こんな気持ち初めてです

来週もまた会えますように

夢ですぐ 会えますように


カン?

お久しぶりです!
短編とかいって、全然ですね。ごめんなさい
もう、阿知賀とか関係なくなってきてるし、更新できないし...

読んでくれてる方、ありがとうございます!

『狂う原因』

咲「お姉ちゃん。今晩は何が食べたい?」

照「咲の料理なら何でも美味しいから、何でもイイ」

咲「う~ん。最近、レパートリーが少ないのが気になってるんだよね~」

照「私は、気にならないよ」

咲「う~む…」


咲「…という訳で!今日は、お料理教室に体験入会します!」

咲「この豪邸が、料理教室なの!?私、また、道に迷ったのかなぁ?」

門「ガチャ」

咲「!!」ビクッ

一「あれ?なにか御用ですか?」

咲「あ、あの!料理教室に向かっていたんですが、迷ってしまったみたいで…」

一「そうだったんですか?地図見せてもらっても?」

咲「は、はい!」
 (うわ~!本物のメイドさんだ~!)

一(この子、どこかで見たことあるような…)

一「あ~、この場所ならっ!」
 (思い出した!この子、たしか衣が言ってた“咲ちゃん”だ!)

咲「?」

一「この料理教室は、ウチであってるよ!」

咲「え?でも、どう見ても教室って感じじゃないような…」

一「“本場のメイドに教わる料理”ってのが、コンセプトなんだ!」
 (ちょっと、この嘘は厳しいかっ!?)

咲「あ~!!そうだったんですね!!」

一「そう!そう!」
 (乗り切れた!)

咲「では、よろしくお願いします!」ペコリ

一「こちらこそ」ニコリ
 (話通りの良い子だね!)

~龍門淵邸inメイドルーム~

咲「あの…」

一「うん?」

咲「本当にこれ、着るんですか?」メイド服

一「もちろんだよ!」

咲「少し、恥ずかしい…です///」

一「大丈夫だよ!きっと似合うよ!」

咲「いえ、そういう問題ではなくて///」

一「でも、それが正装だからな~」

咲「…分かりました」

一(よっしゃ!)


咲「ど、どうですか///」

一「うひゃ~!似合うとは思ってたけど、こんなにも似合うとは!!」カワ(・∀・)イイ!!

咲「は、一さん!落ち着いて下さい///」

一「いや~!可愛いよ!このまま、ウチで働かない?」

咲「そんな、急に…」
 「そういえば、メイドさんは他にいないんですか?」

一「今日は、みんな、お休みなんだぁ~」

咲「そうなんですか。そんなに忙しい時に、ご迷惑じゃないですか?」

一「大丈夫だよ!」ピコーン
 「いや、大丈夫じゃないかも~」

咲「やっぱり!今日は、帰った方がいいですよね」

一「ううん!むしろ、いてよ!」

咲「でも…」

一「お客様に、こんなこと言うのもなんだけどさ!手伝って欲しいなぁ~って!」

咲「えぇっ!!む、無理ですよ!」アセアセ

一「お願いっ!そんなに難しい仕事は頼まないし!もちろん、お給料も!」

咲「困りますぅ~」

一「!!じゃあ!今後、いつでも料理習いに来てイイから!無料で!」

咲「えっ!」

一(もうひと押し!)
 「お土産に、甘いお菓子もたくさん!」

咲「…」

一「…」ごくり

咲「…わかりました」

一「やった!」
 (甘いものが嫌いな、女子高生なんて、あんまりいないもんね!)

咲(お姉ちゃん、よろこぶかなぁ~)

~移動中~

一「じゃあ、早速だけど、部屋の掃除を頼んでイイかな?」

咲「はい!それが、終わったらどうしますか?」

一「休憩しててイイよ!」

咲「分かりました!」

一「さ、着いたよ!じゃあ、よろしくね!」ソソクサ

咲「分かりました!」


~?の部屋~

咲「うわ~、本がいっぱいあるよぉ!」
 「でも、なんだろう?この部屋の雰囲気どこかで…」

物陰「ごそごそ」

咲(!!あれ?誰もいないって聞いてたけど…)

?「う~ん。一かぁ~?まだ、夕餉の時間には早くないか?」

咲「あれ?この声って?」

衣「あと、いつもノックをしてから入ってくるようにと…言って…」フリムキ

咲「あっ!やっぱり、衣ちゃんだ!」


~部屋の外~

一「フフフ!衣、驚くだろうなぁ~!」

扉「ガチャ!!」

一「うわっ!びっくりした!」

咲「アワワワ」

一「あれ?どうしたの?」

咲「あ、あ、あのっ!こ、衣ちゃんが!」

一「えっ?」

~衣ルーム~

衣「 」チーン

一「まさか、嬉しさのあまり、気を失うとは…」


~数十分後~

衣「まったく!ビックリしたぞ!」

一「ごめん、ごめん!喜ぶと思って」タハハ

衣「ま、まぁ。嬉しいけど…///」

咲「衣ちゃん、大丈夫?」ナデナデ

衣「うぅ~。頭がフワフワする感じ久しぶりだぁ~」ポワポワ

咲「衣ちゃんに会えて、嬉しいよ!」ニコ

衣「うん!衣も!衣も嬉しい!」

一「じゃあ、私はそろそろ、仕事に戻るね!」
 「咲ちゃんは、衣と遊んでてぇ~!」

衣「あっ!一!待て!」

一「ん?なに?」

衣「その…あ、ありがとう///」

一「フフフ。衣の喜ぶ顔が見れて良かったよ!」

衣「///」

咲「ニコニコ」



衣「咲!何をしようか!?」

咲「う~ん。そうだねぇ」

衣「…」ジー

咲「どうかした?」

衣「咲のメイド姿、とても似合っているな!」

咲「そ、そうかなぁ~///」テレテレ

衣「うん…なんだか、“気の弱いメイドさん”を具現化しているようだ…」ゴクリ

咲「衣ちゃん?なんだか、目が怖いんだけど…」

衣「咲。もうちょっと、近こう寄れ…」グイグイ

咲「ど、どうしたの?」

衣「咲は、やっぱり可愛いな。もっと、咲を感じたい…」サワサワ

咲「こ、衣ちゃん!くすぐったいよ///」

衣「ハァハァ!もっと!もっと、咲を!!」ゴソゴソ

咲「ちょっ!衣ちゃん!服の中に手を入れないでぇ~///」

衣「良いではないか!良いではないかぁ~!」

咲「やめて~///」

透華「衣!宮永さんがいらっしゃっているとは、本当ですの!?」ガタッ

衣咲「ハァ、ハァ///」

透「…」

~透華ルーム~

透「はぁ~。先ほどは衣が失礼をしましたわ…」

咲「いえ///ちょっと、びっくりしましたけど…」

透「まさか衣が、あんなになるとは…」ため息

咲「それより、イイんですか?」

透「衣には少しお仕置きが、必要なんですわ!」

咲「でも、閉じ込めるのは、やり過ぎな気が…」アハハ

透「まったく!宮永さんは、甘やかしすぎですわ!たまには、あれ位、必要なんですのよ!」

咲「そうなんですかぁ~」

透「それにしても、宮永さん。メイド服が本当に良く似合いますわね…」

咲「そうですか?ありがとうございます///龍門さん///」

透「…あなた、今は確か、ウチのメイドなのですわよね?」

咲「はい!そうです!」

透「…」

咲「それが、どうかしましたか?龍門さん?」

透「…ということは、今、私はあなたの主人ということですわね?」

咲「はい。そうなりますね!龍門さん!」ニコ

スパーン!

咲「えっ…?」頬を抑える

透「…」

咲「な、なんで急に叩くんです..か?」ビクビク

透「私は、あなたの主人なのですわよ。お嬢様とお呼びなさい!」

咲「ご、ごめんなさい!」ビクッ

透「…わたくしこそ、急に手をだしてしまい、申し訳ありませんわ。ごめんなさい」ナデナデ

咲「い、いえ。私が悪いんです…///」

透「咲の綺麗な顔に、傷を付けてしまいましたわ。手当しないと…」

咲「ホントに大丈夫ですから!」

透「遠慮なさらないで…ペロっ」

咲「!!」
 「あのっ!?お嬢様っ/// 何を!?」

透「傷には、舐めるのが一番と聞いたことがありますの」ペロペロ

咲「ちょっ/// 恥ずかしいです///」グイグイ

透「あんまり、暴れないでくださいまし!」

咲「あぅっ!」グラ

透「あっ!」

倒れた先には、ちょうどベットがありました。
そして、私の上に透華さんが覆いかぶさる形に…

咲「あの、お嬢様…」

透華「しーっ」

そう言うと透華さんは、私の唇にそっと指を押さえつけました。
今日の透華さんは、前に会った時よりも、もっと令嬢の雰囲気がありました。
服も飾り過ぎず、首元からは甘い匂いがしました。
その甘い匂いが、私の脳を蕩かしていきます。

透華「咲。とっても、可愛いですわ…」サワ

咲「びくっ」

透華さんの手つきは、少し強引でした。
なのに、何故か私の中に不快感はありませんでした。むしろ…

透華「咲。いいですわよね?」

咲「えっと///」

透華さんは、私の返事を待たずに、ロングスカートのメイド服のホックを、
少しずつ、外していきました。
徐々に外気に晒されていく肌が、私の理性を正気に戻そうとします。

透華「咲の肌、気持ちいい」

しかし、そのたびに透華さんの、甘い声と匂いがより一層に私の理性に優しく、
強く、カーテンを掛けてしまうのです。
だから、私も…

咲「お嬢様の手、あたたかいです///」

背中を優しく、撫でる透華さんの手は確かに、暖かったのです。
透華さんが、触れた箇所は次第に熱を持っていきます。
だから、いつの間にかメイド服を脱ぎ切ってしまっても、
全然、寒くはありませんでした。

透華「咲、綺麗ですわ」

咲「恥ずかしい…です///」

不思議なもので、下着姿よりも、メイド服を見られた方が恥ずかしいんですね。

透華「咲…」

咲「んっ///」

透華さんの、息が、おへそに当たって少し、くすぐったいです。
その、くすぐったさは、だんだんと上に上ってきます。

透華「咲の体はいい匂いがしますわね…」

そう言った、透華さんの顔は、ちょうど私の顔の正面にあります。
透華さんの鼻と私の鼻が時々、ぶつかって、ちょっと気持ちイイ。
ワンちゃんが、鼻をくっつけるのも、分かるきがする。

透華「咲、目を見て」

言われるままに、透華さんの目を見つめます。
でも、透華さんの目の奥にキラキラな、冷たい光がドクンと心臓に突き刺さったんです。
だから、私は思わず両手で顔を隠してしまいました。

透華「隠さないで…」

透華さんは、私の両手を掴んで、ベットに押し付けます。
私の手に当たる、枕の端っこが、くすぐったい。
でも、それより、透華さんが握っている手首が、暖かいのです。

透華「咲、いいですわよね?」

何を聞かれているのか、分かりませんでした。
でも、透華さんは、私のご主人様。
だから、頷いたんです。
ウソです。本当は、何をするのか分かっています。
分かっているから、頷いたのかも。

透華「ちゅ」

咲「///」

透華さんのキスは優しかった。
キスにまで、高尚さを感じました。
庶民の私が知って良い、キスではありませんでした。
だって…

咲「もっと…///」

透華「ふふ。咲は欲張りさんですわね」

透咲「ちゅ」

このキスは癖になっちゃいます。
透華さんの肌が、さっきよりも近くて、
甘い香水の匂いと、甘い女の子の香りが、もっと、もっと
もっと、私を蕩けさせるんです。

咲「ん///」

透華「んん///」

必然的に触れ合う肌。おなか。むね。ふともも。
その、全てが熱を持ちます。熱いくらいです。
あれ?今日、私は何しに来たんだっけ?
なんで、透華さんとキスをしてるんだっけ?
そんなことが、頭をよぎります。
でも、素敵な時間だね。

透華「咲。もっと...イイですわよね?」

咲「はい///」

もう、躊躇しなくてイイや。
考えるのも、面倒だし。なにより、
なにより、気持ちイイんだもん。

透華「咲…」

咲「お嬢様…」

私の手は、もう自由。
透華さんの手は、今、私のどこを触るの?
その期待で、私の心臓ははち切れs

一「透華ぁ~!衣、泣いてるぞ!そろそろ…」バーン!

透咲「………」

一「…えっ?」

咲「きっ/// きゃぁぁーーーっ///」

~玄関~

透衣「…」正座

一「本当にごめんね!」

咲「い、いえ///」

一「二人も反省してるし、許してあげて」ニコ

咲「いえ、私こそ///はしたない真似を///」

一「これ、今日のお給料とお土産のお菓子ね」

咲「そんな!頂けません!」

一「慰謝料だと思って!咲ちゃん、だって嫌な思いしたでしょ?」

咲「…いえ、そんな///」

透衣「!!」正座中

一「そこの二人!期待しないっ!」ビシッ

咲「///」

一「でも、良かったよ!咲ちゃんには、また遊びに来てほしいし!」

咲「はい/// 私も、また来たいです///」

衣「その時は、衣と、もっと!」

透「いえ!わたくしと続きを!」

一「…」ゴゴゴゴ

咲「あはは///」

咲「では、そろそろ、失礼しますね」

一「うん!いつでも来てね!今度は料理も教えるよ!」ニコ

衣「ばいばーい!咲ぃ!」ニヘラ

透「またですわ!」ニコッ

咲「はい///」ニコリ




~咲、帰宅中~

咲「…あっ、お土産の中にメイド服も入ってる…」

咲(今日は、私も、衣ちゃんも透華さんも、なんだか変だった///)

咲(春だから…仕方ない、かな///)

いったい、誰のせい?

なんでしょうねコレ?
春だからイイですよね?

なんか、書きたくなったんです。ゴメンナサイ!反省はしていない!

ありがとうございました!

咲「弘世さん、誕生日おめでとうございます!」

菫「これは夢かっ!」

~昨夜~

菫「はぁ~。明日は誕生日かぁ!」

菫「この歳になって、別段欲しいものもないしなぁ~」

菫「強いて言うなら、咲ちゃんに会いたいなぁ~!むしろ、咲ちゃんが欲しい!!」

菫「…」

菫「明日、起きたら、咲ちゃんが私のモノになっていますように!!」

菫「…寝よ」スピー

~今に至る~

菫「まさか、本当に叶うとは、これは夢か?」

咲「?」

菫「夢なら、覚めないようにしなければ!」

咲「弘世さん?大丈夫ですか?」

菫「あぁ。すまない。大丈夫だ。そんなことより、咲ちゃん…」

咲「なんですか?弘世さん?」

菫「その“弘世さん”というのは、少し他所他所しくないか?」

咲「じゃあ、なんて呼びましょうか?」

菫「ちなみに、私と咲ちゃんの関係はどういう設定なんだ?」

咲「それは、弘世さんが決めて良いんですよ?」ニコ

菫「なに!それは、本当かっ!?」

咲「はい!なんと言っても、今日は弘世さんの誕生日ですから!」

菫「なんと!誕生日最高だ!」

咲「それで、どうしますか?」

菫「う~ん、では最初は鉄板で…」

~妹~

咲「菫お姉ちゃ~ん!」

菫「どうした?咲?」

咲「今日、誕生日だよね!何か欲しいものある?」

菫「なに、咲と一緒に過ごせるのが一番のプレゼントだよ!」

咲「そう?それなら、イイけど…」

菫「そうだ!一つお願いして良いかな?」

咲「うん!何かな?」

菫「とりあえず、こっちに来てくれないか?」

咲「うん!」

菫「咲、髪のびたなぁ」ナデナデ

咲「そうだねぇ~!そろそろ、切ろうかなぁ~」

菫「もったいないな。もう少し、伸ばしたらどうだ?」

咲「え~!長いと邪魔なんだもん!菫お姉ちゃん、よくそんな伸ばしてられるね!」

菫「う~ん、ここまでくると、切るのがメンドクサイんだよ」

咲「へ~、そういうものかぁ~」

菫「咲も、私とお揃いにしよう!」

咲「私は遠慮しとくよぉ~!それより、菫お姉ちゃんのお願いって何?」

菫「そうか、残念だ…」

咲「お願いって何?」

菫「じゃあ、その切った髪をくれないか?」


菫「うん!姉妹というは良いものだな!」

咲「うん、姉妹は良いものだよね!でも、弘世さんの欲望は、ちょっと引きます…」ジトー

菫「では、次に行こう!」

咲「…」

~幼馴染~

菫「咲!そろそろ、起きろ!」

咲「ん~。あと、五分ん~」

菫「早く起きないと、遅刻するぞ!」

咲「ん~。菫ちゃん、いつも早すぎるんだよ~!」モゾモゾ

菫「いいから、早く起きろっ」

咲「も~!学校なんて、5分前に着けば、十分なんだよ!」プー

菫「はぁ~。咲は分かってないなぁ~」

咲「…なにが?」

菫「私は、咲と1秒でも長く一緒にいたいんだよ///」

咲「菫ちゃん///」

菫「さっ!早く準備して、行くぞっ///」

咲「フフフ、菫ちゃんったら、照れちゃってぇ~」ツンツン

菫「なっ、なんだぁ!」

咲「菫ちゃん、耳かして」

菫「?」近寄る

咲「じゃあ、今度からは1秒でも長く一緒にいる為に、布団に入ってきても、イ・イ・よ💛」


菫「咲ちゃん!今のは少し、積極すぎやしないか///」

咲「そうですか?弘世さんなら、喜んでくれると思ったんですけど…」ショボ~ン

菫「いや、悪い気はしなかったが///」

咲「ホントですか!?良かったです!」

菫「…///それでは、次は嗜好を変えて…」

~犬~

咲「ご主人さま~!お帰りなさ~い!」ワンワン

菫「おぉ~、咲は今日も甘えん坊だな~」ヨシヨシ

咲「だって、ご主人様、昨日は帰って来なかったから寂しかったんだもん!」ク~ン

菫「ごめん、ごめん。今日は、遊んでやるからな!」ナデナデ

咲「ホント!やったぁ~!!」尻尾、フリフリ!

菫「咲は、お腹を撫でられるのが好きだったよな!」ナデナデ

咲「んっ///くすぐったいけどっ、気持ちいいよぉ~///」

菫「咲のお腹は、すべすべで気持ちイイな~」コショコショ

咲「あんっ///くすぐったよ~///」

菫「咲は尻尾を、触られるのが苦手だったっけ?」モフモフ

咲「あっ///シッポはダメっ///」ハァハッ

菫「どうした?息が荒いぞ?」

咲「ちょっと、もう///」

菫「犬は、顎の下を撫でられるのが好きなんだよな?」ツー

咲「ちょっ///その撫で方はっ///」

菫「どうした?よく聞き取れんぞ?」

咲「ご主人っさま///もう、我慢できぃないっ///」ハァハぁ

菫「ちょ/// 咲、近いぞ!」

咲「ハァハァ、ご主人様ぁ~」ペロペロ

菫「こら!顔を舐めるなっ///」

咲「じゃぁ、首筋ならイイかなぁ?」ペロペロ

菫「んっ///くすぐったっい///」


咲「ペロペロ///」ハァハァ

菫「おっ、おい!もう犬は終わったから///」

咲「ん?あっ、ごめんなさい///」

菫「いや///こっちこそ、無茶なフリをしてしまって、申し訳ない///」

咲「…では///そろそろ時間なんで、最後にしましょうか」

菫「おっと、もうそんな時間か!」
 「では、最後はもちろん!」

~恋人~

咲「菫ちゃん!誕生日おめでとう!」

菫「ありがとう!咲!」

咲「はい!プレゼント!」

菫「ありがとう!大切にするよ!」

咲「うん!大事にしてね!」

菫「こんな幸せな誕生日は初めてだよ」

咲「そんなに、そのプレゼント、嬉しかったの?」

菫「もちろん、プレゼントも嬉しいが、咲と過ごせるのが最も嬉んだ」

咲「菫ちゃん///」

菫「咲…愛してる」

咲「菫ちゃん…」


菫「うん!満足だ!」

咲「最後は、真面目ですね」

菫「もちろん、この後の情事もしたいと思うが、この先は現実で叶えてみせる!」

咲「フフフ。ホントに真面目ですね」

菫「真面目だけが、取柄だからな!」

咲「そんな、菫さんにプレゼントです!」

菫「ん?なんだ?」

咲「チュッ💛」

菫「なっ/// 咲ちゃん///」

咲「菫さんの、ほっぺ柔らかいですね///」

菫「咲ちゃん…///」

菫「はっ!夢かっ!」
「はぁ~。やはり、咲ちゃんはイイなぁ~!しかし、やはり生咲ちゃんが見たいなぁ~」

菫「さて、
  きょうは、
  サキちゃんに会いに行こう!
  ん~、いい天気だ!
  かっこうもオシャレして!
  わたしの誕生日だし!
  いい事あるよな!
  いっちょ、やってやるぜ!」

以上!菫さん誕生日話でした!

ありがとうございます!

≪ケーキバイキング≫

咲「う~ん!ケーキ美味しいね~」

照「うん」モグモグ

咲「お姉ちゃん、相変わらず、よく食べるね…」

照「お菓子に関してなら、私の食欲はカービィにすら引けを取らない!」

咲「うん。それはいいんだけどさ」

照「ん?」

咲「さっきから、私が取ってきたケーキにまで手をつけているんだけどぉ!!」

照「あれ?そうだった?」

咲「そうだよ!せっかく私が持ってきても、お姉ちゃんが食べちゃうんだもん!キリがないよ!」

照「全然気づかなかった…まぁ、イイじゃん!」

咲「よくないよ!何回も取りに行くの恥ずかしいんだよ!」

照「私なりに、咲を思っての行動だよ」

咲「…一応、聞いてあげるよ」

照「甘いものを食べすぎると、太る!」

咲「それを言うなら、お姉ちゃんもでしょ!」

照「私は食べても太らない系だから」

咲「私もそうだよ!」

照「でも、最近の咲の太ももは、イイ感じになってる」

咲「なっ///」

照「今ぐらいが、丁度イイから。そのままキープしてほしい!」

咲「それとこれでは、別の話でしょ!私もケーキ食べたいよ!」

照「しょうがないなぁ~。じゃあ、とっておきのケーキをあげる」

咲「普通に、新しいの取ってきてほしいんだけど…」

照「まぁまぁ」

咲「それで?とっておきって何?」


照「はい!あ~ん」

咲「!?」

照「咲の大好きな“お姉ちゃん”の『あ~んケーキ』だよ~」ホレホレ

咲「…」

照「どうしたの?」ホレホレ

咲「…あ~ん」

照「もうちょっと、こっちだよ~」

咲「ちょっ!お姉ちゃん、動かさないでよ!」

照「ほれほれ~」

咲「あ~ん!だから、引いていかないでよ!」

照(無防備な咲、かわいい)

咲「あむ!うん!おいしいよ!」

照「でしょ。『あ~んケーキ』は特別おいしいでしょ?」

咲「うん!」モグモグ

照(ちょろ可愛い///)

照「もう一口いる?」

咲「うん!もっと欲しいよぉ!」ア~ン

照「もうちょっと、こっち」

咲「んあ~」

照(このまま、唇を奪ってしまおう)

咲「あ~ん」

照「チュ💛」

店員「失礼します!終了のお時間ですけど…」

照咲「!!」

店員「…失礼しましたぁ~!ごゆっくり~」

照咲「…」

咲「…こういうこと、外ではやめてね///」

照「…ごめん///」

≪相席≫

優希「やっぱり、タコスは美味いじぇ~」

店員「すみません、相席よろしいですか?」

優希「んん?店がいつのまにか混み混みだじぇ!相席、構わないじぇ!」

店員「ありがとうございます」

咲「失礼します」

優希「気にしなくていいじぇ!」

咲「おいしそうなもの食べてますね!」

優希「この店のタコスは絶品だじぇ!」

咲「そうなんですか?食べたことないです!」

優希「なんだって~!人生の半分を損してるじぇ!」

咲「でも、辛いの苦手なんですよ」

優希「ここのは、そんなに辛くないじぇ!」

咲「どの位の辛さですか?」

優希「ん~?全部食べちゃったじぇ~」

咲「そうですかぁ」

優希「大丈夫だじぇ!もう一つ、頼むからな!」

咲「あっ!」

優希「ん?どうしたんだじぇ?」

咲「あの、御手を拝借してもイイですか?」

優希「急に何だじぇ?手相でもみてくれるのか?」ホレ

咲「ありがとうございます」

咲「やっぱり!指にソースついてますよ!」

優希「ホントだじぇ!全く気付かなかったじぇ!」

咲「…」パクっ

優希「なっ///」

咲「ぺろぺろ」

優希「な!なっ///」

咲「うん!確かにあんまり辛くないですね!これなら私も食べられるかも!」

優希「きゅ!急に指を舐めないで欲しいじぇ~///」

咲「あっ!ご、ごめんなさい///つい癖で///」

優希(どんな癖だじぇ!まぁ、悪い気はしなかったけど…///)

咲「でも、美味しかったですよ!」ニコ

優希「そ、そう。なら良かった…じぇ///」

咲「はい!」

優希(この子、小悪魔だじぇ~!)

≪乙女の…悩み≫

咲「はぁ~」

玄「どうしたの~?溜息なんてついちゃって~」

憧「乙女には色々、悩みがあるのよ!」

灼「玄には、無さそうだけど…」

玄「なっ!失礼ですのだ!」

宥「それより、本当に大丈夫?」

咲「はい。ちょっとナイーブなだけです」

穏「なにかあったの?」

咲「特に何かあった訳でもないんだけど…」

憧「体調悪いの?」

咲「うん。体が重いんだよ」ハァー

灼「風邪でも引いたの?」

咲「熱はないんですけど、気分が優れないんです」

玄「具体的には?」

咲「なんだか、お腹の周りがグルグルしている感じなんです」

憧「それって…」

玄宥灼「…」

咲「しかも、定期的にくるんでよ。この前は一か月前くらいだったかなぁ?」

宥「それって…」

咲「なんの病気か知ってるんですか?」

灼「えっと…」

咲「知っていたら是非教えて欲しいんですけど!結構、辛いんですよ!」

玄「知ってはいるけど…」

憧玄宥灼(まさか、まだ知らないとは…)

咲「是非!教えてください!」

憧玄宥灼(改めて説明するのは、何だか恥ずかしい///)

穏「私も知ってるよ!」

咲「ほんとぉ!」

憧「し、しってるなら教えてあげてらぁ~」

玄「そ、そうですのだ!」

灼「私はちょと、自信ないし…」

宥「そ、そうだね!穏乃ちゃんに任せるよ!」

咲「穏乃ちゃん!おねがい!」

穏「それは“セイリ”っていうんだよ!」

憧玄宥灼(言った!)

咲「セイリ?」

穏「そう!私も詳しい事はわからないけど!お母さんが言ってた!」

咲「それで、どうすれば治るの?」

穏「それが、直し方は知らないんだよね~」

咲「そ、そんな~」

穏「でも心配ないよ!」

咲「そうなの?」

穏「うん!これは大人になっている証拠なんだって!」

咲「でも、苦しいんだけど…」

玄「仕方のないことなのです…」

灼「こればっかりは…」

憧「これからも付き合っていくしかないんだよ」

宥「私たちも経験中だから…」

咲「そうなんですかぁ~」

宥「また、困ったことあったら相談してね?」

咲「はい、頼りにしてます…」

憧玄宥灼(別に恥ずかしいことじゃないよね!当たり前のことだもんね!)

その1週間後、保健の授業で“セイリ”について習った咲は非常に恥ずかしかった。
穏乃は別に恥ずかしくはなかった。

≪図書館のSとN≫

ネリー「咲って、本ばっかり読んでるよね」

咲「うん。面白いもん」

ネリー「私は全然、面白くないんだけどぉ」

咲「本貸そうか?」

ネリー「そうじゃなくて!折角、咲と二人きりなのにってこと!」

咲「なにが不満なの?」

ネリー「はぁ~。相変わらず、本は読むのに、空気読むのは苦手なんだね」

咲「全然、うまくないよ」

ネリー「いいから!ネリーと遊んでよ!」

咲「そもそも図書館に来てるのに読書をしないでどうするの?」

ネリー「ふ~ん。そういうこと言う?」

咲「だって、そうじゃん」

ネリー「じゃあ、図書館でできること教えて教えてあげようか?」ニヤリ

咲「?」

ネリー「ちょっと、来て!」グイ

咲「ちょっ!今、いいところなのに~」

ネリー「いいから!」

~郷土本コーナー~

咲「へ~。ネリーちゃんってこういう本に興味あったんだ~」

ネリー「そんな訳ないじゃん!」

咲「えっ?」

ネリー「ここなら、あんまり人来ないしね!」

咲「どういう意味?」

ネリー「図書館で出来ること知りたいんでしょ?」

咲「ネリーちゃん、目が怖いよ」アセアセ

ネリー「チュッ💛」

咲「んん~っ///」

ネリー「っぷは!」

咲「ね、ネリーちゃん///」

ネリー「気持ち良かったでしょ」ケラケラ

咲「そっ、そんなことない!」

ネリー「ホント?でも、咲の顔、すごい蕩けてるよ?」

咲「ち、ちがうよ///」

ネリー「涎も垂れてるけど?すごくエッチな顔だよ?」ニヤリ

咲「そ、それは…///」

ネリー「咲は気持ちよくないらしいけど、私は良かったから、まだ続けさせてもるね?」

咲「えっ?」

ネリー「あれ?咲のココも準備できてるみたいだよ?」ニコっ

咲「ちょ、ネリーちゃん///そこはダメっ///」

ネリー「なんで?咲、今日一番のイイ顔してるよ?」クチュクチュ

咲「そんなことっ…あんっ///」

ネリー「じゃあ、やめてもいいの?」

咲「うん!もう、ストップぅ!」

ネリー「な~んて、やめる訳ないじゃん!」エイっ

咲「あっ///ネリーちゃんっ激しいよぉ///」

ネリー「もっと、いっぱい気持ち良くしてあげる」フフフ

咲「いや~ん///」

~本棚の影~

マホ「アワワワ!咲先輩が大変なことにぃ~!   羨まし~」ハァハァ

短編集でした!
文量このくらいでも、いいですかね?

ありがとうございました~

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