マキ「どゆこと？」

ハルカ「詳しくはみなみけ14巻（発売中）を見て欲しいんだけど･･････」

ハルカ「今時こんな高校生がいる訳無いでしょー!?」

アツコ「！」ﾋﾞｸｯ

ハルカ「今回はうちのチアキもかなりの可愛さを誇っていたわ。それなのに･･････」

ハルカ「アツコのせいで、もうアツコしか印象に残らないのよ！」

アツコ「ご、ごめんなさい･･････」

ヒトミ「まーまー、落ち着いて下さいハルカ先輩」

マキ「まーでも、確かにアツコはちょっと優遇されてるかもねー」

アツコ「えっ」ﾋﾞｸｯ

ハルカ「怒ったシーンは書かれないし」

ヒトミ「見た目もスタイルも完璧」

マキ「加えて男の庇護欲を誘うような性格」

アツコ「あの、何かごめんなさい･･････」

ハルカ「後、これを見て」ﾄﾞﾝ

ヒトミ「何スか？」

ハルカ「アツコへの印象をアンケートした結果よ」（フィクションです）

ハルカ「まず『アツコを家族として迎えるなら』と言うアンケート」

ハルカ「ざっくり分けると嫁が５割、妹が２割、姉１割、ペット２割よ」

マキ「まあ、普段のアツコを見てるとお姉さんはねー」

アツコ「あの、それよりペット２割が気になるんだけど･･････」

ハルカ「他にも色々あるけど、問題はこの２つよ」

Ｑ．アツコは好きですか？

Ａ．好き･･････95％、デカ乳は興味無い･･････５％

Ｑ．アツコを可愛いと思いますか？

Ａ．可愛い･･････50％、世界一可愛い･･････35％、３次元に出て来て欲しい･･････１４％、デカ乳にしては可愛い･･････１％

マキ「なんだこの好印象は！」ﾊﾞﾝｯ!

ヒトミ「胸の問題を除けばアツコ先輩好き率100％ッスね」

アツコ「あの、胸の話はしないで･･････」

ハルカ「このままだと、みなみけがアツコに乗っ取られる可能性があります」

アツコ「それは無いと思う･･････」

ハルカ「だから、ここでアツコの可愛さを少しずつ削っていこうと思います！」

マキ「さんせー」

ヒトミ「異議無しッス」

ハルカ「削った可愛さは私達で分けようねー」

マキ「うん」

ヒトミ「はーい」

ハルカ「と言う訳で、アツコの可愛さを削る為に【安価下】をしてみましょうか」

ハルカ「はいこれ」つ

アツコ「こ、これ何？」

ハルカ「ほら、時代劇とかで切腹のシーンあるじゃない？」

ハルカ「流石にそこに罪人として登場すれば可愛さも薄くなるでしょう」

アツコ「･･････なるほど」

ヒトミ（納得しちゃうんスね）

ハルカ「さあアツコ、華々しく自害するのよ！」

アツコ「が、頑張る」

マキ「時世の句は出来た？」

アツコ「も、もうちょっと」ｱﾀﾌﾀ

ヒトミ「もー、早くしてくれないと介錯できないッスよー」

アツコ「ごめんね」

ハルカ「もうこれで良いわよ。詠んで」

アツコ「えっと･･････。『この世をば　我が世とぞ思ふ　望月の　欠けたる事も　無しと思へば』」

ハルカ「さあ、どうぞ！」

アツコ「ぐわあ～」ｸﾞﾘｯ

ヒトミ「御免！」ｽﾞﾊﾞｯ!

アツコ「あ～れ～」

ハルカ「･･････ダメね」

マキ「顔は良い感じだったけど」

ヒトミ「演技がヘタクソ過ぎて逆にダメっすね」

アツコ「ええっ･･････」ｸﾞｽｯ

マキ「うーん、意識するからダメなのかも」

ハルカ「と言うと？」

マキ「･･････」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

ハルカ「ふむふむ」

ヒトミ「なるほどッス」

アツコ「あ、あの、何？」

ハルカ「アツコは気にしないで」ﾆｺｯ

アツコ「気になるよぉ～･･････」

―翌日―

アツコ「･･････」ｵﾛｵﾛ

ハルカ（相変わらず１人でいるとオロオロしてるのね）ｺｿｺｿ

マキ（でも、こういう自然なシーンにこそ、アツコの素が出ると言うもの）ｺｿｺｿ

ヒトミ（さあアツコ先輩！　人には見せられない醜態を晒すと良いッス！）ｺｿｺｿ

ハルカ（あ、あれは！　アツコが【安価下】してる！）

ヒソヒソ･･････

アツコ（なんだろう、皆がこっちを見ているような･･････）

ハルカ（恐らく皆さんこのような画像を見ています）つ

マキ（うわー//）

ヒトミ（これは･･････。全身丸見えッスね）

ハルカ（ちなみにこの時点で毛未処理です）

男「ねーねー」

アツコ「ひゃいっ!?」

男「これ君でしょー？」つ

アツコ「えっ･･････、こ、これ･･････」ｶﾞｸｶﾞｸ

ハルカ（うんうん、流石に全国に裸を晒せば可愛くは無くなるでしょう）

マキ（可愛さ以外にも色々失うと思うんだけど）

男「ちょっといいかな？」

･･････

アツコ「グラビアモデルデビューが決まりました」

ハルカ「なぜっ!?」ｶﾞﾀｯ

アツコ「断れなくて･･････」ｼｮﾎﾞﾝ

ハルカ「そーやのーて！」

ヒトミ「ハルカ先輩、落ち着いて下さい」ﾄﾞｰﾄﾞｰ

マキ「まさかこれでもダメなんて･･････」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

―翌日―

ハルカ（リベンジよ）

男「いいよー、いい感じだよー」ﾊﾟｼｬ　ﾊﾟｼｬ

アツコ「あ、ありがとうございます//」

ハルカ（私達は今、アツコのグラビア撮影の現場に来ています）

マキ（今日こそアツコの恥ずかしいアレを明らかにして･･････）

ヒトミ（アツコ先輩の可愛さをごっそり削ってやるッス！）

男「休憩でーす」

アツコ「あ、はい」

ハルカ（あ、あれは！　休憩中のアツコが【安価下】してる！）

>>1に書いてある通りなので【安価下】にします

アツコ「だ、誰も見てないよね？」ｷｮﾛｷｮﾛ

ハルカ（何か落ち着きが無いわね）

アツコ「んっ･･････//」ｺｽｺｽ

マキ（えっ、あ、あれってまさか･･････！）

アツコ「あのカメラマンさんの視線、すっごくいやらしかった･･････」ｸﾁｭｸﾁｭ

アツコ「全身犯すみたいにじっくり嘗め回すように･･････//」ｸﾁｭｸﾁｭ

アツコ「はあっ、だめっ･･････、指、とまんな･･････！」

アツコ「//」ﾋﾞｸ　ﾋﾞｸｯ

アツコ「ふう･･････//」

休憩終わりでーす、オナシャース

アツコ「あ、はーい//」

ヒトミ（こ、これは･･････//)

ハルカ（予想の斜め上を行ったけど、確実に可愛さは削がれたわね）ｳﾝｳﾝ

マキ（そうかなぁ･･････？）

ハルカ（あれ？）

マキ（どしたの？）

ハルカ（今の映像をカメラマンさんに見せれば･･････）

ハルカ（アツコはみなみけの可愛いキャラから、淫乱キャラにジョブチェンジ出来る、かも!?）

ヒトミ（おおー）

ハルカ（どうしましょう）

１．カメラマンに見せる

２．流石に見せない

３．うっかりネットに流出

ハルカ（【安価下】ね）

ハルカ「あっ」

マキ「どうしたの？」

ハルカ「間違えてネットに流しちゃった」

ヒトミ「それ、間違えたでいいんスか!?」

―数日後―

アツコのオ○ニー動画が流出した世界は、少しだけ変化を見せた

マスメディアにおける性の扱いが規制緩和され

アダルト業界に対するイメージもアップした

ＯＮＮ19なるオ○ニーライブ専門のアイドルも生まれ

性犯罪は激減、ついでに少子化も改善の兆しを見せた

ハルカ「何故!?」

ハルカ「ううっ、結局どう頑張ってもアツコの可愛さが減らない･･････」

アツコ「あの、ハルカ。ずっと言いたかったんだけど･･････」

ハルカ「な～に？」

アツコ「みなみけでは私よりハルカの方が人気あるよね」

マキ「」ﾊｯ

ヒトミ「そー言えば･･････」

ハルカ「えっと･･････」ﾌｲｯ

アツコ「よし、皆でハルカの人気を削る作戦を考えよー」

マキ　ヒトミ「「おー!!」」

ハルカ「ええっ･･････!?」

終わり