P「ゆきポリープ?」(21)
春香「プロデューサーさん、今日ちょっと腕が腫れてません?」
P「ああ、昨日はなんともなかったんだけどな。まぁ大丈夫だろ。」
初なので、変なところとかあったら教えて頂けると幸いです。
春香「でも営業に支障が出そうですし、一応治療してもらったほうが…」
P「いやしかし皆の送迎もあるしなぁ…」
高木「アイドルの送り迎えは私がするから今日は上がって構わんよ」
P「社長まで…わかりました、では病院に行ってきます」
~病院~
医師「これはゆきポリープですね」
P「ゆきポリープ?聞いたことないんですが」
医師「最近稀に見られるんですよ。似たようなものにいおポリープなどがあります」
P「具体的にはどうなるんですか?」
医師「ゆきぽが生えてきます」
P「ふむふむ、それで?」
医師「それだけです」
P「え?」
医師「それだけです」
P「他には何かないんですか?こう苦しくなるとか」
医師「ゆきぽに恋して胸が苦しくなった方はいらっしゃるそうですよ」
P「は、はぁ。まずゆきぽってあの4コママンガに出てくるゆきぽですよね?それが生えてくるって訳がわからないんですが」
医師「原因やメカニズムは今のところ研究中でして。あ、ほら話してるうちに形が変わってきましたよ」
P「うぉっ!確かに変な形になってきたな」
医師「おそらく今日の夜にはゆきぽの形になると思います。害はないのでそのままでも構いませんが、もちろん切除等治療も行えます」
P「うーむ、ちょっと考えさせてください、害がないなら見てみたい気もしますし」
医師「わかりました、では治療を希望される場合はまたいらしてください」
~P家~
P「うーむ、どうなるのか気になるのは確かだが、本当に大丈夫なのか?」
ぽ
P「ん?」
ぽえー
P「お、もしかして?」
ぐにょんっ
ゆきポリープ(以下ゆきポ)「ぽえー?」
P「きたー!なんだこれカワイイな!まんまゆきぽやん!」
どんくらいのデカさだっけ
ゆきポ「ぽえっ!?(*゚ロ゚)」
P「おっとビックリしたよな、ゴメンゴメン。でもホントカワイイな、俺の体からできたとは思えん。それに、こうプニョルプニョプニョしたくなるな…」プニプニ
ゆきポ「ぽえー( >_<)」
P「もう少し、もう少しだけ…」プニョンプニョン
ゆきポ「ぽー(-_-#)」
ザックザック
P「いてっ、痛い!悪かったから腕を掘ろうとしないでくれ!ギャッ!ちょ待てよ!」
>>6
アイドルよりちょい小さめの頭で2等身だったと思います
P「イテテ、一体どっからスコップなんて出したのやら。しかしゆきポリープを治療するかどうかだが…」
ゆきポ「ぽえー?」ウワメ
P「無理だな、この子を手放すなんて苦痛でしかないわ。」
P「しかし営業に支障が出ると指摘されたばかり。どうしたもんかなぁ」
ゆきポ「ぽえー」クイックイッ
P「ん、どうした?」
ゆきポ「ぽえー…」グウゥゥゥ
P「腹が鳴ったみたいな音がしたな。飲み食いはできるのか?マンガじゃたくあん好きって設定だったしとりあえず食わせてみるか。ほれ、茶もあるぞ」
ゆきポ「ぽえっ」ボリボリズーズーウマシウマシウマシ
P「おっ、あっという間だったな」
ゆきポ「ぽー…」ウトウト
P「眠そうだな、しかしこの癒やし系ペット感いいな。独身者にはうってつけだな、ゆきポリープ」
ゆきポ「ぽえ(o_ _)o」オヤスミ
スルン
P「って潜った!?潜れるんかこの子!これなら仕事のほうも何とかなりそうだな。しかしもう少し情報が欲しいな」
P「へぇ、このポリープシリーズって色々あるんだな。でもどれも患者が死に至ったケースはないみたいだし、その点は安心だな。」
P「ん?でもまだここから変形することがあるのか。おお、結構デカくなったりするんだな。げ、これなんか全く関係ない形になってるじゃないか。しかも、第2形態まで来ると栄養を持っていかれ始めるからその頃には切除を勧めるって書いてあるし。これは言ってくれよ先生…」
P「あとは食事のことくらいしか載ってないな。ゆきポはやっぱたくあんでいいのか。さっきのスコップとかどうやって出したのか気になるんだがなぁ」
P「正直色々と不安だが、まぁ次の変形まではのんびりいくか。もう眠いし」ファーア
なんかID変わっちゃったんでとりあえず酉つけときます
~朝~
ゆきポ「ぽ、ぽ」オキテオキテ
P「zzz」
ゆきポ「ぽえー」ハヤク
P「zzzzzz」
ゆきポ「…」
ブォン ドゴッ
P「ガッ!?な、なんだ、目覚まし時計の新モーニングコール機能か!?」
ゆきポ「ぽ(*´∀`*)ノ」
P「ん?ああそうかゆきポが生えたんだったな。おはよう、ゆきポ」
ゆきポ「ぽー(σ* ゚ー゚)σ」
P「ってもうこんな時間か!?ヤバい仕事だ!とにかく準備準備!あ、あとほれ、たくあん」
訂正です
×P「ってもうこんな時間か!?ヤバい仕事だ!とにかく準備準備!あ、あとほれ、たくあん」
↓
○P「なんだ?時計指差しt…ってもうこんな時間か!?ヤバい仕事だ!とにかく準備準備!あ、あとほれ、たくあん」
ゆきポ「ぽえー」ボリボリ
P「くそぅ、夜更かしし過ぎた、遅刻なんかしたら小鳥様に笑われる!」
・
・
・
P「ふぅー、間に合った。ゆきポのおかげだな、ありがとう」ナデナデ
ゆきポ「ぽえー(*´∀`)」
P「そういやこの子のことなんて説明すりゃいいんだろうな、ぱっと見はぬいぐるみっぽいのくっつけてる変なおっさんだしなぁ」
P「ま、ハクナマタタだな」
P「おはようございます!」
春香「あ、プロデューサーさんおはようございます!」
P「お、春香か、おはよう。早いな、他にはいないのか?」
春香「小鳥さんならコンビニに行きましたよ。それより、腕の腫れはどうでしたか?」
P「大丈夫なようなそうでないような…とにかく百聞は一見に如かずだな」
春香「わ、カワイイ!雪歩にそっくり!でもなんです、これ?かぶせものですか?」
ゆきポ「ぽえー」
春香「わひゃっ!しゃ、しゃべったぁぁぁ!?」
P「何でもゆきポリープと言うそうだ。最近見られるようになってきたらしい」
春香「ゆきポリープ?雪歩に似てるからですかね?あ、それよりもゆきぽに似てる気がするからそっちかな?」
P「ぽえーっていうからそっちだろうな。害は無さそうだし、後はこっちが意図したタイミングで引っ込んでくれればいいんだが…」
ゆきポ「ぽえ?」
P「ゆきポが何を言ってるかわからんし、向こうに俺の言ってることが通じてるのかわからん以上どうしようもない」
春香「ゆきポって呼んでるんですね。ゆきポが引っ込むのは確かなんですか?」
P「ああ、寝る時は引っ込んでた」
春香「じゃあ、寝かしつけるのはどうですか?子守歌を聴かせるとか」
P「じゃあ試してみるか、頼んだ春香」
春香「はいっ、任せてください!」
~♪~♪~♪"~♪~♪"~♪~♪~♪~
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