未央「――未央ちゃんにする?」
未央「わっ、返答早っ! えへへー、素直に応えるプロデューサーは大好きだよー」
未央「うむうむ。正直者の君には金の未央ちゃん、銀の未央ちゃん、銅の未央ちゃんをぜーんぶプレゼント!」
未央「今日は寝かさないからね、えへへっ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456837036
こんな感じで1レスで進めます。
プロデューサーはいるけど、いません(重要)
場所は扉開けた玄関とか、その辺は適当に。
卯月「――頑張ります?」
卯月「へ? 何をですか?」
卯月「そ、それは……その……」モジモジ
卯月「え、えっとですね……」チラチラ
卯月「……」カァァ
卯月「が、頑張りますっ!」グッ
凛「――《蒼》にする?」
凛「……」
凛「……あのさ、やっぱりこれ止めない?」
凛「いやだから……この《蒼》っていうの」
凛「う、うん。確かに私が言ったよ? 普通にセ――そういうこと言うのは恥ずかしいから、代わりに違う言葉で言い換えようって」
凛「でも、何かやっぱり……わ、分かったから! そんなに蒼蒼連呼しないでっ。……もう」
凛「で、どうするの?」
凛「ご飯食べた後に、お風呂に入りながら……《蒼》?」
凛「……変態」
ありす「――わ……まだ何も言ってないじゃないですかっ」
ありす「せめて言い終わるまで待ってから答えて下さい!」
ありす「それからありすって呼ばないで下さい。もう、何回言わせるんですか。橘って――」
ありす「え? あ、ああ……そ、そうでした。もう橘じゃないんでしたね」
ありす「じゃ、じゃあ……」
ありす「『おまえ』……とか?」
ありす「な、なにニヤニヤしてるんですか!」
ありす「ふん。馬鹿なこと言ってないで早く上がってください。え? 今日の夕飯ですか?」
ありす「今日は寒かったから、苺鍋ですけど……何か?」
みく「――どっちにする?」
みく「何がって……だーかーらー」
みく「普通の優等生『前川みく』か、現役猫耳系アイドル『みくにゃん』」
みく「今日はどっちとにゃんにゃんしたいかを聞いてるにゃ」
みく「さあ……どっち!」
みく「……罰ゲームで猫耳を付けて学校に行くことになった『恥じらい系猫耳優等生前川みく』がいい?」
みく「……へ、変態にゃ。変態がここにいるにゃ……」
杏「――面倒だから寝てていい?」
杏「えー……だって動くの面倒くさいし」
杏「え? 杏がいいの?」
杏「ご飯やお風呂よりも先に杏がいいとか……ほんとプロデューサーってロリコンだよね」
杏「あー、うん、別にいいよ。好きにしたら」
杏「杏このまま寝てるから、お好きにどうぞー」グデー
杏「一応、大丈夫じゃない日だから、そこんとこよろしくー」
杏「へ? 大丈夫? い、いや大丈夫じゃないから大丈夫じゃないって言ったんだけど」
杏「いや、そろそろ欲しいって何が……うわー!? 何をする貴様ー!?」ジタバタ
留美「――結婚する?」スッ
>婚姻届け
留美「あ、ごめんなさい。つい昔の癖で。そうよね。もう結婚していたのよね」
留美「ふふっ、未だに結婚できたのが信じられなくて」
留美「あなた人気者だったから……」
留美「まさか私を選んでくれるなんて思わなくて」
留美「もう……バカ」
留美「それはそれとして、この婚姻届けに記入してくれるかしら?」
留美「え? 何だか記入済みの婚姻届けを集めるのが趣味になっちゃって」
留美「……露骨にひかないでくれるかしら」
裕子「――サイキックですね!」
裕子「ええ、はい! 皆まで言わないで下さい」
裕子「仕事帰りでお疲れのPさんの為に、一つ元気の出るサイキックを披露します!」
裕子「ムムム……! どうです!? 何か感じますか!? 今、Pさんに向かってサイキックパワーを送ってますよ!?」
裕子「本当ですか! サイキック感じましたか!? たちまち元気に!?」
裕子「へ? もう我慢できない? 随分鼻息が荒いですね! ……元気になりすぎた?」
裕子「それはどういう……はっ!? いつの間にか私浮いてます!」
裕子「サイキック空中浮遊ですか!」
裕子「って、Pさんに抱っこされてるだけでした」
裕子「え、どこに行くんですか? 寝室? まだ寝るのは早いですよ?」
裕子「ほほう……Pさんのサイキックも見せてもらえる、と」
裕子「楽しみですね!」
信者の方に「新スレあったの気づかなかったけど荒らしてくれたから気がつけたわ」と感謝されたので今回も宣伝します!
荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」
↓
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」
↓
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋
↓
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」
↓
>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこの福神漬けを取ってくれ」 【仮面ライダードライブSS】
ハート「チェイス、そこの福神漬けを取ってくれ」 【仮面ライダードライブSS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456676734/)
小梅「――」グッタリ
小梅「……」
>胸に包丁を突き立てた小梅が玄関で倒れている。
小梅「……」
小梅「……んしょ、と」
小梅「……え、えへへ。び、びっくりした?」ムクリ
小梅「うん、これおもちゃ。この血はケチャップ、だよ?」
小梅「う、上手く死んだフリできてた?」
小梅「えへ、えへへっ。照れちゃうな」モジモジ
小梅「……? ど、どうしたのPさん? そんな人肉を前にしたゾンビみたいに迫って来て」
小梅「……死んだフリをした私が色っぽくて興奮した?」
小梅「えへへ……変態だ」
小梅「で、でも……Pさんの悲鳴を聞いたら、私もちょっと興奮したから……お似合い、だね」ニコリ
小梅「……うん、お布団いこ」ギュッ
あの子『……』ドンビキ
菜々「――湿布を……湿布を貼ってください~」プルプル
>ジャージを着た菜々が玄関にうつ伏せで倒れていた。
菜々「あああっ、呆れた感じで溜息を吐かないでくださいよぅ!」
菜々「Pさんのせいでもあるんですからねっ」
菜々「昨日の夜、菜々のお腹と太もも触って『アイドルしてた頃より肉が付いたな』なんて言うからっ」グスン
菜々「だから頑張ってダイエットしようとランニングに行ってたんですよ!」
菜々「思ってたよりも走れて、ああ菜々もまだまだまやれますね~、なんて考えてたら家に着いた途端……腰がビキッと」
菜々「と、というわけで……ご飯やお風呂より先に菜々の介抱をお願いできたらな~と思うんですけど……。リビングまでどうか……」
菜々「ひゃっ!? だ、抱っこはやめてください! 汗臭いから! 適当に足とか持って引きずるだけ感じでいいですからっ」ジタバタ
菜々「え゛? 汗臭いのがいい……? ひぇぇ……」
菜々「ってどこ行くんですか!? そっちは寝室ですよ!?」
菜々「て、抵抗できない菜々に色々するつもりですね!?」
菜々「う、うぅ……」
菜々「こ、腰に負担をかけないのでお願いします……」カァァ
奈緒「――あ、あたしに……言えるか恥ずかしいっ!」
奈緒「うぅ……お、お帰りPさん。そ、その……この格好、どう?」カァァ
>奈緒はよく見ると、裸エプロンだった。
奈緒「……な、何か言ってくれよ! あたしバカみたいじゃん!」
奈緒「って撮るな撮るな」
奈緒「――あ、あたしに……言えるか恥ずかしいっ!」
奈緒「うぅ……お、お帰りPさん。そ、その……この格好、どう?」カァァ
>奈緒はよく見ると、裸エプロンだった。
奈緒「……な、何か言ってくれよ! あたしバカみたいじゃん!」
奈緒「って撮るな撮るなぁ!」
奈緒「え? 似合ってる? ……そ、そっか。ふへへ……」テレテレ
奈緒「急にどうしたって? い、いや、その……」
奈緒「Pさんの部屋掃除してたら、机の上にこういう格好したアイドルばっか出てる雑誌がいっぱい置いてあったから」
奈緒「……あたしもこういう格好したら、喜んでくれるかなぁって」
奈緒「ああ、もうっ! ニヤニヤすんなよ!」ポカポカ
奈緒「『上手くいった』?」
奈緒「……」
奈緒「あの雑誌置いてたのワザとかよ!?」
奈緒「凛と加蓮が立案した作戦? 人の旦那に何吹き込んでんだよあの2人は!?」
奈緒「撮影した画像が報酬? や、やめ――」
輝子「――ヒィヤッハアァァァー!」
輝子「あ、はい」ピタ
輝子「そ、そうだよな……き、近所迷惑だよな、ご、ごめんなさい」
輝子「で、でも親友が帰って来たのが嬉しくてついテンションが……フヒヒ……」モジモジ
輝子「え? あ、そ、そうか……もう親友じゃ、ないんだった」
輝子「えと……な、なんて呼べばいい? 自分で考えろ?」
輝子「……じゃ、じゃあ……旦那様、とか?」
輝子「フヒッ、い、いいなこれっ。だ、旦那様……何だかムズムズするけど、楽しいな」
輝子「旦那様、旦那様、ダンナサマ、ダンナサマ……」
輝子「フヒ、フヒヒ……フヒヒ……」
輝子「ヒィヤッハアァァァー!」
輝子「あ、うん。ご、ごめん、つい……」
輝子「へ? つ、次シャウトしたら私の口を塞ぐ? 無理やり体を抑えつけて、ディ、ディープなやつで……?」
輝子「……そ、それは困るな、うん。すごく困る」ドキドキ
輝子「……」
輝子「……」
輝子「我慢できねえ! ヒィヤッハアァー――んっ」
きらり「――ハピハピすゆぅ?」
きらり「お帰りーPちゃーん! はぐはぐー☆」ギュッ
きらり「きらり、とぉっても寂しかったよー。でも帰って来てくれて凄くうれすぃ☆」
>きらりに抱きしめられていると、廊下の隅に白いタオルに包まれて、おしゃぶりを咥えている杏を発見した。
杏「むぐー! んんー!」ゴロゴロ
きらり「へ? あ、杏ちゃんのこと?」
きらり「にょわー! そうだった! あのね、杏ちゃん、とぉっても優しいんだよぉ?」
>きらりが杏を抱えあげた。
きらり「あのね、きらりにもね、いつか……その、Pちゃんとの赤ちゃん、できるでしょ? え、えへへ……」モジモジ
きらり「でもね、きらり今まで赤ちゃんのお世話とかしたことないから、すんごーく心配だって、杏ちゃんに相談したの」
きらり「そしたらねっ、杏ちゃんがね『杏も手伝うから心配しなくていいよ』だって! うきゃー! うれすぃー!」ギュッ
杏「んんん……ぷはぁ!? ち、違うからね!? 赤ちゃんができた時には、杏もちょっとは面倒見てあげるって、そういう意味で言ったんだからね!?」
杏「間違っても、杏自身が赤ちゃん役をやるとかそういう意味で言ったんじゃ……むごっ!?」キュポン
きらり「えへへぇ……きらりとっても幸せだにぃ」
きらり「大好きなPちゃんと杏ちゃんと一緒で、ずっとハピハピしててヤバーい☆」
きらり「今日はぁ、杏ちゃんに手伝ってもらって、赤ちゃんができた時の予行練習しようね? おにゃーしゃー☆」
加蓮「――」
>扉を開けると、口から血を流した加蓮が倒れていた。
加蓮「……」
加蓮「……」
加蓮「……」ムクリ
加蓮「……はぁ。ちょっと、リアクション薄すぎない?」
加蓮「愛する奥さんが廊下で血を吐いて倒れてるんだよ? もっとこう……なんかないの?」
加蓮「え? もう慣れた?」
加蓮「マンネリになるほど、死んだフリした覚えないんだけど……」
加蓮「……むぅ」プクゥ
加蓮「はぁ……やだやだ。こうやって夫婦関係って壊れていくんだね」
加蓮「プロデューサー変わったよ。昔はさ、アタシがちょっとでも体調崩す素振り見せたら、必死な形相で抱きかかえて『医者はどこだー!』って。セカチューみたいに。アタシ面倒くさいアピールしてたけど、実際は凄く嬉しかったんだよ? アタシのこと凄く想ってくれてるのが伝わって」
加蓮「でも今じゃこれよ」
加蓮「もうアタシのことなんてどうでもいいんだね」タメイキ
>そっぽを向く加蓮を抱きかかえた。
加蓮「きゃぁっ♪ えへへっ、そうそう、最初からこうすればアタシだってブーブー言わなかったのに」
加蓮「あれ? どこ行くの? そっちは寝室だけど……」
加蓮「手術室? 緊急オペが必要?」
加蓮「……」
加蓮「ふふっ……プロデューサーも好きだよね、お医者さんごっこ」
加蓮「いいよ、付き合ってあげる」
加蓮「そのかわり、アタシが満足するまで……ちゃーんとオペしてよね? 約束、だよ?」
幸子「――当然」
幸子「カ ワ イ イ ボ ク――ですよね!」ドヤーン
幸子「聞くまでもないでしょう! 仕事が終わって疲れて帰ってきたプロデューサーさんが求めるもの!」
幸子「カワイイボクという名の癒しに他ならないのですから! 古事記にもそう書いてありますしね!」
幸子「……え?」
幸子「まずご飯……ですか?」
幸子「そ、そうですか……ま、まあ用意してますけど。……今日はキノコ炒飯です」ショボン
幸子「……!」ピコーン
幸子「なるほど! そういうことですか! カワイイボクを愛でる前に、まずご飯を食べて英気を養う!」
幸子「やりますね! 確かにボクを可愛がるには、万全な体勢で望んでもらわないと困りますしね!」
幸子「と! いうことは、ボクが作ったご飯を食べた後に~!」ワクワク
幸子「あ、お風呂……ですか。そうですか」ショボン
幸子「……」
幸子「……!」ピコーン
幸子「はいはいはい! そういうことですね! ボクを可愛がる前に体を清める……グッドですよプロデューサーさん! 中々いい心がけですね!」
幸子「空腹を満たし英気を養い、体を清めたプロデューサーさんは遂に――」
幸子「万を持して~からの~?」ワクワク
幸子「寝る!?」
幸子「飯! 風呂! 寝る!」
幸子「どういうことですか!?」バンバン
幸子「どこにも『カワイイボク』が入ってないじゃないですかぁ!」ナミダメ
幸子「うぅー……!」
幸子「へ? じょ、冗談?」
幸子「……」
幸子「カ、カワイイボクを騙すなんて、酷い人ですねプロデューサーさんは! 時代が時代なら死刑ですよ死刑!」プンスコ
幸子「いーえ、許しませんから!」
幸子「そ、そんな頭を撫でたって簡単に心が変わりするほどボクはチョロくないですからね!」
幸子「……えへへ」ニヤニヤ
幸子「はっ!?」
幸子「と、とにかく! 今日は明日の朝までずっとボクを可愛がるまで許しませんからね!」
幸子「あ、いや……朝までだと体力が持たないので、やっぱり今のなしで……」
言い忘れてましたが、このお話にはヤンデレ、ハイライトオフ、監禁緑髪ナースといったネガティブな要素は含まれていません。
皆ハピハピしてる優しい世界です。あしからず。
ウサちゃんロボ「――ウサ!」ババッ
>扉を開けるとウサちゃんロボが、廊下の行く手を塞いでいた。
晶葉「くっ! そろそろ助手が帰ってくる時間か……! いいか! ウサちゃんロボよ! 何があってもその場を死守するんだ!」
>廊下の奥、キッチンから晶葉の声が聞こえる。
ウサちゃんロボ「ウサ! ウサウサウサ! ウササッ!」シャッシャッ
>反復横飛びをしているロボに退くように指示すると、素直に道を開けてくれた。
ウサちゃんロボ「ウササー」ヒラヒラ
>ガチャリ
晶葉「ええい! どうして汚れが落ちない!?」ゴシゴシ
晶葉「レシピ通りに作ったはずなのに……やはりアレか。最後に入れた例のアレがマズかったのか……」
晶葉「んんっ!」
ウサちゃんロボ「――ウサ!」ババッ
>扉を開けるとウサちゃんロボが、廊下の行く手を塞いでいた。
晶葉「くっ! そろそろ助手が帰ってくる時間か……! いいか! ウサちゃんロボよ! 何があってもその場を死守するんだ!」
>廊下の奥、キッチンから晶葉の声が聞こえる。
ウサちゃんロボ「ウサ! ウサウサウサ! ウササッ!」シャッシャッ
>反復横飛びをしているロボに退くように指示すると、素直に道を開けてくれた。
ウサちゃんロボ「ウササー」ヒラヒラ
>ガチャリ
晶葉「ええい! どうして汚れが落ちない!?」ゴシゴシ
晶葉「レシピ通りに作ったはずなのに……やはりアレか。最後に入れた例のアレがマズかったのか……」
晶葉「んんっ!?」ガバッ
晶葉「なっ……ど、どうしてここにいる、助手よ!? 廊下はウサちゃんロボが死守しているはず……!」
晶葉「そ、そうか……! 色々不便だから助手の命令にも従うように改造していたのが仇になったか……!」
>キッチンは冒涜的な惨状になっていた。
晶葉「うっ、こ、これはその……」
晶葉「……そうだ。私がやった」ガクリ
晶葉「その……いつも仕事で疲れている助手に……料理を作ってやりたいと思って……」
晶葉「ウサミンに貰ったレシピ通りに作っていたんだが……この有様だ」
晶葉「……何だ。慰めてくれているのか?」
晶葉「諦める? まさか! ふふん! 当たり前だろう! 私を誰だと思っている? 池袋晶葉様だぞ? 私の辞書に諦めるという言葉はない!」
晶葉「今回は失敗したが……この失敗を糧に次回は成功させてみせるさ」
晶葉「だが……まあ、ちょっとこの分野は時間がかかりそうだ」
晶葉「できれば、もう少し時間が欲しい」
晶葉「いつまでも待つ? ……また、そうやって安請け合いして……本気にするぞ?」
晶葉「な、なんだっ、いきなり抱え挙げるな!」ジタバタ
晶葉「なに? 珍しく落ち込んでる私を見たら、ムラムラしてきた?」
晶葉「1度、頭を開いて構造を調べた方がいいかもしれんな……」
晶葉「あっ、こら! どこを触ってる!?」
晶葉「おいウサちゃんロボ!? 私の命令無しに勝手に布団を整えてるんじゃない!」
まゆ「――はぁい、ちょっと待ってくださいねー」パタパタ
まゆ「ふぅ。えっと、ごめんなさい。ウチではもう新聞をとっているので、これ以上は……」
まゆ「へ? 違う? あっ、はいはい。あの、N○」
まゆ「――はぁい、ちょっと待ってくださいねー」パタパタ
まゆ「ふぅ。えっと、ごめんなさい。ウチではもう新聞をとっているので、これ以上は……」
まゆ「へ? 違う? あっ、はいはい。あの、N○Kも見てないんですよぉ」
まゆ「……それも違う?」
まゆ「……」
まゆ「――え゛!? Pさん!? ま、まだ帰ってくる時間じゃ……はっ!? もうこんな時間なんですかぁ!?」
まゆ「ご、ごめんなさい! そ、そのぉ……まだ、お食事もできてなくて……」
まゆ「……お、お風呂もまだで」
まゆ「……ぐすん。もう、どうしてこうなるんですかぁ……Pさんには完璧なまゆを見て欲しいのに……もうやだぁ……」
まゆ「お化粧もしてないし、こんな格好で……」サンカクズキン+エプロン
まゆ「え? こんなまゆも可愛い?」
まゆ「え、えへへ……」
まゆ「は、はい……まゆもPさんを愛してます……うふふ……」ギュッ
まゆ「へ? あ、その……ちょっとキッチン周りのお掃除に時間がかかって……それで思ってた以上に時間が押してしまって……」
まゆ「一緒にお掃除? 初めての共同作業?」
まゆ「う、うふふぅ……それってとても素敵だと思います……」
まゆ「はい。一緒に……えへへ……お願いしますねぇ」
楓「――私を渡しましょうか……なんちゃって」グデーン
>扉を開けると一升瓶を抱えた楓が、玄関に座り込んでいた。
楓「もう、遅いですよプロデューサーさん」
楓「あんまりにも帰ってくるのが遅いから、1人でお酒飲んじゃってました」
楓「お酌するのも飲むのも1人……1人は寂しかったですよ」ヨヨヨ
楓「オンリーでロンリー……ふふっ」
楓「でも帰ってきてくれて嬉しいです。鞄持ちますね……ととっ」フラ
楓「あっ」ギュッ
楓「……ふふ、プロデューサーさん、いい匂いがします。汗の匂い……私の為に頑張って働いてかいた汗……この匂い好きです」スンスン
楓「……むぅ。お酒臭いなんて言わないで下さい」プクゥ
楓「一緒に温泉で混浴してくれないと許しません」
楓「ふふっ、冗談です。今から温泉は大変ですからね」
楓「今日は家のお風呂で我慢してあげます。もう温泉の元も入れたんですよ。ささっ、行きましょう♪」
楓「お背中もこの楓ちゃんがちゃーんと流しますね」
楓「……プロデューサーさんの素敵なステッキも綺麗に磨いてあげますね、ふふっ」ボソリ
ちひろ「――ガチャにします?」
>扉を閉めた。
ちひろ「ちょ、ちょっとちょっと無言で扉を閉めないでください!」グイッ
ちひろ「鬼!? 悪魔!? ひ、人聞きの悪いことを……!」
ちひろ「いいから、とりあえず中に入ってください!」グイグイ
ちひろ「ご近所さんに広まってる『上品で優しい奥さん』のイメージが崩れたらどうするんですか!」
>ちひろに扉の中に引きずり込まれた。
ちひろ「……ふぅ。お帰りなさいプロデューサーさん♪ お仕事お疲れ様です♪」
ちひろ「ご飯にします? お風呂にします? それとも……ガチャにします?」ワクワク
ちひろ「ええ何度でも言いますとも。プロデューサーさんがイエスと言うまで家に上げる気はありませんから♪」
ちひろ「……おやおや、ガチャの中身を聞いても、まだそんな態度でいられますかね」
ちひろ「今日のガチャは――『仕事帰りの旦那様に奥様がI For You!』ですよ? Iには私と愛がかかってます♪」
ちひろ「引いたのがNならお帰りのハグ。Rなら濃厚なお帰りチュー」
ちひろ「そして目玉のSRでは! ……耳を貸してください」
ちひろ「なんと……ごにょごにょ」ボソッ
ちひろ「しちゃいます♪」
ちひろ「ふふっ、表情が変わりましたね? ええ、勿論ですよ。ガチャで嘘は吐きません。プロデューサーさんがSRを引いたら、ちゃんと私が御奉仕しますよ」
ちひろ「ささっ、この貯金箱にお金をどーぞ♪」
ちひろ「毎度ありー♪」ジャラジャラ
ちひろ「うふふ、チョロイ旦那様で助かります」
ちひろ「この貯金箱が一杯になったら、その時は……ふふふ」
ちひろ「え? 何に使うか? 内緒ですよそんなの」
ちひろ「まあヒントはあげます。――私だって夢見る女の子……これがヒントです♪」
ちひろ「さっ、いっぱいガチャを引いて、明日もしっかり稼いできて下さいねー」
愛海「――おやま……うへへへ」モミモミ
愛海「ここか? ここがええのんか? えっへっへ」モミモミ
>扉を開けると愛海がどこからどう見ても枕にしか見えない物体を揉んでいた。
愛海「おやおや? 何だかてっぺんが固くなってきて――は!?」ガバッ
愛海「プ、プロデューサー!? な、なんで!? まだ帰ってくるのは先のはず……ってもうこんな時間!?」
愛海「お山に夢中になると時間を忘れちゃうねぇ……あはは」
愛海「……」
愛海「いや、あの……こ、これは違うの。別に禁断症状とかSAN値チェックに失敗したわけじゃなくて……」
愛海「うん、確かに枕をお山に見立てて揉んでいた。それは認めるよ」
愛海「ちょっとちょっと! 無言でどこかに電話をかけようとしないで!? 清良さん!? 清良にかけようとしてるでしょ!? あ、やっぱり正解!? やったね!」
愛海「待って待って。あたしの話を聞いて。あたしの奇行にはちゃんと理由があるから。その話を聞いてまだあたしを糾弾したいならどこへでもかけるといいよ」
愛海「あのね。あたし、プロデューサーと……その、アレでしょ? えっと、結婚、したでしょ?」
愛海「うん、今でも信じられないけどね。あたしみたいなのと結婚したプロデューサーの正気を疑うよ。……まあ、嬉しかったけど」
愛海「で、ね。そのいつかは……子供もできるでしょ?」カァァ
愛海「で、あたし凄いことを思いついたわけ」
愛海「えっとアレなんだっけ。小さい女の子を自分好みに育てる……そうそう、源氏物語」
愛海「アレに凄い感銘受けてさ」
愛海「いつか生まれるあたしの子供のお山をさ、小さい内から一生懸命大切に揉んでたらさ……」
愛海「将来、あたしにとって至上のお山が完成すると思うんだよ!」
愛海「そうそう、それで枕を子供に見立てて揉む練習をしてたわけ。分かってくれて嬉しいなー。やっぱりプロデューサーはあたしの旦那さんであると同時に一番の理解者だよ」
愛海「ん? どこに電話してるの?」
愛海「酷いよ! ちゃんと説明したのに清良さんに電話するなんて!」
愛海「え、違う?」
愛海「早苗さん? あー、だったら安心……できないなコレ」
桃華「――桃華のお膝?」
桃華「ふふっ……さ、どうぞPちゃま。今日もお仕事お疲れ様ですわ」ギュッ
桃華「桃の香り? ふふっ、入浴剤を変えたんですの。喜んでいただけて嬉しいですわ」ナデナデ
桃華「きゃっ。……もう、オイタは駄目ですわよ? ちゃーんと、寝室に行ってから、ね?」
桃華「はい? マンションが静か?」
桃華「あら、言ってませんでした? 他の住民の皆様には出て行っていただきましたわ」
桃華「勿論、新しい住居先もも手配した上でですわ。当然でしょう?」
桃華「他の住民の皆様からは色々と苦情もありましたものね。主に輝子さんの絶叫に対してですけど。まあ、いい機会だと思って」
桃華「この方がわたくし……いえわたくし達に都合がいいでしょう?」
桃華「えっと……わたくし何か、やりすぎてしまったの?」オロオロ
桃華「Pちゃまの為を思って……きゃっ。もう、レディの頭をそんな風に乱暴に撫でるのは失礼ですわよ?」
桃華「……あ、いやそのまま続けてもらって結構ですわ。……えへへ」
桃華「さ、桃華の膝枕は十分に堪能しました? じゃあ次は……お風呂にしましょうね」
桃華「桃華がいっぱい、ご奉仕して差し上げますわ。ふふっ……」
モバP「――あれ?」
モバP「玄関を開けても……誰もいない」ガラーン
モバP「ああ、そうか。今日は……俺1人の日か」
モバP「たまには1人になりたい時もあるだろうって、月に1度こういう日を作ってくれたんだっけ」
モバP「気が利くお嫁さん達だな」
モバP「しかし……」
モバP「一夫多妻の法案が制定されてから、勢いに任せてアイドル達と結婚したけど……」
モバP「何だかんだで上手くいってるな」
モバP「死んだフリをして俺を迎えるブームもやっと終わったし」
モバP「毎日が楽しい日々だ」
モバP「ただ毎日誰かしらが側に居てくれたから、こうやって1人になると……少し寂しいな」
バン!
モバP「あれ? 誰かいるのか?」
ガチャ
美城常務「――待っていたぞ」
美城常務「随分と帰りが遅かったな。食事と風呂も用意しているが……そ、それともなんだ。わ、私の方がいいのか? いや、まあそちらも用意はしているが……だが何分私も初めてなもので、できれば優しくして欲しいのだが……」
美城常務「おい、待て! 無言で扉を閉めようとするな! キミとの結婚を白紙にしてもいいんだぞ!?」
美城常務「い、いや……やはり、それは勘弁してくれ。この歳でキミに見捨てられたら、流石にもう貰い手はいない」
美城常務「わ、私も……キミのシンデレラにして欲しい」カァァ
モバP「……」
モバP(少し勢いに任せすぎたかもしれない……)
おしまいです。
まだまだ書きたいアイドルはいましたが、ここで終わっておきます。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
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