幸子「今日の星座占い…?」 (25)

そろそろ誕生日なので短めに嫁ステマなんよ

 ※別事務所扱いで765プロが出ます、ご了承下さい…


 ─幸子宅

幸子「お父さん、お母さん、おはようございます」

幸子父「おはよう、幸子」

『本日の天気は所により…』

幸子母「ご飯の用意が出来ましたよ」

 ……………

幸子父「…幸子、最近どうだ?」

幸子「え? 何がですか?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1385216729

──────────

幸子父「アイドルの方は、ちゃんとやっていけてるのか?」

幸子「勿論ですよ!ボクはカワイイので!」(ドヤァ)

幸子母「幸子がカワイイのは勿論だけれど、人付き合いとかどうなの?」

幸子「特にこれと言って…友達もできましたし…」

幸子母「あら、どんな子? 今度連れていらっしゃいな」

幸子「ええと…ホラーが大好きな大人しい年下の子と…き、キノコが大好きな年上の人です…」

幸子父「(色モノアイドル事務所だったのか…)」

──────────

幸子「あ、でもプロデューサーさんがダメダメですね!」

幸子父「ふむ?」

幸子母「あら、またプロデューサーさんのお話?」

幸子「この前もこんなにカワイイボクが遊園地に誘ってあげたのに………」

 ………………

幸子「他にも色々あるんですが…と、ご飯が冷めてしまいますね…」

幸子母「そうね、また今度聞かせてね」

──────────

『続いて!今日の星座占い! まずは11位から…』

幸子「(星座占いですか、馬鹿馬鹿しいですね…こんなの適当に言ってるだけで)」

『今日の一位は…射手座のあなた!』

幸子「(まぁ、結果が良かったら少し良い気分になっておけばいい程度の…)」 ←射手座

『女の子なら片思いの相手に接近する大チャンス!ラッキーアイテムは赤のリボン!』

幸子「………」

『普段そっけない態度の人があなたの魅力に気付いてくれるかも…? 続いて残念…最下位は…』

幸子「お、お母さん、お母さん…リボン…赤いリボン…」

──────────

─────

幸子母「はい、出来ましたよ。 あら、カワイイ ほら、アナタ見てあげて下さいな」

幸子「だ、大丈夫ですか? 変じゃないですか?」

幸子父「普段髪留めだから少し印象が変わるな、まぁ、可愛いと思う」

幸子「そ、そうですか…!ふふーん! じゃあ、事務所に行ってきます!」

幸子母「件のプロデューサーさんにちゃんと見せてあげるのよー」

幸子「ぷ、プロデューサーさんは関係ないですよ!もう!お母さん!」

幸子母「はいはい、いってらっしゃい」

 バタン


幸子父「我が娘ながら…凄まじく解り易いな…」

幸子母「いいじゃないですか、微笑ましくて」

──────────

 ─事務所

幸子「おはようございまーす」キョロキョロ

瑞樹「おはよう、幸子ちゃん。プロデューサーさんはまだ来てないわよ? …あら、今日はリボンなのね」

幸子「あ、おはようございます川島さん。 べ、別にプロデューサーさんを探してたワケじゃないですよ!」

瑞樹「…幸子ちゃん、私と誕生日同じだったわよね?」

幸子「ボクの誕生日ですか? 11月25日ですよ!」

瑞樹「そう、それで赤いリボンを付けてるのね、わかるわ」(ニヤニヤ)

幸子「な、なんですか? たまには気分を変えて…」

瑞樹「昔放送関係のお仕事をしていて、今でも朝のニュースは欠かさず見てるの、朝の星座占いじゃない?違った?」

──────────

幸子「ぅぁぅ…」 ヵァー

瑞樹「(わかいわ………)」

幸子「川島さん…な、内緒に…」

瑞樹「ええ、勿論。 頑張ってね、幸子ちゃん」

幸子「あ、ありがとうございます…べ、別に何も頑張ったりすることなんてないですけどね!」

 タタタタタ...


瑞樹「………私もリボン付けようかしら」(真顔)

──────────

幸子「うぅ…まさか川島さんに一発で見破られるなんて…」

幸子「(…というか、もしプロデューサーさんがあの占い見てたら…ぁぁぁぁぁ考えてなかったぁぁ…)」

??「あ、おはよう、幸子…ちゃん…」

幸子「へ…? あ、おはようございます、小日向さん」

美穂「幸子ちゃん、今日は…リボンなんだね…」

幸子「…小日向さん…今日のリボンは赤なんですね…」

 ※小日向美穂:誕生日「12月16日」 射手座

二人「…………… (この反応…)」

幸子「もーーー!もぉーーーー!」カオカクシ
美穂「あ、あうぅぅぅ~~!は、恥ずかしいよぉーーー!」カオカクシ


モバP「おはよー…? (なんか美穂と幸子が顔真っ赤にしてきゃっきゃしとる…)」

──────────

幸子「ぷ、プロデューサーさん、おはようございます…」

美穂「わわっ、プロデューサー!さん! お、おはようござまいっすっ!」

モバP「おはよー。美穂は深呼吸しよう、深呼吸。 …あ、幸子は今日リボンなんだな」

幸子「ふ、ふふーん!いつもと違うことにちゃんと気付きましたね!まぁ、合格点です!」

モバP「で、美穂のリボンと丸被りしてキャッキャしてたのか、やる事が可愛すぎだろお前ら…」

美穂「(朝の占いだなんて言えないよぉ…うぅ、プロデューサーさんの目がマトモに見れない…)」

幸子「(とりあえず朝のニュースは見てないみたいですね…良かった…)」

──────────

モバP「可愛いコンビ、もう少し見てたいが、今日は朝から765プロの人が来るから…」

幸子「お出かけするんですか?」

モバP「いや、簡単な最終確認だからこの部屋でやるよ。 騒いだり失礼の無いようにな。 それじゃあ俺は準備してくるから」

幸子「そ、そうですか…それじゃあ、ボクは小日向さんとお話してますね…」

美穂「そ、そうだね!い、いってらっしゃ、頑張っ…えーと…なんて言うんだろう…」

 ………

幸子「……………」

美穂「……………」

幸子「…小日向さんは占いとか信じる方なんですか?」

美穂「う、ううん…いつもはそんなでもない、けど…」

幸子「まぁ、ボクもそうですが…」

二人「普段そっけない態度の人と聞いて」

幸子「ですよね…」

美穂「だ、だよね…」

幸子「このラッキーアイテムって、相手に知られた方がイイんでしょうか?」

美穂「だ、だだ、だめだよーーー!は、恥ずかしいですから!ひ、火が出ちゃう!あらゆる所から!」

幸子「そ、そうですか…なにぶん占いとか信じるの初めてなので…」

──────────

─────

美希「こんにちわー、なの」 (※以下美穂と被り避けのためミキ表記にします…)

765P「お世話になります」

ミキ「あふぅ、朝からあいさつ回りはしんどいの…でもミキ頑張るよ!」

765P「コラコラ、余所様の所でそんな態度は…」

モバP「あ、こんにちわ。 そんな気にしなくてもいいですよ、ミキちゃんにはこっちも良く手伝ってもらってますし」

ミキ「勝手知ったるなんとやら、なの!」

 ─お仕事の話中略

モバP「それじゃあ、流れはこの辺でいいですかね」

765P「そうですね。 ミキから何かあるか?」

──────────

ミキ「うーん、特に無いってカンジかな………あ!そうだ!」

765P「?」

ミキ「ねぇ、この事務所、大分おっきいよね? 衣装とか一杯ある?」

モバP「羅生門を潜り抜けた事務所と言われる位には」

765P「どんな事務所ですか」

ミキ「ミキ、今日は赤いリボンを付けたいなって!」

765P「それくらい春香に言えば良かったろう…?」

ミキ「春香からリボンを取ったら何も残らないの…」

765P「ひでぇ」

モバP「リボンくらいなら…多分その辺にあるかな」 ゴソゴソ

ミキ「わーい、ありがとうなのー!」

──────────

765P「で、なんで急にリボンなんだ?」

ミキ「今日は朝からここに来ることになってたから、早起きしてテレビを付けたの」

765P「おー、偉い偉い」

ミキ「ミキ、昔とは違うんだよ。 でね、そしたら今日の占いで…」

幸子「(え、ちょっとちょっとちょちょ)」

美穂「(待って待ってまままま)」

ミキ「今日のミキは赤いリボンがラッキーアイテムって言ってたの!」

765P「へぇ。 占いを信じるなんてミキも女の子だなぁ」

ミキ「いつもなら余り信じないけど…『普段そっけない態度の人があなたの魅力に気付いてくれるかも…?』なんて絶対ハニーのことなの!これはミキに向けた占いだと思うな!あはっ☆」

765P「うおおおおおおおいスキャンダァーーール!」

──────────

モバP「あはははは、仲がよろしい事で。 はい、赤いリボン。 ここで装備していくかい?」

ミキ「はいなの。 防御力が1上がったの!」

765P「いや、あははははって。同業でしょう!?笑い事じゃないの解るでしょーが!」

モバP「え? これくらい普通だと思うんですが」

765P「この事務所の普通って…」

??「(頑張ります!)」

765P「(何か今頭に変な声が響いたぞ)」

ミキ「プロデューサーさん」

モバP「はい?」 765P「なんだ?」

ミキ「ハニーじゃないの」

──────────

765P「昔はねぇ…こんな事言わなくて『プロデューサー、プロデューサー』って言ってくれる良い子だったんですよ…」

モバP「ええ、解りますよ…時の移ろいというのは色々ありますなぁ…」

ミキ「お父さんみたいなボケも要らないの!」


ミキ「ここのプロデューサーさんも鈍感みたいだから教えてあげるの…ミキは射手座なの!」

モバP「へぇー」

ミキ「赤いリボンを着けてる女の子に星座を聞いてみるといいんじゃないかな? ミキが来た時この部屋にもいたよね、あはっ☆ それじゃあもう行くの!」

幸子「………!! ………!!!」 ワタワタ

美穂「………」 プシュー

765P「お邪魔しましたー」

──────────

モバP「んー? この部屋って…幸子と美穂か? えーと、射手座って何月何日から何月何日までだっけ…」

 ※射手座は11月22日 ~ 12月21日まで

モバP「あー…あいつらだわ…そっか…」


幸子「大変ですよ、小日向さんが息してないです」

美穂「……………」 (オーバーヒート)

モバP「幸子、美穂…ちょっといいか?」

幸子「あ、あばばばばばば、ほら、小日向さん、プロデューサーさんが呼んでますよ小日向さん」

モバP「幸子も」

幸子「ボクはカワイイのでいいです」

モバP「意味が解らん」

──────────

モバP「お前達が何で赤いリボンをしてきたのか解ったよ…」

二人「……………」

モバP「ごめんな、そんな占い事に頼るまで悩んでいたなんて思ってなかったんだ」

美穂「ち、違わないんです!あ、違わないけど、あのっ、その、ちが、違うんです!」

モバP「美穂、深呼吸深呼吸、すってー、はいてー」

美穂「うぅ…来た方が萩原さんだったらはいれる穴作ってもらえたのに…」

モバP「んで、な…お前らのリボンなんだが…」

幸子「べ、別になにか意図があってとか、そんな占い信じてる訳無いじゃないですか!」

モバP「はい幸子も吸ってー、吸ってー、吸ってー」

幸子「破裂しますよ!?」

──────────

モバP「俺は自分が恥ずかしいよ…プロデューサーだなんだと言って、アイドルの悩み一つ気付かないなんて…」

美穂「そ、そんなことないですよ…」

モバP「美穂、幸子、駄目な俺を叱ってくれ!」

幸子「まぁ、プロデューサーさんがダメダメなのは前から解ってますからね!」(ドヤァ)

モバP「なんだと幸子このやろう」グリグリ

幸子「ち、縮む!縮む!理不尽ですよね!?」

モバP「縮んだら142cm'sは『(ボクだけ)141cmだけどカワイければ問題ないですよね!』というユニット名に変更してやるから安心して縮め」

幸子「長い!明らかにボク場違いじゃないですか!」


モバP「…で、恥を忍んで聞かせて貰いたいんだが…お前達がもっとアピールしたいポイントって何なんだ?」

幸子「へ?」

美穂「え?」

──────────

モバP「いや、そうだろ? お前達がもっとファンにアピールするべき魅力があるのに、俺がそれに気付いてやれなかったからリボン付けてきたんじゃないのか?」

幸子「………」

美穂「………」

幸子「プロデューサーさんがそんなだから!」

美穂「私達が!」

幸子「変なアピールしちゃうんでしょーーーーーがーーーーーー!」
美穂「変なアピールするんですよぉーーーーーーーーーーーー!」


おわる

ヤバイ。小日向美穂ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
みほたんヤバイ。
まず可愛い。もう可愛いなんてもんじゃない。超可愛い。
可愛いとかっても「Cuteアイドルで一番くらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ可愛さが個性。スゲェ!(中略)
とにかく皆、小日向美穂の可愛さをもっと知るべきだと思います。

そんな可愛い小日向美穂が居ても嫁は幸子です。幸子カワイイ

あとモバマスSSからで申し訳ないですが美希ちゃんお誕生日(11/23)おめでとうございます、ギリギリです

輿水幸子(14)
http://imgur.com/rG67vLX.jpg

小日向美穂(17)
http://imgur.com/HnZTARD.jpg

川島瑞樹(28)
http://imgur.com/92bEy7t.jpg

星井美希(15)
http://imgur.com/JROkqpK.jpg

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