響「世界卓球のリポーターに決まったぞ!」 (33)
P「おおやったな響!」
響「卓球やってるのが決め手になってよかったさー」
P「小学生時代に部長だっけ?」
響「うん。今はアイドルが忙しくてなかなかできないんだけどね。」
響「それでなプロデューサー!日本代表のメンバーの紹介を練習したいんだ!」
P「おお、別にいいぞ。今は特に急ぎの要件もないしな」
響「じゃ、早速選手の紹介いくさー。まずはやっぱr」
P「ちょ、ちょっと待ってくれ響。まずはどういう大会なのか、それを解説してくれないか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456712414
響「えーとね、世界卓球は文字通り卓球の世界一を決める大会で、個人戦と団体戦が一年ごとの開催、今年は団体戦なんさー」
響「ひとつのチームにつき5人の登録、全部シングルの試合で例えば765チームの3人が「ABC」、346チームの3人が「XYZ」とすると、第1試合から順番に
A対X
B対Y
C対Z
A対Y
B対X ってなるんだぞ。」
響「どのチームも基本的には強い順から起用するから、必ず各国のエース同士の対決は見られるってわけだね。」
P「うん。対戦方式はわかった。けど、団体戦なのにダブルスはないのか?」
響「そうなんさー。自分としてはダブルスの方が番狂わせも起きやすくて面白いと思うんだけどなー。」
響「それじゃ、選手の紹介に移るぞ」
響「まずはやっぱりこの人、福原愛ちゃんだぞ!」
https://www.youtube.com/watch?v=vJFnN9k8DFo
P「おっ、愛ちゃんか。さすがに俺でも愛ちゃんなら知ってるぞ。」
響「自分も愛ちゃんより一回り年下なのに、ちゃん付けして呼んでしまうぞ。」
P「日本全体が愛ちゃんの親戚のおじさんおばさん状態というか、なんか見てるだけで応援したくなる雰囲気を持ってるよな。」
響「そうだね。次に紹介する石川佳純選手とかも出てきてるけど、やっぱり日本で卓球選手といったら、福原愛の名前が一番に出てくると思うぞ。」
響「さて、愛ちゃんの選手としての紹介だけど・・・世界ランクは現在(2016年2月度)、4位。はっきり言って・・・めちゃくちゃ強いぞ。」
P「えっ、4位⁉テニスの錦織選手がえーと、6位ぐらいだったけ?」
響「全日本選手権とかの国内大会ではあまり勝てないんだけど、海外のツアーで勝ってるからね。」
P「へー・・・そうなのか・・・あの可愛らしい印象の愛ちゃんが・・・」
響「ここからは卓球の戦術的な話になるけど、愛ちゃんは戦型で分けると、異質前陣攻守ってカテゴリになるんさ」
P「???」
響「えっとね、ひとつずつ言葉の意味の解説をしてくね。」
響「卓球のラケットって、バドミントンやテニスと違って、ラバーっていうゴムを貼って、回転をかけてるんさ。」
P「おう、そうだな。あの赤か黒のつるつるした奴だろ。」
響「そうそう。それでね、つるつるしたのを裏ソフトラバー、ツブツブのやつを表ソフトラバー、または粒高ラバーって言うんさ。」
P「ん、名前が分かれてるならなんか違うんじゃないのか?」
響「んーとね、今はとりあえず、裏ソフトはボールとの接地面積が大きい分回転がかかる。表ソフトまたは粒高はボールとの接地面積が少ないから、回転がかからない。その分、相手の回転の影響も受けにくいってだけわかってくれればいいかな。」
P「ふーん。まあわかった。あとなんとなく異質の意味もわかったかな。」
響「うん、異質ってのはね、フォア側(体の利き手側)とバック側(利き手の反対側)に違う種類のラバーを貼ることを言うんさ。」
P「さらにわかったぞ!それで回転の違いに相手が戸惑ったりするんだな!」
響「おお!わかってるじゃないかプロデューサー!」
https://www.youtube.com/watch?v=Ljs1Wyld8DE
P「・・・すごいな。こんな台から離れてラケット振り回してるのか。」
響「で、ここでのポイントは、フィジカルの面で愛ちゃんにはこんなプレーはできないんだ」
P「あー。確かに愛ちゃんがこんなプレーしてるとこ想像できないもんなあ。」
響「そうそう。じゃあどうすれば愛ちゃんが勝てるか!そう、台から離れたところで勝てないなら、台の近くでプレーすれば点が取れる!」
P「わかった!じゃあ前陣ってことは文字通り前の方でプレーするってことか!」
響「プロデューサー正解!台の近くを前陣、1mほど離れた所を中陣、2m以上離れた所を後陣って言うんさ。まあ、厳密な定義はないけどね。」
響「で、攻守ってのは・・・そのまんまの意味だね。攻めたり守ったりさー。」
P「おお、なんかもうだいぶ卓球のことがわかってきた感じがするぞ!」
響「ふふん、卓球の楽しさが伝わってきたんなら何よりさー。」
響「それじゃあ次はこの人!全日本シングルス3連覇!石川佳純(かすみ)選手!」
https://www.youtube.com/watch?v=Hoqa-ahZ9rM
P「うん、この子もさすがに知ってるぞ。新聞のスポーツ欄とか朝のスポーツニュースで時々見るな」
響「じゃあ早速、石川選手のプレースタイル、それはドライブ主戦型!」
P「・・・ドライブってなんだ?運転か?」
響「ほんとか・・・プロデューサー・・・?ちょっと卓球やってる身からするとショックだぞ・・・」
P「ごめんごめん響!だからさ、響が俺みたいな人たちに分かるように説明してくれよ!」
響「・・・うん、気を取り直していくぞ!ドライブっていうのは、ボールの上を擦るように打って、ボールに前に進むような回転、上回転をかける打法のことを言うんだ(前進回転とも言う)」
響「・・・それでねプロデューサー、実をいうと・・・卓球においてスマッシュを打つ機会なんて、ほとんどないんだ。」
P「・・・え、マジ?」
響「マジマジおおマジさー。ドライブと比較してスマッシュはこう、ラケットをボールに対してフラットに、ぶつけるようにして打つんだけどね、それだとボールが直線的に飛んでくわけだけだけどね、それじゃあ全く安定しないんさ。」
響「当たり前だけどネットと同じくらいの低い返球と自分の顔くらいの高さまで上がったボール。どっちが打ちやすいかわかるよね?」
P「ああ、素人の遊びと違って、しっかりとやってる人らはそんな甘いボールを打ったりしないと・・・」
響「そう、でね、ドライブなんだけど、ボールに上回転をかけると、ボールは沈むんだ。」
P「へー。ああ、だから低い球でもドライブならしっかり返せると・・・」
響「あと、ボールの下側を擦って出す下回転。これもスマッシュだと、ネットにぼとって引っかかるんだけど、ドライブだと上回転に上書きできるんさ。」
P「ああ!そういえば俺も学生時代の卓球部の同級生に遊びでそれ出されたわ!全くとれなかった!」
響「ふっ、やっぱりそれが素人との差だね。」
P「うるせえ練習してないんだから素人で何が悪い。」
響「あははっ。じゃあ本題に戻るよ。つまり佳純ちゃんはフォアでもバックでもどんどんドライブで相手を攻めたてるってことだね」
P「たしかに愛ちゃんと違って、バック側でも腕を振るように動かしてるな。」
響「・・・卓球未経験なのに、そこに気づくって、プロデューサーやっぱりすごいね。」
P「もっと褒めてもいいんだぞ?」
響「愛ちゃんはフォアに裏ソフト、バックに表ソフト。佳純ちゃんは両面に裏ソフトだね」
P「おい」
響「佳純ちゃんはフォアでもバックでもどんどんドライブを振っていくわけだから、回転のかかる裏ソフトラバーでないと困るってわけだね。」
P「プレーしてる場所は前陣から中陣ってとこか?」
響「そうだね。っていうか女子は基本的に離れすぎるとボールが飛ばないからみんな台に張り付くようにしてるんさ。」
響「じゃあ次の選手いってみよう!お次は伊藤美誠(みま)選手!」
https://www.youtube.com/watch?v=uzpCDgLCGb4
P「この子も聞いたことあるけど・・・やっぱり若いなあ。」
響「なんと中学3年生!卓球界としては喜ばしいかぎりさー。」
P「まあ、それもそうだな・・・相手はドライブ主戦か?」
響「そうそう。じゃあ美誠ちゃんは?」
P「うーん・・・バックはあまり擦ってるって感じじゃないなあ・・・どっちかというと愛ちゃんタイプか?」
響「うーん、ほぼ正解!」
P「ほぼってなんだ、ほぼって。」
響「えへへ、ごめんねプロデューサー。でも悪気があるわけじゃなくってね、微妙に違うんだ」
響「愛ちゃんの使ってるのは変化形の表、美誠ちゃんのはスピード系っていってね、まあ文字通りの特徴があるってことなんだ」
P「確かになんか打たれても速さでどんどん押し込むって感じだな。」
響「うん。あれはやっぱり天性のセンスだろうね。何よりあのリスクあるプレーを連続でやる精神力も美誠ちゃんの強さだね」
P「相手の強いボールに対して返すだけじゃなくてさらに押し込むわけだから・・・本当にすごい勝負度胸だな。」
響「東京五輪に期待のかかる選手だね!」
響「さあそれでは次の選手!浜本由惟選手!」
https://www.youtube.com/watch?v=LSrUPeX-Yi0
P「ほう、この子も若いな。そんで目もぱっちりしていて可愛い。けど何より・・・」
P「背高くない?」
響「はーい、よく気づきましたー。ドンドンパフパフー。」
P「なんか適当になってない?」
響「なってないなってない。浜本選手は身長174cmあるとのこと。モデル経験もあるんだってさ。」
P「ふーん、で、その体格を生かしたドライブ主戦ってことか。」
響「プロデューサーもだいぶわかってきたね、じゃあ次いこうか」
P「・・・スタイルに嫉妬してるわけか」
響「う“」
P「『自分より一歳年上なだけなのに、あんな背が高いなんてずるいぞー!羨ましいぞ!』といったところか」
響「・・・そ、その通りだぞ。」
P「別に響が小っちゃくたって170㎝もなくたっていいんだよ。響には響の可愛さがあるんだから。」
響「・・・うん。でね、浜本選手は選考会で選ばれた選手で、最近になって急上昇!メンタル面の克服で一気に良くなったらしいさー。」
P「そうだよな。あんな身長あったら舞台でも映えるだろうなー。」
響「・・・自分、やっぱり背の高い方が良かったぞ・・・。」
P「さ、さあ次にいこう響!次が女子は最後だよな!
響「・・・次の選手は若宮三沙子選手さー。」
https://www.youtube.com/watch?v=YkT7K6IB8gk
P「プレースタイルは美誠ちゃんっぽいな。」
響「うん。卓球ファンならどちらかっていうとダブルスの人ってイメージかな。全日本の女子ダブルスを4連覇してるから」
響「あと、年齢は愛ちゃんについで2番目。経験は豊富で、左利きということが団体戦にどう働くかということも注目だね。」
P「え?愛ちゃん最年長なの?」
響「月日の流れってのは恐ろしいさー。」
P「で、これで女子選手は終わりだな」
響「うん、次は男子の団体メンバーだね」
響「まずはこの人!全日本5連覇+3連覇の8回優勝!10年連続の決勝進出!間違いなく日本の卓球史に残る男!水谷隼選手!」
https://www.youtube.com/watch?v=63uzgwj16Vg
P「あー、なんか名前は新聞で見たことあるかな。」
響「・・・」
響「世界ランクは2016年2月現在、7位だよ。」
P「ええっ、この人もすごいじゃん」
響「前中後、どこからでも点を取れるオールラウンダー!」
P「水谷選手はドライブ主戦型か?」
響「そうだね、たしかにドライブ主戦だけど、何よりも印象に残るのはその粘り。」
P「後ろに下がって相手に打たれまくってもすごい点取ってるもんなあ。」
響「最強中国勢と比べて威力の最大値が弱いとも言われるけど、それでも水谷選手はドライブを年々強化しているし、押しも押されぬ日本男子のスーパーエースだよ。」
P「この人のプレーはなんか見ていて面白いな。」
響「うん、やっぱり男子は台から離れてもラリーが続くからね。しかも水谷選手は台から離れた時の強さが顕著なプレーヤーだし。」
P「こんな台から離れてラリーするなんて知らなかったよ。」
響「・・・次は丹羽孝希選手さー。」
https://www.youtube.com/watch?v=4k4a7cqImXY
P「この人もなんか美誠ちゃんっぽいプレーだな」
響「ラバーはフォアもバックも裏ソフトだけどね。」
響「前陣に張り付いて速攻!相手に打たれてもどんどん押し込んでいくカウンターの攻めのスタイルだね。」
P「この選手もあまり背は高くなさそうだしな。」
響「それでも戦術次第でいくらでも上に行けるのが卓球のいいところだと思うぞ。」
響「実際、丹羽選手の身長は162cmしかない。それでも世界ランクは14位!」
P「卓球ってやっぱり日本けっこう強いんだな。ちょくちょく新聞でも団体で銀とか銅とか載ってるしな。」
響「けど、ボールがルール改正でほんのちょっと大きくなったせいで、中陣でのラリーが続くようになったから、最近目立った成績を残せてないように感じるかな。」
響「ちなみに、乃木坂のファンだったらしいけど、メンバー選抜について不満を言ったら、ほかのファンの人たちに叩かれてtwitterを削除したらしいさー・・・」
P「・・・」
響「さてお次は、松平健太選手」
https://www.youtube.com/watch?v=Pf89RU15-7o
P「この人も見たことあるぞ!すごい爽やかなイケメンだった!」
響「写真集も出してるぞ。」
P「卓球選手が⁉」
響「・・・プレースタイルは丹羽選手のように前陣で張り付くタイプ。けど、丹羽選手ほど攻撃的なカウンターはしないかわりに、丹羽選手より中後陣で強いかな」
響「松平選手も2014年の世界選手権でベスト8に入ったけど、最近目立った成績を残せておらず、今年の全日本はまさかのスーパーシード初戦負け。」
響「それでもその前に行われていた選考会で優勝しての参戦!ぜひまたあの輝きを見せてほしいぞ!」
響「次はこの人!吉村真晴選手!」
https://www.youtube.com/watch?v=l1UO0lCB10o
響「全日本で5連覇していた水谷選手を、当時高校3年生で止めた男!」
P「この人はまた・・・派手なプレーをするなあ。フォアもバックもドライブ?でブンブン振ってるな。」
響「多分、単純なドライブの威力だけで見たら日本最強じゃないかな。」
P「あっ思い出した!佳純ちゃんとダブルス組んで銀メダル取った人か!」
響「そう、あの時はよくニュースで流れてたね。男子ですらなかなか取れないパワードライブに、またサービスエース(エース=得点)を連発することのできるビッグサーバーだよ。」
P「さっきの水谷選手もだったけど、吉村選手も見てて楽しいな。」
響「女子の試合も面白いけど、男子の台から離れての打ち合いは卓球の華だからね。」
響「どれだけ打ち込まれても、最後にドライブで一撃の逆襲で点を取る様は一種のカタルシスすら覚えるぞ。」
響「吉村選手も全日本優勝後はしばらく成績を残せなかったけど、ここ2年くらいで安定性も増し、また超一流選手と鎬を削りリオの代表にも選ばれてるぞ!」
響「あっ、補足だけど、リオの代表は3人で先に挙げた水谷・丹羽・吉村の3選手が代表だぞ。」
P「女子はどうなんだ?」
響「福原・石川・伊藤の3選手だね。15歳がリオ代表に選ばれるとは、女子卓球界の若手の進出は著しくてうれしいぞ!」
P「なんで女子はそんなに若い子が強いんだ?」
響「んー、まあやっぱり、男子と比べて成長が早いのと、成人と子供の筋力差が小さいことかな。」
P「まあたしかに、男子中学生と男性成人はさすがに筋力差があるわなあ。」
響「あと、卓球界全体の低年齢化もあるかな。こう、○○時間練習したらプロになれるとかってあるじゃん?」
P「うん。」
響「それが卓球界では2歳くらいからラケットを握ったりして、女子中学生と社会人選手の人生の合計の練習時間が変わらないってことになったりするんだ。」
P「すごい世界だな・・・」
響「男子の世界でも低年齢化は進んでるけど、女子ほどじゃないかな。パワーとスピードも両方なきゃ上位で勝つのは難しいしね。」
P「女子はパワーよりもスピードに比重を置いてるってことか。」
響「まあそれでも、中国は女子選手をどんどん男子選手のような卓球にシフトさせてる感じがあるんだけどね・・・」
響「さあ、最後の選手は大島祐哉選手!」
https://www.youtube.com/watch?v=TdEBIXpeDHQ
P「この人も吉村選手みたいに動きまくってドライブを連発してるな・・・」
響「運動能力の高さなら日本代表で随一!なんと中学時代には陸上もやっては走り幅跳びで6m50を跳んだという・・・」
P「そして何より・・・」
響「?」
P「イケメンだ・・・」
響「・・・この動画の対戦相手は世界で一番卓球の強い男、馬龍選手!この選手をフルゲームまで追い詰めたのはかなりすごいことだよ。」
P「フルゲームってなんだ?」
響「ああ、普通シングルスでは7ゲームマッチの4ゲーム先取、それで7ゲーム目まで突入するのをフルゲーム・フルセットって言うんだぞ。今回は団体だから、5ゲームマッチの3ゲーム先取、5ゲーム目に突入したらフルゲームさー。」
P「大島選手、最後になってもグイグイ動きまくってすごいなあ。」
響「30~60分間、前後左右どこに動けばいいかわからない反復横跳びをするようなもんだからね。サッカーみたいに走り続けるスポーツじゃないから翌日には残りにくい疲れだけど、それが一日に何試合も連日にわたって練習も含めてしなきゃいけないから、結局は体力勝負さー。」
P「はー、なんか体力なくてもできるもんだと思ってたけど、やっぱり上に行くと違うもんだなあ。」
響「まあたしかに間違ってないと思うぞ。」
P「?」
響「トップに行くならともかく、草の根プレーヤーとして趣味としてやり続けるなら、足を動かさなくてもプレーできるってことだぞ。」
P「え?そうなのか?」
響「だって、両手を広げれば台の両端に届くんだぞ?だから“足を動かさなくてもプレーできる”ってのは、間違いじゃないと思うな、自分は。」
響「若いなら、相手が足を動かしてくるから自分も足を動かさなきゃ対応できないぞ。」
響「けど、年を取って足が動かなくてもいくらでもプレーできるっていうのは、スポーツとしてすごくいいことだと自分は思うぞ。」
響「20代の体力バリバリの素人と、80代のヨボヨボの玄人なら、まずおじいちゃんおばあちゃんの方が勝つぞ。」
響「ちょっとこの動画を見てほしいぞ。」
https://www.youtube.com/watch?v=fgXcUeJ9_gA
P「これはまた・・・すごいな。まさにブロックだな。」
響「このワルドナーていう選手は、キングオブテーブルテニスとも呼ばれ、まさに卓球界史上の天才だぞ。この人はそりゃ普段も足は動かすけど・・・見てほしいのは、このブロックにおいて相手はラケットを振り回してフットワークも駆使してるのにワルドナーはその場でラケットの角度を変えてるだけなんだ・・・」
響「長くなったけど、自分はもっと文字通り卓球が誰にでもできるスポーツとして普及してほしいと思ってるぞ。」
P「すごいな響は・・・いろいろ考えてるんだな・・・」
響「ふふん、褒めても何も出ないぞ。」
P「いやあ、にしてもすごかった。だいぶ卓球のイメージが変わったぞ。にしても、なんでなかなかテレビとかでやらないんだ?」
響「!・・・実はそこも自分がちょっともわっとしてる部分っていうか・・・スポーツ全体でもそうなんだけど、やっぱり実力よりもメディアが注目する以上はやっぱりそこには華がいるんだぞ。そうなると、どうしても卓球は地味なイメージがあるから、その・・・」
P「あー・・・」
響「プロデューサーも、女子より男子の方が知らなかったよね?ビジュアルでも仕事してる自分が言うのもなんだけど、見る人がプレーに関して素人であるなら、やっぱりプレー以外の面で人を引き付ける必要があって、そうなると愛ちゃんで一気に話題になった女子の方が・・・ってことなんだと思うぞ。」
P「たしかにサッカーや野球なら素人なりに戦術を言い合ったりできるけど、テニスや卓球は個人技だしなあ・・・」
響「卓球界も人気を未経験者層に拡大すべく、ラリーを続けて見栄えをよくするためにボールを大きくしたり、日本にもプロリーグを設立しようとしてるんだけど、まだまだ・・・ね
。」
響「・・・」
P「・・・」
響「・・・最後は暗くなっちゃったけど、とにかく自分は、みんなに卓球日本代表を応援してほしいと思ってるぞ!」
響「最後にあとちょっとだけ、ほかのプレースタイルの紹介だけして終わるぞ!」
https://www.youtube.com/watch?v=wBlkx_6TVEE
響「日本初の卓球選手、松下浩二選手!」
響「粘って粘ってチャンスボールが来たら、ドライブで決める・・・カットとドライブの攻防も見ててすごく面白い試合だぞ!」
響「次はペン、ラケットをペンを握るようにしてプレーする許昕選手!」
https://www.youtube.com/watch?v=a0nc8QEwQac
響「多分世界で最高のフットワークと粘りを持つひ人じゃないかな?」
響「シェークは握手するように持って、プレーするんだ。それぞれの利点は、シェークはバックハンドを振りやすいこと、ペンはドライブの時にラケットを振りぬきやすいことと手首の可動域が広くて微妙な変化をつけやすいことかな。」
響「じゃあ最後に、Point of the Century(世紀の一点)と呼ばれるほどのラリーだぞ。 」
https://www.youtube.com/watch?v=0HSNbOUyBy4
P「これは・・・すごいな、殴り合いみたいじゃないか。」
響「まさに、この星の一等賞を決めるべき勝負だからね。今回の世界卓球でも、こんなラリーが見られることを期待するぞ。」
響「それじゃプロデューサー!ありがとう!」
完
世界卓球の一週間くらい前に完成させたかったのにこんな時期になってしまった・・・
あと三日ぐらいでhtml化依頼してきますので質問受け付けます。
信者の方に「新スレあったの気づかなかったけど荒らしてくれたから気がつけたわ」と感謝されたので今回も宣伝します!
荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」
↓
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」
↓
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋
↓
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」
↓
>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこの福神漬けを取ってくれ」 【仮面ライダードライブSS】
ハート「チェイス、そこの福神漬けを取ってくれ」 【仮面ライダードライブSS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456676734/)
自分も中学生時代は卓球部だったから面白かった。
今>>1が注目してる学生選手とかいるの?
乙
数年前の世界卓球で松健のファンになったけど今回全然出てこない…
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