弟「くそー。無視してやりたいけど、また何かされんのも嫌だ」

長女(姉1)「あれ、どこか行くの？」

弟「ちょっと買い物」

姉1「洗剤お願いしてもいいかな？ お金渡しとくから」

弟「こんなに掛からないよ？」

姉1「余ったら好きなの買っていいから」

弟「あ、ありがとう」

弟「同じ姉とは思えないな」

弟「洗剤はこれでいいから……後はガリガ○君と」

弟「自分用にハーゲン買っちゃお！ 中々買う機会無いんだよな」

弟「姉ちゃんにもお礼にお菓子買って」

弟「これでおっけー」

弟「ごちそうさま」

姉1「お粗末様です」

姉2「ごちそーさまっ！ アイスアイスー」

姉1「あ、お風呂沸いてるから入っちゃってね」

姉2「えー……弟！ あんた先に入りなさい」

弟「えー」

姉2「なに？ お姉さんの残り湯を飲みたいの？ 変態」

弟「飲むかっ！ 分かったよ……」

弟「お風呂上がったよー」

姉2「ほいほい」

弟「アイス、アイス」

弟「あれ？」

弟「ハーゲンがない」

弟「姉ちゃん、アイス知らない？」

姉1「え？ 冷凍庫にないの？」

弟「うーん、ないな」

姉1「ちょっと見せて……これは？」

弟「それは姉2に言われて買ってきたのだよ」

姉1「え？ でもさっきもアイス食べてたけど」

弟「え！？」

姉2「ふー、気持ちよかった」

弟「姉2！ もしかして、もしかして……」

姉2「なによ。呼び捨てで呼ぶな。弟のくせに」

弟「アイス食っただろ！」

姉2「？ 食べたわよ」

弟「あれはお前のじゃなくて、ガリガ○君がお前のだ！」

姉2「はいはい。今度から油性ペンで名前書いときな」

昔似たようなの建ててます

弟「姉ちゃんからもなんか言ってよ！」

姉1「でも、悪気があったわけじゃないし」

姉1「今度から気をつけるってことで、ね？」

姉2「はーい」ﾆﾔﾆﾔ

弟「絶対反省してない！」

姉1「まあまあ」

弟の部屋

弟「くそっ、いつもわがままばっかり、自分勝手にして」

弟「だらしないし乱暴だし！」

弟「アイスも食べられた……」

弟「こうなったら姉2に仕返ししてやる」

弟「でも、どうしたらいいか分からないし……」

弟「そうだ！ 友にLINEで聞いてみよう」

弟「姉2にハーゲン勝手に食べられた。仕返ししたいけど何したらいいかな、と」

友『>>14なんていいんじゃないか？』

修学旅行に持っていく着替えの下着を全て抜いておく

友『修学旅行に持っていく着替えの下着を全て抜いておくなんていいんじゃないか？』

弟「ちょっとえげつないけど、アイスの恨みだ」

弟「ちょうど明日から修学旅行みたいだし」

弟「起きてる時は無理だろうから、姉2が寝てからかな」

姉2の部屋

弟「……」ｿｰｯ

姉2「……」ﾑﾆｬ

弟(うわ、布団もかけずお腹出して寝てるよ)

弟(これじゃ風邪引くって)ｽｯ

弟(……じゃなくって！ 下着を盗みに来たんだった！)

弟(自分で言ってて悲しくなるな)ｺﾞｿｺﾞｿ

弟(流石に一つもないのは可哀想だし、代わりに>>21を入れておこう)

弟(どうせ朝荷物の確認とかするタイプでも無いし気づかれないだろう)

弟(学年が違うから一緒に行けないのが残念だ)

腹巻

弟(流石に一つもないのは可哀想だし、代わりに腹巻 を入れておこう)

弟(なんの代わりにもなってない気がするけど無いよりましか)

姉2「うーん……」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

弟(起きる前に逃げよう)

翌朝

姉1「大丈夫？ 忘れ物はない？」

姉2「ないない。あっても弟宅配が持ってくるから」

弟「行かないから！」

弟(ましてや下着なんか絶対)

姉2「じゃ、行ってきまーす！」

弟(あんなに楽しそうな顔を見ると少し罪悪感が……)

姉1「ふふっ」

弟「ん？」

姉1「弟くん、少し寂しそうな顔してたから。昨日ケンカしてたのにもう仲直りしたのかなって」

弟「い、いや寂しそうになんてしてないって！」

姉1「いいのいいの照れなくて」

弟(仲直りしてないけど……」

弟(姉2が気づくまで時間がありそうだけど>>27でもしてみるか)

部屋あさり

弟(姉2が気づくまで時間がありそうだけど部屋あさりでもしてみるか)

弟「……昨日も入ったけど、明るい時間に入るとまた違うな」

弟「あ、このマンガどこ行ったのかと思ったらここにあったのか」

弟「服も脱ぎ散らかして、だらしないなあ」

弟「にしても、そんなに面白いものは無さそうだけど」

弟「>>30を調べよう」

ベッドの下

弟「ベッドの下 を調べよう」ｺﾞｿｺﾞｿ

弟「……ん？ なんかある」

弟「……」

弟「これは、見てはいけないものだ」

>>34

1.BL本
2.ローター
3.その他

3弟の盗撮写真100枚単位

弟「と、盗撮写真だ！ ど、どうしよう」

弟「うわ、Line来た！？」ﾌﾞｰ

姉2『机の上にビニール袋ないか』

弟「うわ、今気づいたのか。まだ宿ついた位だと思うけど」

姉2『なかみみるな』

弟「中身、見るな？」

弟『あるよ』

姉2『今すぐ速達』

弟「そんな無茶な」

姉2『やっぱいい』

弟「なんなんだ」

姉1「……」ｶﾞﾁｬ

弟「！？」

姉1「あれ、弟くん？」

弟「あ、いや、これは」

姉1「姉2から頼まれたの？ 私の方にも連絡来たから大丈夫だよ」

弟「う、うん」

姉1「物がものだからね。弟くんは外出ててもらってもいいかな。ごめんね？」

弟「写真いくつか持ち出しちゃった……あんだけあるし気づかれないよな」

弟「これ、いつ撮ったんだよ。昼休みのサッカーからスーパーの買い物まで」

弟「不気味だ、って、あ！」

弟「姉2の下着、盗ったままだ！」

弟「姉ちゃんに渡しとこう」

弟「しかし、いたずらした割に本人がいないといまいちだな」

弟「なにかメールしてみるか」

弟『>>42』

なんかねーちゃんいないとちょっと寂しいな

弟『なんかねーちゃんいないとちょっと寂しいな 』

姉2『なに』

姉2『まあこの美人でグラマラスで性格もいい姉がいなくて寂しい気持ちも分かる』

弟『え、姉1姉ちゃんの話はしてないよ？』

姉2『おいこら』

姉2『まあ寂しいのなら電話くらいしてやらんでもない』

姉2『まあ私は別に寂しくないがな』

姉2『まあなんというか弟はしょうがないな』

弟「まあ言いすぎだろ」

姉2『お土産買ってやろう。まあ義理だ』

姉2「ただいまー」

姉1「おかえりなさい。大丈夫だった？」

姉2「もー、最悪。コンビニで下着買うとか黒歴史すぎ」

姉2「まあ幸い腹巻きみたいなの入ってたからノーブラでもコンビニに行けたけど」

姉1「早めに郵送して良かったみたいね」

弟「おかえり」

姉2「ほい、お土産」

弟「ぼ、木刀？」

姉2「定番でしょ。男はこういうの好きなんでしょ？」

弟「いや、普通に食べ物の方が……」

姉2「お姉さまに文句を言うなんて生意気な」ﾍﾞｼｯ

弟「いたいいたい！ 木刀で叩くな！」

姉2「男はこういうの好きなんでしょ？」

弟「極一部の人だけね！」

姉2「……部屋。あれ以外に触ってない？」

弟「……マンガ返してもらった」ﾄﾞｷｯ

姉2「そっ」

弟(写真について聞くべきかどうしよう)

1.そういえば旅行の写真とか撮った？
2.ベッドの下の……
3.僕の盗撮写真撮ってるよね
4.聞かない

安価下2

弟「そういえばさ、ベッドの下の……」

姉2「……っ！」ﾋﾞｸｯ

姉2「な、なに？」

弟「いや、なんでもないんだけどさ」

姉2「なんでもないって、いや、その」

弟(涙目でこんなに顔を赤くした姉2は初めて見た)

弟(もっと追い詰めてもいいけどどうしようか)

安価下2

弟「なんでそんな顔しているの？ なんかいやらしーことでも考えていたのかな？」

姉2「はぁ！？ 考えてないし！」

姉2「あんたこそ私の部屋に入って変なことしてたんでしょ」

弟「いやしてないけど」

姉2「即答！？」

弟「姉2の態度は変だけど仕返しの続きをしよ」

弟「友に聞いてみるか」

友『>>58してみたらどう？』

姉の目の前で俺をホモレイプ

友『姉の目の前で俺をホモレイプしてみたらどう？』

弟『いやいや、よく分からないことを言うなよ』

弟『とりあえず作戦会議したいからうちに来れるか』

友『あはは、こんな話した後だとちょっと怖いな。待ってろ』

姉2「おっとうとー。話ってなにー？」ｶﾞﾁｬ

友「お、お、おっ、ひりがぁっ！ やめ、ぇ」

姉2「……ぇ？」

友「んぎぃっ！ はいって、るぅ！」

弟「あ、締まってる。見られるの好きなの、友？」

姉2「なに、してるの？」

弟「ん？ レイプだよ？」

友「ん、くぅ！ やだ、ぁ」

弟「性別的にホモレイプは無理だから、お尻で我慢してあげたよ」

弟「まだ処女なのに後ろでこんなになってるよ」

友「いわ、ないでぇ」

姉2「……最低」

友「あ、あ、あっ、やだ、んんっ！」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

弟「あーあ、だらしないなあ」

姉2「二度と顔を見せないで」ﾊﾞﾀﾝ

友「……」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

弟「まあいっか」

弟「……もう顔を見せるなって言われたけどどうしようかな」

安価下2

友「弟……なんでこんなことを」

弟「……友が好きだからだよ」

友「そんな、好きな相手にこんなこと」

弟「好きだからこそだよ」

友「す、少し時間をくれないか」

弟「帰った友にLineしとくか」

弟『さっきのは本気だよ』

弟「……既読ついたけど返事こないな」

弟「アフターフォローは十分か」

弟「これからどうするかな」

安価下2

弟「こないだネットで買った利尿剤を姉2に飲ませるか」

弟「水に溶けるタイプだからお風呂上りにでも飲んでもらおうかな」

弟「トイレは、詰まらせておくかな」

弟「後始末が大変そうだけど」

弟「姉ちゃん。姉2は？」

姉1「お風呂入ったよ。上がったら弟くんも入ってね」

弟(よし、テーブルに利尿剤入りの水を置いて)

姉1「……」ﾋｮｲ

弟(でも、勝手に飲むかな……)

姉1「……」ｺﾞｸｺﾞｸ

弟「え！？」

姉1「え、あ、ごめんね？ 飲みたかったの？」

姉1「私のコップだったから入れてくれたのかと思って」

弟「あ、うん。大丈夫」

弟(って、もうトイレは詰まらせちゃったし……)

弟(とりあえず、もう一杯水を用意して姉2に飲ませて)

弟(姉ちゃんはどうしよう)

弟(いや、というか姉2は今喧嘩中じゃん！)

弟(僕が用意したものなんて)

姉2「お、なに飲んでんの？」ﾋｮｲ

姉1「あっ、こら勝手に」

姉2「いーじゃん、喉かわいたんだし。出来ればジュースが良かったけど」

姉1「もーせっかく弟くんに入れてもらったのに」

姉2「……入れてもらったって、うわ飲んじゃった」

弟(飲んでくれちゃったよ)

弟「姉ちゃん、トイレ詰まってるんだけど」

姉1「ええっ、修理呼ばなきゃね」

姉2「……」ﾌﾟｲ

弟(目も合わせようともしない。そりゃそうか)

弟「お風呂入ってくる」

姉2「風呂くらいで汚れが落ちるといいけどね」ﾎﾞｿ

姉1「……？」