モバP「幼き牢獄」 (44)

事務所

キーンコーンカーンコーン

カタカタ…

モバP「…よし、終わり!閉廷!」

ガチャ

雪美「P、今日はもう、終わり?」

モバP「おう、雪美か、もう終わったぞ。」

桃華「Pちゃま、帰る前にお茶にしませんこと?迎えが来るまで時間がありますの。」

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モバP「ん?紅茶か?良いぞ。そういえば喉乾いてたし。」

桃華「よかった、ありすさん達皆様も呼んですぐに準備しますわね!」

タッタッ

雪美「……。」ニヤリ


談話室

ガチャ

モバP「待たせて悪い…って始まってるのか。」

みりあ「あー、プロデューサー!おっそーい!」

ありす「遅いですよ、プロデューサーさん。」

智絵里「お、お疲れ様です。」

桃華「ちょうど今始めたところですわ。」

コポコポコポ

桃華「さあさあ、御賞味くださいまし!」

モバP「おおありがとう。砂糖は これか。」

雪美「待って、Pの砂糖は、こっち。」

モバP「ん?薬包紙か?」

桃華「特性ブレンドですのよ?」

モバP「わざわざ悪いな。じゃあ、頼むわ。」

雪美「うん。」コクリ

サラサラサラ

サッー!

モバP「じゃあ、いただきまーす。」カチャカチャ

モバP「ん…。」ゴクリ,ゴクリ

智絵里「ど、どうですか?」

モバP「うん、うまいなこれ。特に砂糖のおかげか独特の、かお、り、が…。」グラリ

ありす「あ、大丈夫ですか?」ガシッ

みりあ「あれ?どうしたのプロデューサー?」ガシッ

モバP「あれ、なんか眠気が…。」コックリ

モバP「」Zzzzz

ありす「…。」

みりあ「…。」

智絵里「…。」

雪美「…。」

桃華「…。」


???

モバP「う、ここは?」

モバP「なんか暖かいな。」クルリ

桃華「やっと起きましたのね。」ギュウ

智絵里「おはようございます。」クスリ

モバP「桃華、智絵里?ここはどこだ?」

ありす「私たちの、愛の巣ですよ。」

みりあ「プロデューサーはここでみりあ達とずっと一緒に居てくれるんだよ! 」

雪美「そう、ずっと一緒。」

モバP「お、お前らまで何言ってるんだ?」

桃華「うふふ、皆で相談しましたの。」

智絵里「ぷ、プロデューサーさんは、将来誰と結婚するのかって。」

ありす「私達の誰か一人だけが選ばれてしまうなら」

みりあ「みんなで一緒にいれば良いよね!って!」

雪美「そういうこと。もう逃がさない。」

モバP「」

モバP「そうはいくか、俺はもう帰るぞ!」ムクリ

みりあ「あー、駄目だよー!」ギュウウウウ

雪美「駄目。」ギュウウウウ

モバP(こ、これは!)ガクン

プニプニ

モバP(ふおおおおおお!ね、年少組の肌や、やわらけええええ!)

モバP(こ、こうムチムチしてるわけじゃなくて、年少組特有の体温の高さと腹回りの柔らかさで力はいんねえ!)ガクガク

ありす「…。」ハム

桃華「失礼しますわね?」ハム

モバP「み、みみたぶううううう!」ゾクゾクゾクゾク

モバP「あ、あぁ^~。」トローン

智絵里「プロデューサーさん。」ジッ

モバP「ち、ちえりぃ…。」トロトロ

智絵里「…え、えいっ。」

チュッ

モバP(ほ、頬っぺたにキスとかかわいすぎりゅうううううう!)

ありす「あ、ずるいですよ!智絵里さん!私も!」チュッ

みりあ「みりあもやるー!」

チュッ☆チュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュッチュウウウウチュッチュッチュッ

モバP(ちゅ、チューで犯されてるううう!)

プロデューサー…

モバP「!?」

凛『プロデューサー?シャツと靴下、洗っておくね?』

モバP「り、凛!」

留美『P君、印鑑貸してくれる?忙しいだろうから私のと一緒に先月の出張立て替えを申請しておくわ。』

モバP「和久井さん!」

まゆ『Pさん、鍵が見つからないならまゆのを使って下さいね。』

モバP「ま、まゆ。」

美優『Pさん、こ、今度私の実家に遊びに来ませんか!?』

モバP「み、美優さんまで。」

みりあ「どうしたの?プロデューサー?」チュッ

モバP「げ、幻覚か。」

モバP(そうだ、俺には待ってくれているアイドル達が居る。)

モバP(年少組なんかには、絶対負けない!)

1時間後

モバP(パジャマに着替えた年少組の可愛さには勝てなかったよ…。)ビクビク

雪美「P、ずっと一緒…。 」スースー

ありす「むにゃ、プロデューサー…。」

智絵里「えへへ、プロデューサーさん。」ギュウ

桃華「Pちゃまぁ…。」

みりあ「…。」スヤスヤ

モバP(抱きつかれて、力が抜けて、に、逃げられん。)

チュンチュン

モバP「ん、朝か…。」

桃華「おはようございます、Pちゃま。」

モバP「ひ、も、桃華。」

みりあ「プロデューサー、怖がってるー。」クスクス

モバP「そ、そんなことない!それより出勤しないと!」

ありす「しばらくはその必要はありませんよ?」

モバP「え?」

桃華「1週間Pちゃまはお休みすることになっていますわ。」

雪美「Pが居なくても、私たち頑張る…。」

モバP「そ、そんなこと。俺は出勤するぞ!」

智絵里「も、もう申請は通った後なんです。それに。」チラリ

モバP「それに?」

桃華「Pちゃま、顔を洗ってらしたら?」クスクス

モバP「顔?」

洗面所

モバP「顔がキスマークで埋め尽くされてやがる…。」

ありす「暫くは外に出られませんね。」ニッコリ

モバP(く、キスマークはマスクなりで隠すとして、年少組が仕事でいない間に脱出策を考えないと!)

ありす「あ、もうすぐお仕事の時間ですね。」

みりあ「えー、もうなのー?プロデューサー、頑張ってくるね!」

モバP「お、おお。」

モバP(しめた。)

ガチャリ

モバP「ん?」

???「あー!本当にせんせーが居るー!」

???「か、薫ちゃん、待って…。」パタパタ

???「ふわー…。」トテトテ

???「おはようでごぜーますよ!」

みりあ「あ、薫ちゃんたち、おはよー!」

モバP「え、え?」

智絵里「その、誰かがお仕事でいない間は、皆で交代で甘えようって、ありすちゃんが…。」

雪美「みんな、一緒…。」

モバP「あ、ああ…。」ガクガクガク

千枝「い、一週間、千枝達、良い子にしてますね?」

モバP「く、来るなあ…。」ガクガクガク

薫「せんせー♪」ガバッ

薫「えへへー♪」ギュウウウウ

プニプニ

モバP「あ、あぁ^~☆力と気力が抜けるぅ^~。」ヘニャヘニャ

仁奈「あっ、ずるいでごぜーますよ!」トテトテ ギュッ

モフモフ

こずえ「おやすみ、しよぉ~。」ポスッ

千枝「プロデューサーさん、お休みなさい…。」スッ

スースー
ムニャムニャ
スースー

モバP(し、幸せすぎて、な、何も考えられましぇぇ~ん…。)

桃華「一週間、存分に休んでくださいな。Pちゃま♪」

モバP(俺は、もう逃げられない…。)

文香「その後の話をしましょう。」

文香「一週間後、溜まっていた有給を消化したプロデューサーさんは、それはもうリフレッシュした顔で事務所に来ました。」

文香「渋谷さんや佐久間さん達が久しぶりのプロデューサーさんに、猛烈なアタックを掛けていましたが、」

文香「プロデューサーさんは前にも増した鋼鉄の理性でそれら全てをかわしていました。」

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美優『プロデューサーさん、その、よろしければ夕飯を食べに行きませんか?』

モバP『あ、美優さん、ごめんなさい、これから年少組を送っていかなくてはいけないので…。』

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文香「年少組の送迎が今まで以上に回数が増えて、保護者さん達にも感謝されているとか…。」

文香「そうそう、最近ですがプロデューサーさんが引っ越されたそうです。」

文香「場所はちひろさんにすら知らされていませんが、桃華さんの紹介した物件と言うことで何も問題にはなりませんでした。」

文香「それでは、私もこれで…。」スッ

文香「え、これですか…?」

文香「これは黒の組織と言う所からちひろさん経由で買った飲み薬です。」

文香「なんでも頭をバットで殴られた高校生探偵の傷も簡単に治したとか…。」

文香「それでは、私も童心に帰ってきますね…。」ゴクリ

プロデューサー,ダッコシテー♪ギュッ

ミリアハオンブー♪

ア,アァ^~…

fin

テーマは愛と救い!

終わり!閉廷!

お、そうだ。

城ヶ崎美嘉がパキパキする基地なSS書いてる人から一部パクらせてもらったゾ。
でも向こうはロリコン拗らせたJKのSSでこっちは純愛だから良いよね?

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