モバP「フホホホホ」 (22)

デブPと時子様のお話し

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モバP「はい、はい。ありがとうございます!今後とも財前時子をよろしくお願いします!失礼します」

法子「プロデューサーさーん。ドーナツ食べない?」

モバP「ありがとうございます。もう少しで仕事が終わるのでそのときに貰いますね」

法子「さっきのって時子さんの仕事のお話し?」

モバP「そうですよ。昨日の仕事のときに着た衣装がよかったらしくて気に入られたみたいで」

時子「…………」ガチャッ

モバP「おや、時子様じゃありませ痛ぁッ!」バシン

時子「…………」ヒュン

モバP「ちょっ!時子さ痛い!」バシン

時子「豚ぁ……いい度胸してるわね」

モバP「なんの話ですか!?」

時子「昨日の仕事の衣装の話って言えばわかるかしら!」バシン

モバP「いたぁい!ですけど似合ってるとあちらからも好印象で……痛い!」

http://125.6.169.35/idolmaster/image_sp/card_flash/l/c0f2d0167e0d5623f5bbc035eb412c26.jpg

この衣装です

モバP「痛い痛い!でも顔は狙わない時子様優しい!」

時子「うるさい!」バシン

法子「二人って仲良しだよねー」

時子「そう見えるかしら?あなたも調教が必要?」

法子「いえ、遠慮しておきます」

モバP「私もそろそろ本気を出しますよ……」ガタッ

時子「ただ立ち上がっただけじゃない」ヒュン

モバP「秘技、無想転生!」ヒュバッ

法子「あ、避けた」

モバP「甘いですよ時子様!私は動ける豚ですからねぇ。これくらい避けるのは動作もないこと」ヒュバッヒュバッ

時子「おらぁ!」ヒュンッ

モバP「甘いですよ」ヒュバッ

法子「プロデューサーってけっこう俊敏なんだね」

モバP「これは無想転生といってですね。相手の攻撃を無に返す技です」ヒュバッ

法子「へー、ただ避けてるだけにしか見えないけどなぁ」

時子「豚ぁッ!」ヒュン



モバP「フホホホホ!次はどんな衣装を着せましょうか!この浴衣にしましょうか。それともこの水着ですかな」ヒュバッヒュバッ

時子「……くっ」ヒュン

モバP「当たりませんなぁ……ハァハァ……」

法子「プロデューサー……疲れてきてない?」

モバP「そんな……ハァことは……ハァ…ハァ……ありません……よ……」ヒュバッヒュバッ

時子「息が切れてきたわね豚!」ヒュン

モバP「いったぁい!」バシン

法子「あ、当たった」

時子「私になにを着せるって?あぁん?」ヒュンヒュン

モバP「止め……オェ……動けても……カフ……持久力が……ウェェ……」バシンバシン

法子「時子さーん、それくらいにしないとプロデューサー死んじゃうよ?」

時子「……フン。命拾いしたわね」

モバP「ゴフッ……ゲフッ……」

法子「時子さんはどのドーナツ食べる?」

時子「……今そのドーナツの箱どこから出したの……」

ちひろ「プロデューサーさーん。少し来てほしいって連絡きてましたよ」

モバP「はい……カフ……すぐ行きます……」

時子「私のために働きなさい」

モバP「わかりました……時子様……」ガチャ

[取引先]

モバP「お待たせしました」

番組P「いやー、いきなり呼び出してごめんね。ちょっと話したいことがあってさ」

モバP「いえいえ、全然大丈夫ですよ」

番組P「これなんだけ……そのアザ大丈夫?」

モバP「はい。もう慣れてますから」

番組P「大丈夫ならいいけど……次のこの企画に財前さんを使いたいんだけどいけるかな?」

モバP「これは…………おもしろそうですね!頑張って交渉してみます!」

番組P「ありがとう。よろしくね」

[事務所]

モバP「お願いします!出てください!」

時子「あぁん?答えは変わらないって言ったはずよ?」グリグリ

モバP「そこをなんとか!お願いします!」

時子「嫌だって言ってるでしょ」グリグリ

法子「ただいまー……なにがあればプロデューサーさんが土下座してる頭を時子さんが踏むことになるの?」

時子「この豚が私にとときら学園に出ろって言うのよ」

モバP「先生側でもいいので!できれば生徒側でお願いします!」

時子「フン」ゲシッ

モバP「ありがとうございます!」

法子「チャイルドスモッグを着る時子さん……ブフ……」

時子「今笑ったわね?」

法子「わ、笑って……ンフ……ないよ……」プルプル

時子「私の目を見て言いなさい」

モバP「お願いします!絶対におもしろいですから!」

時子「それは絵面的な意味でかしら?」ゲシッゲシッ

モバP「痛!違いますって!時子様の普段の魅力とは違う魅力を出したいんです!」

時子「……」ピクッ

モバP「そうすればトップアイドルにも一歩近づけますしあなたに魅了されたファンを増えます!どうでしょう」

時子「……先生側でもいいのなら出てあげるわ」

モバP「…………ありがとうございます!時子様ぁ!」

時子「脚を触ろうとするな!」ゲシッ

法子「珍しいね、時子さんがプロデューサーの持ってくる異色な仕事を承諾するなんて」

時子「……たまたまよ」

法子「プロデューサーの熱意に負けたとか?あはは、それはないか」

時子「……フン」

法子「……あれ?図星だったかな……」

[楽屋]

モバP「ありがとうございます、時子さん」

時子「……別に。たまたまよ」

モバP「それでもありがとうございます。時子さんの魅力を伝えたくて……」

時子「もういいわよ。仕事はきっちりやるわ。だから豚は私のサポートをきっちりしなさい」

モバP「はい!そろそろ私は出ますね」

時子「…………」

モバP「衣装はこの紙袋の中に入れてありますから。では」ガチャッ

時子「……私へのいやがらせのためにいつも変な仕事持ってくると思っていたけど、違うのね……」

時子「ちゃんとあの豚も豚なりに私のことを考えて選んでいるんだから少しは頑張りましょうか……ん?」ガサガサ

つチャイルドスモッグ

時子「…………フ……フフフフフ……」



時子「豚ぁぁぁぁぁぁああぁぁぁあ!」





終わりです

これの元ネタのマンガがあるのですがそこから借りました
一応作者様に使わせていただく許可はいただきました

一応過去作を


凛「今帰ったよ」
杏「えー、飴ないのー?」
武内P「なにをしているんですか?」
走れみりあ
時子「あんたねぇ……」

いするぎ了
あの人の老Pシリーズ好きだわ

>>18

あの魅力が最大限に出せたらいいんですけどね……

すばらしすぎてなんだか申し訳ない

乙。

>>17
時子「あんたねぇ……」で検索しても出なかったから四苦八苦しましたが
結論から言いますと"時子「アンタねぇ……」"でしたよ

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