男「ん~。よく寝たな」
男「今日は休みだし、ゆっくりしようかな」
猫娘「にゃ?ご主人、おはようにゃー!」
男「おう、おはよう・・・・にゃー?」
猫娘「ん?にゃに?」
男「・・・・・だれ?」
男「こんな猫耳っ子知らないぞ・・・猫耳!?」
猫娘「これかにゃ?」ぴこぴこ
男「天然もの?」
猫娘「養殖猫耳なんてないにゃ!?生えてるにゃ!」
男「そういう設定なのか・・・」
猫娘「ほんとにゃ!ご主人の家の猫だにゃ!」
男「え?まじで?」
猫娘「信じてもらえたかにゃ?」
男「・・・・ごめんね、ハロウィンはとっくに終わってるんだよ?」
猫娘「仮装してお菓子たかりにきたわけじゃないにゃ!」
猫娘「今度こそ信じてもらえたにゃ?」
男「うちの猫なのか・・・首輪つけてるし・・・」
猫娘「にゃふー。めでたしにゃ~」
男「まあとりあえず飯食うか。えーっと」
猫娘「猫娘にゃー」
男「んじゃ猫娘、飯食うだろ?待っててな」
猫娘「はいにゃ!猫の手は借りなくていいかにゃ?」
男「ん、大丈夫。のんびりしとけ」
猫娘「にゃーい」
男「ほいよ」
猫娘「にゃー、すごいにゃ!ごちそうってやつだにゃー♪」
男「ご飯に卵にベーコン・・・・ごちそうではないなぁ」
猫娘「わたしに内緒でこんなのをいつも・・・ごしゅじんずるいにゃ!」
男「そういわれてもなあ」
猫娘「にゃ」
猫娘「にゃふー。おなかいっぱいにゃー」
男(猫耳の年下の娘か・・・・)
猫娘「ご主人のご飯、いろんな味がしてびっくりしたにゃー。でもおいしかったにゃ!」ぴこぴこ
男(耳がぴこって動くのが可愛いなあ)
猫娘「ありがとにゃ、ご主人!」
男「どういたしまして。それはそうと、これからどうすっかな?」
猫娘「私、どうすりゃいいにゃ・・・?」
男「うーん」
男「なんでかわかんねえけど、とりあえず人間になってたのか」
猫娘「にゃい。起きたらなってたのにゃ・・・・」
男「そうか・・・まあ、とりあえずおいといて。お前これからどうしたい?」
猫娘「・・・・人間になっちゃったけど、私はご主人といたいにゃ」
猫娘「・・・・・だめかにゃ?」
男「ん、いいぞ」
猫娘「・・・・・・にゃ?」
男「なんだ?意外そうだな」
猫娘「あっさりOKだにゃーと。人間はいろいろ難しそうに思ってたにゃ」
男「あー、大丈夫。なんとかなるさ。それに猫娘はうちの猫だったんだし、放り出せねえって」
猫娘「ご主人・・・ありがとうにゃ!これからよろしくお願いしますにゃ!」
男「こちらこそ」
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