大室あかり生活日記 2冊目 (94)
何の変哲もない日常を綴る大室あかり日記2冊目です。
諸注意として、あかりは大室家の次女と言う扱いになっています。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455549511
立て乙です
〇月×日日曜日
記録者:あかり
2冊目はあかりが買ってきました。
表紙のわんわん可愛いでしょ?
1冊目はお姉ちゃんのお部屋にしまってあるからね。
そろそろ夏休みだけどみんな大丈夫?
コメント
撫子:ありがとう、あかり。
ホントにあかりは犬好きだよね。
日記はいつでも読みに来ていいから読みたくなったら取りにおいで。
私はテスト近いからちょっと頑張らなきゃってとこかな。
櫻子:初めてのお使い?
あかり犬はお利口さんだなあ
てかなんでねーちゃんの部屋なの?
テストなんて大丈夫!へーきへーき!
花子:↑絶対ダメなやつだし。
今度は花子が買ってくるね。
撫子お姉ちゃんのお部屋においたのは無くさないからだよね?
ちょっとだけ花子の勉強見てほしいんだけどいいかな?
あかり「櫻子ちゃんは案外大丈夫なんだよ?」パタン
花子「そうは見えないし...ん、できた」
あかり「じゃあチェックするよぉ...そうかな?」パラパラ
花子「だっていつもあんな調子だから...」
あかり「確かに向日葵ちゃんやあかりと比べると点数は低いけど...」パラパラ
あかり「櫻子ちゃん、60点以下は取ったことないんだよ?」
花子「...嘘だよね?」
あかり「ホントだよぉ...はい、おしまいっ」
花子「え...え...?」
あかり「そんなに不思議な事!?」
花子「あ、ありえないし...」
あかり「まあその秘密ももうすぐ分かると思うよぉ」
花子「...?」
カチャン...
キィ...
花子「っ!?」
花子「い、今誰か家に入ってきた...?」
あかり「うん、花子ちゃんは普段寝てる時間だから気付かなかったんだけど...」
ガチャッ
向日葵「...あら、花子ちゃん?」
花子「ひま姉?」
花子「...泥棒じゃないの?」
向日葵「ええ!?」
あかり「櫻子ちゃんの勉強会だよ、ねっ?」
向日葵「ええ、そうですわ」
花子「...でもなんでこんな夜遅くに来るの?」
花子「学校終わってすぐにくればいいのに」
向日葵「それは櫻子からのお願いですわ」
花子「?」
向日葵「恥ずかしがり屋の櫻子は自分が勉強している時ひーひー言っているのを見られたくないのでしょうね」
あかり「花子ちゃんには特に、ね」
花子「なんで?」
あかり「お姉ちゃんだからじゃないかな?」
あかり「...今からする話は櫻子ちゃんには内緒だよ?」
あかり『ふぅ...宿題も終わったし寝よっかなぁ...』
コンコン
あかり『誰だろ...はぁい』
ガチャッ
櫻子『あかり...』
あかり『櫻子ちゃん...どうしたの?』
櫻子『ごめん、ちょっと入れて』
あかり『い、いいよ...入って?』
櫻子『ん...』
バタン
あかり『それで...どうしたの?』
櫻子『...花子と喧嘩した』
あかり『あー...なるほどね...』
櫻子『謝りたいけど...なんて言えばいいかな?』
あかり『んー、普通にごめんなさいでいいんじゃない?』
櫻子『だよねー...』
あかり『...櫻子ちゃんは偉いね』
櫻子『え?なんで?』
あかり『喧嘩してもすぐにごめんなさいできるから、だよ』
あかり『花子ちゃん限定だけどね...』
櫻子『花子は妹だからね』
櫻子『花子の前でかっこ悪い事なんてできないでしょ!』
あかり(それが向日葵ちゃんにもできたらいいのに)
花子「そんな事言ってたの...?」
あかり「うんっ」
向日葵「櫻子らしい意地の張り方ですわね...ふふ」
向日葵「さて、呼びましょうか」
あかり「そうだね、櫻子ちゃーん!」
ガチャッ
櫻子「はーい...ってあれ、花子まだ起きてたの?」
櫻子「身長伸びなくなっても知らないぞー?」
花子「...」クスッ
花子「櫻子」
櫻子「ん?」
花子「...がんばってね、おやすみ」
櫻子「!?///」
花子「あかりお姉ちゃんもひま姉も、おやすみだし」
あかり「うん、おやすみ花子ちゃんっ」
向日葵「おやすみなさい、花子ちゃん」
ガチャッ
パタン...
櫻子「な、なんだったんだ...?///」
向日葵「嫌よ嫌よも」
あかり「好きのうち、だね」
向日葵「ふふふ...」
あかり「えへへ」
櫻子「?///」
P1.終わり
〇月×日月曜日
記録者:櫻子
生徒会楽しかった
けど波れた
明後日で夏休みになるぞ!
やっと遊べる!
コメント
撫子:生徒会お疲れ様。
つかれるはこう→疲
夏休みだからって遊んでばっかりじゃダメだよ。
やる事やってから満喫しなさい。
あかり:今日は大変だったねぇ。
杉浦先輩もちょっと疲れてたみたいだけど、明日のテストも頑張るって言ってたよ。
あかりたちも負けないようにしなきゃね!
あと宿題も忘れずにね?
花子:生徒会もたいへんだね。
でも勉強はしなきゃダメだし。
がんばってね。
花子も応援してるし。
櫻子「花子が不気味なぐらい優しい...」パタン
櫻子「なんか企んでるんじゃないか...?」
櫻子「まあいいや、勉強は学校でやってきたしあかりの部屋でも行こっかな!」
コンコン
あかり「はぁい、開いてるよぉ」
櫻子「おっすあかり!」
ガチャッ
パタン
あかり「どうしたの、櫻子ちゃん?」
櫻子「いやぁ勉強終わったから暇だなーって」
あかり「学校でいっぱい勉強したもんねぇ」
櫻子「先輩たち教え方上手だったね!」
櫻子『うぅ...頭が痛い...』
あかり『だ、大丈夫?』
向日葵『いつものオーバーヒートでしょう?』
櫻子『うあー...もうむり...』ベタッ
あかり『まあいっぱい勉強したからね...あはは...』
向日葵『あかりは櫻子を甘やかしすぎですわ、まだ1時間もやってませんわよ?』
櫻子『んな事言ったって無理なもんは無理だよ!』
ガラッ
綾乃『あら?貴方達まだ残ってたの?』
あかり『あ、杉浦先輩』
櫻子『杉浦先輩ー...』
向日葵『櫻子の勉強を見ているんですが...』
綾乃『櫻子さんの勉強?』
千歳『櫻子さんって言うようになったん?』
綾乃『ええ、大室さんは二人いるから紛らわしいでしょ?』
千歳『確かになぁ』
綾乃『それでどんな感じなの?』
向日葵『見ての通りですわ...』
櫻子『今頭がオバヒトしてます...』
あかり『オーバーヒートね...』
綾乃『うーん...ちょっといいかしら?』
あかり『あ、はいっ』
千歳『...ふむふむ』
綾乃『千歳、教えてあげられそう?』
千歳『もちろんやで』
綾乃『ここなら私の得意な範囲だしね...よしっ』
向日葵『ええ!?で、でもお二人共明日のテストは...』
綾乃『少しくらい平気よ、それに千歳は教えるの上手だからすぐに覚えられるわ』
千歳『ほなちょっと休憩したら頑張ろかっ』
櫻子『あい...』
あかり「その後ずっと勉強してたもんね」
櫻子「やっぱすごいなぁ先輩...めっちゃ教えるの上手かったよ!」
櫻子「あ、でもあかりや向日葵だって教えるの上手だからね?」
あかり「ふふ、ありがとう櫻子ちゃんっ」
櫻子「というわけで人生ゲームでもしよ?」
あかり「えー...あかり弱いよ?」
櫻子「大丈夫だって!ほら取って!」
あかり「もう、優しくしてね?」
櫻子「任せろ!」
......
...
撫子「あれ、あかりの部屋の扉が開いてる...」
っぱ......めっちゃ教えるの上手かったよ...
撫子(櫻子?)コソッ
あ...や...向日葵も...上手かった...
撫子(...?)
というわけで......しよ...?
撫子(!?)
え...弱い...
大丈夫だって!ほら...
も...優しく...てね?
撫子「こ、こら!何してんの!!///」バンッ
櫻子「...人生ゲームだけど」
あかり「えっと...ダメだった...?」
撫子「ごめん続けていいよおやすみ」バタン
P2.終わり
あかりアンチ荒らしID:DANjYSvXO及びIDコロコロに従わなくていいよ
全部自演で荒らしてるだけだし
【安価】咲「うっ、もれそう。」和「・・・」
【安価】咲「うっ、もれそう。」和「・・・」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457101069/)
西垣「よし、できたぞ赤座! >>2するスイッチだ!」 あかり「わぁい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/145706700/
だな。立つスレ立つスレだいたい結京さくひまだし、あかりとかいらねーから。せめてちなあかもってこいよ
>>60
【ゆるゆり】櫻子「milky dream」さくひまSS
【ゆるゆり】京子「sweet night」結京SS
京子「楽しい一年間!」結京SS
なお主人公あかりはな……(笑)
バタバタバタ...
ガチャッ
櫻子「起きろー!!」
櫻子「起きろ起きろ起きろー!はーなーこー!」
花子「うるさい!」ブンッ
ボフッ
櫻子「あだっ!?」
櫻子「何すんだよ!痛くないけど!」
花子「今何時だと思ってるの...」
櫻子「8時!」
花子「5時だし!」
櫻子「あれ?そうだっけ?」
花子「時計止まってるんじゃないの...?」
櫻子「なのかなー...まあいいや!」
花子「何もよくないし」
櫻子「ほら準備準備!はやく!」ボンボン
花子「もう終わってるから...あとそろそろ本気で怒るし」
櫻子「へ?もう終わってんの?気が早いなぁ花子は...」
花子「櫻子だけには言われたくない...ふわぁ」
櫻子「眠いの?」
花子「もう出てって...」ボフッ
櫻子「ちぇー、つまんないなぁ...」
ガチャッ
バタンッ
花子「やっと嵐が通り過ぎた...」
起きろあかり!海だぞ海ぃ!
花子「ああもう!うるさい!あとあかりお姉ちゃんは花子の部屋で寝てるから!」
あかり「えへへぇ...かき氷おいしいなぁ...」
.........
......
...
櫻子「青い空!」バン
櫻子「白い雲!」ドン
櫻子「青白い海!」ババン
撫子「いいから荷物降ろすの手伝いな」ゴソゴソ
櫻子「えー、いいじゃん海入ろうよー」
花子「櫻子はジュース飲むの禁止ね」
櫻子「ふんっいいもーん!あかりがくれるし!」
あかり「あはは...櫻子ちゃん、みんなで降ろした方が早く終わっていっぱい遊べるよぉ?」
櫻子「じゃあ手伝う!」
花子「相変わらずあかりお姉ちゃんの言う事はすんなり聞くね...」
撫子「まああかりだし...ひま子大丈夫?」
向日葵「うぅ...平気ですわ...」
あかり「普段は車酔いしないのにね...」サスサス
向日葵「興奮して眠れなかったんですの...ごめんなさいあかり...」
あかり「それだけ楽しみだったんだねぇ、あかりなんだか嬉しいなぁ」サスサス
向日葵「当然ですわ!あかりと海に行けるのなら私は這ってでも...うっぷ...」
撫子「はいはい無理しないの...あかり、ひま子見ててあげて」
あかり「はーいっ」
撫子「さて、重い荷物は全部降ろしたから...花子」
花子「なに?」
撫子「場所取りしようか、私と」
櫻子「私はー?」
撫子「荷物持ちに決まってるじゃん」
櫻子「はぁ!?なんで!?」
花子「結局手伝わなかったからだし」
撫子「ほらシート持って、パラソルも」ドサッ
櫻子「うぅ...覚えてろよー!」
向日葵「誰に向かって言ってるのかしら...」
あかり「多分撫子お姉ちゃん達じゃないかなぁ...はい、プカリだよぉ」ピトッ
向日葵「ひゃっ...あ、ありがとうあかり...///」
あかり「えへへ、どういたしましてっ」
ザザー...
ワーワー
あかり「潮風が気持ちいいねぇ...」
向日葵「...」
向日葵(...あかりの横顔、とっても......可愛いですわ...///)
あかり「向日葵ちゃん?」ピトッ
向日葵「ひゃあん!?///」
あかり「うーん...ちょっと熱があるかもしれないね...」スッ
向日葵「あ...ま、待ってあかりっ///」
あかり「んん?」
向日葵「あ、あの...もう少しだけ...さっきみたいに...///」
あかり「おでこをくっつけるの?」
向日葵「...///」コクッ
あかり「えへへ...もちろんいいよぉっ」ピトッ
向日葵(あぁ...あかりの顔がこんな近くに...っ///)
向日葵「あ、あの...あかり...その...///」
あかり「なぁに、向日葵ちゃん?」
向日葵「こ、こここ今晩一緒に寝ましょう!?///」
あかり「ふえ?いいけど...どうしたの?」
向日葵(やりましたわ...これで今晩はあかりを独り占めして...それで...っ!///)
向日葵(いや!ダメですわ向日葵!そんな犯罪紛いの...ああでも...ううん...///)
あかり(向日葵ちゃん心細いのかなぁ? みんなで一緒のお部屋で泊まれたら良かったんだけど...)
向日葵「こ、今夜の...10時に...来て......///」
あかり「分かったよ...えへへ、楽しみだなぁ」
向日葵「さ、さああかり!海に入りますわよ!///」バッ
あかり「ええ!?だ、大丈夫なの!?」
向日葵「バッチリですわ!むしろ早く夜に...あっ」フラッ
バタン
あかり「ひ、向日葵ちゃん!?」
櫻子「そー言えば部屋割りってどうなってんの?」
撫子「私とあかりが同じ部屋で花子とひま子、櫻子と楓だよ」
花子「聞いてないし...いつの間に決めたの?」
撫子「独断と偏見」
櫻子「あかりの討伐戦が始まるなぁこりゃ」
撫子「そうだつ、ね」
撫子(悪いけど一人勝ちさせてもらうけどね...ふふっ)
1日目.おわり
恥ずかしながら帰って参りました。
待って下さった方々に深くお詫びしますと共に感謝の気持ちでいっぱいです...。
諸事情で以前のようなペースで投稿はできませんが軌道に乗ってきましたので宜しければまたお付き合い下さい。
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