続・アルミン「サシャの乙女の顔を引き出す?」 (58)

前回、初SSにもかかわらず途中で調子に乗って「アニとかも出したら面白そうじゃね?」と
軽いノリで大部分を改変してしまいました。それによって「キャラ崩れすぎ」、「チョロすぎ」
などの批判を受ける形となりました
そこで誰も落ちない、誰も妥協しない試作型(プロトタイプ)を続・の形で投下します

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370630667

アルミン「どういうことだい?ライナー」


ライナー「なぜ俺がこんな競技をやろうと言い出したかというとだな・・・」


ジャン「それよりもまずは俺たちが呼ばれた理由を説明しろよ」


ライナー「分かった、じゃぁなぜこの4人でやることに決めたと思う?」


ジャン「俺らがある程度近い仲だからじゃねぇのかよ」


ベルトルト「でもそれだとエレンがいないのが気になるね」



序盤は前回と全く同じです

ライナー「ホモ疑惑だ」


ジャン「」 アルミン「」 ベルトルト「」


ライナー「ホモ疑惑だ」


アルミン「二回も言わなくてもいいよ!」


ジャン「ホモはお前だろ」


ベルトルト「みんな冷静に!それで、ホモ疑惑とは一体どういうことなのかな?」


ライナー「俺たち4人はホモ疑惑がかけられている。しかも強力になぁ・・・!」


アルミン「ライナーはともかくとして、僕にホモ疑惑がかけられてるなんて・・・」


ライナー「アルミン!!」


アルミン「ビクッ!!」


ライナー「お前は可愛い顔してるしエレンにべったりだしマルコとも仲がいい・・・ホモ疑惑をかけられるには十分だ」(ニッコリ

アルミン「嘘だ・・・そんなわけ・・・」ブクブク


ベルトルト「アルミンが泡を吹いた!」


ライナー「ジャァン!」


ジャン「ビクゥッ!」


ベルトルト(この流れは・・・)


ライナー「女子の間ではお前はエレン狙いだともっぱらの噂だ・・・最近ではマルコに乗り換えたという噂もあるがな・・・」(ニタリ


ジャン「何で俺が死に急ぎ野郎と・・・しかもマルコもホモ疑惑かかってんじゃねぇかよ」


ライナー「後は俺とベルトルトだが、ベルトルトは俺と付き合ってるという噂がある・・・というより、むしろ女子達はそう確信している風だった」


ベルトルト「ゴフッ!」


ジャン「ベルトルトが血を!」


アルミン「そ・・・それで、僕たちのホモ疑惑とこの競技に何か関係があるのかい?」

ライナー「大有りだ。この競技にはいくつか目的がある」


ライナー「一つ目はこのホモ疑惑の払拭だ」


ライナー「サシャの女の顔を引き出すには、気がある風な言動や恥ずかしい言葉で攻め立てる必要がある」


ライナー「そんな場面を女子に見られれば当然噂になるだろう」


アルミン「サシャと噂になれば、少なくともホモだとは思われなくなるね。」


ライナー「さすがだな。その通りだアルミン」


ジャン「どうせならミカサがいいんだが・・・ホモよりはマシだな」


ベルトルト「そう上手くいくかな・・・」


ライナー「この競技だけで全員のホモ疑惑がなくなるとは思っちゃいない」


ライナー「だが俺のホモ疑惑が晴れれば、ベルトルトのホモ疑惑も自動的に晴れる」


ベルトルト「その逆もあるわけだね・・・親友のホモ疑惑を晴らせるなら、僕はやるよ」





ライナー「よく言ってくれたベルトルト!ところで二つ目の目的だが・・・」


ライナー「単純に、な?サシャの女の顔を見てみたいだろ?お前らも」


アルミン「確かに・・・ルックスだけでいえばミカサと同等か、あるいはそれ以上かも・・・」


ジャン「ハァ!?ないない!それは無い!」


ベルトルト「確かに見てみたい気もするね・・・」


ライナー「三つ目だ。ホモ疑惑をかけられるほど女子にもてない俺たち・・・」


ライナー「サシャの女の顔を引き出せれば、自信が付いて多少は変われるかも知れない」


ライナー「そして4つ目、サシャが乙女になればもうパンを取られずに済むかも知れない」


ライナー「最後に五つ目、優勝者には肉を一人半分づつ与える。みんな、参加してくれるか?」


ジャン「まぁ、ミカサと付き合える確率が少しでも上がるなら・・・」


アルミン「クリスタと付き合える確率が少しでも上がるなら・・・」


ベルトルト「ホモ疑惑が晴れるなら・・・」

ライナー「決定だな。しかし肝心のルール説明をしていなかったな・・・」


ライナー「ルールは簡単 1日に一回、一人10分間の一発勝負だ」


ライナー「プレイヤー以外の者は審査員となって物陰に隠れ、プレイヤーとサシャを監視する」


ライナー「審査員はサシャが乙女な顔を見せたと思ったら1ポイント加算する」


ライナー「ラッキースケベやエロい表情があれば1ムラムラ。1ムラムラ=2ポイント加算だ」


ライナー「一番ポイントが高かった者には来週の肉を一人半分づつ献上する」


ライナー「エロいことや告白はナシだ。あと、食い物を与えるのもナシだ。後で面倒になることは避けたい」


ライナー「質問があれば受け付けるぞ」


ベルトルト「ライナー、なぜサシャを選んだんだい?」


ライナー「ミカサは論外だし、ユミルやアニは結構鋭い所がある。クリスタを汚すような行為はしたくない、となると・・・」


ライナー「馬鹿で、ルックスは上々で誰とも噂になったことがなく、いざという時には肉を与えれば黙らせられるサシャこそまさに適任だ」



ベルトルト「ライナー・・・君はゲスだ。だが、天才だよ」


ジャン「確かに適任だな・・・」


アルミン「罪悪感で胃が・・・」キリキリキリ


ライナー「今日はもう寝ようぜ。ただ最後に最初のプレイヤーを決めておきたいんだが」


ベルトルト「僕が行くよ。早朝に水汲みに行くサシャを見たことがあるんだ。」


ジャン「・・・明日が楽しみだな・・・」ウトウト


アルミン「おやすみ・・・」


ライナー「結構乗り気だな・・・カサゴソ」




といったところで終了。ベルトルさん編から本気出す


   〜〜〜翌日早朝 女子寮前〜〜〜


ライナー「お手並み拝見だ、ベルトルト」


ベルトルト「ちょっと緊張するな・・・じゃあ、言ってくるよみんな」


ジャン「お!見えてきたぞ!あいつ早起き出来るんだな・・・ププッ」


アルミン「眠いなぁ・・・」


「先陣切るは超大型系男子、ベルトルト・フーバー!
104期訓練兵団随一の身長と影の薄さゆえのマイナスイメージのなさを武器に、
ベルトルトはサシャの心を掴む事ができるのか!?」



サシャ「あ!ベルトルト!おはようございます!」


ベルトルト「おはようサシャ!今日はなんだか早くから目が冴えちゃって。水汲みかい?」





ジャン「ベルトルトの名前覚えてたぞ芋女の奴・・・ガサガサ」


ライナー「朝から暑苦しいなあいつは・・・ガサガサ」


アルミン「ライナー・・・君が言える事では無いよ・・・ガサガサ」

ベルトルト「バケツ持つよ」ヒョイッ


サシャ「だ、・・・だめですよそんな!義務を果たさない者は恩恵を受けることはできない、
    私の村の教えです!私はなにもして無いのに、手伝わせるなんてできません!返してください」


ベルトルト「可愛い女の子に力仕事なんかさせるな、どこでもそう教わるはずだよ」


サシャ「え・・・?か・・・可愛い・・・///女の、子・・・?///」


ベルトルト「何かおかしなこと言ったかな?サシャは可愛い、女の子だよ」


サシャ「その・・・今までそんなこと言われたことなくて・・・///(カッ)」





ライナー「サシャの奴・・・案外乙女じゃねぇか・・・///(キュン)」


ジャン「ベルトルト、飛ばしすぎだぜ・・・///(キュン)」


アルミン「あんなこと言っても顔色一つ変えないなんて・・・///(キュン)」


ベルトルト「要は君に義務を果たさせればいい訳だよね?だったら・・・」


サシャ「パァンならあげませんよ!」


ベルトルト「いや、そうじゃなくて・・・その・・・毎日、いや、気が向いたときでいい、
      サシャと一緒にご飯が食べたいんだ」


サシャ「えっ・・・///そ・・・そんなことでいいなら喜んで!」



サシャ「でもなんでそんなことを・・・?」


ベルトルト「僕はサシャの食べてる姿が好きなんだ。いつも幸せそうだよね。だから、
      どうせならもっと近くで見たいと思ったんだ」


サシャ「はぅ・・・///恥ずかしい、ですね・・・///」


ベルトルト「サシャが食べてる所を見ると僕も元気になれるから、だから・・・食事中はいつもサシャを目で追ってたんだ」


サシャ「き、今日のベルトルト、お、おかしいですよっ!///」




ライナー「また顔真っ赤にして・・・///」


ジャン「お前が赤くなってどうすんだ筋肉ダルマ!///」


アルミン「案外いいねこの競技///」

ベルトルト「よし、これで水汲みは終わりだね」


サシャ「ベルトルト、ありがとうございました!」


ベルトルト「ねぇサシャ・・・僕は謝っておかないといけないことがあるんだ」


サシャ「な・・・なんですか・・・?」


ベルトルト「今日、サシャとは偶然会ったみたいなことを言ったよね、あれは嘘だ」


ベルトルト「始めから知っていたんだ。サシャがこの時間に水汲みをしているって」


サシャ「えっ・・・///」


ベルトルト「本当は、ずっと話したかったんだ。でも、機会がなくって・・・」


サシャ「私はベルトルトと話してると楽しいですよ?」


ベルトルト「そうやって、誰と話していてもサシャは自然体で裏表が無いって言うか」


ベルトルト「僕はサシャのそういうところが好きだし、羨ましいとも思ってしまうんだ」


ベルトルト「だからかなぁ・・・サシャにはいつも笑顔でいてもらいたいとおm」


サシャ「ももももういいですからっ!///ほんと!大丈夫ですからっ!///」




ライナー「首から上全部真っ赤だぜ///(キュン)」


ジャン「焦り過ぎだぜ・・・///(キュン)」


アルミン「可愛いなぁ・・・///(キュン)」




ベルトルト「フーッ・・・これで水汲みは終わりだね」ドヤ


サシャ「いまのって・・・///(カアァ)」


ベルトルト「え?わかった?入団式のときのサシャ!あの時は変な女の子がいるなって思ってただけだったけど」


ベルトルト「こんなに可愛いなんて知らなかったよ」ナデナデ


サシャ「!?///」(あ・・・でもこれはこれで・・・ありっちゃありやな///)




ライナー「アルミン、俺鼻血でてないか?///(ドキドキ)」


アルミン「でも顔は真っ赤だねライナー///(ドキドキ)」


ジャン「人のこといえねーぞ///(ドキドキ)」

ベルトルト「最後に一つだけいいかな?」


サシャ「なんですか?」


ベルトルト「女の子ならあんまり人の食べ物取らないほうがいいと思うよ」


サシャ「・・・・気をつけます///(/カアァ)」



ベルトルト「じゃあね、サシャ!」タッタッタッタ


ベルトルト「恥ずかしかったああ!で、どうだった!?」


ライナー「最後のサシャの顔、かなり来るな///」


ジャン「ベルトルト、すげぇ爽やかなお兄さんって感じだったな・・・///」


アルミン「罪悪感なんて消し飛んじゃったね!/// 」


ライナー「18ポイントだ。だが最後のあの赤面を考慮すると、20ポイントだ!」


アルミン「異論無いね!」


ライナー「しかしベルトルトもゲスだよな(ヒソヒソ)」


ジャン「最後のセリフ、自分も取られた事があるから根に持ってんだぜあれ(ヒソヒソ)」


アルミン「でもこんなことをやろうと言い出したライナーが一番ゲスだよね(ヒソヒソ)」


ジャン「最初からトバしやがって///あんまりハードル上げてくれんなよ」


ベルトルト「僕も持っていかれそうになったよ」


ライナー「で、次は誰が行くんだ?」


ジャン「俺が行く。肉稼いでやる!」


ベルトルト「決まりだね。」

    〜〜〜〜食堂〜〜〜〜


ライナー「いや〜しかしベルトルトがあんなことを言いまくれるだなんてな!(モグモグ)」


ベルトルト「恥ずかしいからやめてくれよライナー///」


ジャン「最低でも20は超えなきゃいけねぇ(モグモグ)」


アルミン「僕、やりたくなくなってきたよ・・・(モグモグ)」


エレン「おーお前ら珍しいな!俺もここで食っていいか?」


ジャン「なんか今日は俺機嫌がいいからな!許せるぜエレン!」


エレン「お前の許可はいらねーよ。なぁアルミン、お前今朝早くからどこ言ってたんだよ」


アルミン「あ、ああ、それなら、ちょっと自主トレにね」


エレン「あ、そういえばベルトルト!お前サシャと今日朝早くから仲良さそうだったよな!付き合ってんのか?」


ライナー(エレンが敏感すぎる!)


アルミン(なんだよあれ!鈍感な風潮はどこ言ったんだ!)


ジャン(たぶんミカサ以外にしか働かないんだろうな・・・)


ベルトルト「い、いやぁ・・・たまたまあって話したら話が弾んじゃっただけだよ・・・(やばいよ!ばれる!)」


エレン「え〜?本当か?水汲み一緒にやってたしサシャの奴、ベルトルトと話してる間中ずっと顔赤かったんだけど」


アルミン(どこまで敏感なんだ!エレン!)


ライナー(なんか不安になってきた・・・)



ジャン(ミカサは・・・)チラッ


ジャン(めっちゃ嬉しそうな顔でエレンのほう向いてるーーーッ!)


ミカサ(エレン・・・////そんなところ私に見せ付けて私にかまってほしいんでしょ?全く・・・)ホッコリ


ミカサ「ねえエr」


エレン「ミカサ!俺たちは男同士で話してるんだ!たまには女子とも仲良くしろよ?わかったな?」


ミカサ「うん・・・わかった」トボトボ


ジャン(滅茶苦茶可哀想だッ!エレンの奴・・・都合のいい頭してやがるぜ・・・)


ベルトルト「だから僕とサシャはそんなんじゃないって!」バンッ!


サシャ「えっ・・・///」


ベルトルト「・・・・うっ、うわあああ(計画通り)」ダッ


ライナー「ベルトルトオオオオ!」


アルミン「あーあ、エレンが煽るから・・・」


ジャン「図体の割には小鹿のように繊細な奴だからな」


エレン「あれは自爆だろ・・・まあいい、訓練頑張ろうぜ。ごちそうさま」


ジャン「お前にもホモ疑惑かけてやろうか」

ライナー「ベルトルト・・・お前は戦士でなくなった・・・」


ジャン「俺は明日・・・漢になる」


アルミン(ライナー、今のセリフなんかヒワイじゃなかった?)ヒソヒソ


ライナー(しかもちょっとホモ臭いよな)ヒソヒソ


ジャン「・・・!・・・まてよ?この状況、ベルトルトの奴、かなりのやり手みてぇだな」


アルミン「それはどういう・・・まさか!」


ライナー「さすがジャン・・・現状把握能力が高いな」


ジャン「エレンに煽られてついかっとなった・・・」


アルミン「誰が見てもそう思うはずだ」


ジャン「だが違った。サシャを意識していること、サシャと何らかの事があったことを匂わせ」


アルミン「自分は謎とアホのサシャを残して消える・・・」


ジャン「しかもサシャはアホだからうっかり口を滑らせないとも限らん」


アルミン「そうなれば思うつぼだね」


ライナー「ベルトルト、お前は変わってないな・・・」


ライナー「まぁこれでホモ疑惑は晴れたも同然だからいいけどな」


ジャン「あいつ結構やるんだな」


アルミン「今日は競技は無いからじっくり作戦を練ったほうがいいよ」


ジャン「そうするか・・・」


ジャン編は昼ごろに

   〜〜〜翌日、上官の食糧倉庫前〜〜〜

ジャン「来たな・・・ガサガサ」


ライナー「絶対肉盗む気だろ・・・ガサガサ」


アルミン「目つきが野獣みたいだよ・・・ガサゴソ」


ベルトルト「いってらっしゃい・・・!ジャン!」


「2番手はジャン・キルシュタイン!ネタキャラとしても不憫キャラとしても大人気の彼は
 サシャの獣の顔を乙女の顔に変えることが出来るのか!?」


ジャン「おいサシャ!」ガシッ


サシャ「ギクリッ」


ジャン「お前、また食料を盗む気だな」


サシャ「な、何のことですか?あ、あはは」


ジャン「いいからちょっと来い」グイッ


サシャ「ちょっ、ジャン!?///」




ライナー「強引キャラでいくの・・・か?///」


アルミン「これはちょっと期待だね///」


ベルトルト「いけ!もっとぐいぐい!///」




ジャン「ちょっとここ座れ」ペシペシ


サシャ「はい・・・」チョコン


ジャン「サシャ、お前なんで兵士になろうと思ったんだ?」


サシャ「私の故郷は小さな山奥の村でして、村から出れば
    美味しい物が食べられると思いまして・・・それで」



ジャン「ハッハッハッハ!お前らしいな!それ」ナデナデ


サシャ「笑わないでください!・・・それに、頭も、その、なでないでって言うか・・・///ボソボソ」


ジャン「聞こえねぇなぁ!え?頭がどうしたって?」


サシャ「やっぱりジャンは意地悪です・・・///」

ライナー「この調子でどんどん行け!///」


ベルトルト「可愛いな・・・///」


アルミン「可愛いよね・・・///」





ジャン「立体起動の訓練の時間だろ?お前何やってんだよ・・・」


サシャ「立体起動は忙しいですからね、教官もこっちに注意は向いてないはずですから」


ジャン「やっぱお前盗もうとしてたじゃねぇかよ。バカだなー」


ジャン「ま、黙っといてやるよ。お前に恩を売るってのも悪くない」


サシャ「ありがとうございます〜ジャン様〜!」


ジャン「じゃ、ついでにもうひとつ恩を売っておこうか」


サシャ「なんですか・・・?パァンくれるんですか!?」


ジャン「立体起動術教えてやるよ。訓練に戻ろうぜ」



ジャン「じゃあサシャ、アンカーを射出してみろ」


サシャ「はい!」バシュッバシュ


ジャン「分かったぞ・・・お前は最初の射出は問題なく当たるんだが次がうまく当たらない」


ジャン「最初の射出のあとに反動でずれた分を修正できてないからだな・・・一緒にもう一回やってみるぞ」ニギッ


サシャ「はっ、はい!/// 」バシュバシュ


サシャ「凄い・・・二発とも当たったのなんかはじめてです・・・」


ジャン「な?俺の言うこと聞いてよかっただろ?」ボソボソ


サシャ「ちょっ、ジャン!やめて・・・耳元で喋らないでください///(カァ)」


ジャン「なら次は姿勢を見てやるよ・・・」ボソボソ


サシャ「ジャ、ジャン!も、もういいですから!いい加減離れてくださいよ・・・///」





ライナー「第二の天使・・・///(キュン)」


ベルトルト「結婚したい・・・///(キュン)」


アルミン「ちょっとやる気出てきたよ・・・///(キュン)」

ミカサ「何をやってるの三人とも?立体起動の訓練は重要」


アルミン「シィーッ!ミカサ!隠れて!とにかく早く!」


ミカサ「アルミンがそういうなら・・・ガサガサ」


ミカサ「まだ質問に答えてもらってない。訓練をサボってあなた達は何をしているの?」


ライナー「ほら、ジャンとサシャだ」


ベルトルト「僕らは二人を見守ってたんだ」


ミカサ「ジャンと・・・サシャ」


アルミン「どうする?ミカサが来てしまった以上、全部ばらすしかないじゃないか」ヒソヒソ


ライナー「でもどうやって・・・・女心をもてあそぶのは許さん、なんてことにもなりかねんぞ」ヒソヒソ


アルミン「僕がミカサに話す。大丈夫、僕を信じて」ヒソヒソ


ベルトルト「わかった、がんばって!」ヒソヒソ


アルミン「ミカサ、白状するよ」


ミカサ「やっと教えてくれる気になったの?」


アルミン「ミカサ、ホモ疑惑なんだよ」


ミカサ「どういうこと?」


アルミン「僕らもジャンも、ホモ疑惑がかけられていたんだ」


アルミン「マルコもそうだったんだけど、彼だけは本物っぽかったから・・・」


ミカサ「確かにクリスタがライベルだのジャンマルだの言っていた記憶がある」


アルミン「これで分かったよね?ベルトルトが昨日からサシャと噂になってる理由」


ミカサ「それで、つぎはジャンのホモ疑惑を晴らす訳?」


アルミン「ああ、そうなんだよ!これは友達のためを思っての行動なんだ!」


アルミン「だからこのことは秘密にしてほしい」


ミカサ「アルミンのことは信じる。エレンに付く害虫を減らしてくれたから。感謝する」


ミカサ「・・・ので、私はこのことを誰にも言わない」


アルミン「ありがとうミカサ!でもジャンが気付く前に訓練に戻ったほうがいいよ」


ミカサ「訓練に戻る。でもみんなサボっちゃ駄目」


ライナー(あっ・・・(キュン))


ベルトルト「ミカサの世話焼きはエレン専門じゃないみたいだね」


アルミン「ちょっと見逃しちゃったなぁ・・・残念」


ライナー「競技に戻るぞ二人とも」


ライナー「おお・・・やってるやってる」

ジャン「俺はまだ教えたり無いんだが」


サシャ「あ、あんまりくっつかれると恥ずかしいって言うか///」


ジャン「おいおい!冗談きついぜ芋女ちゃんよ!男にくっつかれて恥ずかしいですってか!」


サシャ「はい・・・まぁ・・・その通りですね・・・///」


ジャン「素直に謝るんだな。そういうところも可愛いよな」ズイッ


サシャ「!!??///(近いですよ!)」


ジャン「ところで・・・気のせいだと思うが・・・」ボソボソ


ジャン「顔が赤いのは・・・俺のせいか・・・?」ボソボソ


サシャ「いやいやいや!そそそんなことないですよっ!///」




ライナー「なかなか面白いぞ///(ドキドキ)」


アルミン「サシャよりもむしろジャンがエロいね///(キュン)」


ベルトルト「凄いよジャン!///(キュン)」




ジャン「何も心配することなんかねぇよ・・・俺に任せてみろよ、な?」グイッ


サシャ「は・・・はい・・・///」


ジャン「アンカーの射出角度はこう・・・気持ち上向きだ・・・射出するときは目標より少し奥を狙う感じで・・・」ボソボソ


サシャ「こ・・・こうですか?///」バシュッ・・・ガッ


サシャ「なんかあっけなく出来ちゃいましたね・・・」


ジャン「これでもう安心だな!後は努力次第だ、頑張れよ!可愛いサシャ」


サシャ「うん////」



ライナー「いつもガチガチの敬語のサシャがうんって・・・・///」


ベルトルト「これでウォールマリアあたりは突破したんじゃないかな///」


アルミン「もう時間だ・・・そろそろかな?///」

ジャン「よし、これであらかた終わったな・・・」


ジャン「お前はいっつも俺に付いて来やがるからな・・・お前が下手だったらこっちがあぶねーから
   教えてやっただけだからな?覚えとけよ、この貸しは高くつくぜ」


サシャ「はい!私も久しぶりに教官に褒められましたよ!ありがとうございます、ジャン」


ジャン「じゃあなサシャ!」タッタッタッタ



ジャン「おい!どうだった!?」


ライナー「15ポイントだった」


アルミン「もうすこし時間あればよかったね」


ジャン「2位か・・・クソッ」


アルミン「さっきまでのジャン、すごくセクシーだったよ!」


ライナー「それを踏まえて18点だ」


ジャン「次は誰が行くんだ?」


ライナー「俺が行こう!アルミン、それでいいな?」


アルミン「最後でも三番目でも一緒だよ」

ライナー編は深夜に

すみません日曜の深夜です・・・

明日早いので予定よりかなり早めですが始めます



〜〜〜格闘訓練の時間〜〜〜


「三番手はライナー・ブラウン!サシャの心をその太い腕で掴むことができるのか!?」




サシャ(最近男子が優しい気がしますね・・・芋くれないですかね)


ライナー「おうサシャ、一人か?なら組もうぜ」


サシャ「でもライナー強いですし・・・」


ライナー「いいだろ?、まさか本気でやるわけじゃないぞ?それにお前と話したいこともあるしな」


サシャ「なんですか話って」


ライナー「お前最近女の子らしくなってきたよなって」


サシャ「わ、私がですかっ?///」




ジャン「1ポイントっと・・・」


ベルトルト「採点も手馴れてきたね」


アルミン「これで3ポイントだね・・・」




ライナー「原因が何かも知ってるぞ・・・ベルトルトだろ?」


サシャ「だから!ベルトルトと私はそんなんじゃありません!」


ライナー「ん〜、別にベルトルトとどういう関係かとか言ってないんだけどな」


サシャ「ぐっ・・・ライナーも意地悪なんですね・・・///」


ライナー「ジャン・・・」ボソッ


サシャ「え?あっ、ちょっ、な何で知ってるんですか!///(カァァ)」




アルミン「そういう手もアリなんだね///」


ベルトルト(作戦は上手く言ってるみたいだな)


ジャン「ライナーもやるなぁ///」

ライナー「昨日ジャンとべったりくっついてただろ?あんなに耳赤くして・・・」


ライナー「え?可愛いサシャ?」


サシャ「あれは・・・立体機動を教えてもらってただけですよ!///」


ライナー「俺、あんなに近くにいたのにな。ジャンしか見えてなかったってか」


サシャ「誰にも言わないでくださいよ・・・」


ライナー「顔が赤いのは・・・俺のせいか・・・?」ボソッ


サシャ「もういいですから!やめてくださいよぉ///」




ジャン「あんまり蒸し返すなよ・・・恥ずかしいだろうがよ///(キュン)」


ベルトルト「顔を掌で覆って恥ずかしがる・・・これもある意味乙女の顔だね(キュン)」


アルミン「可愛い・・・!(キュン)」





ライナー「ハハハ!サシャはやっぱり可愛いなー」ナデナデ


サシャ「怒りますよ?///」


ライナー「さっきまで首まで赤くしてた奴が言っても全然怖くないぞ?」ナデナデ


サシャ「ぐっ・・・とまってませんよ?///」


ライナー「頭なでたら喜ぶってベルトルトが言ってたからついな」スッ


サシャ「あんまり思い出させないでください!/////」





アルミン「どんどん稼ぐね///」


ベルトルト「さっきから僕らをダシにつかって!///」


ジャン「だが許せる!///」

ライナー「サシャをからかうのもここまでにするか」


サシャ「あれ以上言われてたらはずかし死にしてましたよ」


ライナー「だから言っただろ?やっぱりお前、女の子らしくなってきたな」


サシャ「そんなに分かりやすかったですか・・・?」


ライナー「分かりやすいも何も、一昨日から俺のパンがとられてないからな」


サシャ「それはやっぱり・・・女の子が人のものを取るのはいけないって気付いたんです」


ライナー「女の子ならあんまり人の食べ物取らないほうがいいと思うよ」ボソッ


サシャ「!!???////」




アルミン「いいね///」


ベルトルト「やめてくれ!恥ずかしすぎる!///」


ジャン「ライナーそんなに肉が食いてぇか・・・///」



サシャ「なな、何で知ってるんですか!?」


ライナー「そりゃお前、俺とベルトルトは親友だからな」


サシャ「ここ答えになってませんよ!」


ライナー「ベルトルトが朝早くから出て行くのに気づいてな、尾行してみたら、な」


サシャ「ど、どこまで知ってるんですか・・・?」


ライナー「おはようございますベルトルトから全部だな」


サシャ「全部じゃないですか!」


ライナー「お前だって親友の恋愛模様を見てみたいと思うだろ?まぁそんなんじゃなかったが」


ライナー「まぁでも、お前ならいいかもな・・・」ボソッ


サシャ「えっ・・・?///」


ライナー「お前、素直で可愛いだろ?だからお前ならいいかもなと思った」


サシャ「素直で可愛い、ですか・・・///」



ジャン「サシャ、さっきから赤面しっぱなしだぜ!///」


アルミン「これは優勝圏内だよ!///」


ベルトルト「かならずしも自分が恥ずかしいことを言わなくてもいいわけだね・・・///」

ライナー「おい!どうだった!?」


アルミン「18ポイントだね」


ジャン「でもライナー補正があるからな」


ベルトルト「16ポイントで」


ライナー「なんだよそれ!」


ベルトルト「ジャンや僕のセリフを散々ネタにしたからね」


ジャン「そうだぞ!滅茶苦茶恥ずかしかったぜ」


ライナー「・・・すまん」


アルミン「これで僕一人か」


アルミン「しかしライナー、ほんとにゲスだよね」ヒソヒソ


ベルトルト「僕を先頭にすることによってホモ疑惑を真っ先に晴らした・・・クズだね」ヒソヒソ


ジャン「しかもそれによってホモ疑惑のない男の余裕を出してやがった」ヒソヒソ


ライナー「よし、じゃあ昼飯食おうぜ!」


   〜〜〜昼の食堂〜〜〜


ライナー「アルミン(モグモグ)最後ともなるとちょっと(モグモグ)やりやすくなってるんじゃないか?」


アルミン「食べながら喋ったら汚いよライナー・・・でもその通りだよね」


ジャン「おい、サシャがはいってきたぜ」


ベルトルト「サシャと一緒に食事がしたいんだ、とか言っちゃったしな・・・気が重い」


ジャン「っておい!こっちにまっすぐ向かってくるぜ!」


サシャ「ここいいですか・・・?///」


ライナー「なんだよあれは!アルミン!あの可愛い子は誰なんだよ!」ヒソヒソ


アルミン「知らないよ!あんな顔真っ赤にして俯いてる黒髪ポニーテールっ娘なんか!」ヒソヒソ


ジャン「だれだ!誰に用があるんだ!」ヒソヒソ


ベルトルト「このメンバーがそろっているところを見られたらまずいのに!」ヒソヒソ


サシャ「皆さん・・・一緒に食べたいんですけど、ダメですか?///」


アルミン「かわいすぎるよ!だめだ!僕には断れない!」ヒソヒソ


ライナー「失敗だったのか・・・?全部」ヒソヒソ


ジャン「ああ、一緒に食べようぜサシャ!」ニコッ


アルミン「ジャン!何か勝算があるのか!?」ヒソヒソ


サシャ「じゃあとなり座りますねジャン」



   サジア
======
    ラベ


アルミン「何故ジャンの隣に座ったんだろうね」ヒソヒソ


ジャン「ライナーか俺かで俺になったんじゃないか?消去法って奴だ」ヒソヒソ


アルミン「なんか嫌な予感がするんだよね」ヒソヒソ


サシャ「なんですか皆さん?怖い顔して。なにも取りませんよ」


アルミン「そ、それなら安心だなー心配してたんだよねー」


ジャン「ん?俺はサシャと一緒に飯食いたかったぞ」


サシャ「私も新鮮な気分でご飯が食べられるので嬉しいです」ニコッ


アルミン「ベルトルト・・・僕やめたいよ・・・///」


ベルトルト「僕は応援してるよ!頑張って!」


ライナー「いまさら一人だけ抜けるってのはな・・・」


ジャン「じゃあ俺用事あるから、じゃあな」スッ


サシャ「常識的に考えて用事はご飯の前に済ますべきですよね」ワシワシ


ライナー(食事中のサシャ、頬膨らんでて・・・イカンイカン、俺には結婚を誓った(仮)クリスタが)


ベルトルト「ジャンはおそらくミカサの所に言ったね」

ジャン「ミカサ、好きだ」


ミカサ「知ってる」


ジャン「えっ」


ミカサ「エレンから聞いた」


ミカサ「あなたとは付き合えない」


ジャン「それも知ってた」


ミカサ「今はダメ」


ジャン「えっ」


ミカサ「今は訓練に専念すべき」


ミカサ「だから今はダメ」


ジャン「将来的には良いのかよ」


ミカサ「今は、私はあなたのことをなんとも思っていないけれど」


ミカサ「訓練期間が終わってもまだ私一筋だと誓えるなら・・・
    私はあなたを信頼できる人間だと、そう思うようになると思う」

ジャン「でもエレンの奴はどうなんだ?」


ミカサ「エレンは私にとっては常に最優先の人。でもエレンは家族」


ジャン「じゃあ恋愛感情は・・・?」


ミカサ「無い。でも最初は有った」


ジャン「ちょっとその話・・・聞かせてくれよ」


ミカサ「・・・私がエレンの家族になった日、私はエレンに恋をした」


ミカサ「あまり詳しく言うとあなたが傷付くから言わないけれど、あれで惚れない女がいるのかと思った」


ジャン「・・・・」


ミカサ「でもエレンは私の気持ちに応えるどころか気付きもしなかった。ずっと」


ミカサ「だからその気持ちは封印することにした」


ジャン「じゃあ何であんなに過保護なんだよ」


ミカサ「エレンは私にとってエレンと私の両親の記憶を共有できる唯一の人。最愛の家族」


ミカサ「だから・・・私は死ぬまでエレンと一緒。私の優先順位には常にエレンが一番上にいるの」


ジャン「・・・・・・・・」

ミカサ「・・・ジャンと私に子供が生まれたとしよう・・・私とジャンとその子は手をつないで歩いている」


ミカサ「そのとき超大型巨人が現れ、壁を壊した」


ミカサ「私は二人を捨て、エレンを捜しに行く・・・私はそんなのは嫌なの」


ミカサ「新しい家族二人よりエレンのほうが大事なの・・・私は最初から母親失格」


ジャン「・・・・・・」


ミカサ「それでも、それでもいいのなら私は、ジャン・・・あなたに恋をしてもいい」


ジャン「・・・今のうちにエレンとアルミンと仲良くしないとな」


ミカサ「ジャン、ありがとう」


ジャン「期待しても良いんだよな?」


ミカサ「私も期待している・・・それじゃ」スタスタ


ジャン(期待してる、か)


ジャン(このぐらい報われても良いよな・・・?)

といったところでライナー編終了
アルミン編はめんどくさいので駆け足で

   〜〜〜再び食堂〜〜〜


ミカサ(これで訓練兵団にいる間はジャンも大人しくなる・・・でもジャンはホモだと思ってたけど)


ミカサ(でもサシャと話してたときのジャンは印象が違った・・・)


ミカサ(アルミンは・・・)チラッ


ライナー「ベルトルト・・・」ヒソッ


ベルトルト「ライナー・・・いいよ言わなくても」ヒソッ


アルミン「サシャが・・・」ヒソッ


アルミン「なんかすごい可愛い」ヒソッ


ライナー「ダメだぁ・・・みんなここで終わるんだぁ・・・可愛すぎる」


ベルトルト「みんな待って!気付いたよ!僕は大変なことに気付いたよ!」


ベルトルト「サシャは・・・酔っているんだ!」ビシッ


ライナー「だがいったいどこからそんなものを・・・?」


サシャ「ダメ・・・パンの味わかんない・・・///」


アルミン「なるほどね。上気した頬、いつもよりも一層無防備な立ち居振る舞い、エロい声」


アルミン「そして・・・増幅された積極性」



ジャン「おうサシャ、俺の席取っててくれた上に飯が取られてねぇ。ありがとな」


サシャ「ジャン・・・ジャンの席はここですよ?」ポンポン


ジャン「ここって・・・」


サシャ「膝ですよ。膝枕ってやつですねぇ・・・ふふふ///」


アルミン「なんてことだ・・・」


ベルトルト「羨ましいよ!」


ライナー「もはや俺らの話なんか聞いてねぇ・・・」


ジャン「バカいうな。俺は隣に座る・・・これで十分だろ」


サシャ「ダメです・・・私が来た瞬間に席を立って今まで戻ってこなかったんですから・・・」


サシャ「その分はちゃんと埋めてくださいよ・・・?///」


ジャン「分かったよ・・・///これでいいか?」ポスッ


ミカサ(ジャン・・・やっぱりあなたはジャン)

オイ・・・ナンダアレ・・・ジャンノヤロー・・・ヒソヒソ


アルミン「仕方ないよね、食堂でこんなことしてたら」


ジャン「・・・やっぱ普通に座る」


サシャ「仕方ないですねぇ・・・じゃあアルミン!早く来てくださいよ」ポンポン


アルミン「イヤイヤイヤ、僕はいいよ・・・」


アルミン「それよりサシャ、お酒飲んだでしょ」


サシャ「いいえ?お酒なんか飲んでま」


アルミン「ほんと?」


サシャ「飲みました・・・でもちょっとだけですよ?」


アルミン「ちょっとだけでもダメだよ!昼間からお酒なんて」


サシャ「お酒を密造してたんですけどね、ためし飲みしたんですよぉ・・・」


アルミン「も、もうしゃべらなくていいから!ね!?医務室で一日休んでいよう、ね?」


ジャン「まさかそんなことやってたなんてな・・・」


ライナー「食欲とは恐ろしいな」


ベルトルト「君が言うと別の意味に聞こえるよ」


サシャ「じゃあ医務室まで連れて行ってくださいよ・・・///」


アルミン「ッ・・・(ドキッ)じゃあ行こうかサシャ・・・」


ベルトルト「どうする?ついてく?」


ライナー「酔っ払いのほうが可愛いと思うんだ」


ジャン「競技開始だな」


ジャン「おいアルミン!このまま競技を開始するぞ!」


アルミン「・・・僕はやるよ」


ライナー「行けアルミン!」


「最後はアルミン・アルレルト!酔っ払いサシャ!まさにご褒美!ボーナスステージ!羨ましい!」

続きは明日の深夜。例によって時間はまちまち

サシャ「ウヒヒ・・・アルミンは優しいですねぇ・・・」


アルミン「ねえサシャ・・・どうしてお酒を?」


サシャ「ストレスですよ・・・こんな馬鹿みたいな喋り方してたらストレスもたまります」


アルミン「困ったなあ・・・サシャがそんな悩みを抱えてたなんて」


アルミン「僕でよかったら吐き出してみてよ。全部聞いて助言するぐらいのことは出来るよ?」


サシャ「じゃあ言いますけどね・・・私は山奥の小さな村出身でして」


サシャ「訛った言葉を話してまして・・・それが恥ずかしくてこんな喋り方に」


アルミン「良いんじゃないかな?それで」


アルミン「無理に方言で喋らなくてもそれがサシャの言葉なら、それでいいと思うな」


サシャ「クリスタとおなじ事をいいますね」


アルミン「それはクリスタらしいな・・・ハハ・・・」


サシャ「なんかすっきりしました・・・酔いも醒めて来た気がします」


アルミン「じゃあ訓練に戻ろうよ。立てる?」スッ


サシャ「まだダメですよアルミン・・・」ギュッ



ジャン「あ、ヤバ・・・(ムラッ)」


ベルトルト「ぐっ・・・!(ムラ)」


ライナー「まだ酔ってそうだな・・・(ムラッ)」

アルミン「サ、サシャ・・・?」


サシャ「まだ相談は終わってませんよね?」


アルミン「うん・・・で次は?」


サシャ「私・・・女の子らしくないってよく言われるんですよ」


アルミン「いや・・・僕はかわいいし女の子らしいと思うけど・・・」


サシャ「アルミンは優しいから気を使ってくれますけど・・・
   女子はよくそれで茶化してくるんですよ・・・」


サシャ「最近は男子にも最近女の子らしくなってきたなとか言われるし」


アルミン(これ完全に僕らのせいだね)


アルミン「サシャも苦労してるね・・・ごめんね。いままでサシャは苦労を知らなさそうとか言って」


サシャ「いえいえそんなの!でもアルミン相談室は凄いですよ!全身が軽くなったみたいです!」


アルミン(酔いが醒めただけじゃないかな)


サシャ「じゃあ訓練いってきまーす!」ダッ


アルミン「待って!」パシッ





ジャン「もうそろそろサシャの乙女の顔も見納めだな(キュン)」


ライナー「もうそろそろクリスチウムがほしい(キュン)」


ベルトルト「ライナー、そのクリ何とかってなに?(キュン)」

アルミン「次は座学の時間だけど・・・どうせ寝るでしょ?だったらそれまでは相談の時間にしてよ」


アルミン「僕は頼りないかもしれないけど・・・でも頼ってよ」


サシャ「はい・・・分かりました・・・」


サシャ「実は最近・・・男子が優しい気がするんですよ」


アルミン「それは事実だね。僕だってその一人だ」


サシャ「全然心当たりが無いんですけど・・・アルミンは知ってますか?」


アルミン「最近誰もサシャにパンを取られて無いんだ・・・ちょうど三日ほど前からだね」


サシャ「ごごご誤解ですから!私は元からパァンなんて取ってませんでしたよっ!」




ライナー「真っ赤っかだな(キュン)」


ベルトルト「あの恥ずかしがりようはもはや狙ってるとしか・・・(キュン)」


ジャン「そんな高度な思考できるわけねぇだろ・・・(キュン)」




アルミン「そうそう、聞きたかったんだけどね?なんであのときジャンに膝枕なんてしたの?」


サシャ「ええっ!?そそそそんな、私がジャンにひひ、膝枕なんて・・・」


サシャ「してましたか?」


アルミン「その後僕も誘われたよ(そのおかげでジャンのホモ疑惑はなくなったよ)」


サシャ「やめてくださいよぉ!もうお嫁にいけません・・・」グスッ


アルミン「大丈夫、だれもサシャをそんなだとは思ってないよ」ナデナデ


サシャ「・・・(悪くない・・・かも)」




ベルトルト「・・・ふぅ」


ライナー「もうこれも三回目だね」


ジャン「俺もサシャの事足軽だなんて思っちゃいねぇぜ(キュン)」

アルミン「ライナーに聞いたんだ。サシャはナデナデに弱いって」


サシャ「・・・座学の教室行きましょう・・・」


アルミン「今日は僕が隣にいるからね」


サシャ「アルミンは頼もしいですね!じゃあ行きましょー!」


アルミン「僕はちょっと用事があるから・・・じゃあまたね」


サシャ「ちゃんと教えてくださいよ?アルミン」



アルミン「どうだった?」


ライナー「15ポイントだな」


ベルトルト「作者のやる気が僕の番まで終わってたね」


ジャン「俺なんか9割パクリだからな」


アルミン「じゃあ優勝は?」


ベルトルト「ぼくかぁ・・・そんなに嬉しくも無いね」



(足軽というのはすぐ膝を貸すと言う意味です)

ライナー「俺にいたっては最初からやる意味も内容も薄すぎたぞ」


ジャン「アルミンのホモ疑惑が晴れたかどうかはちょっと疑問だが」


アルミン「別に良いよ・・・ホモミンでもホラレルトでも」


ジャン「そのあだ名はキツイな・・・」


ライナー「お前はホモジャン?」


ジャン「うるせえゲイナー!」


ベルトルト「僕のあだ名は・・・」


アルミン「・・・・」


ジャン「・・・・」


ライナー「ベルトルト・・・お前が優勝だ・・・!」


ベルトルト「やめてくれライナー・・・」


アルミン「もう・・・これ以上は・・・!痛々しいだけだ・・・」


ジャン「こんなあだ名でもないよりましか・・・」


エレン「おいお前ら・・・座学始まるぞ?」


アルミン「エレン・・・」


ベルトルト「うん!いまいくよ!」


ライナー「・・・・・・間が多いなさっきから」




こうして4人のホモ達は普通の少年に戻った

彼らの功績によってコニーはサシャの横暴から脱却し

満足な食事が摂れる様になった。それにより身長が180代になってモテ出した



〜完〜

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