男「び、びっくりした。驚かさないでくれ。」
後輩「そんな隅っこで。ナニしてたんですか?」
男「な、ナニも、何もしてねーよ……」
後輩「……」
後輩「まぁ、先輩がそう言うなら、良いです。」
男「お、おう。今日は何読むんだ?」
後輩「新入部員、探さなくて良いんですか? この部、先輩と私しかいないんですよ。」
男「面倒だし……?」
後輩「廃部ですよ。廃部。わかってるんですか、先輩部長さん。」
男「俺には関係ないもん、後輩副部長さん。来年で卒業だし。」
後輩「私は、人数が少ない方が集中して読めるんで。都合は良いんですけどね。」
男「確かに。一年前のここ、実は結構人数が多くてさ。雑談がメインになってたよ。」
後輩「そうだったんですか。やっぱり、二人で良かったです。」
男「だな。静かに読めるってのは、やっぱ良いよな。」
後輩「あ、いや、……なんでもないです。」
男「?」
後輩「……」
男「……」
後輩「……」
男「……」
後輩「……先輩、喉乾きました。お茶買ってきて下さい。」
男「先輩を何だと思ってるんだ。あ、俺の飲みかけでいいなら、さっき開けたのがあるけど。」
後輩「……し、仕方ないですね。喉も乾きましたし、そ、それで我慢してあげます。」
男「ほれ。あ、俺も飲むからできれば近くに置いておいてくれると助かる。」
後輩「えっ、本当ですか。共有するんですか。」
男「俺の飲み物なくなっちゃうし、いや、そんなに飲みたいなら全然良いよ?」
後輩「い、いえいえいえいえ! 是非共有しましょう。そうしましょう。」
男「そんな、体を乗り出さなくても……」
後輩「……」
男「……」
後輩「……!」
男「あぁ、やっぱりこいつが犯人かぁ。」
後輩「……」
男「……」
後輩「……!」
男「……なんか俺がお茶飲むと微かに反応してない? やっぱ買ってきてあげようか?」
後輩「ぅぁ、ぃ、い、いやいや、反応なんか微塵もしてないです。何言ってるんですか。」
男「さっきはああ言ったけど、別に先輩だからって、遠慮しなくて良いし。」
後輩「良いですからっ。 取り敢えず、間接チュ、こほんっ! お茶を下さい。」
男「お、おう。ほい。」
後輩「……へへ。」
男「?」
後輩「……」
男「……」
後輩「……」
男「……よし、読み終わった。」
後輩「その推理小説のシリーズ、先輩好きですよね。」
男「あぁ、もう五、六週してると思う。」
後輩「でも、まだ続いてるんでしょう? 新刊は出ないんですか。」
男「もうすぐで出る、んだけど。受験忙しいしなぁ。買いに行けない。」
後輩「先輩の家、本屋からかけ離れてますからね。」
男「もう十二月だからな。そうか、もうえっと、八ヶ月か。八ヶ月もこの部で、後輩と一緒にいるんだな。」
後輩「そうですね。私、先輩が居なくなったら寂しいですよ。」
男「廃部だからね……」
後輩「いや、そ、その、ここじゃなくて、せ、先輩が大学に行っちゃうのが寂しいんですっ……!」
男「そか、嬉しいな。でも、もう後輩とゆるく読書ができないのか、……俺も寂しいかも。」
後輩「ぁぅ……」
男「どした、顔赤いぞ? ストーブ、暑いか?」
後輩「……なんでもないです。先輩は私の事が分かっていません。ミジンコ以下です。」
男「えっ、ミジンコ以下? 本当に?」
後輩「えぇ。えぇ。もしかしたら、アオミドロ並かも知れないですね。」
男「……ショック。」
男「……あ。良い時間だし、切りも良いし、そろそろ俺、帰るよ。」
後輩「じゃあ、私も帰ります。」
男「良いのか? まだ読みかけだろ?」
後輩「部室の戸締り面倒ですからね。まぁ、手伝いますけど。一緒にやったほうが効率的でしょう。」
男「いや、俺が全部やるから読んでても良いよ? そんなに多くないし。」
後輩「良いって言ってるんです、ミジンコ先輩。」
男「!?」
後輩「あぁ、違いましたね。アオミドロ先輩。」
男「後輩、俺、単細胞生物じゃない……」
後輩「ふふっ、良いから帰りましょう。先輩っ。」
男「せ、せめて、哺乳類に……」
後輩「私の事を分かる、努力をしてください。話はそれからです。」
男「分かってるつもりなんだけどな……」
後輩「ぅ、外はやっぱり寒いですね……」
男「ははっ。後輩寒いの苦手だもんな。」
後輩「ぅう……、おぉ、手が回復して行きます、先輩暖かいぃ……」
男「冷たっ、冷たいっ! 俺の首に付けるな!」
後輩「じゃあ、お腹に付けますね。あ、先輩、意外と鍛えてるんですね。」
男「あっ、ちょ、服の中に手、入れんな! 冷たいし、くすぐったいし、やめ、ぁ、やめろって!」
後輩「ふぅ、先輩暖かかったです。どうも。」
男「まったく……、腹壊したらどうするんだ。」
後輩「良いじゃないですか。減るものじゃないです。」
男「まぁ、そうだけどな……。ぅ、はぁ。寒っ。」
後輩「……」
男「……」
後輩「……」
男「……」
後輩「……ぁ」
男「どした、さっきから手、むずむずさせて。」
後輩「て、手袋、忘れちゃったんです。だ、だから、そ、その、ぁぅ……」
男「あ、わかった。」
後輩「!」
男「でも、悪い。俺も手袋持ってない。着けない派。」
後輩「ミジンコですねっ……!」
男「ま、また何か間違った? って、えっ。」
後輩「こ、ここは、これが、正解ですよ……先輩……」
男「あ、あぁ、そ、そうか、手、握れば良かったのな。……うん。」
後輩「そぅ、です……」
男「……」
後輩「……」
後輩「……先輩の手は、大きくて暖かいですね。」
男「ははっ。後輩の手は、小さくて冷たいよ。」
後輩「……ぅ」
男「まぁ、こう言うの、悪くない。寧ろ、良いよね。嬉しい。」
後輩「本当ですか? えっ、本当ですか? 嬉しいですか? 私も嬉しいですよ。」
男「本当、本当。妹が出来たみたいで嬉しい。」
後輩「くっ、もはや、生き物では表現できませんっ……!」
後輩「先輩、先輩。明後日のクリスマス。何か予定はありますか?」
男「ない。なんでそんな酷い事訊くんだ……?」
後輩「私はあるんですけど、せ、先輩がどうしてもって言うなら、一緒に部室で過ごしてあげますよ。」
男「予定があるなら良いよ?」
後輩「……」
男「って言いたいけど、どうしてもお願い。寂しいから一緒に居てくれ……」
後輩「っ。 い、いいですよ。 ぜ、全然、いいです。 ケーキ買って持っていきますねっ。」
男「おぉ、いいね。じゃあ、俺は、お菓子と飲み物用意するな。」
後輩「は、はい。約束破ったら承知しませんよ。死んでも恨みますからね。」
男「破らないよ……、じゃ、俺、こっちだから。また明日。」
後輩「はい。」
後輩「……」
後輩「……」
後輩「……っふ」
後輩「ふふっ……」
後輩「先輩……」
後輩「……先輩、好きですよ。」
男「ただいま。」
男「って、誰もいないよな。知ってる。」
男「母さん仕事。父さんも仕事。一人っ子。」
男「はぁ。」
男「……」
男「……」
男「後輩……」
後輩「……この主人公、鈍感過ぎます。先輩みたいです。」
後輩「……」
後輩「先輩……」
後輩「わひゃっ!? メール……、びっくりした。」
後輩「誰かな。」
後輩「!?」
後輩「先輩だっ。」
――――――――――
from:先輩
sub:なんか
部活であんな事、離した後だからかな?
なんか、急に寂しくなった
家に誰もいないし、本読んでても落ち着かないし。
俺どうしたんだろう?
――――――――――
後輩「先輩。本当にほんとに、鈍感なんですね。」
――――――――――
from:後輩
sub:re:なんか
ミジンコ先輩、それは私の口からは言えません
自分で答えを見つけて下さい
でも私はどんなに鈍感な先輩でも、好きですよ
――――――――――
男「っ! なんで胸がもやもやするんだ……」
男「ちょっと、寝よう……」
男「おはよう、後輩。」
後輩「おはようございます、先輩。」
男「……」
後輩「……」
男「じ、じゃ、俺、先行くな。三年は色々、忙しいし。」
後輩「は、はい。また、部室で。」
後輩「……」
友「おはよーす!」
男「はぁ。おはよ。」
友「んぁ? どした、男。」
男「いや、さ。ちょっと、俺、昨日の夕方から変でさ。」
友「どうしたんだ? 悩み事なら俺が聞くぞ?」
男「部活の後輩とさ、もうすぐお別れだな、って話ししてたんだけどさ。」
男「その後家に帰ってから、なんかその、後輩の事ばっかり考えちゃって、さ。どうしたんだろ。」
友「……その後輩は女の子?」
男「そうだけど?」
友「ふむ、自覚症状なし、っと。これは二つの意味で重傷だわ。」
男「なんだよそれ。教えてくれないのか?」
友「残念だな。俺に出来ない事は無いが、やっちゃいけない事はわかってるんだ。きりっ!」
男「……」
友「じゃあ、想像してみ。あそこにいるチャラ男に、その後輩が絡まれて迷惑してたら、お前どう思う?」
男「……? あれ、おかしいな……」
友「ん?」
男「思う前に手が出る。」
友「重傷だな、こりゃあ。」
友「おっと、担任が来たぜ。お勉強会は此処まで。答えがわかったら提出な。」
男「お、おう?」
友「頑張れよ、っと。」
男「……?」
チャラ男「しゃっ! 終わったー!」
チャラ友「チャラ男、今日は帰り、カラオケでも行っちゃうーっ? 」
チャラ男「悪りぃー、今日は二年の女の子と約束があるんだわーっ。」
チャラ友「付き合い悪いぞ、ぉいぉい。」
男「!?」
友「どした?」
男「い、いや、なんでもない。」
男「……」
後輩「今日ちょっと用事ができたんで、部活には出られそうにないです。」
男「」
後輩「先輩?」
男「あ、いや、おう。わかった……」
後輩「ごめんなさい。じゃあ、そう言う事で。」
男「気を付けろよ……」
男「……」
男「……」
男「……」
男「読書に集中できない……」
男「チャラ男は二年の子ともよく遊んでるし、って言うよりも、一年の子とも遊んでるから、珍しいわけじゃない……」
男「後輩も用事がある、って言っただけで遊ぶとも言ってないし……」
男「……」
男「なんだ……、なんでこんなに気になるんだ……」
男「……」
男「……」
男「帰ろ……」
男「ただいま……」
母「おかえりなさい。」
男「母さん? 今日は早いんだね。」
母「新人の子が入ってね。ちょっと、早くあがったのよ。」
男「そう……」
母「どうしたの? 暗いわよ? しゃきっとしなさい。」
男「あぁ……」
母「……何か悩み事でもあるのね。」
男「え、あ、大丈夫だけど。」
母「自分の想いは、伝えないと伝わらないわよ。」
男「え、どう言う。」
男「……」
男「っ! メール?」
――――――――――
from:後輩
sub:ケーキ
先輩。
明日のケーキ、何がいいですか。
ショートケーキですか。 チョコケーキですか。チーズケーキですか。ショコラケーキですか。
――――――――――
男「なんか安心した。」
――――――――――
from:先輩
sub:re:ケーキ
ショートが良いです。
明日楽しみ過ぎて、どうにかなりそうなくらい嬉しいです。
――――――――――
後輩「ショートですか、やっぱり。先輩の好みは大体分かります。」
後輩「ふふっ。私も明日が楽しみですよ、先輩。」
男「行ってきます。おぉ、おはよう。」
後輩「おはようございます。先輩これ。」
男「ん? これは……、ケーキの箱?」
後輩「中もちゃんと入ってますよ。先輩の家の冷蔵庫に入れておいて下さい。」
男「あぁ、一回取りに来るのな。」
後輩「はい。冬ですから。外に出してても大丈夫でしょうけど、朝から学校に持ち込むのは難しいですからね。」
男「じゃ、入れてくるな。」
友「おはよす!」
友「宿題の方はどうよ?」
男「おはよう。ちゃんとやってきたよ。確か、提出、四限目だったよな?」
友「ちげーよ。俺が出した宿題だよ。」
男「……」
男「……答え、まぁ、わかったよ。」
309号室。文芸部部室の扉。それを開くと、後輩。
丁寧な口調で「先輩。」と。
なぜか。もう答えはわかっているから、なぜかではないけれど。
後輩の笑顔に、胸を絞められた。
「ど、どうしたんですか。そんな優しい目で、そ、そんなに見つめないでください。」
顔を紅く染めて、後輩は目を逸らした。
外では雪が降り始めていて、真っ白な空が、やけに近く感じる。
電気は点いておらず、部室は薄暗い。
ストーブの明かりだけが、後輩を照らし、朱色の染まった顔の艶やかさを強調した。それが、また、胸を絞めた。
男「ケ、ケーキ食べようか。持ってきたよ。」
後輩「そ、そうですね。食べましょう、先輩。」
男「来る途中で見つかりそうになって、焦ったよ。」
男「はい、フォーク。取り皿なんてないから、箱を開いて食べよう。」
後輩「ありがとうございます。じゃ、早速食べましょう。」
男「はむっ。」
後輩「ど、どうですか、先輩? 美味しいですか? 美味しいですよね?」
男「うん。美味しい。」
後輩「そ、それは、良かったです。美味しいですか……えへへっ。」
男「もしかして……、後輩が作った?」
後輩「はい。し、仕方なく、仕方なくですよ? 先輩の為に、頑張って作ってあげました。」
男「……後輩。」
後輩「なんですか。先輩……」
男「そこにある俺のロッカーの中から、ちょっと取って欲しいものがあるんだ。」
後輩「ロッカーですね。って、何も入ってないじゃな――っぁ、これは。」
男「メリークリスマス。」
後輩「な、な、な、なんで先輩が抱き着いてるんですか!? な、何かの、じょ、冗談ですか!?」
男「後輩、好きだ。」
後輩「ぅぁ……先輩、これ、私の夢じゃないですか? ちゃんと私は現実に居ますか?」
男「いるよ。今、抱きしめてる。」
後輩「先輩、私も大好きです。先輩が好きで、好きで堪りません。」
後輩「これが夢じゃないなら、先輩……、そ、その、ちゅ、チューしてください。」
男「えっ、恥ずかしいです。」
後輩「あー、夢なんですか。そうですか。夢なら、告白断ろう。」
男「嘘嘘嘘嘘っ! します、しますから!」
後輩「……ふふっ、可愛い先輩ですね。」
後輩「そうですか。部室の隅でナニやってるのかと思ったら、これを入れてたんですね、マフラー。」
男「そうそう。寒がりの後輩にぴったりかと思いまして。」
後輩「今は、体も心も暖かいですけどね……すりすり。」
男「……よくそんな恥ずかしいセリフ言えるね。」
後輩「黙れです、ミジンコ先輩。」
男「酷いっ。」
後輩「先輩の胸、広いですね。すりすりのし甲斐があります。」
男「すりすりするの、後輩の髪の匂いでどうにかなりそうなのでやめて下さい。」
後輩「ふふっ、すりすり。」
男「あばばばばばば。」
後輩「で、チューはいつするんですか?」
男「ちっ。」
後輩「良いから早くしてください。チキン先輩。」
男「……ぐすんっ。」
後輩「ほら、私、目閉じますから。んっ。」
男「……ほっぺ柔いね、ぷにぷに。」
後輩「わばばばばばば。」
男「……後輩。」
後輩「……」
男「……」
後輩「っぁ……」
ちゅぅ
男「……」
後輩「……」
男「……」
後輩「ふふっ……先輩、真っ赤ですよ。」
男「後輩も、ね。」
後輩「私は良いんです。……先輩。」
男「ん?」
後輩「私の鞄の中に、先輩へのクリスマスプレゼントが入ってます。」
後輩「このマフラーには……、どうやっても勝てそうにないですけど、ね。えへへ。」
男「おおおっ! これは探偵ナナメシリーズの最新作……もう出てたんだな……! 待ちわびたぜ……!」
後輩「昨日、そのシリーズが好きな友達に聞いたら、もう発売してるって言われて。昨日、本屋さんまで頑張って行ったんですよ。」
男「おおお……早速家に帰って、ぇ?」
後輩「……先輩? まさかとは思いますが、私を置いて帰ろうとしましたか?」
男「……期待の新作にテンションが。」
後輩「……もう、先輩。今日じゃなかったら絶交してましたよ。私が良いと言うまで、あげません。」
後輩「か、返して欲しいなら、わ、私を満足させてください、先輩。」
男「……うん。」
後輩「先輩大好きですっ。」
男「俺も勿論、好きだよ。」
後輩「ぎゅ、ぎゅーってしてください。」
男「ぎゅーっ。」
第一部、終了です。閲覧、ありがとうございました。
この物語は、第二部で完結です。
もしスレが残っていたら、今日の夜。完結させて見せます。
第二部はエロを含みますので、エロssが苦手な方は注意してください。
それではまた!
支援超絶感謝です。ありがとうございます。
予定よりも早いですが、第二部を書いていきたいと思います。
それではどうぞ。
あの日。クリスマスの日。
――俺が答えを見つけた日。
サンタクロースからのプレゼントは貰えなかったものの、後輩からは小説を。そして、可愛い後輩を。
俺はプレゼントされた。
お返しは、マフラーと俺自身。
時は移ろい、二月の二十七日。卒業の日まで後、三日――
男「後輩、いるか? お、やぱ、部室は暖かい……」
後輩「いますよ、先輩。どうしたんですか。」
男「お、ほい。温かい飲み物。」
後輩「ありがとうございます。ふふっ、いつも先輩は優しいですね。」
男「ん、いえいえ。隣に座っても良い?」
後輩「は、はい。良いですよ。どうぞ。」
男「よいしょ、っと。あ、やっぱり今日もそのマフラー……」
後輩「これは、大好きで格好良くて、頼りになって優しい先輩に貰った大事なマフラーなんですよ。良いでしょう。」
男「ん? この小説は、大好きで可愛くて、すぐに甘えて来て、抱きしめられるのが大好きな後輩に貰ったんだけど?」
後輩「……ぅ。ミ、ミジンコ先輩は黙れです。ずるいですよ、そんな真面目な顔で言うなんて……」
男「ははっ。俺もちょっと恥ずかしかったからね。お返し。」
後輩「むーっ、どうにかして先輩を辱めたいです。無理ですか。」
男「無理だ。諦めろ。」
後輩「むーっ。」
男「……」
後輩「……」
男「……」
後輩「……」
男「お茶……、っぷはぁ」
後輩「ぁ、間接ちゅ……」
男「顔真っ赤だけど、暑いのか。にやにや。」
後輩「うがーっ! うるさいです。うるさいです。うるさいですっ。口でにやにや言わないでください、しないでくださいっ。」
男「くくっ、後輩は恥ずかしがり屋だからね。クリスマスの日にちゅーしたので、限界だもんな。」
後輩「ちゅ、ちゅーくらいできますよ。余裕です。」
男「ん。」
後輩「ぁ……、ぇあ……」
男「にやにや。」
後輩「うがーっ!!」
男「まぁ、後輩らしくて、それもまた可愛いんだけどね。」
後輩「……ぅ、やめてください。絶対に楽しんでるでしょう。」
男「どうかな。によによ。」
後輩「……もう。……ぁ、せ、先輩っ。」
男「ん? どした?」
後輩「も、もし良ければですよ? あ、明日、デ、デートしません? もし、良ければですから、か、勘違いしないでくださいよ。」
男「断ると思う?」
後輩「まったく、思っていませんよ。まぁでも、断ったら、勢いで殺しちゃうかもしれませんね。」
男「断る――っぐぅ!? げふぅ、ぐふっ、ちょ、っぐ、ぐび絞めないで、ぐふっ、ごめんっ! ごめんっ! 待っで!」
後輩「仕方ないですね。どういう事か、ちゃんと説明してください。」
男「はぁ……はぁ……、ふぅ。後輩のデートのお誘いは断るよ。」
後輩「だから、何でって聞いてるんで――」
男「後輩。明日、俺とデートしてくれないかな。」
後輩「え?」
男「勿論、俺が誘ったんだから全部俺が奢るし、後輩の言う事も何でも聞くよ。駄目かな……?」
後輩「先輩は心臓に悪いです……。胸がきゅんてしてしまいます。……っもう、ぎゅってして下さいっ……」
男「ぎゅーっ。」
後輩「ふふっ、先輩……暖かい。すりすりっ。」
男「胸に頭すりすりするのはやめて。お願い、後輩の良い匂いがして駄目だから! 駄目だから……!」
後輩「先輩って、すりすりするといつも嬉しそうに嫌がりますよね。あっ、もしかして、匂いで興奮する変態さんなんですか。」
男「……それは違う。後輩の匂いでしか興奮しない。」
後輩「……先輩、えっち。まぁ、嬉しいんですけど、えへへっ。」
男「後輩も変態だっ……!」
男「ん。おっと、結構、暗くなってきたな。帰ろう。」
後輩「……ぁ……ん、いやです。もうちょっとこうしていたいです。」
男「えー。じゃあ、うーん、あと五分だけだからな。」
後輩「……んぅ、せんぱいぃ、えへへっ。明日は先輩と初デートです……」
男「よしよし。後、四分三十秒だぞ。」
男「ただいま。」
男「……」
男「……」
男「……飯と風呂の用意と宿題、っと。」
男「……」
男「……」
男「寂しい……」
後輩「……」
後輩「……」
後輩「……ふへへっ。」
後輩「先輩は本当に素敵過ぎます。」
後輩「それに先輩の胸の中、暖かかったです……」
後輩「……」
後輩「先輩……んぅ、ふっ、……はぁ……」チュ チュッ クチュ
後輩「っふぁ……、くぅ、ふぁ、っ先輩ぃ……先輩ぃ……」クチュッ クチュッ クチュッ
後輩「……はぁ、はぁ、せんぱ、ふぁっ! ふぁ、ふぅ、先輩ぃ、ふっ……ぁ……」クチュッ グチュ ジュク
後輩「はぁー、はぁー、んぅっ! イちゃい、ます……先輩っ、はぁ、せんぱ、ふぁあ! イちゃい、あぁ! あふっ!!先輩ぁぃぃぃいああぃああああ!!」
ビクン ビクンッ
後輩「はぁー、はぁー、ふぁっ、はぁ、はぁ、ふっ、ぅふぁ、先輩ぃ……」
友「おはよーっす!」
男「おう、おはよう。」
友「ん? 何か機嫌良いんじゃない? 良い事でもあった?」
男「今日、後輩と遊びに行くんだ。」
友「おぉっ、良かったじゃん! クリスマスの日のキス以外は恋人らしい事、してないんだったか?」
男「まぁ、後輩は奥手で可愛いからな。イブの日の前に手繋いだのと、クリスマスの日と、抱きしめる事が多々ってところ。」
友「……惚気るな! この、このっ。くそ、くそっ。」
男「ん、メール? ……誰だ、こんな時間に。」
――――――――――
from:後輩
sub:とにかく
とにかく先輩は格好良いんです。
ぎゅってしてくれますし、ちゅ、ちゅーもしてくれましたし。
世界で一番先輩の事が好きなんです。大好きなんです。
愛してるんです(*・∀・*)
――――――――――
――――――――――
from:後輩
sub:ああああああああああ
後輩友に送ろうとしたんです。やめてください。みないでください。
間違えました。消してください、先輩。消してください、先輩。
お願いですから、消して。消して。消して。消して。
――――――――――
男「によによ。」
――――――――――
from:先輩
sub:とにかく
とにかく後輩は可愛いんだ。
ぎゅってしたがるし、ちゅ、ちゅーもしたし。
世界で一番後輩の事が好き。大好き。
愛してる(*・∀・*)
――――――――――
後輩「わああああああああああああああああああああ!」
男「ごめんなさい……、大変失礼しました……」
後輩「いつもの優しい先輩は何処に行ったんですか。あ、あんな、は、恥ずかしいメール送ってきて。」
後輩「あの後、恥ずかしくなって保健室のベッドに駆け込んで。一限目の間ずっと、ふ、布団の中でばたばたしてたんですよ。」
男「可愛い……」
後輩「ぅ……。だ、黙ってください、ミジンコ先輩。」
後輩「まっ、許してあげます。」
男「おぉ、本当?」
後輩「だから、先輩。いっぱいデートしましょう。」
男「お、おう。」
後輩「ふふっ、先輩……」
男「い、いきなり抱き着かない。……って言うかここ廊下だからっ!」
後輩「先輩ぃ……すりすりっ……」
男「あばばばばばば。」
男「まぁ、遅くなると暗いし、寒いし、危ないし。本屋で一緒に本でも見よう。」
後輩「そうですね。ふふっ、私は先輩が居れば、どこでも大丈夫ですよ。」
男「そ、そかそか。嬉しい事言ってくれるね。でも、遠慮はしないで良いからな。」
後輩「あれあれ? 先輩。ちょっと顔、赤いですよ?」
男「……愛してます(*・∀・*)」
後輩「わばばばばばば。」
男「……」
後輩「……」
男「……」
後輩「……ぅ、さむぃ……」
後輩「……っ! えぁ、ぅ、先輩、手、握ってくれるんですか……?」
男「……」
後輩「……ふふっ。……大正解ですっ。」
男「……」
後輩「……」
男「……もう春なのに、結構、寒いよな。」
後輩「……そうですね。地球温暖化がneetしてますね。」
男「……」
後輩「……」
男「つ、ついたぞ。本屋。」
後輩「は、はい。入りましょう。」
男「……」
後輩「……」
後輩「ぁ……、あ、新しいの出てますよ。」
男「ぉ……、へ、へぇ、後輩、それ読んでるんだな。お、面白い?」
後輩「は、はい……」
男「……」
後輩「……」
後輩「……!」
男「……ん? 何か面白そうな本、あった?」
後輩「えぁ、い、いえいえ! そんなのは、ないです! ないですよ!」
男「じゃあ、その本何で持ってるんだし……、見せなさい!」
後輩「あぁ!? 先輩駄目ですぅ! 見ないでくださいぃ!!」
男「えっと、何々、『sm入門』……。おい……?」
後輩「ち、違います。ただ、目に入ったから取ってみただけなんです。せ、先輩の事、そ、その、い、苛めたいとか思ってません。」
男「後輩、サドなの!?」
後輩「せ、先輩、違います、違いますから。 苛められるのも良いです、とか思ってませんからぁっ。」
男「……まぁ、うん。別の本探そう?」
後輩「ぅぅう……、先輩ぃ、違うんですよぉ……」
後輩「『結婚情報誌セクシィ』です、か。……えへへ。」
男「後輩? まだ早いからな?」
後輩「ぁぅ、ま、まだ……ですか……。でも、してくれるんですね……」
男「こ、後輩、落ち着け。恥ずかしい。」
男「『探偵ナナメの七つ目のミス』ほ、欲しい。」
後輩「先輩、本当に探偵ナナメ、好きですね。」
男「子供の頃から読んでるからなぁ……。貸してあげるから、後輩も読みな。」
後輩「はい。今度、貸してくださいね。先輩。」
男「『ふわふわ子供の名前集』……」
後輩「『ふわふわ子供の名前集2』……」
男「……」
男「か、帰ろうか……」
後輩「は、はい、そうしましょう……」
後輩「パ、パパ。」
男「!?」
男「ただいま。」
男「……」
男「ふぅ。今日は予想以上に、その、なんだ。ど、どきどきしたな。」
男「まぁ、後輩の意外な一面を見れたし、嬉しい。……かな。」
男「後輩……好きだよ……」
男「……」
男「お風呂……」
後輩「ただいま。」
後輩「……」
後輩「……先輩……えへへ。先輩がパパで、私がママですか。……ぅぁ。」
後輩「子供は二人で、男の子と女の子。ふふっ、楽しみです、先輩。」
後輩「……先輩、好きです。」
後輩「……」
後輩「ご飯……」
友「おはようさん! 今日は四年に一度の閏年、二月二十九日!」
男「おぉ、そう言えばそうだな。おはよう。」
友「……ん、明日で俺等、卒業だな。ちゃんと何か、言ってやったか?」
男「……まだ。」
友「ちゃんと言えよ?」
男「分かってる……。友、お前もこの三年間。ありがとな。」
友「あぁ、またどっかで会おう、な? 絶対だぞ、ははっ。」
見慣れた部室を眺める。先輩の椅子と私の椅子、先輩の机と私の机。
しかし、先輩のロッカーの中は、もう、何も入っていない。勿論、私のロッカーの中にも。
大切なあの日とは違って、窓の外に広がる空は雲一つとない、青空。
春の温かい日差しが、なぜか私の心を締め付ける。痛い。痛いですよ、先輩……
「後輩。」
その声は聞き慣れた声のはずなのに、先輩に名前を呼ばれると、やっぱり慣れてなくて、恥ずかしい。顔が熱くなるのを感じる。
目を逸らし「先輩……」と。私は先輩に伝えたいことがある。横目で先輩を見ると、春の陽に照らされた顔は少し紅い。
「先輩、私を、愛してください。先輩と私を離れられなく、強く、結び付けてください。先輩と、先輩とっ! 離れたくないんですっ!!」
男「後輩……好きだっ……」
後輩「せ、先輩、私も好きですけど、そんな強く抱きしめられると、痛いですよ……」
男「大好きだっ……」
後輩「先輩……」
男「……キスしていいかな?」
後輩「勿論、良いですよ。先輩の頼みは断れません。」
後輩「どうぞ、んっ。」
男「後輩……!」
後輩「ちゅっ、んうぅっ!? ちゅ、ちゅぅっ、ちゅぷっ、くちゅ、っぷ、はぁ、先輩ぃ、ちゅっ……」
男「後輩、可愛いよ……。今、凄い可愛い……」
後輩「はぁ。はぁ。先輩ぃも、素敵でうぅむっ!? くちゅっ、ぺろちゅぅ、ちゅぷっ、ちゅっ、ちゅっ……くぷはぁ……」
後輩「はぁー、はぁー、せんぱいぃ……、はぁー。」
男「……ほら、机に寝て。ぅ、ぬ、脱がすよ?」
後輩「はぁ、熱い、熱いです、はぁ、早く脱がしてせんぱいぃ、はぁ、はぁっ。」
男「後輩……、はぁっ、白くて綺麗だ……」
後輩「あんまり見ないでぇ、せんぱいぃ……恥ずかしいですからぁ……はぁっ、はぁっ、んぅ! あっ、ひゃっ!、ぅぁ、あぃ、ひぅ、そこ弄っちゃ駄目ぇぁ、んぁ……」クチュ クチュ クチュッ
後輩「んぁっ! ひぅ、ひゃっ、せんぱいぃ、あふぁ、ぅあっ、ぁひっ……」クチュッ グチュッ トロォッ
男「後輩、大丈夫? 痛くない? 気持ち良い? はぁ、はぁ。」
後輩「はぁ! はぁ! んぁ、せんふぁいっぁあひっ、ぅあっ、きもひいよぉ……ぁあ、ぅあ、せんぱいぃいいっ、んぁああああああ!!」ビクンッ ビクン
男「はぁ……はぁ……」
後輩「せんぱいぃ……はぁ、はぁっ、きもちいいよぉ……はぁ、はぁっ……」
男「後輩っ……!」
後輩「んぁぅっ! ちゅくっ、ちゅぅ、ちゅっちゅっ、ちゅぅぅぅぅぅぅ……ちゅ、ぷはぁ……」
男「はぁ、はぁ、後輩……、はぁ、やめる……か?」
後輩「はぁ、入れてくださいぃ……せんぱいぃ……はぁ、私、せんぱいの子供……産みたいです、から、あぁ……」
男「後輩っ……! 絶対に一生、離さないから……!」
後輩「んぅ、きてくださいぃ、せんぱいぃ、ふぁ、ひぅ、んぁあああっ!!」ビクッ ビクッ
ぬちゅっ ぬちゅ っぅぷぷっ
男「くぅっ……ふぅぐっ、はぁ、ふぅ……後輩の膣内……気持ち良い……ぁう!」
後輩「痛っぁ、ぐぁぃ! 痛ぅぁ、ぁうぅ、ひっ、せんぱいぃ、ひぃゅぁ、ふぐっ!!」
男「後輩、うぁ、はぁ、大丈夫か……? ふぁぅ! 後輩ぃ……! はぁっぅ!」
後輩「体、ふぐっぃ、触って、くださひぐぅ、いぅ、おっぱいぃ……とかぁぐっ! そしたひぐぅ、ら、きもちよく、ぁぐ、なりますからぁ、ふぅぁ、せんぱいっぁぐ!」
男「後輩っ……後輩っ……後輩のおっぱい可愛いっ、うぁ、よっ、ふぅ……!」
後輩「ひゃぁぅ!? きもちい、ふぁあ!! いいですぁふぃやぁ! せんぱい、もっとぉ、はぁ、痛っ、ふぅっ、もっとぉぉ、ふぁくっ……ぐぃ……」
後輩「せんぱぃひゃぁぅ、こしぃ、こし振ってくださぁひゃぅん! ふぁぁあ!! いいでぁふぁ!! きもひぃぃぁああぅふぁ!!」ヒクヒク ドロォッ
ずちゅっ ぬぷっ くぷっ ずちゅ ずちゅっ ずちゅっ
男「後輩、ふぁう、大丈夫? ふぁあ、後輩、気持良いぅふぁ! くぅぁ、はぁ、後輩、可愛いよぉ! ふぁぅっあ!」パン パン パン パンッ
後輩「ひゃぁうひゃあっ! きもひいのほぉぉ、せんふぁいぃ、ぁあふひゃっ! ひぅひぅ、ふぁきもひいい、ふっぅぁ! せんはいぃ、ふぁっう、ひゃ!!」ビク ビクッ
後輩「ふぁぁひゃぁぅ! せんぱいのぉおちんちんが、ぁぁあふっわらしのおまんこかきまわしてりゅぅぅうぅ、ひゃうぁ! あふぅぁっ!」ビクッビクッビクッ
ずちゅっ ぐちゅっ ぶちゅっ ぐちゅ ぐちゅぅっ
男「後輩っ……! 後輩っ……! 後輩ぃっ……!!」パンパンパンパンッ
後輩「ずんっふひゃ、ずんってぇぇえ! ふはぁ、おとこぉだいすきぃ! らいすきぃ! おとこぉっ! ひゃぁ、ふぁっああ!」ヌプグチュ、トロッ
ふぅ……
ずちゅっ にゅぐっ ぐちゅっ ぐちゅ ぐちゅっ
後輩「もうらめぇ、おとこぉイっちゃう! ふひゃぁっ、おとこぉイちゃうよぉ! あっ、ひゃぅ、ふぅっ! おとこあいしてりゅううぅぅうぅぅぅんああああああ!!」ビクンッ! ビクンッ!
男「後輩っ……大好きだっ……! 後輩っ……! ふぅがぁっ……」ドピュッドピュッ…ドクッドクッ…
後輩「はぁ……はぁ……はぁ、はぁ、ふぅ。」
男「ふぅ……、っふぅ……、くっ……、ふぅ、ふぅ。」
後輩「……」
男「……」
後輩「……えっと男、……じゃなくて先輩。」
男「……ん?」
後輩「……あの、その、き、気持良かったです。」
男「……」
後輩「あと、先輩、あ、あの、激しいかったです……///」
後輩「……先輩、大好き。」
ちゅっ
男「俺、就職しようと思う。っていうか、働こうと思う。」
後輩「えっ? 大学はどうするんですか?」
男「俺達に赤ちゃん、できるかもしれないだろ? それを覚悟してやったんだからさ……」
後輩「あ、あぁ。今日は大丈夫な日ですよ。」
男「」
後輩「ふふっ、先輩。ちゃんと責任まで取ろうとしてくれたんですね……」
男「い、いや、やめてくれ。も、もう恥ずかしくて顔も見れない。」
後輩「駄目です。こっち向いて、ほら、ちゅーしてください。」
男「……」
ちゅっ
後輩「えへへ。私、今、凄い幸せです……」
後輩「先輩……」
男「……ん?」
後輩「ここ見てください……先輩の溢れて来てますよ……」ヒクヒク ゴプッ ドロッ
男「……ごめんな。」
後輩「何、謝ってるんですか? 嬉しいですよ? えへへ。」
男「寒いだろ、服着せてやるよ。」
後輩「んぅ、お願いします。先輩♪」
後輩「先輩。あふ、くすぐったいです! あははっ。先輩……」
男「ん?あ、待て。俺が言う。」
後輩「えっ?」
男「――結婚しよう。」
end
一年後――
男「大学で文芸サークル創ったけど、メンバーは俺、一人。」
男「じゃなくて……」
後輩「先輩、ナニしてるんですか?」
end
さて、と。寝る。
閲覧感謝でした。二日に渡って書き上げました。
ちょっと途中で性欲と睡眠欲が頭を支配したので、エッチシーンがやばいくらい雑です。ごめんなさい。
それを謝ると共に、みなさん閲覧支援超感謝でした!
楽しくかけたのでとても良かったと思います!
楽しかった(´∀`)
次回作 探偵ナナメ「七つ目の失敗?」をお送りします(嘘?)
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