木原マサキ「L計画?」 (25)
※このSSは冥王計画ゼオライマー(OVA)×蒼穹のファフナーRIGHT OF LEFTのクロスオーバーです
※原作レイプ&キャラ崩壊ご都合展開注意、両作品とも視聴済みですが頭が弱いため設定とかが滅茶苦茶です、スパロボK以下の糞内容です
※ゼオライマーのキャラはマサキ以外登場しません、美久は常時ジョイント状態マサトは引きこもってます
※初投稿+むしゃくしゃしてやった、後悔はしていない
※以上のことが苦手な方は戻るを
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454165127
-喫茶店・楽園-
マサキ「久しぶりだな真壁史彦…いや、はじめましての方が合ってはいるか…」
史彦「その口ぶり…やはり木原マサキか…一体なんの用だ…」
マサキ「用?聞くまでもないだろうに、15年前の預かり物を取りに来ただけだが」
史彦「…」
マサキ「それとゼオライマーを預かってもらった礼代わりにそちらが行う誘導作戦に乗ってやろうと思ってな」
史彦「誘導?まさかL計画の!?いくらなんでも島の者でもない君にそこまで…」
マサキ「勘違いするな!俺の冥王計画にその珪素生命体が邪魔だったのでな、何も貴様らにただで奉仕してやろうというわけではない」
史彦「…しかし…」
マサキ「猫の手も借りたい貴様らに協力してやろうと言っているのだ悪い話ではないだろう、嫌だというなら俺の申し出を断った罰としてこの島を消滅させてやるが?」
史彦「…わかった…司令には伝えておく…」
-L計画当日-
恵「L区画の切り離し準備完了しました」
公蔵「切り離せ!」
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公蔵「---史彦、君が紹介した部外者とは一体どういう関係だ?」
史彦「…彼…正確には彼本人とは15年前、島外から来たところを例のロボットともに私が保護して---」
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史彦「コアギュラの研究の方はどうだ?」
千鶴「えぇ…因子の組み込みに問題があるのか…どうしても生存率などに問題が---」
マサキ「やぁ史彦」
史彦「き、貴様!?何故ここが!?」
マサキ「この俺にかかれば貴様らが足りない頭で何をしているかぐらいわかる」
マサキ「それにしても…こんなもの遺伝子学への冒涜といっていいレベルの研究だ、貸してみろ!この俺に言わせればこんなもの初歩の初歩だ」
-数ヵ月後-
千鶴「胎児の生存率80%まで上昇、これも彼のおかげです」
史彦「あぁ、ありがとうマサキ…なんと礼をしたらいいか…」
マサキ「礼には及ばん、まぁどうしてもというならこの先の俺の保護をだな---」
史彦「そのことだが…すまない…君には恩がある…だが…」
マサキ「…追放か…まぁ俺がどこに行っても危険人物なのは俺自身が一番知っているのでな」
史彦「本当にすまない…せめて…君の役には立ちたい、何か我々にできることはないか?」
マサキ「フン、どの口が言うか…だがそういうことなら一つ頼みがある、ゼオライマーを島内に匿っておけ」
史彦「あのロボットをか?」
マサキ「あぁ、いずれ俺でない俺が取りに来るまでの間だ」
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史彦「---それからの奴の行方は不明…人類軍にやられたのか…それとも同化されたのか…」
史彦「(ただ…奴は約束通りここへ帰ってきた)」
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指揮官「スフィンクス型出現!ファフナー出撃翌用意!」
マサキ「…」
マサキ「(さて、あんなガラクタでどこまでやれるか見ものだな)」
>何もかも蹂躙というわけにもいかんのが心苦しい
残念ながらほとんどそんな流れです
楽園内の木原マサキ(イメージ図)
http://download2.getuploader.com/g/sssokuhouvip/96/5002042_p0_master1200.jpg
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僚「まずい…フェストゥムに押されている…このままじゃ…」
マサキ「…」イライラ
整備員「稼働の制限時間が近づいている!次のパイロットは出撃準備にかかれ!」
僚「は、はい!くそいくらなんでもフェストゥムの居る外で乗り換えなんて危険すぎる…」
マサキ「…」イライラ
オペレーター「甲板にダメージ!フェストゥムの数も更に増大!」
マサキ「おい整備スタッフ!今から俺の出撃準備を行え!」
整備員「き、君!?突然なにを!」
マサキ「いいから早くしろ!戦ってるガキを死なせたくないのなら尚更な!」
整備員「しかし今出撃可能なファフナーは---」
マサキ「愚か者が!誰があんなガラクタで出ると言った!」
整備員「な、なら…」
マサキ「決まっている…ゼオライマーで出る!珪素生命体に恐怖というものを教えてやる…」
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マサキ「そこの戦っているガキに告げる、邪魔だ!下がれ!巻き添えを喰らいたくなければ今すぐ撤退しろ!」
僚「突然現れて何を言っているんだ!?それにいくらなんでも君一人にだけにやらさるわけには…」
マサキ「忠告はしておいたぞ、俺としては貴様がこのまま囮になっていた方が好都合なのだが」ギュイーン
僚「…分かった…この場は君に任せる…」
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祐美「えっ…もう制限時間なの?」
僚「いや…それが---」
マサキ「消え失せろ!天の力の前にな!」メイオウ
⊃天⊂
フェストゥム「「「「「「!?!?!?!?」」」」」」」
僚・祐美「…えっ…」
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僚「ありがとう助かったよ、しかし今まで出撃を拒否していたのになぜ?」
マサキ「フン、貴様らの戦いがあまりにも無様だったからだ、そのせいで俺に被害が出ても困るのでな」
僚「何はともあれ助けてくれてありがとう」
マサキ「助けた?俺がそんな善人に見えるか?」
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小百合「っ…」バタッ
僚「お、おい大丈夫か!?早くメディカルルームへ!」
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医療スタッフA「同化現象…それもかなり危険な状態だ…」
祐美「そんな…なんとかならないんですか?…」
医療スタッフA「残念だが…こうなってしまえば…もう---」
医療スタッフB「き、君!?一体何を---」
マサキ「医療スタッフ全員に告げる、今すぐここの医療設備をかき集めろ!俺の手にかかればこのくらいここの不十分な設備でも治療することができる」
医療スタッフB「勝手なことも大概に(ポチッ)ごふっ…」
マサキ「ただいま今からこの作戦の全指揮は俺が執る、貴様らに任せておけば犬死が増えるだけだ」
早乙女「ふざけるのもいい加減に---」
マサキ「抵抗はやめろ!同じ姿を晒すことになるぞ!」
一同「」ビクッ
マサキ「わかればいい、医療スタッフは全員俺の指示通りに動け!ガキ共の同化治療をはじめる!」
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医療スタッフ「昏睡していたパイロットの意識…回復しました」
マサキ「次はあのガラクタの改修だ、整備スタッフは全員格納庫に集合しろ!グズグズするな!」
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整備員「すごい…今までできなかったジークフリード・システムの切り離しや同化速度を格段に抑えることを簡単に行うなんて…一体なにをしたんだ?…」
マサキ「これも次元連結システムのちょっとした応用だ」
僚「(こうして始まったL計画は、直前に参加した一人の男によって思わぬ方向に進んでいった…)」
僚「(彼がもたらした治療のデータによって同化現象の治療技術は格段に上昇)」
僚「(これまで制限時間が設けられていたファフナーも彼が改修したことで制限時間がなくなり、シフト中の危険も回避できるようになった)」
僚「(そして何より彼の戦力は非常に頼もしく)」
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祐美「ひっ!…」
僚「ゆ、祐美ー!---」
マサキ「同化などさせるものか…」ギュイーン
フェストゥム「!?!?!?!?」
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僚「(そして今日はL計画最終日、彼のおかげで負傷者こそ発生したものの死者はゼロという奇跡的な結果に終わった)」
マサキ「フン、これでは俺一人でやった方がまだよかった」
祐美「この潜水艇で…ようやく帰れるのね…」
僚「あぁ竜宮島の現在座標もわかったし後はこのまま脱出するだけ---」
オペレーター「大変です!海中に…潜水艇の近くにフェストゥムが!」
祐美「な、なんで!?フェストゥムは海中じゃ活動できないんじゃ!?」
僚「でも…現に目の前に…それもかなりの数だ…ファフナーの出撃は!?」
整備員「ダメだ急遽の整備で対処できる数じゃない!」
僚「…もしこのまま奴らを振り切って島に帰ったら…奴らに竜宮島の場所を知られる…」
祐美「そんな…このままフェストゥムを振り切って島に帰ろう!島に帰りたい!」
僚「それではこの作戦の意味が無くなる!…作戦を成功させるにはこのまま…」
祐美「せっかく…ここまで来たのに…」
マサキ「ほぉ…奴らが海に入れなかったのは…代謝出来ずに結晶化するため…つまり奴らは代謝を覚えたということか…単なる珪素の塊というわけでないらしいな…」
僚「おい、何を呑気に---」
マサキ「確認するがここにいるすべての珪素生命体を消滅させれば、貴様らの作戦は無駄にならず尚且つ全員が生還できるということだな?」
僚「あぁ…だが…」
マサキ「つくづくこの島の連中は頭が悪い…いままで一体何を見てきた?ゼオライマーならこの程度の数一瞬で消し去ってくれる」
マサキ「それにゼオライマーの回収を終えたら島から出る予定だったのでな、少し島から出るのが早くなるだけだ」
マサキ「真壁史彦に伝えておけ…借りは返したと…整備スタッフ!今すぐゼオライマーの出撃準備を整えろ!」
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果林「あの爆発…まさか…」
総士「マークツヴァイ、帰還しろ。そこにはもう…誰も…いや…これは潜水艇の反応?…無事なのか!?」
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総士「(生存率は極めて低く、絶望的な作戦であったL計画は木原マサキの手によって全員が生還という奇跡が起こった…)」
総士「(だが彼の残した問題もある、一つは彼が関わった同化治療とファフナー開発の技術に関するデータが全て削除されていたこと…)」
総士「(これは彼が持つ次元連結システムに関与する内容があったからと推測されている)」
総士「(だがこれは余り大した問題ではない、同化治療もファフナー開発の技術もこれから僕達で見つけていけばいいだけのことだ…それよりも一番の問題は---)」
祐美「ちょ、ちょっと僚!?」
僚「珪素生命体如きが…チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」
総士「(…どうやらあの男がファフナーを改修した際に木原マサキという人格と記憶のデータを仕込んでいたらしい…)」
総士「(そしてその木原マサキ本人の行方は不明…真壁司令はきっとどこかにいるといっていたけど…)」
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-どこかの海上-
マサキ「人類軍の愚か者共がぁ…!消え失せろ!」メイオウ
終わり
正直胸は多少スカッとした、後悔はしていないが糞SS書いた反省はしている
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