正宗一成「走れコンボイ」 (59)
・G1メロス
・肩の力を抜いてお読み下さい
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454076779
ナレーション(cv.正宗一成)『コンボイは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の破壊大帝メガトロンを除かねばならぬと決意した』
ナレーション『その日、友人であるスパイクとカーリーの結婚式の準備のため、ケイオンの市場にやってきたコンボイだったのだが!』
コンボイ「うーむ、どうもおかしい。以前訪れた時と比べて活気が無いし、市場全体が暗い雰囲気で覆われている」キョロキョロ
コンボイ「そこの君、いったい何があったのか教えてくれないか」
「実はメガトロン様が、トランスフォーマーを次々に処刑しているのです」
コンボイ「何だと!? そんなに大勢を処刑したのか」
「はい、はじめに航空参謀スタースクリーム様を。それから、邪神ユニクロンによって復活したスタースクリーム様を。それから、ワスピーターに憑依したスタースクリーム様を。それから、作画ミスで現れたスタースクリーム様を」
コンボイ「驚いたな。とても正気の沙汰とは思えん」
「メガトロン様は絶大な権力の持ち主。あのお方の意志ををおとどめすることは不可能です」
コンボイ「よろしい、私がなんとかしよう。トランスフォーム!」ギガゴゴゴ
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コンボイ「メガトロンのいる基地へ、出発!」ブロロロ
レーザーウェーブ「メガトロン様、基地に侵入者があった模様です」
メガトロン「直ちに捕縛せよ。ワシ自ら尋問してくれるわ」
ナレーション『不覚にも捕らえられ、メガトロンの前へ引き出されるコンボイ!』
メガトロン「この持ち込んだライフルで何をするつもりだったか、さあ言え!」
コンボイ「圧政に苦しめられている人々を救うのだ」
メガトロン「貴様がか? 政治もわからぬバカ者めが」フフフ
メガトロン「この世にはびこるのは愚か者ばかりだ。誰もが私利私欲によって腐敗し、信用するに足りん」
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メガトロン「ワシとて平和を望んでおる。だからこそ圧政を通じての平和をもたらしておるのだ」
コンボイ「いや、やはりお前は間違っている」
コンボイ「自由は全ての知的生命体に与えられた最大の権利だ。その自由を圧殺しての平和など、一体なんの意味があると言う!」
メガトロン「ええい、黙らんか! 何も知らぬ愚か者めが!」
メガトロン「いいかよく聞け、これから貴様はシャークトロンの餌になるのだ。この期に及んで命乞いなど通用せんぞ、コンボイ!」
コンボイ「ああいいとも、やれるものならやってみるがい」
コンボイ「だが、もし貴様に一かけらでも情というものがあるのなら、三日間だけ私を自由にしてくれ。友人の結婚式を見届けた後、再びここへ戻ってくる」
メガトロン「何をバカなことを。そんな見え透いた嘘をこのワシが信じると思うのか!」
コンボイ「私にいい考えがある」
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コンボイ「このケイオンには、ウルトラマグナスという私の無二の友人が住んでいるのだ。彼を人質に置いていく」
コンボイ「もし私が三日後の日暮れまでに帰らなければ、私の代わりにウルトラマグナスを処刑してくれ」
コンボイ「もっとも、それを許すだけの度量がお前さんにあればの話だがな」
メガトロン「レーザーウェーブ! ただちにウルトラマグナスとかいう奴をここに引っ立ててこい!!」
レーザーウェーブ「は、はい! ガードロボットに連絡し、直ちに連行させます!」
ナレーション『そして、ウルトラマグナスが基地に呼び出された』
コンボイ「すまないウルトラマグナス、迷惑をかけるな」
ウルトラマグナス「いいえコンボイ司令官、何も仰らないでください。私は司令官を信じています」
コンボイ「ありがとう……わが友よ」
メガトロン「コンボイよ、お前の肚は読めているぞ。約束の刻限に少し遅れて来るがいい、貴様の罪は永遠に許してやろうではないか」
ウルトラマグナス「黙れ! それ以上コンボイ司令官を侮辱するなら、この私が黙ってはいないぞ!」
コンボイ「落ち着けウルトラマグナス、口で言っても無駄だ。それより時間が惜しい、私はスパイク達がいるアイアコンに戻るぞ」
コンボイ「トランスフォーム! 出発!」ギガゴゴゴ
スタースクリーム「メガトロン様、なぜコンボイを解放したんです? 奴が戻ってくるとは到底思えませんぜ」
メガトロン「だからお前はバカだというんだ、スタースクリーム」
メガトロン「考えてもみろ。ワシがこのままコンボイを処刑すれば、コンボイは英雄として死に、その怒りはワシらへ向けられる」
メガトロン「だが人質のウルトラマグナスを処刑すれば、民の怒りは卑劣漢コンボイへ向かい、加えてワシの圧政の正当性も示せる」
メガトロン「コンボイのような輩がいるからこそ圧政が必要なのだ、とな。一石二鳥とはこのことだわい」
スタースクリーム「へっ、随分と回りくどいやり方ですなあ、貴方らしくもない」
スタースクリーム「力で支配し、刃向かう者は全て始末するというのが、破壊大帝の在り方でしょうが。流石のメガトロン様も、寄る年波には勝てませんかなぁ?」
メガトロン「ええい、黙れ!」バキィ
スタースクリーム「ぐあっ!」
メガトロン「貴様ごときの講釈など受けんわ。いいか、今度ワシにそんな口を利いてみろ。貴様から先に処刑してくれるぞ!」
スタースクリーム「ど、どうかお許しを、メガトロン様……!」
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ナレーション『ここは、コンボイ達の住むアイアコン』
コンボイ「一晩中走り続けて、なんとか一日目の午前中に戻ってこれたな」ギガゴゴゴ
アイアンハイド「おかえりなさい、コンボイ司令官! 予定より随分と早いお帰りで」
コンボイ「実はケイオンに用事を残してきている……すぐに戻らねばならん。スパイク、カーリー、すまないが結婚式は明日にしてくれないか」
スパイク「ええっ、明日!? でも司令官、まだ何の準備も出来ていないんです」
カーリー「あら、私は構わないわよ。おめでたい事は早いほうがイイじゃないの」
スパークプラグ「わしとしても早く孫の顔が見てみたいな。大丈夫、みんなで準備すれば明日までには準備できるだろう」
スパイク「カーリー、父さん……。分かった、結婚式は明日にしよう」
バンブル「そうと決まれば、早く皆に知らせなくっちゃ。トランスフォーム!」ギガゴゴゴ
アイアンハイド「さあ、今日は一日中大忙しだぞ。さっそく準備にかかるとしよう!」
コンボイ「…………」
コンボイ(もし彼らに処刑のことを知らせたなら……)
アイアンハイド『何ですって、こうしちゃいられない! 今すぐケイオンに乗り込んで、ウルトラマグナスを救い出しましょう!』
チャージャー『そしてその後は、かつてはメガトロンの首だったはずの金属の塊を蹴っ飛ばして、サッカーでもして遊ぼうじゃないの!』
コンボイ(いやダメだ、彼らを巻き込むことはできない)
コンボイ(それに私はメガトロンに、必ず戻ると誓った。相手が誰であれ、誓いを破ることは自ら誇りを捨てることだ)
コンボイ(やはり、処刑のことは最期まで伏せておくことにしよう)
ナレーション『そして、結婚式当日!』
コンボイ「スパイクとカーリー、二人の輝かしい未来に、乾杯!」
「「「「「かんぱーい!」」」」」
スパイク「ありがとうコンボイ司令官、まさかこんなに盛大に祝ってもらえるなんて思ってもみなかったよ」
カーリー「本当にそうだわ。私は今サイコーに幸せよ」
コンボイ「さあ、今日はめでたい祝いの席だ。皆どんどん飲んでくれ」グビグビ
アイアンハイド「さすが司令官、見事な飲みっぷりで!」
ホイルジャック「司令官、ひとつ我輩のお酌も受けて貰えませんかな」トクトク
コンボイ「おっ、すまんな」グビグビ
バンブル「オイラもう酔っ払っちゃったよ。ああ~いい気持ちだ」バタン
コンボイ「はっはっは、だらしないぞバンブル」グビグビ
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ナレーション『明くる朝――コンボイ処刑の日である』
コンボイ「いかん! 寝過ごしたか……!?」ガバッ
コンボイ「いや、まだ早朝だ。今から出れば十分に間に合う」
コンボイ「達者でな、スパイク、カーリー、そして皆。君達ならば私が居なくなっても立派にやっていけるだろう。未練はない」
ナレーション『だが、外に出たコンボイを待ち受けていたのは、とどろく雷鳴と大粒の雨!』
コンボイ「なんとひどい嵐だ。だが私は行かねばならん。トランスフォーム、出発!!」ギガゴゴゴ
ナレーション『果たして間に合うのか、コンボイ!』
『エキサイティング・トランスフォーマー!』
今回のは突発的に思いついたネタなので、かなり雑&短いです。申し訳ない
エンブレムターンの再現は厳しいみたいですね。Hirameさんは結構扱いが難しいです
ナレーション『ケイオンへ向け、嵐の中をひた走るコンボイ!』
コンボイ「雨のせいで視界がまるで利かない。よし、ライトを帯電ビームに切り替えよう」ブロロロ
コンボイ「雨の分子を撥ね返して、視界を良くするんだ。帯電ビーム、ON!」ピカー
コンボイ「おお、ずっと見やすくなった。この分なら、約束の刻限まで余裕を持ってたどり着けそうだ」
ナレーション『ところがである!』
コンボイ「これは……! この大雨で川が氾濫し、橋が流されている! あと半分の道程だというのに……!!」
コンボイ「この川を渡らなければ、ケイオンへは辿り着けない。かといって、無事かどうかも分からない別の橋へ迂回している時間もない」
コンボイ「となれば、方法はたった一つだ。とうっ!」ドボーン
ナレーション『泳いで川を渡るべく、激流に身を躍らせたコンボイだったのだが!』
コンボイ「おああっ! ほあああっ!!」アップアップ
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ナレーション『その時、川べりに現れたのは、川の様子を見に来た恐竜部隊・ダイノボットだ!』
スラッグ「スラージ、川になにか流れてくる。なんだアレ?」
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スラージ「ウーン、スラージわからない。たぶん、ゴミか何かだとおもう」
スワープ「いやちがう、アレはコンボイだ! グリムロック、どうする?」
グリムロック「んー……しょうがない、助けてやろう。ダイノボット、トランスフォーム!」ギガゴゴゴ
ナレーション『ロボットから恐竜モードへ変形したダイノボット達は、荒れ狂う川を物ともしないパワーを持つのだ!』
グリムロック「オレ、グリムロック、コンボイつかまえる。そしたらお前たち、上流側に立って盾になれ。そのまま岸へひきあげる!」
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コンボイ「ありがとう、ダイノボットの諸君。おかげで助かった」
グリムロック「コンボイ司令官、どうして溺れていた? オレ、グリムロックでも、今この川で魚取りをしようと思わない」
コンボイ「実は、急用でケイオンに行かねばならないんだ。すまんが時間が惜しい。この恩は死んでも忘れないぞ!」ブロロロ
グリムロック「……??? どういうイミだ?」
ナレーション『ダイノボットの力を借り、辛くも川を渡りきったコンボイ。だが、行く手には新たな危機が待ち構えていた!』
サウンドウェーブ「フレンジー、コンドル、ジャガー、射出(イジェークト)。ゲリラ作戦A、開始」バシュッ
フレンジー「おおっと待ちなコンボイ、ここから先は通行止めだぜ。運転免許証を取り上げられたくなきゃ、どっか他所へ行きな」
コンボイ「サウンドウェーブ配下のカセットロン部隊か。私はメガトロンとの約束でケイオンへ急がねばならん。退いてもらおうか」
フレンジー「残念ながらそうはいかねえのさ。やっちまえ!」バッ
コンボイ「さてはメガトロンに命じられて、ここで待ち構えていたとみえる。ならば仕方がない」
コンボイ「気の毒だが正義のためだ! その顔を剥いでやる!!」
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ナレーション『戦いの始まりだあ!』
コンボイ「とうっ!」ゴンッ
フレンジー「このヤロー!」ドスン
コンドル「」ビビビビ
ジャガー「ガウッ!」ペシッ
カン! カン! コン!
サウンドウェーブ「……」ジー
サウンドウェーブ「コンボイノエネルギー残量、10パーセント以下ニ低下。ケイオンヘノ到達、不可能」
サウンドウェーブ「フレンジー、コンドル、ジャガー、任務ハ達成サレタ。退却スル、急ゲ」ノッシノッシ
フレンジー「了解! あばよコンボイ!」ビューン
コンボイ「なんとか撃退できたか……。しかし、エネルギーが残り僅かしかない……」ヨロヨロ
コンボイ「ぐっ……ダメだっ!」ドシャア
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『エキサイティング・トランスフォーマー!』
ナレーション『嵐の中、数々の困難を退けて走り続けたコンボイも、ついに限界を迎えつつあった!』
コンボイ「もはやエネルギーが尽きかけている……。あとわずかの道程だというのに……」
コンボイ「だが、ウルトラマグナスが私を待っているのだ。彼の信頼を裏切るわけにはいかん……!」
コンボイ「エネルギーが尽きたならば、魂(スパーク)を燃やしてでも走るまでだ……!!」グググ
ナレーション『その時、暗雲を切り裂いて、一発の落雷がコンボイのボディに直撃した!!』
コンボイ「ホアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」ビリビリビリ
コンボイ「こ、これは……!? 体中にエネルギーが満ち溢れている!」バチバチバチ
ナレーション『落雷はボディを破壊することなく、それどころかインスタント充電となってコンボイを蘇らせた』
ナレーション『あるいは、信頼に応えようとする姿を哀れんだ神々が、彼に雷という形でエネルギーを与えたのかも知れなかった!』
コンボイ「ありがたい……これならば刻限までにたどり着ける! 今行くぞ、ウルトラマグナス!」ギガゴゴゴ
BGM:『The Touch』
https://www.youtube.com/watch?v=HSh73d3TZcA
ナレーション『さあ、走れコンボイ!!』
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「今ごろはきっと、ウルトラマグナスもシャークトロンの餌にされてるだろうよ」
「あ、あれを見ろ! コンボイだ!」
「いつの間に!? どわああっ!」ドゴォ
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ホットロディマス「あれは……コンボイ司令官! もうダメです、間に合いません!」
コンボイ「どけロディマス、邪魔だ!!」ドゴォ
コンボイ「トランスフォ――ムッ!!」ドドドド
コンボイ「私だ、コンボイだ! 死ぬべきコンボイはここにいる! ウルトラマグナスを殺してはならん!」
ウルトラマグナス「コンボイ司令官!」
コンボイ「遅くなってすまない、ウルトラマグナス。少しばかり渋滞に捕まってな」
ウルトラマグナス「いえ、こうして来て頂いただけで、全て報われました……!」
コンボイ「そうか……わが友ウルトラマグナスよ、これを受け取って欲しい」
ウルトラマグナス「これは、司令官の証『マトリクス』! しかし、私はそんな器ではありません」
コンボイ「いいや、君は私を信じ続けてくれた。そのことはマトリクスを託するに十分だ」
コンボイ「そして私が処刑されても、いつの日かこの闇の世に、光を灯してくれ」
ウルトラマグナス「司令官……」
メガトロン「いや、その必要はないぞコンボイ」
コンボイ「メガトロン!」
メガトロン「お前たちの望みは叶ったぞ。お前らはワシの計算を覆し、ワシの心に勝ったのだ」
メガトロン「コンボイよ、これからはお前の言を聞き入れ、共に手を取り合おうではないか」
スタースクリーム「じょ、冗談じゃねえや! メガトロン様、やはりあんたは血迷っておいでだ。破壊大帝の本分を忘れ去ったあんたにゃ、誰一人ついて行きはしませんぜ!」
スタースクリーム「こうなったらメガトロンに代わって、このスタースクリーム様がニューリーダーになってやる! いいか者共、俺様が諸君の新しい――」
メガトロン「トランスフォーム!!」ギガゴゴゴ
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メガトロン「この愚か者めが! 思い知れ!」ドオン
スタースクリーム「ぐわああああああああああああああああああああ!!」
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メガトロン「次はどいつだ。スタースクリームの二の舞になりたい奴は!」ギロリ
「「「ばんざーい! メガトロン様ばんざーい!!」」」
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メガトロン「今日この日をセイバートロン連合成立の日とし、平和と幸福の未来への最初の日とする!」
コンボイ「宇宙をひとつに!」
「「「「「宇宙をひとつに!」」」」」
―――終―――
(太宰治『走れメロス』と、トランスフォーマー・ジェネレーション1から。)
そしてG2へ続く……かは、ご想像にお任せということで
青空文庫などで本家メロスと見比べてみると、また違った面白さがあるかも(無いかも)
読んで頂き、ありがとうございました
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