P「水を浴びるとみんなが変わったんですって!?」【安価】 (335)

小鳥『そうなんです!みんな朝顔を洗ったら姿が変わったって言いながら事務所に来たんです!』


小鳥『今事務所は阿吽経巻の地獄絵図!うるさくて大変なんです!』


小鳥『ついでに私も変わっちゃいました…』シクシク


P「わかりました、あと少しで到着するので待っててください!」ピッ


P(水を浴びると姿が変わるなんて…これじゃあまるで俺の好きだった漫画の内容みたいじゃないか)


P(半信半疑だが急いで行こう。なんかすごく気になる)

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765プロ


P「みんな!大丈夫か!?」バタン!


小鳥「あっ!プロデューサーさん!遅いですよ!何してたんですか!?」


P「!?」


小鳥「あっ…こ、これは…//」


P(音無さん…なのか?いや音無さんだよな、この感じ)


P(だけどもし音無さんだったら、音無さんは↓2になっていたということになる)


P「あの…音無さんですか」


小鳥「は…はい……」

P「これは…一体どういうことだ…」


小鳥「うぅ…恥ずかしいです…」ガシャンガシャン


P「小鳥さんの事務員服を着た鎧が喋ってるなんて…気持ち悪い!」


P「まさかアルフ◯ンス・エル◯ック!?」ゴゴゴゴゴゴ


小鳥「誰がアルですか!誰が!」


P「中には誰も入っていない…やっぱりアル?」


小鳥「違いますってば!」ガシャンガシャン


P「はっ、そうだ、こんなことをしている場合じゃあない!みんなは!?」


小鳥「ちょっと!こんなことってなんですか!まずこれを何とかしてくださいよ!動き憎いですこれ!!」ガシャンガシャン

P「みんな!無事か!?」


春香「あっ!プロデューサーさん!」


P「春香!?」


P「…っ!?これって…」


春香「実は私…↓2になっちゃって…」


P「嘘だろ…?」


春香「私も嘘だと思いたいですよ…でも実際に↓2になっちゃいましたし…」


春香「やよいなんて↓3、千早ちゃんなんて↓5ですよ…」


春香「はぁ…どうしてこんなことに…」

春香「重いんです…助けてください…」ババイイイイイイイイイイインッ!!!


P「ぐおおおおおおおおおおおおおお!?」ビクッ!


P(気持ち悪いとかそんなレベルじゃない!?文字通り寄乳だ!)


P(ウォェ…二次でもリアルでもこれはグロテスクだ…)


春香「うぅ…確かにもっと欲しいと思ったことはあるけどこんなにいらないよぉ…」シクシク


春香「こんなにあるなら半分千早ちゃんに分けてあげたいよ…」」ババイイイイイイイイイイインッ!!!


タライ「」


P「うおっ!?千早がまな板からタライに変化しただと!?」


P「洗い物が便利になったな!やったぞ千早!」グッ!


タライ「」

P「…ってからかってる場合じゃない!」


春香「肩凝りますし腰が痛いですしもう辛いんです…呼吸だって……うぅ…」


P「ちょっと待ってろ!今助ける!」


P(これがお決まりのお約束なら…)


小鳥「よ、鎧が重くて…起き上がれない…だれか…助け……」ジタバタ


P「まずポットからお湯をバケツにいれ…熱いから少しぬるくして…」コポポポポ


P「そぉれ!」バシャン!


春香「きゃあ!」バシャン!


小鳥「きゃっ!錆びる!」バシャン!


タライ「」バシャン!

春香「はぁ…はぁ…うぅ…いきなり何するんですかぁ…」


P「悪いな春香…だがほら、俺の予想通り元に戻ったぞ」


春香「え?」ムニュムニュ


春香「ほ、本当だ…172の乳お化けから極めて普通の83に!」


春香「わっほおおおおおおおおお!戻った!戻りましたよプロデューサーさん!ありがとうございます!」


P「いやどういたしまして、さて。他のみんなは…」


千早「…」


P「ん?ああ、千早か。一体どうし…」

ボゴッ!


P「へぶぅ!」


春香「ちょ、ちょっと千早ちゃん!?」


千早「まな板ならまだしもタライですって……洗い物が便利になった?私に分けてあげたいこのバスト…」


千早「人が何も喋れない状態を理由に好き勝手言うなんて…最低よ二人共!」


ドスッ!


P「おごっ…!」ガクッ


千早「何が172よ!そんな化け乳こっちから願い下げよ!」フン!


春香「ご、ごめんなさい」ショボン


小鳥「うぅ…やっと元に戻れた…」


P「ごほっ…うぅ…そういえばやよいは狼になったといってたな…」


春香「あっ、はい…そうですけど…」


ガサッ


P「!?」ビクッ


狼「グルルルルルルルルル…」


春香「ひぃ…!」


狼「ガルルルルルッ…グル…ハルルルルル……」ギラッ


千早「た、高槻さん…私がわかる?ほら、お手…」


狼「ウォオオオオオオオオオン!!!!」


千早「ひぃ…!」


狼「ガルルルルル…」ジリッ


春香「わ、私は食べてもおいしくないよ!おいしくないから!」


P「…」


小鳥「プロデューサーさん!危ないです!離れてください!」

P「ほら、ボールだ」


狼「グルルルルルルルル…」


狼「グオオオオオオオオオオオオオ!!!」ダッ!


小鳥「きゃあ!」


P「そぉれ!」ポイ!


狼「キャン!キャン!」タタタッ!


パクッ


タタタッ!


狼「ハッハッハッハッハッハッ」


P「やよいはかしこいなぁ!ほら撫でてやるぞ、いい子いい子」ナデナデ


狼「クゥーン///」


春香「て、 手懐けてる…」


千早(か…かわいい//)キュン


P「ほらここがいいか?お腹がいいか?それとも胸のあたりか?」ナデナデ


狼「くぅ~ん///くぅ~ん///」


P「いいこだなぁ~、気持ちいい触り心地だなぁ~」ナデナデ


狼「くぅ~ん///」


P「ほらお湯だぞ~」ザバアアアアアア


やよい「くぅ~ん!くぅ~ん!」


やよい「くぅ…ん?」


P「………」ナデナデ


やよい「……」


P「…//」ナデナデ


※狼は服を着ません


やよい「あっ…あ…ああ…」ワナワナ


千早「…」


ガシッ


P「ひぃ…!」

メキョッ


アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!




やよい「うぅ…///」


千早「悪は去ったわ、もう大丈夫よ」


やよい「でもぉ……」


P「」チーン


春香「うわっ、頭が綺麗に指の後が残ってるよ」


小鳥「痛そうね」

P「」チーン


小鳥「…ねぇ、少し気になってたんだけど」


春香「何がですか?」


小鳥「どうしてプロデューサーさん、いつもと同じ姿だったのかしら?私たちでさえ変わったのに」


春香「それは…水を浴びなかったからでしょうか?」


小鳥「朝水を浴びてない、つまり顔を洗ってないということになるのかしら」


春香「きゃあ!汚い!」バッ!


小鳥「でもおかげで興味が沸いたわ、もし私たちと同じになっていたら…きっと変身するはず…」つ水


ジャバアアアアアアアアアア


P「」チーン


小鳥「…こ、これが…」ゴゴゴゴ


春香「プロデューサーさん!?これって…」ゴゴゴゴ


二人「↓2!!!」

春香「お、女の人!?」


P「」チーン


春香「ま、間違いない…顔つきが完全に女性になってるし背も縮んでる」


小鳥「胸も大きさは美希ちゃん相当…スゴい…ただものじゃないわ…!」


P「」チーン


春香「うぅ…どうしてプロデューサーさんが私以上の綺麗な女性に…なんかスゴい納得いかないです…」シクシク


小鳥「と、とりあえずいろいろ興味が出てきたわ、本当に女性になったのか隅から隅まで確かめないと!」カチャカチャ


春香「ちょ、ちょっと小鳥さん!何してるんですか!?」


小鳥「ボディチェックよボディチェック!目の前でモノホンの性転換を見せられたのよ!気になるじゃないのどうなっているのか!」


春香「今やるんですか!?」


小鳥「今じゃなかったらいつやるの!?今を逃したらもう見れないかもしれないのよ!」ヌギヌギ


小鳥「さあその服という神秘的なベールの中身はどうなっているのかしら?さっさと見せなさい!」スルッ


Pのp「やあ、こんにちわ」


小鳥「」


春香「」

ぎゃああああああああああああああああ!!!


千早「な、何事なの!?一体どうしたの!?」


やよい「な、なんですか大声出して?」


小鳥「ぷううううぷぷぷぷぷぷぷぷろでゅーさーさんがあああああああああああれををををををもってててててそれであわわわわ…」ガタガタガタ


春香「落ち着いてください!気をしっかりしてください!」


千早「…っ!?こ、これは…」


やよい「うわぁ~、大きなソーセージですねー」


千早「見ちゃダメよ高槻さん!!見ちゃダメ!」(とっさに目を塞ぐ音)

小鳥「ここここここここれはあああああああ…」ガタガタガタ


春香「あ、よくみると女性のあれもある…ということは…ふたなり?」


やよい「みさくら?」


千早「どうして知ってるの!?」


小鳥「み、みみみみみみみさくらって…?」ガタガタガタ


春香「知らなくていいことですよ」


P「うっ…うぅ…」


小鳥「!?まずい!気がついた!」


春香「お湯は…ああ、もうない…仕方ない…」


春香「早く着替えさせないと!」

P(うぅ…ここは…ああそうか…俺確か頭を握りつぶされて…)


P(それで…えっと…うぅ…頭が痛いな)


P(肩も重たいし何だこれ?)


小鳥「あ、プロデューサーさん。大丈夫ですか」


P「あ、はい…だいじょう……!?」


P(なんだこれ!?どうして俺の声が沢◯◯◯きみたいになってるんだ!?)


P(それに妙に体が塗れてる…まさか…!)


ムニョッ


アアアアアアアアアアアアア!!!!!!




千早「なんであれにあんないいものついてるのよ…ったく…」

バタン


ふたなりP「うぅ…」


春香「それで、どうでしたか?」


ふたなりP「最悪だ…どうせなら中途半端に変わらないでまるまる全部変わってしまえばよかったのに…」


ふたなりP「なんでここだけそのままなんだよ…いくら俺でもそんな特殊性癖を持ち合わせてないぞ…はぁ…」


小鳥「はぁ…なんか無駄な体力を使ってしまったわ……リアルなものを一気に二つも見た気がする…」


小鳥「ふたなりなんてないわね、うん。ない」ウンウン


ふたなりP「それにしても一体なんでこんなことに…まさか俺まで浴びるとこんな姿になるなんて」


↓3「それは私が答えます」


ふたなりP「その声は…」

P「あずささんじゃないですか!」


あずさ「はい、まさかこんなことになるなんて…」ドタプーン


P「姿が変わってないということは…」


あずさ「戻る方法を知っていたんです、お湯をかけると元に戻るってどこかの本に載ってあったので」


千早「ああ!手が滑りました!」ツルッ


バシャアアアア!


あずさ「きゃあ!」


P「おい千早!何をするんだいきなりあずささんに水かけるなんて!失礼だろ!」


千早「すいませんプロデューサー、でもやっぱりもう一つの姿を見せた方がいいかと思って…」


千早「ほら、あずささんが↓2になりましたよ」


P「何?」クルッ

虎「グルルルルルルルル…」


春香「ひぃ…!」


やよい「と、虎…怖いです!」


虎「グルルルルルルルル…」ジリッ


P「はぁ…またこのパターンか…」


P「音無さん、お湯沸きましたか?」


小鳥「はい、もう大丈夫です」


P「よし」


虎「ガウッ!!!」


P「…」

P「ほら、毛糸玉だ」ポイ


虎「グォ?」


コロコロコロコロコロコロコロコロコロコロ


虎「グォ…ゴォ♪」


コロコロコロコロコロコロコロコロコロコロ


虎「ガオ!!!」


P「やれやれ…狼といい虎といい、ここは動物園か?」


P「みんな中身は変わってないというところが救いようだ、変わっていたら今頃俺はあずささんややよいの一部になってただろうな」


P「よしよし、落ち着いてくださいねあずささん、いい子ですから」ナデナデ


虎「グォォ///」ゴロゴロ


やよい「プロデューサー、ムツゴロウさんみたいです!」

P(ふたなり)「音無さん、タオル」


小鳥「はい」


P「これをかぶせて…」


虎「グルルル…」


P「俺たちにその熱いのぶっ掛けてください」


小鳥「わかりました!えい!」


バシャアアアアアアアアアアン!


P「ふぅ…これで元に戻ったぞ、やっぱりふたなりよりこっちがしっくりくる」


あずさ「あらあら、ここまで気を遣ってくれるなんてプロデューサーさん…その、ど、どうも///」


P「え…あ、ああ、どうも…早く着替えてください…」

着替え完了


あずさ「ふぅ」


P「それで、話の続きをお願いします」


あずさ「はい、実は私、この騒ぎを引き起こした犯人を知っているんです」


P「本当ですか?」


あずさ「はい、犯人は↓3です」


P「↓3」

あずさ「玲音です」


P「何!?玲音!?」


春香「玲音さんが!?」


千早「先生が犯人ですって!?」


やよい「えぇ…?」


小鳥「でもあんまり意外じゃないですね」


P「どうして玲音が…何が目的なんだ?」


あずさ「わかりません…ただ昨日ばったりあって…何かをやっていた記憶が…」


P「玲音…そういえば昨日あったな…相変わらず空気の読めない現れ方だったが…」


小鳥「そういえば…昨日酒場で飲みすぎたときオッドアイの女性がつけてくれたような…」


春香「どうやら全員玲音さんに何かされたみたいですね」


千早「偶然ではないみたいね、これは突き止めた方が良さそうね」

P「そうと決まれば玲音を探そう!」


P「俺たちをこんなみっともない体にさせたんだ!目的を聞き出した後ぶちのめしてやる!」


春香「でもどこにいるのかわかるんですか?私たち、玲音さんのことまったくわかりませんよ」


P「ああ、俺もそのことで考えていたんだが今思いついた策があった」


P「やよい、手伝ってくれないか!」


やよい「うっうー!任せてください!」


P「これは俺が玲音から直接貰った挑戦状だ、まだ記念として残してある」


P「そして当然玲音の匂いが残ってある」


春香「ということは…」


P「そうだ、やよい。頼むぞ」


狼「ウオオオオオオオオオオオン!!!」


クンカクンカ


春香「そうか!匂いを頼りに玲音さんを探すんですね!」


千早「変身能力を逆手に取るなんて、見直しました」


P「やよい、準備はいいか」


狼「ワン!」


小鳥「それで、誰を付き添いますか?」


P「そうだな…今いるのは春香と千早とあずささんとやよい…だけど後二人はほしいな」


ガチャ


P「おっと、どうやらパーティーが揃ったようだな」


↓2、↓3「え?」

響「な、なんだ?一体どうしたんだ?」


真「何の騒ぎですかこれ…って何ですかこの犬?」


狼「ウォン!」


響「ち、違うぞ真!これは犬じゃない…狼だ!」


真「狼!?確かに顔つきが犬らしくないけど!?なんで狼がここにいるのさ!」


狼「ワン!ワン!ウォン!」


響「は…はあ!?」


真「な、何て言ってるの響?」


響「響さん、真さん、私ですよ、高槻やよいです!って言ってるぞ」


真「や、やよいだって!?」


狼「ワン♪」シッポフリフリ

説明終了


真「そっか…あれは玲音が原因だったのか…」


響「いや~、びっくりしたぞ。一瞬本物の狼かと思ったからな。それここがいいのか?」コチョコチョ


狼「くぅ~ん♪」


P「ところで二人共、今日は遅いじゃないか、遅刻だぞ?」


ひびまこ「うっ!」ギクッ!


P「遅刻はいかんなぁ、5分ならまだしも時計の針はだいぶ進んでいるぞ」


P「何があったんだ一体?」


ひびまこ「そ、それは…」


P「罰として水浴びの刑だ!春香!」


春香「わっほい!」バシャアアアン!


ひびまこ「うわああああああああああああ!!!」


P「なるほど、響は↓1、真は↓3か」


千早「遅くなった理由は差し詰め、元に戻る方法を探していたという所ね」

チーター「グルルルルルル…」


P「また猫?悪魔の実でも食べたのかと思うくらいの変貌だな」


ハム真「ヂュ…ヂュイ!?」


ハム蔵「ヂュイ!」


ハム真「ヂュイ!ヂュイ!ヂュイ!」アタフタ


ハム蔵「ヂュイ…///」ポッ


ハム真「ヂュッ!?」ビクッ!?


P「何て言ってるのかわからん、響、わかるか?」


チーター「グルルルルル…」


ハムちゃんズ「ヂュッ…!!!!!」ビクッ


P「ああ、そうだった…」

チーター「グルルォン♪」ペロッ


ハムちゃんズ「ヂュウウウウウ!!!」ゾゾオーッ!


やよい「ああ!真さんたちが食べられます!」


あずさ「違うわ、あれは愛情表現ね」


P「さすがに友達を食べるような白状者じゃないからな響は」


P「だが見てて心臓に悪いな。ほらよしよし」ナデナデ


チーター「グルルル♪」


P「そうか、響はここがいいのか…ここか?」ナデナデ


P「それともここか?」ムギュッ


チーター「!?」ビクッ


P「ん?今ここに反応があったか…それそれ!」モミモミ


チーター「…ウ…」


P「う?」

チーター「ウガアアアアアアアアアア!!!」


ガブッ!!!


ギャアアアアアアアアアアアアア!!!


ハムちゃんズ「ヂュ…ヂュ……」ガタガタ


千早「やめて!落ち着いて我那覇さん!」


春香「お湯!早くお湯をッ!」


狼「くぅ~ん…」フリフリ…


小鳥「あわわわわわわわ…」


あずさ「あらあら~、今救急箱持ってきますね~」

響「うぅ…ごめんなさい…ごめんなさい…」シクシク


P「いや…俺だって響の胸を知らずに揉んでいて…すまなかった……」


響「ごめんなさい…ごめんな……」


P「泣くなよ、こっちだって悲しくなるだろ」


響「だって…プロデューサー…!」



響「腕が!!!」ドン!!



P「何、俺のしたことと比べれば安いもんさ、腕の一本くらい」


P「だから泣くなよな、でないとこっちだってもらい泣きしそうになる」ナデナデ


響「うぅ…」

P「というわけで俺が動けるようになるまでしばらく時間がかかるからみんなで玲音を探しに行ってくれないか?」


P「玲音のつながりに関しては俺よりお前たちの方が強い、きっと向こうもわかってくれるだろ」


春香「わかりました!この天海春香!いや765プロ一同、きっと玲音さんの野望を食い止めて見せます!」


P「ああ、頑張ってこいよな、イテテ……」


春香「それじゃあいくよみんな!」


千早・あずさ・真・響・狼「ええ!(ああ!)(ワン!)」


小鳥「頑張ってくださいね、このまま一生鎧のまま生活するなんて御免ですから…」




春香「さて、というわけで街にきたけど、なにか手がかりはないかな?」


狼「くぅん…」


千早「・・・」


真「・・・」


春香「そんなに怯えなくても…」


千早「甘いわね春香、いくら晴れているからと言ってもいつ水がかかるのかわからないのよ」


真「念のためお湯を持ち合わせたけどもし突然雨でも降ったりしたら…」


千早「私はタライに…」ガタガタ


真「ボクはハムスターに…」ガタガタ


春香「大袈裟だなあ二人共♪」

クンカクンカ!


狼「!」ピクッ!


響「どうした?やよい」


狼「ワン!」


響「何!?匂いに反応があった!?」


狼「ワンワン!」ダダダダ


響「ああちょっと!引っ張らないで欲しいぞ!」ザザザアアア


あずさ「私たちも行きましょう」


一同「はい!」

建物


狼「ワンワン!ウォン!」


響「ここに玲音の匂いを感じるって言ってるぞ」


春香「ここって?」


真「見たところ↓2だね」

真「トイレだね」


千早「公衆トイレね」


あずさ「玲音さんがこのなかで」


響「よ…用を足しているということなのか…」


春香「よし、中に入って確かめよう」


春香「あ、やよいはここで待っててね、トイレには動物持ち込めないから」


狼「ワン!」

真「…」ソロリ


真「誰もいないみたいだ、手を洗っている人はいない」


響「個室のドアは?」


真「一番手前がしまってる」


春香「つまりあそこに玲音が…」


千早「どうするの?」


春香「個室の前で待ち伏せする」


春香「まさか私たちがドアの前で待ち伏せしているなんて向こうじゃ思っても見ないでしょうしね」


真「確かにこれだけの人数見たらびっくりするもんね」


あずさ「それじゃあ待ち伏せしましょうか」


春香「はい!」


響(トップアイドルが公衆トイレで用を足す?なんか違和感が半端ないぞ…)

一番手前のトイレ


春香「…」ドックン


シーン


千早「…」ドックン


真「…」ドックン


あずさ「…」ドックン


響「…」ドックンドックンドックンドックンドックン


キイイイイイ


春香「!!!(来た!)」


↓2「ふぅ…」

真美「ふぅ…スッキリした」


春香「ええ!?真美」


真美「あれ?はるるん?ひびきん?みんな?どうしたの?」


春香「いやどうしたのって…なんで真美がこんなところにいるの?」


真美「何?真美がここでトイレしちゃいけない理由でもあるの?」


春香「い、いやないけど」


真「真美、ボクたちが来る前に誰か人来なかった?」


真美「う~ん…いや、真美見てないよ」


響「亜美はどうしたんだ?いつも一緒にいるのに」


真美「え!?そ…それは…」ドキッ!


あずさ「ええい!」バシャアアン!


真美「ひゃあ!いきなり何するのあずさお姉ちゃん!?」


千早「真美が↓2になったわ」

真美「ちょっとぉ~いきなりひどくなぁ~い?」


真美「人に水ぶっ掛けるなんてサイテー!なんでこんなことするの!?」


春香「あれ?変わってない?」


真「いや、ちょっと体つきがよくなったような…ちょっとだけど」


春香(確かプロデューサーさんは水ぶっ掛けたらあれになったから…)


春香(まさか!)ムギュ!


真美「ひゃぁあ!?い、いきなり何するのはるるん!///」


春香「…ある」


みんな「ええ!?」




狼「ZZz…ZZz……」

真美「うぅ…だから知られたくなかったのに…///」


春香「間違いなく本物だね」ジー


千早「私たちのアレがないということは…完全に男の子?」


真「まるで涼みたいだ」


あずさ「ちっちゃいわねー」


響「うぅ…うっ…///」


真美(うぅ…突然こうなってどうしたらいいのかわからないからトイレで色々知ろうと思ったのに…)


真美(ナニコレ!?なんでみんなに見られてるの!!!チョー恥ずかしいよ!コーカイショケイだよ!)


真美(で、でも…見られるの…悪くない…かも///)


ピョコン


春香「あ、おっきくなった」


真「ボクの小指みたいだね」


響「うぅ……///」

響「も、もうやめようよ…な?真美だって恥ずかしがってるしさ」


千早「そうね、確かにこれ以上やったらかわいそうだものね」


真美「うぅ…」


春香「でもおかしいなぁ?私たち玲音を探すためにここに来たのにいたのは真美だったなんて…」


春香「ここには玲音はいないのかな?」


千早「もうすでに使って退散したかもしれないわ」


真「なるほど、それで匂いが残っていたのかもしれないね」


響「な、なんて強烈な匂いをのこすん…玲音…」


あずさ「またやり直しね」

春香「仕方ない、またやよいの鼻を借りようか」


響「そうだな」


真美「え?やよいっちがどうかしたの?」


真「ああ、実は…」


ピタッ


春香「…」


千早「春香?一体どうしたの?急に立ち止まって?」


春香「…いや、私たちは大きな勘違いをしていたのかもしれない」


千早「え?」



春香「どうして私たち、『玲音さんが「女子」トイレにいる』と確信したの?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ


みんな「!?」ビクッ!


真美「え?」

千早「な、何を言ってるのよ春香!先生は女性よ!女性が女子トイレに入って何がいけないの!」


春香「そう、女性は女子トイレにはいる…それは当然の出来事」


春香「だけどその当然を打ち破るものがいるとしたら!その固定概念を砕く人がいるとしたらどうなの!?」ドン!


響「まさか玲音が男子トイレにいるとでも言うのか?」


春香「玲音に関しては、私たちはあまりにも情報が不足している…もしかしたらオカマかもしれない」


春香「だから男子と入れで用を足しているのかもしれないよ」


真「まさか…いやでも…そんな…確かに何も知らないし知らされてない…けど……」オロオロ


あずさ「…もしかして…いや…そんな…」


春香「いずれにしても確かめる必要があるね、男子トイレを!」ゴゴゴゴゴゴ


千早「そうね…確かに匂いがここで感じた以上、隅から隅まで探す必要があるわね…」


春香「それじゃあ行こうか、禁断の未知の世界へ!」

真美「だからってなんで真美がいかなきゃいけないのォ!?」ジタバタ


千早「しょうがないでしょ、今この中で男性は真美だけなのよ」


千早「男が男子トイレにいく、それは当然のことでしょ?」


真美「真美は女だよー!!!まこりん一緒に連れてって!」ジタバタ


真「ボクは歴とした女の子だよ!」


真美「だから真美も女だってばー!」


春香「つべこべ言わずにレッツゴー!」


真美「そんなあ!!!」


あずさ「何かあったら助けにいくから、安心して、ね?」


真美「うぅ…」

真美「なんで…なんで真美がこんなことを…」


真美「うへぇ…すっごくくちゃい……鼻が曲がる…」


真美「ああもう!これもれおれおのせいだからね!真美をこんな体にして!後でお仕置きしてやる!」


真美「えっと…誰もいない…いや、一番奥が閉まってある」


真美「…まさかおばけとかでたりしないよね?」


真美「………」

トイレの個室


真美「とりあえず隣の部屋で隠れてよう、出てきたところを捕まえるんだ」


シーン


真美「…」ドックンドックン


シーン


真美「…」ドックンドックン


シーン


真美「…」ドックンドックンドックンドックン


ガチャ


↓1「ふぅ…」

玲音「ふぅ…すっきりした」


真美(マジでいた!マジでれおれおいた!?なんで男子トイレに!なんでこんな臭いところで!)


真美(はっ!そんなこと言ってる場合じゃない!捕まえないと!)


真美はこの時、大量の情報を整理するのに頭がいっぱいだったッ!


その整理の誤差のせいで玲音と眼があってしまったッ!


玲音「ん?ふ、双海!?なんで男子トイレに!?」


真美「!!!」


真美は眼があった瞬間、驚愕と思考より先に行動に出た!


玲音「え!?」


突然の行動により玲音は蛇に睨まれたカエルのように硬直してしまった


そして真美はその隙をついて玲音に↓2したのだったッ!

ズキュウウウウウウウウウウウウウン!!!!!


玲音「!?」ブチュウウウウ


真美「ん…んむぅ!?」


春香「なに!?一体どうしたの!?大丈夫!?」


真「ちょっと!ここは男子トイレだよ!勝手に入って…ってああ!玲音!?」


春香「何この状況!」パシャパシャ


玲音「うっ…うぅ…//」クチュッ…


真美「んん…」レロレロレロレロレロレロ


真「口の中に舌を入れながら濃厚なキスをするなんて…」


春香「流石真美!私たちにできないことを平気でやってのける!!!そこにシビれる!」


春香「でも憧れないよ!!!」パシャパシャ

玲音「ぷはぁ!はぁ…はぁ…」


真美「れおれお、君、キスはまだだったよね~」


玲音「うぅ…」


真美「初めての相手は運命の人ではない!」


真美「この真美だッ!」バアアーーーーン!!!


玲音「くぅ…ファーストを…こんな汚いところで…しかも…双海にされるなんて…」


春香「でもこれでやっと捕まえましたよ玲音さん」


真「なんでボク達があなたを探しているのか、その理由、わかりますよね」


玲音「…ああ、わかってる…いつか来るとは思っていた」


玲音「だけどこんなところにくるなんてまったく思わなかったよ…やり過ごせると思ったのに…」

響「あ、戻ってきた」


春香「みんな!お待たせ!ちゃんと見つけてきたよ!」


玲音「…」トボトボ


響「れ、玲音!?本当にいたんだ!」


玲音「おや、半分揃っているみたいだね」


狼「ワンワン!」


玲音「君は高槻だね、ほらいい子いい子」ナデナデ


狼「くぅ~ん///」

あずさ「それで、どうして玲音さんはこんなことを」


玲音「…それは…」


千早「その前に」


ザバアアアアア


玲音「わああ!」


千早「私たちでさえなったんだからきっと首謀者のあなただって…」


千早「…!?」


春香「これは…↓2!?」

春香「おいしそうな牡蠣!!!」


牡蠣「」カキーン!


春香「うわ!生臭い!」


千早「た、大変!早く戻さないと!」


ジャアアアアアア!


春香「んん~、茹で牡蠣もなかなかおいしそうだね♪」

玲音「はぁ…はぁ…いきなりかけるなんて…ひどすぎるよ…」


春香「それで、どうしてこんなことをしたのか教えてくれませんか?玲音さん?」


玲音「あっ…いや…その…」


千早「ついでに戻しかたも教えてください」


玲音「…わかった、全部話そう」

玲音「実はこの件はすべて…」

↓2

1.命令された
2.玲音が全部やった
3.第三者が絡んでいた

玲音「命令されてやったんだ」


春香「命令ですって!?」


響「玲音ほどの相手をアゴで使う奴がいるのか!?」


千早「そんな…一体誰が…!?」


玲音「すべての元凶は…↓1だ」

玲音「彼…プロデューサーだ」


春香「!?」


真美「嘘…兄ちゃんが?」


真「まさか欺くためにプロデューサーのせいにしているんじゃ…?」


玲音「信じる信じないのは君たちの勝手だ、だけどアタシは真実を言った、それだけだ」


春香「もしもプロデューサーさんが犯人だとしたら一体どうしてプロデューサーさんがこんなことを…そしてなんで手を貸したんですか!?」


玲音「命令せざるを得なかった…アタシには彼に逆らえない理由がある…」


真「理由?」





「ダメじゃないか~玲音、そんなにベラベラしゃべっちゃ~」


玲音「!?」

P「まったく…頼りになると思ったらこれなんて…オーバーランクも名前だけか」


玲音「貴様…!」


P「おっといいのかい牡蠣のお嬢ちゃん?俺にはお前を自由にできない切り札があるんだぞ」ニヤリ


玲音「ぐっ…」


春香「そんな…まさか本当に…」


千早「あんなプロデューサー…見たことがないわ。黒井社長よりはるかにドス黒い笑顔をしているなんて…」


P「ふふふふ…しかし見事に綺麗に変身するなんてなぁ、ここまでうまくいくなんて思わなかったよ」


玲音「…」ジリッ


P「まったく動けないか、そうだよな~、動けないものなぁ~!」


P「俺には↓2があるからな!動いたら↓2がどうなるかわからないからなぁ!!!なぁ!!!」


玲音「…」

P「放水器があるからなぁ!動いたらうっかり誤作動で水がかかるかもしれないぞ~!」


P「そのままお前を再起不能にさせてやってもいいんだぜ!」


玲音「外道め…!」


P「はははははははは!」


春香「プロデューサーさん!一体どうしてこんなことを!?」


P「これをした理由かぁ…そうだな…」

P「この世の中退屈ばかりでつまらなかったんだよ」


P「プロデュースという刺激ある世の中も経験し続けると流石に作業ゲーのごとくだるくなっちまうしなぁ…」


P「だんだん飽きてきた俺はある日とあるディーラーからあるものを貰った」


P「それは真水をぶっ掛けたら何かに変身するという不思議な水だ」


P「まるでらんまみたいだと思った俺はそれを試しに俺につけて水をかけたらなんと!綺麗なふたなり美女になったわけだ!」


P「ついでにいろんなやつに試してみたら社長は↓1、冬馬は↓3、そして玲音は見事な牡蠣!」


P「正直笑っちまったと同時に確信したよ、これがあれば俺は刺激ある世の中を再び経験できるとね!」


狼「ウウウウウウ…」


千早「私利私欲のために行動するなんて…なんて人なの…」

真「ひぃ…!ご、ゴキブリ!?」


千早「なんてこと…黒から黒に変わってしまうなんて…」


P「まあただのゴキブリじゃないがな」


春香「そして冬馬君は…」


響「まったく変わってないんだな、まあどうでもいいけど」


P「さて、話は終わりだ、これからゆっくりと飼いならしてあげるよ」


P「アイドル…じゃなくてアニマルマスター…なんていい響きなんだろうなぁ~」


響「はっ!向こうは一人だけじゃないか!数ではこっちのほうが有利だぞ!」


P「それはどうかな?」パチン!

小鳥「…」ガッシャンガッシャン


春香「こ、小鳥さん!?」


高木「じじょうじじょおじじじょじょじょじょうじょう」ゴゴゴゴ


真「ひぃ…!?な、何あれ!?」


響「あれが…ご、ゴキブリ!?」


真美「ひぃ…!!!!!」ビクッ!

P「二人共俺のいいなり、だがこのままだと俺が無防備だな」


P「というわけで、小鳥さん!ユナイトだ!」


小鳥「…」


ガシャ、ガシャガシャ


ガッシャアアアアアアアアアアン!!!


春香「あ、あれは…!?」


P「名づけて、フルアーマープロデューサーだ!」ドン!


P「真、お前の理想の王子様だぞ、さあこっちへおいで」


真「そんなゴキブリを従える王子様なんてこっちから願い下げですよ!」


P「…そうか、残念だ」


高木「じょうじ」


真美「ひぃ…!」


P「安心しろ、抵抗をしなかったらこちらは何もしないからさ。さあ俺の元へおいで」


玲音「くぅ……」

響「えっと…一体どうしたら…」


春香「…」チラッ


狼「グルルルルルル…」


春香「玲音さん」


玲音「何?」


春香「ゴニョゴニョゴニョゴニョ」


玲音「…それしか方法がないのなら」

P「さあ、おとなしくしなさいな」ジリッ


玲音「このっ…!」ダッ!


P「おっと!この放水機が目に入らないのか?」


玲音「…!」ダッ!


P「はあ…もう少し利口だと思っていたのに…」ポチッ


プシャアアアアアアア!




玲音「…」ニヤッ


P「!?」

玲音「その甲冑、視界が悪すぎると思うけど…?」


P「何?」


牡蠣「」カキーン


P「一体何を…!?何を狙ってたんだ」カパッ


狼「グルルルルル…」


虎「ガルルルルルル…」


チーター「グオオオオオオ…」


P「…なっ!?」

P(まさか…これが狙いで!?)


三匹「グオオオオオオオオオオオ!!!!」


P「ぐああああああああああ!!!」


ガシャガシャ


P(クソ!一斉に飛びかかれたから動けん!社長は一体なにしてるんだ!?)


高木「じょ…じょう……じ…」ジタバタ


春香「千早ちゃん!早くお湯を!」ババイイイイイイイイイイイン!!!


千早「ええ!」


P(バカな!?あの奇乳で社長の動きを封じているだと!?)

P「あの不自由な体を逆手に取ってこんなことをするなんて…」


ザパアアアアア


高木「じょうじじょうじ!じょう……うぐっ!い、一体私は……」


春香「社長!元に戻ったんですね!」


高木「天海くん?これは一体…」


春香「覚えてませんか?プロデューサーさんに」


高木「ああ!そういえば私はあの時…!」


チーター「グオオオオオオオオオオ!!!」


P「やめろ…やめろおおおおお!!!」


真「ほらこれでもくらえ!」ザパアアアン!

小鳥「うっ…わ、私は…一体?」


小鳥「…ってなんで裸!?きゃあああああ!!!」


春香「社長!スーツかります!」


高木「あ、ああ…」ヌギヌギ


P「ぐっ…くそ!甲冑が…」


狼「グルルルルル」


チーター「グルルルルル…」


虎「グオオオ…」


P「……うぅ…」

高木「そうか…それでそんなことを…」


玲音「動けないアタシを利用し、アタシは彼にアイドルたちをこの水でかけるように脅された」


玲音「本当にすまなかった…こんなことをして」


春香「でも玲音さんのおかげでプロデューサーさんの暴走を止められたんです、ありがとうございました!」


真美「それで、この変態どうするの?」


P「…」


春香「まずは元に戻る方法を教えてください、処分はその後考えます」


P「…↓2が↓5すれば全部戻るぞ」


春香「嘘じゃありませんね?」


P「疑うならやらなくていいぞ…」

P「真美がアースマラソンをすれば全部元に戻るぞ」


真美「ええ!?」


春香「アースマラソンってそんな…!?」


千早「子供にそんなことをやらせるなんて…!」


真美「ていうかなんで真美がそんなことをしなくちゃならないの!?」


P「お前を媒体にしてるからな…ククク…全部元に戻るのに数年はかかるな」


あずさ「最低です…プロデューサーさん…」


真美「やだよマラソンなんて!」


春香「でもこれしかないなら…」

高木「こんなことになるとは…」


真「できれば変わってやりたいけど…」


真美「うぅ…マラソンなんてやだよ…」


春香「…そういえば他のみんなは何になったんだろう?」


P「知りたいか?なら教えてやる」


P「亜美は↓1、律子は↓2、貴音は↓3、美希は↓4、雪歩は↓5、伊織は↓6」


真「知ってたんですか?」


P「最初からな」


やよい「私たちを簡単に手懐けたのもそれが理由だったんですね」

春香「ヨーダって…だから真美はぼかしてたんだね、亜美のこと」


真美「天使?悪魔の間違いじゃないの?」


響「ヴぁ、ヴァルキュリア?貴音が?なんだか結構様になるような…」


千早「元々巨乳じゃないの…嫌味にもほどがあるわ…!」


あずさ「魔法少女?かわいらしいわね~」


やよい「伊織ちゃん!猫ちゃんにたってたんですか!」


P「今頃みんな家の中で燻ってるんじゃないか?」


高木「しかし…真美君がすべてを元に戻せるというのなら…やるしかない…」


高木「やってくれるか?真美くん?」


真美「やらなかったら結局元に戻らないんでよ?」


真美「だから真美、やるよ…だけどいつ終わるのかわからないから、そこのところ覚えてね」


春香「頼んだよ、全部真美の手にかかってるんだから」

小鳥「それで、これはどうします?」


P「…」


高木「ふむ…」


玲音「こいつはアタシがなんとかします」


春香「玲音さん?」


P「俺をどうするつもりだ?玲音」


玲音「アタシがこの手でぶち↓2す」

玲音「ぶち犯す」


P「何!?」


春香「お、犯すって玲音さん!?」


P「ははっ、何を言い出すのかと思えば犯すだぁ?」


P「まるでご褒美だな、いいぜ、元に戻るまでぜひ犯されてやるよw」


玲音「ふっ、このアタシがオーバーランクであることを忘れては困るね」


P「ははははは、まあ頑張って俺を犯してみせな、無理だろうがな」


玲音「それじゃあこいつを連れて帰ります、構いませんか?」


高木「あ…ああ、よろしく頼む」


ズルズルズルズルズルズル


春香「…」

真美「…わかった、真美…やるよ」


真「真美」


真美「これですべてが終わるなら…真美…頑張る!」


あずさ「私たちも全力でサポートするわ!」


高木「ああ、できる限りのことはやろう」


真美「ありがとう、みんな…」


こうして、真美のアースマラソンが始まった!

ナレーター『さあ始まりました!双海真美のアースマラソン大会が今この瞬間始まりました!』


ナレーター『コースは765プロを出発、そのまま東京湾へめざし船に乗って太平洋を横断します』


ナレーター『そしてアメリカ大陸を横断して、今度は大西洋を横断!』


ナレーター『ヨーロッパ、アジア、中国を渡り、再び船に乗って日本へ、そこから765プロへ目指します!』


ナレーター『言葉でも伝わるこの過酷なマラソン!果たして真美さんはこの地獄をクリアできるのか!?』

双海両親「頑張るんだぞ真美、応援してるから…」


猫「にゃ~」


響「走りきらないと承知しないわよっと言っているぞ」


真美「うん、真美、頑張る…」


雪歩「大丈夫だよ真美ちゃん!私たちが全力でサポートするから!」フリフリ


亜美「フォースとともにありだ、真美」ヨボヨボ


真美「ゆきぴょん…亜美…」


律子「大丈夫よ真美、私たちがずっと見守っているから…」


真美「りっちゃん…」

「真美、あなた一人寂しい思いをさせるわけには生きません」


真美「!?その声は…!」


白馬「ヒヒイイイイイイイイイン!!!」


貴音「この月のヴァルキュリア、四条貴音が先導にたってあなたを導きましょう!」


真美「お…お姫ちん…」ウルウル…


美希「そう、真美は一人じゃないよ、みんながいるの」


美希「だから胸はって走ってきてほしいの!」バイン


真美「…うん、わかった」


真美「真美、いってくる!」


貴音「さあ進みなさい!二十郎!」


白馬「ヒヒイイイイイイイイン」


パカラパカラ


司会『さあ今始まりました!長い長いアースマラソンの始まりです!』

真美「それじゃあいってくるよ!」


一同「いってらっしゃい!」


真美「スゥーハァー」


真美「よし!」


タタタタタッ


雪歩「…それじゃあ私たちも」


亜美「うむ…参るとしよう…」ヨボヨボ

春香「頑張ってね、真美」


タライ「」


真「しっかりやるんだよ」


あずさ「応援してるわよ」


やよい「また…会えるよね…うぅ…」


羅刹「頑張ってこいよ、俺は何も変わってないが北斗がやばいからな…」


春香「全部、真美にかかっているから、でも無理はほどほどにね」

20分後

真美「はぁ…はぁ…」タタタ


真美(ま、まだ走ってばっかなのに…もう疲れが…)


真美「足が…息が…はぁ…」タッタッ


ふよよよよよ


真美「はぁ…あれ?」


真美(息も足も軽くなった…なんで?)



亜美「フォースの力で肉体を強くしたぞ、真美」ふよよよ


雪歩「手助けくらいしてもルール違反じゃないもんね」


律子「聖天使リツコエルは真美を常に見守っていますよ」

なんだかんだで東京湾


真美「ふぅ…疲れがまったくないのにもう着いちゃった」


係員「お待たせしました、それではこの船に乗ってください」


真美「この船って…↓2じゃん!」

真美「モーターボートじゃん!?クルーザーとかフェリーじゃないの!?」


係員「ええ、何しろ予算が降りなくて…」


真美「そんなぁ…はぁ…」


真美「まあ…筏よりマシかな」


真美「で、真美一人で行くの?」


係員「ご安心を、付き添いとして↓2も付いていきます」

玲音「大丈夫だよ、双海」


真美「れ、れおれお!?どうしてここに?」


真美「まさか…れおれおも一緒についていくの?」


玲音「いや…ついていくのはこれさ」ポイッ


ドサッ


P「あ…あへッ…♥あはッ♥」ビクン!


真美「に、兄ちゃん…いやこれは姉ちゃん?一体どうしたの!?」


玲音「何…ちょっとね」


真美「え?」

数日前


玲音「ほらさらに濃度三倍だ!」チュー


ふたなりP「ひぎいいいいいいいい!!!らめ…らめェ!!!頭が…頭がああああああッ!!!」ビビビビビビ


玲音「クリとタマ両方にキメセクをぶち込まれた気分はどうだい?」チュー


ふたなりP「んほおおおおおおおおおおおお!!!」ガクッ!ガクッ!


玲音「どれ、そのイカれ狂った大きいの、堪能させてもらおうか」


ふたなりP「やめ…!まだ敏か…」ビクン!


ズブッ!


ふたなりP「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ!!!!!」ビュルルルルッ!


玲音「あっははははははは!!!無様だね本当!」


ふたなり「おっ♥おお…お♥おお…」ガクガク

現在


真美「大丈夫なの?」


玲音「ああ、いいかい?これからは真美がご主人様だ」


玲音「だから真美の命令には従うんだぞ」


P「わ、わかりましゅた///これからは真美がましゅたーにしましゅう…だから薬///」


玲音「無事に到着したらあげるからね♪」


P「ありがとうございましゅううううう///」ビクンビクン!


真美「えぇ…」

なんだかんだでボートに乗った真美たちは太平洋を横断することにしたッ!


しかし気候が不安定でサービスエリアのような感覚で停まれる島のない太平洋を!


一人の中学生とふたなりヤク厨を乗せたモーターボードで横断することなど自殺行為ッ!


文字通り「死」を意味することだったッ!


しかし、それを知らずに真美たちは!


真美「じゃあ行ってくるよ」


玲音「気をつけてね」


ブロロロロロロロ


行ってしまった!モーターボートという名の棺桶に乗り、太平洋という墓地を彷徨い始めたのだ!

真美「食料もこれだけあれば足りるって言うし、なくなったらここにある電話で電話したら届けてくれるって言うから大丈夫だと思うけど…」


ふたなりP「あへ…あへぇ///」


真美「…いやだなぁ…」


そしてたった二人、ボートの上で七日経過、何も起きないはずもなく


二人は↓2していた

バシャアアアアン!


ピチピチ


真美「よっしゃあ!また大物ゲット!」


P「すごいです真美さん!また大物じゃないですか!」


真美「えへへ♪どんなもんだい!」エッヘン!


二人はこの長い暇を持て余すために釣りをしていた!


真美「それじゃあね」スゥー


キャッチ&リリース、真美たちは釣った魚をそのまま逃していた


真美たちは特に食べ物に困っていない、だから魚を取って調理する必要はない


真美たちにとって釣りは食べるためではなく、あくまで楽しむためなのだ!


P「ああ…また餌とられましたぁ…」


真美「ねぇちゃんったらダッサイねー!」


そして数日間のキメセク、レイプをされたプロデューサーは、キメセクで頭がおかしくなっていた


そしてようやく落ち着いたころには自分が女だと思い込んでしまったのだった!

さらに数日後


ヒュゴオオオオオオオオオオオオ


真美「すっごい嵐だね」


P「そうですね」


真美「でも真美たちが進んでいるボートはそれほど揺れてないし…」


真美「それに傘とかさしてないのに塗れてすらないよ」


P「雲がボートの上にかかってませんね」


真美「なんであんなに綺麗になくなってるの?」


真美たちは知らなかった


亜美「…」ふよよよよよ


雪歩「…」ぽわぽわ


律子「…」


真美たちを見守る女神たちがいることに、二人は気付かなかったのだ


彼女らがいなければ今頃真美たちは海の藻屑と消えていただろう!

そして彼女達の功績により。真美は予定よりはるかに早くアメリカのロサンゼルスに到着した!


スタッフ「ウェルカムトゥーロス!ようこそミス・マミ!準備はデキテイマス!」


真美「うん」


玲音「やあ、よくここまで来たね」


真美「あ!れおれお!」


P「ご主人様ァ!」ダッ!


玲音「真美、こいつ、何かしなかったかい?」


真美「一緒に釣りとか楽しんだよ!」


玲音「そうか、それならよかった!」


P「薬…薬を…///」ハァハァ


玲音「わかっているさ、さあ早く帰るよ」


P「は、はい~///」


玲音「それじゃあ頑張ってね♪」


真美「うん!れおれおもありがとう!」

貴音「お待ちしておりました、真美」


真美「お姫ちん!」


貴音「そろそろ来るかと思ったので、先に待機しておりました」


貴音「太平洋横断など、よくそんな危険な行動を成し遂げましたね、あなたは私たちの誇りです」


真美「うん、ありがとう!」


貴音「これからは大西洋に着くまで私も同行させていただきましょう」


貴音「仲間は多い方が心強いでしょう」


真美「うん!ありがとうお姫ちん!」


貴音「どういたしまして、それでは参りましょう!二十郎!」


白馬「ヒヒイイイイイイイイン!!!」


こうして真美は太平洋を突破して、戦乙女貴音と共にアメリカ大陸を横断することになった!

続く

アメリカ大陸のどこか


真美「はぁ…はぁ…」


貴音「大丈夫ですか?真美」


真美「はぁ…はぁ………っはぁ!」


貴音「どうやら体力の限界のようですね…」


貴音「…」チラッ




亜美「もうフォースの力を送ってもぴくりともせぬか」


雪歩「もう魔力も尽きて体力回復魔法が使えません…」


律子「仕方ないわ、近くに↓2があるからそこで休むようにって伝えて」


雪歩「わかりました」


雪歩(四条さん、近くに↓2があるのでそこで休んでください)ジェスチャー


貴音(ええ、わかりました)


亜美

真美「はぁ…はぁ…」


貴音「真美、近くにステーキハウスがあります、そこで休憩をしましょう」


真美「はぁ…す、すてーき…?」


貴音「ええ、さあ早く、ステーキがあなたを待っていますよ」


真美「は…ははは!」

ステーキハウス


店員「メイアイテイクユーオーダー?」


貴音「サーロインステーキ二つお願いします」


店員「オーケー」


真美「はぁ…ねぇお姫ちん、真美たちどれくらい走っているかわかる?」


貴音「ラスベガスを通りすぎてからしばらくたったので…おおよそ1/4ほどですね」


真美「えぇ…まだそんなぽっちしか走ってないの?」


貴音「アメリカは大きいですからね、ですがこのペースなら近いうちに着くでしょう」


貴音「もう少しの辛抱ですよ、真美」


真美「ふぇ~……」クターッ

店員「テイクユアタイム」


まみたか「いただきます!」


真美「ステーキなんてチョー久しぶりだよ!」パクッ!


貴音「そうですね」


真美「ん?」


貴音「どうかしましたか?」


真美「このステーキ…↓2」

真美「メンマでできてるよ!」


貴音「なんと…麺までできているのですか?」


真美「違うよ!麺じゃなくてメンマだよ!」


真美「ほら!切っても肉汁が出ないじゃん!」


貴音「真ですね…一体これは…」


店員「ソーリー…今肉を切らしていてね…だから仕方なくメンマを代用しているんだ」


店員「肉を食べさせることができなくてすまない…こんなのステーキ屋失格ネ……」


真美「そ、そんな~…」


貴音「肉がないなら仕方ないですね…我慢して食しましょう」モグモグ


真美「うう…お肉が…」

翌日


真美「はぁ…まだ口の中がメンマの味で一杯だよ…」


貴音「お気の毒でしたね、真美」オーヨシヨシ


真美「なんでそんなにテンション高いのさ…」


貴音「まあいいではありませんか、メンマが食べられただけでも」


真美「よくないよ!ステーキハウスじゃなくてメンマハウスなんて詐欺だよ!」


真美「全部終わったら訴えてやる!」


貴音「それじゃあ早く行きましょうか、訴えるために」パカラッ!


真美「うん!」




律子「私たちも行くわよ」バサッ!


二人「ええ!」

そしてたった二人と一匹、アメリカ大陸の上で数週間経過、何も起きないはずもなく


二人は↓2していた

ドガラッ!ドガラッ!ドガラッ!ドガラッ!ドガラッ!ドガラッ!


真美たちは、アメリカ大陸横断ついでになぜたスティールボールランレースに参加することになってしまった!


しかし真美は年齢が幼く参加できず


代わりに貴音が出場することになった!



ジャイロ「クソッ!どうなっているんだあいつは!?」


ジャイロ「まともな方法じゃ追いつけない!これじゃあ…敗ける!」


貴音「さああと少しですよ、二十郎!」


白馬「ヒヒイイイイイン!!!」


ドガラッ!ドガラッ!ドガラッ!ドガラッ!ドガラッ!ドガラッ!ドガラッ!


ジャイロ(こうなったら…!)ギュルルルルルル!


貴音「…」チラッ

ギュルン!


貴音「…」スッ


ギュロロロロロロ!!!


ジャイロ(バカな!?止められた!?いや…違う!あれは…)


貴音「…」ニヤリ


ジャイロ(滑っている!鉄球が彼女の手をなめらかに滑っている!)


貴音「コオオオオオオオオオオ!!!」バチバチバチ


ジャイロ(な…何をするつもりだ?何かとんでもなくやばそうだ…!)


貴音「波紋疾走(オーバードライヴ)!」


バチン!


ジャイロ(鉄球が…パチンコのように彼女の手から弾き飛ばされて!!!)

メキョッ!


ジャイロ「ガッ…!」


ドサッ


貴音「あなたには恨みはありませんが…そこで寝ていて貰いますよ」



こうして貴音は順調に勝ち抜け、レースに優勝した!


しかし、途中の選手の妨害により優勝がなかったことにより!


優勝者はポコロコという選手となった!


真美「何やってるのさ」


貴音「申し訳ございません…正当防衛のつもりでしたが…」

ジョニィ「ジャイロ!おい…嘘だろ…おい!」


ジョニィ「目を開けろよジャイロ!おい何か言えよ!」


ジャイロ「」


ジョニィ「ジャイロ…ジャイロオオオオオオオオオオオォ!!!!!」


ジョニィ「ウオオオオオオオオオ!!!ジャイロオオオオオオオオオォ!!!!!」


ジョニィ「ジャイロオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」


真美「うわっ…あんなに大泣きしている男の人初めてみた…」


貴音「…」

貴音「あの…」


ジョニィ「お前は!よくもジャイロを…」チュミミミミン


貴音「大丈夫です、彼は生きています」


ジョニィ「何!?」


貴音「オーバードライブ!」


ババババババババ!!!


ジャイロ「ガハッ!はぁ…はぁ…」


ジョニィ「ジャイロ…生きていたのか!ジャイロォ!!!」


ジャイロ「ジョニィ…?俺は一体…レースは?遺体は?」


ジョニィ「ああ…もう全部終わっちまった…だけどよかった…お前が生きてて…よかったぁ…うぅ…」


貴音「さあ参りましょう、厄介事を引き入れる前に」ささっ


真美「う、うん…」ささっ

レースを終え大統領が死んだニュースがアメリカ全土に伝わったがそんなことはどうでもいい二人は無事天使達に見守られながら大西洋側に到着した!


真美「ふぅ…やっと…ついたよ…」


その間なんと3ヶ月!


一年の1/4をマラソンに費やしたのであった!


真美「今頃みんなどうしているのかな…はぁ…寂しいよ…会いたいよ…亜美…」




亜美「真上にいるんじゃがのう…」


亜美はまだヨーダになっていた

貴音「それでは私は大西洋側に向かいます、後ほど会いましょう」


真美「ありがとうお姫ちん、心細いけどまたね」


ドガラ!ドガラ!


真美「…はぁ、次はユーラシア大陸か…つらいなぁ…」


スタッフ「オーケーミスマミ、次は大西洋横断だ」


スタッフ「マミには↓2に乗ってアトランティックオーシャンを渡ってほしい」


真美「付き添いは?」


スタッフ「ドントウォーリー!君の知り合いの↓5を呼んできた、もう寂しくないぞ!」

真美「このロボットみたいなのは?」


スタッフ「説明しよう!」


スタッフ「これはアッガイ!我が国アメリカと同名を結んでいる国からプレゼントされたモビルスーツだ!」


真美「モビルスーツ?」


スタッフ「頭部にはバルカン砲!左腕には6連装ロケットランチャー!」ドン!


スタッフ「そして右腕にはメガ粒子砲だ!」ドドン!


スタッフ「このグレートな設備の前にはロシアだろうが北朝鮮だろうが一瞬で消し炭にできるというわけだ」バアアアン!


真美「おおおおおお!カッコいい!」

スタッフ「そしてこれが!真美が共に冒険する仲間たちだ!」


真美「えっ!?」


スタッフ「まずは火に強い赤ピクミン!」


スタッフ「泳げる青ピクミン!」


スタッフ「高く飛べる黄ピクミン!」


スタッフ「力持ちの紫ピクミン!」


スタッフ「そして毒もちの白ピクミン!」


スタッフ「五匹合わせてピクミンジャーだ!」ドオオオオオン!!!


ピクミンズ「…」


真美「これ?真美の親指より小さいじゃん!」

真美「これ本当に役に立つの!?このモビルスーツに踏み潰されちゃうよ!」


スタッフ「ふふふ…ノープロブレム、このピクミンたちは我がアメリカ兵以上に勇敢だ」


スタッフ「きっと君の助けになるだろう」


真美「う~ん…」


ピクミンズ「…」グッ!


真美(…まあこのモビルスーツがあればいっか)

こうしてアッガイに乗った真美は大西洋横断を開始したのであった!


真美「それじゃあ行ってくるよ!」


スタッフ「グッドラック!よい旅を!」


ざばああああああああああああん!


これが真美が大西洋横断を行う歴史的瞬間であった


しかし!出発早々アクシデントが発生した!


ピクミンたち「」チーン


青「…!」オロオロ


青ピクミン意外は水に弱い!


スタッフ「オーマイガッ!そんな弱点あったのか!」

バミューダトライアングル


フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域


昔から船や飛行機、もしくは、その乗務員のみが消えてしまうという伝説がある


ここは嵐が頻繁に発生し、船は沈没、飛行機は墜落


まともに通ったらまず死は確実、しかし!


ゴオオオオオオオオオオオ!!!


真美「~♪」


アッガイに乗っている真美にはノーダメージ


マラソンという苦痛から逃れた真美は


アッガイに乗りながら↓2を満喫していた

大西洋の地下深くに沈んでいた古の怪獣と戦っていた


怪獣「あんぎゃああああああああ!!!」


ドドドドドドド!!!


怪獣「ぎゃおおおおおおおおおおおおん!」


真美「嘘!攻撃が通用しないじゃん!なんで!?」


真美「これじゃあ真美…負けるじゃん!」



雪歩「ど、どうしよう…」オロオロ


亜美「フォースといえどあれを倒すことはできぬ…」


律子「一体どうしたら…」

「ぶぁあああああかものどもがあああああああああ!!!」


真美「!?」



アメリカ兵「たかがトカゲ一匹に世界の平和を脅かしてたまるか!」


アメリカ兵「くらえトカゲ野郎!我がアメリカ軍の力を思い知るがいい!」


ドガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!


アメリカ兵「我がアメリカ軍の軍事力は世界一ィィィ!!!できんことはないいいいいい!!!」


アメリカ兵「現代に蘇ったのが運の尽きだったな!トカゲボーイ!」


どおおおおおおおおおおおおおおん!


怪獣「あんぎゃあああああああああああ!!!!!」


ざざあああああああん…


アメリカ兵「世界の平和は守られた!」どん!


真美「こ、これが米軍の力…」


真美「あれを敵に回すのはよそう…」


こうして怪獣を無事退治した真美はアメリカ軍と別れ大西洋を横断することに成功したのだった

フランス


スタッフ「ボンジュール真美、お会いできて高栄です」


真美「うっ…ん~!狭い部屋に閉じ込められるのってチョー窮屈だったよ!」


青ピクミン「…」


貴音「お待ちしましたよ、真美」


真美「あ!お姫ちん!」


貴音「さて、これが終わればマラソンは終わります。しかし次は世界最大の大陸の横断…」


貴音「覚悟はよろしいですか?」


真美「・・・うん」


貴音「よろしい」

貴音「それでは参りましょう、中国へ!」ドガラッ!ドガラッ!


真美「うん!」タタタッ


こうして二人は世界最大の大陸を横断することになった!




スタッフ「サイン貰いたかったデース…」


青ピクミン「…」ガンバレ


こうしてユーラシア大陸を横断し始めた二人


貴音「…」ドガラドガラ


真美「はっはっ」


天使と魔法少女とジェダイマスターに空から見守られながら


亜美「…」


律子「…」


雪歩「…」


もはや何のために走っているのかわからず


ヨーロッパ圏から無事何事もなく通過しアジア圏に到達した!!!


その間なんと一ヶ月半!


アジア圏に到着した二人は、マラソンを一度中断し↓1を楽しんでいた

ワイワイ   ガヤガヤ


現地民1「いや~、ジャパンのアイドルがここに来てくれるなんて予想もしなかったよ!」


現地民2「連絡をくれたらもっとグレイトな宴会を用意できたのに!」


貴音「いえ、これだけで充分です。みなさまのお心遣い、ありがとうございます」ペラペラ


現地民3「うぅ…、その優しさが胸にしみるぜ…」


現地民4「すごい張ってるねお嬢ちゃん、どれだけ走ったんだい?」


真美「えへへ、ちょっとね」


現地民4「こんなに張っているのにまだ歩けるなんてジャパンの少女は頑丈だね」


現地民4「せっかくだから↓2をあげよう、これがあれば腫れが治るはずだ」


真美「ありがとうおじちゃん」


現地民1「さあみんなジャンジャン飲もう!今日は眠らせないぞ!」


真美「」

宴会終了


真美「うぅ…ぶっ続けで飲みつづけるなんてひどいよ…こっちには子供がいるんだよ」


真美「まったく…お姫ちんはまだ飲んでるし…真美のことも考えてよね」


真美「それにしても人魚の肉かぁ」


真美「人魚ってあの人魚だよね?まさか…」


真美「…」ゴクン


真美は人魚の肉という魅力しかない言葉に引き寄せられ人魚の肉を

ジュウウウウウウウウウ!!!


焼いて!


パシャパシャ


塩コショウをふりかけ


真美「いただきまーす!」


ステーキにして食べたのであった!


真美「うまいッ!!!」

翌日


貴音「昨日はよく食べましたね、真美」


真美「うん!」ツヤツヤ


貴音「おや?なんだかずいぶん肌に艶がでていますね」


真美「いやー昨日ぐっすり眠れてもう体力も回復したよ!」


真美「このままアジア横断してもいいくらい元気がみなぎってくるよ!」


貴音「それは何よりですね、では参りましょう。その体力が維持する間に」


真美「うん!」


人魚の肉には人間の体力を回復、強化する力が秘められていた!


この調子を維持しながら、果てしないマラソンを行うのであった!

続く

再開

人魚の肉を食べてから真美の体は絶好調!


いくら走っても疲れない体を手に入れ、真美はそのまま戦乙女貴音と共に日本海へ走った!


しかし真美は疲れない原因を人魚の肉だということには気付いてはいなかった


真美「ねぇ、今どこかわかる?」


貴音「中東のどこかですね、この辺は危険なので気をつけてください」パカラパカラ


真美「うん、わかった」




亜美「あぢ~~~~~…」ダラダラ


律子「お得意のフォースでなんとかしなさい」


亜美「堕天使め…」

ついに地球一周の半分以上を走りきった真美!


まったく疲れない体を手に入れ好調に見えたかに思えた!


しかしッ!物事はスムーズに進まない物!


真美は↓2というアクシデントに遭遇したのだった!


真美「嘘…」

真美「お姫ち~ん!どこぉ!?」


真美は砂漠のド真ん中、迷子になってしまった!


携帯も通じず周りには人が見当たらない


ついでに亜美たちも行方不明!


ブロロロロロロロロロ


真美「この音…まさかお姫ちん!?」


悪党たち「ヒャッハアアアアアア!!!女だァ!!!」


違う!悪党だった!


真美「ひぃ…!?」

悪党1「こんなところにまさか女がいるなんてなぁ?」ジュルリ


悪党2「しかもまだ未成年だぜ!これは上物だ!」


悪党3「ヒャッハアアア!!!ロリだ!ロリだぜぇ!!!最ッッッ高だぜェ!!!」


真美「ま、真美を…どうするの…?」ガタガタ


悪党1「決まってるだろ!↓2だ!」

花街!それは芸妓屋、遊女屋が集まっている区域を指す名称である!!!


もともと日本にしかない区域がなぜ中東にあるのかは謎だが現代の日本とは違いここは性的サービスを行っていた!


真美は、不幸ながらそんな所へ連れてこられてしまったのであった!!!


真美「うぅ…なんで真美がこんな目に遭わなくちゃいけないの…」


真美「怖いよ…助けてよ…会いたいよ…うぅ、真美ぃ…」


悪党1「ぐへへへ、泣いても無駄だ、家族やお友達は二度と会えねえよ!」


悪党2「これからはここで楽しく遊ぼうぜお嬢ちゃん!」


真美「ひぃ!」ビクッ!

悪党1「さてまずは商品になるかどうかの検査だ」


真美「やだ!やめて!あっちいって!」ジタバタ


悪党2「動くとどうなるか…わかってるだろうな?」ジロリ


真美「ひぃ…!」


悪党1「ぐへへへ…幼女のマッパなんて久しぶりだぜぇ…どれ?」


真美「うぅ…」


悪党1「おお!なかなかのちっぱいだ!どれ下のほうは…」

悪党1「!?」ビクッ!


悪党2「おい、どうした?」


悪党1「あ…兄貴…これを…」


悪党2「ああ?どうしたんだ?」チラッ


悪党2「…!?」


真美「うぅ…」


悪党2「おい…貴様…」ゴゴゴ


悪党2「それは…まさか…まさか貴様は…」ゴゴゴゴゴゴ


悪党2「男か!!!?」ドン!


女の体で運動力に限界があったため、真美はニューハーフになることでパワーをあげようと考えた!


その体のままで連れてこられたため、悪党たちは真美をニューハーフだと知らずに連れてきたのである!

真美「ふふふ…ばれちゃったみたいだね、おじちゃんたち…」


真美「そう…真美は見た目は女の子でも…」


真美「下の方は男の子だったのだよ!」パオオオオオン!!!


悪党1「オーノー!!!俺は男のちっぱいで興奮していたのか!オエエエエエ!!!!!」


悪党2「俺たちを欺くとはなかなかやるじゃねえか」


真美「ふん!悪党たちに褒められても嬉しくないよーだ!」


悪党1「うぅ…しっかしどうしますか?これじゃあ商品になりませんぜ」


悪党2「仕方ない…↓2だな」

悪党2「美味しくいただくとするか」ジュルリ


真美「え?」


なんと悪党どもはカニバリズムを行っていたのだった!


人肉嗜食!その人道を外した行為が今まさに真美に振りかざそうとしていた!


悪党2「これくらいのしっかりした肉なら、すげぇうまいステーキができあがるだろうなァ?」


悪党1「なるほど!それじゃあ今日はニューハーフのステーキだぜヒャッハアアアアア!!!」


真美「あ…あぁ…」ガタガタ


ニューハーフの真美は食べられることになってしまったのだ!

そして…


悪党1「みんな!今日はニューハーフのステーキだぜ!今ニューハーフのガキの解体ショーやるから見にこいよ!」


悪党たち「ヒャッッッハアアアアアアアアアアアアア!!!!!」


何人もの人間を食した悪党はリョナを見ることが楽しみとなってしまった


真美「どうして…どうじで…こ…ごんな…」ヒック…


真美は待ち受ける死の前に過呼吸を引き起こしていた


悪党2「さあ神に祈るんだな!」ギラリ


悪党はナイフを真美の首元に近づける


真美「やだよおおお!じにだぐないよおおおおおおおおお!!!」ジタバタ!


悪党2「っるせえぞガキ!今すぐ黙らせていいんだぞ!」


真美(うぅ…このままじゃ真美…しんじゃうよぉ…)


真美(そこで問題だよ!この今にも処刑されそうな展開をどうやって切り抜けるのか!3択-一つだけ選んでね!)


コンマ安価

1.ぷりちーの真美は突如切り抜けるアイデアがひらめく 00~32

2.仲間がきて助けてくれる 33~65

3.食べられる、現実は非情である。 66~99

そして…


悪党1「みんな!今日はニューハーフのステーキだぜ!今ニューハーフのガキの解体ショーやるから見にこいよ!」


悪党たち「ヒャッッッハアアアアアアアアアアアアア!!!!!」


何人もの人間を食した悪党はリョナを見ることが楽しみとなってしまった


真美「どうして…どうじで…こ…ごんな…」ヒック…


真美は待ち受ける死の前に過呼吸を引き起こしていた


悪党2「さあ神に祈るんだな!」ギラリ


悪党はナイフを真美の首元に近づける


真美「やだよおおお!じにだぐないよおおおおおおおおお!!!」ジタバタ!


悪党2「っるせえぞガキ!今すぐ黙らせていいんだぞ!」


真美(うぅ…このままじゃ真美…しんじゃうよぉ…)


真美(そこで問題だよ!この今にも処刑されそうな展開をどうやって切り抜けるのか!3択-一つだけ選んでね!)



コンマ安価   ↓3

1.ぷりちーの真美は突如切り抜けるアイデアがひらめく 00~32

2.仲間がきて助けてくれる 33~65

3.食べられる、現実は非情である。 66~99

悪党2「恨むならこんなところまで来た自分を恨むんだな!」チャカ!


真美「ひぃ…!」


「ハイヤアアアアアアアアアアア!!!!!」


悪党2「!?」ビクッ!


貴音「悪党どもめ!よくも真美を拐いましたね!」


貴音「それだけでなく食べようとするなど…非人道的!言語同断です!」


真美「お、お姫ちん!」


貴音「今すぐ開放すれば命だけは助けます!早く放すなさい!」


悪党2「うっせえぞ!今こっちは良い所なんだ!それを邪魔するなんて許さねえ!野郎共!ぶっ殺して死体を犯してやれ!!!」


悪党たち「ウオオオオオオオオオオオオ!」ドドドドドド!!!


貴音「オーバードライブ!」ドバドバドバドバドバドバ


悪党たち「ぎゃああああああああああ!!!!!」

悪党2「おい何やってる!敵は女一人だろ!」


「一人じゃないぞ!」


悪党2「何!?」


バシュン!


悪/党2「がっ…!」


ドサッ!


亜美ヨーダ「やれやれ…何とか間に合ったようじゃな」


真美「あ、亜美!」


亜美「今放すぞ、しばし待たれよ」


真美「うん!」

雪歩「チチンプイプイポパピプペ!わ、悪い人たち全員!かたつむりになっちゃええええええ!!!」ビビビビビ


悪党たち「なっ!?」


ポン!


かたつむり群団「!?」ウニョウニョ


律子「ひぃ…!気持ち悪い!?」


真美「ゆきぴょんにりっちゃん!みんな来てくれるなんて!」


雪歩「さあ早く!」


真美「う、うん!」


タタタッ


かたつむり群団「…」ウニョウニョ


悪党はかたつむり群団と化したが水分が異常に少ない中東では長生きできず


そのうち悪党は全滅した

真美「うえええええええん!!!怖かったよおおおおおおおおお!!!」ダキィ!


貴音「よしよし、怖がらせてしまいましたね」ナデナデ


律子「さっき砂嵐が起きて…その時に目を放して見失っちゃって…ごめんなさい…」


亜美「フォースの力で見つけてよかったわい」


真美「でもなんでみんなが?」


雪歩「実はずっと空から見守っていたの…黙っていてごめんね」


真美「ううん、みんなのおかげで真美、助かったよ」


真美「ありがとね!みんな!」ニコッ!


四人「!!!」ドキン!


今の真美はニューハーフ、つまり男の子!


その男の子の笑顔に女子たちはときめいてしまった!

なんやかんやでいろいろあったが結局貴音は真美を連れて日本海に


亜美たちはまた空から見守ることにしマラソンを始めた


もはやなんのために走っているのかすら忘れて真美は走りつづけた


今頃春香は爆乳アイドルとして人気に、千早はやよいの家で服を洗いに行っているのを知らずに


真美はフォースの力関係なしに疲労をまったく感じないことに違和感を感じながら走りに走り走りつづけ…


ついに中国までたどり着いた、たどり着いたときはすでに出発してから1年が経過していた


そして中国で、真美は↓2をしていた

ストリップ!それは古代から続いている性サービス!!!


舞台上で主として女性のダンサーが、音楽に合わせ服を脱いでいくさまを見せる出し物である!!!


当然ながら未成年がやると犯罪だがここは世紀末中国!!人権がほぼない国にとって中学生のストリップは当たり前なのだ!


ドンドンドン!

真美「~~~~~///」ヌギヌギ


観客「ヒューヒュー!!!」


真美「~~~~~///」ポロン


観客「おおおおおおおおおおおお!!!」


真美「はぁ…はぁ…//」


真美(どうしよう…真美…まだ中学生なのに…こんなことしてる///)


真美(いけないことだとわかっているのに…こんな///)ビクッ!


真美(これじゃあもう…アイドルやれなくなっちゃうよぉ…///)

過剰のランニングにより欲求が溜まっていた真美は未成年ながらストリップをやっていた!


これが果たしていいことなのか悪いことなのか、それは分からずじまいだった


しかしストリップをやり終えた真美は何かしらと満足げな顔をしていた!!!


真美「はあ///これ…気持ちいい///」ビクン!




客たち「今日は良い物見れたアル!やっぱ日本の女子は最高ネ!」


客たち「これ、料金ね」チャリン


貴音「謝謝」

いよいよアースマラソンもラストスパート!


ついに上海にたどり着いた真美はここから↓2に乗って↓5と共に日本へ行くのであった!


これが終わればアースマラソンも終了!


体の違和感が気にならなくなった真美はそのまま↓2に乗り込むのであった!


スタッフ「それじゃあ頑張ってくるアル」


真美「ありがとう!」

飛行艇


フヨヨヨ


猫「ニャー」


真美「モーターボートからモビルスーツに飛行艇、乗る旅にだんだん豪華になっていくね!」


猫「ニャー」


真美「しっかしこの中にいるのは真美たちだけかぁ…お姫ちんも今頃日本だし…」


真美「そういえば亜美たちはどうしたんだろ?」


猫「ニャー…」

真美「…」


猫「…ニャ?」


真美「おーよしよし」ナデナデ


猫「ニャ…ニャァ///」


真美「ふふ、かわいいね♪」


猫「ニャ…ニャァ///」

真美と猫、飛行艇で半時間、何も起こるはずなく


真美は↓2をしていた

ヒュウウウウウウウウウウウウ!!!


突如表れた隕石!大きさは巨大ではないが追突したらタダではすまないだろう!


真美「どどどどどどうしよう…」


猫「にゃ…にゃああああ!!!」


伊織(なんでこんなことになっちゃったのよ!誰か説明しなさいよ!)


なんと猫は伊織だったのだ!


真美のことを心配した伊織は猫になってこっそり見守っていたのだった!


真美「と、とにかく隕石を破壊しないと…!」


猫「にゃああああ!」


伊織(どう考えても無理でしょ!)


たかが中学生の少女が隕石爆破など、常識的に考えて不可能!

ゴオオオオオオオオオオオオ!!!


真美「ああ!もうはっきり見えるようになっちゃった!」


伊織(もうダメよ…この世の終わりよ…)


伊織(ああ…せめて最後は765プロのみんなと一緒に過ごしたかったわ…)


真美「ああ…もうだめ!」グッ


絶体絶命かと思われた真美は頭を抱えた…その時!


真美「…?」


隕石は制止していた


真美「な、何?」

亜美「長くは持たないぞ、早く…!」ゴゴゴゴゴゴ


フォースの力で隕石を食い止めていた!


しかしジェダイマスターといえど隕石を食い止めるには限界がある、その間は20秒も満たない


しかし隕石を破壊するのには20秒未満は充分の時間だった!


雪歩「レイジングハート、セット・アップ」


Stand by ready.Set up.


雪歩「いくよ、レイジングハート…」


Shooting mode.


雪歩「撃ち抜いて!ディバインーーー『Divine』」


雪歩「ーーーバスタアアアアアアア!!!『buster』」


ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

雪歩の杖から発射された攻撃は隕石に直撃し…


カッ!


強い光を放ち、そして!


ゴオオオオオオオオオオオオオオオン!!!


消滅した、粉微塵となり


雪歩「…」


真美「す、すごい…」


猫「にゃぁ…」ジョロロロロ


こうして魔法少女たちの活躍にのり危機は乗り越えられたのであった!

日本


係員「お待ちしておりました、真美さん」


真美「やっと、帰ってこれたんだね」


真美「ああ、なんだか懐かしく感じるよ~」


係員「ここまで来たらあと少しです、頑張ってくださいね」


真美「ありがとう!」


貴音「それでは参りますよ、真美、らすとすぱーとです!」


真美「うん!じゃあね、猫ちゃん!」


猫「にゃー!」


いよいよこの長きに渡る因縁に終止符をつけることとなった!

今まで気が遠くなるほどの距離を走ってきた真美!


錯覚により日本など大したことないと思ったが真美が出発した所は新潟の港!


ここから765プロまで300Km!一般ならまず走りたがらない距離!


しかし真美はある日を栄にマラソンの辛さを感じなくなってしまった!


一体なぜなのか、そんなことを知らずに真美は走り初めたのであった!


真美「ほっほっほっ」タタタタタ

走り初めてから3日


ふたりはホテルで休憩をしていた


さすが日本、真美たちの出身地、当然ながら真美はホテルでは有名!


そしてチェックインをすんだ後部屋で真美はゆっくりくつろぎながら↓2をしていた

prrrrrrr


prrrrrrr


ガチャ


P「はい」


真美「あ、兄ちゃん?それとも姉ちゃん?」


P「真美?ああ、そうだったね。もうそんな時期だったんだ」


真美「あやうく忘れかけたけど、あと少しで全部終わるよ」


真美「まったく…兄ちゃんのせいで真美がどんなひどいめにあったのかわかってるの?」


P「…ごめんなさい」


真美「たく…全て終わったら仕返しするからね!」


P「はは、それは怖いね」

真美「だから、覚悟しておいてよね!着いたら今までのツケをまとめて払うからね!」


P「楽しみにしてるよ、真美」


真美「うむ、よろしい、じゃあね!」


P「じゃあね」


ガチャ


真美「…あの時と比べて随分丸くなったね」


真美「…あの時かぁ」


真美「思えば真美がトイレから出たときから全てが始まったんだよね」


真美「…やっと、この地獄から開放されるんだね」


真美は、今までの出来事を懐かしみながら夜を過ごしたのだった

パカラパカラ!!!


貴音「…」


真美「…」タタタッ


二人は終始無言だった


もはや765プロにつくという目標のみを意識し、走りつづけたのだった


中部を越え、群馬を通り過ぎ、ついに東京都内に辿り着いた!!!

そして765プロがある区ではたくさんの人が真美を出迎えていた!


ワアアアアアアアアア!!!ワアアアアアアアアアアア!!!


真美「………」タタタッ


『ご覧ください!765プロアイドル双海真美さんが!地球一周を終え今!765プロを目指しています!』


『あの小さな体で、あと少しで偉業を達成しようとしています!』


『皆様!盛大な声援をお願いします!』


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!


真美「…」


真美はだまりながら走りつづけた、喋る余裕などなかった


今は早く事務所につきたい、みんなと会いたいという思いでいっぱいだった


しかし


真美「…」ジワッ


真美は泣いていた、嬉しかったのだ!


たくさんの人に出迎えてくれた真美は、感動して涙を流していた!

聞こえるのは真美の息遣いでもなく貴音の馬の蹄の音でもない


声援、それが街の中でいっぱいであった


あと少し…あと少しで全てが終わるのだッ!!!


春香が巨乳で悩むこともまな板からタライに進化することも


響たちが動物になることも真がハム蔵から婚約を求められることも


亜美がヨーダになることも雪歩が魔法少女になることも律子が天使になることも


社長がテラフォーマーになることも、小鳥が鎧になることも全てなかったことになるのだ!


真美「はぁ…はぁ…」タタタタタ


真美は走りつづけた、みんなの期待と己の新年を胸に抱きながら


そして…


春香「真美いいいいい!!!こっちだよおおおおおお!!!」


真美「!!!」


千早「あと少しよ!頑張って!」


亜美「フォースと共にありじゃぞ!」


聖天使リツコエル「ラストスパートよ!」


美希「頑張るの!」バイン!


真「あと少しだよ!」


虎「ガオ!」


チーター「グオ!」


狼「ワン!」


猫「ニャー!」


雪歩「頑張ってええええええええ!!!」




貴音「もうすぐですよ、真美」


真美「…うん」ジワッ

765プロまであと10m


ーーー5m


ーーー3m


ーーー1m


そして…




ポン!




響「…え?」


あずさ「あら?」


伊織「…ええ?」


やよい「う?」


亜美「フォースと…って…なんだか背が高くなった気が…」

真美「やった…やったぁ…」


あずさ「あらあら~」


響「やった…やったぞ!」


小鳥「これでもう鎧から悩む日々は終わったのよォ!!!!」


高木「もうゴキブリ社長とは言われないぞ!」


春香「ありがとう真美!!!本当にありがとう!」


美希「これでやっとプールには入れるの!」


玲音「全部君のおかげだ、ありがとう」


真美「みんな…やった…やったんだね…真美…」ウルッ


亜美「真美」


真美「亜美…」


亜美「ありがとう!」ニコッ!


真美「…うん!」ニコッ!


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!


こうして、約2年近くに渡る因縁に終止符をつけたのであった!

全てが終わったこと…そう、終わったのだ!


765プロのアイドルたちは無事に冷水、海、プールを満喫し


もう事故で変身することはなくなった


雪歩は逆に不便そうだったが魔法少女はあれでも恥ずかしかったのでならなくてよかったらしい


Pは事件が終わった後この一件により逮捕された


しかしキメセク異存から抜け出せず精神病院に放り込まれた


玲音はキメセクふたなりPをぶち犯したことにより妊娠、女の子を産んだためアイドルを引退


今は765事務所で働いている


こうして全てが終わりに見えた!!!


見えたかのように思えたのであった!!!

80年後


亜美「ああ…まさか…妹より先に姉が逝くなんてね…」


真美「亜美…」


亜美「羨ましいわ…私は真美が羨ましい…」


真美「こんなの…全然羨ましくもなんともないわよ…」


真美「今すぐ手放したくなるくらいよ!なんでよ!なんでこんな…」


真美が食べた人魚の肉は、疲労をなくす、体力を消耗することは無くなるといった力だけではない!


不死身!不老不死!人間が誰もが夢見る力を手に入れた!


そう、真美はあの人魚の肉を食べた一夜にして、この世のどんな超人も超えたのだった!!!

真美「みんなも逝っちゃったし…今度は亜美…冗談じゃない…」


真美「こんな力いらないわ…心だけが年取って体が中学生のままなんて…」ウゥ…


亜美「贅沢ね、真美ったら…私は喉から手が出るほど欲しいのに」


亜美「それじゃあ真美、お願いを聞いてくれる…?」


真美「お願い…?」


亜美「これからの世代を…どうか、正しい道へ導いてほしいの…」


亜美「別れも当然あると思うけど同時に…出会いもあるわ……」


亜美「その別れと出会いを…大切にして…」


真美「…」

そしてその数日後、亜美はこの世を去った


しかし真美の瞳に写っていたは悲しみの目ではない


新たな目標を見つけたやる気に満ちた目であった!


真美「過去を振り返ったって仕方ない…私にはみんなにはない未来を見届ける力がある」


真美「だったら、私はそのままみんなを見届け、導きつづけるよ、これからのみんなの未来を」


こうして真美は、765プロのアイドルの孫たちを指導し、見届けた後はその孫を指導するというサイクルを行い


いつしか真美は不老不死の力のおかげでこの世の本物の女神と贊えられることとなった!!!


そして真美は、これからも末永く、出会いと別れを繰り返しながら


永遠の13歳!ゴッデスアイドル真美として世界中の人々を正しい道へと導いたのであった!


真美「みんな…私、ううん…真美、これからも頑張るからね!」


ー真美の奇妙な冒険1/2ー


【終わり】

ー天国ー


真「思ったけどあの時雪歩が魔法で全部戻したらよかったんじゃない?」


雪歩「あっ…」


雪歩「あああああああああああ!!!」


みんな「雪歩!!!」


雪歩「ひいいいいい!ごめんなさいいいいいいいいいい!!!」


後悔先に立たず!


本当に終わり

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