若干闇抱えたP(以降P表記)「………寒い」ヘクチッ
P「何なんだこの寒さは。暖冬だとか散々言っておきながらいまさら本格的に冬の本気を出してこなくてもいいじゃあないか」カタカタカタカタ
P「寒くなったら朝布団から出るのがどれだけの苦痛か分かっているのか」カタカタカタカタ
P「シャワーを浴びて温まったな、よし出るかとぬれた体で風呂場から出た途端鬼のような冷気にさらされるのがどれだけの苦行だと」カタカタカタカタ
P「……まあ、季節に愚痴っても仕方ない」カタカタカタカタ
P「こうも寒いと仕事もままならないしな……なんか暖かいものでも作ってくっか」カタカタカタカタ
P「う~…寒っ。動くと余計寒いでごぜーますよ」カタカタカタカタ
P「って訳で何か買い出しに行くぞ森久保ぉ!!」ガシッ
乃々「ひぃぃっ!ひ、独り言だったんじゃなかったんですか!?」
P「こんな寒い中一人で外出るなんて御免だ道連れじゃあ森久保ぉ!」ズルズル
乃々「お、お構いなくっもりくぼは一人でおるすばんしてます…机の下のオブジェだと思ってって、あうっ、あうっ!」ズリズリ
P「豚足買ってやるから付き合え寂しいんじゃ森久保ぉ!」ズルズル
乃々「そこは手羽先だと思うんですけど!」ズルズル
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P「寒い!」ガタガタガタガタ
乃々「寒いんですけど!冷たい風が肌に突き刺さるんですけど!」ガタガタ
P「耳がっ!指が千切れる!」ガタガタガタガタ
乃々「冬眠しちゃうんですけど!もりくぼを冷やすと冬眠しちゃうんですけど!ガタガタガタ
P「おのれディケイド…貴様のせいで今年の冬も寒くなってしまった!あ、森久保ちゃんとマフラー巻きなさい」グルグル
乃々「んぶぶっ、巻きすぎなんですけど…もりくぼの視界ゼロになったんですけど」
P「あと手袋も、イヤーマフも、ついでに上着ももう2着ぐらい羽織らせよう」イソイソ
乃々「あぅぅ…されるがままです…もりくぼは所詮プロデューサーさんの操り人形なんですね…」モコモコ
P「その台詞、泰葉の前で絶対言うなよ?…よし出来た。寒くないか森久保」
乃々「だ、大丈夫…です。………視界と身動きが、若干悪いですけど…」モッコモコ
P「あはは、原型留めなくなっちゃったなあ」
P「よーし、んじゃ買い出し行くぞー!クソ寒いからラーメンでも作るぞモコ久保ぉ!」
乃々「か、勝手に人の苗字を改変しないでください…」
乃々「あと、視界が悪いので…あまり先に行かないでほしいんですけど…」ヨタヨタ
P「あー、こんな寒いのに誰か外で水撒きやがったな…気をつけろ森久保ー、足元凍ってるところあ」ズテンッ
P「…」
P「足元凍ってるところあるから、転ぶなよー?」 クスン
乃々「危険性は確かに伝わったんですけど」
イラッシャイマセー ラッシャッセェー イッテイーヨ!
P「買い置きストック無くなってたからなぁ…ついでに色々買い込んでおくか」
P「森久保ー、カートに乗るか?」
乃々「もりくぼはそこまでお子様じゃないんですけど」
P「冗談だって。お茶目なプロデューサージョークだよ」
P「コーヒーやお茶も補充しとくか、あとティッシュにゴミ袋にお茶菓子に……ああ森久保。お手伝いのご褒美だ。何か好きなお菓子買ってやるぞ」
乃々「ご褒美なら一人静かな時間が欲しかったんですけど……そんな子供みたいな手で安息を破られたもりくぼのご機嫌が治ると思われるのは心外です…」
乃々「…300円以上でもいいですか?」
P「好きになさい」
乃々「…わーい」テクテク
P「ちょろい、ちょろすぎる」
P「最近甘やかしすぎなのかなぁ……まあいいか。別にまだ勝手に合鍵作ったりベッドの中に隠れてたりするレベルじゃないし」
P「さてと、じゃあ俺は本命のラーメンを…」
アリガトウゴザイマシター アリャリャッシタァー ブレイクアップ
P「やっぱり外は寒い!」ガタガタ
乃々「店内が暖かかった分温度の高低差が容赦なく無慈悲にか弱い森久保に襲い掛かるんですけど!」ガタガタ
P「急いで事務所に帰るぞ森久保ぉ!」
乃々「ま、待って欲しいんですけどっ森久保今モコ久保なんで走れないんですけど…っ!」モタモタ
P「ええい、しゃらくせぇ!」ガシッ
乃々「ひゃんっ!」
P「暖房付けっぱなしにしてるヌクヌク事務所が俺を待ってるんだぁ!」
乃々(手っ!手を握られてるんですけどっ!困るんですけど心の準備が出来てないんですけど森久保はへたれなので強引にされると拒めないちょろい娘なんですけどっ!)
P「千川にバレるまえに戻らねばぁ!」ダダダダッ
乃々「っていうかプロデューサーさん速っ!ちょっ、森久保若干浮いてるんですけど…!」
ムーリィーーー…リィー……ィー……
P「帰ってきたぞ森久保ぉ!」ガチャッ
乃々「もりくぼも一緒に帰ってきたんですけど…」
P「おお、やっぱ暖房つけっぱで出かけて正解だったな。事務所超ぬくい。暖かいのは正義」
乃々(付けっ放しで外に出たなんてちひろさんに知られたらガチャ地獄の刑ですけど…)
P「じゃあ早速ラーメン作るぞ森久保ぉ!味噌と醤油どっちがいいんだ森久保ぉ!ぼののぉ!」
乃々「さ、寒さでプロデューサーさんのテンションがおかしくなってるんですけど……」
乃々「…あ、サッポロ一番買ったんですね…」
P「インスタントラーメンの王者だからな、サッポロさんは。たまに食べるサッポロ一番は無敵すぎだろ」
P「インスタントラーメン界の範馬勇次郎、袋ラーメン業界の悪魔将軍、ジャンクフード界の桐生一馬と数々の異名を誇る絶対王者様だ」
乃々「どの異名も初耳なんですけど…どこで言われてる話ですか、それ…」
P「たった今俺が名づけたからな」
乃々「世界一どうでもいいんですけど」
P「一応全種類買ってきたから何でもいいぞー。んでどうする?味噌か醤油か、それとも塩か?はたまたチャルメラか?」
乃々「最後種類が変わってますけどぉ!?」
P「ちなみに俺は味噌に卵を落とす派だ」
乃々「…あぁ、わかります」
P「出来上がる直前に鍋に直接卵落としてちょっとしたポーチドエッグ状にして、途中で黄身をつぶして麺とスープに絡める派だ」
乃々「」ジュルリ
P「卵入れるなら醤油もアリだよな。塩はやっぱプレーンでいきたいよなぁ」
乃々「も、もりくぼは…どちらかと言えば、塩派ですけど…」
P「一応ネギやメンマも買ってきたぞ。ネギ刻んで入れるか?それともゴマ油で軽く炒めて入れるか?」
乃々「寒いしお腹空いたしなんでもうどうでもいいんですけど」グゥゥ
P「はいよ、じゃあちゃっちゃと作るわ。コタツにでも入って待ってなさい」
P「よっしゃ行くぜぇチャルメラぁ!」
乃々「この流れでそれをチョイスするんです!?」
P「まずはお湯を沸かすのでごぜーますよ」コトコト
P「さて、醤油や塩か味噌か……これはいくらでも悩んでいられる選択だな…」
P「いっそ数種類同時に作っちまうかな」
乃々「…え、選びました…?」トテトテ
P「んー、まだ決められん」
P「ってかコタツにいればいいだろ。給湯室寒いだろ」
乃々「こ、コタツ暖まるのに時間かかるので」
乃々「ここなら、ガスの火で暖かいですから」ギュッ
P「まあ、いいんだけどさ。危ないからガスコンロには近づくなよー」
P「ウチもIHにすればいいのになぁ。小さい娘とかもいるんだし」
乃々「ふ、二つ作るんですか?」
P「ん?ああ、どれにするか決められないから2種類やっちまおうかって」
P「森久保はどれがいい?味噌か醤油か塩かヤサイニンニクアブラマシマシか」
乃々「選択肢増やさないで欲しいんですけど。そこのラーメンは森久保には一生無理ですから、むーりぃーですから」
P「腹減ってるから卵入れたいしなぁ…醤油か味噌にするかな」
乃々「あ、じゃ、じゃあ…森久保味噌がいいです…」
P「卵は?」
乃々「出来上がり直前に、お願いします…」
P「ウィ」
P「じゃあもう1つは醤油にするか」
P「お湯も沸いたんで投入するぜぇヒャッハァー!」
乃々(寒さのせいかちょいちょい他のアイドルが乗り移ってるんですけど…)
乃々「…プロデューサーさん、先に粉末スープを入れるんですね」
P「森久保は麺が茹ってから入れるタイプか」
乃々「だ、だって…味が濃くなっちゃうんですけど…」
P「濃い目が好きなんだよ俺。麺にしっかりスープの味つけたいんだ。濃さは水の分量で調節できるしな」
乃々「あ、あと…森久保は麺、固めが好きです…」
P「それは同感だ」
P「あぁ~…こうやって火にかけてる鍋の前にいると暖かいよなぁ…」
乃々「コタツと暖房の電気代…無駄なんですけど」
P「自宅じゃないから無問題だ」
乃々(ちひろさんが聞いたらモバコインパンチされる発言ですけど)
P「おっと、油断するとすぐ鍋噴くから気をつけんとな、インスタントラーメンてのは」
P「ちょっと火を弱めて……おお、いい感じに麺がほぐれてきたな」
乃々「…あれ?醤油と味噌、麺の形が違うんですけど…?」
P「ん、知らなかったか?サッポロ一番は味によって麺も全然別物なんだぞ」
乃々「え、初耳なんですけど」
P「たとえばほら、醤油は若干麺が平べったくて、麺自体に醤油が練りこまれてるんだ。塩は丸麺であっさりスープが引き立つようにコシも強いとか、な」
P「醤油の麺はスープがよく絡むように断面が四角型なのに対して味噌はスープを染みさせるために楕円形になってるとか、芸が細かいんだよな」
乃々「す、凄いんですけど…さすが技術大国、変なところに全力投球です…」
P「なぁ、大好きだよ、日本のこういうところ」
乃々(そんなこと知ってるプロデューサーさんもある意味暇…もとい、凄いんですけど)
P「よーし、出来上がるぞー。器の用意をするんだ森久保ぉ!」
乃々「器の用意出来ました…な、なんでこの事務所ラーメン用の丼なんてあるんですか…」
P「細かい事を気にするのは杉下警部に任せておきなさい。ほら、ラーメン入れるから離れな」ドバドバ
乃々「ああ…程よく火が通った卵が、卵がチュルンと流れ込みます…」
P「あとはトッピングだな、買ってきたメンマに海苔に…さっき刻んだネギを散らして…」
P「叉焼の代わりに厚切りハムを入れよう。ハムだぞ、ハムスターじゃないからな」
P「ほら完成だ。コタツに持っていくぞ森久保ぉぉ!」
乃々「お、お茶の用意します…」パタパタ
乃々「プロデューサーさん、お、お茶…何がいいですか?」
P「今何があるー?」
乃々「ええと…、今冷蔵庫の中にあるのは…す、スタドリと、麦茶と、牛乳と、ロックシードと、昨日みくさんが買ってきた午後ティーぐらい、ですけど…」
P「んじゃ午後ティーにするか。持ってきてくれー。グラスは出しておくから」
乃々「か、合点承知、ですけど」モタモタ
P「ヌクヌクのコタツに入って熱々のラーメンとか、至福すぎだな」
乃々「あわわ…も、もりくぼの味噌ラーメン、いつの間にかコーンが入ってるんですけど…」
P「バターで軽く炒めたコーンをぶち込んでやったぞぼののぉ!」
乃々「あぅ、な、なんですかこれ、いぢめですか?新手のいぢめですか…?もりくぼを太らせてどうする気ですか………たべるんですか?」ゾクッ
P「何だ、人の好意をそんな言い方しやがって。そんなヤツにはシャキシャキのモヤシもトッピングしてやらぁ」ドサドサ
乃々「あわ、あわわわわわ……ますます完璧な布陣が出来上がったんですけど…!もりくぼ太っちゃいます、持ちもちになります、もちくぼになります」
P「ナッテイーヨ」
P「じゃあ用意も出来たことだし、伸びないうちに食べるぞ」
P「では森久保。いただきますの音頭をウサミンテイストでよろしく」
乃々「なんですか、なんですかその無茶振り。そういうのは岡崎さんに振って下さいもりぼはむーりぃーです…」
P「ほらほら早く。冷めるぞ伸びるぞ先に食べちまうぞー」
乃々「…いぢわるです、パワハラです…訴えます………目で」
乃々「うぅ……これが芸能界の荒波なんですね……ラーメン1つ食べるだけでもこんな苦労が………くすん」
乃々「……」スゥ
乃々「に、にょわーっ!熱々ラーメンいただきますだにぃ☆」
P「いただきまーす」 REC
乃々「そのカメラを渡せなんですけどぉ!!」
P「おーい、機嫌直してくれぃぼののー」
乃々「…」ズルズル
P「お茶目なジョークのつもりだったんだよ、許してくれよ、いつものことじゃないか」
乃々「いつもだからタチ悪ぃんですけど」ズルズル
乃々「プロデューサーさんは毎回毎回所属アイドルをおちょくりすぎなんですけど!」ズルズル
乃々「からかいすぎてこうやってプンスカされるの何度目なんですか森久保もいい加減怒るんですけど!」ズルズル
乃々「どうせ「後で軽く褒めたり撫でたりすれば機嫌なおるだろ」とでも思ってるんでしょうけど!」ズルズル
P(返す言葉が見つかりません)
乃々「そんなちょろい人はこの事務所には渋谷さんやありすさんやみくさんやまゆさんや…ってちょろい人多すぎですけど!ユニット組めますけど!」ズルズル
P「すんません。だからそろそろ機嫌とキャラなおしてください」
乃々「日頃の鬱憤溜まってるんですけど!」ズルズル
P「マジすんません。あと啜るか怒鳴るかどっちかにしてください年頃の娘さんなんだから」
乃々「めっちゃ美味しいんですけど!」
あまりにも寒いからみくにゃんをシビレ罠で捕獲する夢が見られるのを期待して寝るどす
シビレ罠より落とし穴の上に好物置いといた方がかかりそう
そしてウサミンテイストのはずがきらりんテイストになってるのはなぜ
>>16
すまんの 寒さと睡魔で脳がヤられているのだ許してください何でも島村
P「やっぱ寒い日はサッポロ一番だよなぁ…」ズルズル
乃々「ふぁふぁごふぁ、ふぁふぁごふぁふぉいひぃんふぇふふぇふぉ!」ズルズル
P「食べるか喋るかどっちかにしなさい」
乃々「はふっ、はふっ」ズルズル
P「食べるんかい」
乃々「ぷはっ」
乃々「卵がっ、卵が美味しいんですけど!」
P「わざわざ言い直してくれるんかい」
乃々「…プロデューサーさんは、卵崩さないんですか?」
P「今日は卵は卵でチュルッといきたい気分なのさね」
P「スープや麺が絡んだ、程よく火の通った半熟卵を一口でこう…」ヂュルッ
P「はぁ……最高ですな」
乃々「うぅ…もりくぼはもう卵崩しちゃいました……トロリと滲み出した黄身が良い感じで麺に絡んでしまってるんですけど…」
P「そっちはそっちでメッチャ美味そうだろ」
乃々「美味しいですけど」ズルズル
P「小腹が空いてラーメン食べたくなってもカップ麺じゃなくてこうしてわざわざ鍋沸かしてイントタントラーメン作っちまうんだよなぁ…」ズルズル
乃々「…プロデューサーさんは、こういうものばっかり食べてるんです…?」
P「流石に家じゃ普通に飯作るけど、事務所で昼に作ったり、残業になって夕飯や夜食にって感じかなぁ」ズルズル
乃々「え、栄養バランス悪そうなんですけど…」
P「大丈夫だ。ほら、ちゃんとネギ入ってる」
乃々「足りる訳ねぇんですけど」ズリズリ
P「森久保もこの手のジャンクフード食べるのな」ズルズル
乃々「た、たまになんですけど……いつもこんなしょくじとおもわれるのは、心外なんですけど…」ズルズル
P「ちなみに、サッポロ一番以外だと一押しは?」
乃々「……出前一丁、でしょうか」
P「良いところ突くなぁ…俺はうまかっちゃんかな」
乃々「もりくぼ、それ食べたことないです…」ズルズル
P「九州じゃ定番モノらしいな、アレ」
P「家にあるから今度持ってきてやるよ」ズルズル
乃々「…お、お願いします…」ズルズル
P「あぁ~…、やっぱイントタントラーメンに卵は鉄板だよなぁ」ズルズル
P「チキンラーメンとか、卵入れるの前提に作られてるんじゃねえかってぐらいだし」
乃々「わ、わかります…」
P「…でもさぁ」
P「マルちゃん生麺は流石に言い過ぎだよな」ズルズル
乃々「…CMでビッグマウスしすぎなんですけど…」ズルズル
P「サッポロ一番と言えば」ズルスル
P「味噌と醤油ブレンドして作っても美味かったわ」ズルズル
乃々「何やってるんですか」
P「いや、俺普段から袋麺は2袋ぐらい使わないと足りなくてさ」
P「味噌と醤油が1袋ずつしかなかったから仕方なくミックスしたんよ。……普通に美味かったわ」
P「おかげでその後味噌と醤油と塩のミックスなんてのも作っちまったしなぁ」ズルズル
乃々「そんなタイヤカキマゼールみたいな感覚で…」ズルズル
乃々「……美味しかったんですか?」
P「うん、美味かったわ。何ていうか…良い感じに各種類の長所が活かされてる感じかな」
P「七味に胡椒、ゴマと付属の薬味も全部ぶち込んだけど最高だったわ」ズルズル
乃々「うぅ~……ちょっと興味引かれてしまうのが悔しいんですけど…」
P「ま、そのうち機会があればな」ズルズル
P「んぐっ……ぷはぁ」
乃々「た、食べるの早いんですけど」
P「何を言っているんだ、まだ終わりじゃないぞ」
P「こうしてだな、残ったスープにおもむろにご飯を投入してだな」ポチャン
乃々「ああっ」
P「さらに卵を落としてだな、かき混ぜてだな」チャッチャッ
乃々「ああっ、ああっ…」
P「ご飯がほぐれたら醤油味で作るラーメン雑炊の完成であります!」
乃々「いともたやすく行われるえげつない行為なんですけど!」
P「森久保も少し食べるか?あ、俺の食べかけで作ってるし嫌だ」
乃々「お茶碗持ってくるんですけど!」スタタタッ
P「こんな俊敏な森久保俺見た事ねぇぞ!?」
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P「………寒い」ヘックチ
P「う~…今日も寒い…一体誰に断って勝手に寒くなってるんだよ…芳乃に頼んでもう春にしてもらおうかな…」カタカタカタカタ
P(あれから結局森久保は俺の作ったラーメン雑炊を全部持っていき、「お腹ぽんぽんなんですけど…」とか言いながらモソモソと毛布片手にデスクの下に戻っていった)
P(勝手に飲んだみくの午後ティーには変わりにラーメンのスープを入れておいた。問題ない)
P「はあ、寒すぎて指が動かねぇ…これじゃモンハン進まねぇよ」カタカタカタカタ
P「しゃーない、またラーメンでも作るか…寒いんだもんな、仕事にならないんだもんな。仕方ない仕方ない。ちかたないよ」
P「…と言うわけだけど、どうする?」
乃々「…頂きますけど」モソモソ
P「お前人の足元に巣作りすんなよ…足元が森久保の毛布でモコモコ暖かくて眠くなるんですけど」
乃々「こ、ここはもりくぼの安息の地なんです…おかまいなく。もりくぼのことは机の下のハシビロコウだとでも思っていて下さい…」
P「お前にあんな目力ねぇよ」
P(仕方なくデスク変えてもいつの間にか足元に移動してくるんだもんな…まあ、別に可愛いからいいんだけど)
P「今日はこの前言った通りうまかっちゃん持ってきたぞ。また一緒に食べるか」
乃々「こ、今度はもりくぼも卵チュルッとやりたいです…」
P「はいはい。んじゃまた卵投入するか」ガタッ
P「よーし、作るぜチャルメラぁ!」
乃々「話の流れガン無視すんななんですけど!!」
机の下の森久保をつま先でうりうり弄りたくなる寒い日が続くので発作的に書いてしまったよパトラッシュ…僕はもう疲れたよパトラッシュ。9時になったら起こしてねパトラッシュ
ちなみに個人的には味噌>醤油>塩です
夜更かしすんなよー
しまった言い忘れた…
オツカーレ
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