一夏「もう色々と吹っ切れた」(112)

一夏「なんで俺ばっかり被害を受けるんだ。」




一夏「モップには因縁つけられて、酢豚には殺されかけるし、メシマズには毒殺されかかって、唯一の男友達と思ったら裏切られるし‥‥‥‥‥」



一夏「もうリミッター外そう」

食堂



一夏「よし‥‥朝一番に来ただけあって誰もいないな」ヌギヌギ





一夏「タイムリミットは約10分前後‥か」ヌギヌギ





一夏「俺は‥‥‥俺の限界を試す!!」スッポンポーン

一夏「うおぉぉぉぉぉぉぉ、誰もいないから走っちゃうぜぇぇぇ」ドタドタドタドタ



一夏「普段は千冬姉が怒るから走り回るなんてできないけど‥楽しすぐるぅぅぅ」ドタドタ




一夏「いぇぇぇ、転がっちゃうぜ」ゴロゴロ


一夏「一体化してる!俺今地面と一体化してる!!」ゴロゴロ



一夏「いいの?俺こんな事してていいの!?」ゴロゴロ

一夏「はっ、こんな事してる場合じゃない!」

時計〔残時間2分30秒〕


一夏「半分も使っちまったか。 まぁいい、残された時間を!今できる全てを!!やり遂げる!!!」


シーン


一夏「‥‥‥」


シーン




一夏「‥‥‥」





シーン

誰もいない朝の食堂で、全裸でジョジョ立ちをしている無言の男がそこには確かに存在した。

ピピピピ


一夏「‥‥」


ピピピピピピ



一夏「‥‥‥‥」


ピピピピピピピピピ


一夏「はっ! ヤバい、あまりの完璧なジョジョ立ちに時が止まってしまってた。」



一夏「早く服を着て戻らないと」

ガラガラガラ


一夏「えっ」


山田「」

一夏(ヤッベぇぇぇぇ)

山田「えっ、いや‥‥えっ?」


一夏(めちゃめちゃ反応困ってるし‥‥)

一夏(待て、何を焦っている俺。俺はもう自由なんだ!!)




一夏「山田先生も早起きですか?」ニコッ

山田「えぇ、昼までに終わらせないといけない仕事があっいや、それよりも織斑君?なんで‥‥かなの?///」


一夏「? 山田先生何言ってるか聞こえないですよ?」ズイッ


山田「チカイチカイチカイチカイ」



一夏「近いって何がです?俺と山田先生の心の距離が‥‥ですか?」


山田「えっ、キュン///」

一夏「なんてね 冗談ですよ。山田先生(キラッ」


山田「もぅ、織斑君?大人はからかったりしたら駄目なんですよ///」


一夏「はは、すみません。じゃ俺はこれで」ガラガラ


山田「全く織斑君は‥‥‥‥‥‥‥あれ?」


廊下

一夏「あっぶねー、マジあぶねー」チャクイチャクイ



一夏「なんとか全裸には気づかれなかったみたいだけど、次から気をつけないとな」チャクイチャクイ

一夏「次はどうするか‥‥一度部屋に戻って」ブツブツ


箒「うん?一夏ではないか こんな朝早くからどうしたのだ? もしかして、私と朝稽古をしたくて///」


一夏「あぁモップか。おはよう」


箒「」

一夏「なんかこう、俺のソウルを爆発させる感じで」ブツブツ


箒「おい」


一夏「どうした箒?」


箒「(あれ?) ‥‥今お前、私の事モップと呼ばなかったか?」


一夏「おいおい、俺がモップの事を箒なんて呼ぶ訳ないだろ?」


箒「それもそうだな‥‥‥うん?」


一夏「おっと早く部屋に戻らないと」スタスタ


モップ「うん?」

一夏「なんて言うかな、今の俺には何かが足りない」




一夏「‥‥‥‥」




一夏「!! 俺は、俺はなんて馬鹿な考えを‥‥‥」


一夏「俺は自由じゃないか、自由を表現する事を考えたらそれは既に死者の考えpain of pain」



一夏「そうだ、意識する必要はない!俺は俺だあああぁぁぁ!!」ドタドタ

食堂

シャル「一夏遅いね」


セシリア「そうですわね」

ラウラ「今朝嫁の所に潜入したらすでにいなかったぞ」


セシリア「なっ、ラウラさん!?いい加減勝手に人の部屋に入るのは止めて下さい(怒」

ラウラ「嫁の部屋だ。問題はあるまい」


セシリア「まだそんな事言っておりますの!?前々からあn」

シャル「あっ、一夏が来たみたいだよ」


モップ「モップじゃないモップじゃないモップじゃない」ブツブツ

シャル「おーい、一夏」

一夏「‥‥‥」スタスタ


シャル「聞こえてないのかな?」


セシリア「一夏さーん、こちらですわよー!」


一夏「‥‥‥‥」スタスタ


鈴「ありゃ‥行っちゃった」


シャル「あそこは布仏さん達の所だ‥ね」


モップ「モップじゃないモップじゃないモップじゃない」ブツブツ

シャル「‥‥‥‥‥」


セシリア「‥‥‥‥‥」


鈴「‥‥‥‥‥」


モップ「モップじゃないモップじゃないモップじゃない」ブツブツ




シャル「あははー‥‥‥誰か‥一夏に何かした?」

シャル「とりあえず僕は知らないよ」


セシリア「私もですわ」

鈴「私も」


モップ「モップじゃないモップじゃないモップじゃない」ブツブツ


シセ鈴「‥‥」ジロー


鈴「なんか‥‥おかしくない?」


セシリア「えぇ、会った時からこの調子でしたし」




シ鈴セ「怪しい」

セシリア「ちょっと箒さん!?あなた何か知っていらっしゃるんじゃないですか??」


シャル「そうなの?」


モップ「モップじゃないモップじゃないモップじゃない」ブツブツ


シセ「駄目だ、こいつ」


鈴「あーもぅ、まだるっこしいわねぇ 叩けば直るんじゃないの?」ゴン


箒「痛っ、何をする(怒」


鈴「お、おぉ直った」

箒「人の頭を殴りつけるとは何のつもりだ!(怒」


鈴「いや、あんたが人の話を聞かないからよ」



箒「なっ‥! 貴様、私を侮辱しているのか!?」

シャル「ストーップ!じゃすともーめんと 今は喧嘩してる場合じゃないって!」



セシリア「そうですわ。 箒さん、あなた今日、一夏さんと何かありませんでしたか?」

箒「‥‥‥‥」



シャル「‥‥‥?」


箒「朝早くに食堂近くの廊下で挨拶を交わした」

セシリア「それだけですの?」


箒「それと‥‥‥‥」


鈴「それと?」









箒「‥‥モップ‥‥って言われた‥」



セ鈴シ「(うわぁ)」

箒「‥‥‥‥‥」


シ鈴セ「‥‥‥‥‥」




鈴「ちょっと!どうすんのよ この空気!」ヒソヒソ

セシリア「私に言われましても」ヒソヒソ

シャル「‥‥よし、僕にまかせて」ヒソヒソ



シャル「なんて言うかさ‥‥‥‥シンプルだね」ニコッ


箒「‥‥‥‥」


シャル(あれ?違った??)

鈴「シャルロットはダメダメだな」

セシリア「えぇ、ダメダメですわね」



シャル「えー!!僕が悪いの!?」


鈴「ちょっと!あんた一夏になんかしたんじゃないの?」



箒「何もしてない‥‥朝も挨拶交わしたし‥‥モップって呼ばれたけど」ズーン



セシリア「うーん、箒さんが特に関係あるようには思えませんわね」


鈴「‥‥」イライラ


鈴「ちょっとあんた、さっきから黙ってるけどあんたは何かないの?」イライラ




ラウラ「むぅ?」チュルチュル

ラウラ「‥‥‥」ズルズル


鈴「ちょっと!うどん食べてないでなんか言ったらどうなの?」イラッ


ラウラ「全く‥‥‥食べる時ぐらい静かに出来ないのか?」ヤレヤレ


鈴「な なんですってー!!(怒」



シャル「ちょっと二人とも止めなよ!」



ラウラ「ふん!」チュルチュル



鈴「ぐぬぬぬ」

鈴「‥‥‥‥あんたさ、今どういう状況かわかってる?」


ラウラ「嫁が私達を素通りして別の"くらすめいと"とご飯を食べているだけだろう?」


鈴「わかってるじゃない‥‥あんたはどうとも思わないの?」


ラウラ「思わんな」キッパリ


鈴「なっ‥」


ラウラ「嫁が誰とご飯を食べようと自由だし、誰と喋るのも自由ではないのか?」ズズー


鈴「それはそうだけど‥‥‥」

ラウラ「誰も何もしてないなら、たまには他の人達と食べたいと言うのが今の嫁の気分なのだろう?」ズズ-


ラウラ「束縛する権利も怒る権利もないはずだ、なら好きにさせてやればいい、結局は私の嫁だしな」オチャウマーイ



シャル(すごい自信だな でも、これは)


セシリア(確かにラウラさんの言う通り、ここで無理に一夏さんに問いただしても)


鈴(下手に地雷を踏みかねない。ここは‥‥)



セ鈴シ(様子を見るべきだ)








箒(‥‥‥モップ‥‥)

-五分前-

一夏「とりあえず飯食うか」


一夏「あれは‥‥セシリア達か」



一夏「酢豚が近くにいると口に入れた物、全部が酢豚にしか感じられなくなりそうだからなー」



一夏「って事で誰かいないかな‥‥」キョロキョロ





一夏「‥‥!!!」


一夏「君に決めた!!」




布仏「ほえっ?」

本音「? おりむーどうしたのー?」


一夏「隣座ってもいいかな」ジー


本音「うーん私は大歓迎なんだけど、あとの2人が‥‥?」ピコピコ


一夏「‥‥‥」ジー


本音「おりむーどうしたの?」


一夏「いや、その髪留め(?)‥‥」ジー


本音「ふっふっふっ、気付いてしまったね、おりむー  これは最近買った犬耳型の髪留めなんだよ   かわいいでしょ?」ピコピコ




一夏「なんだこの可愛い物体(うん、似合ってるね)」


本音「えっ///」



一夏(あまりの可愛いさに逆になってしまった)



一夏(‥‥‥いや、これでいいんじゃないか 良いと思った事を素直に言う、素晴らしいことじゃないか!)





本音「もー おりむー/// 褒めても何にもでないぞー」テレテレ


一夏「お願いがあるんだけどいいかな?」キリッ


本音「な、何かな?(真剣な顔のおりむーカッコいい///)」







一夏「その袖の中に手を入れてもいいかな?」

本音「え‥‥‥‥どうして?」



一夏「俺はその袖の中に無限の可能性を感じたんだ!男だったら可能性を感じたら試さずにはいられない、そういう生き物なんだ!!」キラキラ



本音(か、かっこいい///)キュン




一夏「駄目‥‥かな?」


本音「‥‥」フルフル


一夏「な、なら!?」






本音「‥‥おりむーにならいい‥よ?」

一夏(か、かわいい)ドキッ



一夏「じゃあ‥‥手を入れるよ?」


本音「‥‥‥」コクッ




一夏「‥‥‥」モゾモゾ


本音「‥‥‥」ピクッ



一夏(中は思ったよりも広いんだな‥‥あっ)


本音「‥‥‥んっ」ピクッ

一夏(手が当たった、当たり前なのに‥‥なんだろう、この感じ)


一夏 (長い袖の中に隠された手‥‥‥‥見えない不安感と手のぬくもりから伝わる安心感が入り混じって 不思議な感覚だ)サワサワ

本音「ひゃっ///」ビクッ

一夏「‥‥‥‥‥‥」サワサワ

本音「‥‥‥///」



一夏(やっぱり女の子ってやわらかいな‥‥んっ?)


本音「‥‥‥///」サワサワ



一夏(あっちからも触ってきたぞ)


本音(なんだか‥‥‥気持ち‥いい)


本音「‥‥‥‥」ニギニギ

一夏「!!?(手を繋いできた!いいの!?いいのか!!?)」


本音「おりむー‥‥‥」ハァハァ




鷹月谷本「なんだこれ」

一夏「!!?」バッ


本音「あっ」

本音(手‥‥‥離れちゃった‥‥‥)





鷹月谷本(注文して待ってる間に何が‥‥)



一夏「‥‥‥」


本音「‥‥‥」


鷹月谷本「‥‥‥‥‥」






全員(どうしよう)

鷹月「織斑君って‥‥本音と付き合ったりしてるのかな‥?」


一夏「いや、違うけど?」



本音(そうだけど‥‥‥‥そんな即答しなくても)グサッ



谷本「じゃあなんであんな事してたの?」



一夏「あんな事って?」



谷本「だって織斑君、本音の‥‥‥‥‥(あれ?大したことしてないよ?)」


鷹月(よく考えたら本音の袖に手を入れてただけみたいだし‥)


一夏(‥‥‥‥ちょっと、からかってみよう)ニヤッ



一夏「のほほんさんは俺のペットだよ」

鷹月「え?」キョトン

谷本「は‥‥」ポカーン


本音「そ、そうなの??」


鷹月谷本「なぜアンタが驚く」


のほほん「だって‥‥」
のほほん(おりむーいきなりどうしたんだろう‥‥///)


鷹月「はっ!ま‥まさか」

谷本「暴走!?」

鷹月「違うわよ!さっき、織斑君がしていた事‥‥あれは‥」

一夏「そう、考えている通り、さっきの俺は」







一夏「お手をしていたんだ」

一夏「お手をしていたんだ」

谷本「いや、二回も言わなくていいよ!」




鷹月「お手をしてた‥‥‥ならしかたないよね」



谷本「納得しちゃうの!!?」

谷本(えっ、ついてけないの私だけ?)



鷹月(くやしいな‥‥私、織斑君の事好きだったのに)






鷹月(いや、まだ‥‥まだ勝負は終わってない!)


鷹月「織斑君!わ‥わたしm」

千冬「貴様等‥」

一夏「」



本音鷹月谷本「」



千冬「授業開始五分前なのに大した余裕じゃないか」ピクピク


一夏「す、すみません織斑先生!片付けてすぐ行きます!!」


千冬(?)


千冬「‥‥急ぐんだな」スタスタ





一夏「じゃあまた後で!」ヒューン


谷本「行っちゃった‥‥てか私達もいそがないと!」

鷹月「うん‥‥‥」

教室前


一夏「いやー、勢いでやってるけど後先考えないって楽しいな」タッタッタッ



ガラガラ

一夏(あ、山田先生もう来てるのか)


山田「もぅ、一夏君ギリギリですよ!?」


一夏「すみません、山田先生」キラッ


山田「次から気をつけて下さいね!」


鷹谷本「」ソロー


山田「こら、あなた達もよ!?」


鷹谷本「すみませーん」ドタドタドタドタ

シャル「むむむ」



セシリア「‥‥‥‥」



箒「‥‥‥‥」



ラウラ「まったく、嫁はだらしないな」

シャル(一夏が布仏さんの所に言った後、僕等はすぐ出たけど)


箒(あの後から、ずっと一緒だったって事か)



セ箒シ(面白くない、ですわ)イラッ


ラウラ(夕飯は何を食べよう)





一夏「‥‥‥?」

一夏(シャル達がムスッとしてるな‥‥‥箒なんて今にも死にそうな顔してるし)


一夏(まぁ、いっか)




山田「であるから~」チラッ



一夏「うん?」


山田「なりますね。」チラチラ




一夏「‥‥‥」ジー



山田「で、では次のページの」プイッ



一夏(?)

山田(うぅ‥‥‥朝の事が頭から離れない)



山田(あれは一体なんだったんだろう)



山田(どう見ても全裸にしか見えなかったけど‥‥)


山田(でも、普通に話かけて来たのよね)



山田(あれは私の‥‥妄想‥‥‥だったのかな)





山田(‥‥わからない)

一夏「‥‥や‥‥‥せ‥」



山田(最近、織斑君の事少しは意識してたけど)


一夏「‥‥山‥せん‥」

山田(全裸に見えるなんて‥‥‥私異常なのかな)




一夏「山田先生!!」


山田「はっ、はいっ!?」

山田「どっ、どうしました 織斑君!?」



一夏「山田先生がずっと上の空だったからですよ!」



山田「ご、ごめんなさい」


モブ「先生、顔色悪いんじゃないですか?」


モブ「体調悪いんですか?」




山田「うん‥‥ちょっと、ね」





一夏「!!」ガタッ

一夏「‥‥」ツカツカ




山田「な、なんですか織斑君!」



一夏「先生、保健室へ行きましょう。」



山田「心配してくれるのは嬉しいですけど、私なら‥って///」



一夏「行きますよ?」




山田「‥‥‥///」コクッ




ガラガラ

セシリア「み、見ました?今の?」イライラ


シャル「はは‥‥手繋いで行っちゃったね」




セシリア「教師と言う立場を利用して一夏さんを誘惑するなんて、教師の風上にも置けませんわ!」ムッキー


セシリア「一夏さんも一夏さんです!!わざわざ授業を止めてまで行くほどの状況ではありませんでしたわ しかも手を繋いで!!」


ラウラ「何を怒る事がある?」


セシリア「また、あなたは‥‥‥」



ラウラ「困っているモノがいたら助けるのがサムライスピリッツだと私は聞いている。 この場合はむしろ嫁を褒めてやるべきではないか?」




セシリア「ぐぬぬ」

?

>>73どうした!?

まぁ、ss書くの初めてなんで変な所とかあったら指摘して下さい。



支援私怨紫苑④して下さる方々、ありがとうございます。

のほほんさんの出番まだありますか?

>>74
支援しようとしたら文字化けした(´;ω;`)

>>75あります。

でも、書き溜めなし、その場の勢いで書いてるんでよろしく


>>76至極承知

一夏「‥‥‥‥‥」



山田「‥‥‥‥」




一夏「‥‥‥‥」



山田「あのー、織斑君」


一夏「どうしました?」



山田「そろそろ‥‥離してもらっていいかな///」


一夏「?」


山田「なんと言うか‥‥その‥恥ずかしい‥‥かな///」


一夏「」キュン

山田「私、先生なんだから‥‥‥大丈夫だよ?」

山田(と言うか、恥ずかしい///)




一夏「‥‥わかりました、手は離します。」


山田「うん‥‥ありがと(あれ‥‥"手は"?)」



一夏「その代わり」



山田「わわっ‥‥ちょっ‥‥織斑君!?」







一夏「抱っこして行きますね」ニコッ

山田「こ、こら!降ろしなさい!!」ジタバタ


一夏「イヤです。」スタスタ


山田「!? 先生に反抗したら駄目なんですよ!!」

一夏「‥‥先生」


山田「な、なんですか?」


一夏「授業中ずっと暗い顔してたじゃないですか? 体調がキツいんだったら、無理せず休んで下さい」

一夏「先生には笑顔が似合ってますからね。(あとメガネ)」ニコッ




山田「もう‥‥‥織斑君はずるいです。」コテッ


一夏(胸が、胸が当たって‥)

保健室


ガラガラ


一夏「失礼しました。」

一夏「良かった‥‥‥顔が赤ったけど、ちょっと熱があるくらいで特に問題はなくて」


一夏「それにしても」

一夏(スゴい弾力だったな‥‥‥)


一夏(大きいだけじゃなく、形も最高だったし、途中から山田先生からくっついてきたし)


一夏(でも何と言っても、メガネが至高だよなぁ)


一夏(山田先生は胸が大きくなくてもメガネだけで戦闘力10万はありそうだなぁ、メガネから上目使いのコンボはデスコン)


教室前

シーン

一夏(あれ?やけに静かだな?)

教室前

一夏(先生がいなくなったからてっきり騒いでると思ったんだけど)



一夏(まさか‥‥)



ガラガラ



千冬「ん?‥‥織斑か‥」




一夏(やっぱり‥‥)



千冬「何を突っ立っている?早く座れ」


一夏「は、はい 織斑先生!」タッタッタッ


千冬(‥‥‥)

昼食時間


一夏「ふぅ‥‥終わったぁ」



一夏「まさか千冬姉が来てたとは‥‥‥まぁ予想出来たけど」



一夏「さてと‥‥いつもだったら箒達と食べるんだけど、どうしようかな」




のほほんさん達と←
鷹月さん達と
谷本さん達と




一夏「よし、のほほんさん達を誘って‥‥あっ、教室出るみたいだ!」

教室外

一夏「おーい!」タッタッタッ




本音「あっ‥‥‥///」


鷹月「織斑君 そんな急いでどうしたの?」



谷本「あっ、わかった! 私達とご飯を食べたいでしょ? なーんt」



一夏「そうなんだ!よくわかったね?」


谷本「えっ?」

一夏「もしかして‥‥イヤだったかな‥‥‥」ショボーン




谷本鷹月(か、かわいい///)


谷本「違うの織斑君!」


谷本「織斑君はセシリアさん達とご飯食べるのが当たり前だと思ってたから‥‥」


一夏「じゃあ別にイヤって訳じゃ」

谷本「ないないない、むしろ好きだよ!!」


一夏「えっ?」

本音鷹月「えっ?」



谷本「あ‥‥‥」

谷本「イマノハナントイイマスカ アレデス コトバノアヤミタイナ」


一夏「よく解んないけど、大丈夫って事かな?」


谷本「もちろん、織斑君なら大歓迎だよ!!ね、二人と‥も」




本音鷹月「‥‥」ジロー


谷本(視線が痛い‥)

鷹月「でも織斑君、本当に私達でいいの?」


一夏「?」



鷹月「私達と食べるよりセシリアさん達と‥」

一夏「俺は鷹月さん達と昼ご飯を食べたいんだ それだけじゃ駄目かな」ニコッ



鷹月「駄目じゃないです‥‥‥///」キュン

鷹月(駄目‥‥‥私この笑顔‥弱いかも)


鷹月(‥‥‥!?)



谷本本音「‥‥」ジトー


鷹月(今度は私!?)




鷹月「じゃ、じゃあ早く行きましょうか!」アセアセ

一夏「うん! でも鷹月さん達はどこで食べてるの?」


本音「最近 誰も使ってない教室を見つけたからそこで食べてるんだよー」

谷本「人も全然来ないし、見晴らしもいいんだよ!」


一夏「そんな場所があったんだ 知らなかったな」


鷹月「じゃあ行きましょうか」

鷹月「ここだよ」

一夏「へー、ここが」

一夏(普通に綺麗だな)

本音「三人でたまに掃除したりするから安心していいんだよー」


一夏「あれ?隅っこらへん‥‥」


鷹月「あぁ、あれ?気にしなくていいよ」

谷本「私達が見つけた時から立ち入り禁止のテープ張られてからね」


本音「なんかよくわかんないのとかあるし ほっといていいのだ~」



一夏「本当だ なんか色々ある‥‥‥?」


一夏(こ、これは)

箒の写真(幼少)を手に入れた


一夏(なんでこんな物が?)

本音「どしたの おりむー?」


一夏「いや、色々あるな~って思って」

一夏(とりあえずポケットに入れておくか)

鷹月「そろそろ食べようか?」


30分後


鷹月「あはは、織斑君は面白いね」


谷本「うん、まさか片腕であんな事が出来るなんて」



本音「さすが可能性の獣なのだー」


一夏「はは 喜んでもらえて嬉しいよ」ニコッ


鷹月(あっ‥また‥‥///)キュン


鷹月「ねぇ、織斑君‥お願いがあるんだけど‥‥」

一夏「お願いって?」



鷹月「その‥‥‥名前で呼んだりしてもいいかな?///」テレテレ



一夏「うん!むしろ名前で呼んでくれた方が俺は嬉しいよ」


鷹月「一夏‥‥君///」テレテレ



谷本本音(ず、ずるい)

谷本「私も名前で呼んでいいかな!?」

一夏「もちろん」



本音「おりむー私も‥」


一夏「のほほんさんは駄目だ」

本音「‥‥‥」ガーン


本音(なんで私だけ‥‥)ウルウル



鷹月(いくら何でも‥)


一夏「むしろ、のほほんさんにはご主人様と呼んで欲しい」



本音「え?」



鷹月谷本「は?」

鷹月「あの‥‥一夏君?それはちょっとないんじゃないかな?」



一夏「?」キョトン



鷹月「いや、そんな"わけがわからないよ"って顔されても」




谷本「いくらなんでも本音が可哀想じゃ」

本音「ご主人様!」



鷹月谷本「!!?」

鷹月(しまったぁぁぁ)

谷本(よく考えたら名前呼び<ご主人様 じゃない)


鷹月(それに最速で気付き即行動に移すなんて)



鷹月谷本(本音、やりおる‥‥!)


一夏「うーん ご主人様もいいけど、何かこう‥‥欲しいよね」




一夏「‥‥‥‥‥!」




一夏「のほほんさん いつもみたいに呼んだ後に"わん"って言ってくれないか?」

本音「おりむー‥‥わん わん?」


一夏「も、もう一度」




本音「おりむーわんわん!」


一夏「もう一度!」



本音「おりむー!わんわん!!」



一夏「こ、これは‥‥」ガクガク

本音「おりむー!?大丈夫??」


一夏「だ、大丈夫だよ」ガクガク



一夏(初めて味わう衝撃に肋骨が折れたかと思った)


一夏(てかのほほんさん可愛いすぎ、マジのほほん)



一夏「‥‥‥のほほんさん」


本音「何かな おりむー?」



一夏「頭をお撫でしてもよろしいでしょうか?」

本音「うん‥‥‥いいよ///」


一夏(やばい、ぺろぺろしたい)


一夏「じゃあ‥‥撫でるよ?」サワサワ



本音「‥‥‥‥ん」ビクッ


一夏「‥‥‥」ナデナデ


本音「あっ‥‥」ピクッ



一夏「‥‥‥‥‥」ナデナデナデナデ



本音「わふぅ‥///」ピクピクッ



鷹月谷本「あれ?デジャヴ?」

谷本「なんか、今朝もこんなの見た気が」


鷹月(うー ずるいずるいずるいずるい)


一夏「よーし、よしよしよし」ナデナデ


本音「おりむーわんわん!わふぅ‥///」フニャーン


谷本(いいなー、私も撫でて欲しい‥)


鷹月(今動かないと終わる!終わっちゃう!!)

鷹月「一夏君!私も一夏君のペッt」



千冬「おい‥‥」

千冬「何をしている?」ゴゴゴゴ


鷹月(織斑先生 私に恨みでもあるの!?)


一夏「みんなでご飯を食べていただけですよ?」


千冬「‥‥‥‥なぜ布仏の頭を撫でている?」


一夏「撫でたかったから撫でてるだけですよ、織斑先生」ナデナデ


本音(おりむー恥ずかしいよぉ///)ハニャーン


千冬(ぐ‥‥‥また‥)

千冬「じゃれるのはかまわん‥‥‥が、程々にしておけよ?」


一夏「わかりました!織斑先生」ニコッ


千冬(一夏‥‥‥‥)


鷹月「織斑先生も何でこんな所に?」イライラ

千冬「ん?あぁ、ここは昔 茶道部の部室でな」


千冬「ふらりと立ち寄った所にお前らがいたと言う訳だ」


谷本「あのー‥‥ここは出入り禁止なんですか?」


千冬「そんな事は無い が、あのテープ周辺には近づかないようにな」


一夏「あそこで何かあったんですか?織斑先生?」

千冬「お前が気にする事は何も無い」ギロッ


鷹月本音谷本(こ、恐い‥‥)


千冬「‥‥そろそろ時間だ、授業に遅れるんじゃないぞ」ツカツカ


一夏「そんじゃ、そろそろ教室戻ろうか」

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