【艦これ】提督「子日とケッコンした」 (57)
提督「子日―― 子日と、ケッコンしたい」
子日「…… !?」
提督「いつも元気を貰っていた。その笑顔に、惚れていたんだ」
子日「…… うん、うん! ありがとう提督!」
提督「これを、受け取ってくれ」ユビワカパァ
子日「子日… さいっこうに幸せの日! 大好きだよ、提督!」
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子日「…… ふぅ、執務終わった?」
提督「ああ、最初に比べて、子日も早くなってきたな」
子日「えへへ… だって、早く提督と遊びたいんだもん!」
提督「いいぞ、今日は午前中に終わらせれたからな。いっぱい遊ぼう!」
子日「やったぁ! 子日、提督といっぱい遊ぶ日!」
子日「それー!」ビュン
提督「おー! 早いな」パシッ
子日「キャッチボールって、地味だと思ってたけど、すっごく楽しいね!」
提督「だろ?」ビュン
子日「ナイスボール!」パシッ
提督「ナイスキャッチだ」ハハハ
子日「初めてでも、提督が上手だから簡単に取れちゃうね!」ビュン
提督「初めてで出せる球速じゃないぞ?」パシッ
子日「ふぅー、ちょっと肩が疲れた~」
提督「そうだな、一時間経ってるし」
子日「でもまだまだ時間あるよ! 何する?」
提督「そうだなぁ、疲れを取れる遊びがしたいな」
子日「そうだね… あ、確か、三隈さんがボードゲーム持ってたような」
提督「ボードゲームか! なら大人数でも出来るな」
子日「ふたりっきりもいいけど、大人数でも楽しいよね」
提督「あはは、そうだな」ナデナデ
子日「きゃっ… 提督の手、堅いね」
提督「ん、嫌だったか?」
子日「ううん! これがいいの! もっと撫でて?」
提督「よーしよしよしよし」ナデリコナデリコ
子日「んっふふ~///」
提督「ペアでやれるボードゲームか」
三隈「はい。カップル人生ゲームと言いまして、出てくるお題はほとんどがペアと何かをするものになります」
提督「それはつまり… その、恋人とするような事をか?」
三隈「まぁ… それもありますが、簡単な物がほとんどですから、女性二人のペアでも問題ありません」
提督「なるほど… じゃあ、適当に集めてこようか」
子日「うん!」
最上「で… くまりんこのペアとして僕」
弥生「弥生ともっちーのペア」
望月「あたし今日浮幽さくら買いに行くつもりだったんだけど…」
弥生「レックレス買いなよ」
望月「あたしファイターじゃないって」
イムヤ「イムヤと」
ハチ「はっちゃん」
提督「俺と」
子日「ねーのーひ!」
三隈「四組ですか! ちょうどいいですわ♪」
提督「んじゃ、やろうか」
子日「いえーい!」
(『もがみくま』⇒『新婚』⇒『カードゲーマー』⇒『潜水艦』)
最上「僕が回すの?」
三隈「ええ、お願いしますわ」
最上「えーい! …… お、5か」
三隈「まずまずですわね…… いち、に、さん、しー、ご!」
最上「えーと、なになに… 『でこを十秒間くっつける』… ね―― これ恋人用じゃないの?」
三隈「あら、モガミンは三隈とそういう事をするのは嫌ですの?」
最上「いや、そういうわけじゃ…」
イムヤ「いいじゃないの、やりなさいよ」ハハハ
ハチ「そんなこと言うと自分の番に地獄見るかもよ」
最上「うー…」
三隈「さぁ!」メツムリ
最上「そ、その顔やめて!」///
最上「分かったよ…」ピト…
三隈「んっ…」ピクッ
最上「ちょ、変な声出すのやめてy――」
三隈「っ」ドキドキ
最上(み、三隈の目がこんな近くに!? ちょ、やばい! 僕なんて顔してるの!?)ドキドキ
三隈(ノリノリでやったは良いものの… これは流石に恥ずかしいですわ…)ドキドキ
子日「あわわわ… 二人共顔真っ赤だ…」
提督「意外とうぶなんだな」
イムヤ「あっははははは!!」
ハチ「イムヤ、もう其の辺でやめといたら…?」
提督「…… はい、十秒」
最上「っ!!」ビクンッ
三隈「ふ、ふぅ… 可愛いモガミンが近くで見れて、幸せでしたわ…」
最上「……」ムッ
最上「そんな事言うくまりんこだって顔真っ赤にしてたじゃん!」
三隈「そ、それは…」
イムヤ「ん? どうなのよ」
ハチ「イムヤ…」
三隈「だって… モガミンが可愛いんですもの…」
最上「!?」ボフン
提督「あーあー」
子日「ちょ、すとっぷ!」
三隈「さ、提督達の番ですわ…」
最上「そ、そうだよ!」
提督「大丈夫か?」
最上「…… ごめん、少し休ませて」
三隈「…… くまりんこも、一歩下がりますわ」
提督「それがいいよ」
子日「それー! …… あ、7! ラッキー!」
提督「あはは、だね。いーちにーさーんしーごーろーくなーな……」
子日「何が書いてあるの?」ドキドキ
提督「… 『次の番まで手を繋いだまま』だって」
子日「あ、なら大丈夫だ! お外に出かけるときはいつも手繋いでるもんね!」
提督「そうだな」ギュッ
子日「あっ…… えへへ、いつも暖かいね」
イムヤ「…… 羨ましいわね」
ハチ「次は『やよいもち』のお二人ですよ」
弥生「―― だから、惑星クレイの中の国家っていう設定で分かれてるの」
望月「へぇ… どんなのがあるの?」
弥生「えーっと、まずは――」
ハチ「弥生さん!」
弥生「うへっ!? あ、弥生達の番? じゃあもっちー回して」
望月「あーい」クルクルクル
望月「んーと、3だ」
弥生「あまり進めないね、いち、に、さん」
弥生「えーっと…… 『相手を動物に例えるなら?』だって」
望月「えぇ… 弥生、難しいな」
弥生「んー…… もっちーは… なんだろう… ラッコかな」
望月「ラッコ? あの貝をカンカンするやつ?」
弥生「いや…… カワウソ?」
望月「えっ… 真庭鳳凰に殺された奴じゃん…」
弥生「実物見たことないの?」
望月「あ、あーっと…… うん」
提督「これだよ」ガゾウテイジ
望月「―― えー? これあたし?」
子日「ぽいね」
<ミクマモソウオモイマスワ
<ボクモー
ハチ「クスクス… そうですね」
イムヤ「確かに… その辺の部類ね」
望月「う、なんだよー、やめろよー」
弥生「可愛いよ」
望月「バッ―― やめろぉ!!」
提督「弥生は何だろうな…」
望月「うーん…… きっとね、食物連鎖では上の方にいるんだよ」
イムヤ「あははは! 確かに!」
弥生「どういうこと… ?」
望月「鷹とか、鷲とか、鳶とか… えーっと、なんだろう」
子日「なんか、居たよね。表情全然変えない鳥」
ハチ「あー、居ましたね」
三隈「ハシビロコウ… ではなくて?」フッカツ
子日「あーそれそれ!」
弥生「ハシビロコウ? 弥生が?」
望月「えー? どんなん?」
提督「ほい」ガゾウテイジ
望月「うっへへwww 確かにちょっと似てるかも」
弥生「そうかなぁ…」
最上「こんなのあったよ」っカワウソのパジャマ 白い翼型のブランケット
イムヤ「wwww」
提督「付けてみてよ二人共ww」
望月「まぁ… かわいいからいっか」ヌギヌギ
弥生「はぁ、分かりました」ファサァ
三隈「動物感増し増しですわ」
最上「二人共可愛いよ」ハァハァ(モフモフ好き)
イムヤ「次は私達ね」
ハチ「イムヤ… なんとかいいお題にしようね」
イムヤ「分かってるわよ、それっ!」カラカラカラ
ハチ「…… あ、10だ」
イムヤ「幸先いいわね! いちにぃさんしーごーろくななはちきゅーじゅー!」
ハチ「……… 『お互いの髪型をチェンジする』」
イムヤ「… また微妙なお題ねぇ… しかも、長さ違うじゃない」
ハチ「そこまで忠実にやらなくてもいいと思うよ?」
三隈「髪のセットならおまかせください!」ババッ
イムヤ「きゃ! ちょ、ちょっと、びっくりしたわ!」
三隈「オラオラオラオラ」
ハチ「…… ♪」
三隈「完成です…」ハァハァ
イムヤ(ハチヘア)「ど、どうかしら?」
ハチ(イムヤヘア)「少し恥ずかしいかも…」
最上「イイネ!」
提督「可愛いぞ?」
子日「うん! 新鮮な感じ!」
イムヤ「そ、そう… なら今日は一日これにしましょっか」
ハチ「… ふふ、そうですね」
弥生「もっちーって忍者好きなの?」
望月「んー、なんだろ… こう、仕事人って言うのか… 忠実な集団が好きなんだよね」
弥生「じゃあ… 『開放者』とか『探索者』とか… 『抹消者』、『星輝兵』もそうかな…」
望月「お、いいねいいね」
提督「完全に違う世界だわ…」
『もがみくま』5 『提督の日』7 『やよいもち』3 『名誉革命』10
三隈「さて、一巡しましたわ」
最上「次はくまりんこが回して」
三隈「分かりましたわ… えいっ」カラカラ
最上(可愛い…)
三隈「あ、6ですわ」
最上「いーちにーさーんしーごーろく! …… えーと、『じゃんけんで勝った方が負けた方を撫でる』」
三隈「では、じゃーんけーん」
最上「ほい」チョキ
三隈「ほい」グー
最上「あ、負けちゃった」
三隈「では撫でますわ」
最上「う、うん…」
三隈「……」ナデ
最上「」ピクッ
三隈(も、モガミンの髪って… こんなにさらさらなんですの!? これであんなくせっ毛なんですの!?)
最上(て、提督と違って… 柔らかい手だなぁ… これはこれで…)
子日「また赤くなってる…」ハハハ
子日「………」チラッ
提督「ん? どうした」ナデリコ
子日「… ううん、なんでもない」ニヘラ
望月「へぇ… じゃあその『星輝兵』って悪い奴なんだ」
弥生「うん。でもね、悪い奴らの中でも、その悪の中心に忠実な兵士もいるんだよ」
望月「え、かっこいい!」
弥生「…… もっちーってンドゥールとか好き?」
望月「あ、大好き」
弥生「やっぱり…」
イムヤ「完全に自分の世界ね…」
三隈「ふぅ… 堪能致しました」
最上「えへへ、ちょっと幸せ」
提督「よーし、じゃあ俺が回すよ」
子日「うん、お願い!」
提督「ほっ! …… お、また7だ」
子日「幸運の女神が付いてるのかもね」ハハハ
提督「かもな―― えーっと、『お互いに直して欲しいところを言い合う』だって」
子日「うーん… ?」
提督「ええっと……」
子日・提督「「ない!」」
イムヤ「おー…」
三隈「素晴らしいですわね」
子日「だって、無いんだもん! えへへ」
提督「はは、これは嬉しいな…」
ハチ「見ていて心地いいラブラブですね」
イムヤ「まぁ… そうね」
弥生「例えば… 『ネビュラロードドラゴン』とか」
望月「え、どんなの?」
弥生「ほら、これ」
望月「うおっ! か、かっこいい! 他には?」
弥生「『インフィニットゼロドラゴン』とか… 『ガーネットスタードラゴン』なんかは悲しい設定だよ」
望月「へぇ… おもしれー」
弥生「あ… 次弥生達の番」
望月「んぁ、はいはーい」カラカラ
望月「…… おー、10だ」
弥生「えーと、『お互いに好きなところを言い合う』」
提督「こっちだったらいっぱいあったけどな」
子日「子日も!」
望月「んー… 意外と情熱的だよね」
弥生「もっちーだって、やる気出したらすごいじゃん」
望月「あとは、頭がいい!」
弥生「もっちーの数学分野には敵わないよ。国語だけ」
望月「クール!」
弥生「ダルデレ」
望月「うぅー… 可愛い!」
弥生「えっ…」
望月「可愛い! その澄ました顔で何かと衝動的な所とか、司令官押し倒しちゃったりするところとか可愛い!」
弥生「そ、そうかな…?」
子日「あ、あはは…」
提督「気にせんでおいて…」
弥生「で、でも! もっちーもいざ司令官が絡めばニヨニヨしてるし、絶対にコタツから出ないって雰囲気でも司令官が呼べばすぐ飛び出すし」
望月「わー! わー! 言うな!!」
子日「モテモテだねぇ」
提督「ワハハ」
望月「弥生だって――」
弥生「もっちーだって――」
望月「うぅ……」///
弥生「あうぅ……」///
最上「」チーン
三隈「も、モガミン!? 大変! モガミンが可愛さのあまりに憤死してます!」
イムヤ「いつも誰かがやってることじゃないの」フラ…
ハチ「イムヤもフラフラじゃないですか」
提督「もういいんじゃないか? 次行こう次」
子日「だねー」
イムヤ「わかったわ!」
ハチ「はっちゃんさいくろん~」カラカラカラ
イムヤ「お、また10だわ!」
三隈「あー…」
提督「ん、どうかしたの?」
三隈「このゲーム、大体40くらいまでマスがあるんですけどね」
提督「ん? ああ」
三隈「半分辺りから、お題の難易度が急変します」
イムヤ「え―― ちょっと、なによこれ!!」
子日「何が書いてあるの?」
ハチ「……… 『性的興奮を抱く箇所』」
提督「」
三隈「つまり… 後半はセクハラ合戦というわけです」
望月「やめない?」
三隈「1度始めてしまったゲームを… 途中で投げ出すことは許しません」
弥生「無駄だよもっちー… この人… 覚悟を決めた目をしてる」
望月「うごおおおおお」
今日はここまでです…。
明日とかにボードゲーム終わらせれたらなと思います。
イムヤ「なんなのよこれ… ただの罰ゲームじゃない…」
ハチ「でも… 皆やってきた事だし… はっちゃんたちだけやらないってわけには」
イムヤ「うぅ、分かってるわよ! もう… その髪とメガネ!」
ハチ「うぅっ!?」///
イムヤ「ほら、ハチも早く言って次行こう」
ハチ「あうあう…… せ、背中のライン…」///
イムヤ「っ!」ボフン
提督「休む?」
イムヤ「… そうさせてもらうわ」カァァッ///
ハチ「あい…」カァァ///
子日「何だか不安だよ… ?」
提督「まぁ、なんとかなるだろ」
子日「… えへへ、提督となら出来ると思う!」ダキッ
最上「あはは…」
望月「んでな、きっと弥生は… そうだな、シャドールとか好きそう」
弥生「シャドール? 何…?」
望月「人形をモチーフにした奴ら。相手の動きを封じつつ、アドを確保しつつ、場を制圧するっていう」
弥生「へぇ… 面白そう」
望月「でも、影依融合ってカードが高くてね」
弥生「ツクモラカンよりまし…」
望月「そう、なの?」
『もがみくま』11 『提督の日』14 『やよいもち』13 『名誉革命』20
三隈「9、10はやめて下さい」ブツブツ
最上「えいっ!」カラカラ
三隈「あ、7ですわ」ホッ
子日「よかったねぇ」
最上「えぇっと… 『ホッペチュー』か」
三隈「さっきの潜水艦に比べれば…」
最上「まぁ… ね」チュッ
三隈「ピャッ!?」
最上「ま、いつもやられっぱなしだからね」//
三隈「あ、ああう…」///
最上「ん、どしたの? そんなに?」
三隈「だって… モガミンからしてくれたのは初めてで…」///
最上「あぁ、まー確かに」ポリポリ
三隈「普通に幸せですわ…」///
最上「や、やめてよ、照れるじゃん」///
提督「お熱いこと」
三隈「あ、あら、お二人に比べればどうってことありませんわ」
提督「そうかな… ?」
子日「えーいっ!」カラカラ
提督「…… あ、また7か」
子日「21… ということは… て、提督ごめん!」
提督「まぁ… どうせ止まらなきゃいけないんだ。仕方ないよ」ナデリコ
子日「う、うん」
提督「えーっと… 『じゃんけんで勝った方が負けた方の性感帯にキスをする』」
子日「」///
提督「まぁ… やるか…」
子日「じゃーんけーん…」
提督「ほい」グー
子日「ほい!」チョキ
提督「俺がキスするのね」
子日「ピャァァ」///
弥生「ここに性感帯探しマッスィーンがあるよ」
提督「遊戯王の世界に行ったんじゃ…」
弥生「今度一緒に行くって約束したからもういいの。じゃあ、子日を調べなさい!」
マッスィーン「」ピーピーガガガ
マッスィーン「対象:ネノヒ 性感帯:右鎖骨、左首筋、左アバラ、右太腿」
子日「いやああああっ」///
提督「なにこのセクハラマシーン」
弥生「マッスィーンです」
提督「…… 四ヶ所?」
三隈「まぁ、そうなりますわ」
マッスィーン「……… 最大ノ性感帯ハ右鎖骨ニアリ」
提督「ここだけでいい?」
三隈「…… ええ」
子日「うぅ…… 相手が提督だからするんだよ?」シュルル
提督「待ってそれめっちゃかわいい」
提督「じゃあ、いくよ?」
子日「は、早く!」///
提督「」チュッ
子日「うひっ―― ひぁっああっっ!! んっんんっっっ!!!」ビクンビクン
<ニュアッ! テイトクマダ!? キャ、チョットナガイ!ナガイヨォォヒアッ! モウダメェ! チョ、アンッ ヘンナコエデチャウヨォォ!
イムヤ「うわぁ…」///
ハチ「すごい…」///
望月「こりゃ司令官楽しんでるな」
弥生「……… っ!」ボフン
最上「え、何で爆発したの?」
弥生「――! ――!」ブンブン(思い出した)
三隈「あーあー…」
提督「ごちっす」キラキラ
子日「」ビクンビクン
最上「うわっ…」
三隈「だらしない顔ですわね… 次やよいもちのお二人ですわ」
弥生「やりたくないなぁ…」
望月「えいっ」カラカラカラ
弥生「10……」ガクッ
望月「うぐ……」
弥生「………… 『七秒間見つめ合う』… え? これだけ?」
三隈「えー、モガミン知ってました?」オオゴエ
最上「え、何を?」
三隈「七秒間目を逸らさずにできた相手とは、心理学的には性交する事が可能なんですってー」ボウヨミ
最上「へぇー」
弥生「」
望月「」
三隈「さぁ… いかがなさって? さぁ… ! さぁ!」
提督「鬼か」
提督「…… こうなったらヤケだろ」
三隈「あ、考えることは同じですわね」
提督「とことん楽しむためだ。許せ」ガシッ
望月「え、何で提督… あたしの頭固定してるの?」
三隈「えいっ」ガシッ
弥生「」(大体分かった)
最上「じゃじゃーん。目線判定マッスィーン」
弥生「またマッスィーンが…」
最上「目線がずれたらまた七秒間やり直しだからね」
望月「ひぇぇ…」
弥生「鬼! 悪魔!」
三隈「くまりんこ♪」
提督「化物ですけど」シッポブンブン
弥生「うあああ」
最上「よーい、スタート!」
――――
提督「まさか十分近くになるとは…」
三隈「ちょっと腕が疲れましたわ…」
弥生「」プシュー///
望月「」プシュー///
最上「大丈夫かな?」
提督「大丈夫だろ。さ、次は潜水艦だぞー」
イムヤ「…… また地獄を見なければいけないのね…」フッカツ
ハチ「もう懲り懲りです…」フッカツ
三隈「楽しんでなんぼですわ」
子日「えへへ~ そうだそうだぁ~」トロォン
最上「子日大丈夫?」
子日「大丈夫らよ~」エヘヘェ
イムヤ「それっ」カラカラカラ
ハチ「…… 5。『お互いの下着の色を当て合う。正解だった場合は見せる』」
イムヤ「もう悪ノリじゃないの… 嫌よこんなの…」
ハチ「それに私達付けてないですし」
提督「!?」
三隈「!?」
最上「!?」
イムヤ「そうね。中に水着着てるし」
提督「なら適当な色を言えば見せなくていいんじゃないのか?」
ハチ「あ、なるほど! 頭良いですね。じゃあ、黄色!」
イムヤ「残念、青よ! ハチは、赤ね!」
ハチ「違います、青でした!」
イムヤ「ハァ… ハァ… やりきったわ」
ハチ「難を逃れました」
最上「よかったね」
提督「二巡したか?」
三隈「あと少しで終わりそうですわね…」
弥生「もう、さっさとやろ…」
※すんません… ネタ切れですので二巡分くらいカットします。すまねぇ… すまねぇ…
―――――
イムヤ「ほら、ここで6以上を出せば最下位は免れるわよ!」(一位抜け)
子日「最下位は嫌だ最下位は嫌だ最下位は嫌だ」カラカラカラ
提督「……… 5」ガクッ
子日「イヤァァァ」
三隈「b」
最上「b」
弥生「残念だったね」←二位抜け(満面の笑み)
提督「『じゃんけんして勝った方が負けた方を押し倒して五秒間キス』」
子日「うぅ… はぁい」
提督「まぁ… 次三隈が1を出せばまた回ってくるわけだし」
子日「うん… じゃんけんほい」パー
提督「ほい」チョキ
子日「また負けだよぉ…」
提督「それー」ガバァッ
子日「キャッ」
提督「」チュウウウウウ
子日「んーっ んーっ」///
最上「…… はい五秒」
提督「プハッ」
子日「プハァッ 提督! 舌入れるなんて書いてないよ!」
提督「つい」
三隈「そーれっ」カラカラカラ
最上「…… あっ」→1
三隈「あっ」→1
提督「b」
子日「やったぜ」
最上「イヤァァァッ」
三隈「『真面目なディープキス』… これがゴール手前のお題でしたか…」
最上「もう… いいさ」アキラメ
三隈「じゃあ、行きますわ!」
最上「うん!」
(なんかマスが色々おかしいですが気にせんといてください)
提督「んじゃ回すよ」カラカラ
子日「…… 7! 勝ちー!」
最上「………」ガクッ
三隈「モガミンが膝から崩れ落ちていく…」
望月「ん、最下位のチームには『首にキスマークを付けて一日を過ごす』でお願いします」
最上「恥ずかしいなぁ」
三隈「こういう地味なのが一番きますわ」
子日「チラ…… クスッ」
提督「ん、どうしたの?」
子日「子日にはもう付いてるなーって。ちょうど見えてないけど」
提督「……… やっぱ子日好きだ」
子日「ふえっ!? な、なんで?」
提督「好きだっ!」
子日「キャッ ちょ、ちょっとぉ~」
弥生「二組が同時にキスしてる…」
ハチ「カオス…」
提督「…… ふぅ、じゃ、ボードゲームは終わりか」
望月「もう二度とやらない」
三隈「封印しておきますわ」
イムヤ「あー、そろそろ夕暮れね」
提督「んー、どうしよっか」
子日「だいぶ疲れたよ… 執務室でゆっくりしよ?」
提督「… ああ、そうだな」
最上「…… このキスマークやけに恥ずかしい」
三隈「食事の時以外は外に出ないようにしましょう」
最上「それがいいわ」
提督「ありがとな、三隈」
三隈「いえいえ、少しは楽しかったですし」
提督「も少しましなゲーム仕入れてくれよな」ハッハッハ
三隈「ええ… 善処しますわ」クスクス
ちょっとはやいですが、日常イチャイチャは明日から…
子日「簡単な感情ばっか、数えてたら~」
提督「子日は歌うまいな」
子日「えっ? そ、そうかな…」
提督「うん、上手いと思う」
子日「え、えへへ… 嬉しいな」
提督「そうさな… いつか本気の歌声も聞いてみたいな」
子日「え、ええ!?/// ちょっと恥ずかしいかな…」
提督「そんな事言わずにさ」
子日「う、うう… い、いつかね! いつか!」
提督「やったね」
子日「うぅ… 馬鹿…」///
若葉「提督、今日の執務は少なめだ」ドサッ
提督「少なめね…」
若葉「手伝おうか?」
提督「いや… 若葉は午後から予定あっただろ? いいよ、大丈夫」
若葉「気にすることはない。若葉も大丈夫だ」
子日「んー、ならもう少し人を集めて皆でやろうよ」
提督「ああ、それもいいな」
若葉「呼んでこよう」
子日「子日もー!」
提督「……… ふぅ」
提督(春祭り、ねぇ)
ハチ「はっちゃんは別に暇って訳じゃないんですが…」
皐月「僕もだよ! 借りてきた龍騎見ようと思ってたのに…」
瑞鶴「全く… 面倒なこと考えるわ…」
提督「すまんな」
ハチ「いいですけど…」
皐月「…… 今夜は徹夜かなぁ」
瑞鶴「どうせやる事もないけどね…」
若葉「やっぱり提督には甘いな」
子日「すごいなぁ… すぐ柔らかくさせちゃった…」
提督「えーと、まずこれだが――」
――― マルキュウマルマル
提督「皆仕事早すぎ」
若葉「それ程でもないぞ」
子日「子日が最後だったぁ…」
瑞鶴「まだまだね」
ハチ「あなたブービーじゃないですか」
皐月「ケッコンする前に真面目にやってた人で差がつくね」
提督「皐月は頑張ってくれてたもんな」ナデナデ
皐月「あっ/// 久々~」ニヘラ
子日「ムキーーー」
若葉「キャラが…」
瑞鶴「じゃ、私今日は葛城のとこ行かなきゃだから」
若葉「若葉もレックレスを買わなければ…」
皐月「え、若葉もやってるの?」
若葉「ん、なんだ、皐月もか?」
皐月「そーどみーの規制は痛かったなぁ」
若葉「ダーティピカロが好きなんだ」
ハチ「古本漁りの日ですので」
提督「皆ありがとね~」
<バタン
子日「ひゃぁ~ やっと終わったぁ」
提督「おつかれさん」ナデナデ
子日「んー、肩揉んで~」
提督「あいあい」モミモミ
子日「あひぃいあああああ」
提督「時に子日」モミモミ
子日「んぁ~~? なぁにぃ~?」
提督「これから何かやることは?」モミリコモミリコ
子日「なぁぁぁいいいいいい」
提督「暇な日か」モンミモンミ
子日「うんんん~ 暇な日ぃ~~」
提督「…… ちょっと付き合ってもらえるか?」パッ
子日「うん? いいよ~」
――――
提督「ここだ」
子日「…… 着物屋さん?」
提督「うん」
子日「誰のを買うの? 提督の?」
提督「いんや、俺はもう持ってるから。子日の」
子日「えっ!? 買ってくれるの?」
提督「ああ。とりあえずな」
子日「んん? まぁいいや、ありがと!」
提督「サイズは後で測るから、好きな柄見つけておいで」
子日「はーい!」
提督「おぉう… 中々上等な布じゃないですか」
子日「綺麗な色だなぁって! あ、こっちの帯と合わせるんだよ!」
提督「\\\」
店主「―――」
子日「あーうーん、ちょっと歩きにくいなぁ」
店主「―――」
子日「え、大丈夫なの? へぇ… あ、大丈夫大丈夫。育ちが遅いんだって」
店主「―――」
子日「おー! 歩きやすくていい感じ! 綺麗だし、好き、これ!」
提督「どうよ」シャララ
子日「あ、提督! どうどう? 綺麗?」
提督「お、おお… なんだ、下が短いな… 短すぎるな…」
子日「いいの! 歩きやすいから!」
店主「―――」
提督「え、スパッツ? 作ってくれるんですか? あはは、そりゃありがたいです」
店主「―――」
提督「ああ、値段は気にしないでください。私も男ですから」
店主「―――」
提督「ありがとうございます」
子日「でさー、なんで買ってくれたの?」
提督「これ」ペラ
子日「…… うちの、近くの公園だね。春祭り?」
提督「うん」
子日「……… そのために?」
提督「うん」
子日「あ、ありがとう…」
提督「ここここ」
子日「ん? えーっと…… のど自慢?」
提督「エントリーしました」
子日「」
子日「うそうそうそうそ!! え、ええ!? なんで勝手にやっちゃうの!?」
提督「というか、うちの鎮守府の艦娘全員エントリーしてる」
子日「それは皆は知ってるの?」
提督「うん」
子日「なんで知らせてくれないの!?」
提督「…… うーん、その着物を大切にしてほしかったからかな」
子日「え? あ、あー… そっか」
提督「似合ってるよ」ナデナデ
子日「あ、ありがとう…」///
初霜「~~~♪」オクジョウ
提督「ほら、初霜が練習してる」
子日「あ、本当だ。上手だねぇ」
提督「子日も負けてられないな」ハハハ
子日「あれ… 提督は歌うの?」
提督「俺? HAHAHA、面白い冗談だ」
子日「もう!」
初霜「~~~♪ ―― !!」
初霜「」///
子日「~~~♪」テクテク
球磨「あるーひー もりのーなかチャン」クマクマ
球磨「…… クマ、子日?」
子日「ん? どしたの?」
球磨「随分とご機嫌クマね。どうかしたクマ?」
子日「うーんと… 提督絡みのことだよ」
球磨「なんだ、いつもの事クマか」
子日「そそ」
球磨「子日は歌が上手いって聞いたクマ」
子日「!?」
球磨「当日は、お面と、やきそばと、たこ焼きと、綿菓子と、りんごあめと、子日の歌が楽しみクマ」
子日「多いね…」
球磨「お祭りを楽しみにして何が悪いクマ? 期待してるクマ~」ピュー
子日「提督め…」
――― 当日
司会「―――」
皐月「トップバッターの人が終わったって」ドキドキ
弥生「次は、子供の部だから、弥生達も出るんだよね」ドキドキ
望月「帰りたい」ドキドキ
長月「こういうの… 慣れていないんだがな」ドキドキ
島風「私からだよね? … あ、はーい、今行きます! んじゃ、行ってくるー!」
潮「が… がんばって」
<イエーイ!!!
皐月「楽しそ…」
若葉「どうだ? そっちは」
弥生「うわっ、居たんだ」
初霜「私達は何故か社会人側にプログラムされてますので、今は暇なんです」
望月「あれ、子日は?」
初春「提督と一緒におる。いつものことじゃ」
望月「ま、そうか」
司会「―――」
皐月「楽しかったね!! みんな盛り上がってくれてさ!」
弥生「左の奥の方に司令官と子日がいたよ」
長月「私はずっとそこを見てた」
望月「集中しなよ…」
潮「………」ボーッ
島風「大丈夫?」
潮「皆と一緒になれた気がしたんです… なんでしょう… 気持ちが良かったんです」
島風「お、おう」
皐月「新たなキャラ付けかな?」
潮「そ、そんなこと言わないでください!」
\デデン!/
初霜「あ、始まりましたね」
阿武隈「あ、初霜ちゃん!」
若葉「阿武隈か」
阿武隈「みんなここに居たんだ~ あれ、あの人どこかで見たことある…」
皐月「あれ? みんな行かなくていいの?」
初春「子日待ちじゃ。どうせなら一斉に行こうという初霜の発案じゃ」
球磨「クマアアア まだあの焼きそば食べてないクマ!」ズルズル
木曾「歌い終わってからでいいだろそんなん!」ウガーッ
翔鶴「あらあら」クスクス
瑞鶴「ゲッ あの人は…」
子日「ご、ごめん! お待たせ~!」
皐月「うわぁ…」
翔鶴「これは……」
初春「ほう……」
子日「ど、どうかな」キラキラ
提督「着付けに手間取っちゃってね」ハハハ
弥生「すごい… 綺麗…」
阿武隈「いいですねぇ…」
球磨「く、クマ……」
木曾「球磨姉、ここは大人になろう」
子日「え、えへへ…」///
提督「良かった」クスッ
子日「提督?」
提督「さ、待ってるから、聞かせてくれよ」ナデナデ
子日「う、うん!」
翔鶴「行ってきます」ペコ
瑞鶴「あーあ、あの人の後に歌うのかぁ」
初霜「あー、あー、あー、あー」
若葉「解読不能なモールス信号だな」
初霜「発声練習です!」
子日「―― 提督」クルッ
提督「ん?」
子日「」テッテッテッテ
子日「」ギュウッ
提督「おおっと…」ギュッ
子日「………」
提督「… 子日?」
子日(……… この日常が、愛おしくなったなんて… 子日の言う台詞じゃないよね)
子日(一秒一秒が全部幸せで… なんだか、少し怖いよ)キュッ
提督「………」ギュッ
子日「……… でも、怖くても―― 好きだからいい」
提督「…… ?」
子日「提督は、子日の事好き?」
提督「ああ、大好きだ」
子日「じゃあさ、怖くなったことってない?」
提督「んん? あ、あぁ、あるかもしれない」
子日「やっぱり?」
提督「でもな、子日」
提督「それって、すっごく贅沢な怖さだよ」
子日「うん…」
提督「… 俺も、その怖さが好きだ」
子日「… そうなの?」
提督「子日、大好きな子日のために、色々悩んだり、優しくなったり、怒ったり、悲しくなったりする事が、幸せなんだ」
子日「――」
子日(―― 子日を見る提督は、本当に幸せそうな顔をしている)
子日「―― きっと、子日もそうだよ」
提督「そっか」
子日「うん!」クルッ
子日「―― 聞いててね、提督!」タッタッタッタ
提督「ハハハ」
子日(…… 子日)
子日(今日は何の日って? ううん、違う――)
子日(今までも、これからもずっと、ずぅぅぅっと、幸せで溢れる日だよ!)
子日「―― 大好き」ボソッ
艦!!
ネタ切れが… ネタ切れが近い!
次も遠くならないうちに立てるつもりですが… いつになるかは正直分かりません。
子日編はここまでで… ありがとうございました。
過去作(同じ世界線)
提督「これをMK(三隈救出)作戦とする!!」←過去の話
提督「これをMK(三隈救出)作戦とする!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448792747/)
【艦これ】提督「若葉とケッコンした」←パラレルワールド
【艦これ】提督「若葉とケッコンした」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452080598/)
【艦これ】提督「初霜とケッコンした」←上に同じ
【艦これ】提督「初霜とケッコンした」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453206245/)
【艦これ】提督「木曾とケッコンした」←上に同じ
【艦これ】提督「木曾とケッコンした」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453454708/)
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