チノ「今日から新しいバイトが入ります」 (22)

とある日、ラビットハウスにて


チノ「こちら、今日からバイトに入ったベッキーさんです」

ベッキー「ベッキーです、よろしくお願いします!!」

ココア「よろしくね、ベッキーさん」

リゼ「わからないことがあったらなんでも聞いてくれ」

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ココア「ベッキーさんはどこの学校へ通ってるの?」

ベッキー「あ、私学生じゃないです」

ココア「え、私達より歳上なの?」

リゼ「一体幾つなんだ?」

ベッキー「31です」

ココア「ええ!?お姉ちゃんよりも歳上なの!?」

リゼ「31には見えないな、いろんな意味で」

チノ「格好が派手です。落ち着きがありません」

ティッピー「人は見かけによらんからの」

チノ「というわけでココアさんとリゼさん、ベッキーさんの事をよろしくお願いします」

ココア「うん、まかせといて」

リゼ「相手が歳上だと何かとやりにくいな」

カランカラン

ココア「あ、お客さんが来た」

ベッキー「いらっしゃいませーーーーーー!!!」

ココア「ちょ、声が大き過ぎるよ!!」

ティッピー「ぐぉぉぉ〜〜耳が!!」

チノ「うわ、ベッキーさん! 店の中でそんな大きな声を出さないでください」

ベッキー「ごめんなさい、お客さんには元気良く挨拶するのがいいと思って気合入っちゃって」

リゼ「ここは居酒屋か!?」

シャロ「いきなり何よ、大声で!」

千夜「びっくりしたわぁ〜」

ココア「あ、千夜ちゃんとシャロちゃんいらっしゃい」

千夜「あら、見かけない人がいるけど」

シャロ「新入り?」

ベッキー「はい、私ベッキーと言います。今日からこのラビットハウスでアルバイトをする事になりました」

千夜「あら、一気にラビットハウスの従業員の平均年齢が上がったわね」

シャロ「いきなり何言うのよ!」

チノ「それを言うなら私の父はどうなるんですか」

ティッピー「ワシもおるぞ」

シャロ「ということは、ベッキーさんは歳上?」

リゼ「31だそうだ」

シャロ(うわ、クソババァじゃんww)

千夜(痛々しいわねww)

バータイムにて、

タカヒロ「ベッキー君、仕事には慣れたかな?」

ベッキー「はい、おかげさまで」

ココア「って、ベッキーさんはバータイムでも働いてるの?」

タカヒロ「おや、どうしたのかなココア君?こんな時間にバータイムのお店へ降りてきて」

ココア「トイレを行こうして、そしたらお店の方からベッキーさんらしき声が聞こえたので」

ベッキー「はい、私夜もお世話になってるんです」

タカヒロ(ここだけの話、実はベッキー君はお金をたくさん稼ぐために昼と夜のダブル勤めをしているんだよ)ヒソヒソ

ココア(え、どうしてそんなにお金がいるんですか?)ヒソヒソ

タカヒロ(実はベッキー君は奥さんがいる男の人と不倫をしてしまったみたいなのだよ)

ココア(ええッ、不倫!!?)

タカヒロ(ああ、それで相手に慰謝料を払う事になって、それでたくさんお金がいるからこうして昼も夜も働いているというわけさ)

ココア(それならもっと別の職場がたくさんあったと思うのに。ラビットハウスで働いても大して収入にならないのにな……)

タカヒロ(ココア君、悲しいことを言わないでくれ……)

ベッキー「あの……、さっきから二人で何をヒソヒソと話し合ってるんですか?」

タカヒロ「あっ、いや…なんでもないよ」

ココア「そうそう、何でもないよ〜」

タカヒロ「さあココア君、夜も遅いし上へ戻って寝なさい」

ココア「はぁ〜い」

そして次の日、

ココア「___というわけなんだよ!」

シャロ「不倫ですって!?何よあのベッキーとかいう女、最低ね!」

リゼ「ああ、とんだビッチだったとは!」

チノ「父は何故そんな人を雇ったのでしょうか?」

ティッピー「タカヒロの奴、何を考えておるんじゃ」

千夜「そんな人と同じ職場にいるだなんて、気分を損ねてしまうわね」

チノ「父に頼んでクビにしてもらいます」

リゼ「いや待てチノ、ここで早まってベッキーの恨みを買って何かおかしなことをされちゃ私達が困る」

ココア「じゃあ、どうすればいいの?」

千夜「そうね、直接言うのがダメなら間接的にベッキーさんを苦しめて追い出せばいいんじゃないのかしら?」

リゼ「それだ! 間接的にベッキーを否定すれば良いんだ」

チノ「でも、どうやってですか?」

シャロ「そうね、出来ればあまりお金がかからない方法で何か良いのがあればいいけど」

ココア「なら、私に考えがあるよ!」

その日の夜、

チノ「ベッキーさん。ココアさんの発案で今度ラビットハウスで"元気の押し売りキャンペーン"と題して、ベッキーさんのスマイルを0円で提供するサービスを………」

タカヒロ「アァッ、ベッキー君……ベッキー君ーーー///」
パンパンパンパン

ベッキー「らめぇ〜〜/// イ、イグゥゥゥゥーーーーーッ!!!」




チノ「…………おとう……さん」

タカヒロ「チノッ!?」

その日、ラビットハウスは崩壊しました。
ベッキーさんは浮気相手の他に、なんとチノちゃんのお父さんとも肉体関係を持っていたようです。ベッキーさんがラビットハウスで働いていたのは、タカヒロさんのダンディな大人の色気に惹かれて制欲を抑えきれないでいたからです。
二人のセックスを目撃してしまったチノちゃんはショックのあまりラビットハウスを飛び出し、そのままティッピーを連れて行方不明となってしまいました。
このことを知ってリゼちゃんはラビットハウスを辞め、何を血迷ったのか大道芸人として生きることを決意しオランダへ修行の旅に出たのですが、現地で事後にあってしまい、そのまま帰らぬ人となったのでした。
千夜ちゃんはこのことに激怒し、ベッキーさんの命を狙うため猛毒入りの栗ようかんをベッキーさんに食べさせようとしたのですが、それを間違っておばあちゃんが食べてしまい、そのままおばあちゃんは帰らぬ人となり、責任を感じた千夜ちゃんも後を追うように自ら命を絶ったのです。
シャロちゃんはリゼちゃんが亡くなったのを聞いてショック死しました。
そして、問題のタカヒロさんとベッキーさんですが、まずタカヒロさんはラビットハウスに火をつけて自ら命を絶ちました。ラビットハウスは跡形もなく燃え尽き、私は無事だったのですが青山さんが巻き込まれてしまいました。
そして憎きベッキーさんですが、あの場から全裸のまま逃走し、それ以降ベッキーさんの姿を見たものはいません。

そして、私ココアは決意しました。
私達から何もかも奪い去ったベッキーさんを、この手で始末してやろうと。
ベッキーさんはまだ何処かにいるはずなのです。



ココア「ふう、今日もベッキー探したけど見つからないよ。疲れたし、テレビでも観てくつろごうかな」


アナウンサー『続いてのニュースです。AV女優のベッキーさんがミュージシャンと不倫して謝罪会見を行いました』

ココア「えッ!?」




そうだ、いい事を思いついた。


ココア「ミュージシャンと不倫してやろう………ふふふ」



ココアNTRエンド

というか何もかも間違ってる上に面白くもない

>>15

またキモヲタかwww

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