妹「おい兄貴」俺「どうした?」 (111)

妹「いつまでも寝てんなよ」

妹「お母さんが呼んでるからはやく行けよ」

俺「そうだったか、起こしてくれてありがとな」ナデナデ

妹「うっせーし!さっさと行け!///」

俺「はいはい」

ガチャ

バタン

妹「…」キョロキョロ


【たまに安価入ります】

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452994818

妹「ふふふ…兄貴のシャツだぁ…」

妹「クンカクンカスーハースーハー」

妹「この匂いを堪能しないと1日が始まらないわー」スーハースーハー

妹「やべっ濡れてきた…」

俺「おーい!妹ー!お母さんいないぞ!」

俺「どこにいるのか教えてくれー」

ガチャ

妹「あ」

俺「え…」

俺「失礼しました」

妹「いえいえ」

俺「いや待って、お前俺のシャツになにしてんの?」

妹「んー?まーきんぐ?」

俺「まーきんぐ?じゃねえよ!」

俺「いいから俺のシャツ返せ!」

妹「いいじゃん、減るもんじゃないのによー」

俺「減るわ!俺の精神がすり減るわ!」

妹「ところで兄貴の履いてたパンツはどこ?」

妹「さっぱり見つからないんだけどー?」

俺「教えるわけないだろ…」

妹「ケチ!」

幼なじみ「おーい!俺くん!声が外まで聞こえるけど起きてるのー?」

幼なじみ「お外は寒いよー」

俺「幼なじみか」

俺「ちょっと待ってくれー」

俺「ほら、幼なじみも来たからいい加減、学校へ行く準備しろ!」

妹「えー」

幼なじみ「その心配は必要ございません」

幼なじみ「すでに俺くんの部屋まで来ちゃいました」テヘ

俺「お前までなにしてんだよ!」

俺「外で待ってろよ!」

幼なじみ「それより妹ちゃん、俺くんのシャツの匂いはどう?どう?」

妹「うーん、ちょっと汗臭いかな?でも癖になりそう」

俺「ねえ、俺の話聞いてる?」

幼なじみ「ねえねえ妹ちゃん!俺くんのパンツみーっけ!」

妹「ふざけんなよこせ!」

俺「もう好きにして……」

母「貴方たちは朝からなにをしているの……」ハアッ

俺「お母さん…助けて…」

母「そのパンツは洗い立てだから俺の匂いはしないわよ」

俺「かーさーん!」

幼なじみ「なーんだ、つまんない」ポイ

母「こっちにしておきなさい」つ使用済みパンツ

妹「お母さん大好きー!!」ダキッ

母「あらあら困った子ね」フフッ

俺「お前ら全員な!」

ピンポーン

母「はーい!」

母「こんな朝早くにどなたかしら?」

従姉「お久しぶりです、従姉です」

母「あら!従姉ちゃんじゃない!久しぶりー!」

俺「従姉さん……」

従姉「俺くんも久しぶり」ニコッ

妹・幼なじみ「…」

従姉「今日からしばらくお世話になりますね」

母「はいはい、すぐにお部屋を用意するわね!」スタスタ

妹「何しにきたんだよ…」ボソッ

幼なじみ「帰れや…」ボソッ

従姉「あらやだ嫌われてるわね、俺くんもかな?」

俺「いや、来てくれて嬉しいよ従姉さん」

俺(この人元スケバンだからな、怒らせると怖い人だから刺激しないようにしよう)

妹(昔、兄貴を苛めてたことは一生許さねえ)

幼なじみ(美人は敵美人は敵美人は敵)

俺「それより従姉さんはどうしてこっちに来たの?」

従姉「うーん」

従姉「話すのはいいけど、貴方たち学校はいいの?」

俺「げ…」

幼なじみ「やばいよ俺くん!遅刻ギリギリだよ急ごう!」

俺「ごめん従姉さん!またあとで!」

タッタッタッタ

従姉「またあとでね~!」

従姉(ま、すぐに会えるんだけどね♪)

俺「お前らが、朝から下らないことしてるから、遅刻しそうじゃねえか!」

妹「なにおー!兄貴がさっさと起きないから、こんな時間になったんじゃん!」

俺「んだと~!」イライラ

妹「あんだって?」イライラ

幼なじみ(私も俺くんとケンカしてみたいな///)

幼なじみ「!」

幼なじみ「って俺くん前見て前!!」

俺「へ?」

ー同時刻 別の場所ー

帰国子女「何年ぶりの、日本かしら」

帰国子女「外国の生活の方が長いですけど、やっぱり故郷はいいですわね」

帰国子女「…っといけない、いけない、わたし道に迷っておりまして、学校の場所がわからないんでした」アセアセ

帰国子女「でも大丈夫です!この学校までの道のりが書かれた地図があれば問題なしです!」

帰国子女「うーんと、ここがここでして」

タッタッタッタ

幼なじみ「って俺くん前見て前!!」

帰国子女「へ?」

ドーン!

俺「いたたた……」

帰国子女「なんなんですかぁ……?」

妹「兄貴大丈夫か!?」

俺「俺は大丈夫だ、それよりも…」

俺「すみません大丈夫ですか?」

帰国子女「あなた方はいきなりぶつかってきてなにがしたいんですかぁ……?」ウルウル

俺「すみません、前を見ずに走ってたもので、気付かずにぶつかってしまいました」

幼なじみ(私も俺くんとぶつかり合いたい///)

帰国子女「全く、気を付けてくださいね」サワサワ

帰国子女「あれ?」

帰国子女「地図が…地図がない!」キョロキョロ

妹「兄貴、もしかして地図ってあれじゃね?」

俺「うん、風に飛ばされてるな」

帰国子女「あぁ!!」

帰国子女「わ、わたし、あれがないと、○○高等学校まで行けないのに……」ヘナヘナペタッ

俺「もしかして君って、○○高校に行きたいの?」

帰国子女「はい…本当は余裕をもって登校する予定が、道に迷ってしまいまして……」

幼なじみ「ならちょうどいいね!」

俺「そうだな、俺達は○○高校の学生なんだ」

俺「ぶつかったお詫びとして、その、一緒に学校まで行きませんか?」

帰国子女「い、いいんですか!?」

帰国子女「ありがとうございます!」ニコッ

俺(よく見るとこの子可愛いな)

妹「む~、兄貴!遅刻するよ!」

俺「そうだった、歩けるかい?」

帰国子女「はい」

俺「あと、もしよければ君の名前を教えてもらえるかな?俺は俺って言うんだ」

帰国子女「わたし、帰国子女と申します。俺さん道案内よろしくお願い致しますね?」ニコッ

俺「よろしくね、帰国子女さん」ニコッ

妹「兄貴!遅刻!!」

幼なじみ(俺くんは遅漏……フフッ)

ー学校ー

俺「ふーっ、やっと着いたな」

俺「だが、もうすでに遅刻……」

帰国子女「すみませんわたしのせいで…」

俺「いえいえ、帰国子女さんのせいじゃないですよ」

俺「な?妹、幼なじみ?」

幼なじみ「うんうん、私は逆に面白くて満足♪」

妹「いえ、帰国子女さんのせいなんじゃないですかね」プンスカ

俺(なんでヘソ曲げてんだ妹は?)

俺「じゃあここからみんな別のクラスだけど、帰国子女さんは?」

帰国子女「はい、まずは職員室に向かうことになっております」

妹「ふーん、なら私が職員室まで連れてったげる」

俺「本当か?悪いな」

妹(これ以上兄貴と一緒になんてさせられないっての)

帰国子女「妹さんよろしくお願いしますね」

妹「へいへい」

幼なじみ「私たちも教室へ行きますか」

俺「おう」

ー教室前ー

俺「じゃあな幼なじみ!ってなんで後ろにくっついてんだよ、お前隣のクラスじゃん!」

幼なじみ「今日から同じクラスになりました」

俺「ならん」ペシッ

幼なじみ「痛い……」

俺「はよいけ」

幼なじみ「はーい……」トボトボ

俺「ったく」ガラガラ

委員長「…」ピキピキ

俺「…」

俺「…」バタン

俺「さて、今日はもう帰るかな」

委員長「はて?どこへ帰るおつもりですか?」メガネクイッ

俺「ひっ!」

委員長「全く、遅刻ですよ俺さん」ハアッ

俺「申し訳ない委員長、少し問題事が起こりましてね……」

委員長「ったく、まだ先生は来てませんので遅刻にはしませんが、罰は受けてもらいますよ」チュウー

俺「あのっ、すみませんこれはなんの真似ですか?」

委員長「だから罰です」チュウー

俺「いやいや、唇尖らせて顔近づけられても困るんですが」

委員長「~っ!!もう!焦れったいですね!!」

委員長「私を心配させた罰でキスしなさいと言ってるんです!」

俺「いやいやいや、なぜに委員長にキスしなきゃならんのですか」

委員長「私達、付き合ってるのよね?」ウワメヅカイ

俺「いいえ、もう用がないのであれば教室に入りますね」

委員長「ッチ、まだ早かったか……」

━教室━

俺「はあっ……疲れた」

謎の子「あなた、いつも疲れてるのね」

俺「まあな」

謎の子「そう……」

俺(隣の席のこの子は、口数が少なくよくわからないけど、普通の子みたいで、安心するんだよな)

謎の子「んっ……先生が来たみたい」



ガラガラ


従姉「はーい、みんな席についてー」

俺「ぶふっ!!な、なんで従姉さんが……?」

従姉「はーい、みなさん初めまして、今日からこのクラスの担任になります、従姉と言います」

\やべー美人だ、美人だ!!、美人ね……/

俺「従姉さん!なんで貴方がうちのクラスの担任なんですか??」

\おいっ!俺の従姉だってよ!、なんであいつの周りにはこうも美人が……、キレイね……/

従姉「はいはーい、驚くのも無理はないと思うけど、少し静かにしてねー?」

ガヤガヤガヤ



従姉『黙れつってんだろこら!!?』


シーン

\(こえーよ、でもそこに痺れる憧れる、美しいわね……)/

従姉「はーい、やっと静かになりましたね」

従姉「実は、前任の担任の方を事故に追い込……。事故に遭われまして、代理で私が担任を務めさせて頂くことになりました」

俺(やべーよ、やっぱ超こえーよこの人)

従姉「っと、私の紹介はここまでにして、もう一人新しいお友達も紹介したいと思います」

従姉「入ってきて」

ガラガラ

帰国子女「ごきげんよう、皆様」ニコッ


━少し前のできごと━

従姉「じゃあちょっと挨拶してくるから、教室の前で待っててね?」

帰国子女「わかりました」

ガラガラ

従姉「はーい、みんな席についてー」

帰国子女(……うぅ、緊張してきた)

帰国子女(ううんっ!今日は大切な一日目!)

帰国子女(わたしは帰国子女らしく、堂々としないといけないのよ!)

帰国子女(もう、前の学校みたいなどじっ子キャラとはさようなら、新しいわたしこんにちはしないとね)

帰国子女(で、でもでも……もし失敗してしまったら恥ずかしいですし、練習しませんと!)

帰国子女(皆様おはようございます!)

帰国子女(うーん、これだと軽いノリみたいですね)ブンブン

帰国子女(皆様よろしくお願い致します)

帰国子女(出会い頭に、この挨拶は堅苦しいですかね?)

帰国子女(ああもうっ!頭がパニックになってきましたわ!!)

従姉「っと、私の紹介はここまでにして、もう一人新しいお友達も紹介したいと思います」

従姉「入ってきて」


帰国子女(も、もうですの!?こうなりましたら一か八か。ぶっつけ本番ですわ!)

ガラガラ

帰国子女「ごきげんよう、皆様」ニコッ


━そして現在━

俺「へっ?帰国子女さん……?」

帰国子女「え、っあ、俺さん……?」

帰国子女「って、あっ!」ビターン

俺「あっ転けた」

\どじっ子?、つーかまた俺かよ、どじっ子きたよどじっ子!/

帰国子女「また転けてしまいました」シクシク

謎の子「……」ハナジブシュー

俺「え?謎の子さん!?」

謎の子「いえ……なんでもないです」フキフキ

従姉「はーい、静かに!帰国子女さん大丈夫?」

帰国子女「は、はい大丈夫ですぅ……」シクシク

従姉「そう、なら時間も押してるし自己紹介しちゃってね」

帰国子女「はい……」

帰国子女(失敗、失敗。でもまだ転んでしまっただけですし、挽回できますよね?)
帰国子女「初めまして皆様、わたし、外国からやって参りました、帰国子女と申します。」

帰国子女「これから、よろしくお願い致しますわ」

\すごい……転けてからの切り返しが潔いいぞ!、やべっ惚れそう、ふむふむただのどじっ子じゃなさそうね!/

従姉「じゃあ、帰国子女さんの席は~、俺くんの隣ね」

帰国子女「承知致しました」ツカツカベタン

俺「あっまた転けた」

帰国子女「……」シクシク

\なーんだ!やっぱただのどじっ子じゃないか!!/

謎の子「……」ブシュー

俺「な、謎の子さん……?」

謎の子「気にしないで」フキフキ

帰国子女「俺さん……よろしくお願い致します……」

俺「あっうん……お疲れ……」

従姉「じゃあ出席取りますね」

━━━


━昼休み━


【キャラ紹介はこれぐらいで、ここから安価混ざります。昼休みに過ごす女の子を選んでください。

ちなみに選ばれた子で基本的に話が進みますが、適当な安価だったり選ばれた子がバラバラだと帰国子女でハッピーエンドを迎えます(帰国子女以外だと下ネタが多少絡みます)】

↓+3 昼休みを過ごしたい女の子

安価 母

キーンコーカーンコーン

俺「やっと昼休みか」


ガラガラ


妹「兄貴!大変だ!!」

委員長「こら!教室で騒がないでください!俺さん、あまりにうるさいと罰を与えますよ?」

俺「騒いでるの俺じゃないです……」

俺「まあいい、どうした妹?」

妹「兄貴大変なんだ!弁当を忘れた!」

俺「んげ……そう言えば朝はバタバタしてて弁当を持ってくるの忘れたな」グウゥゥゥゥゥ

俺「朝ごはんも食ってないし万事休すか……?」

妹「どうするよ兄貴……?」

帰国子女(……お弁当を忘れてしまったのですね。わたし食は薄い方ですし、朝の件もありますから譲って差し上げた方がよろしいのかしら?)

帰国子女「あのっ!俺さ━━」


ぴーんぽーんぱーんぽーん

アナウンス「連絡です。お弁当を忘れてしまった、○年○組俺さん。○年○組妹さん、校門前でお母様がお待ちです。」


俺「は??」

アナウンス「繰り返します。 お弁当を忘れてしまった、○年○組俺さん。○年○組妹さん、校門前でお母様がお待ちです。 」

俺「んな恥ずかしいこと繰り返し喋るな!!」

妹「兄貴!お母さん弁当持ってきたって!行こ!」グイグイッ

俺「おいっ引っ張るなよ」

ガラガラバタン

帰国子女「……弁当渡しそびれちゃった……」ガックシ

謎の子「……」ブシュー

帰国子女「ん?どうかしましたか?」

謎の子「おきになさらず」フキフキ

━校門前━

母「あらあら、やっと来たわね」

俺「母さん、わざわざ弁当持ってきてくれてありがとう」

妹「お母さん大好き!」ダキッ

母「もう、全く世話の焼ける子達ね」ナデナデ

俺「んぐ、申し訳ないです……」

母「じゃあ行きましょうか」スタスタ

俺「え、行くってどこへ?弁当は?」

母「あるわよここに」ベントウー

俺「うん、それはわかる」

俺「だから、弁当をくれればいいよね?」

母「なにいってるのこの子は」ヤレヤレ

母「一緒に食べるのよ」

妹「わーい!お母さんとお弁当!」ウキウキ

俺「んんっ?俺がおかしいのか??」


━中庭━

母「さてと、レジャーシートを広げてっと」テキパキ

俺「もうなにも突っ込むまい」

幼なじみ「私の中には突っ込んで欲しいんだけどな///」

俺「お、幼なじみか」

幼なじみ「教室にいないし、校門前にもいないから探しちゃったよ」

俺「いや別に無理に探さなくてもよかったのに」

幼なじみ「なんで?俺くんといるときが一番幸せなのにー」

俺「はいはい」

妹「……」ムスー

母「ようし!用意できたわね。食べましょうか、幼なじみちゃんもいらっしゃい」

幼なじみ「ありがとうございます」

俺「よっこらしょ」ドス

母「俺、あなたはいったいなにをしているのよ?」アキレ

俺「なにが?」

母「あなたはお母さんの隣に座らなきゃだめでしょ?」

俺「??よくわからないけどわかった」スタスタドス

幼なじみ「じゃあもうひとつ隣は私が座るね」

妹「……」ムスー

母「ほら、俺あーんは?」アーン

俺「い、いいよ母さん、自分で食えるよ」

母「……お母さんの作ったお料理は食えないってこと?」

俺「そうじゃなくて、自分で食べれるって」

母「お母さんはもう必要ないってことなのね……」オロオロ

母「そうよね……もうあなたもこんなに大きくなったんですもの」

母「天国にいるお父さんもきっと喜んでるわ……」

母「お父さん、あなたの息子はお母さんの手を離れ、遠くへ行ってしまいました」

母「私もあなたの元に今日向かいます」キラキラ

俺「わかったわかった!食えばいいんでしょ!それと父さんまだ生きてるから!!」

母「はい、あーん?」アーン

俺「……はあっ、あーん」ムシャムシャ

母「おいしい?」

俺「おいしい」

母「そ……そう、よかったわ」

幼なじみ「俺くんあーん!」グイグイッ

俺「お前はなにをしている?」

幼なじみ「あーん!」グイグイッ

俺「食わんぞ?」

幼なじみ「がーん!!」

俺「時間ないしもうさっさと食べよう」

妹「……」グイグイッ

俺「……」

妹「……」グイグイッ

妹「……」グイグイッ

俺「あの?妹さん?」

妹「……食べれないの?」

妹「……お母さんのは食べて、私のは食べれないの?」

俺「い、頂きます……」

妹「……あーん」

俺「あーん」ムシャムシャ

妹「……ありがと」

幼なじみ(私のだけ食べてくれない……)シクシク



キーンコーカーンコーン



俺「おっと予鈴か」

俺「じゃあ母さん、俺達はもう行くよ」

母「はいはい、午後も頑張りなさいね」ハシペロペロ

俺「わかった、あと俺の箸舐めないで頼むから……」

幼なじみ(俺くんも私の身体舐めればいいのに///)

妹「……兄貴、また放課後ね」

俺「おう、用事がなければな」

幼なじみ「ばいばい妹ちゃん!」


━教室前━

俺「幼なじみもまたな」

幼なじみ「へ?なんで?」

俺「いや、別のクラスじゃん」

幼なじみ「午後から同じクラスになりました」

俺「ならん」ペシッ

幼なじみ「……痛い」

俺「じゃあな」

幼なじみ「はーい」トボトボ

俺「ったく……」



ガラガラ



委員長「……」チュウー

俺「……」

スタスタ

委員長「出会い頭にキス作戦は失敗……と」メモメモ


━教室━

俺「はあっ疲れた……」

謎の子「朝も言ってたね、その台詞」

俺「そだね……」

謎の子「まあ頑張って」

俺「……うん」



帰国子女「あ、あの!」



俺「……ん?どうかしたの帰国子女さん?」

帰国子女「よ、よければこのお弁当どうぞ!!」

俺「!!?」

帰国子女「……」ビクビク

俺「気持ちは嬉しいけど、お弁当はもうこりごりです……」

帰国子女「がーん!」ガーン

謎の子「……」ブシュー

俺「あ、あの?」

謎の子「おっと失礼」フキフキ



キーンコーカーンコーン


従姉「はーい、席についてー」

━━━
━━

━放課後━

↓+3 放課後を一緒に過ごす女の子

委員長で続きを書きます
お昼ごばん食べてきますので少し時間かかります

安価 委員長


キーンコーカーンコーン


俺「今日も終わったー!」

従姉「こら!まだHRが終わってないんだから騒がないの!」

俺「っとすみません」

従姉「全く……先程も言った通り、今日は各委員会の業務があります。役員の人は忘れずに参加するように!以上!」

\はーい!!/

従姉「よろしい、じゃあ気を付けて帰るように、解散!」

俺「ふー、終わった終わった」

俺「俺は役員には参加してないし、さっさと帰るとしますかー」



チョンチョン



俺「んん?」

委員長「ね、ねえ、俺さんはこの後なにも用事ないのよね?」

俺「あ、ああ。ま、まあないかな……?」

俺(俺ってもしかして今ピンチ?)

委員長「実は私、従姉先生のことで別件として用事があるんだけど、生徒会の方にも顔を出さないといけないの」

委員長「申し訳ないんだけど、従姉先生の方お願いしてもいいかしら?」ジトッ

俺「うーん、早く帰りたいけど今日は委員長に借りもあるしな~……」

俺「わかった、従姉さんの方は俺が受け持つよ」

委員長「そう?ありがとう!お礼にキスしてあげる!」チュウー

俺「いや、そういうのはいいから」

俺「んで、俺はどうすればいいの?」

委員長「……そう?……私もまだ詳しくは聞いてないんだけど、とりあえず職員室に来て欲しいみたいなの」

俺「職員室ね了解」

委員長「任せてしまって申し訳ないけどよろしくね」

俺「いいっていいって」

俺「とりあえずこっちの用が終わったら委員長に連絡するから」

委員長「ありがと、そうしてくれると助かるわ」

俺「んじゃまた」


━職員室━

俺「従姉さんいますかー?」

従姉「こら!俺くん、学校の中では従姉先生と呼びなさい!」

俺「っと、それもそうですねすみません」

従姉「気を付けなさいね?それで、私になにか用?」

俺「はい、委員長が生徒会の方に行くらしく、先生の方は俺が対応するように言われて来ました」

従姉「……そうだったのね、彼女生徒会の子だったのか……。今日赴任したばかりだから彼女のこと気がつかなかったわ」

従姉「悪いことしたかな?」

俺「ああいや、それなら問題ないんじゃないですか?」

俺「彼女一人でやるなら大変かもしれないですが、こうして人に頼ることもできますからね」

従姉「そっか、でもあとで一応謝っておかないとね」

俺(従姉さんって基本いいだよな、たまに怖いけど)

俺「それで用事ってなんなの?」

従姉「そうそう!実はまだクラスのことがわからないから、俺くん達のことを聞こうと思ってたの!」

俺「なんだ、そんなことならお安いご用だよ」

━━━
━━

従姉「ふむふむ、なるほどね」

従姉「謎の子は謎が深まるばかりっ……と」

従姉「これで大体クラスのことはわかったわ」

俺「そっ?よかった」

従姉「うん、んで最後に俺くんは委員長のことをどう思っているよかな~??」

俺「キス魔」

従姉「へ?」

俺「おっと失礼」

俺「委員長はハチャメチャだらけのうちのクラスをよく纏めてくれてると思うよ」

俺「頼りになるし、信頼できる」

俺「ちょっとよくわからないことするときもあるけど、それを含めて全部彼女の魅力かな?」

俺「第一眼鏡っ子は正義!!」

従姉「あらあら、ちょっと妬けちゃうわね」

従姉「そこのところどう思うの委員長さん?」

俺「はっ!」

委員長「お、俺さんに私、そういう風に見られてたんですね///」

委員長「わ!私も俺さんのこと信頼してます!!」

委員長「もう我慢できません!キスしましょう!///」チュウー

従姉「こらこら……先生の前で変なことしないの……」

従姉「それに俺くんは私のものよ?」

委員長「へ……?そうなの……?」

俺「いや、嘘ですよ信じないでください」

従姉「もう冗談に決まってるでしょ?」フフッ

従姉「いまはね」ボソッ

俺「……」ビクッ

委員長「なんだ、冗談でしたか」

委員長「では、私もそろそろ帰りますので、俺さんまた明日」

俺「おう、また明日」

委員長(俺さん眼鏡っ子好きだったのね///)ルンルン

俺「スキップしながら帰ってった……」

従姉「じゃあ俺くんもそろそろ帰りなさい、私ももう少ししたら帰るからね」

俺「はーい」


━校門前━

妹「兄貴おっそーい!」

俺「なんだなんだ、わざわざ待ってなくてもよかったのに」

妹「一緒に帰ろうって言ったでしょ!」

俺「あれ?そんなこと言ってたっけ?」

妹「細かいことは気にしない!早く帰ろ!」

俺「それもそうだな」

妹「帰ったら兄貴の布団の匂いを目一杯嗅いで幸せに浸るんだもんねー?」

俺「それはやめろ」


【一日が終了しました】

【一日が終わった段階の評価】


幼なじみ
従姉
帰国子女 +3
委員長 +1
謎の子
母 +1

この話しは3日間を予定しています
安価は昼休みと放課後の2回です。

━朝、俺の部屋━

妹「兄貴おっきろー!!」フトンダイブ

俺「ぐはっ!」

妹「兄貴の兄貴は朝から元気だねー」ニヤニヤ

俺「うるせ、整理現象だ」

俺「それよりもっとまともな起こし方にしてくれよ……」

妹「兄貴のお布団いい匂い」クンクン

俺「はあっ……だめだこりゃ」

幼なじみ「妹ちゃんは朝から元気だねー」

俺「そですね……」

従姉「妹さん、俺さんは起きたかな?」


ガチャ


従姉「なんで、幼なじみさんがいるの?」

俺「俺が知りたい……」


━教室━

俺「はあっ……疲れた」

謎の子「お気の毒に」

俺「ほんとにな」

━━━
━━

━昼休み━

↓+3 一緒に過ごす女の子

うーむ、あまり需要なかったかな?
レス付かなかったら帰国子女さんエンドで終わらせます

安価 妹


キーンコーカーンコーン


ガラガラ

妹「兄貴!飯食おうぜ!」

俺「はえーよ!まだ授業中だよ!」

従姉「妹さん、すぐ終わるからちょっと待っててね」

妹「ッチ、早くしてください先生」

従姉「じゃあ、これで授業は終わりです」

委員長「起立、礼」

\ありがとうございましたー/



妹「終わった?兄貴めしめしめし!」

俺「お前は落ち着けって!今日はまたどうしたんだよ?」

妹「いやあ……なんかこうさ、神のの思し召しって言うの?」

妹「インスピレーション感じちゃったの!」

俺「なに言ってんのお前……?」

妹「だーかーら!兄貴は黙って私と昼休み過ごせばいいの!」

俺「はあ……?お前友達いないの?」

妹「兄貴は家族より友達の方が大切なの?」

俺「うーん、そう言われると辛いな」

妹「でしょ?だから気にしないで御飯食べようぜ!」

俺「いやでもやっぱ、学校でも妹とべったりはちょっとなぁ……?」

妹「兄貴、今まで我慢してきたけど……実は産まれたときから兄貴のこと好きでした!!///」

俺「あー、はいはい。とりあえずわかったから飯でも食いに行くか」

妹「相変わらずつれないねー兄貴」

俺「お前の冗談には付き合いきれんからな」

妹「冗談じゃないのにー」ブー



帰国子女「あ、あの!」


俺「どうしたの?帰国子女さん?」

帰国子女「今日はお弁当持って来ましたの?」

俺「あー、うん。今日は忘れずに持ってきたよ」

帰国子女「そ、そうなんですのね……」ガックシ

俺(なんで残念そうなんだ?)

謎の子「あれ、帰国子女さん、そのでかい重箱ってなに?」

帰国子女「へ!?」

謎の子「もしかして、誰かと一緒にお弁当食べる予定だったの?」

帰国子女「ち、違います!!これは、その……」

帰国子女「そう!わたし食が太い方ですので、いつもこれぐらい食べてるんですの!!」

俺「へー、ちょっと意外だね」

俺「帰国子女さん、あまり食べなそうな雰囲気なのに驚いたよ」

帰国子女(本当は食べれないのになぜこんな嘘を……)ナミダメ

謎の子(あー、この子面白いわ)


妹「兄貴ー、そろそろ御飯食べようよー」

俺「そうだな、中庭に行くか」

謎の子「ねえねえ、せっかくだから、私と帰国子女さんも付いていっていいかな?」

帰国子女「!?」

俺「……?別にいいけど、帰国子女さんは大丈夫?無理に付いてこなくても大丈夫だよ?」

帰国子女「わ、わたしもついていきます!!」

帰国子女(一人だと食べられないし、みなさんで食べた方が楽しいですよね?)

妹「いやくんな!」

俺「じゃあ、時間勿体ないし早く行こうか」

妹「兄貴と二人で食うから先輩方は来ないでください!」

俺「帰国子女さん、謎の子、気にしなくていいからね」

帰国子女「は、はあ……」

謎の子(妹ちゃんも可愛い)ブシュー

帰国子女「あの……鼻血出てますよ?」

謎の子「大丈夫よ、大丈夫」フキフキ

━中庭━

俺「ほら、いい加減機嫌直せ妹」

妹「……」ムスー

俺「それにしても、帰国子女さんのお弁当美味しいね」

帰国子女「ありがとうございます」

謎の子「これって帰国子女さんの手作り?」

帰国子女「はい、そうですよ」

謎の子「ふへー、すごいね。一体誰のために頑張ったのかなー?」

帰国子女「だ、誰のためでもないです!!」

謎の子「本当かなー?」ニヤニヤ

帰国子女「もう、からかわないでください!」


ガヤガヤ



妹「ねえ、兄貴って誰にでも優しいよね」

俺「優しいって……特別誰かに優しくなんてしてないぞ?」

妹「いや……優しいよ」

俺「全く……今日はとことん変だなお前は」

妹「兄貴は私のこと、大切に思ってくれてる?」

俺「当たり前だ」

俺「お前が一番大切だよ」

妹「ありがと……」

妹「私も兄貴が一番大切だよ」

俺「ありがとよ!」ワシャワシャ

妹「あっこら!やめ!」

俺「辛気くさい話しはこれで終わりだ!」

俺「ほら、飯を食おうぜ?」

妹「うん!」


帰国子女「すみません、お二人とも食べきれないのでお弁当食べるの手伝ってください……」シクシク

妹「あ、それなら先輩は気にしないで大丈夫ですよ?」

妹「兄貴が全部食べますからね!ねえ、兄貴!」ニコニコ

俺「無理です、ごめんなさい」

━教室前━

俺「もう食えない……」

帰国子女「すみません、無理をさせてしまいまして……」

帰国子女「俺さんはお弁当毎日持ってきていたんですね……」

謎の子「今度から重箱じゃなくても大丈夫だね?」

帰国子女「はい、って違いますから!」


俺「ははっ」

ガラガラ ポスッ

俺「へっ?」

委員長「あっ!俺さんの頭の上に黒板消しが!」

委員長「これは大変です!すぐに粉を払ってあげますね!」

俺「いえ、大丈夫です。粉も自分で払います、それと顔近いので離れてくださいね」パッパッ

スタスタ

委員長「黒板消し作戦もだめ……と」メモメモ

━教室━

謎の子「毎日大変そうだね」

俺「おかげさまでな」

━━━
━━

━放課後━

↓+1 放課後過ごす女の子

書き込む時間不定期ですみません
もしよければ完結までお付き合い頂ければと思います

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