提督「死んだふりをしてみたらどうかな?」 (134)


明石「どうかな、と言われましても」

提督「面白そうな反応が見れそうだ」

明石「大淀から聞きましたけど最近色々やってるみたいじゃないですか、いい加減ひっぱたかれますよ?」

提督「多少は覚悟の上だ」

球磨「覚悟って言葉を舐めるなクマ」

提督「いたのか球磨」

球磨「実は居たクマ」

明石「結構前から居ましたよね」

提督「……やるな。多摩より気配消すのが上手い」

球磨「これでも長女クマ! えっへんクマ」

提督「そんなお前にはこれをやろう。鮭の缶詰だ」

球磨「いらねークマ」

提督「まじで? これ1缶1700円する北海道のすごい缶詰なのに」

球磨「貰ったクマー! もう誰にも渡さんクマ」

明石「現金ですね」

提督「で、死んだふりだけど」

明石「本当にするんですか? 四日前には変な問いかけやって昨日は抱き着いたって話工廠に居ても届いてますよ?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452844224


提督「おぉ、みんな楽しんでくれた。そして俺が一番楽しんだ」

球磨「エンターテイナーの鏡クマ」

提督「照れるぜ」

明石「でも死んだふりはスキンシップの延長じゃないですよ? 場合によっては……」

球磨「まぁ確かに人死にが平気の平左で起こり得るこの環境でその悪戯は
 心配されていい反応が見れるだろうけどそのあと軽蔑もされそうクマ」

提督「大丈夫だ。その辺は抜かりない」

明石「と、言いますと?」

提督「死んだふりは死んだふりだけどドッキリとは違うんだ」

球磨「どういう意味クマ?」

提督「明らかに突っ込み所のある死んだふり、とでも言うのかな。
   ここで俺が電柱に腹を貫かれて死んでたらどうする?」

明石「……まぁ、呆気にとられますかね?」

提督「そういう事。絶対におかしい死に方で発見されるんだ。俺は」

球磨「あぁ、それなら悪戯で済みそうクマ。ただ、仕掛けが大がかりになるクマ」

提督「その辺は二人に協力してもらいたい」

球磨「おっけいクマー」

明石「いいですよ。その内容なら確かに問題ありません」

提督「よし! 始めるぞ!」

明石「はい」

球磨「くま」

提督「……で、最後に」

明石「?」

提督「なんでお前らが居るの? 大淀と多摩は?」

球磨「休み取ってベガスに行ってるクマ」


―――

明石「とりあえずセットはできました」

球磨「相変わらずの仕事の早さクマ」

明石「と言ってもまだ一つ目だけですけどね」

提督「いや、助かる」

球磨「で、この熊の着ぐるみはなにクマ」

提督「俺がこれを着た状態で死んだ振りする。背中に大量の矢を刺して」

明石「どうなったら起こるんでしょうねそんな事態」

提督「着ぐるみを着てみんなを驚かそうとしたら狩人にしこたま撃ちこまれた体で」

球磨「あほクマ」

提督「矢で撃たれないといけないので外に出ます」

明石「では私は次の制作に入るので、これで」

提督「おうご苦労」

前スレは今後に影響しそうなのでインフェルニティにしました

急遽明日が仕事になったので今夜は書けないっぽい
霞のレベリングが終わらないっぽい

すまんこ
sagaそのままになってたわ

期間がちょいと空いた所為で筆が進まない
金庫の奴もその前にちゃんと書いてた頃から随分期間立ってるし波があるんだよね


ので、一旦別のスレ立ててテンションあげてからこっちに戻ってくる形にしたい


ので、書くネタを安価する  下5

雪に埋もれた鎮守府で起きた凄惨な事件

無闇にスレ乱立させんじゃねえよ
このスレで全部書けや

>>52
どういう事なの……頑張るわ

>>57
嫌です

たてた

たてた癖にリンク貼れないカス

>>79
コロッと忘れてた㌧クス

提督「雪の進軍」
提督「雪の進軍」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453436089/)

というかこのスレの続きをさっさと書けよと

>>85
すまぬ
新しい職場で忙しくて時間が取れないんだ
もうすぐ休みがあるから……

>>12

―――

大井「ふんふんふふーん」

『ぉぉ……』

大井「……? いま、なにか……」

『ぉぉぃ……』

大井「……こっちかしら?」

提督(着ぐるみ)「ぉぉぃ……」

大井「……」

提督「……」

大井「……!? え、なんですかこれちょっと意味がわからないんですけど?」

提督「……」

大井「ちょ、ちょっと提督! なにして、というかなんなんですかその状況は!?」

提督「き、着ぐるみを着て……驚かそうとしたら……猟師にやられて……」

大井「……」

提督「……」

大井「ダウト」

提督「……げほっ」

大井「……」

提督「……ごほっごほっ」

大井「……え、本当なんですか!?」

提督「いや、嘘だけど。血糊血糊」

大井「……」

提督「……」

大井「じゃあ本物の血も混ぜてあげましょうね」

提督「……にこっ!」だっ

大井「待ちなさい! こら!」

提督「ぜってー嫌だっ! ……ってしまった! 血糊で足が滑って――!」

 (鈍い音)

提督「……」

大井「……だ、大丈夫ですか?」

提督「大井っち……」

大井「は、はい?」

提督「その角度だとパンツ丸見え」

大井「死ね!」



―――

提督「しこたま魚雷で殴られたよ!」

球磨「馬鹿まるだしクマ」

提督「お前の妹だろ。暴力振るわないようにちゃんと教えておけよ」

球磨「暴力と躾は違うクマ。大井はちゃんとわかってるクマ」

提督「おっ?」

球磨「やるクマ?」

提督「……」

球磨「……」

提督「いや、流石にお前の相手はしんどいからやめておく」

球磨「よかったクマ。クマも提督とサシでやるのはしんどいクマ」

明石「えぇっと突っ込みいれた方がいいですか?」

提督「早くしてくれ」

明石「……ん、んなあほなー」

球磨「落第」

提督「赤点ですな」

明石「わ、私の本業はそういうのじゃないので! こっちなので!」

提督「おぉー! 流石の出来だ」

球磨「室内にランクルがあるとかイカれてるクマ」

提督「よし、じゃあ俺はこれで轢かれとくから誰か呼んできてくれ」

球磨「すげぇ台詞クマ。了解クマ」

明石「じゃあ私は次に言ってますね」

提督「お前なりのアレンジしてもいいからな」

明石「そういう無茶ぶりには答えられません。大淀にお願いします」

球磨「大淀をなんだと思ってるクマ……」


―――

 その日私(霞)は久々の非番だったの。
元々は遠征中心の艦隊に属していたのだけど
改二実装の練度上げからの零号作戦での旗艦と
このところ忙殺されかねない勢いで働いていたから
その分まとまった休みをもらって、その日は二日目。
休み自体はこれまでもあったけど、連休っていうのは
本当に珍しくて、二日目の段階で少し暇を持て余してぷらりと散歩をしていたの。

「……?」

 そうしたら、執務室の扉が開いていて。
ふと……。本当にふと、覗き込んだの。
あいつはちゃんと仕事しているかしら? ってな感じでね。
練度上げから休みをもらうまでしばらくは秘書艦もやっていたし、
そういうのもあって、どうせ暇なんだから場合によっては手伝ってあげてもいいかなって思いながら。

「なにこれ?」

 そしたら、まさかこんな光景が広がっているなんて、誰が想像つく?


(落ち着け、落ち着きなさい霞。今の私はこの鎮守府内でも高練度組。
次のケッコン候補にも上がってるし司令官にもお前は冷静で落ち着いてるから
頼りになると言われたじゃない。そう、今は冷静に冷静に状況を判断するの)

 二度深呼吸をして周りを見渡す。
場所、鎮守府内の執務室。
人、私と……多分司令官。
なんで多分かというと、下半身しか見えてないから。
じゃあ上半身は? ……なんかよくわからない車に隠れてる。
そしてケッコン……違った、血痕。

「……え、なにこれ?」

 結論――わからない。
なんで室内で車に轢かれるのよ。
仮に、100歩譲って室内に車が飛び込んでくるという状況はあり得るとして、
壁もなにも全部無傷なのはなんで? 普通突っ込んで来たら壁をぶち抜いてって
形になる筈よね? ……え、という事は?

「……あっ!? ドッキリね!?」

 ぴこーん!


提督「よく見抜いたな」

霞「ふふん、これくらいよゆ――うわっグロッ!」

提督「おぅ、すごいだろこのクオリティ。明石産だぞ」

霞「いいから仕舞いなさいよ内臓!」

提督「内臓を仕舞えってすげぇ文言だな」

霞「いいから早く!」

提督「うす」

霞「今のが一番びっくりしたわ」

提督「まぁな、俺も明石からこれを素で渡されたときめちゃビビったもんな」

霞「なにやってんのよあの工作艦」

提督「指示通りになんでも作ってくれるよいこだ」

霞「しょうもない事やらせるのやめなさいよ」

提督「あーあーきこえなーい」


―――

提督「普通に諫められた」

多摩「いや、普通に当たり前にゃ。意味わかんねーもん、この企画。にゃ」

提督「うぅむ、ターゲットが悪いのかな?」

多摩「いっそ本当に死ぬというはどうにゃ?」

提督「めちゃドッキリだな」

多摩「ホントに。ホントに」

提督「……あれ? お前もしかして俺の事嫌い?」

多摩「んー、悪ふざけしてる提督は嫌いにゃ」

提督「あっ! じゃあ次はそれで行こう」

多摩「にゃ?」

提督「多摩が俺を殺しちゃったドッキリ」

多摩「……それ、多摩が危険にさらされる恐れがあるにゃ」

提督「大丈夫大丈夫。タイミングみて起き上がるから」

多摩「えー」


―――

提督「……よし、これでオーケー」

多摩「きめぇにゃ」

提督「おう。なんか明石の張り切り方がおかしいんだ」

多摩「久々に頼りにされたからじゃないかにゃ?」

提督「でもこれはなぁ……」

多摩「いいから早く死ぬにゃ」

提督「言い方」

ガチャ

球磨「おぇ……ただいまク――なんでまたそんな感じクマ!?」

バタンッ

提督「とんぼ返り球磨」

多摩「球磨姉はグロ耐性皆無だからにゃ」


―――

青葉「ふんふんふふーん♪」

青葉「今日は司令官に突撃取材です! このところ面白い事をやってるのに青葉を巻き込まないなんて……」

青葉「今日は根掘り葉掘り聞いちゃいますよー!」

 ガチャ

多摩「あ」

 (多摩が持った包丁から血が滴る音)

青葉「あ、あわわ」

 (カメラが落ちる音)

提督「」

青葉「あぁぁぁぁ、い、一体なにを……し、司令官」

多摩「見たにゃ?」

青葉「た、多摩さんがやったんですか……?」

多摩「見てのとおりにゃ」

青葉「なんで司令官を!?」

多摩「多摩の昼ごはんにキャットフードをだしてきてカッとなってやったにゃ」

青葉「え、いやそんなのただの悪ふざけじゃないですか!」

多摩「あとねこじゃらしで顔をしばいてくるにゃ」

青葉「微笑ましいじゃないですか」

多摩「えー、結構腹立つにゃよ?」

青葉「だからってそんな、なにも殺す事……」

提督「そうだ、殺す事ないじゃないか」

青葉「うわぁぁぁっ!?」


 ドコォッ

提督「……ぉぉぉ」

多摩「ちょっ、主砲を仕舞えにゃ」

青葉「こ、殺され……あわわ」

多摩「あ、やべぇスイッチが入ってるにゃ」

青葉「ってぇー!」

提督「やめ――


―――

提督「明石が居てくれて本当によかった」

明石「なんか久々のまともな仕事な気がします」

球磨「しかし随分と風通しがよくなったクマ。これが噂の開けた指令室って奴クマ」

提督「そんな国会みてぇな文言が付いた事はないし仮についててもこの現状とソレは一致しねぇ」

明石「というか単純にこの季節にこんな大穴あいたら寒さで仕事にならないですよ。
    とりあえず一両日中には直しちゃうんで今日の所は別の所で仕事してください」

提督「わかった……球磨部屋貸して」

球磨「嫌クマ。曙に頼むクマ、喜んで迎え入れてくれるクマ。もしくは雷電」

提督「後者はダメだと俺の第六感が告げている……ってか多摩は?」

球磨「そそくさと帰ったクマ。休暇をくだらねーことで邪魔するなと怒られたクマ」

提督「へぇ。怒られるべきなの俺だと思うんだけどな」

明石「わかってるならやめてください」

提督「そうだな。とりあえず死んだふりはダメだ。大がかりな上にこんな被害がでたら俺の財布と上の評価がマッハだ」


球磨「評価とか気にする玉クマ?」

提督「多摩?」

球磨「ちげ」

提督「冗談だって。そんな目をするなよおっかねぇな、チビっちまうだろ?」

球磨「HAHAHA」

提督「HAHAHA!」

明石「いいから他所行ってくださいよ! 作業できないんですけど!」

提督「うす……で、次はどうしようかな」

球磨「は?」

提督「いやいや、死んだふりの次の悪戯」

球磨「こりねぇクマ。せめて多摩の休暇が終わってからにして欲しいクマ」

明石「あ、大淀も戻ってきてからにしてください。提督の突っ込み役に私では力不足です」

提督「とりあえず初心に戻ってセクハラ系にしようかと思うんだがどう思う?」

球磨「死ねばいいと思うクマ」

提督「いま死んだらまた振りだと思われて色々と遅れそうだからやめてね」

明石「心配はそこですか……?」


 バン!

龍田「……」

提督「え、なにごと?」

球磨「あ、嫌な予感がすげぇするクマ。先行ってくるクマ」

龍田「……うあぁぁ」

提督「な、なに!? どうした龍田!? なんで泣いているんだ!? 球磨待て逃げんな!」

球磨「すたこらさっさのさクマ」

提督「お前はお嬢さん側じゃなくてクマ側だろうが!」

龍田「ていとくがぁ……提督が死んじゃったって本当?」

提督「もし本当なら俺はなんなんだよ!?」

明石「生霊じゃないですかね?」

提督「余計な事言わないでくれません!?」

龍田「なんで死んじゃったのよぉ! 提督のばかぁ!」

提督「死んでねぇっての! 誰から聞いた!?」

龍田「青葉」

提督「あの野郎!」


龍田「あうあう……」

提督「あーあー……落ち着け龍田、ほらぎゅー」

龍田「うぐぅ」

提督「よーしよし。俺は生きてる! 生きてるぞー!」

 バァン

雷「司令官が死んだって本当!?」

電「なんでこんなことになってしまったのです!?」

提督「あおばぁぁぁ!」

明石「提督、龍田さんが抱きしめられて気を失ってますよ」

提督「絶対あとで青葉に雪風の服着させる! サイズそのままでワカメちゃんばりにパンモロで生活させる!」



 結局全員落ち着くまで25分かかりました

ホントは加賀さんとか川内とかにも死んだふりするつもりだったけど
別のネタで書きたくなったのでさくっと終わりにしました

ぶっちゃけ前回の電と雷のスレの内容が内容だったので
あれはifだよ、また元の路線で続けるよって意味ですぐ立てたけどネタはないし仕事の関係とかで
だらだらと長くなってしまった

次はスカート捲りかチュウか明石謹製どんな質問にも答えてしまう薬のどれかにしようと思ってる

あ、ちなみに何食わぬ顔で続けてたけど途中の多摩乱入は普通にミス

提督「とりあえず視界に入った艦娘のスカートめくる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458725760

一応

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月14日 (日) 04:32:42   ID: w5PTM3ao

うんこが

2 :  SS好きの774さん   2016年02月18日 (木) 21:21:13   ID: UaykBSXO

なんだこれ

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