西住みほ「あ、ライン通知が来た。誰からだろう?」 (568)
『西住まま さんが、あなたを友達に追加しました』
みほ「お母さん・・・」
※このssは
・ガルパン映画を見たいのに放映してる映画館が遠すぎて行けないもどかしさと
・スロットであんこう踊りを外した怒りと
・男の娘典子とアヒルさんチームのおねショタはよ
という特にこのスレと全く関係ないアレで構成されてます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452769761
西住まま
『みほわたしですおかあさんですさきほどすまあとほんというものをかったのでまほにおしえてもらってあなたのれんらくさきをついかしました』
西住みほ
『お母さん』
『読みづらいので、少しつづお願いします』
『あとできれば句読点も使ってください』
西住まま
『ごめんなさい』
『つかいなれていないので』
『ゆるしてください』
『しかし』
『にしずみりゆうにどろをぬった』
『ことには』
『まだゆるしてません』
『きもにめいじてください』
西住みほ
『はい』
※
・『』ライン会話
・「」会話
みほ「・・・はぁ」
優香里「どうしましたか西住殿?」
みほ「あ、うん別に大したことじゃないんだけどね」
みほ「お母さんがスマートフォン買ったみたいで・・・」
優香里「?」
みほ「おかあさん、携帯とか一切手にしたことないの・・・」
優香里「ほほう、西住殿の母上がスマホデビューですか」
みほ「見てこれ」スマホチラー
優香里「・・・おおう、これはこれは・・・」
みほ「そもそも、なんで私に・・・お姉ちゃんとかもっと他に居るのに・・・」
優香里「きっとあれですよ!西住殿が心配で連絡したんだと思いますよ!」
みほ「本当にそうなのかなぁ・・」
西住まま
『みほ』
『おああさんです』
『みてますか』
『みほ』
西住みほ
『はい』
西住まま
『みてたられんらください』
西住みほ
『見てます』
『なんでしょうか?』
西住まま
『まほのれんれくさきをおしえてください』
『まはがわたしにれんれくさきをおしえて』
『くれません』
西住みほ
『連絡先ってもしかしてラインのことですか?』
西住まま
『らいんとはなんですか』
西住みほ
『今使ってるコレのことです』
西住まま
『そうですか』
『みほ』
『まほのらいんをおしえてください』
『あなたならしつているはずです』
西住みほ
『少し待ってください』
みほ「・・・」
優香里「こんどはどうしましたか?」
みほ「はい・・・」
優香里「おお、また母上から通知が来たんですね・・・どれどれ・・・ブフッ」
みほ「お母さん、私恥ずかしいよぅ・・・」
優香里「こ、これは・・その・・・ブフッ」ピクピクっ
みほ「おああさん」
優香里「・・・!」
みほ「・・・れんれくさきを教えてください」
優香里「ちょ!西住殿!やめて・・やめてください・・・!!」クスクスっ
みほ「おああさんがお姉ちゃんのれんれくさきを教えて欲しいってさ」
優香里「・・・!!」バンバンっ
西住みほ
『お姉ちゃん』
『ちょっと話があるんだけど』
まぽりん
『断る』
西住みほ
『まだなにも言ってない』
まぽりん
『どうせお母様のことだろう』
西住みほ
『うん』
まぽりん
『私は教えない』
『第一、ラインをしなくても話は出来る』
『どうせ実家なんだからな』
西住みほ
『お姉ちゃんお願い』
まぽりん
『申し訳ないが、お母様には黙っていてくれ』
『というか、面倒なことにしかならなそうだから教えないでくれ』
『頼む』
西住みほ
『分かった』
西住みほ
『お母さん』
『お姉ちゃんの連絡先ですが』
西住まま
『れんれくさきわかりましたか』
『おかあさんにおしえてください』
西住みほ
『お姉ちゃんから』
『頼むからお母さんに教えないでくれ』
『と、言われたので』
『教えることができません』
『ごめんなさい』
西住まま
『わかりました』
『わたしにもかんがえがあります』
『みほのらいげつからの』
『しえんがくを』
『へらします』
西住みほ
『kuromori_tigger04』
『これがお姉ちゃんのラインidです』
『どうぞお収めください』
『愛してますお母さん』
西住まま
『ありがとう』
『けれど』
『おかあさんおこつてます』
『みほにも』
『まほにも』
『おかあさんかくしごとはきらいです』
『こんごこのようなことがないように』
『おねがいします』
西住みほ
「はい」
みほ「・・・」
みほ「・・・ごめんねお姉ちゃん」
優香里「西住殿、意外とやりますねぇ・・・」
みほ「しょうがない・・うん、これはしょうがないことなんだよ」
沙織「やっほー、みぽりん!」
みほ「あ、沙織さん。こんにちは」
優香里「武部殿、こんにちはであります!」
沙織「どったの?二人して」
みほ「実は・・・」
ピロリン♪
みほ「あ、またお母さんからライン来た」
西住まま
『みほ』
『あなたはにども』
『おかあさんにうそをつき』
『ましたね』
西住みほ
『嘘はついてません』
『正真正銘、お姉ちゃんのです』
西住まま
『うそ』
『さがしても』
『みつかりませんでした』
『まほのなまえところか』
『なにもでてきません』
西住みほ
『どうやって探しましたか?』
西住まま
『むしめがねの』
『えをおして』
『あなたにおしえてもらったもじを』
『いれました』
西住みほ
『それならお姉ちゃんの連絡先が表示されるはずです』
『あ』
『もしかしてローマ字じゃなくて日本語で入れましたか?』
西住まま
『にほんごで』
『いれました』
西住みほ
『原因はそれです』
『私が教えたローマ字を』
『そっくりそのままいれてください』
西住まま
『わかりました』
沙織「あははっ!みぽりんのお母さん面白いね!」
みほ「面白くないよ・・・」
優香里「本人は真面目に打ってますもんね・・・」
沙織「ウソ!?冗談とかじゃなかったの!?」
みほ「冗談だったらこんなに疲れないよ・・・」
沙織「・・・ねぇねぇ、みぽりん」
みほ「なんですか?」
沙織「もしよかったら、私にもみぽりんのお母さんのラインID教えてもらっていい?」
みほ「え?ど、どうして?」
沙織「だってみぽりんのお母さん、苦手なんでしょ?」
沙織「それだったら私がラインを通してみぽりんのお母さんにいろいろ教えてあげようかなっておもって!」
みほ「え~・・・う、ううん・・・どうかな?ちょっと聞いてみるね」
西住みほ
『お母さん』
『少しお話が』
『あの』
『見てますか?』
西住まま
『みほ』
西住みほ
『はい』
西住まま
『にどあることはさんどある』
『とはよくいつたものです』
『またおかあさんに』
『うそをつくとは』
西住みほ
『お母さん』
『私嘘ついてないです』
『そこまで嘘つきじゃないです』
西住まま
『あなたのいうとおり』
『ろおまじでいれました』
『ひとりだけでてきました』
『しかし』
『でてきたのは』
『まほではなく』
『まぽりん』
『というひとです』
『おかあさんかなりおこつてます』
西住みほ
『お母さん』
『それがお姉ちゃんです』
西住まま
『あなたは』
『じつのあねのなまえを』
『わすれたのですか』
西住みほ
『覚えてます』
『そういうことじゃないんです』
『まぽりんという人はお姉ちゃんなんです』
『まぽりん=お姉ちゃん』
『なんです』
『まぽりんというのは』
『お姉ちゃんのニックネームです』
西住まま
『そうでしたか』
『うたがつて』
『ごめんなさい』
西住みほ
『それともう一つ』
『紹介したい人がいます』
西住まま
『かれし』
西住みほ
『違います』
『私の友達です』
『その子は私と一緒に戦車道をしていて』
『機械に強い子です』
『武部流スマホ道』
『の跡取りです』
西住まま
『すまほどう』
『そんなのがあつたのですね』
西住みほ
『これを期に』
『お母さんもその子に教わってみればどうかなと』
西住まま
『わかりました』
『そのこの』
『れんれくさきを』
『おしえてください』
『まつてます』
みほ「ふぅ・・・」
みほ「沙織さん、オッケーです」
沙織「まってみぽりん」
沙織「私、スマホ道だなんて知らないよ?」
みほ「ごめんなさい、嘘付いちゃいました」
優香里「西住殿・・・」
みほ「沙織さん、お母さんのことよろしくお願いします」
沙織「え、あ、うん。わかったよみぽりん・・・」
まぽりん
『みほ』
『みほ』
『おい』
『みほ』
『既読がついてるのは分かっている』
『みほ』
西住みほ
『はい』
まぽりん
『はいじゃないが』
『私が言いたいこと』
『わかるよな?』
西住みほ
『ごめんなさい』
『私が大洗で生活するには』
『こうするしかなかったんです』
『教えないと仕送りを減らす』
『と、言われたのです』
まぽりん
『そうか』
『しかし、お前は言わなくてもいい事までお母様に言ったようだな』
『おかげで小遣いを減らされた』
『月末に出る用事があったのに』
西住みほ
『本当にごめんなさい』
『しかし、可愛い貴女の妹を助けると思って』
『見逃してください』
まぽりん
『大丈夫』
『そこまで怒ってないから』
西住みほ
『ありがとう!』
『さすが私のお姉ちゃん!』
『大好き!』
スタンプを送信しました
まぽりん
『話は変わるが』
『来週、黒森峰と大洗で交流試合をしようと思う』
『勿論受けてくれるよな?』
西住みほ
『それは面白そう』
『大洗のみんなも喜ぶよ!』
まぽりん
『それでだな』
『こちらからは全車両すべて投入する』
西住みほ
『待って』
まぽりん
『勿論マウスもだ』
西住みほ
『待って』
まぽりん
『来週が楽しみだ』
西住みほ
『怒ってるよね?』
まぽりん
『怒ってない』
西住みほ
『絶対怒ってるよね?』
まぽりん
『怒ってない』
『私が』
『楽しみにしてた』
『カレー万博を』
『小遣い減らされたせいで』
『行けなくなったことぐらいで』
『怒るわけないじゃないか』
西住みほ
『ごめんなさい』
『本当にごめんなさい』
『怒りを沈めてください』
みほ「・・・」
優花里「こ、こんどはどうなさいましたか!?」
みほ「・・・おねえちゃんを怒らせちゃったみたい」
優花里「うぇえ!?それまたどうして・・・」
みほ「あと、みんなを巻き込んじゃったかも・・・」
優花里「西住殿!先ほどのやり取りで何があったんですか!?」
みほ「ごめんね・・・本当にごめんね・・・」
ピロリン♪
優花里「あ、ほら!なにかあったかは存じ上げませんがまた通知がきましたよ!」
みほ「あ、またお姉ちゃんからだ・・」
まぽりん
『言い忘れていたが』
『来週行う交流試合は』
『殲滅戦だ』
みほ「・・・」
優花里「・・・あのぅ、西住殿?」
みほ「・・・」
みほ「明日から多対一の練習を行います」
優花里「西住殿!?」
~次の日~
´ `丶、
/ \
\
/ / |
/ /| |│ _,人_ |
| | ,' | |八 / `Y| |
八| │| 八 │イ\ j |_
|二| ll | Τ|¬ト\ 斗テ允ァ| ∧`Yい
| | |ャテ允 \∨ Vツ │ _丿人ノ
─ ll | 小. Vツ , ''' |厶イ_ノ_)
 ̄/ \|\}人''' 、 ノ /し人_丿
|│ `て> _ イ\_
丿ツ {{::⌒し/`ア__/ / ̄ ̄ ̄}}
∨ ::::〈_xく. /:::::/::::::::::::|
(⌒(\____ 冫::::/〉∠\_/ ::::Υ:::::::::::::::::|
oと_ニ二二つ) /.:::::〈//:: ¬ :::::::| :::::::::::::::::|
。 (\______/ /::::::::::::::::::::::::::(_/:::::::::l::::::::::::::::::ノ
`ア二二∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::/〉
\::::::::::::::丶::_::::::人:::::::::::::::::::/|/:::::::::::/
\:::::::::::::::入:::::::::::::::::::::::: ̄::/::::::::::::/
\__/::::::丶:::::::::::::::::::::イ:: /:::::::::/
/::::::::::::\\ :::::::::::::: |∨ ::::: /
「「お疲れ様でした~!」」
優花里「はぁ・・・今日の練習はかなり疲れたであります・・・」
みほ「ごめんね・・・本当にごめんね・・・」
優花里「いえ!西住殿のせいではないですよ!」
優花里「それに、もしかしたらいずれは必要になる時があるかもしれませんし!」
みほ「私がもっとちゃんとしていればこんなことにならなかったのにね・・・」
優花里「そう気を落とさないでくださいよ西住殿!あ、ほら!携帯が鳴っていますよ!」
みほ「あ、本当だ・・・」
みほ「・・お母さんからだ」
西住まま
『うてばひっちゅう』
『まもりはかたく』
『すすむすがたはみだれなし』
『てつのおきて』
『はがねのこころ』
『それがにしずみりゅう』
『きのうおしえてまらった』
『たけべさんに』
『すまほのきそのひとつを』
『おしえてもらいました』
西住みほ
『小文字が使えるようになったんですね』
『読みやすくなりました』
西住まま
『がんばりました』
『つぎのこうしゅうは』
『えもじのつかいかた』
『らしいです』
西住みほ
『先に漢字を覚えましょう』
『それと句読点』
西住まま
『たけべさんにそうだん』
『してみます』
みほ「・・・」
みほ「はぁ~~~~~・・・」
優花里「そんな長いため息して・・・今度はどうしました?」
みほ「いえ、お母さんが大進歩したようなので、ちょっと安心して・・・」
優花里「安堵のため息ですか。それにしてはなんか疲れているような・・・」
みほ「今日の練習の疲れもあったからね」
優花里「それじゃあ何か甘いものでも食べましょう!疲れた時には甘いものが一番です!」
みほ「うん、そうだね。華さんと沙織さんと冷泉さん誘って行きましょう」
優花里「了解です!」
ピロリン♪
みほ「あ、お姉ちゃんからだ・・・」
まぽりん
『みほ』
『いい知らせと悪い知らせがある』
『まずは悪い知らせからだ』
西住みほ
『何?』
まぽりん
『マウスが修理に出てしまった』
『治るのは二週間後のことだ』
『残念だったな』
西住みほ
『ワー残念』
まぽりん
『そしていい知らせというのがだな』
『黒森峰に80㎝超重列車砲が配置された』
『かなりでかい』
『すごいでかい』
『良かったな!』
まぽりん さんがスタンプを送信しました
まぽりん さんがスタンプを送信しました
西住みほ
『は?』
『馬鹿なの?』
『馬鹿なの!?』
『お姉ちゃん馬鹿なの!?』
『黒森峰馬鹿なの!?』
まぽりん
『馬鹿ではない』
『いたって真面目だ』
西住みほ
『80㎝超重列車砲って』
『一発撃ったら』
『装填に』
『20分かかるよ!?』
『そのあいだに試合終わっちゃうよ!?』
まぽりん
『なるほど』
『みほは』
『いや、大洗は』
『20分で』
『黒森峰の車両を』
『殲滅させる』
『ということか』
西住みほ
『待って』
まぽりん
『来週が』
西住みほ
『待って♥』
まぽりん
『楽しみだな』
西住みほ
『待ってください私の愛するお姉さま』
まぽりん さんがスタンプを送信しました
>>1は映画見てないんだよね……?
みほ「あああああああ・・・・・・」
優花里「西住殿?西住殿!」
みほ「・・・」スマホ見せー
優花里「・・・ほう!黒森峰に80㎝超重列車砲が配置されたでありますか!いいなぁ、一目この目で見ておきたいなぁ」
優花里「それに、マウスも故障で来週の交流試合には出れないようですね・・・これはチャンスきましたね!」
みほ「もう・・・なんか、もう・・・」
優花里「何か心配ごとでも?」
みほ「あの列車砲、どうする?」
優花里「どうする、とは?」
みほ「どうやって撃破するか、だよ・・・」
優花里「へ?あの子が出るのは無理じゃないですか?」
みほ「え?」
優花里「いや、だってあの子はレールの上でしか移動できないですし、そもそもここまで来れませんよ」
優花里「来たとしても何週間、もしくは何ヶ月もかかりますし」
みほ「・・・よく読んでみたら一度も「列車砲を交流試合に出す」とは書いてないや」
みほ「なぁんだ!焦って損しちゃった!」
みほ「優花里さん!マウスがいない分、私達にも希望が少し見えたよ!」
優花里「はい!あとは練習あるのみ、ですね!」
>>95
見てないぜよ
見たいぜよ
西さんという子をこの目で拝みたいぜよ
~一方その頃~
/ ̄ ̄ ̄`ー―‐- ミ
/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\
_//.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\:::::::.:.ヽ
/.::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\:::::::.∨ ̄\
.:::::: .:::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨.::☆:::::::::.
|:::::::| : ::::::| :: :::::::|:: :: :::| :: :::|:::::::::::::::::::: ::: ∧:::::::::│
イ::::| :|i:::::|\ト |\:::::「\::|\|、::::{::::|/i|::i::::::::::::八
人l::|i八::::V,.斗弍 \!^弍忤 、\「从:∧|\「∨ < ライン?誰からだろ・・・って本当に誰だ
乂ト-\ト^弋ツ 弋ツィ::TニY.:/
乂} .; ∴ ノイr |/
八 ー /
r_, / ̄∨ ̄\
` 、_,. イ: / 八
∧:/ { \
___ ∧∧ // ̄\
|「 ̄\ 「i| i\// ∧
|| || リ | / |/∧
|| || .′.′ | _/| .|, /∧
|| へl__r┐ | { |/ | \|, /∧
」L〈 / ┴{. ∧ ∨, / i/_ /′ /∧
{三ハ 厂丁{ / .\ \} \__∨ ∧ , /∧
\ }}∧/\_j__ ヽ 八 | : \ \
\}}、人 \ \ / | : . . ∨, \
沙織@彼氏募集中♪
『さあ!今日の武部流スマホ道の講習始めまーす!』
西住まま
『おねがいします』
沙織@彼氏募集中♪
『今日は絵文字の使い方』
西住まま
『しはん』
沙織@彼氏募集中♪
『の、はずでしたがぁ!!』
『はい、なんですか?みぽりんのお母さん?』
西住まま
『しはんからおそわったことを』
『むすめにじっせんしました』
沙織@彼氏募集中♪
『みぽりんは何ていってた?』
西住まま
『よみやすくなりました』
『こんどはかんじとくとうてんも』
『つかえるように』
『と』
『いわれたので』
『さきにそちらを』
『じゅこうしたいです』
沙織@彼氏募集中♪
『なるほどなるほど』
『確かに、平仮名のままよりも、漢字も使ったほうが相手に伝わりやすいです』
『が!』
『それよりももっと伝わりやすいものが存在します!!!』
『それがなんとこれ!』
『じゃじゃん!』
沙織@彼氏募集中♪ さんがスタンプを送信しました
西住まま
『これはなんですか』
沙織@彼氏募集中♪
『スタンプです!』
『これさえあれば相手への返答も楽にできます!』
西住まま
『すごい』
沙織@彼氏募集中♪
『それでは早速、スタンプの使い方を習得しましょう!』
西住まま
『よろしくおねがいします』
『しはん』
~次の日~
/ \
\ \
/ / \ ハ
. / i \ \/ / i|
|i | \ i|
i| / |i | \ \_\ ∨ リ
|i i |i ' _><\ | ∨ /イ^7
|i |二Vi ∨ ,斗ァ允戈∨ |/Y .人/
|i│ | |「 )心 ∨ V少 |// 〉/⌒〉│
|i八 Vト Vソ\ .:::::: 厶イ乂_,,,丿
. \八 ハ::. , 厶二二⌒\
\ 人 、 ノ /厂 `
..,,__/>/ \
く│ | \
|二| ll `| | \
| ∨ | \
─ ll | │ \
 ̄/ | │ \___
|│ │ | \___\____
丿ツ ____∨ |  ̄ ̄_____\
r=ニ二二二ニム | 二二イ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
. マ尤尤尤尤尤| |\ // j \ | 丶
\___/| │ \ / //__,,/ ∨ \
└─‐(__ノ| │ \ / ⌒¨⌒7 j ¦ \
|. │ | / / | ヽ
| |\___人∠二/ / / │ |
│ l /::::::::::::: ̄'ー─〈\ / | | |
| | /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ̄\. / レ〈
| |/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>く/ l |___/::::::':.
│ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: イ 」¬ャ─┘::::::::::::::::::::::::::::':.
| /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,. '´ ̄ ̄ ̄ ∨/:::::::::::::::::::::::::::::::::::':.
| У::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,. '´ ∨/:::::::::::::::::::::::::::::::::::':.
广ア::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,. '´ ∨/:::::::::::::::::::::::::::::::::::':.
┏━━トァ゙::::::::::::::::::^ニ=-::::_/━━━━┓ ∨/:::::::::::::::::::::::::::::::::::':.
┃| ノ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::¨¨ニ=- ┣━━┓ x'ニ二⌒ト、::::::::::::::::::::::::::::':.
━━━━┓ ┏┻=ァ゙ {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::¨ニ=- ┃ /::/::.::.::{ マム:::::::::::::::::::::::::::':.
────┨_____┃(二......_人::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ¨ニ=- ...._ノ∨::.::.::.::.`、マム::::::::::::::::::::::::::':.
「「おつかれさまでしたー」」
沙織「みっぽりん!」
みほ「沙織さん、どうしました?」
沙織「昨日聞きそびれたんだけど、みぽりんのお母さんの通知どうだった?」
みほ「はい、だいぶ読みやすくはなってましたよ。それでもちょっと・・・」
沙織「ふっふっふ~、そうだと思って、昨日ちゃんと特訓したよ!」
沙織「みぽりん!みぽりんのお母さんに何か送ってみて!」
みほ「え、送ってって・・・どんなことを?」
沙織「今日はこんなことがあったとか、あれがこうなったとか!」
みほ「ええ・・ううん・・・難しいなぁ・・・」
みほ「私、中学に入ってからお母さんとはあまり世間話みたいなのをしてないからなぁ・・・」
沙織「え、そうなの?」
みほ「うん。話すことなんていつも戦車道のこととか西住流のこととか、戦車関係のことばかりだったから・・・」
沙織「ああ、それであんなことを・・・」ボソッ
みほ「え?今何かいった?」
沙織「ううん!なんでもない!さ、早く何か送ってみよ!」
みほ「う、うん・・・」
西住みほ
『お母さん』
『戦車道のことで』
『少し相談があります』
まぽぽん
『なんでしょうか』
まぽぽん さんがスタンプを送信しました
西住みほ
『ごめんなさい相手を間違えました』
>>134 ミス
西住みほ
『お母さん』
『戦車道のことで』
『少し相談があります』
しぽぽん
『なんでしょうか』
しぽぽん さんがスタンプを送信しました
西住みほ
『ごめんなさい相手を間違えました』
みほ「沙織さん」
みほ「沙織さん」
みほ「ちょっと聞いてもいいかな?」
沙織「何?」
みほ「昨日お母さんに一体何を教えたの?」
沙織「そりゃあ勿論スタンプと名前の変更!」
みほ「なんで?」
沙織「え、ダメだったかな?」
みほ「うん、これは無いよ」
沙織「そっかー!無いかー!」
みほ「うん、無い」
沙織「あっははははは!!」
みほ「・・・」
沙織「・・・」
沙織「・・・ごめんなさい」
しぽぽん
『しんぱい』
『しないでください』
『まちがえていません』
『わたしは』
『みほの』
『おかあさんです』
しぽぽん さんがスタンプを送信しました
しぽぽん さんがスタンプを送信しました
しぽぽん さんがスタンプを送信しました
しぽぽん さんがスタンプを送信しました
しぽぽん さんがスタンプを送信しました
みほ「・・・」イラッ
みほ「・・・沙織さん」
沙織「こ、今度は何?」ビクッ
みほ「今度、お母さんにはスタンプを控えるように言っておいてください」
沙織「う、うん、わかった・・・」
みほ「もしも、スタンプを多様するようであれば・・・」
沙織「あれば・・・?」
みほ「・・・」
みほ「・・・フフッ♪」
沙織「わかった!伝える!伝えるからその怖い笑みをやめて!!」
みほ「うん、ありがとう。それじゃあ私これから作戦会議だから、じゃあね」
沙織「うん、ばいばい・・・」
みほ(・・・)
みほ(なんで西住流スタンプなんてものがあるんだろう・・・菊代さんかなぁ?)
~一方黒森峰~
___ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
,, ;;';´;; ;; ;; ;; ;; `; ,、 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;|
/;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;; ヽ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;|
/;; ;; ;r;'´; ̄ ̄;`; ;‐-,、; ;ヽ;ヽ|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;:|
. r;'´; ̄";; ;; ;; ;;\;; ;; ;; `ゞ;;i ; |、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;:|
. |;; ;; ;; ;; ;|;;|\; ;\;; ;;|_\;; \;; ;;ヽ__>;;;;;;;;;;;:::::::::::///ム:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ |
|;; ;; ;; ;; ;;|i;;| \丶入| ヽ; ;;;|\;;; ;;\;;;;;;;;;;;;;;;;/.///ム;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;/
!;; ;; ;; i;; ;| i;| ヾ! .fチ芯 |;;;;;;;;;|;;.-─-..;;_;;;;;;{.l. `. `i'゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;/
/ノ|;; ;;;|ヾ;|,,-|‐ {ト、;;リ.|;;i;;;;;;| "‐-゙i |_;;::>''/"`‐t'´
´ |;; ;; |;;ヾ! ,.二. |/|;;;;;|_ ‐- ,,_ i |‐-..,,_/ /
. {;{i; ; |ヾ;;ヽ'⌒^ ' ノi / .|;;;;| "''‐..ュェ- ..,,_ ./ .i゙ ゙ ./
`|ゞ、|;;;ヾ;;;`ゝ ` '゙ / |;;;| ゙i`.ヽ、/ .i゙- ..,,_ /
l;;; ;; ;; ;;l;;;;|;;; ̄/ ̄ヾ、__,,..|/ ゙i ./ j゙  ̄"´
. |;|;; ;; ;; ;;ヾ|;;;;;;i  ̄ ヾ、 」 }/ i゙ヽ
|;|i;; ;; ;; ;; ; ;;;;;;;! ヾ、..,,__ `ヽ/ .i゙ }
. ||.|;; ;; ;; ;;;;; ; ;;;;;ゝ `ヽ 、,,  ̄/ i゙ .ノ\
|;; ;; ;; ;;;;;;;;; ; ;;;;;;\、,,_ `| .i"´. \
|;; ;;;;; ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ "''┐,,_ | \
. l; ;;l;;;, ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ノ .>- .,,_,,! `ヽ、
|; ;|i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|`.<_ ヽ、
i;;;|.i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ` .i ` ノdヽ
i;;| \;;;;i\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | //ハ、ヽ
i| \;ヽ\;;;;;;;;;|ヽ;;| .| ,,. '´./《||ゞ》 i
ヾ、 .\;;;;| |;;| .,,ェ'}------─''''" ./ || || i
゙i;;| |/ |||i `ヽ、 / || .||. .|
|/ ||.i `ヽ、 ./ .|
∥| `r-イ |
| .i | |
| i .| |
| i | |
まほ「・・・」
エリカ「隊長、資料を集めてきました」
まほ「ああ、すまない」
エリカ「ここにおいておきますね」
まほ「ああ・・・」
エリカ「・・・」
まほ「・・・」
まほ「・・・」チラッ
エリカ「・・・」
まほ「・・・」
エリカ「・・・」
まほ「・・・おや、なんだこのチラシは?(棒)」
エリカ「・・・」
まほ「ふむ、ボンプル高校の鯖カレーにソースカツカレー」
エリカ「・・・」
まほ「グレゴール高校の鹿肉カレーにメイプル高校のサーモン入りカレースープ」
エリカ「隊長」
まほ「ワッフル高校特製のカレーワッフルにヴァイキング高校のシーフードカレーだと!(棒)」
エリカ「隊長」
まほ「それにカレーとの相性のいい米を作っているというビゲン高校が米の即売会をしているだと!(棒)」
エリカ「隊長」
まほ「こんな素晴らしいイベントは一体何なのだ・・・なに!?カレーば」
エリカ「隊長!」バァン
エリカ「いい加減にしてください」バァン
エリカ「この間から!!」
エリカ「うるっっっっっっさいんですよ!!」バンバンッ
エリカ「隊長が楽しみにしていたイベントだってのはわかります!」
エリカ「何があったかしらないけれども行けなくなって落ち込んでいたことも知っています!」
エリカ「ですが!」
エリカ「私が来るたびにわざとらしく話題に出すのはやめてください!!」
まほ「ああ、誰かヘリを出してくれる人がいてくれれば出費は減るんだがなぁ」チラッ
エリカ「あのヘリは視察用のヘリですよ!?私用でそうホイホイと学園艦から出してたまるもんですか!!」
まほ「みほの仲間の危機の時には出していたと思うんだがなぁ・・・」
エリカ「隊長!あんた自分で言ったことも忘れたんですか!」
エリカ「あの時は私用ではなく戦車道として出したんですよ!!」
まほ「そう、それだ」
エリカ「・・・は?」
まほ「エリカ、お前はまだ気づかないのか」
まほ「このカレー万博に出店している学校」
まほ「ボンプル高校、グレゴール高校、メイプル高校、ワッフル高校、ヴァイキング水産高校、そしてビゲン高校」
まほ「どれも戦車道を行っている学校だ・・・つまり」
まほ「・・・これは私用ではなく偵察だ」
エリカ「へー、大洗はあんこうカレー出すんだ」
まほ「何!?大洗もいるのか!それもあんこうカレーだと!?大洗に行った時はそんなものなかったぞ!!」
まほ「ハッ!まさか新作か!いやそうだ絶対そうに違いない!」
まほ「くそう大洗め・・・私を嵌めようとは・・・!」じゅるっ
まほ「これはなんとしても!絶対に食しに行かなければならない!!」
エリカ「隊長、嘘ですよ」
まほ「・・・」
エリカ「私の嘘です」
まほ「・・・騙したな?」
エリカ「騙しました。本音もいただきました」
エリカ「さぁ隊長、そんな絶望しきった顔してないでさっさと仕事に戻ってください」
エリカ「そしてカレー万博は諦めてください」
まほ「・・・」
(なんか自分でいうのもアレやけど、昨日からネタ切れ感がハンパねぇ)
~次の日~
( \ / ) {_.}_} r‐
\ \/ / _| |_/ )
. > / (__ __ ヽ
/ 〃 | | ) } (_ ヽ
{ {____. | | (_ ノ ) }
乂 ___ ) ヽ_ノ (__ノ
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★⌒* ※ ´ `丶、※ *⌒★〟
★⌒ * ※ / \※ *⌒★〟
★⌒* ※ \※ *⌒★〟
★⌒* ※ / / |※ *⌒★〟
★⌒ * ※ / /| |│ _,人_ |※ *⌒★〟
★⌒ * ※ | | ,' | |八 / `Y| |※ *⌒★〟
★⌒* ※ 八| │| 八 │イ\ j |※ *⌒★〟
★⌒ * ※ | Τ|¬ト\ 斗テ允ァ| ∧`Yい※ *⌒★〟
★⌒ * ※ | |ャテ允 \∨ Vツ │ _丿人ノ※ *⌒★〟
★⌒ * ※ | 小. Vツ , ''' |厶イ_ノ_)※ *⌒★〟
★⌒* ※\|\}人''' 、 ノ /し人_丿※ *⌒★〟
★⌒ * ※ `て> _ イ\_ ※ *⌒★〟
★⌒* ※ ※ ※ *※ *⌒★
★★★★★★★★★★★★★★★
( ヒュー
)
(
__ _ __ _ __ __ _
. __ |ロロ|/ \ __ |ロロ|/ \ __ |ロロ| __..|ロロ|/ \
_|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_
しぽぽん
『(*゚▽゚*)』
『(((o(*゚▽゚*)o)))』
『(*゚∀゚*)』
『O(≧▽≦)O』
『ヽ( ̄▽ ̄)ノ』
『きのうは』
『かおもじ』
『というのを』
『おそわりました』
『(。・ ω<)ゞてへぺろ♡』
西住みほ
『そうですか』
しぽぽん
『とても』
『かわいいです』
『(*゚▽゚*)』
西住みほ
『そうですか』
しぽぽん
『はなしは』
『かわりますが』
『ねこたさん』
『というかたを』
『しっていますか』
西住みほ
『猫田さんですか?』
『知っていますよ』
『同じ戦車道の仲間です』
しぽぽん
『そうでしたか』
『ねこたさん』
『たけべりゅうの』
『もんかせい』
『らしく』
『きょう』
『ねこたさんから』
『とくしゅなねっとすらんぐ』
『というものを』
『おしえてもらうことになりました』
西住みほ
『待って』
しぽぽん
『ねっとすらんぐとは』
『なんでしょうか』
西住みほ
『待って』
みほ「・・・」
みほ「・・・」
みほ「・・・」プルルルッ
みほ「・・・あ、猫田さん?西住です」
みほ「すこし猫田さんに聞きたいことがありまして・・・」
しぽぽん
『さきほどはなしをしていた』
『ねこたさんのことですが』
『ねこたさんに』
『きゅうようができてしまい』
『なくなりました』
西住みほ
『そうですか』
しぽぽん
『すこしざんねんです』
西住みほ
『残念ですね』
しぽぽん
『しかし』
『さきほど』
『ひとつだけ』
『教わりました』
『ふぁっ』
『これは』
『おどろいたときに』
『つかうようです』
西住みほ
『お母さん』
『人前で使わないでくださいね』
しぽぽん
『ところで』
『みほは』
『ついったー』
『というものをしっていますか』
西住みほ
『もしかしてTwitter始めたんですか?』
しぽぽん
『はい』
『たけべさんにさそわれて』
『はじめてみました』
『みほは』
『ついったー』
『してますか?』
『やっているのなら』
『ふぉろーします』
西住みほ
『私はやっていません』
『私は』
『確かお姉ちゃんがやっていたと思います』
『お姉ちゃんに聞いてみてください』
しぽぽん
『わかりました』
まぽりん
『みほ』
『また私の個人情報をお母様に漏らしたな?』
『それもTwitterを』
西住みほ
『知らない』
『お姉ちゃんがTwitterやってるの知ってるけど』
『私Twitterのアカウントもってないし』
『お姉ちゃんのアカウント知らないもん』
まぽりん
『私の前で嘘をつくとはいい度胸だな』
『「みぽボコ@ボコ愛好家(会員No.02)」よ』
西住みほ
『待って』
まぽりん
『私が知らないとでも思ったか?』
『ついでにいうとフォローしてるぞ』
『さらに言うと相互フォローしているぞ』
西住みほ
『待って』
『本当に待って』
『なんで私のアカウントがわかったの?』
『私おねえちゃんのアカウント知らないのに』
まぽりん
『大洗の風景と』
『ボコの画像』
『それだけでわかった』
西住みほ
『でも待って』
『私本当にお母さんに教えてないよ?』
『ボコに誓ってもいいよ?』
まぽりん
『そこは神に誓えよ』
~一方その頃~
/ ∧
_/ , -‐‐‐‐‐- 、 ∧__
} ィケ / --<>-- \ ∧ } {
| v‐‐‐‐' |〉〈┤├〉〈| \___∨ |
| ∨ 人ィ ハ ァノ / |
| ∨=========================/ ノ
ト、 ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ィ
|:::::::::::::::.ァ-----r------──<:::::::::::::|
|::::::::::::::/─-- \ -‐──‐|::::::::::::|
}:::::::::::/斗r-≧ ヽ 斗r-r-、|:::::::::::| <今年もお前なんだよ、河嶋
::::::::::{ ヾ Vrツ` ´ Vrツ ' ム::::::::::!
:::::::::|、 ム::::::::::;
::::::::|∧ ′ ∧::::::::/
:::::::|广 、 __ _, /了::::/
:::::| \ / |:::/
ヽ:{ |> 、 __ ィ./ |/
\ __厂{ |/ /
/\ ` 、 | \
-‐‐'1 ∨ /\j ィ{‐、
-‐=二 | \ /ク´ ト、 \
カルパッチョ
『タカちゃんただいま~』
『≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡c⌒っ゚Д゚)っ ズサーッ!!』
カエサル
『おかえりヒナちゃん!』
『⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ズサーッ!!』
カルパッチョ
『(((o(*゚▽゚*)o)))』
カエサル
『\(//∇//)\』
カルパッチョ
『☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ』
カエサル
『☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ』
『イェ━━━━━ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ━━━━━━イ!!』
カルパッチョ
『イェ━━━━━ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ━━━━━━イ!!』
カエサル
『*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*』
カルパッチョ
『ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ』
『タカちゃん』
『実は、タカちゃんに言わなきゃならないことがあるの』
カエサル
『もしかして大事な話か』
『聞こう』
カルパッチョ
『・・・ううん、やっぱりやめておく』
『今言っちゃうと、私タカちゃんに嫌われるかもしれない』
カエサル
『そんなことはない!』
『私がヒナちゃんのことを嫌いになるはずがないよ!』
『大丈夫、私を信じて』
カルパッチョ
『わかった』
『タカちゃんがそう言ってくれるのなら、私も安心できる』
『実は私、「5時間以上寝ないと死んじゃう病」なの・・・』
カエサル
『な、なんだって・・・』
カルパッチョ
『ごめんねタカちゃん・・・』
『お医者さんに見てもらったんだけど、これは不治の病らしいの』
『私が死ぬまでこの病気は治らないの・・・』
『今まで黙っていてごめんね・・・』
カエサル
『・・・じゃあ、もう一緒に居られることもなくなっちゃうんだね』
カルパッチョ
『うん』
カエサル
『ヒナちゃん』
『実は私もヒナちゃんに黙っていたことがあるんだ』
『私も、ヒナちゃんと同じ病気なんだ』
カルパッチョ
『え?』
『う、嘘よ・・・タカちゃんに限ってそんな・・・』
『だってこの病気は一億8千万分の一の確率でなる病気なんだよ!?』
『あ、そうか!私のために嘘をついているんだね?』
『私が不安がらないようにタカちゃんらしくない嘘をついてるんだよね?そうだよね!?』
カエサル
『嘘じゃない』
『本当だ』
『ちゃんと医者からの診断書がある』
続き書いてる途中でパソコンが勝手にシャットダウンしやがったクソが
カルパッチョ
『・・・』
『神様って、残酷よね・・・』
カエサル
『ああ、そうだな』
『この世界は都合よく出来すぎている』
『それゆえに何処かで調整をしなければならない』
『そうやって作られているのだ』
『この世界は』
カルパッチョ
『・・・私達、また会えるかな?』
カエサル
『ああ、会えるさ』
『きっと、いつか、そう遠くない未来で・・・』
カルパッチョ
『そろそろ時間だ・・・』
『今まで楽しかったよタカちゃん』
『いえ』
『カエサル』
カエサル
『ああ、こちらも楽しかった』
『さよならだ、カルパッチョ』
『いつかまた、会える日を楽しみにしている』
カルパッチョ
『さようなら』
『私たちに明日という未来が来るのであれば、また明日』
カエサル
『私たちに明日という未来が来るのであれば、また明日』
カルパッチョ
『人人人人人_
> スヤァ <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄ 』
カエサル
『人人人人人_
> スヤァ <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄ 』
『あ、忘れてた!』
『三日後に黒森峰と交流試合があるんだけど』
『暇だったら見に来てよ!』
カルパッチョ
『うん、わかった!』
~次の日~
. '""""""゙` 、
皆さん お疲れ様です , ´ `.
よろしければ 大洗名物の .; ,'゙゙゙゙゙゙ヾ '゙゙゙゙゙゙`、 ゙i
あんこう鍋は いかがですか? l | ミ. |
ダージリン隊長も おもわず飛び込んでしまう l .j === === ゙i .,'
おいしさです! rトi ( ━ )ー( ━ ). iィ‐、
t,'| / ヽ. ,'ュj'
ヽ! _ `ー" _. ,'_.ノ にこっ♪
.゙、 ヽ ̄ ノ ,.'
_ , "´ i.ヽ.  ̄ ノlヽ
. '´ `ヽ. 、 _ -/ /| ` ー ´ ノ ヽ,
{ ∠ノノハi,> ) / / .イ│、 ,/ }、
| (!>゚ ー゚ノリ ………. / / / | .l / ,' \
ノノ./ヘ大) | / / / | i / / \
゙ヘ((く/_l,|丿 ./ / / l |__.// ,' \
.しソ | ./ / i |/ / ,' j
f^i,- 、 __〈< / i / ,' i
r<_,r、 `ー<- 、゙ヾヽ,〈_ __|‐./ ,' / ,'
ヽ_) iー-、. } j 〉| ` ̄⌒/ / ,' / i
`! i二r'-.ノ_.ノ | / / ,' / j
__! i__ ヽー‐--‐| / 'ー、_. _ -‐- 、 ./ ,'
, ´ 。o 。`、 | ,' , ´, '´ ̄`ヽ丶‐ 、‐、─- 、._
〔 。☆ ゚ *.。 〕 ,' ,' ヽ j,i fノ!ノリ)) ヽ_.) /
ぐつ ぐつ `ヽu~二.uノ .,' ,' ゙i ..&dl.゚ヮ゚ノ` ゚。.、 /
; ; ヽ Lpヮd) ☆゚ノ、___ノ´
ぐつ ぐつ i ; ヽ. ` ー ‐-,'´;
/ ̄\ - ─ ─ ─ - . _ ! ` ー こ.ノ あんこう鍋に よそわれようとも
_ ◯ \. ` - ._ i 一滴たりとも 紅茶をこぼしたりはしないわ
. ´ / ̄ ̄ ̄ ̄\. ` . |
, ' 。*。o ゚/× × ▽ ゚o + ` 、 |
, ' o .〇゚ / ̄ ̄ ̄ ̄\ \/ | ゚☆ 。。 `、 l
,' .。◎ ゚ │ ―――u │ │ | ゚ 〇。゚.o.。 、. !
,' + o◯゚。. \____/ /\ | *゚ ◎゚ 。+ ゙. i
『しぽぽん さんがあなたをグループに追加しました』
しぽぽん
『てすと』
『てすと』
『みなさんいますか』
沙織@彼氏募集中♪
『いまーす!』
ねこにゃー
『いますニャー』
西住みほ
『いません』
まぽりん
『いません』
アリサ
『私が呼ばれた理由産業』
沙織@彼氏募集中♪
『アリサさんも武部流の門下生だから♪』
ねこにゃー
『ムムッwwwそこにおられるのはサンダース付属のアリサ氏ではないかwww』
アリサ
『おk把握巫山戯んな』
『ていうか、黒森峰の隊長と大洗の隊長もいるとか』
『なんの集まり?』
『あとしぽぽんって誰?』
しぽぽん
『わたしです』
アリサ
『いや、だから誰?』
しぽぽん
『にしずみしほです』
『まほとみほの』
アリサ
『もしかして西住流家元!?』
しぽぽん
『おかあさんです』
『はい』
西住みほ
『アリサさんも言ってましたが、どんな関係で集まったの?』
しぽぽん
『そうです』
しぽぽん
『きょうのこうしゅうは』
『ぐるーぷきのうのつかいかた』
まぽりん さんが退出しました
しぽぽん
『だったので』
『さっそくつかってみました』
沙織@彼氏募集中♪ さんが まぽりん さんを招待しました
まぽりん さんが入室しました
しぽぽん
『うまくつかえてますか』
沙織@彼氏募集中♪
『オッケーだよー!』
まぽりん
『つまり特に用はない』
『ということですか?』
『お母様』
ねこにゃー
『スマホ道に意味のないことなんてないですぞまぽりん氏www』
アリサ
『いや、だからって私まで巻き込まないでよ』
『私完全に無関係じゃん』
しぽぽん
『ありささんのことは』
『みなさんからよくきいています』
『たいかいでむせんぼうじゅしたとか』
アリサ
『やめてください』
しぽぽん
『さんだーすのたいちょうにしぼられたとか』
アリサ
『やめてください家元』
しぽぽん
『たかし』
アリサ
『やめろマジで』
しぽぽん
『というだんせいがすき』
『ということとか』
アリサ
『なに?なんでここまで知られてんの!?』
『いじめ?』
『いじめなの!?』
『西住流が親子揃って私をいじめてきてるんだけど!?』
西住みほ
『私はいじめてないです』
まぽりん
『私もいじめてはない』
カチューシャには『西住のアドレス』って言ってしほぽんのを教えるんだろ
>>284
ノンナ「西住みほの連絡先を確保しました」
カチューシャ「でかしたわノンナ!」
~~~
カチューシャ さんがあなたを友達に追加しました
カチューシャ
『ミホーシャ!』
まぽりん
『マホーシャだ』
カチューシャ さんが退室しました
カチューシャ さんがあなたを友達に追加しました
カチューシャ
『ミホーシャ!』
しぽぽん
『しぽーしゃです』
カチューシャ さんが退室しました
~~~
カチューシャ「うっ・・・グスッ・・・ヒグッ・・・」
こうですかわかりません
ドゥーチェ
『あ、そうだ』
『今月末の土曜日』
『みんな暇か?』
吶喊野郎Cチーム!!
『その日はお休みです!』
ケイ
『私も予定はないわよー』
西住みほ
『私もないです』
田尻
『そのひは』
ドゥーチェ
『実はさ、カレー万博っていうイベントがあるんだけどさ』
『なんと、我がアンツィオ高も出店するんだ!』
田尻
『おちゃかいがあります』
西住みほ
『そうなんだ!』
ドゥーチェ
『しかも!ただのカレー万博じゃない!』
『売上が優秀だった店には賞金もでるんだ!』
『その額なんと300万!』
ケイ
『なるほどねぇ』
『その賞金が欲しくて』
『私たちに食べに来て欲しい、と』
ドゥーチェ
『まぁそんなとこだ!』
『もし賞金が手に入れば戦車の修繕費になるからな!』
田尻
『ざんねん』
吶喊野郎Cチーム
『なにが残念なんですか?』
ドゥーチェ
『もし来てくれるなら関係者用の入場券をあげるからさ!』
田尻
『いけないことが』
『ざんねん』
西住みほ
『え?それって大丈夫なんですか?』
ドゥーチェ
『大丈夫大丈夫!他のとこもそうしてるみたいだし!』
ケイ
『じゃあ行こうかしら』
吶喊野郎Cチーム
『私も行きます!!』
西住みほ
『じゃあ私も』
ドゥーチェ
『いよっし!じゃあ明日みんなのところに送るね!』
田尻
『(´・ω・`)』
~次の日・・・の黒森峰~
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',
/;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,
/;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、
l;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;l;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;,、;;;;;ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、
l;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l;;;;;;;、 l;;;;;;;;;;;;;トゞ;;;;;ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
/;;;;;ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;レ' | !、;;;;;;;\;;;;;;;;;l \;;;;ヾ,,、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/;;;;;;;'ーァ;;;;/;;;;;;;;;/ リ ゞ;;;;;;;; \;;;l ゞ''' '''''、;;;;;;;;;;;;;;;_;;;;;;;;;;;;;;; このスレは
;;;;;;;;;;;;;;;/;;./;;;;;;;;;/ `ゞ;;;\ ゞ ニ二ー 、 };;;;_「ヾ 、;;;;;;;
;;;;;;;;;/;;´;;;;;;;;;;;/ ニ二二  ̄ r千;;0;;;} ..ツ///// }ヽ ヽ;;;;; ウサギさんチーム通信手の
<ニ;;;;_;;;;, ´,'' γ示;;o;;::} ゞ;;;;;;;;;乂 ノ////// l .l lヽ;;
;;;;;;; ̄;;「 l;λ/, ゝ又;;;;; ノ  ̄  ̄ .l//////l ' l l;; 宇津木優季によって
.;;;;;;;;;;;/l .l;l !/ヽ  ̄ '' ´ , l////// ;
;;;;;;;;;{ .! リ .l//∧ /l///// / 盗聴されています
;;;;;;;;;;l .l !///∧ ー - ' , ';;;ゞ// /
ー ┤ ヽ////,ゝ 、 ,,, ;'/;;;;_ - `l l
ヽ \ ̄;;;;ト ` - _ , ' l_ -''''、´. l/ 二ニ┘、
ヽ ヾ、;;;l ./ `リl ゝノ ' 、/ , ニ―二l
, ―'‐ 、 .l リ´ {" , ‐ 、 / >// l
/ ‐― 、 ヽ l 「― ― > {/ / l
まほ「・・・」
エリカ「隊長」
まほ「・・・」
エリカ「隊長」
まほ「・・・」
エリカ「隊長ってば」
まほ「・・・」
エリカ「まだ拗ねてるんですか?」
まほ「・・・拗ねてない」
エリカ「拗ねてないならはやく書類の整理を終わらせてください」
まほ「・・・」
エリカ「第一、あんな馬鹿にデカイのが一日で輸送できるはずないじゃないですか」
まほ「エリカにアイツ(80㎝超重列車砲)の何がわかる!!」
エリカ「わかりませんが隊長が一番分かっていないっていうことだけ分かってます」
まほ「・・・」
エリカ「・・・」
まほ「・・・」
エリカ「・・・」
まほ「・・・カレー万博に一緒に行くというのなら諦めてもいい」
エリカ「それは二日後の交流試合とは全く無関係なので却下です」
エリカ「はぁ・・・どうしてこの人は大会が終わるとこうもポンコツになるのかしら」
まほ「聞こえてるぞ」
エリカ「聞こえるように言ってるんです」
まほ「・・・」
エリカ「・・・」
まほ「・・・いざ実践で使うことになった時に何があったらマズイだろう?」
エリカ「だから昨日、試運転したじゃないですか」
エリカ「問題は発生しませんでした」
まほ「しかしだな!今は問題がなくともその時に何があったらどうすr・・・」
エリカ「スミマセン、そういえば問題ありました」
エリカ「試運転の時に興奮して調子にのったどこぞの馬鹿な隊長が」
エリカ「砲弾をすべて使い切っていました」
まほ「・・・」
エリカ「特注品の砲弾だから」
エリカ「一発だけ、という忠告を無視して」
エリカ「全ての特注品の砲弾を」
まほ「・・・」
エリカ「次にその砲弾が入ってくるのは三ヶ月後です」
エリカ「なんてたって特注品ですからね」
まほ「・・・」
まほ「・・・ごめん・・・なさい」グスッ
西住みほ
『お姉ちゃん』
『お母さんに』
『何か変なこと言った?』
まぽりん
『お母様に変なこと言ったのは』
『みほじゃないのか?』
『何故だかわからんが』
『お母様から写真が送られてきたぞ』
『それも裸体の』
『あれは多分事後だろうな』
西住みほ
『お母さん』
『三人目つくるみたい』
まぽりん
『だろうな』
『弟か妹、どっちが欲しいか聞かれた』
『三人目といえば』
『昔のことを思い出した』
西住みほ
『何?』
まぽりん
『確か十年前のクリスマス』
『お母様がサンタさんにプレゼントをお願いしなさいと言われたとき』
『お前は妹か弟が欲しいっていってたな』
西住みほ
『覚えてない』
まぽりん
『翌日、枕元にプレゼントがあった』
まぽりん
『私は希望通りレベデンコの模型を貰えたが』
『みほは妹や弟ではなく、ボコのぬいぐるみだった』
西住みほ
『そういえば、その時からボコが好きになったんだっけ』
まぽりん
『みほはひどく悲しんでいたが』
『ボコの隣に手紙が添えられていてな』
『今は無理ですが、十年待っていてください』
『その間、このボコを妹、弟と思って愛してあげてください』
『というような内容が書かれていた気がする』
西住みほ
『待って』
『もしかして今回私が悪いの?』
まぽりん
『そうなるな』
『というより』
『どうして先に私が事の発端だとおもったのか』
『それを教えなさい』
西住みほ
『疑ってごめんなさい』
まぽりん
『いいから』
西住みほ
『私が悪いです』
まぽりん
『そういうのいいから』
西住みほ
『煮るなり焼くなりしてください』
まぽりん
『私は説明を求めているだけだ』
『怒らないから正直に言って』
西住みほ
『今回もお姉ちゃんが頭悪いような発言をお母さんにしたのかと思って』
まぽりん
『そうか』
『ところで二日後の交流試合のことだが』
『プラウダとサンダースがこちらに加担することになった』
西住みほ
『待って♥』
まぽりん
『勿論全車両持ってくる』
西住みほ
『待って♥』
まぽりん
『待たない♥』
西住みほ
『やっぱり怒ってるじゃん!!』
まぽりん
『怒ってない♥』
『これが西住流だということを夢々忘れるな』
西住みほ
『他の高校の力を借りて西住流を語るのはどうかと思う』
まぽりん
『大学選抜戦』
西住みほ
『あれは』
『西住流じゃなくて』
『私の戦車道だから』
まぽりん
『なんなら』
『大洗のほうも助っ人として他校を連れてもいいぞ』
『残念ながら聖グロは他校との試合』
『継続は知波単と合宿練習』
『残っているのはアンツィオだけだがな』
西住みほ
『アンツィオ舐めてはいけません』
『ノリと勢いだけはありますから』
『あとお料理』
『あ』
まぽりん
『どうした?』
西住みほ
『なんでもありません』
みほ「そうだ!まだ残ってるところがあった!!」
みほ「・・・」プルルルルっ
みほ「・・・」
みほ「・・・あ、もしもし?久しぶり!」
みほ「・・・うん!こっちも元気だよ!」
みほ「あの、急で悪いんだけど明後日の日・・・」
みほ「・・・うん、そう!!」
みほ「え、来れるの?ありがとう!!」
みほ「うん、それじゃあよろしくお願いします!」
みほ「・・・うん、そうだね!また一緒にボコランドに行こう!」
みほ「またね!愛里寿ちゃん!」
~一方、もう一回黒森峰~
|\_ ___
|i:i:i:i:i:i:\ -=ニ二¨ ̄¨ニニ=- /i:i:i:i:i:i:i:i:/
|i:i:i:i:i:i:i:i:|/ __,/⌒\___ \ /i:i:i:i:i:i:i:i:i/
∨i:i:i:i:i:i:|/⌒/ / \ \⌒マi:i:i:i:i:i:i:i:i/
-=ミ∨:i:i:i∠./ マ:)-=ニ^⌒\
/ [:i:i:〕:i:i/ マi:i:i:i:i:\ ヽ
/ //:i:i:∧/ ∨i:i:i:i:i:i:\. |
. ! /:i:i:i:i:i:レ:::: :: /|::::::.. .:::| ∨i:i:i:i:i:i:i:i∨
. | |:i:i:i:i:i/::_/:: |:: / :|::::|::::: ..:::/:|:::::j::::::::::....:\\i:i:i:i:i:i:i:|
. | |:i:i:i:i:i:爪 :|:::: .::|:/\|::∧::::: .:::∧:|/|::/|::::::::::厂::::∨i:i:i:i:i|
. | |:i:i:i:i:i:iリ ::|i:::::::::::ヤ卞トミレヘ::::厶斗允 ア:::::::::::::::::: ∨i:i_/
:. ∨i:i:i:i/ ::::l|∧ ::::小 辷ソ |/ 辷ソ´/:::::/|/::::/ ∨/
::. ∨i:/ ::::::::|八{\八 /// . /// 厶イ:|li::::/:: /
':. ∨ .:::::::::|li \|Τu / |│|l::::::: /
. '::. ::::::\|l |个::... ⊂ニ=ー ´ |厶|/::: /}
':::::.....:::::::::::八__|厶イ〕 ーr<,_____亡::7:: .:::/
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まほ「・・・よし」
まほ「エリカ、この書類を早急にサンダースとプラウダに届けてくれ。今日中にだ」
エリカ「はいはいっと・・・ん?」
まほ「どうした?なにか不備でも見つかったか?」
エリカ「いや、不備も何も」
エリカ「いえ、これって要約すると、黒森峰に手を貸せってことですよね?」
まほ「まぁ、そうなるな」
エリカ「・・大洗相手に?」
まほ「エリカ、我々は一度、大洗に敗北している」
まほ「例え交流試合といえど、再びそのようなことが起きてはならない」
エリカ「・・・全車両出すんですよね?アレ以外は」
まほ「ああ、だが万が一を備えてな・・・」
エリカ「それで二校の協力を・・・?」
まほ「そうだ」
エリカ「・・・」
エリカ「黒森峰・・・いえ、隊長も堕ちたものですね」ビリっ
まほ「エリカ!なにをする!?」
エリカ「何をするじゃないですよ!貴方は一体何を考えてるんですか!!」
エリカ「黒森峰が大洗ごときにプラウダとサンダースの手を借りて全力で潰すという話であるのなら!!」
エリカ「それこそ黒森峰の名を落とすことになるんですよ!!」
まほ「で、でもなぁ・・・」
エリカ「でももヘチマもありません!貴方はそこまで頭が回らなくなったんですか!?」
まほ「し、しかしもうこれは言ってしまったことだ!もう遅い!」
エリカ「はぁ?言ったって誰に・・・もしや・・・!」
まほ「みほに『プラウダとサンダースも加担する』と言ってしまったんだ!!引き返せるわけないだろう!!」
エリカ「こんっっっっの馬鹿隊長!!!!」バァンッ
まほ「ひっ!」
エリカ「どうして後先考えもせずそんな阿呆なことが言えるんですか!!」バンバンッ
まほ「で、でも・・・」
エリカ「でももヘチマもないと言ったでしょ!!」
エリカ「隊長の頭にカレーでも詰まってるんですか!?その頭の中はカレー入れになってんですか!?あ”あ”ん”っ”!”?”」
まほ「ま、待て!そう怒鳴るな!」
まほ「確かに感情的になった結果がこれだ!」
まほ「取り返しのつかないことをしてしまったことも謝ろう!」
まほ「しかし!プラウダとサンダースの協力は必ずいるはずだ!!」
エリカ「じゃかしい!!」バァンッ!
エリカ「一回頭の中のカレーを抜いてから説明しなさい!!」
まほ「お、おおおお落ち着けって!!」
まほ「第一よく考えてみろ!二校が協力すると言った手前、みほも恐らくどこか協力してくれる学校を探しているかもしれない!」
エリカ「西住みほが信ぴょう性の無いことを本気にするはずないでしょうが!!」
エリカ「仮に信じたとしても、対して変わらんです!!」
まほ「もしも大学選抜のやつらが来たらどうするんだ!!」
エリカ「その時は隊長一人で突撃して散ってください!」
エリカ「もしくは今から西住みほに『嘘ですごめんなさい』と言うかです!!」
まほ「そ、そんな!」
エリカ「そんなもボンバーもありません!私も暇じゃないんです!おやすみなさい!」バァンッ
まほ「・・・」
まほ「・・・」グスッ
~交流試合前日~
殺 伐 と し た ス レ に 冷 泉 殿 が !
,' `i, - 、 !} `、 'r ^ 、:ノソ
i´ ` 、! ! i´` 、 },.'´`.、 _,; ,-、' ゚,
ドーン ,_ `、 ゚ .。゚; __j} Y L .イ j, '゙´``i
i `'、`r'.!゙`、,.'´゙!{ ゚:。 。.゚ ,i ::。. . ,i__
」。 , ‐ 、i .:;! `、_, ゙.;;リ;シ゚;. -=、' ,レ‐゚、;:゚:,.-.、 `i ドーン
_ ゚。_゙;;{ ゙。. . :;;li 仆,i,,..「 ̄ ̄ ̄ \ ゙i' i , '゙/ i,...-,
,.ニ=- `_、._゚。ヾ,'´``'、l゙ |::::| ̄ ̄ ̄ |^ ;:. 。 : 。 'ー 、.'、.。 ,.'
。゚';〉`( __.,,.'゙ ゚.. ;;;i : |::::i.'´ ̄ `ヽ|,:゙、 ゞ;ノ;;:シ,゜ ゙i 〉; '- 、
゙〈_.,__..ゞ_`ー=ニヲ' ゚、,∴ |::::i〈、((ハ))〉 ゙ヾ! `゙゙''。゚ __ , ‐"'、。゚ `>
/::::::゙、_゙;;;> .:`>,-、゙、_ ゚。ノ|::::i゙'!i|.゚ ヮ゚ノ|| やだもー `、、 j= ‐'
/:::::::::/(___,.;' _,'、.. `:;;';!゙'i : 。|::::(ノ .|) <゙" ` ー,,'゙ ` 、 j
|::::/ ∠.ィ 。゚. ;:シ;〈; i `、__;、|::::|西柱殿 | ゙i、 ゙リハ;;` r'`'_
|/ /`、___, ゚;。 リ,':::::::::::::\| | i`...-'::::: 、 ゚_ノ::::::::::\
/::::::::/ i ,ノヽ:::::人:::::厂U"U ̄r ':::::::::ヽ:::::::二_:::::ヽ,- 、:::::::ヽ
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|/ '-ィ''''"(,)'''"(,)'''"(,)'''"(,)'''t''ヽ‐→‐';:::::ノ‐―→-==、{ \|
(大)_ _ _ _ _ ._ _ _ (><)==),,|/,,,,,,,,,,,,/))==)
ヽ' (_)(_)(_)(_)(_)(_)(_)(_)>ノ==ノ ̄ ̄ ̄ ̄'ノ==ノ
` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´
/ ̄ ̄ ̄ ̄/_/ ̄/_ __/ ̄/__/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄/ ./''7''7 /'''7
 ̄ ̄ノ //__ _/__ _ / ̄ ̄ノ /./ ゙ーー'ー' / /
/ / /__ __/ / / / / < < ./ /ー--'゙ __/ /
∠../ /_/ /___/  ̄ ヽ、_//_/ /_/
しぽぽん
『みほ』
『おかあさんです』
『みほにききたいことがあります』
西住みほ
『なんでしょうか?』
しぽぽん
『みほは』
『がくえんかんのなかに』
『いるのですか?』
西住みほ
『はい』
『陸に上がるのは明日なので』
しぽぽん
『そうですか』
『きょうは』
『ゆうごはん』
『いっしょにたべれないのですね』
西住みほ
『待って』
『もしかして大洗に居たりするの?』
しぽぽん
『はい』
『きょうのおひるにでて』
『さきほどついたばかりです』
『みほが』
『おかにいるのなら』
『ゆうしょくでもどうかと』
『おもったのですが』
西住みほ
『ワーザンネンですねー』
しぽぽん
『ざんねんです』
しぽぽん
『きょうは』
『おおあらいのめいぶつをたべてから』
『ほてるにいこうとおもいます』
西住みほ
『そのほうがいいですよ』
しぽぽん
『ところで』
『おおあらいのめいぶつは』
『なにがありますか?』
『きょうのゆうしょくにします』
西住みほ
『干し芋なんてどうでしょうか?』
しぽぽん
『ほしいも』
西住みほ
『おいしいですよ』
しぽぽん
『ほかには?』
西住みほ
『干し芋は栄養満点で非常食にもなりますからオススメです』
しぽぽん
『ほかには?』
西住みほ
『あんこ』
『あんこう鍋なんてどうでしょうか?』
しぽぽん
『あんこうなべ』
『おいしそうですね』
西住みほ
『おいしいです』
しぽぽん
『きょうのゆうしょくは』
『あんこうなべにします』
西住みほ
『はい』
しぽぽん
『しゃしんもおくります』
西住みほ
『結構です』
みほ「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”・・・・」
華「みほさん、どうなさいましたか?まるでこの世が終わるみたいな顔をして」
みほ「華さん・・・いえ、なんでもない、なんでもないんですよ・・・・」
華「とてもそんな風には見えないですけれど・・・」
みほ「そうだ、そうだよ・・・きっと別の場所に大洗があるんだ・・・同名なだけで別の大洗なんだそうに違いない・・・」
華「みほさん?あの・・・本当に大丈夫ですか?」
みほ「大丈夫デス・・・」
華「えっと、えっと・・・あ、そうですわ!」
華「みほさん!もしよければ、またみほさんのお部屋で、皆さんでご飯でもどうでしょうか?」
華「明日は交流試合ですし、沙織さんに頼んでトンカツを作ってもらいましょう!」
みほ「うん・・・いいよぉ・・・みんなおいでよぉ・・・」
華「・・・心此処にあらず、ですわね・・・」
~約一時間後~
沙織「トンカツ揚がったよー!」
優花里「食器も並べ終えました!」
麻子「後は食べるだけだな」
沙織「もー!麻子も手伝ってよー!」
麻子「ヤダ、めんどう」
華「皆さん、急にごめんなさいね」
沙織「ううん!実は私も一緒のこと考えてたから気にしないで!」
麻子「私は明日に備えて寝ようとしてたところだったがな」
沙織「もー、なんでそういうこと言うのよー・・・」
優花里「あはは・・・ところで、西住殿が見当たりませんけども・・・」
華「みほさんならあちらに・・・その・・・ええ・・・」
みほ「・・・・」ブツブツっ
沙織「・・・ちょっとみぽりん?大丈夫?」
麻子「何があった?」
華「いえ、私にもわからないですが、部屋に着くなり、ああやってボコのお人形とおしゃべりを・・・」
麻子「本当に何があった・・・」
優花里「あ、あの・・・西住殿?」
みほ「・・・」ブツブツブツッ
優花里「・・・にしずみどのー?」
みほ「・・・はっ!優花里さん!?いつの間に!?」
優花里「えっと・・・結構前からいましたがー・・・」
沙織「みぽりんどうかしたの?なにか悪いものでも食べた?」
みほ「ううん、そうじゃないんだけど・・・実はお母さんが・・・」
沙織「え?しぽぽんがどうしたの?」
麻子「しぽぽんって誰だ?」
華「さぁ?」
みほ「いや、あのね、なんかね、お母さん、大洗に・・あの、その・・・」
ピロリン♪
みほ「あ・・・」
しぽぽん
『ついったーのふぉろわーのかたが』
『おおあらいにすんでいるとのことでしたので』
『そのかたといっしょに』
『あんこうなべをたべました』
『とてもおいしかったです』
しぽぽん さんが画像を送信しました
しぽぽん さんが画像を送信しました
しぽぽん さんがスタンプを送信しました
~~~~~
みほ「・・・」
華「どうかしましたか?って、あら・・・?」
沙織「なになに?どうかしたの?」
麻子「私も気になるぞ」
優花里「なにが届いたのですか?ってこの方は・・・」
みほ「・・・」
華「・・・」
みほ華「「・・・お母さん(様)」」
優花里「戦車道の家元と華道の家元が同じ鍋をつつく日が来ようとは!」
沙織「これが本当の文武両道ってやつ?」
麻子「ちがうぞ沙織」
みほ「華さんのお母さん、Twitterやってたんですね・・・」
華「ええ・・・そういえば最近始めたと聞いてます」
みほ「こんな出会い方ってあるんだね・・・」
華「私もびっくりです。まさかお母様がみほさんのお母様とお鍋をつつく日が来るとは思っていませんでしたし・・・」
みほ「多分本人たちは気づいてないだろうね・・・」
~夜になんやかんやあったが交流試合当日~
_..--―- 、
/ \
_..-- 、 丨
│ | .│ __________,__
ヽ..,,../ _...-‐ ̄´  ̄''-、
/'´ ゙ヽ、 _、
/ ● ● \! ヽ
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,/ ゙\ 1 ン│
丿 ヽ 1 !
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( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ / /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 //
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
〈J .〉、| |, |ヽ-´
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レ :|: | リ
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| ,, ソ ヽ )
.,ゝ ) イ ヽ ノ
y `レl 〈´ リ
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/ ::| (_ヽ \、
(。mnノ `ヽnm
杏「西住ちゃん、大変だよー」
みほ「あ、会長。どうしましたか?」
杏「実はねー・・・って、西住ちゃんこそどうかしたのー?顔色悪いよー?」
みほ「いえ、今日のことと、これからのことを考えてたら寝れなくて・・・」
杏「ふーん、なんか修羅場ってたんだねぇ・・ああ、そうそう」
杏「大学選抜の子等がさぁ、なんか集団インフルエンザにかかちゃったみたいでさぁ、これなくなったんだって」
みほ「ええ!そんなぁ!!」
杏「愛里寿ちゃんはかかってないみたいなんだけど、伝染ると悪いからってことで辞退しちゃったよー」
みほ「そんなぁ・・・これじゃあ勝てないよ・・・」
杏「まぁ、そう気を落とすなって。これに負けたらまた廃校ってわけじゃないんだから、気楽にいこーよー」
みほ「は、はい・・・」
まほ「みほ」
みほ「あ、お姉ちゃん」
まほ「今日は黒森峰との交流試合を引き受けてくれて感謝する」
まほ「正々堂々とした戦車道をしよう」
みほ「お姉ちゃん、よくそんなことが言えるね。全車両投入したり列車砲を持ちかけたり他校の力を借りようとしてたくせに」
まほ「はて?なんのことだろうか?最近物覚えが悪くてな」
みほ「嘘だ、絶対嘘だ」
まほ「時にみほ、こんな言葉を知っているか?」
まほ「食べ物の恨みは恐ろしい」
みほ「やっぱり私怨じゃん」
まほ「だが、私の要求を飲むのであれば大洗への負担を減らすことができるぞ」
みほ「結構です」
まほ「・・・いいのか?負けても」
みほ「負けたらその時はその時です」
まほ「・・・」
みほ「・・・」
みほ「・・・ちなみに、要求とは?」
まほ「カレー万p」
みほ「皆さん!敵は黒森峰だけでなくサンダース、プラウダもいます!しかしみなさんならできると信じています!」
まほ「待て、話を最後まで聞け」
みほ「あ、そうだ」
みほ「お姉ちゃん、私カチューシャさんとケイさんにも挨拶に行きたいんだけど、二人共どこにいるかな?」
まほ「は!?ふ、二人か!?二人はなぁ・・・その・・な?」
みほ「あれ?そういえばサンダースの車両もプラウダの車両も見てないなぁ」
まほ「そうだ思い出した!二人共トイレだ!」
まほ「今日偶然偶々生理が来てだな!その・・・あれだ!二人共重いらしいんだ!」
みほ「え?そうなの?」
まほ「ああそうだ!私がいうのだから間違いない!お姉ちゃんなんでも知ってるお姉ちゃん嘘つかない!」
みほ「・・・」ジトー
みほ「・・・エリカさんに聞いてみよ」
まほ「待て」
みほ「待たない」
まほ「頼むから待て」
みほ「絶対に待たない」
まほ「エリカはダメだ、エリカだけは絶対にダメなんだ」
みほ「なんで?」
まほ「エリカは意地悪するからな。最近私にも意地悪してるからな」
みほ「どうせお姉ちゃんがまた阿呆な発言でもしたからなんじゃないの?」
まほ「言うわけ無いだろう!私はただカレー万博と、列車砲の配備と、二校への催促をしただけだ!」
まほ「それなのにエリカは私の言うことも聞かずアレもダメコレもダメ!」
まほ「終いには私をポンコツ扱い!」
まほ「そんなことを言う奴の言葉を信じる気なのか!?」
みほ「うん」
まほ「待て!頼むから待て!」
みほ「待たない、待たないからスカート引っ張らないで」
まほ「じゃ、じゃあこうしよう!全車両の内半分を不参加にさせる!それで手を打とう!」
みほ「結構です、どうぞ全車両投入してください。負けても少しのデメリットしかないから」
みほ「それに、今私はカチューシャさんとケイさんに会いたいだけなんです。そのためにエリカさんのところに行くだけなんです」
まほ「待て!待ってー!!」
みほ「お姉ちゃんお願いだから諦めて。それとジャケット引っ張らないで」
エリカ「隊長、少し聞きたいことが・・・ってなにしてるんですか?」
みほ「あ、エリカさん!丁度いいところに!」
まほ「来るなエリカ!来たら次期隊長の候補から外すからな!!」
エリカ「どうぞご勝手に。で、みほは私に何か用?」
しほ「まほに聞かれたくない内容であるのなら私が聞くわ」
みほ「うん、実はね、今日のこと・・・・で・・・・?」
しほ「今日?」
みほ「今日、今日・・・あはは、あれぇ?おかしいなぁ・・・なんでかお母さんが見えるよぉ?」
みほ「あ、そうかぁ、練習続きで疲れてるんだぁ・・・そうだよねぇ」
しほ「みほ、試合までまだ少し時間があるのだから休んできたらどうですか?」
まほ「・・・」
みほ「・・・」
エリカ「あ、そうそう。隊長に伝えようとしてたこと」
エリカ「先ほど、師範代と偶然お会いしたので、隊長にと思いましたので」
エリカ「連れてきました」
まほ「・・・」
みほ「・・・」
>>463スマヌ、訂正する
まほ「じゃ、じゃあこうしよう!全車両の内半分を不参加にさせる!それで手を打とう!」
みほ「結構です、どうぞ全車両投入してください。負けても少しのデメリットしかないから」
みほ「それに、今私はカチューシャさんとケイさんに会いたいだけなんです。そのためにエリカさんのところに行くだけなんです」
まほ「待て!待ってー!!」
みほ「お姉ちゃんお願いだから諦めて。それとジャケット引っ張らないで」
エリカ「隊長、少し聞きたいことが・・・ってなにしてるんですか?」
みほ「あ、エリカさん!丁度いいところに!」
まほ「来るなエリカ!来たら次期隊長の候補から外すからな!!」
エリカ「どうぞご勝手に。で、みほは私に何か用?」
しほ「まほに聞かれたくない内容であるのなら私が聞くわ」
みほ「うん、実はね、今日のこと・・・・で・・・・?」
しほ「今日?」
みほ「今日、今日・・・あはは、あれぇ?おかしいなぁ・・・なんでかお母さんが見えるよぉ?」
みほ「あ、そうかぁ、練習続きで疲れてるんだぁ・・・そうだよねぇ」
しほ「みほ、試合までまだ少し時間があるのだから休んできたらどうですか?」
まほ「・・・」
みほ「・・・」
エリカ「あ、そうそう。隊長に伝えようとしてたこと」
エリカ「先ほど、家元と偶然お会いしたので、隊長にと思いましたので」
エリカ「連れてきました」
まほ「・・・」
みほ「・・・」
しほ「あなた達は一体何を騒いでいたのかしら」
まほ「騒いでいませんお母様」
みほ「私達はただ久しぶりの再開でじゃれついていただけです」
エリカ「とてもそうには見えなかったけども」
しほ「そうでしたか。所ででみほ」
みほ「はい」
しほ「武部師範はどこにいるかわかる?」
エリカ「・・・はぁ?」
みほ「えっと・・・沙織さん・・・ですか?」
しほ「はい、武部沙織師範です」
エリカ「え、沙織師範?家元は何をおっしゃって・・・」
みほ「あの・・・えっとですね・・・沙織さんは・・・」
みほ「沙織さんは先日、スマホ道を極めると言って山篭りの修行に旅立ちました」
エリカ「ちょっと、みほも何を言って・・・」
しほ「そうでしたか、それは残念です」
みほ「はい、残念ながら沙織さんには会えません。なのでお母さんが今日できることと言ったら」
しほ「試合を見てから帰る」
みほ「違います。適当に観光して速やかに帰ることです」
しほ「私はあなたをそんな風に育てた覚えはありません」
まほ「エリカ、今のうちにこの場を離れるぞ」
エリカ「は、はぁ。でもどうして」
まほ「いいから!お前もお母様に巻き込まれるぞ!それでもいいのか!?」
エリカ「はいはい、分かりましたよ・・」
みほ「お母さんお願いですから帰ってください」
しほ「ここまで来て帰るわけには行きません」
みほ「お願いです。可愛い娘のことを思って帰ってください」
しほ「可愛い娘だからこそ帰るわけにはいかないのです」
みほ「私の秘蔵写真をあげるのでそれで勘弁してください」
しほ「ボコの写真は結構です」
みほ「じゃあお姉ちゃんの秘密を教えますので」
しほ「まほの部屋の棚の奥のカレーコレクションのことならすでに知っています」
みほ「ああもう!いいから帰って!」
しほ「どうしてそこまで嫌がるのか分からないわ」
みほ「だってお母さん絶対良からぬことするかもしれないもん!」
しほ「そんなことするはずがないじゃないですか」
しほ「・・・試合の結果によりますが」
みほ「・・・と、言いますと?」
しほ「もしもみほ、まほのどちらかが無様に負けるようなことがあれば・・・」
みほ「・・・」
しほ「・・・」
しほ「お小遣いを」
みほ「お願いやめて」
しほ「ならばお互い頑張ることです」
マイクロビキニを着たアンチョビに「ドゥーチェ!ドゥーチェ」と言いながら種付けプレスかましたい
間違えた、だらだら書き続けたせいで収集がつかないオチが思いつかない終われない
しほ「話は変わるけどみほ、あなたご飯は食べた?」
みほ「いえ、お昼前だからまだだけど・・」
しほ「それじゃあ私が何かかってこようかしら。丁度出店が来てるみたいだし」
みほ「え?出店?そんなものあったんだ・・・」
しほ「ええ、あそこに」
<本格イタリア飯・アンツィオ>
ペパロニ「らっしゃいらっしゃ~い!出来立てアツアツのあんこうカレーだよー!おっ、そこのおねーちゃん、食べてみない?ウチの特製イタリアカレーだよー!」
みほ「うわぁ・・・いろいろツッコミたい」
しほ「とりあえず、買ってくるわね」
みほ「う、うん・・・」
みほ「今のうちに逃げよ」
~およそ一時間後~
<これより、大洗女子と黒森峰の交流試合を始めます。礼!>
「「よろしくおねがいします!」」
みほ「さあ皆さん、頑張っていきましょう!」
沙織「ねぇみぽりん」
みほ「それではまず、アヒルさんテームとアリクイさんチーム、カルガモさんチームは作戦の予定の場所に」
沙織「みぽりん?」
みほ「カバさんチームとウサギさんチームは十字路へ」
沙織「みーぽりーん?」
みほ「カメさんチームとレオポンさんチームはアンコウチームと一緒に行進してください」
沙織「みぽりん、さっきからスマホのバイブレーション続いてるけど大丈夫なの?」
みほ「沙織さん、今は戦車道中なので集中してください」
沙織「いや、集中も何も、みぽりんがこっちに戻ってきてからバイブレーション続きっぱなしで集中も何もないんだけど・・・」
みほ「沙織さん、お願いですからこっちに集中してください。お母さんからのラインだと思いますが気づかないフリしてください」
沙織「あ、うん」
~数分後~
<<こちらカバさんチーム>>(カエサル
みほ「こちらアンコウ、どうかしましたか?」
<<いや、ちょっと確認しておきたいんだが、アンツィオに支援要請は出してないんだよな?>>(カエサル
みほ「?、はい、こちらは大学選抜組がいないので、大洗だけのはずですが?」
みほ「黒森峰もサンダースとプラウダとしか組んでないようですし」
<<そうか、なら見間違えたようだ。すまない>>(カエサル
みほ「・・・そういえば、あの屋台ってアンツィオの・・・いや、考え過ぎか・・・」
優花里「どうかしたんですか?」
みほ「ううん、見間違いだって」
<<こちらアヒルさんチーム!CV33を確認!>>(磯辺
みほ「・・・え?」
<<ああ!逃げられた!今すぐ追います!>>(磯辺
みほ「いや、アヒルさんチーム!今なんて!?」
<<CV33と鉢合わせになったので交戦を開始しようとしたところ逃げられました!>>(磯辺
<あれなら私達89式でも倒せるしね!>(あけび
みほ「いやいや!なんでCV33がいるの!?」
<<よっしゃあ!乱入者を先に撃破だぁ!!根性!!>>
みほ「待って!これタンカスロンじゃないから!戦車道だから!!」
<<こちらレオポン>>(ナカジマ
みほ「・・・どうかしましたか?」
<<ん~、なんかねー、後ろに一般戦車がいるんだよね~、どうする?>>(ナカジマ
みほ「えっと・・・車両はなんですか?」
<<えっと・・・恐らくCV33だねありゃ>>(ナカジマ
<<あ、誰か出てきた。おーい、おばさーん!こっち来ちゃ危ないよー!>>
みほ「・・・」
みほ「スミマセン、その人は今どんな服を着てるかわかります?」
<<うん、わかるよー。全身黒の服来てるよ。パッと見、西住ちゃんに似てるおばさんだねー>>(ナカジマ
<<え、何?ウチの隊長?先頭にいるよー>>(ナカジマ
<<・・・あ、隊長のお母さんだったの?ごめんね~、気がつかなくて>>(ナカジマ
みほ「麻子さん、CV33に追いつかれないように全速前進してください」
カルガモさんチーム…?
>>509
ごめん素で間違えた
みほ「なんで?どうしてお母さんがCV33に乗ってるの?いや、そもそもどうして追いかけてくるの?何?アレなの?私が悪いの?逃げたから怒ってるの?なんなの?わかんないよ」ブツブツっ
沙織「み、みぽりん大丈夫?どこか具合悪いのなら少し止めて休憩する?」
みほ「だめです!止めちゃだめなんです!Ⅳ号を止めたら最期!お母さんの乗るCV33にヤられます!!」
沙織「いや、あんな戦車じゃこの戦車は止められないでしょ!?」
みほ「戦車は問題ではないんです!お母さんが問題なんです!」
みほ「どんなに威力の弱い戦車に乗っていようとも・・・お母さんは・・・」
みほ「お母さんは西住流の名にかけて地の果てまで追いかけて戦車を根絶やしにするんです!!」
沙織「何それ怖い」
みほ「怖いんです!」
麻子「あ、やばいぞ西住さん」
麻子「CV33が前にいる」
みほ「麻子さん!麻子さぁあああん!!!」
麻子「わかった」ドリフト右折
華「きゃぁ!」
優花里「うわぁあ!」
沙織「ちょっと麻子!急にドリフトで右折しないでよ!」
麻子「しょうがないだろ、振り切るにはこれしかないんだから」
みほ「麻子さん!ランダムに曲がってください!そしたらお母さんを撒けるはずです!」
麻子「了解」
<<こちらカモさんチーム!隊長!一体何してるのよ!作戦から離れたことしてるじゃない!>>(そど子
みほ「こちらアンコウ!現在不慮のトラブルにより単独行動をしています!しかしみなさんはそのまま作戦を続行してください!」
<<ええっと・・・了解>>(そど子
麻子「・・・西住さん」
みほ「どうですか?うまく撒けましたか?」
麻子「いいや」
しほ「・・・」
麻子「先回りをされたようだ」
麻子「どうやらあちらの方が上手だったらしい」
しほ「そのまま待ちなさい、みほ」
みほ「麻子さん!全速後退!」
麻子「あいよ」
しほ「待ちなさいと言ってるのに・・・コックさん、そのままⅣ号の追跡をお願いします」
ペパロニ「あいよー!しっかし戦車道の試合に乱入とは中々面白い体験っすよ!」
しほ「フフッ、若いうちには何事も経験を積まないとね」
みほ「麻子さん!振り切れそうですか!?」
麻子「さすがの私もこれは難しいぞ」
みほ「ならばしょうがない・・・華さん!」
華「はい!」
みほ「CV33に砲撃を行ってください!」
華「え、いいんですか?そんなことしてしまって・・・」
みほ「いいんです!元はといえば乱入してきたお母さんが悪いんです!!」
沙織「あーあー、知らないよー。私知らないからねー・・・」
しほ「・・・コックさん」
ペパロニ「はいはーい!」
しほ「私の合図で回避をお願い」
ペパロニ「あいよー!」
しほ「3」
みほ「2」
しほみほ「「1」」
みほ「撃て!」
しほ「回避」
ズドォオン!!
みほ「・・・ッ!避けられた!」
沙織「みぽり~ん、この先行き止まりだよー・・・」
みほ「え」
しほ「みほもまだ甘いわね」
みほ「どうしよう・・・後ろは行き止まり」
みほ「前にはお母さん・・・とCV33・・・」
みほ「もうだめだ・・・」
しほ「みほ、出てきなさい」
みほ「・・・」
しほ「出てこないなら私がそちらへ」
みほ「はい出ます、今出ますので勘弁してください」
しほ「・・・」
みほ「・・・」
しほ「・・・私が何故ここにいるかわかる?」
みほ「・・・ラインを無視したこと?」
しほ「それもあります」
みほ「・・・お母さんから目が離れた隙に消えたこと?」
しほ「それもあります」
みほ「えっと・・・」
しほ「・・・みほ」
みほ「はい」
しほ「あなたが勝手に私の前から消えて」
みほ「はい」
しほ「かつ、私からのラインを無視しました」
みほ「はい」
しほ「その結果、みほに渡しそびれてこのようなことになりました」
みほ「はい・・・はい?」
しほ「あんこうカレー、みほの分です」
みほ「・・・」
しほ「もう冷めてしまっているから美味しくないかもしれません」
ペパロニ「何言ってんのさ!ウチのカレーは冷めてても美味しいんだぞ!」
みほ「・・・はぁ」
しほ「それでは、私は観戦にもどります。試合頑張ってね」
ペパロニ「あ!今日からデリバリーサービス始めたから、試合中でもご利用の際はお電話でー!!マイドー!」退却
みほ「・・・」
みほ「お母さん!自由すぎる!自由すぎるよお母さん!!後ペパロニさんも!!」バァンッ!
~数時間後~
<黒森峰8輌、大洗0輌、黒森峰の勝利!>
優花里「いやあ、ウサギさんチームは凄かったですねぇ!」
みほ「うん、最後の1輌になっても6輌撃破したのには驚いたよ」
優花里「我々もまだまだ努力しないとですね!」
みほ「うん!」
まほ「みほ」
みほ「あ、お姉ちゃん。優花里さん、先戻ってて」
優花里「了解です!」
みほ「今日は交流試合を組んでくれてありがとね、お姉ちゃん」
まほ「みほ、約束は覚えているな?」
みほ「え、約束?」
まほ「ああ、黒森峰が勝ったら私と一緒にカレー万博に」
みほ「してないよね?」
まほ「・・・」
みほ「・・・」
まほ「カレー」
みほ「してないよね?」
まほ「・・・」
みほ「・・・」
まほ「みほ、お前は恥ずかしくないのか?」
みほ「実の姉がポンコツだったってことが?」
まほ「ちがう!試合中のことだ!」
みほ「私なにかしたっけ?」
まほ「ああ、お前は戦車道ではやってはならぬ大罪を犯した」
みほ「ええ・・・そんなことしたかなぁ・・・」
まほ「お前はよりによって私がカレーを食べてる最中に砲撃しただろうが!」
みほ「ごめんの姉ちゃん、ポンコツって言ったの訂正するね。お姉ちゃんは馬鹿だったね」
まほ「みほ!お前がしでかしたことがどんな地獄を招いたかわからないのか!?」
みほ「いや、だってあんな見晴らしのいいところで止まってたら撃つしかないじゃん」
みほ「そもそも!カレー食べてるなんて知るわけないじゃん!」
まほ「まさかお前は食べてないのか・・・!?」
みほ「食べる余裕なんてなかったよ!華さんにあげたし!」
まほ「くっ・・・まあいい!お前たちⅣ号が撃った結果どうなったと思う!」
まほ「砲弾が装甲にぶつかった衝撃でカレーをこぼしてしまったんだぞ!」
まほ「カレーの匂いが車内に充満するわルーが皆の服に付着するわで悲惨だったぞ!!」
みほ「だから撃った後も何も反応がなかったんだね!ごめんねお姉ちゃん!そこまで馬鹿だとは思わなかったよ!」
まほ「バカじゃない!!」
みほ「というか、結局ケイさんもカチューシャさんもいなかったし!」
まほ「それについては謝る!すまない!」
まほ「しかしお前だけは絶対に許さん!!」
みほ「そのことは私の知ったことじゃないよ!!
エリカ「・・・隊長」
まほ「何を白々しい!本当は伺ってたんだろ?私がカレーを食べるタイミングを!」
みほ「だから知らないって!」
エリカ「隊長」
まほ「そこまで地に堕ちたか!西住みほ!!」
みほ「自分の非を私に押し付けないでよ!このカレーバカ!!」
まほ「何を言うか!これはどう考えてもお前の」
エリカ「た い ち ょ う 」逸見家直伝アイアンクロー
まほ「いだだだだだだだ!!!誰だ!エリカか!エリカなのか!!」
エリカ「はい、私です隊長。そろそろ学園艦に戻る時間なので探しに来ました」
まほ「わかったわかったギブギブ!この手を放せぇ!!」
みほ「あ、エリカさん、今日はありがとね」
エリカ「そっちもお疲れ様。正直、次の戦車道まで会うことはないと思っていたけれど、まさかこんな早くにあんたたちと試合するだなんてね」
みほ「えへへ、今回は負けちゃったけどね」
エリカ「何よ、嫌味?・・・まぁいいわ、それじゃ、コレ連れて帰るわね」
みほ「うん、またね」
エリカ「ええ、次の戦車道でね」
~数週間後~
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二二 - * - 二二 二二 - * - 二二
三二二二二二三 三二二二二二三
=二二二= =二二二=
=二二 二二=
─≡二 二≡─
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ヽ( ::,)ノ アンコウダヨー!
∧_∧ ∩∧∧∩
∧ ∧( ::::,)ヽ( ::,)ノ
( ::,)( :::::つ | :,|
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しぽぽん
『拝啓、山々は紅く染まり、日も早く沈む季節となりました』
西住みほ
『お母さん』
しぽぽん
『はい』
西住みほ
『ラインを送ってくるたびにそれをやられると非常に困ります』
しぽぽん
『そうですか、ならやめます』
西住みほ
『そうしてください』
『それにしても、お母さん大分上達したね』
『ヒンドゥー語で送ってきたときはどうしようかと思ったよ』
しぽぽん
『私も人の子ですから』
『慣れれば上達します』
『それもこれも』
『武部師範のおかげです』
『そういえば』
『昨日のカレー万博はどうでしたか?』
西住みほ
『とても楽しかったし』
『とても美味しかったです』
『特に、アンツィオ高校が出してたカレーナポリタンというのが絶品でした』
『あと余談ですが』
『何故かお姉ちゃんがアンツィオで働いていました』
しぽぽん
『どうりで帰ってこないとおもったら』
『そんなことしてたんですね』
西住みほ『はい』
写真を送信しました
『こんな変装してました』
しぽぽん
『どういう経緯でこんなことをしてるのかわかりませんが』
『とても楽しそうで何よりです』
しぽぽん
『とこで話は変わりますが』
『来週は空いてますか?』
西住みほ
『はい』
しぽぽん
『実は来週、スマホ道の大会というものが開催されまして』
西住みほ
『はい』
しぽぽん
『お母さん、出場することになりました』
西住みほ
『待って』
しぽぽん
『武部流の門下生として出ます』
西住みほ
『待って』
しぽぽん
『この前、交流試合の応援に行ったのですから』
西住みほ
『待って♥』
しぽぽん
『みほも、まほを連れて応援にきてください』
西住みほ
『待って!!!』
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{ソ .′: : : : : :Y⌒i 弋,(り ん,ハ }!〉: : : : /: ′
| : : : : : : 从 弋(りノ/: : : : /: /
|: :|: : : :.人: \,_、 _ ∠:ノ: : /イ:リ
j:.人: : / \: : ヘ、 / } / : : : j//
∨ '⌒ヽ\ ゝ __ノ フ: : : : :./ <おしまい!
_/´二く⌒\> _ -=<: : : : /:/
/二三三.∧ \ |ヘ /: /7ン
/ 三三三三 ∧ \ \ \く __
ji三三三三三 ∧ \ハ \ニ\
/三三/´ ̄ ̄ ミヘ ──'⌒ノ_,ヘ,._\ ハ
′ニ/ ⌒\ \ 三三三\三三三」
}三/ { ヽ V 三三三ヘ三 〈三\
/ニ./ i _ \三三三ヘ三∧三ニ 、
/ニ./ / \ __,ノ /\ \ 三三 }三 |三三 }
{三ノ_ノ / -─'"ニ三ニ\ ) 三 j三 ,'三三リ
_,. =-'" / /ニ三/三三三三三三 /三/三三/
( /r‐=ニ二⌒Vニ三三三三三三 }三三三 /{
/  ̄フ⌒ / |三三三三三三三|Oニ三 Y三}
/ // , |三三三三三三ニ/三三三!三 \
` ̄ / / ノ三三三三三三三三三三}三三∧
/ ,ノ j 三三三三三三三三三三 |i三三 ∧
¨ /ニ三三三三三三三三三三人三三三丶
/ニ/三ニ<三三三/三三三三>ニヽ三三三\
/ニ/入三三三 )三ニ/O三三 ( 三三 入,三三三 \
/ニ//三\三_/三ニ八三三三 ヒ__/三ヘニ三三三/\
___ ⌒\ \三三/ 三/ 三 / \三三∧三\三ニト、三 / 三 \
「 \ \三三ン三./ \三三\三三ノ三}イ三三三三)--
| \三ニ彡./ \三三ー彡 / \三三三ニ/  ̄ヽ
| 三ン \三二 イ \三ニ/ \)
| ________________________ 丶 ^ ーヒ___」
あとがき的なノリのアレ
・だらだら書いてスマンな
・ラストのオチは最初から思いついてたけど、書いていくうちにどうここまで収拾させればいいかわからずこないになってしもうた
・無理やり終わらせた感半端ないから拾いきれてないネタが沢山あって申し訳ない(カレー万博とか、武部流とか、隊長たちのラインとか)
・ホントスマンな
*注意(このスレを読んだあとにお読みください)
・このSSはキャラ崩壊がありましたゴメンネ
・まほお姉ちゃんがカレー&戦車バカにするはずがただのバカになりましたゴメンネ
何か読んでみたいものがあれば安価で短編出すよ
このスレの内容でもいいし、このスレとは関係ない内容でもいいし、終了でもいいし
ただ、漫画はリボンの武者しかよんでないから、勘弁ね
>>555
武部沙織スマホ道を極めるべく山篭り
このSSまとめへのコメント
めっちゃおもろいですw
おもしろいww
おもしろすぎだろwwww
おもしろいです。 早く続きが見たい
続いてて良かった・・・
ガルパンssの中で一番好きだ