女「好きー!」 幼「おすわり」 (12)

女「今日も寒いねぇ」

幼「だなー」

女「幼! こういう時は体と体をくっつけて暖めあうんだよー!」

幼「へー」

女「というわけでカモーン幼ー!」

幼「女」

女「うん?」

幼「寝ろ」



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女「一緒に寝てくれるの!?」

幼「んなわけあるか」

女「いいよ! 私のベッドは幼と寝ても窮屈じゃないようにキングサイズにしてあるんだよ!」

幼「無駄にデカいなおい」

女「まぁ、幼小さいもんね」

幼「ぶっ○すぞ」

女「冬はこたつに限りますなぁ」

幼「だなーみかんうまくて止まらねー」

女「黄色くなっちゃうよ?」

幼「プーさんくらいに可愛けりゃなぁ……」

女「何言ってるの!? 幼はプーさんなんかよりずっとずっと可愛いよ!」

幼「ハチミツジャンキーと比べられても嬉しくねぇなぁ」

女「あったかいねぇ♪」

幼「近い」

女「そんなに照れないでよーこのこのー♪」

幼「暑い」

女「私たちの関係も熱々だからね!」

幼「臭い」

女「それはひどい!!」

幼「女って部分入れ歯だっけ?」

女「部分入れ歯じゃないし歯も磨いてるよ!!」

幼「あぁもう、うるさい! テレビ聞こえないじゃん!!」

女「いだだだだ! 足でつねるのはダメ! 痛いってば!」

幼「すぅ……すぅ……」

女「寝ちゃった」

女「こたつが暑いのかな? 額に汗かいてる」

女「こたつで寝ると風邪引くっていうし……起こした方がいいかな?」

女「あ、でも汗を拭いてあげたらいいんだよね」

女「でもせっかくなら……」

女「ごくり……」


幼「おい」

女「ん?」

幼「ん? じゃねえよ。 お前なんで今舌で私を舐めようとした?」

女「え、だって風邪ひいちゃうよ?」

幼「頭沸騰してんの……?」

女「うひょひょひょ幼はお風呂!」

女「これはもう一緒に入るしかないっしょー!」

女「服を脱いでー」

女「パンツも脱いでー」

女「幼ー! 今行くよー!!」


ガチャガチャ


女「あれ、開かない?」

女「幼!? なんかこのドア開かない」

幼「あんたが入ってきそうだったから鍵占めといた」

女「ジーザス!!」

女「すっぽんぽんじゃ寒いよぉ」

女「お願い、入れて幼?」

幼「いい湯だなぁあったかい」

女「私は寒いよ! 入れてよ!」

幼「女湯におっさんが入ってくんじゃないよ」

女「おっさんじゃないし!?」

女「ぐぬぬ……こうなったら幼の脱いだ服だけでも……」

女「ぐへへ、洗濯機の中から発掘してやるわい」

女「ブラにパンツに靴下ー♪」

女「ん? あれ?」

幼「あー洗濯物ならこっちで手洗いしてるからー」

女「ちくしょー!!」

女「久しぶりのお泊りだね!」

幼「あーそうだなぁ、なんだかんだ高校入ってからは久しぶりだな」

女「久々で嬉しいよー! 今日はパジャマパーティだね!」

幼「え、女の借りててなんかごめん」

女「いいんだよ! 幼ちっちゃくて私が着るよりそのパジャマ可愛いよ!」

幼「……寝る」

女「なんで!?」

幼「じゃ、ベッド借りるから。 お前床で寝ろよじゃあおやすみ」スタスタ

女「ちょっと待ってよ幼ー! なんで怒ってるの?」

幼「うっせぇヴォケェ」


ガチャ


幼「…………」

女「ごめんってばーもう機嫌直して?」

幼「お前マジでベッドキングサイズにしたのかよ……」

女「うんっ!」

幼「ねえわぁ……部屋の半分以上がベッドに占領されてるよ……」

女「じゃあそろそろアレ、しよっか……///」

幼「アレって?」

女「二人で見せ合いっこ、しよ///」

幼「なんの?」

女「もう……言わせないでよ……」

女「夜にすることなんて……アレしかないじゃん」

幼「はぁ?」

女「んもう!」

女「オトナなじ・か・ん♪」

幼「……きもちわるっ」

女「なんでよ! 私はいつも幼のこと考えてしてるよ!?」

幼「マジで!? その告白今いらないわ!」

女「幼のあんな顔や色っぽい声を考えると……んっ…///」

幼「待って! こわいこわい! 私今日寝られないマジでこわい!!」



女「ねぇ、幼」

幼「…………」

女「どうしてそんなに遠くで寝ちゃうの?」

幼「いや、お前怖いもん」

女「ねぇ、そっぽ向いてちゃやだ……」

幼「こっち来んな!」

女「……っ!」

幼「あ……」

女「お、幼は私のこと、きらい……?」

幼「いや、別に……」

女「だって今……来るなって……」

幼「あぁもう! 本当に嫌いだったらこうやって一緒に寝てるわけないでしょ?」

女「ひっく……うっ……」

幼「お、おい泣くなよ? ごめん私が言い過ぎだ……」

女「ううん幼は悪くないよ…… 私が変なんだもん、ごめんね…ぐすっ」

幼「はぁ、本当にダメだな私。 人の気持ちも考えずにすぐ酷いこと言っちゃうから女を傷つけちゃって」

女「幼……私気にしてないよ。 幼が私のこと嫌いじゃないって分かっただけ嬉しかったから……」

幼「女……」

女「でも、今だけは……抱きしめてほしい」

幼「うん…… おいで女」

女「幼…… 幼ー!」

幼「よしよし」ナデナデ

女「すぅぅぅぅぅぅぅはぁぁぁぁぁぁぁ」

幼「嗅ぐな馬鹿ぁ!!!」

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