魔法魔術学校の劣等生 (27)

ハリー「ハリーポッターだ。よろしく」

ロン「君があのハリーポッターなのかい!?」

ハリー「ああ」

ロン「さすがだぜハリー!君があの伝説的なハリーポッターだったなんて!感激だよ!」

ハーマイオニー「0歳のして『例のあの人』を退けた男の子だなんて・・・!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「たいしたことではないさ。少々規格外なものでな」フッ

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ハリー「クィディッチの選手に選ばれてしまったな」

ロン「さすがだぜハリー!1年生にしてエースであるシーカーに選ばれるなんて!!」

ハーマイオニー「初めて箒に乗ったのに、あそこまで自在に乗りこなすだなんて・・・!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

マクゴナガル「素晴らしいですよポッター!」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「なに、たまたま上手く乗れただけさ」フッ

ハーマイオニー「ウィンガーディアムレビオーサ!」ヒュンッ

トロール「ぐぇええええっ!」ボゴン!

ハリー「よし、今だ!」グイッ!

ビターン!!

トロール「ぐふっ・・・」バタッ

ロン「さすがだぜハリー!トロールを体術だけで倒しちまった!」

ハーマイオニー「大理石で柔道はマジヤバい。こんなことができるだなんて・・・!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

マクゴナガル「素晴らしいですよポッター!」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「俺だけの仕事ではありません。ハーマイオニーが敵を弱らせてくれたおかげですよ」フッ

ハリー「追い詰めたぞ、クィレル!」

クィレル「あのお方は復活するんだ!悲しみの弔鐘はもう鳴り止んだ!我々は輝ける人生の、その一歩を、再び踏み出す時が来たんだ!!」

ヴォルデモート「貴様がハリーポッターか。賢者の石は私のものだ」

ハリー「そうはさせない!ハッ!!」パチンッ

クィレル「ぐええええええ!!」バタッ

ヴォルデモート「クッ・・・!!」

ハリー「フッ、逃がしたか」

ロン「さすがだぜハリー!まさかあの例のあの人を再び追い詰めるなんて!」

ハーマイオニー「クィレルの仕業だったというのを最初から想定していたというの?驚いたわハリー!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ!」

ネビル「すごいよハリー!」

マクゴナガル「素晴らしい活躍でしたよポッター!」

ダンブルドア「グリフィンドールに60点!」

ハリー「いえ、結果的にはヴォルデモートを逃してしまいました。たいしたことではありませんよ」フッ

ハリー「ここに秘密の部屋があるな」

ロン「さすがだぜハリー!もう秘密の部屋を見つけちまった!」

ハーマイオニー「蛇の言葉を使って扉を開ける。そんなことができるだなんて・・・!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

ジニー「すごいわハリー!」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「たまたま蛇語を喋れただけさ」フッ

ハリー「お前がトム・リドル。いや、ヴォルデモートだな?」

トム「へぇ、僕の正体を見抜いているとはね」

ロン「さすがだぜハリー!君にはわかってたんだね!?」

ハーマイオニー「断片的な情報から、敵の正体にまでたどり着くだなんて!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

スネイプ「やるではないかポッター」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「単純なアナグラムだ。俺でなくとも誰かが気付いたさ」フッ

トム「たかだか名前に気付けたとして、同じこと。ここで死ぬがいい!」

トム「行け!バジリスク!!どくどくのキバだ!!」バシュンッ

バジリスク「シャーーッ!!」ドガガガ

ハリー「行け!フォークス!!ブレイブバードだ!!」バシュンッ

フォークス「くけぇーーっ!!」シュンッ

ハリー「食らえ!」ザクッ

グサッ!

バジリスク「ぐぇええええっ!」バタンッ

ハリー「食らえ!!」ザクッ

グサッ!

トム「ぐぇええええっ!」シュンッ

ハリー「フッ、終わったか」

ロン「さすがだぜハリー!あの巨大な蛇を倒しちまった!」

ジニー「助かったわハリー!」

ハーマイオニー「一人であのバジリスクを倒したと言うの?こんなことができるだなんて・・・!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

マクゴナガル「素晴らしいですよポッター!」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「フォークスの助けがあったからですよ」フッ

ハリー「すごい箒が贈られてきたな」

ロン「すげえやハリー!これ、ファイアボルトっていう最新の箒だぜ!」

ハーマイオニー「しかも、自在に乗りこなしているわ!」

ジニー「さすがはハリーね。最高級の操縦が困難とされる箒でさえ、簡単に扱ってしまうなんて!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

オリバー「これで優勝間違いなしだぜハリー!!」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「なかなか良い箒だ」フッ

ハリー「これが守護霊の呪文か」

ロン「すげえよハリー!もう守護霊の呪文を習得しちゃったのかい!?」

ジニー「さすがはハリーです。ハリーにできない呪文など、この世に存在しません」

ハーマイオニー「難しい呪文の一つとされる守護霊の呪文を、こうも簡単に使えるだなんて・・・!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

ルーピン「エクスペクト・パトローナムはまだ早いかと思ったが、君ならばできると思っていたよ」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「先生の指導のおかげですよ」フッ

ハリー「忍びの地図という物を手に入れた」

ロン「すげえやハリー!これさえあれば、いろんなことができるじゃないか!」

ハーマイオニー「これと透明マントがあれば、校内での潜入潜伏は完璧ね」

ジニー「さすがはハリーです。ハリーはそのように有用な道具を常に備えておられます」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

ハグリッド「やったじゃねえかハリー!」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「たまたまもらっただけさ」フッ

ハリー「シリウス・ブラックは真犯人ではない。そうですね?」

ルーピン「ああ、その通りだよハリー」

シリウス「黒い犬の正体が俺だと見抜いていたということか!?」

ロン「すげえぜハリー!」

ハーマイオニー「まさか、真犯人が他にいるなんて考えもしなかったわ!」

ジニー「さすがはハリーです。ハリーは常にあらゆる可能性を想定しておられます」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「たまたまですよ」フッ

ハーマイオニー「でも、だとしたら真犯人はいったい誰・・・?」

ハリー「ピーター・ペティグリューだ。そして、今ヤツはここにいる!」

ロン「なんだって!?」

ピーター「ふっ、バレちゃあ仕方ねえ」

ハーマイオニー「まさか、ネズミに化けていたなんて!」

ジニー「さすがはハリーです。この可能性に気付けた人間はお兄様以外にいないでしょう」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

シリウス「ピーター、貴様よくも!!」

クルックシャンクス「ニャー」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「たまたまですよ」

ハリー「やれやれ。まさか時間を遡って事件を解決することになるとはな」

ロン「すげえやハリー!」

ハーマイオニー「私よりも時間を戻すのが上手かったわね!」

ジニー「さすがはハリーです。時間を逆転させ、シリウスのみならずバッグビーグまで救うだなんて」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

ハグリッド「やったじゃねえかハリー!きっとアイツも喜んでる!!」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「いえ、結局は敵を逃しただけでした。まだまだですよ」フッ

ハリー「分霊箱はすべて破壊した!もう追い詰めたぞヴォルデモート!!」

ヴォルデモート「ハリーポッターよ。やはりお前は俺様自らが相手せねばなるまいな!」

ハリー「受けて立とう」

ヴォルデモート「お辞儀をするのだハリーポッター!それが決闘の作法だ!!」ペコリ

ハリー「いいだろう」ペコリ

ジニー「さすがはハリーです。たとえ憎き仇でも、決闘の作法は遵守しておられます」

ロン「だってハリーだぜ!?モチのロンさ!!」

ハーマイオニー「敵を前にしても、礼節は欠かさないだなんて・・・!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

スネイプ「やるではないかハリー」

ダンブルドア「グリフィンドールに50点!」

ハリー「決着を着けるぞヴォルデモート!!」フッ

ヴォルデモート「いくぞハリーポッター!アバダケダブラ!!」カッ!

ハリー「エクスペリアームス!!」パッチン!

ヴォルデモート「ぐぇええええっ!」バタッ

ハリー「ふむ、終わったな」フッ

ロン「すげえぜハリー!あのヴォルデモートを倒しちまった!」

ジニー「さすがはハリーです。ハリーが勝利すると確信しておりました」

ハーマイオニー「やはりハリー、あなたは天才よ!」

マルフォイ「なかなかできることじゃないフォイ」

スネイプ「両親もお喜びだろう、ハリー」

シリウス「やったなハリー!」

ルーピン「君ならばやってくれると思っていたよ!」

ダンブルドア「グリフィンドールに100点!!」

ハリー「みなさんの助けのおかげですよ」フッ

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