QB「君はまどかを救うために時間を遡り因果を束ねそれによって最強の魔法少女を、円環の理を作り出してしまった。と言っていたじゃないか。まどかを救う事が目的では無かったのかい?」

ほむら「訂正するわ。最初は目的があったはずよ。でもそれは時間を繰り返す内に執念へと変貌してしまったのよ。執念...いえ、それが生きる目的になってしまったのだと思うわ」

QB「そうかい。」

ほむら「そうね。あなたはこんな事どうでもいいと思えるのよね。少し羨ましいわ」

ほむら「私もまどかのことを何処かの時間軸で思えたら、あの子の人生は違ったものになったのかも知れないわね。」

QB「可能性としてはかなり低いけどね。あんな素質を持った少女を僕たちは見逃せないからね」

ほむら「最後まであなたはあなた達らしかったわね」

QB「人間の感情が変化しすぎているんだよ」

ほむら「それもそうね」

QB「そういえば、まどか達のところへは行かないのかい」

ほむら「ええ。私がこの世界が滅ぶことの原因よ。行くわけないじゃない。」

QB「そういえば、どうして君は世界を滅ぼしているのかい?」

ほむら「もうこの世界は滅んでいたからよ。」

ほむら「そんな世界に延命処置をし続けても、意味なんてないと思ったの」

QB「君個人の思いで世界を滅ぼすのか。まあ君らしいね」

ほむら「そう、かもしれないわね。」