穂乃果「あぁ....運動の秋って言っても....流石に疲れたなぁ....」ゴロン
穂乃果「....でもおしっこしたい....」
穂乃果「....寝転がっちゃったしいっか。高校生にもなってお漏らしするわけないし、明日も練習あるから体休めないと....」
穂乃果「....zzz」
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果「はぁ....zzz」ムズムズ
穂乃果「んぅ........zzz」チョロロ....
穂乃果「....」ピクッ
穂乃果「....ん....んん....」ムクリ
穂乃果「なんか....生暖かい....」
穂乃果「....お股....太もも....」
穂乃果「....」
穂乃果「....こ、これって....」
穂乃果「お漏らし....」
穂乃果「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ//////」
穂乃果「どどどっ、どうすればいいんだろぅ....とりあえずおパンツとか替えないと....で、でも動いたら....」アセアセ
コンコン
穂乃果「アヒャァイ!?」ビクッ
ガチャッ
雪穂「お姉ちゃん、今日台風で休校だって」
穂乃果「あっ、ゆゆゆっ、雪穂っ!こんにちは!」
雪穂「........はぁ?」
穂乃果「き、今日もいい天気だねぇ!」
雪穂「いや、だから台風で休校だって」
穂乃果「....え?大砲で急患?」
雪穂「....なんかおかしいなぁ....」ジトー
穂乃果「おおおおかしいだなんてっ、面白い事言うなぁ....あはは....」ビクビク
雪穂「何か隠してるなぁ?」チカヅキ
穂乃果「あっ....ダメッ!来ないで!」
プワ~ン
雪穂「....ぅ....臭い....」
穂乃果「雪穂、よく聞いてね?雪穂ならわかってく―
雪穂「お漏らししたの....?」
穂乃果「あぅ....///」カァァ
雪穂「....う....うわぁ....」
穂乃果「もう嫌ぁ....///」ポロポロ
雪穂「高校生にもなって....あ、まさか変なことしてたんじゃ」
穂乃果「....変なことって何さ....」ポロポロ
雪穂(そうだこの人純粋宣言したピュアガールズの1人だった)
雪穂「ううん、何でもないよ。えっと、お母さんには言わないでおいてあげるけど........ここ凄くおしっこ臭いよ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1451563226
穂乃果「........死にたい」
海未「....あのー?」ソォー
雪穂「えっ、海未さん!?」
穂乃果「」ピタッ
海未「えっと、休校なの知らずに登校しそうだなぁと思って伝えに来たのですが....そしたら穂乃果のお母様がまだ上にいると言ったので上がらせてもらいました」
雪穂「そ、そうですか....あ、私もう行きますね」
バタン
海未「....」
穂乃果「」ビクビク
海未「....穂乃果?震えてますよ」
穂乃果「う....みちゃ....これは....その....」
海未「穂乃果?」トントン
穂乃果「ひゃっ....近くで....く、臭くないの....?」
海未「臭くないです」
穂乃果「えっ....だって穂乃果お―
ペタッ
穂乃果「モゴォ!?」
海未「それ以上口を開かないでください」スッ
穂乃果「ぷはぁ....どういうこと?」
海未「口を開かないでくださいと言いました」
穂乃果「っ!....」コクン
海未「立てますか?」
穂乃果「....」コクン
海未「では行きましょう」
ギュッ
穂乃果「えっ....どこに....」
海未「いいから行きますよ」グイッ
‥‥
海未「あの....」
ほのママ「あら海未ちゃん。どうしたの?」
海未「外がすごい雨で、濡れたのは自業自得なんですが....穂乃果がシャワーを貸してくれると言ってたんですけどいいですか?」
ほのママ「あらら....風邪ひかないうちに行ってらっしゃい」
海未「ありがとうございます!」ペコッ
‥‥
穂乃果「お母さんと何話してたの?」
海未「ん....何でもないですよ。さ、行きましょ」
穂乃果「いや、だってここ....お風呂場....」
海未「....そのままじゃ辛いでしょう....」ポン
穂乃果「っ....」ドキッ
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
シャーー
穂乃果「....」
海未「....」
穂乃果「....どうしていつも恥ずかしがっちゃう海未ちゃんが一緒に入ってくれてるの?」
海未「雨に濡れたんですよ」
穂乃果「拭けば―
海未「濡れたんです」ニコッ
穂乃果「っ....そっか....」
海未「はい」
穂乃果「....あの....さ」モジモジ
海未「....?」
穂乃果「ありがと///」カァァ
海未「私は何もしていませんよ」
穂乃果「嘘つき」
海未「........幼なじみじゃないですか」ニコニコ
穂乃果「えへへ....海未ちゃん、湯船に浸かりなよ。穂乃果がシャワー使っちゃってて寒いでしょ?お父さんが毎朝入るから温かいよ。....あ、まだお父さん入ってないから安心してね!」
海未「....ではお言葉に甘えて」
....チャポン
穂乃果「温かい?」
海未「はい....気持ちいです」
穂乃果「....ごめんね?穂乃果がお漏―
海未「穂乃果!」
穂乃果「ひゃ....」ビクッ
海未「何も気にしてませんから、言わなくていいです」
穂乃果「....海未ちゃん....」
海未「女の子なんですから、恥ずかしいことは自分から掘り起こさなくていいんです。気にすることない....あなたはいつものように笑っていれば大丈夫です」
穂乃果「....うん....誰にも言わないでね?」
海未「言うわけないでしょう?私を誰だと思ってるんですか」
穂乃果「優しい海未ちゃん....」
海未「そうです。....もうこの話はおしまいです。朝ごはんのお話でもしましょう」
穂乃果「....うん♪」
海未「....あ」
穂乃果「どうしたの?」
海未(布団とかそのままにしてきてしまいました....)
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
ポフッ
穂乃果「ふぃ〜」
海未「ん、なんだかいい匂いがしました」
穂乃果「穂乃果が座った時?」
海未「はい。柔軟剤かなんかの匂いでしょうかね」
穂乃果「ふふ〜♪いい匂いがする穂乃果だぞ〜」ウリウリ
海未「うっ///」
海未(本当にいい匂いがするので困ります....///)
穂乃果「あ....海未ちゃん顔真っ赤だね。お熱でもあるの?」
海未「え?いえ、平気ですよ」
穂乃果「むぅ〜?」ジー
海未「っ....?」
穂乃果「やあっ!」
ペチッ
海未「ほぇ!?」
穂乃果「ほっぺたが可愛かったから....てへへ....」プニプニ
海未「そ、そんなこと言いながらぷにぷにしないでくださいよぅ....」
穂乃果「ふむ....海未ちゃんはかっこいいのに可愛いなぁ....」プニプニ
海未「もうっ、ほっぺたが伸びてしまいますよ!」
穂乃果「ほっぺたが伸びる???」
海未「そうです。伸びてしまいます」
穂乃果「....ほっぺたって伸びるんだ....知らなかった!ごめんなさいっ!」アセアセ
海未「え....!?」
穂乃果「どうしよう....穂乃果のせいで海未ちゃんのほっぺたがぷくぷくになっちゃうかも....」
海未(信じた!....女子高生にもなってここまで純粋な人はあまりいないと思います....レアですね....)
海未「穂乃果、伸びるなんて大袈裟でした。ほら、ぷに〜っとしても平気です」プニィ
穂乃果「わぁぁ!本当にっ?」パァァ
海未「ええ。心配してくれてありがとうございます」
穂乃果「なぁんだ....良かったぁ....」
海未「ふふ....穂乃果は今日予定とかありますか?」
穂乃果「ん、ないけど?」
海未「なら遊びましょうよ」
穂乃果「何して遊ぶのー?外は大雨だし」
海未「そうですね....あ、そういえばこの間スクールアイドルフェスティバルっていう雑誌に載るインタビューで、キラキラしたものを聞かれて透視能力を希に教わってるって言ってましたよね?習得できたのですか?」
穂乃果「あぁ....意外と難しくって....希ちゃんったら凄いんだよ?ブラジャーの色を当てたり、胃の中に珈琲が入ってるのを当てたりしたの!」
海未(.....それはおそらく『汗』と『匂い』でしょう)
海未「どうやるんですか?」
穂乃果「えっとね....こうして両手を透視したいものに向けて、目を瞑って5秒精神統一するの。....今日の海未ちゃんのおパンツの色は....」
海未「....」ゴクリ
穂乃果「黄色だね!」
海未「はぁ....違いますよ」
穂乃果「ぐぬぬ....透視なんてできないよぅ」
海未「どうして透視能力が欲しいんですか?」
穂乃果「あのね、シールがついてるパンの当たりが欲しくて....」
海未(ぐっ....可愛いすぎて蕩けそうです....///)
海未「....集めてるんですか?」
穂乃果「うん」
海未「でも、こればかりは頑張って当てるしかないですね」
穂乃果「うぅ....絶対透視できるようになってみせるんだから!」フンス!
海未「頑張ってください」クスクス
穂乃果「うんっ!ファイトだねっ!」
海未「ふふ、本当に可愛いですね....」
穂乃果「え....」
海未「ああっ!なななっ、何でもないです!///」カァァ
穂乃果「....う、うん....///」カァァ
海未(ぐぅ....つい本音が出てしまいました....)
穂乃果「う、海未ちゃん、穂乃果のこと可愛いって思ってくれてるの?///」
海未「....そ、そうですけど....ごめんなさい、いきなり破廉恥でした///」
穂乃果「ふへへ....嬉しいなぁ///」テレテレ
海未(っ....撫でたい....)
穂乃果「海未ちゃんもね、凄くかっこよくてね、可愛いんだよっ!」
海未「そそそ、そんなことないです!///」
穂乃果「ううん、長くて黒い髪の毛とかすごく羨ましいもん!穂乃果生まれつき茶色だから....他にもね、穂乃果が困ってたら優しくしてくれるし、いつも―
海未「ま、待ってください!」
穂乃果「ほぇ?」
海未「そんなに褒められるのはちょっと....慣れてないというか....///」モジモジ
穂乃果「わぁ....いつもと逆だね!」
海未「逆....?」
穂乃果「うん!いっつも海未ちゃんが優しくしてくれたり、褒めてくれたりだから....なんだか嬉しいなぁ」
海未「そう....ですか....なら、次宿題を忘れた時は叱りましょうか」
穂乃果「ヴァ!嫌!」
海未「ふふ、冗談ですよ。わからないところがあったら聞いてくださいね」
穂乃果「あ....また逆になっちゃった」プクー
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
穂乃果「第2回ガールズパーティを始めたいと思います!」
海未「は、はい!」パチパチ
穂乃果「お菓子がたくさん!やったね!」
海未「そうですね。普段食べないのでたまにはこういうのもいいかもです」
穂乃果「チョコとか食べないの?」
海未「チョコは....たまに小粒のを読書中に食べたりしますね」
穂乃果「あれ?普段は何食べてるの?」
海未「それは穂むらのおまんじゅうに決まってますよ」
穂乃果「お、おお....なんかありがとう....」
海未「絶品なので。....あとはおせんべいを食べますね。穂乃果はいつもこういうのを食べるんですか?」
穂乃果「うん、グミとかチョコとか大好きだよ。ポテチとかも食べないの?」
海未「それもたまにですね。....穂乃果、虫歯にならないでくださいね?」
穂乃果「大丈夫だよ。ご飯とかおやつ食べたらちゃんと歯磨きしてるもん」ニー
海未「お、偉いです!ですが、さっき夕ご飯を食べたばかりなのにこんなにたくさん食べれるんですか?」
穂乃果「テレビでやってたよ?甘いものは別腹だって」
海未「そういうものなんですかね....」
穂乃果「海未ちゃんはおせんべいとかばかり食べてるからお腹いっぱいになっちゃうんだよ!今日はパーティなんだからたくさんおしゃべりもするし、きっと大丈夫」フンス!
海未「そ、そうですね!パーティです!」
穂乃果「2人だけのね....」
海未「はい....」
シーン....
穂乃果「....あー....たけのこの里美味しいなぁ....」モグモグ
海未「....ええ....穂むらまんじゅうも美味しいです....」モグモグ
穂乃果「あ!海未ちゃんおまんじゅう食べてる!」
海未「え、ダメですか?」
穂乃果「だーかーらー!そういうのばかり食べるからすぐお腹いっぱいになっちゃうんだよ!」
海未「あっ....そうでした....」アセアセ
穂乃果「ふふ....まぁ、食べてるだけなのもつまらないし、何か話題ないかなぁ....」
海未「うーむ....先日のテストの―
穂乃果「嫌」
海未「明明後日の休み明けの練習で、坂ダッシュの大会を―
穂乃果「嫌」イラッ
海未「園田家に代々伝わる怖い話が―
穂乃果「ねぇ....」
海未「....はい....自分でもわかってます」
穂乃果「ならなんで途中でやめないの!?絶対に盛り上がらないでしょ!?」
海未「な、なら穂乃果は何か話題あるんですか?」
穂乃果「うん!....定番のものこそ話したことのないものがある!だから普段おうちでしてることをさらけ出しちゃお〜♪」
海未「ふむふむ....確かに気になりますね。言い出しっぺの穂乃果からどうぞ」
穂乃果「はーい....って言っても何話せばいいのかな?」アセッ
海未「それでは休日の過ごし方を教えてください」
穂乃果「休日かぁ....朝起きて、身支度して、朝ごはん食べて、歯磨きして、テレビ見て、スマホで誰かと会話したりして、お昼食べて、歯磨―
海未「ちょちょっちょっと待ってください!?何故そこまで細かく!?....夕方とかにすることを適当に教えてくださいよ」
穂乃果「夕方〜?お店のお手伝いしたり漫画読んだり。あとは、スクールアイドルの動画見たり....かな?」
海未「....お手伝いは偉いですが、他はだらだらしすぎではありませんか?勉強....いや、せめて宿題を....」
穂乃果「寝る前にちょびっと....」
海未「むっ!」
穂乃果「ひぃっ....」
海未「....はぁ....後で一緒にやりますか」
穂乃果「はいぃ........う、海未ちゃんは休日どうしてるの?」
海未「読書です」
穂乃果「....それだけ?」
海未「あ、お散歩もしますよ」
穂乃果「....本当にそれだけ?ご飯食べたりするの加えても時間余ると思うんだけど....」
海未「う....それは....いろいろするんですよ」
穂乃果「お、なに〜?」
海未「....おな....ええっ!?ななっ、あっ、あなたどこでそんな言葉を!?///」カァァ
穂乃果「ふぇ???」ポカーン
海未「な....ま、まぁ....女の子2人ですしたまにはこういう話も....いいんですかね?///」
穂乃果(あれ?休日の過ごし方を話すって言ったときはノリノリだったと思うんだけど....うん??)
海未「....あなたの言う通り、お休みの日は.....その....自分の部屋ですることもありますが、勘違いしないでくださいね?私は一日中そんなことをする破廉恥娘ではありません。あくまでも、一週間で溜まった性欲を最低限の行為で満たしているだけで、いやらしい気持ちは....多少は....ありますけど....勉強や部―
穂乃果「ね、ねぇ....なんのお話してるの....?穂乃果さっぱりなんだけど。破廉恥とか....いやらしいとか....えっちなお話なの?海未ちゃんはそういう人じゃないよね?」
海未「え?あ、あれ....?」
海未(穂乃果が女子高生として恥じるべき言葉を急に使って....でも、反応がおかしい....確かにこの子は純粋ですが....先程の言葉は....)
穂乃果(穂乃果何か変なこと言っちゃってたのかなぁ....でも海未ちゃんがえっちなお話始めるわけないし....)
海未「ほ、穂乃果、私がいろいろするんですよって言った後なんて言いましたか?」
穂乃果「お、なに〜?って。気になったから聞いたんだけど....」
海未「」プルプル
穂乃果「ねぇ、具合悪いの?大丈夫?」
海未「....お手....洗い....を....借り....ますね」スッ
ガチャッ
穂乃果「うん、もしかして吐く―
バタン!
穂乃果「....?」
海未「....ぁぁ....ぁぁぁ///」カァァ
海未(なんて聞き間違いをしてるんですかぁっ!!大体あの子があんな言葉知ってるわけが....ていうか、プライベートな時間のことを聞かれて敏感になってて、普段聞き間違えないような言葉に反応してしまったなんて....いつも破廉恥破廉恥言ってる私こそ破廉恥じゃないですか!あぁ....死にたい死にたい死にたい死にたい死にたいですぅぅぅぅ///)ゴンゴンゴンゴン!!
穂乃果「っ!?な、何の音だろ....」
雪穂「....お姉ちゃんうるさ....い....?」ピタッ
海未(相手はその気は無いのに自分だけ恥ずかしい....これが一番辛いですぅぅぅぅ///)ゴンゴンゴンゴン!!
雪穂「ちょっと海未さん!?頭から血が出ちゃいますよ!?」
ワーワー....ギャーギャー
穂乃果「....本当に....何の騒ぎだろ....」モグモグ
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
海未「ふぅ....いい湯でした....」
ガチャッ
海未「穂―
ドンッ!
穂乃果「痛゛....!」
海未「はっ!!穂乃果っ!?」
穂乃果「っぐ....」グゥゥ
海未「頭を抑えて....まさか扉が頭にぶつかったんですか!?大丈夫ですか!?」アタフタ
穂乃果「う....ううん....大丈夫....」プルプル
海未「大丈夫じゃないでしょう!?あぁ....えっと....」ナデナデ
穂乃果「痛っ....」
海未「わっ、ごめんなさい!....たんこぶができてしまっているのですか....?傷は........ないですね。....痛いですよね....本当にごめんなさいっ!」
穂乃果「大丈夫だって....」
海未「放っておけませんよ!とりあえず手当しなければ....待っててくださいね!」
ガチャッ
穂乃果「えっ」
バタン!
穂乃果「....扉の前に四つん這いになって棚の整理してた穂乃果も悪いんだけどなぁ....海未ちゃん....優しいや」キュン
‥‥
海未「あ、あの、お母様」
ほのママ「ん、海未ちゃん。どうしたの?」
海未「氷嚢とかって....ありますか?」
ほのママ「あるけど....何かあったの?」
海未「っ....私が悪いんです!扉の前に穂乃果がいたのを知らずに、開けてしまって....穂乃果の頭にたんこぶができてしまいました....怪我を負わせてしまいました!....本当に....申し訳ありませんっ!」ペコッ
ほのママ「えっ!?た、ただのたんこぶでしょう?なのにそんな....」オロオロ
海未「触った時痛がったんです....私がその痛みの原因を作ってしまった以上、謝らずにいられません!」
ほのママ「ほ....ほぅ....と、とにかく頭を上げて?氷嚢ならそこの引き出しに入ってるから....」
海未「使わせてもらいます!」ダッ
ほのママ「....」
海未「失礼しました」ペコッ
バタン
ほのママ「....いい子ねぇ....」
ほのパパ「....」ウム
ほのママ「ただのたんこぶなのに、穂乃果の親である私にあんなに謝ったの....流石園田さんの娘ね....」
ほのパパ「....」ソウダナ
ほのママ「今日の朝もね、穂乃果がお漏らししたのを庇って、嘘までついてシャワーを使わせてくださいって頼みに来たの。穂乃果の事も流石に叱れないわよね....だから知らないふり。....まぁ、2人がお風呂場にいる時に、穂乃果の布団を見て初めて気づいたんだけどね。....海未ちゃんがいなかったら穂乃果はどうなるのかね....」
ほのパパ「....」ムスメニシタイナ
ほのママ「ん....なに馬鹿なこと言ってんの」
ほのパパ「....///」テヘッ
ガチャッ....
海未「....氷を....忘れてました///」カァァ
ほのママ「あ、台所行って入れてらっしゃい」
海未「はい、すみません....///」
‥‥
ピトッ
海未「痛くないですか?」
穂乃果「うん....冷たくて気持ちいいよ....」
海未「....本当にごめんなさい....頭なんて打ちどころが悪かったら....」ウルウル
穂乃果「....泣いちゃ嫌だよ」
海未「う....」
穂乃果「海未ちゃんは悪くない....扉の前にいた穂乃果が悪い。穂乃果はそう思ってるよ。....もし本当は海未ちゃんが悪かったとしても、こんなに一生懸命手当てしてくれてるし、謝ってくれてるもん」
海未「....穂乃果....」
穂乃果「いつも....優しくしてくれてありがとう。海未ちゃん」ニカッ
海未「ぅっ....!」ウルッ
海未(私からしたら....あなたの方が何倍も優しい。仲間思いで....困っていたら手を差し伸べてくれる........)
海未(前に私のお母様も言ってた....いいお友達を持った、と。まるで昔の穂乃果のお母様みたいだとも言ってました....いい親からはいい子が育つ....ってやつでしょうか....)
穂乃果「....ん?海未ちゃん前髪上げて?」
海未「え....こうですか?」スッ
穂乃果「わぁ、やっぱり....なんか腫れてない?どうしたの?」
海未「あぁ、これは....なんともないですよ」アセアセ
穂乃果「....そっか....痛くなったら言ってね?」
海未「はい」
穂乃果「....ふぁ....くしゅっ」ムズッ
海未「穂乃果はお風呂に入ってから時間が経ってますからね....お布団に入ってしまいましょう」
穂乃果「うん、そうだね....」
モゾモゾ
海未「あれ?そこは私が....敷布団も替えたんですから、穂乃果はベッドで寝れますよ?」
穂乃果「んー....海未ちゃんも来てよ」
海未「は、はい....?」
モゾモゾ
海未「まさかこのまま同じお布団で寝るのですか?」
穂乃果「うんっ!穂乃果は海未ちゃんと一緒に寝たいなぁ♪」ニコニコ
海未「ぁ....///」キュン
穂乃果「ほら、こうして2人なら暖かいでしょ?」
海未「はい....///」
穂乃果「ふふ....」クスクス
海未「ん....」
穂乃果「....」ジー
海未「....」
穂乃果「....」ジー
海未「....あ、あの....そんなにジロジロ見―
穂乃果「大好き」
海未「....え....え....?」
穂乃果「穂乃果、海未ちゃんのこと好きになっちゃった」
海未「い、いきなり!?....それは簡単な問題じゃないんですよ?」
穂乃果「うん、大好き」
海未「あ....あなたはまだ恋愛についてわかってないところがある....気持ちは嬉しいですが....///」
穂乃果「....」グィッ
チュッ
海未「ホェア!?///」カァァ
穂乃果「ほっぺにちゅうできるもん///」
海未「ほほほほっぺにちゅう!?えっと....えぇ....頭が....///」グルグル
穂乃果「ねぇ....穂乃果....海未ちゃんの事が好きなの....本当に大好きなの....この気持ちはダメなの?....海未ちゃんは....他に好きな人がいるの?」ギュ
海未「えぁ....えっと....///」
海未(急展開すぎて....穂乃果もこんなに積極的で....本気で....)ゴクリ
穂乃果「答えて....?」
海未「....私は....」
穂乃果「うん....」
海未「あなたのことが前から....」
穂乃果「....?」
海未「....はぁ....止めです」
穂乃果「えっ....?」
ギュッ
穂乃果「ちょ....え....///」カァァ
海未「私はどうやら不器用みたいです....///」ギュゥ
穂乃果「....じゃあ....///」
海未「はい....付き合って....くれませんか?///」
穂乃果「っ....うん....よろしくおねがいします///」モギュ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「ふぅ....もう季節は冬ですか....」
穂乃果「海未ちゃんは....いつもこんな時間にお散歩してるの?」
海未「ええ、夕ご飯を食べた後、少し散歩してます」
穂乃果「ふぅん....」
海未「....」
穂乃果「ちょっと心配かなぁ....」
海未「そうですか....それでは今度からは朝にしますね」
穂乃果「....ありがとう」ピトッ
海未「甘えん坊さんですか?」
穂乃果「好きだからくっつくの」
海未「なら....」
穂乃果「....?」
海未「そこを曲がってみてください」
穂乃果「う、うん....」
ジャリッ
穂乃果「っ....わぁ!!!」
海未「好きだからこの景色を見せたかった」
穂乃果「もう....真似?」クスクス
海未「....そうかもしれません」
穂乃果「でも....本当に綺麗だぁ....」キラキラ
海未「ここからだと街が一望できるんです」
穂乃果「うん....すごい....」
海未「この私の秘密のスポットを....2人きりで見に来ました」
穂乃果「うん....?」
海未「このキラキラした景色に、あなたが似合うと思ったのです....」
穂乃果「....いいよ、海未ちゃん」ンッ
海未「....目を瞑った....穂乃果?」
穂乃果「不器用さん、唇が寂しいなぁ」
海未「....不器用....」
穂乃果「お誘いの言葉なんて一言でいいんだよ。ほら、言ってみて?」
海未「う........キス....しましょう....///」カァァ
穂乃果「うん....唇が寂しいって言ったよ」ンッ
海未「....///」クイッ
チュゥゥ
穂乃果「ん....///」チュ
海未「はぁ....ん....///」ンチュ
穂乃果「....はふ....んっ....///」
海未「....ぷはぁ........穂乃果ぁ///」ギュゥゥ
穂乃果「へへ....唇、初めてだったね///」
海未「はい....すごく柔らかかったです....」
穂乃果「そういう感想はダメ。....恥ずかしいから///」
海未「っ....!///」
穂乃果「ふぅ....ねぇ....海未ちゃん....」
海未「はい」
穂乃果「おうちに帰る途中、温かいものでも食べようよ」
海未「いいですね。寒いですから....」
穂乃果「うん....海未ちゃんがいれば暖かいけどね」
海未「くっついてれば寒さなんかへっちゃらです....」
穂乃果「....これからも....ずぅ〜っと一緒だからね」ニカッ
海未「別れる時は歳をとって死んでしまった時ですよ」
穂乃果「ふふっ、そうだね」クスクス
海未「そして、今日の初めてのキスも絶対に忘れません」
穂乃果「海未ちゃんとの思い出はどんなことでも忘れないもん」
海未「....はい」
穂乃果「大好きだよ♪」ピトッ
海未「私もです♪」ピトッ
おしまい。
寝ぼけて書いたので変なのになってしまいましたがすみません。
最後まで読んでくれた方感謝です( ´∀`)
μ's紅白良かったですね。
※ニカッは、ニカッと笑ったということでニカッです。わかりにくくてすみません。
このSSまとめへのコメント
良かったよ
ありがとう