ちひろ「デスノート拾った」 (29)


ちひろ「……最近事務所の会話がマンネリ気味です」カタカタ

ちひろ「はぁ…コミュニケーションが不足すると急に仕事がつまらなくなるんですよね…」

ちひろ「…何かネタを作って明日披露しますか」



・・・・・・ちひろ宅・・・・・・

ちひろ「…できました!デスノートそっくりのノートを作っちゃいましたよ!」

ちひろ「明日みんなに見せたら面白い反応してくれるかなあ…」


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・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

P『うわー!すごい!本物のデスノートそっくりじゃないですか!』

ちひろ『本物ってなんですか!デスノートは架空のものですよ!』

未央『でもこの出来はこれは本物かも知れないよー!しまむーの名前書いちゃえ!』

卯月『み、未央ちゃん…』

凛『こら未央、ほんとに卯月が死んだらどうするの』

アハハ、ウフフ

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・





ちひろ「…ふふふ」ワクワク


・・・・・・翌日・・・・・・

ちひろ「フンフンフーン♪」ソワソワ

P「おはようございまーす!」ガチャ

卯月「おはようございます!」
凛「おはようございます」
未央「おっはよー!」

バタン

ちひろ「おはようございます!あら、今日はNGのみなさんも一緒に出勤なんですね」

未央「いやあ、偶然一緒になっちゃって!こんなこともあるもんだねー!」

凛「まあ、NGでの仕事が入ってただけだから、そこまですごい偶然ではないけどね」


ちひろ「それでもいい偶然でしたね。楽しそうです、うふふ」

卯月「ちひろさん、今日はは朝からごきげんですね!何かいいことがあったんですか?」

ちひろ「ええ!それがですね、聞きたいですか?」

P「ええ、何があったんですか?」


ちひろ「デスノート拾いまして」パサッ

P「ひ、ひいいいいいい!?」ガタガタズシャッ

ちひろ「!?」


P「ああ…あああああ…」ガタガタ

未央「なんで!?デスノートナンデ!?」

卯月「おち、落ち着いて未央ちゃん、落ち着いて」

凛「ちひ、ちひろ…さんは、そ、それどうするつもり…?こ、交番に届けようよ!」フルフル


ちひろ(あ、あれ…期待してた反応とぜんぜん違うんですけど…!?)


未央「あ、あの…ちひろさ……ちひろお姉さん」

ちひろ「なんですか?その謎の気の使い方は」

未央「その…ノートどう使うつもり…ですか…?」

ちひろ(ものすごく怯えられてるんですけど……)

ちひろ「あのね?これは冗談で作った奴だからね?本物じゃないからね?」

未央「そ、そうやって油断させて殺すつもりなんだ…!」ガタガタ

ちひろ「私そんな邪悪なイメージあるんですか!?」

未央「ご、ごめんなさい!」


未央「や、ヤバイよ!ちひろさん怒ってる!」ヒソヒソ

卯月「な、なだめないと…」ヒソヒソ

凛「でも、下手なことを言うと…」ヒソヒソ

P「よし、ここは俺に任せろ!ウィットに富んだ素敵なジョークでちひろさんを和ませてくる!」バンッ

未央「おお!さすがプロデューサー!」



ちひろ「…」


P「ちひろさん、顔が怖いですよ?」

ちひろ「…」

P「ハッハッハ、そんなカリカリして、ノートにまで僕の名前をカリカリしないでくださいよ?」

ちひろ「P、心臓麻痺っと」カリカリ

P「ウワーーーーッ!!」



未央卯月凛「プロデューサーーー!?」


P「うわー死にたくない!! 逝きたくないー!!」

ちひろ「いやいや、だから偽物って言ってるでしょうが!!」

P「罠だ……それは罠だ!ちひろが僕を絶望に陥れるための罠だ!」

ちひろ「どうして誰も信じてくれないんですか!」

P「普段の行動…?」

ちひろ「皆私をなんだと思ってるんですか!」

P「コスプレして胸を揺らす痴女?」

ちひろ「それ今は関係ないでしょう!」

P「えっ!?痴女じゃないんですか!?」

ちひろ「そこじゃなくてえ…!そこじゃなくてぇ…っ!」

P「ところでこのデスノート良く作ってありますね、苦労したでしょ」

ちひろ「やっぱり偽物って気づいてるじゃないですかーーー!!」


ちひろ「ぜぇぜぇ…」

P「ははは、流石に偽物って分かりますよ」

凛「まあ、現実的じゃないしね」

卯月「騙してごめんなさい…」

ちひろ「ホントに騙されましたよ…良く即席であんな演技できましたね?」

未央「ああ、それはね! プロデューサーが朝会った時…」

P『ちひろさんがなんか企んでるっぽいから、全力で乗っかって逆に驚かせようぜ!』

未央「って私達に言ってきたから…」

ちひろ「Pさんの仕業でしたか…」

P「何か企んでるの丸わかりだったので…つい…」

ちひろ「まあ…当初の盛り上がるって目的は達成したのでいいですけど…」


P「さてさて、それじゃ仕事始めるか!」

凛「うん、じゃあこれから私達レッスンだから」

未央「行ってきまーす!」

卯月「頑張ります!」

ちひろ「はい、気をつけて行ってらっしゃい!」


P「…」カタカタ

ちひろ「…」カタカタ

P「あ、ちひろさんにはそのデスノートもう要らないですよね?」

ちひろ「へ?まあ…ってか何か引っかかる言い方ですね」


P「だって、ちひろさんはそんなものに頼らなくても、ちひろさんなら人殺せますし!」

ちひろ「…はいい!?」

おしまい


思いついたは良いけど、続きとオチが思い浮かばず、
死蔵してたSSを無理やりオチつけてネタ供養…

短文&駄文失礼しました。

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