ちひろ「…………」
P「…………」
ちひろ「…………」
P「…………お、おねえ、ちゃん…………?」
ちひろ「…………に、似合いませんね」
P「そ、そうですね! あ、あはははは」
ちひろ「あははははは!」
P・ちひろ「「…………はあ」」
―――
P(別にちひろさんが家族になったからって、俺の生活が大きく変わるわけじゃない)
P(スタドリは今まで通り有料だしな)
P(ほんの少しだけ変わったことがあるとすれば)
ちひろ「早く起きないと遅刻しちゃいますよ、プロデューサーさん」
P「ふぁぃ、おはようございます……」
ちひろ「ほら、顔を洗ってきて。ご飯はもう出来てますから、食べたら出発しましょ?」
P(朝の弱い俺を起こす役が母親からちひろさんに変わったことくらいだろう)
―――
光「プロデューサー、おはよーっ!」
P「おはよう光」
ちひろ「おはよう光ちゃん。今日も元気いっぱいね」
光「おう、ちひろもおはよう! ニチアサに元気なくして何がヒーローかっ、だからな!」
P「あはははは、光はお子様だなぁ」
光「誰が子供かっ。アタシはヒーローだ!」
P「そう、お前はヒーローだ!」
光「おう!」
P「……しかし、仕事はまだない」
光「…………」
P「ごめんな、俺のがんばりが足りないばっかりに……」
光「それは言わない約束だぜ、とっつぁん……」
P「しかーしっ!」
光「お、おう!?」
P「努力し続ければ、きっといつか道が開けるだろうっ! ってわけで今日はレッスンだ光!」
光「うん、がんばるっ! いつか本当にヒーローになるために……っ!」
P「というわけで、そろそろトレーナーさんが来る頃だから行ってきなさい」
光「了解したっ!」たたたっ
P「……光はいい子だなぁ」
ちひろ「うちの事務所唯一の良心ですからね」
P「あ、自分が鬼畜悪鬼だってことは自覚しているんですね」
ちひろ「こーら。おねーさん怒っちゃいますよ?」
P「……冗談でございます」
P(……ちひろさんとの距離がほんの少しだけ近づいたような気がするのも、もしかしたら変化かもしれない)
―――
P「……ふぅ」
愛梨「お疲れですか、プロデューサーさん?」
P「ん? まあ、ちょっとな。最近は詰めて働いてたから」
愛梨「脱ぎましょうか?」
P「なんでそうなる!?」
愛梨「そうすれば男の人は元気になるって……」
P「誰がそんなことを!?」
愛梨「ちひろさんが言ってました!」
P「あの人に優しさはないのかっ!?」
愛梨「ちひろさん優しいですよ! お茶を出すタイミングとかも完璧ですしっ。欲しいなぁって思うとさっって出てくるんです。すごいなって思いますよ」
P「それは優しさじゃなくて気配りじゃなかろーか」
愛梨「優しくなければできませんよ!」
P「そんなもんかねぇ。俺にはあの人が閻魔大王に見えて仕方ないよ」
愛梨「そんなこと言ったらめっですよ! ちひろさん、プロデューサーさんのこと大好きなんですから」
P「えー、ないない。あの人にとって俺は財布だって」
愛梨「えー、ないない」
P「えー」
愛梨「ちひろさん、最近すごく楽しそうです。プロデューサーさん、ちひろさんと何かあったんですか?」
P「……ちひろさんの様子は置いといて、なんでそうなると俺との関係が問いただされるんだ……?」
愛梨「えー、ないない」
P「もしかして気に入ったのかそれ!?」
愛梨「だってちひろさんはっ! ……あれ、何だっけ、飛んじゃった」
P「思い出して! 気になるからっ。気になるからっ!」
愛梨「うーん、うーん」
P「がんばれ愛梨っ!」
愛梨「……うーん。考え事してたら暑くなってきたんで、脱ぎますね?」
P「もういい愛梨、無理して考える必要はないんだ!」
P(……確かに最近のちひろさんは余裕がある。でも、それは家庭が安定したからじゃなかろうか)
P(再婚する前のちひろさんの家庭は……少し荒れていたらしい)
―――
ちひろ「今日の晩御飯、何かリクエストはありますか?」
P「あれ、ちひろさんが作るんですか?」
ちひろ「義母さんとお父さん、今日から新婚旅行ですよ」
P「あー……そういえば」
ちひろ「そんなわけで私が作るわけです」
P「別に俺が作っても」
ちひろ「おねーちゃんにお任せ、ですよ?」
P「は、はい」
ちひろ「♪」
P「この甘やかしっぷり……っ。地獄を擬人化したと言われたちひろさんはどこへ行ったんだ……!」
ちひろ「……次は分速2万を目指させましょうか」ぼそっ
P「やめてくださいしんでしまいます」
―――
P「ごちそうさまでした」
ちひろ「おそまつさまでした」
P「ちひろさん、料理上手なんですね」
ちひろ「家事ができない女と思ってました?」
P「……」
ちひろ「スタドリ値上げしますよ?」
P「ごめんなさいほんの出来心だったんですっ!」
ちひろ「謝るくらいならやらなければいいんですよ。……ふふふ」
P「罪滅ぼしに皿洗いはやらせていただきます……」
ちひろ「はい、お願いしますね」
P「承りました。まあ、二人分の食器ですからすぐに片付くんですけどね」
ちひろ「じゃあぱぱっと片付けて、一緒にお風呂でも入りますか?」
P「ぶっ」
ちひろ「冗談ですよ?」
P「心臓に悪いわっ!」
ちひろ「ふふふ」
P「悪魔だ、やっぱりこの人は悪魔だ……」
ちひろ「スタドリ値上げしました」
P「やめてぇーっ! 俺がっ、俺が悪かったですごめんなさい……っ!」
ちひろ「ふふふ。ねえ、プロデューサーさん」
P「な、なんですか?」
ちひろ「一人じゃないご飯っていうのは嬉しいものなんですね」
P「……そうですね」
P(……その一言には彼女の半生が込められているような気がした)
―――
P「で、ですね」
ちひろ「なんでしょう?」
P「結局一緒にお風呂に入っているわけですが」
ちひろ「狭いんでもう少し詰めてもらえませんか?」
P「この状況で言うことがそれかっ!」
ちひろ「だって狭いんですもん」
P「大の大人が二人で入るサイズじゃーないですからね!?」
ちひろ「そうですね」
P「わかってるなら!」
ちひろ「どきどきしますね」
P「わかってるならぁっ!」
ちひろ「ふふふ。Pくんはおねーちゃんにどきどきしちゃうのかなぁ?」
P「ああもうこの人はっ!?」
ちひろ「わかってるんですか、私たち姉弟なんですよ……?」
P「わかってます、わかってますよ! 手を出したら倫理的に完全アウトだってことくらい!」
ちひろ「でも、姉のおっぱい揉むのは合法ですよ? 妹おっぱいは犯罪ですけど」
P「」
ちひろ「さわります?」
P「っく、悪魔め、誘惑には、そんな誘惑には乗らないぞ……!」
ちひろ「残念です。のぼせない内に上がりましょうか」
P「ふぁい」
ちひろ「……プロデューサーさん」
P「なんですか?」
ちひろ「やっぱりおっぱい揉みますか?」
P「揉みませんっ!」
ちひろ「ふふふ。そう言うと思いました」
P(前からそうだった気はするけど、完全にちひろさんのおもちゃになった気がする)
―――
ちひろ「寝ちゃいましたか?」
P「いえ、まだ起きてますよ」
ちひろ「そうですか。……添い寝してもいいですか?」
P「ふぁっ!?」
ちひろ「だめですか?」
P「あ、いや、その…………襲いますよ?」
ちひろ「それじゃあ、隣失礼しますね」
P「ちょっ!?」
ちひろ「あったかいですね」
P「そりゃ、今の今まで俺が布団で寝てましたし」
ちひろ「お布団じゃなくてあなたがあったかいんですよ」
P「いや、その……人間はあたたかいものですよ」
ちひろ「そういうセリフが自然と出てくるから、あなたはあったかいんですよ」
P「あんまりからかわないでください」
ちひろ「それはできない相談ですね。おねーちゃんなので」
P「なんで!?」
ちひろ「おねーちゃんは弟をからかうものです」
P「こうなる前だっていつも俺で遊んでたじゃないですか!」
ちひろ「そうですね。懐かしいです」
P「つい数週間前の話でしょう!?」
ちひろ「ふふっ」
P「ああもう寝ます! おやすみなさい!」
ちひろ「あ……」
P「なんです?」
ちひろ「襲わないんですか?」
P「おやすみなさい!!」
ちひろ「…………むぅ」
―――
P(ちひろさんが家族になった。それで俺の生活が大きく変わるわけではない)
P(相変わらずスタドリは有料だしイベントは地獄だ)
P(だけど……)
ちひろ「おはようPくん。起きないと遅刻しちゃうよ?」
P「ふぁい……。あれ、いま、なんだかいつもと違ったような気が……?」
ちひろ「今日はあんまり時間がないんで急いでくださいね、プロデューサーさん」
P「は、はいっ! ……あれ、なんでもうこんな時間に……?」
ちひろ「ごめんなさい。プロデューサーさんの寝顔を見ていたら時間が過ぎちゃいまして……」
P「ふぁっ!?」
ちひろ「ほら、早くしないと遅刻ですよ」
P「あ、はい。顔洗ってきます!」
ちひろ「ふふふ、行ってらっしゃい」
P(ほんの少しだけ毎日が楽しくなった、気がする)
―――
P(だが、この時の俺には知るよしもなかった)
P(ちひろさんおねーちゃんエディション)
P(これが次のイベントの上位報酬の試運転だったなんて……)
P(噂ではトップを取ると年齢制限コンテンツも開放される……とか)
P(どうやら財布に羽の生える日も近そうだ)
おわり
課金をしよう(提案)
昼頃にドッキリスレでウサミンとか書いてたんだけど。
いったん離れて戻ってきて光とかとときんとか書き溜めてたらスレが1000いっちまって不完全燃焼になったからむしゃくしゃしてやった。
ちひろさんの(商売に対する)老獪さはすばらしい姉キャラの素質を秘めていると思います。
おやすみ!!!!
P「…」
早苗「……コホン」
早苗「…Pくん、私をお姉さんって呼んでもいいんだぞ~?」
P「早苗さん」
早苗「お姉さん」
P「早苗さん」
早苗「お姉さん」
P「早苗さん」
早苗「早苗さん」
P「おね……早苗さん」
早苗「……」イラッ
早苗「そんなに呼びたくないかぁ~?弟君はぁ!?」グイグイ
P「ギブ!姉さんギブですって!」メリメリ
P「…抵抗とかないんですか?」
早苗「まぁそうだね、弟が出来るにしても、正直遅かったかな?」
早苗「でもさ、やっぱり一人っ子は寂しいじゃない?」
早苗「……だからさ、兄弟が出来たのは凄く嬉しいなーって」
P「…」ハァ
早苗「あ~!お姉さん傷付いた!公務執行妨害でタイホだよ」ギュッ
P「馬鹿なこと言ってないで帰りますよ……姉さん」
早苗「…へ?」
早苗「……」
P(うわ、急に黙らないで下さいよ)
早苗「…弟君」
P「どうしたんですか?早苗さん」
早苗「……もう一回だけでいいから、お姉さんに聞かせて?」ドキドキ
P「強引ですよ…その振り方」
早苗「いいから」
P「……」
P「お……」チラ
早苗「……」ジィー
P「………お……お…」
「…お姉さん」
「なぁに?弟君」ニッコリ
ありす「お兄さん」
P「……」ピク
ありす「…兄さん」
P「……」ピクピク
ありす「……お兄様、なーんて」
P「……」ニヤニヤ
ありす「……」
ありす「……お…お兄ちゃん……」ボソッ
P「どうした、ありす?」
ありす「!?」ビクッ
ありす「……い、いえ!何でもないですよ、兄さん!」
P「…」
楓「兄さん?」
楓「兄さん…」
P「…楓さん?」
楓「…お兄ちゃん」
P「ふおおおおおおおおおおっ」
奈々「お兄ちゃん♪」
P「どうしたんですか安部さん?」
奈々「…お兄さん?それともお兄様のほうが?」
P「…いや、安部さん僕より年上じゃないですか」
奈々「おいちょっとカメラ止めろ」
ガチャ
莉嘉「おにーちゃんっ☆」ギュッ
P「おほっ! な、なんだ莉嘉か」DOKIDOKI
莉嘉「莉嘉ね、おこづかいがほしいなぁ……」フー
P「お、おう……い、いくらほしいのかな?」
莉嘉「えっとねー……」
美嘉「こらっ! 兄さんにお金せびっちゃダメでしょ!」ペシ
莉嘉「あいたっ! じょ、ジョーダンだよー。ホントにもらうわけないじゃん☆」
美嘉「冗談でもそういうのはいけません。兄さんも簡単に誘惑されないでよ」
P「ご、ごめん」
美嘉「ほら莉嘉、お仕事の邪魔だからもう行くよ」ガシ
莉嘉「ああんっ! 助けてお兄ちゃーん!(´;ω;`)」ズルズル
P「……仕事再開するか」
美嘉「あ、そうそう。言い忘れてたんだけどさ」
P「うおっ!? な、なんだ?」
美嘉「……お、お仕事頑張ってね、お兄ちゃん★」
P「」TOKIMTKI
美嘉「じゃ、じゃあまた後でねっ!」バタン
P「ふおおおおおおおおおっ」
自分が書き込むとスレが止まる現象
いや夜中だからなのかもしれないけど
そうだそうだ誰か続きはよ
輝子「ヒャッハー朝だぜぇ! 起きろマイソウルブラザァー!」バサッ
P「ううーん……朝から元気だなぁ輝子は」
輝子「ふ、ふひ……だって、兄貴がいると毎日、楽しいからね……ふひひ」
P「そっか。俺も楽しいよ」ナデナデ
輝子「ふふ、ご飯できてるよ……お兄ちゃん」
P「……なぁ、さっきから呼び名が変わってるのはなんでだ?」
輝子「どれが一番しっくりくるかなって……あ、いいの思いついた」
P「なんだ?」
輝子「ソウルマザーファッカー」
P「やめなさい」
おわり
誰かはよ
このスレタイなら誰が合いそう?
さぁ?
でもまあ、どんな形でも立てたスレが残ってたらテンションは上がる私弱小モノカキ
なんか書くか
書きたいことあるやついたら好きに書けー
―――
P「みんな、おはよう!」
ちひろ「おはようございます」
光「おはようプロデューサー! おはようちひろ!」
P「うむ。今日も光は元気いっぱいだな!」
光「元気なくしてヒーローは始まらないからな!」
ちひろ「今日も光ちゃんは絶好調ね」
光「おうとも! ところで最近気になってることがあるんだ」
P「どうしたどうした。おにいさんに洗いざらいしゃべってごらん」
光「プロデューサーとちひろは結婚したのか?」
P「」
ちひろ「違うわよ、光ちゃん」
光「だって最近いつも一緒に来るし、帰るときも一緒だし、ついでにお弁当も一緒じゃないか!」
ちひろ「それでも夫婦じゃないの。プロデューサーさんが籍を入れることを許してくれないのよ」
P「真顔で嘘をつかないでください!」
ちひろ「えー」
光「え? え? ど、どういうことなんだ!?」
P「ちひろさんは俺のお姉さんになったんだよ!」
光「な、なんだってっ!?」
ちひろ「姉萌えのプロデューサーさんに無理やりお姉ちゃんにさせられたの……」
P「だから息をするように嘘をつくなと!?」
光「ぷ、プロデューサー!」
P「どうした光」
光「姉じゃなきゃだめなのか? 背の低い女の子は……嫌いか?」
P「き、嫌いじゃないよ?」
光「じゃあ好き……?」
P「そ、それは……」
ちひろ「大好きですよ。プロデューサーさん妹萌えでもあるから」
P「本当のことを口にしてちひろさん!」
光「プロデューサーが姉萌えにして妹萌え……」
P「ほら、光が妙なことを信じちゃったじゃないですか!」
光「お、おにいちゃん!」
P「」
光「……ほ、ほんとみたいだ。アタシ、用ができた!」たたたっ
P「あ、ちょ、ま、光っ! 今日のレッスンが! ……行ってしまった」
ちひろ「ふふふ。楽しいことになりそうですね」
P「あんたはまたそうやって俺を弄ぶのかっ!?」
ちひろ「お姉さんは弟君で遊ぶのが大好きですから」
P「ちくしょう結局いつもと変わらないじゃないか……!」
ちひろ「ふふふ」
P(……結局。事務所のみんなに俺が姉属性と妹属性を併せ持つハイブリットシスコンと誤解されてしまったのだった)
こんな感じでちょっと書いてみるけど、書き溜めとかないからしばらく投下できないぜ
別にスレタイに戻って「母親の再婚相手の娘がうちのアイドルだった」でも全然おっけー俺も見たい
やりたいことあるやつがいたら好きにやれー
飯代行の仕事してくる
わたちひろさんは女神ですよ
さぁガチャを回しましょう!
飯終わりただいま薫投下する
―――
ちひろ「じゃあ、最初の子行きましょうか?」
P「いつの間に仕切り役に納まったんですがちひろさん!?」
ちひろ「正姉ですから」
P「なにその正妻みたいな……」
ちひろ「アイドルの子はプロデューサーさんに重い想いの態度で接してきます」
P「想い想いですね」
ちひろ「重い想いです」
P「誤字だと言ってよおねーちゃん……」
ちひろ「責任持って甘やかすなり甘やかされるなりして抱きしめるなり抱きしめられるなりしてくださいね?」
P「なにそれこわい」
ちひろ「ほらほら、スタンバイしてください」
P「……誰が来るくらい教えてくれたっていいんじゃないでしょうか」
ちひろ「薫ちゃんですよ」
きたっ!薫ちゃんきたこれで勝つる!
―――
ちひろ「ふふふ。薫ちゃん、緊張してるの?」
薫「う、うん……。かおる、せんせぇのためならなんでもできるけど、でも、どきどきするよぉ」
ちひろ「薫ちゃんにこんなに思われてプロデューサーさんは幸せものね」
薫「せんせぇ、よろこんでくれるかなぁ?」
ちひろ「もちろんよ。さあ、がんばって」
薫「う、うん。がんばる!」
―――
薫「せんせぇー!」がばっ
P「よしよし」
薫「あったかーい」すりすり
P「えーっと、薫も、その聞いたんだよな……?」
薫「うん。せんせぇがおんなのこきょうだいがほしいって」
P(事実無根ということは黙っておこう。純真なこの子が騙されたと知ってしまうことそのものが悲しい)
薫「だからかおるがんばるよ!」
P「お、おう」
薫「かおるね、もうせんせぇにだきつかない!」
P「な、なんだとっ!?」
薫「だって……だって、かおるはせんせぇのおねえちゃんになるんだもん!」
P「な、なんだってぇーっ!?」
薫「ちょっとはずかしいけど……。かおるのこと、おねえちゃんってよんでいいよ、せんせぇ」
P「いや、それは、なんだか新しい犯罪の匂いがするんだけど……」
薫「かおるじゃだめなの……?」
P「あ、いや、その」
薫「かおるはせんせぇのおよめさんになりたかったけど……でも、せんせいがだいすきだってきいたからおねえちゃんになろうっておもって……おもって……」
P「いや、お嫁さんでもいいよ? 大歓迎だよ?」
薫「おねえちゃんってよんで!」
P「か、薫おねえちゃんっ!」
薫「うん!」
P「お、おねえちゃん……」
薫「うんっ! おねえちゃんだよ! かおる、せんせぇのおねえちゃんだよ! だから、おとーとくんのせんせぇはかおるにだきついていいんだよ?」
P「ど、どういうことだってばよ……!?」
薫「せんせぇはかおるがかなしいときいつもだきしめてくれたよね。あったかくてうれしかったよ! ……こんどは、かおるがおかえししたいの」
P「薫……」
薫「おねえちゃん!」
P「おねえちゃん!」
薫「よくできました!」なでなで
P「お、おおう」
薫「せんせぇがかなしいときはかおるがぎゅーってしてあげるからね。だって、かおるはせんせぇのおねーちゃんだから!」
P「そっか。薫は俺のことそんなに一生懸命考えてくれてたんだな」
薫「むぅ。だーかーらー、おねえちゃん!」
P「ごめんごめん。……ありがとう、薫お姉ちゃん」
薫「えへへ。いつでもだきしめてあげるからね!」
P「うむ、期待しておこう。でも、なんで薫お姉ちゃんから抱きしめるのは卒業するんだ?」
薫「え? だ、だって……」
P「だって?」
薫「かおるからだきついてたら、やっぱりおねえちゃんじゃなくておよめさんにしてほしくなっちゃうから……」
P「そ、そうか」
薫「かおる、がんばってせんせぇのおねえちゃんになるからね!」
P「お、おう」
薫「だからすきなだけぎゅーってしていいんだから……ね?」
―――
ちひろ「薫お姉ちゃんゲットだぜ!」
P「薫はポケモンかっ!」
ちひろ「私の弟君はモンスターボールみたいなもんだと思いますよ。捕まえたら従順にさせるあたり、ぴったり」
P「そんな人聞きの悪い」
ちひろ「経験者なので語ったまでです」
P「うえっ!?」
ちひろ「それじゃあ、次に行ってみましょー!」
妹だと思った? 姉でしたー! ロリお姉ちゃんとか最高やないか!!
また何か書いてくる。書きたいことあるやついたら好きにしてー。
乙
やはり薫ちゃんは天使だった
川島さんいくー
P「しっかしアレですね」
ちひろ「次にプロデューサーさんは“今回の企画は心労が少なそうで助かりますね”と言います」
P「今回の企画は心労が少なそうで助かりますね。……っは!?」
ちひろ「さらに次は“人の心を読まないでください!”と言います」
P「人の心を読まないでください! ……ちょ、な、なんで!?」
ちひろ「ずっとあなたを見てきましたから」
P「いや、あの、その……ど、ども」
ちひろ「今日もほっぺたにおべんとつけてるなぁ、とか。いつも思ってました」
P「そういうことは指摘してくださいよ!」
ちひろ「ふふふ。今となってはいい思い出です。ささ、次の子が来るからスタンバイしてください」
P「次は誰なんですか?」
ちひろ「川島さんですよ。あなたが妹萌えだって伝えておきました。……次に弟君は“今回は心労が少ないなんてありえなかった”と言います」
P「今回は心労が少ないなんてありえなかった! ……っは!?」
―――
瑞樹「こんにちわ、プロデューサー君」
P「こ、こんにちわ川島さん」
瑞樹「名前で呼んでいいっていつも言ってるじゃない」
P「いえ、担当アイドルと言えど人生の先達ですので」
瑞樹「…………この距離感。壊すには、やっぱり妹にならなきゃいけないのかしら」ぼそり
P「えっと、その、ちひろさんから何を聞きましたか……?」
瑞樹「プロデューサー君の性癖が特殊だってこと、かな」
P「」
瑞樹「正直ショックだったわ」
P「いやその川島さんは誤解をされているようですがっ!」
瑞樹「本当に誤解なの……?」
P「誤解です!」
瑞樹「プロデューサー君は年下の女の子にお兄ちゃんって呼ばれないと興奮しない体質だって聞いたのよ……?」
P「事実無根でございますっ!」
瑞樹「本当にホント?」
P「本当にホントですっ。俺は年下に兄と呼ばれないと興奮できない体質ではありませんっ」
瑞樹「じゃあ……私がお兄ちゃんって呼んでも喜んでくれる?」
P「…………ふぇ?」
瑞樹「やっぱりだめよね。若い子にはまだまだ負けてないつもりだったけど、お兄ちゃんは、妹キャラは、私には無理よね……」
P「か、川島さんっ!」
瑞樹「何かしら、プロデューサー君?」
P「もう一度お願いします!」
瑞樹「な、何をかしら」
P「俺のことを……俺のことを、お兄ちゃんと呼んでくださいっ!」
瑞樹「え、ええっ!? わ、私でいいの……?」
P「もちろんです! お願いします、川島さん」
瑞樹「い、いいけど―――いや、だめだわ。条件があるわ!」
P「なんでしょう」
瑞樹「えっと、その。……私のこと、名前で呼んで? 妹のことを苗字で呼ぶ兄はいないわ」
P「……分かりました。いや、分かったよ」
瑞樹「……」どきどき
P「瑞樹」
瑞樹「は、はひっ」
P「さあ、瑞樹。俺のことをお兄ちゃんって呼んでくれ」
瑞樹「お、お兄ちゃん……」
P(川島さんが顔を真っ赤にしている)
瑞樹「あ、あのね、お兄ちゃん。お願いがあるの」
P「なんだい瑞樹?」
瑞樹「普段はみんなの手前言えなかったけど……。あの、その、ね? 私だってアイドル活動がんばってると思うの……だから、その」
P「ん。みなまで言うな」ぎゅっ
瑞樹「あ……」
P「こんな俺を信じてついてきてくれてありがとう、瑞樹。お前ががんばってる姿はいつも見てるよ。いつもありがとう」なでなで
瑞樹「うん……。お兄ちゃん、私、がんばってるよ」
P「これからも俺についてきてくれるか?」
瑞樹「何を言っているのよ。お兄ちゃんが嫌だって言ったって、どこまでも一緒に行くんだから……」
P「あはは、頼もしいな」
瑞樹「ふふふ。お兄ちゃん、あったかい」
P「そうだろうそうだろう。もっとなでてやるっ。なでてやるっ!」
瑞樹「くすぐったいわ。もう、子供っぽいんだから」
P「瑞樹がかわいいのがいけないんですぅー」
瑞樹「そ、そう? ……ふふふ」
瑞樹「……やっぱり誰にも渡したくないわね」ぼそり
―――
ちひろ「瑞樹ちゃんゲットだぜ!」
P「だから人をポケモンのようにっ」
ちひろ「まあ、元からゲットしてたわけですが。むしろゲットされていた?」
P「うおいっ!?」
ちひろ「で、どうなんです? 年下に甘えたり年上を甘やかしたり、楽しいですか?」
P「あー……いや、それは、その」
ちひろ「次にプロデューサーさんは“ノーコメントでお願いします”と言います」
P「ノーコメントでお願いします。……っは!?」
ちひろ「やれやれ。それじゃあ、次に行きますか」
28歳無理すんな
パッションPの俺にクールキャラの重さは出せなかったよ……。誰か、誰かこれぞクール! を見せてくれ!
また何か書き溜めてくる。書きたいことあるやつがいたら以下略ー
赤城みりあちゃんいきます
P「平和だ……今回は平和だ……」
ちひろ「もっと身体を張りたいなら色々仕掛けますよ?」
P「そんなこと言ってません! ただ、普段を考えるとなぁと」
ちひろ「基本的にみんなあなたを嫌ってないんですから選択さえ間違えなければ平和なはずなんですよ?」
P「いつも危険に放り投げる人がよう言う……」
ちひろ「危険と娯楽は隣り合わせですからね。それじゃあ、次はみりあちゃん行ってみましょう」
P「おー」
―――
みりあ「プロデューサー!」
P「おお、かわいい衣装だな」
みりあ「えへへ☆ カワイイよねこの衣装! 私も大好きなんだ!」
P「うむ。やっぱりみりあは可愛いが一番だな」
みりあ「照れちゃうよー♪」
P「あっはっは。……それじゃあ仕事に戻ろうか?」
みりあ「え…………?」
P「ごめんなさい冗談ですせっかく俺に会いにきてくれたみりあを邪険に扱ってごめんなさいっ」がんがんがんっ
みりあ「そ、そんな床に頭を叩きつけながら謝らなくたっていいよ!? 落ち着いてプロデューサー!」
P「いいのか? こんなクズでも許してもらえるのか……?」
みりあ「プロデューサーは立派な人だよ! みりあがアイドルになってカワイイって言われてるのは、ぜんぶプロデューサーのおかげだもん!」
P「みりあ……。それは、おまえに元からあった力だよ」
みりあ「もしそれが本当だったとしても! それを引き出してくれたのも、私を見つけてくれたのも、プロデューサーだもん」
P(めずらしくみりあがすごい剣幕だ)
みりあ「だから、ね。自信をもって! プロデューサーは私の最高の! ……あ、あの、その」
P(と思ったら急に言いよどんでしまった。赤くなった頬を手で隠して首を振っている。カワイイ)
みりあ「プロデューサーは私にとって世界で一番のおにいちゃんなんだからっ!」
P「そっか。みりあにとって俺はお兄ちゃんなのか」
みりあ「迷惑……かな?」
P「そんなことないぞー。みりあみたいな素直でカワイイ妹なら大歓迎だ」なでなで」
みりあ「あ……。えへへー♪」
P「みりあはカワイイなぁ。このかわいさは世界一かもしれん」
みりあ「世界一のおにいちゃんが育ててくれたんだもん。世界一だよ! ……って言いたいけど、私よりカワイイ子はいっぱいいるんだよね」
P「ん? 珍しく弱気だな」
みりあ「だって、だって。おにいちゃんのまわりにはカワイイ子もキレイな人もいっぱいいるんだよ? 心配にならないわけないよ!」
P「あはは、何の心配をしてるんだか」なでなで
みりあ「む、むぅーっ! おにいちゃんはごまかそうとしてる!」
P「バレたか」
みりあ「バレバレだよ! 私はおにいちゃんしか見てなかったんだもんっ。そんなのすぐにわかるよ!」
P「いやー、愛されてるなぁ俺」
みりあ「おーにーいーちゃーんー!」ぐいっ
P「うおっ!?」
みりあ「今は私が追いかけてるだけだけど……。いつかカワイイからキレイになって……その時はおにいちゃんに追いかけさせちゃうんだから、覚悟しててよね?」ちゅっ
―――
ちひろ「みりあちゃんにゲットされたぜ?」
P「もーなんでもいーです」
ちひろ「投げやりですね」
P「いや、なんていいますか。みんな色々と思うところはあるんだなぁ、と実感したところでございまして」
ちひろ「あはははははははははははははは!」
P「爆笑された!?」
ちひろ「普段からもっと聡ければ平和に暮らせるんですけどね?」
P「どういうことですか!?」
ちひろ「次いってみましょー」
あぅ。眠気MAXですごめんなさい落ちますZzz…
もし何か思いついた方がいらっしゃいましたらてきとーに使ってくださいませ
平日昼にお付き合いありがとうございました超楽しかったですまたどこかでお会いしましょう
参加型のネタ思いついたけど平日だし立てない方が良いのかな……
最初から読んでて度々出るドッキリスレのURLが欲しいかなーって
>>119
人の多い時間に立てればなんとか。でも、休日だろうと平日だろうと自分でそれなりの人数は書くことになると思う
>>120
モバP「あー、今年も帰省楽しかったなー。早く帰って仕事しなきゃ」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1358242241/)
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません