マスター「わかりました。少々お待ちを…」
五分後…
マスター「お客さん、おっぱいです」
さすらい「いただきます…」
むしゃむしゃむしゃむしゃ
さすらい「この張り…まだ若い肉だ…19歳の肉を使ったな」
マスター「お客さんすごいですね。何の肉を分かる人はいても、年までわかる人はなかなかいないですよ」
さすらい「なあに、私ぐらいだとそのくらいわかる」
むしゃむしゃむしゃ
さすらい「お粗末様でした。マスターごちそうさま」
マスター「600円になります」
さすらい「む…少し高いな。また値上がりしたのか」
マスター「最近、なかなか手に入りにくくなっていて…」
さすらい「まあいい」チャリン
マスター「ありがとうございました」
カランカラン
さすらい「食った食ったー」フゥー
「ちょいとそこの人」
さすらい「ん?なんだ?」
「手を6000円で買わないかい?」
さすらい「商品を見てから考えるが…」
「私のてだよ」
さすらい「ばばぁの手なんかいらねえよ。ごめんな」
「ちっ、ちょっとまってくれよっ!わたしにゃお金が無いんだ!3000円でいいから買ってくれないか!」ガシッ
さすらい「ちょっ、離してよ!」ゲシゲシ
「いっ、痛い…蹴らないでくれ…手を買っておくれ…買っておくれ…」
さすらい「私にはやらない事があるんだ!離してくれ!」
「かっておくれぇ…かっておくれぇ…」
「…」
さすらい「はぁ…はぁ…蹴りすぎてばーさん動かなくなった」
「…」
さすらい「売ってくるか…」
ーーーーー
●×商店
店員「はぁ!?ばばぁを買ってくれだぁ!?」
さすらい「そうだ」
店員「無理だね!大体もう70ぐらいのばばぁじゃないか!しかもあざとか沢山あってよくないし」
さすらい「いや…この女は60歳ぐらいだ。60歳ならぎりぎり売れるだろう」
店員「っ…まぁ…がんばればな…」
さすらい「ただでさえ女は今少ないんだから結構高く売れるはずなんだが…」
店員「っ!わぁかったよ!!どうせおまえさんは買ってくれないとここから動かないだろうし」
さすらい「ありがとう」
さすらい「結局10000で売れた」
さすらい「蹴らなきゃもっと高値でうれたかな」
さすらい「さて家に戻るか」
ーーーー
さすらい「家といっても段ボールだけどな」
さすらい「ただいま」
男「おう!やっと帰ってきたか!てっきりばれて売られたのかと思ったぜ」
さすらい「私がそんなヘマを起こすとでも思ったか?」
男「ですよねー。サーセンサーセン」
さすらい「おもわぬ収穫を得たぞ」
男「え?どうしたんだよ!その金!」
さすらい「ちょっと売ってきてな」
男「お前人売るの嫌じゃなかったのか?」
さすらい「もちろん嫌さ。でもこの町に入ればなんだかなれてしまった」
男「そうかーじゃあ今度一緒に売ってこない?どうせ暇なんだしよぉー」
さすらい「いや、遠慮しとく。別に売るのが慣れた訳では無いからな」
男「ちっ、つれねーな」
さすらい「そういえばあそこのマスター10代の肉売ってたぞ?」
男「え!?まじかお!今度食べに行こ」
さすらい「そうじゃ無いだろ!10代は法律上売ってはいけないじゃないのか?」
男「ばれねーよ。ばれなきゃいーんだよ。あそこは時々表で手に入らない物も売っているしなぁ…」
さすらい「そうなのか?」
男「ああ。なんだってあそこは…」
さすらい「?」
男「そんな所だ。とりあえず夜食を食べよう。ちと失敗してしまったがな」
さすらい「うわぁ…これ食べるのかよ…」ドロドロ
男「ちょっと火にかけすぎたんだよ。おかげでとってもとろとろになってしまって」
さすらい「では、」
男「いただきます」
ぎゅちょぎゅちょぐちょ
さすらい「なかなかな味だ」
男「だろぉー、ちとドロドロだがこれまたうめーんだ」
ドロドロドロ
さすらい「ごちそうさま」
さすらい「うまかったぞ」
男「それは良かった。それよりお皿洗っといてくれ」
さすらい「あい」
ーーーー
ゴシゴシゴシゴシ…
男「なぁ…」
さすらい「なんだ?」
男「今夜やんないか?」
さすらい「はぁ?やらないよ」
男「そうか…」
ーーーー
さすらい「マスターおっぱいひとつ」
マスター「わかりました。少しおまちください」
マスター「お待たせしました。おっぱいです」
さすらい「おい、このおっぱい60ぐらいのおっぱいじゃないか。こんなのをこの店で出すのか?」
マスター「すいません。これしか仕入れていないもので…」
さすらい「まぁいい。おっぱいはおっぱいだ、頂こう」
マスター「…」
むしゃむしゃむしゃ
さすらい(おっぱいには変わりないがなんか血の味がとってもする…生前内出血したような…)
さすらい(まさか…!?)
さすらい「どこの店で仕入れてんだ?」
マスター「●×商店ですが?」
さすらい()
マスター「そういえばそこの店員がいって言っていましたが…」
さすらい「?」
マスター「その店に女の子が来たらしいそうで、今度会ったら捕まえて売りさばいてやりたい、と言ってましたよ」
さすらい「めずらしいな。この町にまだ女が居たのか」
マスター「えぇ、一度でいいから見てみたいですね」
疲れた…
明日書くわ
ごちそうさまでした
さすらい(女の子か…若かったら高く売れるな)
さすらい(…って何を考えているんだ!私は!)
さすらい(もうこの町に慣れてしまったのか…)
「ねぇ…ねぇ…」
さすらい「ん?」
「私の眼を買ってくれない…?」
さすらい「え?」
「3000円で…」
さすらい「いや…でも…あなたはまだ若いし…きれいだし…」
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