モバP「ポケットモンスターシンデレラ?」 (19)

昌葉「そうだ。初代のストーリーをベースに作ってみたんだが、試しにプレイしてもらおうと思ってね」

モバP「……つまり女の子同士のキャットファイトが見れ――」

昌葉「ほう、助手にはそういう性癖があったか」

モバP「ちょ、ちょっとした冗談だからそんな目で見ないでくれ!」

昌葉「……まあいい。とりあえず、プレイして感想を聞かせてくれ。では、私は失礼するよ」

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モバP「……とりあえずやってみるか」

ピコーン

『私の名前は川島瑞希。皆からはわかるわ博士と慕われているの。この世界にはポケットモンスターと呼ばれる生き物がいたるところに住んでいるわ』

モバP「……オーキド博士の代わりに川島さんって、怒られるぞ……。でも、白衣姿は結構似合ってるな、今度衣装に取り入れよう」

モバP「主人公の性別は男、名前はPでいいか。ライバルは……ってライバルのキャラ選べるのか。卯月に渋谷、それと未央か……うーん」

島村卯月
渋谷凛  ←
本田未央

モバP「ライバルキャラっぽいのはやっぱり渋谷だよな」

モバP「よし、それじゃスタート」

―――――――

マサラタウン

モバP「まずは草むらに入るんだったな」

『ちょっと君、ポケモンも連れずに草むらなんかに入ったら危ないわよ! ポケモンをあげるから私についてきて頂戴』

モバP「さて、最初の相棒は無難にミズガメで……え? これって確か、ぴにゃこら太だっけか? しかも、これしか選べない……」

【ぴにゃこら太 謎ポケモン ノーマル どこからきたのか全く謎のポケモン。X線検査をしても中身が映らないらしい】

『その子は知らないうちに私の研究所に入り込んで、知らないうちにそのモンスターボールに入っていたの。謎が多くてポケモンかどうかも怪しい子だけど大切にしてあげてね』

モバP「なんだその設定……てか、そんなもの初めて冒険する奴に預けないで下さいよ。まあ、これしか選べないなら仕方ないか」

モバP「と、渋谷のお出ましか」

『瑞希さん、用事ってなんですか』

『そうそう、凜ちゃんも旅に出るのよね? ならこの子をあげるわ』

渋谷凛は イーブイ を受け取った

モバP「なんで!? 俺には謎生物を押し付けたのに!!」

『ふーん、あんたが隣に引っ越してきたPっていうんだ。せっかくお互いポケモンを貰ったんだし、挨拶ついでに勝負しようよ』

渋谷凛はイーブイを繰り出した

モバP「バトル開始か。ぴにゃこら太の技は……体当たりと鳴き声か」

モバP「最初のバトルだし、体当たり連打で勝てるだろ」

モバP「体当たり。体当たり……あ、体力やばいかな? でも、あと一撃当てれば」

相手のイーブイの体当たり
急所に当たった

ぴにゃこら太は倒れた

モバP「うわ、マジか。初戦からついてないなぁ」

『そんなんじゃ、私に一生追いつけないかもね』

モバP「セリフもライバルっぽくていい感じだな」

―――――――

トキワシティ

モバP「トキワの森方面の道に酔っ払いが寝てるからアイテム屋によって――あれ?」

モバP「寝てるのがじいさんじゃない。この野球のユニフォームっぽいキャラはまさか」

『頑張れキャッツ……! はあ!? 今の見逃しはなんだ!!』

モバP「なにやってんだユッキ……。よく見たら付き添ってるの幸子か、ゲーム内でも苦労してるんだな」

『ちょっと! こんなところで寝ないで下さいよー!』

モバP「とりあえず、おつかい済ませちゃうか」

―――――――

ニビシティ

モバP「ニビジムか。トキワの森でレベル上げしたらぴにゃこら太がにどげりを覚えたから、ここは楽勝だろう」

ウィーン

『このジムバッジが欲しかったらみくを倒していくにゃ! みくは自分の意志を曲げないよ!』

モバP「石と意志をかけてきたか。ちょっと言い回しが違うが、まあいいだろう」

前川みくはニャースを繰り出した

モバP「岩タイプじゃないのかよ! でも、確かに自分を曲げてない!」

モバP「どっちにしてもにどげりで沈むから大して変わらんが」

ぴにゃこら太のにどげり
効果は抜群だ

相手のニャースは倒れた

『にゃあ!? 次はこの子で勝負にゃ!』

前川みくはエネコを繰り出した

モバP「猫推しか。でも、猫の見た目の奴ってことごとく格闘に弱いからみくが少し可哀想だな。ここは修正してもらうか」

モバP「はい、にどげりっと」

相手のエネコは倒れた

前川との勝負に勝った

『うぅ……みくの猫チャンたちが……』

モバP「あ、心が痛む」

『このバッジはPチャンのモノにゃ。持ってっていいよ。あ、あとこれも』

わざましん45を手に入れた

『中身はメロメロ。性別の違うポケモンをメロメロにしちゃうにゃ』

モバP「エネコが持ってたのかな? でも、ぴにゃこら太って性別ないんだよなぁ」

『あーあ、せっかくジムリーダーデビューできたのに……。また養成所に逆戻り』

モバP「……ん?」

『みくにはやっぱりポケモントレーナーは向いてないのかな』

モバP「……」

『……頑張って頑張って、努力してここまできたつもりだったのに、流石のみくも自分を曲げちゃいそ――』

プツン

モバP「晶葉ぁ……! これ設定がつらすぎるんだけどぉ!!」





つづかない?

すみません、"晶"葉でした。

あと、先にかなりの短編だといことを書き込むべきでした。

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