世の経営者「労働者にお金使うの嫌!」 (2)

http://mainichi.jp/articles/20151212/k00/00e/040/213000c
安倍晋三首相、1000円では足りません??。政府が掲げる最低賃金1000円(時給)への引き上げでは生活苦は
解消されないと、若者グループが全国5カ所で最低賃金1500円の実現を求める街頭デモを計画している。
安全保障関連法を巡って若者主導のデモが注目されたが、労働組合が中心だった労働問題でも若者が動き始めた。

 デモを企画しているのは、大学生や20?30代の非正規労働者などでつくるグループ「AEQUITAS」(エキタス=ラテン語で公正の意味)。

 正社員は春闘などを通して賃金が上がるのに対し、全雇用労働者の4割を占める
非正規労働者の賃金は最低賃金の動向が大きく影響する。今年8月にあった
最低賃金の勉強会に参加した若者たちが「声を上げて現状を変えよう」と約20人でエキタスをつくった。

 今年10月に改訂された最低賃金(平均798円)は、フルタイム(1日8時間、週40時間、年間52週労働)で
年収に換算すると約166万円で、働いても生活が苦しい「ワーキングプア」の指標とされる年収200万円を下回る。
また、先進国の最低賃金は軒並み1000円を超えており、日本は極端に低いのが現状だ。
 エキタスは大幅な最賃の引き上げを求め声を上げようと、10月17日に東京で約700人が参加したデモをした。
今回は今月13日午後2時、東京都新宿区の柏木公園でデモをスタートさせるほか、
20日に福岡市と名古屋市で、23日に札幌市でデモを計画している。
 メンバーの一人で都留文科大1年の小林俊一郎さんは「多くの学生がアルバイトで生活費を賄っている。
最低賃金が上がれば学業に向ける時間を多く取れるが、700円台の最賃では勉強の時間を削って働くしかない」と話す。
また、法政大4年の岩井裕樹さんは「若者が安い賃金で使い捨てのように働かされている。
8時間働いたらきちんと生活できる公正な分配を求め声を上げて変えたい」と話している。【東海林智】

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