ブーディカ「はい、あ~ん」 マシュ「あぁ^~」 (105)

・『Fate/Grand Order』のSSです
・一部キャラクターがゲーム内の設定にそぐわない部分があります、あらかじめご了承ください
・またゲーム内のネタバレ、または憶測による独自設定を含む部分があります。こちらもご了承いただけますよう、お願いします


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アルテラ「ミルタンクは――」

ロムルス「うむ」

アルテラ「ミルタンクも、生命……、感情を持った、一個の生き物だ」

ロムルス「うむ」

アルテラ「それを、『ミルクのタンク』!?」

ロムルス「ミルクのタンクだな」

アルテラ「ミルクだけがミルタンクの存在意義だと……!?」

ロムルス「ひどいな」

アルテラ「ああ、許せない。ミルタンクは私が守る。N社は悪い文明だ」

ロムルス「なるほどな。しかし」

アルテラ「ああ」

ロムルス「N社もまた、ローマである」セプテム!

アルテラ「……! やはり、ローマは悪い文明……」

ロムルス「はっはっは、そしてフンヌもまたローマである!」

アルテラ「えっ」

ロムルス「お前の剣は軍神マルスの剣、ローマはマルスの子、だからその剣もローマ、だからお前もローマだ。はい論破」

アルテラ「うぐぐぐぐぐ」

ロムルス「まーたローマが繁栄してしまったんだけどー! かーっ! つれーわー!」ロムス!

アルテラ「破壊するうぅぅぅ」チャキッ

ぐだお「仲良くしなさい君たち」

ロムルス「ローマっ!」

アルテラ「ま、マルス!」

ロムルス「ローマ!」ハッハッハ

アルテラ「負けた……」

ぐだお「意味が分からん」

アルテラ「……マスター」

ぐだお「そんな悲しそうな能登ボイス出さないの。ほら、ローマもあんまり――……おや?」


マシュ「……」コソコソ


ぐだお「……」

ロムルス「……」

アルテラ「マシュだ」



マシュ「……」キョロキョロ



ぐだお「……おーい、マシュー」

マシュ「ひぁぁっ!」ビクゥ

ぐだお「あ、ごめん、大丈夫か?」

マシュ「……あぁ、先輩でしたか。すみません……」ホッ

ぐだお「どうかした? なんか様子がおかしかったけど……」

マシュ「……い、いえ、大したことではないのですが、実はブーディカさんに追われてまして」

ぐだお「ブーディカさんが? どうして」

ロムルス「よく見る光景であるな」

アルテラ「ブーディカは、マシュ大好きなんだぞ」

ロムルス「ローマである」ウム

マシュ「気持ちは嬉しいのですが……」

ぐだお「逃げるくらいなんだ……」

アルテラ「ハァハァ行って追いかけてる」

ロムルス「お空の四コマ的な展開である」

ぐだお「やめろやめろ」

マシュ「オイラはマシュ!」

ぐだお「やめろっつんてんだろ!」

ブーディカ「ビィくぅぅーーーん!」ガバァ

マシュ「ひゃあぁぁぁ!!!!」ビクゥゥ

ぐだお「あーもう言っちゃったよ!!!!」

ブーディカ「じゃなかった! マシュ~、どこ行ってたの、もう~! 探したんだから~!」ムニュウゥ

マシュ「あっ、ぶ、ブーディカさんっ、胸が……胸が……!」

ブーディカ「あててんのよ」ムニムニ

マシュ「はわわわわ」

ぐだお「……」

アルテラ「マスター、だらしないぞ」

ぐだお「な、なにが」

アルテラ「顔が」

ロムルス「嘆かわしいローマだ」

ブーディカ「あら、アルテラに……あっ! ローマ! あんたまたアルテラのことイジめてたんでしょ!」

ロムルス「ローマ(言いがかり)だ!」

アルテラ「ブーディカ、あいつ私の剣のこと馬鹿にした」

ブーディカ「ほらやっぱり! 駄目でしょ『昔こんな色の棒アイスあったよね』なんて言っちゃ!」

ロムルス「そこまでは言ってない」

アルテラ「そこまでは言われてない」

ブーディカ「駄目でしょ『宝具打つとき、あるてらちゃん自分で走ってるのアレ?』なんて言っちゃ!」

ロムルス「そこまでは言ってない」

アルテラ「そこまでは言われてない」

ブーディカ「やーっぱりローマには、一度お灸をすえる必要がありそうね」

アルテラ「私もそう思う」

ロムルス「はっはっは、許す、ローマを試すこともまた、ローマである」

ぐだお「こらこら君たち……」

アルテラ「匈奴チカラで思考停止ローマ猿に”わからせる”」

ブーディカ「トップブリテンアバレワンチャン」

ぐだお「なんで急に言語障害起こすの」

アルテラ「ブレイブチェイン解決よろしいですか」パチパチパチパチ

ぐだお「コマンドカードを弾くなぁー!!」

マシュ「……」ソォー

ブーディカ「あっ、マシュ……!」

マシュ「……! ご、ごめんなさいぃー!」ダッ

ぐだお「行っちゃった……」

ブーディカ「あーあ、また逃げられちゃった」シュン

ロムルス「すごい逃げ足であった」

ぐだお「マシュがあんな勢いで逃げるなんて……、何したのブーディカさん……」

ブーディカ「な、何もしてないってば! ただ私が腕によりをかけたブリタニア料理を、マシュに御馳走しようとしただけで……」

ぐだお「あっ」

ロムルス「あっ」

アルテラ「あっ」

ブーディカ「せっかく沢山作ったのに……、そうだ! 三人とも、今から――……」

アルテラ「……」




~~~~~~


私はアルテラ――


破壊の大王、文明を終わらせるもの――


けれど、サーヴァントとしての今の私は――


マスターとともに、沢山のものを見て、知って――



アルテラ「……」



ただ、破壊の対象だった文明にも――


色々な種類があると知った――


そう、いい文明、悪い文明――


アルテラ「……」


――そして、ヤバい文明――



~~~~~~

ブーディカ「――今から一緒にごはんでも……」

アルテラ「あっちから悪い文明の匂いがする」ダッ

ロムルス「それはローマかもしれんな! ローマならローマがローマせねばローマッ!」ダダッ


タッタッタッ


ブーディカ「ありゃ……、二人とも行っちゃったね。やれやれ、仲が良いんだか、悪いんだか」

ぐだお「……」

ブーディカ「ま、ブーディカさんから見れば二人とも可愛いもんだけどね」

ぐだお「……」

ブーディカ「さ、マスター」

ぐだお「……」

ブーディカ「ごはん、食べよっか、一緒に」ニコッ

ぐだお「ハイッ」キラリ






すべての命に終わりがあるのに


どうして人は怯え嘆くのだろう


いつかは失うと知ってるから


あたりまえの日々は何より美しい


私が視てる未来はひとつだけ


永遠など少しも欲しくはない


一秒一瞬が愛おしい


あなたがいる世界に私も生きてる









ぐだお「うぅ……、小骨が……ニシンの小骨と内臓が……」

マシュ「先輩」ヒョコ

ぐだお「ああ、マシュか」

マシュ「あの……大丈夫ですか?」

ぐだお「はは、平気平気。石一個使ったから大丈夫」

マシュ「すみません、俊敏Dのくせに、私が逃げ出したばっかりに……」

ぐだお「……なあマシュ、そんなにブーディカさんのこと、苦手か?」

マシュ「そ、それは……」

ぐだお「ブーディカさん、お前のこと本当に大切に思ってるんだ、食事中もマシュの話ばっかりでさ」

マシュ「う……」

ぐだお「ブリタニア料理は、まあ、なんだけどさ、たまには付き合ってあげても――……」

マシュ「わ、分かってます……でも……」

ぐだお「うん?」

マシュ「本当は私も、ブーディカさんと一緒にお食事したいんです! だけど、ブーディカさんに抱き付かれたり、頭を撫でられると……」

ぐだお「……」

マシュ「な、なんだか、へ、変な気分になっちゃって……」

ぐだお「……うお」

マシュ「自分では、しっかりしなきゃって思うんですけど……、まるで私の中に、もうひとり私がいて……」

ぐだお「……」

マシュ「も、もうひとりの私がブレーキ効かなくなっちゃうような、そんな感じがして……」

ぐだお「なるほどなぁ」

マシュ「おかしいですよね、こんなの。……ブーディカさんにも、申し訳ないですし」

ぐだお「いや、マシュもお年頃だしね、そういうこともね、うん、先輩あると思うな」

マシュ「そうですか?」

ぐだお「まあね。……でもブーディカさん、寂しそうだったぞ」

マシュ「うっ」

ぐだお「マシュだって、ブーディカさんから逃げてばっかりじゃ、この先困るだろ」

マシュ「そう……、ですね」

ぐだお「困ったことがあったら、いつでも言っていいから。マシュの方から何とかしてあげたらどうかな」

マシュ「分かりました……。ありがとうございます、先輩」

ぐだお「うんうん」







ランスロット「……」






~翌日~







マシュ「……」テクテク

マシュ(先輩の言うとおりです!)

マシュ(ブーディカさんの前に出るたび、衝動が抑えられないようでは……)

マシュ(この先一緒に戦っていくこともできません!)

マシュ(大丈夫、マシュ・キリエライト!)

マシュ(自分を信じて――……)


ブーディカ「……あ」バッタリ

マシュ「あ」バッタリ

ブーディカ「やっほ、マシュ」

マシュ「こ、こんにちは。あの、ブーディカさん――……」

ブーディカ「あっ、この間はごめんね! 無理に追いかけ回しちゃって」

マシュ「あ……」

ブーディカ「マシュがあんまり可愛いもんだから、お姉さんテンション上がっちゃってさ」アハハ

マシュ「ブーディカさん……」

ブーディカ「もう追い掛け回したりしないから、安心していいよ! なんて――……」

マシュ「こ、この間はすみませんでした!」ペコリ

ブーディカ「やだもう、この子ったら。頭なんて下げなくても……」

マシュ「私、ブーディカさんにひどいことしました……、いきなり逃げ出したりなんかして……」

ブーディカ「いや、それはもう――」

マシュ「本当は、私もブーディカさんと一緒にお食事したかったのに」

ブーディカ「え」

マシュ「なのに、戸惑っちゃって……、ブーディカさんのこと、困らせてしまいました。ごめんなさい」

ブーディカ「……」

マシュ「今度は逃げませんから、ぜひブリタニア料理、ご馳走してくださ」

ブーディカ「……」ヒュバッ

マシュ「い?」

ブーディカ「マシュぅぅぅぅ!!!!」ガシィィッ

マシュ「はわわわわわ」グルグル

ブーディカ「今! 今度といわず今! ご馳走してあげるからね! さっ、行きましょ!」

マシュ「ちょ、ブーディカさん待っ――……」

ブーディカ「マシュー♪」ムギュー

マシュ「あ」



マシュ「あぁ^~」



マシュ(だ、駄目……)

マシュ(頭がふわふわしてきて)

マシュ(身体が言うこと聞かなくて……)


ブーディカ「さぁ、こっちこっち」

マシュ「はぁ~い」


マシュ(何これ!? ギアス!? ギアスなの!?)

マシュ(ブリタニアってそういう!?!?)

マシュ(ブリタニ――……)


マシュ(ブリ――タニ――……)



マシュ(ブリの――……谷の――……)


ラン ランララ

ランランラン

ランラン

ランラララン



大丈夫、怖くない……


フォウ、フォーウ!!



ランランランラン

ラララララン











マシュ「はっ!?」

マシュ「……」キョロキョロ

マシュ「あれ、ここは……」

ブーディカ「お待たせ―♪」

マシュ「ブーディカさん?」


マシュ(ここは……)

マシュ(ブーディカさんの部屋?)


ブーディカ「さ、マシュのために、たっくさん作ったからね。いっぱい食べてね!」

マシュ「い、いつの間にこんなに……」

ブーディカ「マシュったら、なんかずっとブツブツ言ってたけど」

マシュ「いや、すみませんでしたマジで本当、色々。えっと……それじゃあ、いただきます」

ブーディカ「あ、ちょっと待って!」

マシュ「え?」

ブーディカ「ブーディカさんが食べさせてあげる」

マシュ「えっ、えぇぇ!? そ、それはさすがに……」

ブーディカ「ほら、こっちこっち」ポンポン

マシュ「しかも膝の上!? い、いいですいいです! そんな、赤ちゃんじゃないんですから……」

ブーディカ「いいから、おいで、ねっ」

マシュ「はぁ^~い」ポフ

ブーディカ「……」

マシュ「……」ハッ

ブーディカ「……」ニコッ

マシュ(いけない、これはいけません私!)

マシュ(このままでは、ブーディカさんの母性に流されてしまいます……!)

マシュ(理性を強く持たなければ……!)


マシュ「あの、ブーディカさん……やっぱりこの体勢は……」

ブーディカ「はぁい、ウナギの煮こごりだよ~」アーン

マシュ「あ~ん」モグモグ

ブーディカ「うふふ」

マシュ「はっ! ……いや、ブーディカさんちょっと……」


マシュ(理性を……保たないと……)


ブーディカ「はぁい、青魚のパイ包みだよ~」アーン

マシュ「あ~ん」モグモグ

ブーディカ「美味しい?」

マシュ「おいひいれふ~……」


マシュ(理性を……)

ブーディカ「はぁい、揚げた白身魚だよ~」

マシュ「あ~ん」モグモグ

ブーディカ「はぁい、青魚のパイ包みだよ~」

マシュ「あ~ん」モグモグ

ブーディカ「はぁい、ウナギの煮こごりだよ~」

マシュ「あ~ん」モグモグ

ブーディカ「はぁい、揚げた白身魚だよ~」

マシュ「あ~ん」モグモグ


マシュ(理……)


ブーディカ「どうかな?」

マシュ「……」




マシュ「あぁ^~」





Order Complete
   定 礎 復 元








ブーディカ「いっぱい食べたね、マシュー♪」

マシュ「はひぇ……」ポワポワ

ブーディカ「じゃ、次は一緒にお風呂はいろっか」

マシュ「え……」

ブーディカ「……駄目だった?」ションボリ

マシュ「あぁ^~」





~浴室~


マシュ「ブーディカさぁ~ん」

ブーディカ「はいはい、お姉さんが脱がせてあげるからね」

マシュ「わぁーい」

ブーディカ「はい、バンザイしてー」

マシュ「ばんじゃ~いっ」

ブーディカ「……マシュって、着やせする方よねぇ」マジマジ

マシュ「ふぇ!? い、いやそんな、ブーディカさんのご立派な二輪のチャリオッツに比べたら、私の素材不足の白亜の壁なんて……」

ブーディカ「いやいや、マシュのもなかなか……」ムニュ

マシュ「ひゃんっ! なにするんですかぁ……えいっ」ムニュ

ブーディカ「きゃっ! やだ、もうちょっと……、私も仕返しっ」

マシュ「あっ、やっ、そんな触り方しt





   サーバーとの通信が切れました。
      リトライしますか?
      
     「終了」をタッチすると
    タイトル画面に戻ります。
 
  ( 終了 ) g ( やり直す )








メフィスト「さぁぁぁマスター! 貴方の忠実なサーヴァントめが用意いたしました期間限定ピックアップガチャ! その名も『子安ガチャ』ですよぉぉイヒヒヒィィィ」

アンデルセン「2体なんじゃが」

ぐだお「☆2と☆3しかいないが」

メフィスト「概念礼装は葦の海だけ」

ぐだお「クソゲーなんじゃが」

アンデルセン「スマホゲー業界舐めすぎだろ」

メフィスト「マスタァァァ! この機会にぜっひマボロシのSKR(スーパーコヤスレア)を手に入れませんとぉぉ!?」

ぐだお「あっ、ほしくない!」

アンデルセン「マスター、こんなアホに付き合っていたらいけないぞ」

ぐだお「うん……、でもまあ、とりあえず回すわ。ガチャだし」

メフィスト「イーヒハハハ! 『ガチャだから回す』!!!! 名言ではありませんかぁ! そう、ガチャは回すものですよマーァァスタァー!(子安感)」

アンデルセン「病気だろ。保険効くぞ」

メフィスト「さあさあ、コヤ晶石4個でガチャ1回です」

アンデルセン(コヤ晶石……)

ぐだお「10連あるの?」

アンデルセン(駄目だこいつ……)


ガチャガチャ


ポワワー

メフィスト「……」

アンデルセン「……」

ぐだお「……え、なにこいつ。ハサン……?」

メフィスト「あぁー、残念ですマスター。それは『アニメスピードグラファーで初回に出てきてやられたアイツ(cv子安)』ですなー」

ぐだお「もはや型月ですらねえ!!!!」

アンデルセン「っていうかお前もうろ覚えじゃないか!!!!」

メフィスト「ハーヒヒヒh……おや?」


マシュ「……」フラフラー

今日はここまでです

面白かったよ、次回はアーラシュとかも出して欲しい

ぐだお「あ……」

メフィスト「おーやぁ、あそこを行くのはpixivでR-18にて42件ヒット(※2015/12/08現在)のデミ・サーヴァント嬢ではぁ?」

ぐだお「マシュって呼んでやって――いや結構あるね猥褻絵!?」

アンデルセン「是非もないネ」

メフィスト「ちなみにアンデルセンだとヘルシングの方が出てきます」

アンデルセン「Why Japanese people……」

ぐだお「……でもなんか、様子がおかしいな……マシュー」



マシュ「……」ポワワー



ぐだお「マシュ……おいマシュ!」ポン

マシュ「はっ! あぁ、先輩~……」

ぐだお「大丈夫か? なんかフラフラしてたみたいだけど……」

マシュ「先輩……」

ぐだお「うん」

マシュ「あの、私、なんか眼鏡ズレてませんか」

ぐだお「いや、そんなことないけど、そう言われたらもう、そういう風にしか見えない」

マシュ「うぇへへ、変ですねぇ~」フワフワ

ぐだお「……いや、確かに変だけど……大丈夫か本当に」

マシュ「大丈夫ですよぉ~。 先輩、私……」

ぐだお「うん?」

マシュ「私、先輩のおかげで、ブーディカさんと、『とぉーっても』仲良くなれたんですよぉ~」

ぐだお「そ、そっか。よかったじゃん」

マシュ「はい、ありがとうございました、先輩ぃ~」ニヘラ

ぐだお「お、おう……」

マシュ「じゃあ私、これからブーディカさんと一緒のところに行ってきますので~」デヘー

ぐだお「き……気を付けてな」

マシュ「でゅへへへ……ブーディカおねいちゃぁ~ん……」フラフラー

ぐだお「……」

ぐだお「黒髭のデミ・サーヴァント?」

アンデルセン「すっかり腑抜けているな」

メフィスト「ピンクはイン(グ)ラン(ド)ってやつですねぇぇ」

ぐだお「……いや、まあ、マシュはしっかりしてるし、大丈夫だと思うけど」










~種火集め・月曜~


ドゴォ


ランスロット「Arrr――――!」


ぐだお「ほげっ……」

ぐだお(ヤバい……)

ぐだお(アタッカーの湖の騎士がガッツリ削られてる……!)


ぐだお「早めに決めないと……、マシュ! スキル発動だ! ランスロット守って!」

マシュ「了解です、マスター!」

ぐだお「ブーディカさん! ランスとチェイン組んで!」

ブーディカ「はいよ!」

ぐだお「ランスロット! つのでつく!」

ランスロット「Aa」



ギャン

キィン



神腕「」グオォ


ぐだお(大丈夫、この攻撃はランスロットには通らな――)


神腕「グヘヘお嬢ちゃん宝具何色?」グワッ

ぐだお「あ」

マシュ「きゃあっ!」

ぐだお「マシュ――っ!?」

マシュ「うぅ……っ」ドサッ


ぐだお(まだ傷は浅いっ……)

ぐだお(ごめん、耐えてくれマシュ……!)


ぐだお「ここだ! 行くぞみんな、宝具チェイン――……」

マシュ「うへぇぇ~~~~んん! ブーディカさぁぁぁん!」ウエーン

ぐだお「」

ブーディカ「あ~はいはい、泣かないの、もう」ヨシヨシ

ぐだお「……」

ランスロット「……」

マシュ「痛い痛いされたのぉぉ」メソメソ

ブーディカ「あらあらこの子は……、ほら、めそめそしないで、いい子いい子してあげるから」ヨシヨシ

マシュ「あぁぁ~~~~~たまんねぇぇ~~~~~」トローン

ぐだお「……」

ランスロット「……」

マシュ「ブーディカしゃぁんん……」

ブーディカ「はいはい、ほら、いたいのいたいの、とんでけー」

マシュ「あぁ^~人理がぴょんぴょんするんじゃぁ^~~~~~~」

ぐだお「……」

ランスロット「……」

ぐだお「……」

神腕「……」

ぐだお「……」

神腕「もういい?」

ぐだお「あっ」



[[業火]]



ドゴォ



ランスロット「Grrrr――ahhhh――――!」キラキラキラキラ

ぐだお「湖の騎士ぃぃーーーーーー!!!!!!」









~カルデア~


ぐだお「……いや、まあ」

マシュ「……」

ぐだお「超級周回するスタメンじゃねえよみたいな批判は甘んじて受けよう」

マシュ「……」

ぐだお「だけど、マシュ」

マシュ「うぅ……、す、すみません」

ぐだお「どうしちゃったんだよ、いったい」

マシュ「それが、自分でもよく覚えてなくて……」

ぐだお「えぇ」

マシュ「まるで、自分以外の誰かに、意識を乗っ取られたみたいな……」

ぐだお「おいおい、しっかりしてくれよマシュ」

マシュ「うぅ……わ、分かってるんです。でもブーディカさんの傍にいると、どうしても……」

ぐだお「困ったねぇ」

マシュ「で、でも! 仲良くしろって言ったのは先輩じゃないですか!」

ぐだお「いや、そうだけど……、ものには加減ってのが……」

マシュ「あんな甘やかしボディー目の前にして、加減も何もありません!」

ぐだお「甘やかしボディて。いや……分かるけど」

マシュ「そういう先輩だって、ブーディカさんのバトルキャラ第1段階(ほぼ下着)のままにしてるくせに!!!!」

ぐだお「ちが……っ! 違うんですよ……(敬語)」

マシュ「なんですかあの格好! 何あの……なに……もう!」

ぐだお「分かる、分けるけどキレんな」

マシュ「先輩がそんなことだから、『マイルームのベッドに枕がふたつあるのってそういうことだよね?』とか言われるんですよ! マフィア梶田に!!!!」

ぐだお「マフィア梶田て」

アルテラ「あと『後輩ちゃんから産まれたい』って言ってたぞマフィア」

ロムルス「あと所長に結婚申し込んで孕ませたい言ってたなマフィア」

ぐだお「どっから出てきたの君たち」

マシュ「はっ……! ではマフィア梶田を介して私が所長のお義母さんに――……」

ぐだお「いやだよ俺そんなFate」

マシュ「マフィアはいいんです! とにかく、ブーディカさんのことで先輩にとやかく言われる筋合いはありません!」プイッ

ぐだお「いや、マシュ、俺は――……」

マシュ「先輩なんて知りませんっ! あっち行ってください!」

ぐだお「マシュ……」

マシュ「あっちで勝手にアマガミでもやって、七咲ルートで後輩系の良さに勝手に目覚めててください!」

ぐだお「うーん我田引水」

マシュ「先輩のバカ! この無個性意味なし二択会話人間ーーーーー!!!!」ダッ

ぐだお「おいマシュ……! マシューーーー!!!!」


タッタッタッタッ……





アルテラ「行ってしまった」

ロムルス「難儀なローマよ」

ぐだお「どうしてこうなった……」

アルテラ「……」

ロムルス「……」

ぐだお「マシュ……どうしちゃったんだよなぁ、不満でもあったのかな、レベルキャップとか……」

アルテラ「……」

ロムルス「……」

ぐだお「はぁ……」

アルテラ「……」

ロムルス「……フンヌの王よ」

アルテラ「……ああ」

ロムルス「……」

ぐだお「はぁぁぁ」

アルテラ「マスター、聞け」

ぐだお「何?」

アルテラ「……私は、……破壊するものだ」

ぐだお「いや、まあ、あんまそんな感じしないけどね」

アルテラ「私に分かることは、破壊すること、その衝動……それだけだ」

ぐだお「……」

アルテラ「だが……、マスター、お前がとても重いものを背負っていることは、少しだけ……分かる」

ぐだお「うん……」

アルテラ「じんるいし……? を守る、その重みは、私には理解できないけれど」

ぐだお「……」

アルテラ「その重いものを背負っているお前を、みんなが……支えようとしている」

ぐだお「……」

アルテラ「そのことも……、少しだけ分かる」

ぐだお「……ああ」

アルテラ「……けれど、破壊しか知らない、何も背負っていない私の目には、みんなも同じに見える」

ぐだお「?」

アルテラ「みんな同じ……、お前のように、重いものを背負いながら……お前を支えようとしている、そう見える」

ぐだお「アルテラ……」

アルテラ「みんなそう、何かを背負っているように見える。みんなも、マシュも」

ロムルス「ローマもな」

アルテラ「お前は違う」

ロムルス「ロムッ……!」

ぐだお「みんな……」

アルテラ「そう、みんな、……ブーディカもだ」

ぐだお「ブーディカさんも?」

アルテラ「ああ。きっとブーディカも何かを抱えながら、それでもお前や、みんなのために動いている」

ぐだお「……」



ぐだお(ブーディカ)

ぐだお(故郷を蹂躙され、全てを奪われ、なお勝利を求める守護の英雄……)

アルテラ「マスター。彼女は、お前のサーヴァントだ」

ぐだお「……ああ、そうだな」

アルテラ「サーヴァントが重そうなものを背負っていたら、支えてやれるのは、マスターだけだろう」

ぐだお「その通りだ」

アルテラ「……フフ、大変だな」

ぐだお「え?」

アルテラ「これ以上ない使命を背負って、この上なお、他人のことまで背負えるか、マスター?」

ぐだお「さあね、でも……」

アルテラ「……」

ぐだお「きっと背負ってみせるさ。みんなも、ブーディカも、……アルテラのこともね」

アルテラ「……変わったやつだ」フッ









~クイズ・ペルシャネア~


Q:以下のヒントに一致するものを、次の4つの選択肢から選べ


ヒント1:イラン系

ヒント2:頑強

ヒント3:すごい速さでものすごい遠くまで飛ばす

ヒント4:??????????






<A:アーラシュ >   <B:ダルビッシュ有>

<C:希望皇ホープ>   <D:プリズマ☆イリヤで一番かわいいあの、ほら、あれ

玉藻「さーぁここまで明らかになったヒントは3ツだココー!」

キャット「答えは分かったナッツー!?!?」


ネロ「……? ……?」


玉藻「すごい、そもそもなにも理解してなさそう」

キャット「4択クイズの意味から解説するワン」

ネロ「待つがよい。大丈夫だ、ほんと……その、たぶん大丈夫だから」

玉藻「さぁ、ライフラインのうち、オーディエンスとテレフォンは使ってしまいましたぁ―!」

キャット「残るライフラインはフィフティー・フィフティーとツイッターのフォロワーのみ!!!!」

玉藻「どうするコーン!?」

~オーディエンス席~


アルテラ「……」


アルテラ「……」モッキュモッキュ



アルテラ(味の向こう側へ……!)モッキュモッキュモッキュモッキュ

~テレフォン部屋・チームROMA~


カリギュラ「……」

カエサル「……」

ロムルス「……」

カリギュラ(……帰りたい)

カエサル(……帰りたい)

ロムルス(D……!)

玉藻「ちなみにヒントが1つオープンするたびに、マスターが諭吉石を1個割っています」

ぐだお「あっあっ、あっあっあっ」ビクンビクン

ネロ「う……うぅむ、ここは……」

玉藻「使っちゃいますか?」

ネロ「うむ! 使うぞライフライン!」

キャット「フィフティー・フィフティーいっちゃうニャ!?」

ネロ「フィふフィーフィフヒー!!!」

キャット「言えてない言えてない」

ネロ「ヒッヒッフー」

玉藻「一度でいいから聞いてみたい!」

キャット「丹下桜のラマーズ法!!」

玉藻「パメルクラルク二択でドーン!!!!!」


<A:アーラシュ >   <B:ダルビッシュ有>

<C:      >   <D:       >



ネロ「……」

玉藻「……」

キャット「……」

玉藻「正解はCMのあと!」

今日はここまでです





~カルデア~


ぐだお(まあ、そもそもの話)

ぐだお(『仲良くしろ』なんて言ったのは俺なわけだし)

ぐだお「……俺が何とかする筋とも言えるわけだしな」

ランスロット「……Ur――」

ぐだお「お、出たな妖怪星おいてけ」

ランスロット「Arrrrr――……」クイ

ぐだお「……え? ブーディカさんは向こうだって?」

ランスロット「……」コクン

ぐだお「はは、ありがとな。バーサーカーにまで気ぃ遣ってもらっちゃって」

ランスロット「……」

ぐだお「良かったら、マシュも見つけたら教えてくれ。あとであいつにも――」

ランスロット「Grrrrrrahhhh…………」

ぐだお「……マシュは、ランスに任せろって?」

ランスロット「……」コクリ

ぐだお「……そっか」

ランスロット「……」

ぐだお「あっはは、いや、信頼してるって。ほんと、ほんとに」

ランスロット「……」

ぐだお「じゃ、マシュのことは頼んだよ」

ランスロット「……」コクリ

ぐだお「はは……」

ランスロット「……」

ぐだお「……誰かを頼るって、頼れるって、いいよな」

ランスロット「Ar……」

ぐだお「それがちょっと、行きすぎて、甘えすぎてもさ」

ランスロット「……」

ぐだお「きっと、みんな、誰かに甘えたいんだよな。いいとか、悪いとかじゃなくて」

ランスロット「……」

ぐだお「なんか、そう思うよ」

ランスロット「……」

ぐだお「多分だけど」

ランスロット「そうですね。確かにそう思います」

ぐだお「どうしたランスロット!? 言葉遣いが変だぞ!?」






ブーディカ「じゃあ、また来てね、マシュ」

マシュ「ふぁぁい~~~~おじゃまひました~~~~」デヘー

ブーディカ「あっ、あとマスターとは、ちゃんと仲直りすること! いい?」

マシュ「うぅ……、でも私はブーディカさんさえいれば……」

ブーディカ「こーら! そんなこと言わないのっ! めっ!」

マシュ「あぁ^~」



フラフラー



ブーディカ「……ふぅ」

ブーディカ「……」

ブーディカ(自分の子供でも、こんなに甘やかさなかったのにね)



――おかーさんっ! はやく、はやくー!

――もう、そんなに慌てないの!

――こっちー! おはな、すごくきれいー!

――はいはい……ふふっ



ブーディカ「……」

ブーディカ「……」クスクス

ぐだお「ブーディカさん」

ブーディカ「へ? ……ああ、君か」

ぐだお「今、ちょっと大丈夫かな」

(スカサハガチャ回すので)今日はここまでです

スカサハは出ましたか…?(小声)
ぼくはタケシしかでませんでした(半ギレ)

>>75
出ませんでした(半ギレ)

福沢諭吉「お前は…間違っちゃいない…」シュゥゥン

ブーディカ「……ああ、ふふ、分かってるよ。マシュの話でしょ」

ぐだお「や、ブーディカさん……」

ブーディカ「いやぁー、あんまり可愛いもんだからさ、お姉さんもついつい、甘やかしちゃってね~。でもちゃんと、私からも気を付けるように言うから――」

ぐだお「ブーディカさん、そうじゃなくて」

ブーディカ「ん?」

ぐだお「俺が話したいのは、ブーディカさんのことだよ」

ブーディカ「え……私、の……?」

ぐだお「うん。まぁ、いつもありがとう、って……」

ブーディカ「ぁ、あはは……、やっだなぁ~、どうしたのこの子は、突然あらたまって~」

ぐだお「いや、いつもブーディカさん、カルデアのみんなのこと気にかけて、面倒見てくれるだろ?」

ブーディカ「いや、それは……」

ぐだお「見えないところで、みんなのこと見てくれて。俺のことだって気遣ってくれて。本当にありがとう」

ブーディカ「べ、別に好きでやってるだけだよ! お礼言われるようなことじゃ……」

ぐだお「そうだとしてもさ、俺もみんなも、そんなブーディカさんのおかげで、助かってるんだから」

ブーディカ「そうかな」

ぐだお「そうだよ。だから、もし……」

ブーディカ「……」

ぐだお「もし反対に、ブーディカさんが誰かを頼りたくなったら、いつでも言ってほしい」

ブーディカ「マスター……」

ぐだお「俺、ちゃんと見てるからさ。ブーディカさんのこと」

ブーディカ「……」




――行ってあげなさい

――でも……

――俺は、ここで見てるから


――おかーさーん!


――……ほら、呼んでるぞ


――……うん、行ってくるね、あなた



ブーディカ「……」

ブーディカ「……」

ぐだお「あー、いや、俺だけじゃ力不足だけどさ、ここにはみんなもいるし……」

ブーディカ「マスター」ムギュ

ぐだお「うあ!?」

ブーディカ「ふふふ、いいのかなぁそんな軽率なこと言ってー? 私、結構男の人に求めるハードル、高いよ?」

ぐだお「いいいやいや滅相もない!! そういう意味では――!!!」

ブーディカ「ありがとね、マスター」

ぐだお「……ん」

ブーディカ「本当に、頼りにしてる」

ぐだお「……こちらこそ」











マシュ「うへへへ~」ニヘラ

マシュ「今日も楽しかったなぁぁ~」

マシュ「明日はどうしようかなぁ~、思い切って洗濯バサミ相撲でも――……」


ポン


マシュ「ふぇ……」

ランスロット「……」

マシュ「え、ランスロット……さ――…………!?」


マシュ(……!?)

マシュ(な、何でしょう、この言いしれない気恥ずかしさ、いたたまれなさはっ!?)


マシュ「!?!?」


マシュ(まるで『キャバクラから出てきたところで偶然バッタリ親に居合わせた』かのような、この……!!!!)

マシュ「……」

ランスロット「……」

マシュ「……」

ランスロット「……」

マシュ「……あの」

ランスロット「……」

マシュ「じ、自重、します……」

ランスロット「……」コクリ









~種火集め~



ぐだお「よし、いけるな、マシュ!」

マシュ「はい、マスター! 指示を!」

ぐだお「ブーディカさん! マシュとブレイブチェイン!」

ブーディカ「よし!」


ガシュ

バシッ


シュゥゥゥ


ぐだお「ふぅ……、片付いた」

ブーディカ「きらめく刃は勝利の証」

ぐだお「勝ちセリフ違いますよそれ」

マシュ「ブーディカさんっ!」

ブーディカ「あっ、マシュ!」

マシュ「ハイ!」

ブーディカ「タ~ッチ!」パシン


ぐだお「うんうん……」

マシュ「先輩」

ぐだお「お疲れ、マシュ」

マシュ「はい……、あの、すみませんでした、先日は」

ぐだお「いや、いいって。落ち着いたんでしょ、最近は」

マシュ「ええ、あの『もうひとりの自分』のような衝動にも、耐えられるようになって」

ブーディカ「がんばったね~マシュも~」ナデナデ

マシュ「こんな風にいい子いい子されてぜんぜぜぜぜデュフヘヘヘヘ」デレー

ぐだお「耐えれてない耐えれてない」

ブーディカ「大丈夫、君がちゃんと見てくれてるんでしょ?」

ぐだお「あ、あはは、それはもう」

マシュ「……? なんです、それ?」

ブーディカ「ふふっ」

ぐだお「あっははは」

マシュ「……?」












~クイズ・ペルシャネア2~


玉藻「さあ、答えは分かったメポ?」

キャット「AとBの2択から選ぶミポー」

ネロ「う、うぅ、さっぱり分からんのだ……」ズキズキ

玉藻「では、仕方ありませんね……」

キャット「イッてしまいますかニャ?」

玉藻「禁断の、第4ヒント行きますかぁ―!?」

ネロ「し、仕方ないか……うむ! 喝采とともに幕開くがよい!!!!」

ぐだお「あっあっあっあっ」




ヒント4:真名開放すると死ぬ


ネロ「ダルビッシュ!!!!」ピンポーン

キャット「すごいなお前の中のダルビッシュ!!!!」

玉藻「嫌ですよそんなエース!!!!」

ネロ「それで、答えは!?」

玉藻「では、答えは……」

キャット「本人に登場していただくワオーン!!」

ネロ「な、なんと! ではダルビッシュがここに!?」

玉藻「何で正解を疑わずにいれるのか分かりませんが」

ネロ「だが、ダルが本当に来たらすごかろう」

キャット「そりゃすごいが……」

玉藻「ダルビッシュ、真名解放しても死にませんしね」

キャット「ダルが遠い未来に英雄になる世界ならワンチャン……?」

玉藻「どんな世界線ですかそれ」




ザワザワ


ザワザワ


アーラシュ「……」

アーラシュ「……」

アーラシュ(……出づらい)

ザワザワ


アーラシュ「うぅん……」


マタハリ「うふふ、お困りのようですねぇ?」

アーラシュ「お前は……マタハリ!?」

マタハリ「そんなアーラシュさんに、イ・イ・コ・ト、教えてあげます♪ さ、手を貸して」ニギッ

アーラシュ「え? お、おい……」

マタハリ「……これが、縦スラの握りです」

アーラシュ「やらないからな!?」

マタハリ「えっ」

アーラシュ「いや、そんな意外そうな顔されても」

マタハリ「ひどい……貴方も私のことメスパックンなんて呼ぶのね……」

アーラシュ「呼んでない! 誰も呼んでないから!」

マタハリ「宝具が女性に効いたっていいじゃない……、お好きな人にはたまらないじゃない……」クスン

アーラシュ「別にみんな気にしてないから! 反応してるのは一部の人だから!」

マタハリ「クス、優しいのね、大英雄さん?」ギュッ

アーラシュ「いや……ちょ、待ってくれ! いやっ、そこは……あっ」

マタハリ「待てだなんて……こっちの宝具はもうこんなに頑健EX……」

アーラシュ「あーっ! あーっ! いけません! いけません! あーっ!」

マタハリ「私という女に溺れてちょうだい!!!!」

アーラシュ「ステラァァァァァァァ!!!!!!!!」

~ローマ(おわり)~

これでこのSSは終わりです
お読みくださいましてありがとうございました

>>35さん、アーラシュ出しました!ごめんなさい!(即謝罪)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年02月02日 (木) 01:05:54   ID: u69NsPqU

この勢い結構好き

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