いろは「やっぱり先輩の好感度は間違ってますね」【コンマ】 (1000)
1スレ目
八幡「好感度がわかるスイッチ……?」静「うむ」【コンマ】
八幡「好感度がわかるスイッチ……?」静「うむ」【コンマ】 - SSまとめ速報
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2スレ目
八幡「それでも俺は……本物の好感度が欲しい」【コンマ】
八幡「それでも俺は……本物の好感度が欲しい」【コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449070801/)
六行でわかる前スレのあらすじ
1、いろはすが黒はすになって
2、はるのんとゆきのんの戦いが勃発
3、相模が許される優しい世界が来て
4、かと思えば平塚先生が反面教師
5、そして、小町のジェットコースター
6、材木座さんマジパネえっす
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1449412270
留美→葉山 04
留美→雪乃 78
留美→結衣 11
留美→八幡 35
三浦「隼人はちょっと嫌われ過ぎっしょー」
葉山「……あの時の誤解がなくてこの数値か。……俺もそろそろ深刻な感じでへこんできたな」ハァ……
雪乃「……私は意外と好かれてるのね。どうしてかしら?」
留美「雪乃さんは元からそれぐらいかな。雪乃さんと八幡はなんか違ったし。多分、八幡も本当はそれぐらいだったんだろうけど……」
雪乃「さっきのを見て一気に下がった、という事ね」
結衣「あれ……それだと私、元からたいしてなかったって事じゃ……」
八幡「……俺は仕方ないか」ボソッ
雪乃「それじゃあ、次は私たちからね」
葉山「あ、でもその前にちょっといいかい」
雪乃「何かしら?」
葉山「今回、戸部も参加させたい。節操がない感じだし、小町ちゃんの一件もある。ロリコンかもしれないからな」←戸部への好感度14
戸部「ちょっ、隼人君!?」
いろは「そうですね。戸部先輩もいっちゃいましょうか。本当にロリコンな可能性ありますし」←戸部への好感度15
戸部「いろはすまでとか、マジかよー! ないわー!」
結衣「それじゃあ、戸部っちも含めて五人だね」
雪乃「では、葉山君からどうぞ」
葉山「ああ」ピピッ
雪乃「で、私ね」ピピッ
結衣「次が私!」ピピッ
戸部「次、俺かよー」ピピッ
八幡「俺、いつも最後だな……」ピピッ
葉山→留美 ↓1
雪乃→留美 ↓2
結衣→留美 ↓3
戸部→留美 ↓4
八幡→留美 ↓5
葉山→留美 78
雪乃→留美 97
結衣→留美 64
戸部→留美 34
八幡→留美 85
留美「……私、結構皆から高いんだ。ふうん//」
三浦「いや、あんたそんな呑気な事、言ってる場合じゃないし」
留美「?」
陽乃「こっち来ようか、留美ちゃん。あっちには危険な人間がいるからね」
静「雪ノ下! 小学生は犯罪だからな!」
雪乃「せ、先生! この数値は決してそういうやましい数字という訳ではなく、むしろ保護をしたいという(以下略)」
めぐり「君もだよ、比企谷君。小学生に手を出そうとするなんて、本当に最低だねえ」ニコッ
八幡「いや、これはマジで違いますから。荒んだ心を癒したいっていう思いがあっただけで、そういうのじゃないですから。本当に」
折本「葉山くんはギリギリセーフ的な感じかなあ」
相模「葉山君がロリコンとか、それはないってー」
いろは「戸部先輩もセーフですね。残念……良かったですね、戸部先輩」ニコッ
戸部「いろはすー……? 今、残念とか言いかけなかったこれ?」
静「雪ノ下のやつ、本当に節操がないな」ハァ
雪乃「だからそれは誤解だと説明したはずですが//」ドキドキ
結衣(ゆきのん、何でちょっと嬉しそうなの?)
沙希「で、これでようやくあたしらの番って訳ね」
大志「これ、俺もだよね、姉ちゃん……」
沙希「ま、パパっとやってとっとと帰ろうか。そのスイッチ、貸して」
留美「あ、はい」スッ
沙希「私は結構多いから……大志、あんた先にやんなよ」
大志「え、あ、うん……。わかった」
沙希「大志だと……知り合いって程の知り合いがここにはいないからね」
結衣「えっと……小町ちゃんはもうやったし、あとは私達ぐらいかな、ゆきのん?」
雪乃「私達もそれほど話していた訳ではないでしょう。小町さん関連で比企谷君ぐらいかしらね」
小町「……お兄ちゃんに、か」ジィー
大志(なんか睨まれてる気がする……)
沙希「あとまあ、あたしだね。じゃ、二人だけ押してって、大志」
八幡「俺もか……」
大志「それじゃ、押してくっす」
大志「よっ」ピピッ
大志→沙希 ↓1
大志→八幡 ↓2
大志→沙希 89
大志→八幡 63
小町「うん……まあ、これならいっか」
陽乃(小町ちゃん、あれだけの事を比企谷君から言われてるのに、まだお兄ちゃんの心配するんだ……)
沙希「……89か//」
海老名「あれ、サキサキ、ひょっとして照れてるの?」
沙希「……そんなんじゃないし。兄弟ならこれぐらい普通だから//」フイッ
海老名「と言いつつ、内心では嬉しいんだよね? そうだよね?」
沙希「だから、違うっての。やめて」
雪乃「……何か、デジャヴというかフラグが立った気がするわね」
結衣「……ゆきのん、怖い事言うのやめようよ。……まさかね」
葉山「……嫌な予感がするな」
静「……お前もか、葉山」
大志「それじゃ、姉ちゃん、これ」スッ
沙希「ああ、うん。あたしか……」
戸部「川崎さんだと何人になる?」
雪乃「生徒会関連メンバーと姉さんを抜きにすると十二人という事になるのだけれど……」
八幡「……戸部と相模、それに戸塚あたりは抜いてもいいんじゃないか。話してるのをろくに見た事ないぞ」
結衣「あと、小町ちゃんはもう計ってる……よね。残念な結果になっちゃったけど……」
葉山「そういえば、あれはどうして川崎さんだけ高かったのかな?」
小町「あー……ええとですね。川崎さん、お料理とか上手ですし、裁縫とかもこなしますし、女子力が一番高いので……」
海老名「それは確かに」
小町「あと、しっかりしてるし、気も強いけど内面は優しいですし、お兄ちゃんのお嫁さんには一番ピッタリかなっていうか……」
小町「小町的にも、お義姉さんになってもらいたかったんですよ。……小町、嫌われてるっぽいですけど」ハァ……
葉山「なるほどね……。上手くいかないものだな」
戸部「だけどー、それ言うなら、川崎さんとヒキタニ君の好感度がお互い良ければ、まだ望みはあるんじゃね?」
相模「そうだよね。まだね」
八幡「……で、結局誰に何人押すんだ?」
戸部「てか、もう逆に面倒だし、川崎さんに決めてもらうべ。そっちの方がいいっしょ」
沙希「……何? 私の好きに押していいの? だったら勝手に押してくけど」
結衣「そうだね。じゃあお任せで」
沙希「ん。じゃあまずは、先生と葉山のグループから」ピピッ
沙希→静 ↓1
沙希→葉山 ↓2
沙希→三浦 ↓3
沙希→戸部 ↓4
沙希→海老名 ↓5
沙希→静 27
沙希→葉山 37
沙希→三浦 76
沙希→戸部 07
沙希→海老名 25
陽乃「軒並み低いねー」
相模「川崎さん、人嫌いって程でもないけど、クラスじゃ孤立してる感じなんで、うち的にはー、納得、みたいな?」
戸部「俺一桁かよー、マジでー」
いろは「ていうか、戸部先輩って人によって好き嫌いがはっきり分かれてますよね」
戸部の被好感度(高い順)
戸塚 100
八幡 83
雪乃 80
海老名 76
小町 65
三浦 63
静 22
結衣 15
いろは 15
葉山 14
沙希 07
相模 04
海老名「私、25かあ……。やっぱり本当に擬態しようかな。……それとも単に迷惑がられてたのかな……」シュン
三浦「あーし、そんなに気に入られる事したか? 全然、覚えないんだけど……」
葉山「俺はこんなもんかな……。まだマシな方と信じたい……」
沙希「そんじゃ、次押してくから」
沙希「後は、戸塚と奉仕部の三人、それと大志ね」
小町(小町的にイチオシな川崎さんから、お兄ちゃんへの好感度が遂に来るんだね)ドキドキ
八幡(川崎か……。どうせ10とか20ぐらいの低さだと俺は思ってるが……)
雪乃(私は多分低いでしょうね……。好印象を持たれてるイメージはないし……)
結衣(私、どうなんだろ。普通ぐらい? だといいんだけど……)
戸塚(僕は……そんなに話した事ないし……。低そうな気がする……)
大志(姉ちゃんからか……。緊張してきた……。高いといいんだけど)ドキドキ ←沙希への好感度89
沙希「じゃ、はい」ピピッ
沙希→戸塚 ↓1
沙希→雪乃 ↓2
沙希→結衣 ↓3
沙希→大志 ↓4
沙希→八幡 ↓5
沙希→戸塚 38
沙希→雪乃 40
沙希→結衣 97
沙希→大志 88
沙希→八幡 44
小町「あぅぅっ!」
八幡「……言っとくが、これでも俺は高い方だと思ってるぞ」
雪乃「私はこんなものかしらね……。かなり納得出来る数値なのだけど……由比ヶ浜さんを除けば」
結衣「え、これってもしかして//」チラッ
沙希「私、結構あんたの事好きだよ。明るいし、元気一杯だし、弟や妹見てるみたいでさ」
結衣「あ、そっちか……。うーん、でも……。や、やっぱり、嬉しいかな//」ニコッ
沙希「ん、そう? なら私も嬉しいけどさ」ニコッ
大志「姉ちゃん、俺も嬉しいよ! やっぱ、姉ちゃん、俺たち兄弟の事好きなんだよね!」
沙希「何言ってんの、兄弟なんだから当たり前じゃん」
八幡「…………」
小町「…………」
戸塚「……かける言葉が見つからないや」
戸部「っしょー……」
静「ふむ。予感が外れて何よりだな」
葉山「ですね……。しかし、比企谷達は」ハァ
今日はここまで
ホントだ。>>132訂正
沙希→八幡 48
相模「それにしても、戸部君だけやけに低くない? 川崎さん、これ、何で?」
川崎「……別に。あまり興味ないってのと、一人だけなんかうるさいし」
戸部「」
三浦「あーし、高いけどこれは?」
川崎「カッコいいって思う時あるからね。そりは合わないとこたまにあるけど、嫌いじゃないよ、あんたの事」
三浦「……あ、そう。うん、まあ……」
結衣「それじゃ、次は私達からだね!」
静「長かったこれも最後か」
大志「あ、ちょっと待ってほしいっす」
沙希「なに、どうしたの?」
大志「俺からお兄さんの分が抜けてるんで、それ、先にお願いします」
八幡「ああ、そういえば忘れてたな」
大志「酷くないっすか!? お兄さん!」
いろは「それじゃ、先輩どうぞ」
八幡「……わかった」ピピッ
八幡→大志 ↓1
八幡→大志 99
大志「……お兄さん?」
雪乃「……比企谷君?」
結衣「……ヒッキー、中二にも異常に高かったし、まさか……」
海老名「」ブハッ!!
葉山「……何も言わずに倒れたぞ」
三浦「誰か代わりに言ってやるし」ハァ
静「キマシタワー!!」キラキラ
陽乃「静ちゃん!?」
小町「お、お兄ちゃん……。まさか、そんなね……」
戸部「俺にも高かったし、まさか……」
八幡「いや、違う。俺の青春ラブコメは間違っていない。俺はホモじゃないぞ。違うからな!」アセアセ
めぐり「でも、この高さはね。どうなんだろうね」
戸塚「八幡! そこは自分に素直になるべきだよ!」キラキラ
折本「ちょっ、比企谷、あんたマジウケる! サイコー! お腹痛い!」ケラケラ
材木座「……八幡。貴様との友情、少し考えさせてもらうぞ」
八幡「だから、違うって言ってんだろ!」アセアセ
雪乃「焦るところが余計に怪しいわね……」
結衣「ヒッキー、そっち系かあ……。うーん」
大志「……お兄さん、俺にはそういう趣味は」
八幡「違う! 俺は単にお前の事を買ってるだけで、そういう意味で好感度が高い訳じゃない!」
沙希「大志。これから比企谷と喋るの禁止な」
八幡「おい、川崎。それはマジで誤解だ。やめろ」
いろは「でも、先輩。いかにも美形っていう葉山先輩や戸塚先輩に対してはそこまでなんですよね。ホモ扱いは微妙みたいなとこありますけど」
小町「で、ですよね! ほら、お兄ちゃん小町を嫌ってるんで、だから逆に大志君の事を好きになっちゃったみたいな感じですよ、きっと!」アセアセ
陽乃「……今のままだとグレーかなあ。何とも言えない」
静「よし! 検証するぞ!」
八幡「!?」
静「雪ノ下。さっきの玉縄の画像をもう一度出せ。それで判定する」
雪乃「わかりました。すぐに」ササッ
結衣「ヒッキー、あの人の事をあんま好きじゃなかったみたいだし、普通なら低いよね」
いろは「なるほど……。それでも高かったらそれはもう手遅れという事ですね」
静「うむ。あいつは葉山と同じ系統のそこそこな美形だ。食いつきは普通は低くなるだろう」
葉山「よし。比企谷は確保した!」ガシッ
八幡「葉山、お前!! 離せ!!」
雪乃「はい、比企谷君。あの人の画像よ」サッ
戸塚「スイッチ押すね、八幡!」ササッ
八幡「やめてくれ、戸塚! おい、ちょっと待て!」ピピッ
海老名「さあ、どうなるかなあ」ワクワク
静「楽しみだな」ワクワク
八幡→玉縄 ↓1
八幡→玉縄 66
陽乃「また、微妙なところがきたねえ……」
結衣「……高いような気もするんだけど、うーん」
雪乃「でも、戸塚君より上の数字よ、これ。あの男相手にそこまで高いとは思えないのだけど」
相模「て、事は……」
めぐり「確定かなあ」
小町「ち、違います! お兄ちゃんは分け隔てなく色んな人が好きなだけなんですよ! ほら!」
八幡の好感度(高い順)
材木座 99
大志 99
めぐり 87
結衣 85
留美 85
戸部 83
雪乃 80
折本 71
海老名 69
陽乃 69
玉縄 66
戸塚 62
相模 60
三浦 53
いろは 44
葉山 32
静 24
小町 03
三浦「……こうして見ると、ホントにヒキオ、50以上がほとんどだし」
小町「嫌いなの、小町と先生ぐらいですよ! だから、お兄ちゃんは……ホモなんか……ぅ」グスッ
結衣「ちょっと小町ちゃん、思い出して泣かないで!」
雪乃「ハンカチよ、使って」サッ
小町「雪乃さんからは要りません」パシッ
雪乃「」
葉山「だけど、あの二人だけ飛び抜けてるのも確かなんだよな……」
八幡「お前、本当に余計な事を言うな」
材木座「ぬうう! これはまた難しい!」
陽乃「やっぱりグレーかなあ。もう検証出来る人もいないしね」
沙希「ていうか、あたしまだ残ってんだけど」
戸部「そうっしょ。とりあえず、川崎さん終わらせるべ」
雪乃「それで判明する可能性もある訳だし、先に計ってみましょうか」
結衣「順番からいって、さっきの逆だよね。なら、平塚先生から」
静「そうだな。とりあえず川崎を調べるか」ピピッ
葉山「次は俺か」ピピッ
三浦「あーしも」ピピッ
戸部「で、俺と」ピピッ
海老名「私かあ。サキサキから低かったんだよね……はぁ」ピピッ
静 →沙希 ↓1
葉山 →沙希 ↓2
三浦 →沙希 ↓3
戸部 →沙希 ↓4
海老名→沙希 ↓5
静 →沙希 06
葉山 →沙希 01
三浦 →沙希 41
戸部 →沙希 49
海老名→沙希 45
八幡「……平塚先生、これ教師として出しちゃいけない数値だろ」
戸塚「……あの時の結婚話の事を根に持ってたのかな」
雪乃「そして、葉山君、あなたもフラれた事を根に持ってたのかしらね?」
葉山「……ノーコメントだ」
結衣「姫菜も、もう少し高いかなって思ってたんだけど……」チラッ
海老名「……どうせ、私の好感度下から三番目だしね」←沙希からの好感度25
三浦(姫菜がやさぐれてるし……)
戸部「俺は普通。こんなもんだべ」
戸塚「それじゃあ次は僕たちだね」
いろは「えっと……戸塚先輩からですね」
戸塚「じゃあ押してくよ」ピピッ
雪乃「私ね」ピピッ
結衣「で、私!」ピピッ
大志「俺はもうやってるんで、次はお兄さんっす!」
八幡「お、おう//」
小町「……何でお兄ちゃん、顔赤らめてるの」
八幡「何でもねえよ。押すぞ」ピピッ
沙希「由比ヶ浜からもか……」ドキドキ ←結衣への好感度97
戸塚→沙希 ↓1
雪乃→沙希 ↓2
結衣→沙希 ↓3
八幡→沙希 ↓4
戸塚→沙希 33
雪乃→沙希 34
結衣→沙希 94
八幡→沙希 56
小町「ぐぅぅぅ!」
八幡「だから、何でお前が悔しがるんだよ」
戸塚「雪ノ下さんは僕と同じでちょっと苦手って感じ? 好みのタイプだと思ってたんだけど」
雪乃「あの人は女子力が高すぎて少しね。不憫な感じな方が私は好きだから」
三浦「歪みすぎっしょ、あんた……」
留美「……私、雪乃さんから不憫と思われてたんだ。ふうん……」
陽乃「いや、留美ちゃんはもう雪乃ちゃんには近付かない方がいいから」
沙希「……94か//」ドキドキ
結衣「えへへ。サキサキ大好きだよー//」ムギュッ
沙希「いや、ちょっともう。馴れ馴れしいって、あんた///」
結衣「だってさあ// ギュッてしたいって思うし//」ギュッ
沙希「たくもう……///」
葉山「ぶれないな、結衣は……」
静「女同士には興味がない」
海老名「ですよね」コクッ
いろは「……こちらの二人もぶれないですね」
めぐり「これで終わりかあ。長かったような短かったような、変な感じだね」
相模「……でも、うちはやって良かったなあ。雪ノ下さん以外からは嫌われてないってわかったし」ニコッ
静「よし。それじゃ、解散するか。皆、すまないな。呼び出してしまって」
陽乃「いいって、いいって。私はそれなりに楽しめたしさあ。……小町ちゃんの時以外は」
八幡(睨まれてる……。怖えよ)
雪乃「あの、平塚先生。その好感度スイッチはどうするんですか?」
静「ん? これか? まあ、私はもう使わないだろうし、押し入れの奥にでも仕舞おうかと思ってるが」
雪乃「でしたら、それ、今日一日だけお借りしても宜しいですか。あと一回だけ使いたいので」
静「……別に構わんが、誰に使う気だ?」
雪乃「いえ、それはちょっと……」
静「ふむ。気になる奴でもいるのか。それなら深く聞くのも野暮だな。構わんぞ、ほれ」ポイッ
雪乃「……先生、何も投げなくても」
静「さ、帰るか」スタスタ ←雪乃への好感度17
雪乃「放置ですか……呆れますね//」ドキドキ
結衣(ゆきのん、どんどん別世界にいってるし……)
葉山「それじゃあ俺たちも解散かな」
三浦「だね。あー……なんかあーし疲れたっていうかストレスたまったし」
葉山「そうだね。それならどうだろう。これから皆でカラオケにでも行ってストレスを発散……」
三浦「戸部ー、カラオケにでも行こ。あ、結衣とかヒキオ、相模とか川崎さんとかも誘って」
戸部「それナイスー! 流石、優美子だしー!」
相模「え……うちもいいの?」
三浦「当たり前っしょ。あんたは文化祭の分、今楽しめばいいし」
相模「あ……ありがとう!」
戸部「川崎さんもー! 一緒にカラオケ行こうぜー! めっちゃ歌いまくってさー!」
葉山「……俺は誘われもしなくなったのか」
海老名「……私もみたいなんだけど」
結衣「サキサキ! カラオケだって! 行こうよ!」
沙希「いや、私はそういうのはいい。帰るから」
結衣「え、やだ、行こうよ。私、サキサキと一緒がいい」
沙希「いや、でも他にやる事とかあるし」
結衣「ちょっとだけ、ね! 一時間とかだけでもいいから!」
沙希「」ハァ
沙希「じゃあ、本当に少しだけね」
結衣「うん!」パアッ
八幡「じゃ、俺はもう帰るから」
小町「あ、待って! 私も一緒に帰るよ!」
八幡「お前はカラオケにでも行ってこい。どうせ、由比ヶ浜は誘うだろうしな」
小町「いやそんな、お兄ちゃん置いて一人でカラオケとかいけないし。あ、今の小町的にポイン」
八幡「うるさい」スタスタ
小町「……ぅ。お兄ちゃん……」グスッ
雪乃「ちょっといいかしら、小町さん」
小町「……何ですか?」グスッ
雪乃「あの……そんなに怨めしそうな目で見ないで。ただ、私は小町さんにお願いが一つだけあって……」
小町「……何のお願いです?」
雪乃「その……あなたの家で飼っているカマクラさんに会いたいのだけど……」
小町「嫌です。お兄ちゃんの事を生理的に嫌いとか言ってる人にカーくんを会わせたくないです」
雪乃「……っ」
八幡(あいつ……カマクラにも試すつもりか)
八幡「……小町、いいんじゃないか。雪ノ下は猫好きだしな。それぐらい構わないだろ」
小町「え……でも」ジロッ
八幡「……なら、俺が雪ノ下を家まで誘うが、どうする」
小町「お兄ちゃんの意地悪……。ホント小町的にポイント低いよ、今の」
八幡「別にお前のポイントなんかいらん」
小町「ぅぅ……わかった。雪乃さん……どうぞ。ただ、一回試したらすぐに帰って下さいよ」
雪乃「あ、ありがとう……小町さん」パアッ
八幡(……というか、あのスイッチ、猫にまで好感度ってきくのか?)
【比企谷家】
カマクラ「うにゃ……」ゴロゴロ
雪乃「……みゃー」(小声)
小町「あーあ、もう。カーくんにまで……」
八幡「とりあえず、スイッチ押させてみるか。小町、カマクラを抱き上げといてくれ」
小町「わかった。もう。……それにしても、本当にあーあだよ」ダキッ
カマクラ「にゃあ?」
八幡「で、スイッチを押させると……」スッ
カマクラ「にゃ?」ピピッ
雪乃「」ドキドキ
カマクラ→雪乃 ↓1
カマクラ→小町 ↓2
カマクラ→八幡 ↓3
カマクラ→雪乃 66
カマクラ→小町 34
カマクラ→八幡 14
雪乃「良かった……。それなりにあるわ」パアッ
小町「私、カーくんからも苦手って思われてるの……。小町、今日はかなりダメージ受けてるよ……」ヨロッ
八幡「カマクラ……お前もか」
カマクラ「うにゃ」ガブッ
八幡「ちょっ、おい! 痛い痛い!」
小町「ちなみにこれ、逆もいけるんだよね……」
八幡「試すのか?」
小町「何か気になるでしょ、こういうの。お兄ちゃんはならないの?」
八幡「……多少はなるけどな」
小町「なら、押してこ。はい」ピピッ
八幡「ほれ」ピピッ
雪乃「あ、わ、私も」ピピッ
雪乃→カマクラ ↓1
小町→カマクラ ↓2
八幡→カマクラ ↓3
雪乃→カマクラ 59
小町→カマクラ 21
八幡→カマクラ 02
小町「……ねえ、お兄ちゃん」
八幡「……何だよ」
小町「……お兄ちゃん、この家の全てを呪ってるの?」
八幡「…………」
雪乃「……どうすればいいのか困るわね」
八幡「……そういうお前もたいしてカマクラの事好きじゃないんだな」
小町「……お兄ちゃんほどじゃないし」
カマクラ「にゃー?」
雪乃「よしよし。悪いけど、あなたはもう向こうに行った方がいいわ」ソソソッ
カマクラ「にゃあ?」
小町「ていうかさあ。雪乃さんもそんなに猫好きじゃなかったよね」
雪乃「」ギクッ
小町「あれですか? 猫大好きって言ってる自分が大好きみたいなそんな感じですか?」
八幡(それ、どこの一色だよ)
雪乃「べ、別に元から私は猫が好きなんて一言も言った覚えがないわ……」フイッ
小町「ちょっと雪乃さん。今度はこれ、いってみません?」っパンさん
雪乃「!?」
八幡(……小町のターン)
小町「パンさん好きですよね、雪乃さんって」
雪乃「だ、だから、私はそんな事をこれまで一言も言った覚えがないわよ……」フイッ
小町「じゃあ、押してみましょうか。押せますよね?」
雪乃「う……わ、わかったわ」
八幡(どうなるんだ、これ……)
雪乃「じゃあ……押すわよ」
雪乃「はい」ピピッ
雪乃→パンさん ↓1
雪乃→パンさん 49
雪乃「…………」
小町「あざといですねえ、雪乃さん?」
八幡(……マジか)
雪乃「……ごめんなさい、もう帰るわ。お邪魔しました」ササッ
小町「はい。お気をつけて」
八幡(本物って怖いな……。俺は今日、心底それを思った)
【夕方】
小町「」パクパク
八幡「」モグモグ
小町「…………」
八幡「…………」
小町「……お兄ちゃん、ご飯おかわりいる?」
八幡「…………」ガタッ
小町「あ……」
八幡「」スタスタ
小町「…………」シュン
ピンポーン
八幡(何だよ、勧誘とかだったら、無言で閉める勢いだぞ、今)
八幡「」スタスタ
八幡「はい」ガチャッ
結衣「やっはろー、ヒッキー」
八幡「由比ヶ浜……。どうしたんだよ、急に」
結衣「あのね、ヒッキー。ゆきのんに聞いたんだけど、好感度スイッチって動物にも大丈夫なんだよね」
八幡「まさか……」
結衣「サブレ連れてきたから、ちょっと計らせて。お願い」
サブレ「わんっ!」
八幡「もう好きにしてくれ。ほら」
結衣「うん! じゃ、サブレ。これだよ。これ、前足でポチって」スッ
サブレ「わん」ピピッ
サブレ→結衣 ↓1
サブレ→八幡 ↓2
サブレ→結衣 59
サブレ→八幡 70
結衣「うっ! ヒッキーのが高いの」
八幡「助けた事、覚えてるのか、お前?」
サブレ「わんわん!」フリフリ
結衣「……そっかあ、もうしょうがないかな、それは」
結衣「じゃ、次は逆だね。ヒッキー、サブレの事どう思ってるの?」
八幡「いや、そんな……普通だぞ」
結衣「じゃ、押してみよっか。それっ」ピピッ
八幡「ん……」ピピッ
結衣→サブレ ↓1
八幡→サブレ ↓2
結衣→サブレ 06
八幡→サブレ 82
八幡「……おい、由比ヶ浜」
結衣「……な、なに、ヒッキー」
八幡「お前、まさかサブレに虐待とかしてないだろうな?」
結衣「な、なに言ってるの、ヒッキー! する訳ないし!」
八幡「だけどお前、この数値は酷いだろ。一桁とかそんなレベルだぞ」
結衣「してないってば! してたらサブレからの好感度も低くなるでしょ!」
八幡「……まあ、それもそうか」
結衣「ただ、その……私、犬はあんまり好きじゃないっていうか、吠えるとうるさいし世話が大変だし……。お母さんから散歩に連れてけってしつこく言われるし……」
八幡(サブレ……頑張れ。むしろ、俺が引き取っちゃうまである)
結衣「えと、じゃあ、あの! 私はこれで帰るね!」アセアセ
八幡(むしろ、その好感度でどうして俺の家まで計りに来たんだってレベルなんだが)
結衣「ほら、サブレ! 帰るよ」
サブレ「わんわん!」フリフリ
八幡「おう、また来いよ。サブレ」
サブレ「わん!」フリフリ
結衣「あははっ……。じゃ、じゃあね、ヒッキー! また明日!」タタタッ
八幡「……おう」
バタンッ……
八幡「また明日か……」
八幡「どうなるんだろうな……。その明日ってのは……」
八幡(……偽物のない本物だけの世界。それが好感度スイッチでわかってしまった)
八幡(……だが、その本物は俺の考えてた以上に、歪で、ねじまがっていて、そして残酷だった)
八幡(それでも、俺は本物が欲しいのか……)
八幡(……俺は未だにその答えが出せてない。これで本当に良かったんだろうかと、多分、ずっと考え続ける)
八幡(雪ノ下や由比ヶ浜の事を考えると……奉仕部も、辞めるしかないのかもな)
八幡(俺がいない方が、奉仕部は
上手く回る気がする……)
コンマこれで全部終わったんで、後で集計して表とランキング出しときやす
続きは……書くつもりだけど、今回救いのない結果になったんで、ちょいと構想考えやす
多分、少しズルして御都合主義を出すと思う。見逃してや
コンマ表とランキング
好感度と相性(高い順) 被好感度(高い順)
『平塚静』
陽乃 95 ⇔ 41 めぐり 100
海老名 84 ⇔ 43 戸部 98
小町 72 ⇔ 01 雪乃 93
いろは 66 ⇔ 70 相模 80
八幡 45 ⇔ 24 結衣 73
戸塚 42 ⇔ 40 いろは 70
相模 39 ⇔ 80 三浦 67
葉山 35 ⇔ 19 海老名 43
戸部 22 ⇔ 98 陽乃 41
雪乃 17 ⇔ 93 戸塚 40
めぐり 16 ⇔ 100 沙希 27
三浦 12 ⇔ 67 八幡 24
結衣 11 ⇔ 73 葉山 19
沙希 06 ⇔ 27 小町 01
玉縄 66
『比企谷八幡』
材木座 99 ⇔ 91 小町 91
大志 99 ⇔ 65 材木座 91
めぐり 87 ⇔ 03 戸部 84
結衣 85 ⇔ 32 海老名 82
留美 85 ⇔ 35 戸塚 79
戸部 83 ⇔ 84 相模 74
雪乃 80 ⇔ 10 いろは 72
折本 71 ⇔ 15 三浦 70
海老名 69 ⇔ 82 大志 65
陽乃 69 ⇔ 49 葉山 49
戸塚 62 ⇔ 79 陽乃 49
相模 60 ⇔ 74 沙希 48
沙希 56 ⇔ 48 静 45
三浦 53 ⇔ 70 留美 35
いろは 44 ⇔ 72 結衣 32
葉山 32 ⇔ 49 折本 15
静 24 ⇔ 45 雪乃 10
小町 03 ⇔ 91 めぐり 03
サブレ 82 ⇔ 70
カマクラ 02 ⇔ 14
玉縄 66
『雪ノ下雪乃』
三浦 97 ⇔ 33 相模 100
留美 97 ⇔ 78 戸塚 92
小町 94 ⇔ 36 いろは 85
静 93 ⇔ 17 葉山 81
戸塚 88 ⇔ 92 八幡 80
戸部 80 ⇔ 58 留美 78
材木座 75 ⇔ 34 結衣 69
結衣 51 ⇔ 69 戸部 58
海老名 44 ⇔ 38 沙希 40
葉山 42 ⇔ 81 海老名 38
沙希 34 ⇔ 40 小町 36
陽乃 24 ⇔ 24 材木座 34
いろは 16 ⇔ 85 三浦 33
めぐり 11 ⇔ 28 めぐり 28
八幡 10 ⇔ 80 陽乃 24
相模 10 ⇔ 100 静 17
カマクラ 59 ⇔ 66
パンさん 49
『由比ヶ浜結衣』
沙希 94 ⇔ 97 沙希 97
小町 87 ⇔ 23 海老名 90
三浦 86 ⇔ 79 八幡 85
材木座 78 ⇔ 53 三浦 79
静 73 ⇔ 11 相模 57
雪乃 69 ⇔ 51 葉山 53
留美 64 ⇔ 11 材木座 53
相模 59 ⇔ 57 雪乃 51
海老名 43 ⇔ 90 戸塚 44
陽乃 36 ⇔ 41 陽乃 41
八幡 32 ⇔ 85 戸部 37
戸塚 24 ⇔ 44 小町 23
いろは 20 ⇔ 14 いろは 14
葉山 15 ⇔ 53 静 11
戸部 15 ⇔ 37 留美 11
サブレ 06 ⇔ 59
『葉山隼人』
いろは 93 ⇔ 14 相模 84
三浦 82 ⇔ 09 陽乃 76
雪乃 81 ⇔ 42 海老名 57
留美 78 ⇔ 04 戸塚 51
陽乃 74 ⇔ 76 小町 45
相模 67 ⇔ 84 雪乃 42
折本 65 ⇔ 22 沙希 37
結衣 53 ⇔ 15 静 35
小町 52 ⇔ 45 八幡 32
八幡 49 ⇔ 32 戸部 25
海老名 30 ⇔ 57 折本 22
戸塚 28 ⇔ 51 結衣 15
静 19 ⇔ 35 いろは 14
戸部 14 ⇔ 25 三浦 09
沙希 01 ⇔ 37 留美 04
『三浦優美子』
結衣 79 ⇔ 86 雪乃 97
小町 78 ⇔ 40 結衣 86
相模 72 ⇔ 02 葉山 82
八幡 70 ⇔ 53 戸部 78
静 67 ⇔ 12 沙希 76
戸塚 65 ⇔ 19 いろは 58
戸部 63 ⇔ 78 八幡 53
いろは 50 ⇔ 58 海老名 45
沙希 41 ⇔ 76 小町 40
雪乃 33 ⇔ 97 戸塚 19
海老名 10 ⇔ 45 静 12
葉山 09 ⇔ 82 相模 02
『戸部翔』
小町 100 ⇔ 65 戸塚 100
静 98 ⇔ 22 八幡 83
八幡 84 ⇔ 83 雪乃 80
戸塚 79 ⇔ 100 海老名 76
三浦 78 ⇔ 63 小町 65
雪乃 58 ⇔ 80 三浦 63
いろは 57 ⇔ 15 静 22
相模 56 ⇔ 04 結衣 15
沙希 49 ⇔ 07 いろは 15
結衣 37 ⇔ 15 葉山 14
葉山 25 ⇔ 14 沙希 07
海老名 15 ⇔ 76 相模 04
留美 35
玉縄 30
『海老名姫菜』
結衣 90 ⇔ 44 相模 94
八幡 82 ⇔ 69 静 84
戸部 76 ⇔ 15 八幡 69
相模 61 ⇔ 94 結衣 44
葉山 57 ⇔ 30 雪乃 43
三浦 45 ⇔ 10 小町 39
小町 45 ⇔ 39 葉山 30
沙希 45 ⇔ 25 沙希 25
静 43 ⇔ 84 戸部 15
戸塚 41 ⇔ 07 三浦 10
雪乃 38 ⇔ 43 戸塚 07
いろは 22 ⇔ 02 いろは 02
『戸塚彩加』
戸部 100 ⇔ 79 雪乃 88
雪乃 92 ⇔ 88 戸部 79
八幡 79 ⇔ 62 三浦 65
小町 65 ⇔ 32 八幡 62
葉山 51 ⇔ 28 静 42
結衣 44 ⇔ 24 海老名 41
静 40 ⇔ 42 沙希 38
沙希 33 ⇔ 38 小町 32
三浦 19 ⇔ 65 葉山 28
海老名 07 ⇔ 41 結衣 24
『一色いろは』
雪乃 85 ⇔ 16 葉山 93
八幡 72 ⇔ 44 静 66
静 70 ⇔ 66 戸部 57
めぐり 63 ⇔ 22 三浦 50
三浦 58 ⇔ 50 八幡 44
戸部 15 ⇔ 57 海老名 22
葉山 14 ⇔ 93 めぐり 22
結衣 14 ⇔ 20 結衣 20
海老名 02 ⇔ 22 雪乃 16
戸塚 96
折本 83
玉縄 65
陽乃 56
『雪ノ下陽乃』
小町 88 ⇔ 30 静 95
葉山 76 ⇔ 74 葉山 74
めぐり 53 ⇔ 50 八幡 69
八幡 49 ⇔ 69 めぐり 50
静 41 ⇔ 95 結衣 36
結衣 41 ⇔ 36 小町 30
雪乃 24 ⇔ 24 雪乃 24
『城廻めぐり』
静 100 ⇔ 16 八幡 87
陽乃 50 ⇔ 53 いろは 63
相模 47 ⇔ 43 陽乃 53
雪乃 28 ⇔ 11 相模 43
いろは 22 ⇔ 63 静 16
八幡 03 ⇔ 87 雪乃 11
『折本かおり』
葉山 22 ⇔ 65 八幡 71
八幡 15 ⇔ 71 葉山 65
『相模南』
雪乃 100 ⇔ 10 三浦 72
海老名 94 ⇔ 61 葉山 67
葉山 84 ⇔ 67 海老名 61
静 80 ⇔ 39 八幡 60
八幡 74 ⇔ 60 結衣 59
結衣 57 ⇔ 59 戸部 56
めぐり 43 ⇔ 47 めぐり 47
戸部 04 ⇔ 56 静 39
三浦 02 ⇔ 72 雪乃 10
『比企谷小町』
八幡 91 ⇔ 03 戸部 100
沙希 88 ⇔ 02 雪乃 94
戸部 65 ⇔ 100 陽乃 88
葉山 45 ⇔ 52 結衣 87
三浦 40 ⇔ 78 三浦 78
海老名 39 ⇔ 45 静 72
雪乃 36 ⇔ 94 戸塚 65
大志 33 ⇔ 20 葉山 52
戸塚 32 ⇔ 65 海老名 45
陽乃 30 ⇔ 88 大志 20
結衣 23 ⇔ 87 八幡 03
静 01 ⇔ 72 沙希 02
カマクラ 21 ⇔ 34
『川崎沙希』
結衣 97 ⇔ 94 結衣 94
大志 88 ⇔ 89 大志 89
三浦 76 ⇔ 41 小町 88
八幡 48 ⇔ 56 八幡 56
雪乃 40 ⇔ 34 戸部 49
戸塚 38 ⇔ 33 海老名 45
葉山 37 ⇔ 01 三浦 41
静 27 ⇔ 06 雪乃 34
海老名 25 ⇔ 45 戸塚 33
戸部 07 ⇔ 49 静 06
小町 02 ⇔ 88 葉山 01
『川崎大志』
沙希 89 ⇔ 88 八幡 99
八幡 65 ⇔ 99 沙希 88
小町 20 ⇔ 33 小町 33
『材木座義輝』
八幡 91 ⇔ 99 八幡 99
結衣 53 ⇔ 78 結衣 78
雪乃 34 ⇔ 75 雪乃 75
『鶴見留美』
雪乃 78 ⇔ 97 雪乃 97
八幡 35 ⇔ 85 八幡 85
結衣 11 ⇔ 64 葉山 78
葉山 04 ⇔ 78 結衣 64
『カマクラ』
雪乃 66 ⇔ 59 雪乃 59
小町 34 ⇔ 21 小町 21
八幡 14 ⇔ 02 八幡 02
『サブレ』
八幡 70 ⇔ 82 八幡 82
結衣 59 ⇔ 06 結衣 06
ベスト相性トップ10 合計
1、沙希 97⇔94 結衣 191
2、八幡 99⇔91 材木座 190
3、戸塚 92⇔88 雪乃 180
4、戸塚 100⇔79 戸部 179
5、沙希 89⇔88 大志 177
6、雪乃 97⇔78 留美 175
7、戸部 84⇔83 八幡 167
8、結衣 86⇔79 三浦 165
8、戸部 100⇔65 小町 165
10、八幡 99⇔65 大志 164
ワースト相性トップ10 合計
1、八幡 02⇔14 カマクラ 16
2、いろは 02⇔22 海老名 24
3、静 06⇔27 沙希 33
4、いろは 14⇔20 結衣 34
5、葉山 01⇔37 沙希 38
6、葉山 14⇔25 戸部 39
6、雪乃 11⇔28 めぐり 39
8、雪乃 24⇔24 陽乃 48
8、戸塚 07⇔41 海老名 48
10、結衣 15⇔37 戸部 52
報われない相性トップ10 落差
1、相模 100⇔10 雪乃 90
2、小町 91⇔03 八幡 88
3、小町 88⇔02 沙希 86
4、八幡 87⇔03 めぐり 84
4、めぐり 100⇔16 静 84
6、葉山 93⇔14 いろは 79
7、雪乃 93⇔17 静 76
8、葉山 78⇔04 留美 74
9、葉山 82⇔09 三浦 73
10、静 72⇔01 小町 71
最大好感度トップ10
1、戸塚 →戸部 100
1、めぐり→静 100
1、相模 →雪乃 100
1、戸部 →小町 100
5、八幡 →材木座 99
5、八幡 →大志 99
7、雪乃 →三浦 97
7、雪乃 →留美 97
7、沙希 →結衣 97
10、静 →陽乃 95
最低好感度トップ10
1、葉山 →沙希 01
1、小町 →静 01
3、八幡 →カマクラ 02
3、いろは→海老名 02
3、相模 →三浦 02
3、沙希 →小町 02
7、めぐり→八幡 03
7、八幡 →小町 03
9、相模 →戸部 04
9、留美 →葉山 04
見にくかったり間違いあったらすまん
また後で
例えば……。
例えばの話である。
例えば、ゲームの様に前のセーブデータに戻って選択肢をやり直したとしたら、人生は変わるだろうか。
答えは……
チュンチュン……
八幡「朝か……」
八幡「昨日、風呂入った後、寝転がってたら、いつのまにか眠ってたんだな」ムクッ
八幡「……時間は」チラッ
八幡「めちゃくちゃ早いな。ただ、今は小町とあまり顔を合わせたくないしな……」
八幡「学校に行って、教室で少し寝るか」
八幡「仕度して……」スタスタ
【由比ヶ浜家】
結衣母「結衣ー、早く起きて。サブレの散歩の時間がなくなっちゃうわよ」ユサユサ
結衣「ん、わかってる……。でも、眠い……」
結衣母「ほら、起きて」ユサユサ
結衣「やだ……。今日ぐらい、いいじゃん。今日は私の高校の入学式の日だっていうのに……」
結衣母「駄目よ。サブレにとっては入学式とか関係ないんだから」
結衣「うー……わかったし……。もう……」
【通学路】
八幡「やっぱり朝早いと、人は少ないな……」シャカシャカ ←自転車こぎ中
八幡「ん……? あれ、由比ヶ浜か……。またサブレの散歩に来てるのか?」
結衣「ほら、サブレ……。もう今日十分でしょ。帰ろ? ね?」
サブレ「わんわん!」フリフリ
結衣「面倒だなあ、ホント……。早く帰りたいのに……」ハァ
サブレ「わんわん!」タタタッ
結衣「あれ、サブレ? ……え?」キョロキョロ
結衣「!?」
結衣「ちょっと、サブレ! そっち行っちゃダメ! 車が!!」
八幡「!?」
八幡「おい、またかよ!! くそっ!!」ダッ
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーー
気が付いた時はまた病院だった。
そして、俺は前と全く同じ怪我をした事を知った。
だが、それ以上に衝撃な事があった。
日付がおかしいのだ。気が付けば俺は高校の入学式の時にまで遡っていた。
最初は何かの間違いだと思った。だが、カレンダーやテレビやネットまで全部が間違いの筈がない。
俺は……あの日に戻っていた。いつのまにか。まったく気がつかない内に。
そして、また同じ事をした。
結局、セーブデータを使ってやり直したとしても、俺の人生は変わらないのだろう。
また、やり直すのかと溜め息しか出てこなかった。
【比企谷家】
結衣母「この度は本当に申し訳ございません。うちの犬をかばって入院されたと聞きまして……」
八幡母「いえ、そうだったとしても結局飛び出したのはあの子の方ですから……。気にしないで下さい」
結衣「……すみませんでした。私がもっとしっかり見てたら……」
八幡母「大丈夫だから、本当に気にしないで。あなたに責任はないわ」
小町「…………」
小町(そんな訳ないじゃん……。お兄ちゃんが怪我したのは、あの女の人が悪いところあるよね)
小町(……小町、お兄ちゃんから嫌われてるから、病室にもあまり行けないし……)
小町(……腹立つ)
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
【二年に進級時 学校】
結衣「」ハァ
三浦「なに、結衣。どしたん? 溜め息とかついて。悩み事でもあんの?」
結衣「あ、優美子……。うん、実はさ」
三浦「……ふうん。結衣の犬を庇って助けた男が、同じクラスにいたって事ね」
結衣「うん……。直接会ってないから、なんか向こうは覚えてないっぽくて。それで、どうしたらいいかわかんなくて、なんか気まずくてさ……」
三浦「つか、犬を庇って怪我するとか、なかなか良い奴じゃん。あーし、そういう奴、結構好きだし。あんたはどう、戸部?」
戸部「いやー、俺もそう思うわー。めっちゃ良い人じゃん。俺、友達になりたいしー」
結衣「あ……でも、なんか外見はあんまり冴えないよ。一人で本読んで笑ってるとか、ちょっとキモいとこあるし……」
三浦「結衣、それはないんじゃない? 犬助けてもらってその言い方は酷いっしょ」
戸部「それないわー。結衣とか恩知らずな感じなん? マジ引くわー」
結衣「あ……ち、違くて。優美子のグループにちょっと合わないかも、みたいな事が言いたかっただけだし」
三浦「別に外見で選んでる訳じゃないし。そうっしょ、戸部?」
戸部「あったり前じゃん、そんなのー」
結衣(私……なんかまずったかも。言わなきゃ良かった……)
三浦「で、誰なん、それ?」
結衣「……ヒッキー。あそこの席の比企谷八幡って男の子」
三浦「ふーん。そっか。へえ」
戸部「後で機会見て誘ってみる、優美子?」
三浦「だね。面白そうだし」
八幡(……なんかさっきから、俺の方を見てないか、あの二人?)
八幡(……まさか、あの好感度の結果を受けてとかじゃないよな?)
八幡(あれは、積み重なった好感度の結果だから、最初の俺は底辺カーストにいて虫けらみたいな扱いのはずだ)
八幡(……はずだよな?)
葉山「…………」
海老名「……ぐふ、ぐふふふ」
八幡(だが、少し気になる事がある)
八幡(葉山の奴はさっきから、ずっと窓の外を見ていて三浦たちと話す気配がまるでない)
八幡(大岡や大和も、他の奴らと話をしていて、葉山や三浦たちに近寄ろうとしない)
八幡(そして何より海老名さんが何か薄い本を見ながら涎を垂らしている)
八幡(……一体、どうなってんだ)
八幡(とりあえず、よくわからないが、あの例の作文だけは俺は書くべきじゃないな)
八幡(あれがきっかけで俺が奉仕部に入る事になった訳だが、俺はあそこにいない方がいい人間だ)
八幡(こうして誰にも迷惑をかけずにぼっちライフを平穏無事に過ごすべきだ)
八幡(依頼の事は気になるが、雪ノ下あたりがどうにかするだろう。どうにもならなさそうな場合だけ、俺が目立たず行動に移せばいい)
八幡(目立たないというのは俺の得意中の得意だ。むしろ誰にも気付いてもらえないまである)
八幡(……とにかく今は少し様子を見よう)
【後日、職員室】
静「で、君がここに呼ばれた理由はわかってるな?」
静「もちろん、この舐め腐った作文を提出したからだ。何だ、この内容は」
『青春を人はおおいに謳歌すべきであって、それには他者を利用し、蹴落とし、ポイ捨てする事も辞さない覚悟で望むべきである。
人生において大事なのは自分自身であり、次に恋愛だ。恋は戦いと言うのだから、ライバルに対しては容赦なく挑むべきである。
それを出来る者こそが、真の青春を謳歌していると言える。つまり、俺以外のリア充は爆発してしまえ』
静「欲望に忠実過ぎないか、葉山」
葉山「それが俺の生き様です」キリッ
静「阿呆」ピコンッ ←ピコピコハンマー
葉山「あたっ」
静「どうやら君には隔離……指導が必要なようだな。まったく……」ハァ
葉山「今、隔離とか言いませんでしたか、先生?」
【部室】
静「入るぞ、雪ノ下」ガラッ
雪乃「先生……。入る前にノックをして下さいと言ったはずですが」
静「黙れ」
雪乃「!//」キュンッ
静「私からの依頼を言うぞ、雪ノ下。この男をこの部で指導してやってくれ。以上だ」
葉山「やあ、久しぶりだね、雪ノ下さん」ニコッ
雪乃「……平塚先生。申し訳ないですけど、丁重にお断りさせて頂きます」
葉山「そう、つれない事を言わないでくれ。幼馴染みじゃないか」
雪乃「……だからこそよ。姉さんを思い出してあまり愉快な気分にはなれないのよ」
静「ああ、そういえば君達は知り合いだったな。なら、なおの事、丁度いい」
雪乃「そもそもどうして葉山君の指導を私がしなくてはならないのですか、先生?」
雪乃「彼は少なくとも私の記憶の中では、成績優秀、スポーツも万能、顔も客観的に見て美形の類いに入る、表面上は非の打ち所のない優秀な生徒だと思っていましたけど」
静「確かにその通りなんだが、中身が腐っていてな」
葉山「先生も似たようなものじゃないんですか?」
静「……こういう口のへらない所を矯正してやってくれ。優秀なだけに尚更タチが悪い」
雪乃「……他ならぬ先生の頼みならきくしかないですね。……わかりました」
葉山「宜しく頼むよ、雪ノ下さん」
静「あと、そいつは聞くところによると、無類の女好きの様だから一応気を付けろよ、雪ノ下。自分が大好きだから、犯罪行為をするような奴ではないだろうが、一応な」
雪乃「わかってます。昔からの知り合いなので。彼の保身に長けた行動原理は知り尽くしてます」
葉山「何か酷い言われ方をされた気がするな……」
静「では、後は宜しく頼んだぞ。私はこの後、大事な用があるからな」
ピシャンッ!!
葉山「……物凄い勢いで閉めたな」
雪乃「ああいう容赦のない所とか、憧れるわね。素敵だと思うわ//」ドキドキ
葉山「どうやら、君の青春ラブコメが間違っているというのは、よくわかった」
葉山「それで、確かここは奉仕部だったよね?」
雪乃「ええ、そうよ。困ってる人の依頼を受けて、それで解決していく手伝いをする部活ね」
雪乃「もっとも、あまり依頼はこないから、大体私はここで本を読んでいる事がほとんどなのだけど」
葉山「そうやって、本を読んでいる雪ノ下さんは綺麗だよ」
雪乃「本を読んでいる時だけではなく、いついかなる時でも綺麗なの。訂正してもらえるかしら」
葉山「……相変わらず手強いな」
【教室】
三浦「でさ、結衣あんた、比企谷にお礼って訳でもないけど、話しかけたりとかしない訳?」
結衣「え」
三浦「えって、なにその反応。あんた犬を助けてもらってんっしょ? しかも比企谷の事、周りから聞いたらさ、あいつ、あの事故の事で入学式から休んで、友達作る機会なくしたっぽいらしいじゃん」
三浦「別に結衣のせいじゃないけど、責任みたいなん、感じないの?」
結衣「あ……うん。そうだよね。流石に悪いよね」
三浦「なにその今気付いたみたいな反応。結衣あんたさあ、もうちょい思いやりの心持った方が良くね? 友達なくすよ?」
結衣「ご、ごめん……」シュン
結衣「でも……えっと……。どう話しかけていいかとかわかんないし……」
結衣「もう一年も前の事だから……私も話すきっかけが見つからないっていうか……」
三浦「でも、そうやって延ばし延ばしにしてたら、余計言いにくいなるだけなんじゃないの?」
結衣「う……」
三浦「何でもいいからさあ、何かきっかけ作って話した方が良くね? でないと、あーしらも結衣の事を言いにくいし、話しかけにくいじゃん」
結衣「う、うん……」
三浦「何かさあ、プレゼントとかしたら。物貰って悪く思う奴なんてそういないし、そん時に一緒に理由も言えるっしょ。一石二鳥じゃん」
結衣「プレゼントかあ……。そうだね……。でも、何がいいかな」
三浦「何でもいいっしょ。変に重い物じゃなければ」
結衣「うん……そうだね。ちょっと考えてみる」
今日はこれで寝る
沙希「……あのさ、ちょっといい」
結衣「え?」
三浦「……何?」
沙希「盗み聞きしてたって訳じゃないけどさ、偶然聞こえてきたから。お礼か何かで迷ってんの?」
結衣「あ、うん。どうしようかなってさあ」
沙希「だったら、お菓子とかの後腐れのない物が良いんじゃないの。後に残る物とか貰うと、向こうも困るかもしれないし」
結衣「お菓子かあ。うん、それいいかも!」
沙希「買いに行くんだったら、私も買い物あるし付き合うけど……」
結衣「本当に!? 川崎さん、良い人だね! ありがとう! すっごい助かるよ。私一人だと何か色々迷っちゃいそうだからさ。心細かったんだよね」
沙希「大袈裟。ついでなだけ」
結衣「それでも嬉しいよ。わざわざ心配して声かけてくれてありがとう」ニコッ
沙希「別に。聞こえてきたから気になっただけだし」
三浦「」イラッ
三浦「ちょっとさあ、今、あーしと結衣が話してたとこじゃん」
三浦「会話に割り込んできて、それで話を勝手に進めるとか何? なんか腹立つんだけど」
沙希「……悪かったね。別に話の邪魔するつもりはなかったからさ。そんな目くじら立てないでよ」
結衣「あ、あの、優美子……。川崎さんは別に普通に話しかけてくれただけだしさ。……ね?」
三浦「ま、別にいいけど。買い物行くなら二人で勝手にすれば? あーし、もう帰るから」ガタッ
三浦「」スタスタ
結衣「優美子……そんな怒らなくても」
沙希「悪かった。多分、あんたと買い物行きたかったんだと思う。私、余計な事言ったね」
結衣「あ、ううん! 川崎さんは悪くないよ! 心配してくれただけだし」
沙希「そ。でも、あんたと三浦の邪魔したのは変わんないからね。……まあ、明日私の方からも謝っとくよ」
結衣「……なんか逆にごめんね。気をつかわせて……」
沙希「いいよ、別に。それより、買い物行くんでしょ。ついてきなよ」
結衣「う、うん!」パアッ
【モール】
沙希「で、確か犬を助けてくれたお礼だっけ?」
結衣「うん。もう結構前の事なんだけど、優美子に言われて責任感じちゃったし……」
沙希「ま、ぼっちになる奴はどのみちぼっちになってるよ。私もそんな感じだしね」
結衣「え……?」
沙希「友達付き合いとか面倒だとか、無理して話合わせるより一人が好きとかそういう考えを持ってる人間もいるって事。あんたにはわかんないかもね」
結衣「……そう、なんだ。何かそれってカッコいいね」
沙希「……は?」
結衣「私、昔から人と一緒にいないと不安っていうか……。ううん、逆かな。孤独が怖いって面があるんだよね」
結衣「だから、無理して人に合わせたりとか、人の顔色伺ったりとかそういうのばっかでさ……」
結衣「一人でも大丈夫って、それってやっぱり心が強いって事だよね。そういう考えが出来る人ってやっぱり凄いと思う。考えた事もないっていうか、目から煮干しが落ちた感じ」
沙希「……鱗ね。煮干しは落ちないから」
結衣「え? あ、えと///」カアア
沙希「ま、勘違いは誰にでもあるから」
結衣「何か同情するような目で見ないでよ! 悲しくなるじゃん!」
沙希「わかった、わかった。そうだね」クスッ
結衣「わかってないよね、絶対それ! 酷いし!」
沙希「はいはい。それじゃ行くよ」
【お菓子コーナー】
沙希「で、何? 聞いた話的に少女漫画みたいな展開なんだけどさ、あんたはそいつに惚れたりとかそういうのないの?」
結衣「ないない。ないよー。だって私、男に興味ないし」
沙希「え……」
結衣「あ、えと! あ、あれだよ、そういう意味じゃなくて、恋愛とかそういうのに興味がないみたいな!」アセアセ
沙希「ああそう……。ならいいけど。つまり、比企谷だっけ? あいつにはそういう感情は持ってないって事ね」
結衣「あ、うん。いい人だってのはわかるけど、そういうんじゃないから」
沙希「ふーん。ならいかにもお礼みたいな、そんなのがいいかもね。ラッピングとかなしで、普通に渡す感じで。そっちのが向こうも妙な勘違いとかしないだろうし」
結衣「あ、そうだね。そっちのがいいね。沙希って凄いね、そういうのもちゃんと考えるんだ」
沙希「……私、どういう風にあんたに思われてたの。ていうか、もう呼び捨て?」
結衣「ダメなの? 私は沙希って呼びたいんだけど……」
沙希「別にいいけどさ。呼び方なんてどうでも」
結衣「あ、なら、サキサキにしよ! そっちのが可愛いし」
沙希「え……」
結衣「ね、サキサキ! こっちのと向こうの、どっちがいいかな?」
沙希「……いや、サキサキはちょっと」
結衣「あ、そうだ! 明日一緒にご飯食べよ。サキサキ、いっつも一人で食べてるし」
沙希「……参ったな。やけになつかれたか」
沙希「でも……まあ、いいか。それはそれで可愛いらしいし」クスッ
【夕方、部室】
雪乃「今日も依頼はなしね……。平穏無事に何事もなく終わったわ」パタン
葉山「そのようだね。それにしても、俺はサッカー部の方をどうするべきかだな。今日は連絡して休んだけど、毎日休むという訳にもいかないし」
雪乃「むしろ、サッカー部の方にいけばいいと思うのだけど……」
葉山「確かに。向こうには可愛いマネージャーがいるからね」
雪乃「……そこはかとなく私に失礼な物言いね」
葉山「もちろん、雪ノ下さんも可愛いよ。いや、君の場合は綺麗と言った方が正しいんだが」
雪乃「あなたの場合、地獄に落ちても平気そうね。舌が何枚もあるのだから、一枚ぐらい抜かれても平気でしょうし」
葉山「やっぱり、しばらくは掛け持ちという形にしてもらおうかな。後で平塚先生に相談してみよう」
雪乃「人の話を聞くという、最も簡単な事でさえもあなたは相変わらず出来ないのね。正直、これまで貴方を過大評価していた事を認めざるを得ないわ」
葉山「それじゃあ、今日は帰ろうか、雪ノ下さん。送るよ」ニコッ
雪乃「……呆れて物も言えないレベルね。今後の事が不安で仕方がないわ」ハァ
葉山「大丈夫。君には僕がついてるよ」
雪乃「あなたのせいだと言っているのよ。いい加減にしてくれないかしら」
【某、同人専門店】
海老名「遂に、遂に、あの名作ゲーム、『俺の弟がこんなに可愛い訳がない』の2作目が発売!」
海老名「限定品だから、これを買い逃す訳にはいかないわよね!」
海老名「何時間でも待つ覚悟で、挑まないと!」
静「あ、すみません。列の最後尾はここですか?」
海老名「あ、はい。ここが列の最後尾ですよ」クルッ
海老名「あなたもあの名作ゲー……」
海老名「平塚先生!?」
静「海老名!?」
海老名・静「どうしてここに!?」
【翌日、昼休み】
結衣「あ、えと……ヒッキー」
八幡(ん? ……どうして由比ヶ浜が俺に話しかけてくる? 奉仕部に入らなかったから、繋がりはなくなったはずじゃ……)
結衣「その……えっと。これ、受け取って欲しいんだけど」スッ
八幡(……クッキーの包みだ。前みたいにラッピングしてないし、しかも市販品。とりあえず木炭の様なクッキーを食わなくて済んだ事はありがたいが……)
八幡「……これ、もしかして、サブレの一件でか?」
結衣「え、覚えてたの、ヒッキー」
八幡「ああ、まあな(つうか本当なら忘れてたんだが)」
結衣「あ、そっか。だったら話が早いかも。あの……これ、お礼って言うか、お詫びって言うか……」
結衣「あの時はありがとね。あと、ごめん。私のせいでヒッキー、苦労したみたいだし……。私、それ、今まで知らなくて……」
八幡「…………」
依頼出すのめんどいんで埋めてく
梅
梅
梅
梅
梅
梅
いや、次スレいくだけ
990ぐらいでまた立てる
梅
梅
というかもうある程度書き溜めしてから一気にを繰り返して行けば良いんじゃね?
そういう訳で乙乙梅梅
梅
>>966
せやね。次はそうしてく
梅
梅
梅
梅
ある程度書きためたら立てるかな
まだコンマ使うんで、そこまで書いたら立てる
とりあえずここは埋めてしまおう
梅
梅
梅
梅
梅
梅
梅
梅
梅
梅
このSSまとめへのコメント
小町に救済をぉぉぉおぉおお。・゜・(ノД`)・゜・。
死ぬほどおもろい、この人の話wwww
荒しコメはまとめなくていいので次スレを・・・
書きためて一気に投下してくれればいいよ
米1に禿同
小町、、、、
続きはよ
安価にしたせーで小町が…
小町ェ…
なかなかすごい安価だなこのスレは()
最初は爆笑してたけど人間関係が崩壊するにつれだんだん笑えなかったな
胸糞タグが必要ちゃうん?