紗枝「へえぇ〜そうどすかー」
P「いやっ…その…」
紗枝「それは知りまへんでしたわぁ〜」
P「………いや、そのね、紗枝さん?」
比奈「すごい汗っスねプロデューサー」
杏「まあ…仕方ないんじゃないかな」
紗枝「いやーしかしなんや申し訳ない気してきたなぁ…うち決して”ぐらまぁ”やあらしまへんのに」
P「いや、あの違うんだよ」
紗枝「プロデューサーはんのためにも頑張ろ思てやってきましたけど…巨乳やなんやと言われますとうちではどうしようもあらへんし〜」ツーン
P「紗枝さん聞いて、ちょっと話を聞いて」
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心「おっすーしゅがしゅがー☆」
比奈「お疲れっスー」
杏「っすー」
P「〜〜〜」
紗枝「…」ツーン
心「…こんちきちゃんが激おこぷんぷん丸だけど、何かあった?」
杏「なんかねー、プロデューサーはおっきなおっぱいが好きなんだってさ」
心「はぁ?」
比奈「昨日大人組と飲みに行って、酔った勢いで巨乳が好きとかなんとか力説しちゃったらしくて」
心「ああ、はぁとは都合悪くて行けなかった集まりだな」
『胸はやっぱり女性の魅力の一つとして大きなものでですね! つまりですね! 巨乳というのはとても素晴らしいものでね!』フラフラ
『あらぁ…嬉しいわね、もっと飲みましょ♪』チラリ
『はい!』
比奈「とかなんとか」
心「おい露骨に誘ってんの誰だ」
杏「礼子さんだよ」
心「じゃあ仕方ないな」
比奈「で、今日になって事務所中に広まってるって話っス」
心「こんちきちゃんの地雷おもいっきり踏んだなー」
杏「話聞いてからずっとあんな状態だよ」
ガチャッ
周子「お疲れ様でーす」
P「あ、お疲れ周子。すまん今ちょっとな」
周子「あー巨乳大好きプロデューサーお疲れー」
P「 」
心「既に包囲網敷かれてるな」
杏「周子はこういうの便乗するの好きそうだしね」
周子「やー辛いわーあたしプロデューサーのことかっこいい人だと思ってたんだけどなーそうかー巨乳の子がいいのかー」
P「ちょっと待って、周子までそういうのちょっと待って」
紗枝「うちらは歯牙にもかけへんいうことやろねぇ」
周子「せやねぇー」
P「すいません本当お二人とも、謝るのでせめて話をですね」
周子「何々? シューコちゃんのおっぱい触る? ごめんねーそんなにおっきくないよ?」
紗枝「周子はん、品がないどすえ。プロデューサーはんみたいやわ」
周子「そっかーごめんごめん」アハハ
P「 」
杏「やっぱ京都組怖いわ」
比奈「そっスね」
* * * * *
P「酷い目にあった…」
あやめ「まあまあ、しかし自業自得でありますよプロデューサー殿」
P「面目ない」
あやめ「わたくしも話を聞いた時はちょっと、どうかと思いましたよ」ジトー
P「…すいません」
あやめ「で、その…セクシーでグラマーな方が…よいのですか?」
P「いや違うんだ、みんなそれぞれに魅力があるんだから、それを大事にしてほしいんだよ、本当」
あやめ「ふむ…」
P「酔った勢いで何かいろいろ言っちゃったみたいだけど、違うんだよ…」
あやめ「大丈夫です! あやめはプロデューサーのプロデュース力を、この忍ドル道を信じますよ!」
P「あぁ、ありがとう…」
あやめ「まあプロデューサーの個人的な好みとかそういうのは…昨日のそれが本音なんでしょうけどね」フウ…
P「 」
あやめ「ま、まあとにかく! え、えっちなそういうのは…あやめはなんとも…ですが、プロデューサー殿も魅了できるような、素敵なくノ一アイドルになりますから! プロデュースお願いしますよ!」ニンニン
P「ああ…あやめは優しいなぁ」
バーン
友紀「お疲れさまでーっす!」
P「おお友紀、お疲r」
友紀「いえーいおっぱいプロデューサー! 今日も元気かね! あはは!」
P「 」
杏「自業自得だよね」
比奈「今日はまだまだ言われそうっスね」
心「つーか広めたのあいつじゃねーの?」
* * * * *
P「ーー」
紗枝「ーー」
心「レッスンおつおつー☆ お、やっと紗枝ちゃんにも許されたかねプロデューサーは」
杏「おつかれー。まあ今打ち合わせでやっと会話してる感じだね」
比奈「でもまだツンツンしてるっスよ紗枝ちゃん」
心「そうなの?」
周子「ああなったら長いよー、紗枝ちゃんは」モグモグ
杏「周子はもういいの?」
周子「あたしはまあ…もう十分お灸すえたかなーって思うし」
比奈「紗枝ちゃんってやっぱこういうのこだわるタイプなんスか?」
周子「まあねー。ってかやっぱりって。そう見える?」
杏「ザ・京都人って感じ」
周子「偏見酷いなー。京都っ子はそんな人ばっかりじゃないよ?」
比奈「でも紗枝ちゃんはけっこうこだわるんでしょ」
周子「まあねー」モグモグ
心「さっきから何食べてんの」
周子「実家のおはぎがねーちょっとねー。おひとつどうどすー?」
心「いいの? じゃ一個。ありがと☆」
杏「うまい、うますぎる」モグモグ
比奈「それ京都じゃないっスよ」
P「ということなんだけどさ…」
紗枝「あらぁ、別になんももう怒ってまへんえ」ツーン
心「なぁ狐ちゃんよ」モグモグ
周子「あたしのことかな」
心「そろそろ助け舟出してやんなよ、あの調子じゃずっとあんなだし」
周子「うーん、紗枝ちゃんもさすがにもう本気じゃないと思うんだけどな」
杏「プロデューサーが妙に和ませるの下手だね、今日は」
礼子「きっと私との熱い夜が今も脳裏に浮かんでいるせいね」
比奈「うわっ礼子さん」
杏「えっ」
礼子「ウフッ、冗談よ」
心「礼子ねーさんは洒落にならないからやめて」
志乃「女の魅力は胸だけじゃないって教えてあげないと…ね」
礼「トークが固いわね…ふふっ、女性を前にしているといろいろ固くなっちゃうのかしら。昨日も今日も…」
杏「ねえこれプロデューサー悪くなくない?」
* * * * *
紗枝「ふふっ、かんにんどすえ」ペコリ
P「え?」
紗枝「もう怒ってないんはほんまのことなんよ?」
P「え、本当に?」
紗枝「はいー。ただちょーっと、お灸をすえとかんとあかんかなーっていうのと」
紗枝「………」
紗枝「んー…そやなぁ、ほんま言うと、うちももっと構ってほしかったんかもしれんなぁ」
P「え、ええっ」
紗枝「なんやプロデューサーはんは、紗枝はええ子や、賢い子やーっていつも褒めてくれるけど、杏ちゃんとか比奈ちゃんみたいにあれこれ世話焼いてはくれまへんやろ?」
P「そ、そりゃその…」
紗枝「うちかて故郷を離れてアイドル頑張ってますけど、まだまだ15歳の子供なんやし…もっとプロデューサーはんと打ち解けてわいわいしたいと思てますんえ?」
心「お前らホントダメな奴らなんだな」
比奈「申し訳ないっス」
杏「事実だね」
紗枝「と、いうことで。ちょぉーっとおいたが過ぎる出来事があったみたいやし、怒ってみましたー♪」
P「(かわいい)」
周子「かわいい」
アナスタシア「ダー。紗枝カワイイですね」
心「おいどっから出てきた」
紗枝「”ぐらまぁ”とは縁遠いうちやけど、どうか今後もよろしゅうお願いします♪」
P「紗枝さん、もうそれ忘れて!」
紗枝「あはは、うちと周子はんはしつこいで〜」
周子「待ってなんで今あたし混ざったの」
杏「周子って嫉妬深そう」
比奈「たしかに」
周子「やめて」
紗枝「まあ…こないなうちですけど、ファンもプロデューサーはんも魅了できるよう頑張ります〜」
P「…ハイ」
紗枝「うち以外の人には許されはりましたか?」
P「あ、うん…。たぶん大丈夫かなと…」
紗枝「うちが一番拗ねてた感じやろか?」
P「たぶん…うん。あと凛と飛鳥にも結構いろいろ言われたけど、今はもう大丈夫」
紗枝「そらよかった、ほなみんな仲直り〜♪」
ガチャッ
時子「大きな胸が大好きな豚はいるかしらァ」ピシィッ
P「………紗枝ごめん、一人忘れてた」
紗枝「あら〜ざーんねん」
時子「いたわね。ちょっと話があるんだけど」
P「アッハイ」
紗枝「ふふっ、ほならまぁ」スッ
P「ん」
紗枝「おき・ばり・やす♪」ポンポン
比奈「プロデューサーが土下座して説得してなんとか助かるに10モバコイン」
杏「ばっかだなー、ひとしきりボコられてひざまづいて終了だよ。20モバコイン」
心「今日も事務所は平和どすえ、なんてな☆」
周子「エセ京ことばはやめてー」
紗枝「ちゃんちゃん♪」
* * * * *
以上です。
最初の方、ちょっと改行の幅ミスしました。すみません。
ふだんは青臭くてラブい感じの書いてます。
(今回のとは特に繋がっていません)
・みちる「もぐもぐの向こうの恋心」
・比奈「オトメゴコロ」
・晶葉「恋する秋は、いと深し」
とかそういうのです。
もしよろしければどうぞ。
ありがとうございました。
すいません追記です。
今回のネタは、デレステの名前変えて遊んでいた時に思いついたものです。
参考画像
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095781.jpg
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira095782.jpg
ありがとうございました。
>>杏「周子って嫉妬深そう」
先代(三代目様)のプロデュースゲージの猛威が四代目様にも累が及んじゃったじゃないですか
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