佐藤「はぁ......」(13)
このssはライトノベル、ベン・トー12巻の後を書いたものです。
また、ss初心者ですので読みにくいところなどが多々あるかと思いますがご了承ください。
佐藤「どうしたものか....」
先輩とあの夜を過ごしてから一カ月、特に進展もなく争奪戦の方も勝率は微妙なところであった。
白粉「あのぉ...佐藤さん?どうかしたんですか?」
佐藤「いや、特になんでもないんだけど.....って、おい。何してる」
白粉「え?佐藤さんの体操着を借りて染み付いた汗の臭いを堪能しようと....あう!」
佐藤「え?じゃねーよ!何さらっと恐ろしいことしてやがる!それに勝手にとるな!」
とりあえず白粉の髪を引っ張っておく
白粉「じゃあ、許可を取ったら借りても良かったんですか....?」
佐藤「それもダメだ」
白粉「うぅ....」
と、まあいつもと変わらない部活の様子だが、あの日から一つ、変わったことがある。
え?ちょっ......
モッ君「くっそぉ...今日こそは弁当をとってやる.....」
マナミ「無理だよぉ....あんな凄腕の狼に敵うわけないって~」
僕にも2人の後輩川出来たことだ。あの日の翌日この2人は恐る恐るこの部に入部してくれた。....いや、半ば強引に先輩に入部して届け書かされて入ったんだった......
佐藤「まあ、そんなに焦るなって。俺だって初めの頃はなかなか手に入れられなかったから」
モッ君「でも、先輩は初めてで月桂冠とったんですよね.....」
佐藤「あれは、たまたまだって....っと、もうこんな時間か。」
白粉「あれ?アブラ神の所の半値印証時刻にはまだ、時間がありますけど....」
佐藤「ちょっと、寄らないといけないところがあるから....じゃあ、またスーパーで」
弁当とか懐かしすぎて需要ない説濃厚
書き忘れた 豚骨
訂正 2人の後輩川→2人の後輩が
>>8 最近、読み返してな。需要ない?
>>9 豚骨ってなに?
丸富大学前
オッちゃん「ヒロシぃ....ワイは、ワイは、諦めんでぇ....必ずお前を倒して梗ちゃん達と大人の階段を昇るんや....」
相変わらず僕を目の敵にしてオッちゃんはこちらを威圧してくる。というか、いい加減諦めろよ
著莪「お、佐藤。待った?」
と、こっちに向かってくる金髪の女性は従姉の著莪あやめ。
佐藤「いや、そんなには。にしても珍しくない?一緒にスーパー行こうって」
著莪「いや、最近スーパーに行けてないからさ。佐藤と共闘すればいけるかなーって」
佐藤「ああ、そう。じゃあもうすぐで半値印証時刻だから行こ」
オッちゃん「おのれ、ヒロシぃ....ワイのあやめちゃんを....せや、日課の雑草刈りがまだやなぁ....このチェー...この、芝刈り機で、せや、手が滑って敷地外に出るかもしれんなぁ‼︎」
と、手にはチェーンソーを持っている。あれ、この光景デジャブな気がするんだが....
あせび「あ~洋くん~、来てたんだ~!どこ行くの~!?あっちも行きたい~!.......あっ!」
著莪「よし、佐藤行こうか。私たちは何も見ていない」
佐藤「そうだね。何も見てない」
と、後ろで聞こえる叫び声には見向きもせず僕達はアブラ神店へ向かった
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