優花里「アヒルさんチームがはぐれるなんて、珍しいですね…」

あけび「一緒に一心不乱にランニングしてたら、いつの間にかいなくなっちゃったんですぅ！」

麻子「一心不乱すぎだろ…」

沙織「連絡は取れないの？」

妙子「それが…全くとれないんです…」

みほさん「とにかく、各チームに連絡を入れて、みんなで探しましょう！」

茜(ランニング中)「うおおおおお！」

茜(！？なんだろう、後ろから…)

茜(根性を感じる…！)

典子「うおおおおお！」

茜(あの子か…！)

〜はぐれるちょっと前〜

典子「バレー部！ファイトー！」

バレー部一同「ファイトー！」

典子(なんだ…近くに根性を感じる…！)

茜「うおおおおお！」

典子(あの子からだ…！)ダッ

典子(なんだ！なんなんだこの人の根性は！)

茜(私以外にこれほどの根性のある人がいるなんて！)

茜(気を抜けば！)

典子(負ける！)

茜、典子「うおおおおおおおおお！」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨！(全力疾走)


武内Ｐ「…もしもし…えっ、日野さんとはぐれた！？」

武内Ｐ「わかりました。こちらでも彼女を探します。」

卯月「光ちゃんから借りた仮面ライダーディケイド、面白かったですよ。」

光「でしょ！また貸してあげるよ！」

卯月「うふふ、ありがとうございます。」

光(いい笑顔だ…守りたい…クウガみたいに)

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨！！

ドガーーーーン！！

卯月「いたた…お尻で助かりました。」

光「今のは、アクセルフォームとクロックアップか…」

光「おのれディケイド…」

卯月「光ちゃん！？」

凛「プロデューサー！」

武内Ｐ「渋谷さん…」

凛「未央から聞いたよ。茜がいなくなっちゃったって」

武内Ｐ「はい、これから私も探すところです。」

凛「私も手伝うよ。今日はオフだし」

武内Ｐ「ですが…渋谷さんの貴重な時間を…」

凛「いいから」

武内Ｐ「…はい」

沙織「うん、わかった。ありがとう。」

みほ「沙織さん、どう？」

沙織「見つからないって」

優花里「なにがあったんでしょうか？」

沙織「駆け落ち…？」

麻子「そんなわけないだろ」

華「ここは、街の人に聞いてみませんか？」

みほ「そのほうがいいかもね」

華「すみません。少しお聞きしたいことがあるのですが…」

武内Ｐ「はい。なんでしょうか？」

みほ、優花里、沙織「！！！！！」

凛さん(やっぱり最初はこうなるよね)

沙織「華ぁ！」ガシッ

華「どうしたんですかみなさん？」

優花里「五十鈴殿！あの人は聞いてはいけない部類の人ですよ！」

みほ「他！他あたろうよ！」

麻子「ZZz…」

沙織「麻子も寝てないで起きてよ〜！」

武内Ｐ「…あの」

優花里「ひぃ！すみません！許してください！」

沙織「売り飛ばされるぅ！」

凛「ちょ、ちょっと待って！」

みほ「…あれ？」

〜凛説明後〜

優花里「本当にすみませんでした！」

武内Ｐ「いえ…慣れてますから…」

沙織「それにしても、こんなところで渋谷凛ちゃんに会えるなんて…」

凛「ごめんね、ウチのプロデューサーが」

みほ「いえ、そんなこと」

華「ふふふっ、みなさん早とちりはよくないですよ」

麻子「何があったんだ…」

武内Ｐ(それにしても…)

IV号戦車(CV蝶野正洋)(おうにいちゃん、ウチの嬢ちゃんに手ぇ出したらビンタするぜ、砲身でな)

武内Ｐ「…」

〜事情説明後〜

武内さん「では、そちらもメンバーを探しているのですね。」

みほ「はい…でも手がかりがなくて…」

凛「こっちも同じ状況だよ。」

麻子「なら、そっちが探しているアイドルの特徴を教えてくれないか？」

華「もし見つけたら連絡します。」

武内Ｐ「わかりました。ではそちらのメンバーの特徴も教えて頂けませんか？」

優花里「了解しました。それじゃあ…」

沙織「みぽりん！レオポンさんチームがそれっぽいのを見つけたって！」

みほ「本当！？」

優花里「多分、磯辺殿かもしれません。」

麻子「アイドルかもしれない。」

みほ「ともかく、行ってみましょう。二人も乗ってください。」

武内Ｐ「わかりました。」

凛(戦車乗るの、初めてなんだよね。)

未央「う〜ん、茜ちんどこ行った〜？」

藍子「！ 未央ちゃん！あれ！」

茜、典子「うおおおおお！」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドドド！

未央「ものすごいスピードで走ってる！」

藍子「未央ちゃん！茜ちゃんの後ろに！」

ポルシェティーガー(あの二人なんなんwwwめっちゃ速いんすけどwww)

未央、藍子「戦車！？」

未央「なんかよくわかんないことになってるけど、どうしよう！あーちゃん！」

藍子「じゃあこうしよう！」

藍子「ゆるふわ空間！」

モブ「なんだ！動きがゆっくりに！」

モブ2「重加速か？ロイミュード！？」

藍子「これで大丈…」

未央「大丈夫じゃないよあーちゃん！茜ちんに聞いてない！」

藍子「ええっ！？」

ドガーーーン！

未央「いたた…ん？」

藍子「戦車が止まった？」

ナカジマ「大丈夫ですか？」

沙織「今、典子ちゃんを追いかけてるって」

みほ「うん、わかった。」

沙織「女の子と一緒に走っているらしいよ。」

凛(戦車の上)「女の子…」

武内Ｐ(戦車の上)「もしかしたら日野さんかもしれません。」

麻子「しかし、問題はその二人をどう止めるかだ。」

華「じゃあ、砲弾を一発撃ってみたらいかがでしょうか？」

優花里「五十鈴殿！？」

武内Ｐ「粉々ですよ！？」

凛「いや、茜なら根性でなんとかするかもしれない」

武内Ｐ「渋谷さん！？」

〜レオポンさんチーム〜
ナカジマ「こちらレオポン、磯辺さんを追跡中。磯辺さんはまるで狂おしく、身をよじるようにして走っている模様。」

未央「まさか戦車に乗せてもらえるとは…」

藍子「すごいねー」

ツチヤ「いやごめんね、ウチのメンバーが迷惑かけちゃって。

未央「いやいや、そんなことないですよ。」

藍子「私達も、隣の子を探してたんで。」

ナカジマ「げっ！前方から車が！このままじゃあ二人が車にぶつかる！」

ツチヤ「戦車なら潰せばいい話だけど…」

藍子「このままじゃグロい展開に…車はどうなってもいいけど…」

未央「車はどうでもいいんだ…」

ホシノ「よし！車を破壊しよう！」

スズキ「よしきた！」

未央「いやいやダメでしょ！」

ナカジマ「ああっ！間に合わない！」

ガッシャァァァァァァァァァァァァァン！！

一同「ぶつかったぁぁぁぁ！」

未央「茜ちん！」

ナカジマ「うわーやばい…磯辺さん大丈夫かなぁ」

ツチヤ「車は大破してる…」

ホシノ「事故った悪魔のZ並だね…」

スズキ「うん、ボディワークの高木さんあたりに頼まないと無理だね…」

ヒラッ

藍子「あれ…これ…」

未央「婚姻届…」

未央、藍子(運転してたの留美さん！？)

藍子「はっ！妖怪婚姻届はいまいいよ！」

レオポンさんチーム「？」

未央「茜ちん！茜ちんは！？」


茜「…」

典子「…」

一同「ほぼ無傷！？」

ナカジマ「二人とも睨みあってる…」

藍子「ど、どうなるの…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

茜「…346プロダクション所属アイドル、日野茜！」

典子「…大洗女子学園、磯辺典子！」

未央「あっ、まだ名乗ってなかったんだ。」

茜「根性で！」

典子「勝負！」

茜、典子「うおおおおおおおおお！」

スズキ「お互いの根性がバリアみたいに！」

ホシノ「そのバリアがぶつかって地面に亀裂が！」

未央「…根性ってなんだっけ？」

ツチヤ「さあ…」

〜そのころ〜
優花里「こうやって砲弾を入れて」

華「狙いを定めて、引き金を引きます。」

凛「へぇ〜」
.
みほ「あっ、レオポンさんチームが見えてきた！」

武内Ｐ「…なんかすごいことになってませんか？」

麻子「お互いのバリアがぶつかり合ってるな」

沙織「なにそれ！？」

武内Ｐ「物凄いことになってますね…」

優花里「無闇に近づいたら吹っ飛びますね。あれ」

沙織「どうしようみぽりん…」

みほ「どうって言われても…」

華「撃ってください。」

凛「はい！」

ガチッ

ドン！ドオオオオオン！

全員「えええええ！」

沙織「華ぁ！」

みほ「撃たせちゃだめだよ！まだ許可出してないのに！」

麻子「いやでも撃たないとどうにもならない気はする」

優花里「冷泉殿！？」

武内Ｐ「渋谷さん！何をやってるんですか！？」

凛「なんだか…気持ちいい…」

武内Ｐ「ときめいてる場合ではありません！」

〜回想〜

典子「あ〜いい汗かいた〜」

典子「ん？」

ポッキー「」

典子「…」キョロキョロ

典子「…ちょっと貰おう」(3本パクって去る)

華「…」ゴゴゴ

〜回想終わり〜

華「あの時のポッキーの恨みは忘れてません」

みほ「そんなに恨んでるの！？」

優花里「3本くらい許してもいいと思うんですが…」

麻子「食べ物の恨みはおそろしい」

藍子「あっ！煙が消えてきたよ！」

ナカジマ「二人とも大丈夫かな…」

ツチヤ「さっき車吹っ飛ばしたからね〜」

未央「うん、大丈夫な気がする」

典子「…」

茜「…」

レオポン&未央&藍子&凛&華「やっぱり無傷だったね〜」

あんこう&武内Ｐ「無傷！？」

典子&茜「あっはっはっはっはっはっは！」

茜「すごい根性ですね！」

典子「いやいやそっちこそ、負けるかと思いましたよ！」

ガシッ！(握手)

沙織「これで…よかったのかな…？」

みほ「う…うん」

アヒルさんチーム「キャプテ〜ン！」

優花里「アヒルさんチームです！」

あけび「探しましたよ〜」

忍「どこ行ってたんですか！」

妙子「心配しました！」

典子「ごめんなみんな。よ〜し！またみんなで走るぞー！」

アヒルさんチーム「はい！」

茜「私も行きます！」

典子「よし！一緒に行きましょう！」

アヒルさんチーム&茜「うおおおお！」

華「良かったですね」

凛「うん」

武内Ｐ(根性ってなんなんでしょうか)