仗助「ジョースターさんの若い頃っスか?」【ジョジョ4部ss】 (18)

平穏な杜王町。

吉良吉影が去り、街は平和そのものである。

その街に不穏な闇が訪れようとしていた…

?「ここがジョセフと承太郎がいる街か…」

??「探すのに苦労したぜ。」

???「ま、オレら4人もいりゃあなんとかなるだろうよ。」

????「ぼ、ぼ、僕の予言は絶対にあたります…!」

????「『ジョセフと承太郎は僕たち四人の前で膝をつく!』と…!」

?「えらいねェ~………そこまで自信ありげだと勝つ気しか起こらねえぜ……」

??「今までの借りをしっかり返さねえとなァ~。あいつらのせいで顔に傷を負っちまったしよォ……!」

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場所は移り東方家。

仗助「おい億泰ッ。右下A Bは禁止ったろ!」

億泰「悪ィーな仗助!勝ちは譲れねぇぜ!」

康一「仗助くん!後ろに噴上くんが来てるよ!」

仗助「なにィッ!?」

噴上「やはり…仮想世界でも甘いな仗助。」

仗助「チクショーッ!2人がかりでオレを攻撃すんのは卑怯だぞッ。」

康一「………僕を忘れないでね。」

ガッガッ

なおも、億泰と噴上による仗助攻撃は止まらない。

康一「………話は変わるけどジョースターさんの若い頃ってどんな人だったか知ってる?」

億泰「今みたいにトボけた人だぜきっと。」

噴上「逆に勘が鋭かったりして。」

仗助「母さんが『すげぇーカッコよかったのよあんたのお父さんは!!』って興奮しながら言ってたのは聞いたことあるけどな………」

康一「実はさ…この前承太郎さんのホテルの部屋に入った時に承太郎さんとジョースターさんの若い時の写真が飾ってあったんだ。」

億泰「おぉ!で、どんな感じだったんだァ?」

康一「承太郎さんは今と特に変わらなかったんだけど、ジョースターさんはムキムキで身長が高くてすごくダンディーだったんだ。」

仗助「嘘つけ康一ッ。ジョースターさんに限ってそれはねえぜ。」

康一「本当だよ!それに仗助くんに顔が似てたし間違いないよ!」

億泰「そこんとこ承太郎さんに聞いてみようぜ!」

噴上「デートの時間まで時間はあるし、オレも付き合おう。」

仗助「オメェーらなァー………」

億泰「どうしたんだよ仗助。いつものお前なら食いついてくんのによォ〜。」

仗助「乗る気がねえんだよ。それにオレ行くところあるし…」

康一「それじゃあ行こうか。」プチッ

康一たちはゲームの電源を落とし、仗助の家を出て、承太郎の元へと向かった。

仗助「………興味ねえっつったら嘘になるけどよォ………」

ピンポーン

仗助「ン?誰だ?」

?「すみませーん。宅配便です。」

仗助「そういえば母さん買い物中だったな。」バッ

ガチャッ

?「ここにサインお願いします…」

仗助「ウッス。」

?「ありがとうございました………」

バタリ

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