【助けて】穂乃果「うう・・・気まずい」【リリホワ】 (17)

~生徒会室~

穂乃果「あ~!お腹空いたよぉ~~!!」ジタバタ

ことり「ふふっ、穂乃果ちゃんたら、お昼あんなにパン食べたのに」

穂乃果「穂乃果は成長期だよ~、放課後になったらもうお腹はスッカラカンなんだよぉ~」

ことり「生徒会の仕事ももうちょっとで終わるし、それまで我慢我慢♪」

穂乃果「ぶ~~」


グギュルルルルルル、グギュ!


穂乃果「え?」

ことり「!!??////」バッ

穂乃果「い・今の、ことりちゃんのお腹の音?」

ことり「・・・」

穂乃果「あ、あはは・・・な、な~んだぁ、ことりちゃんもお腹減ってるんじゃ~ん」

ことり「・・・グスッ」ジワ

穂乃果「(こ!ことりちゃん、泣いてる!!??)」

ことり「(うう~恥ずかしいよぅ、もうお嫁にいけないよぅ)」

穂乃果「(あわわわわ・・・どうしようどうしよう)」

ことほの「・・・」

ことほの「(きっ気まずい・・・)」

穂乃果「(誰か・・・)」

ことほの「(誰かたすけてぇ~~~!!!)」


ガチャ、バーン!!!

~リリホワ、入場~

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希「あ~、ホンマお腹へったわ~」

凛「季節は食欲の秋!!当然にゃ!!」

海未「集中力が足りないからそう思うのですよ、だらしない!」

希「そんなこと言ったって海未ちゃん、ウチこのままじゃお腹と背中がくっついてまうよ」

凛「そうにゃそうにゃ、ウエストが棒みたいになっちゃうにゃ!」

希「棒のようなウエストのウチwwwww」


のぞりん「棒状希wwwwwwww」


のぞりん「wwwwwwwwww」


のぞりん「・・・」スンッ


海未「の・希はお腹と背中が離れているのですか?」

希「海未ちゃん、そこやない」

希「にしてもすっかり秋やなぁ~、秋はなんとなくおセンチな気分になってまうわ~」

凛「わかるにゃわかるにゃ~、凛、秋のこの雰囲気が好きだから、切ないバラードを聴きながら過ごしてるにゃ~」

希「へ~、なんて曲?」



凛「『夏、終わらないで』」


希「むっちゃ未練タラタラやんwwwwwwwwもう終わっとる終わっとるwww秋や秋!wwwww」


のぞりん「wwwwwwwwwww」


のぞりん「・・・」スンッ



海未「お腹と背中が離れてるなんて・・・大変だったでしょうに・・・」

希「海未ちゃん、優しさは時に人を傷つけるんよ」

海未「希、私は希がどんな姿でも、仲間で居続けますよ」

希「いたいいたいいたい、海未ちゃん、もうその優しさが辛い」


凛「や~さしく~、しないでもう~♪」

希「ちょ、凛ちゃん、あかんて」


凛「嘘よ~嘘よ~、そんな~の嘘~♪」

希「凛ちゃん、本人達いるからww」


凛「や~さしく~、されるだけで~♪」


希「もっと~もっと~、好きになるの~♪」



のぞりん「wwwwwwwwww」



海未「ごめんなさい、お気持ちは嬉しいのですが、希は破廉恥なのでお付き合いは出来ません」ペコリ

希「まじめかっ!!」

希「なんやの!?ウチなんでいきなりフラレたん!?急過ぎてビックリや!!」


海未「いえ、こういう事は、ハッキリさせておかなければ後々面倒なので」


希「キツイ!海未ちゃんキツイ!フラレる理由もキツイ!そこでこそ優しさみせてや!!」


海未「え~・・・」

希「こらこら、ひくなひくな」

凛「あっ、凛、ささくれ出来てる」

希「興味もて興味もて」

海未「では、どのように希に優しくすれば?」


希「えっ?そーやなー・・・あっ、傷心のウチに秋の味覚をご馳走するってのは?ウチお腹ぺこぺこやし」


海未「秋の味覚?」

希「そうそう、栗とかキノコとか!山の幸~って感じで」


凛「希隊長!!!!!」

希「あっ」


海未「や・山の幸ですか!!いいですねぇ!!ちょうどキノコが沢山採れる穴場スポットを知ってるんですよ!!!」

のぞりん「・・・」

海未「それならそうと早く言ってくださいよぉ~!!ちょうど明日はお休みです!!みんなで行きましょう!!」

希「ど・・・どこに?」

海未「山にキノコアタックです!!」

のぞりん「やっぱり!!!!」

海未「さぁ!そうとなれば、やはりまずは準備です!!明日の荷物の買い出しに行きますよ!!」


凛「り・凛も?」


海未「なにを言ってるのですか!!当たり前です!!我らリリホワ三姉妹!生まれた時は違えど、死ぬ時は一緒の時を願うのです!!さぁ!!行きますよ~!!!」


希「いっいややぁあああ!!海未ちゃん離してぇええええ!!!!」

凛「だずげでぇええぇえ!!!!ぼのがぢゃあぁあああん!!!ごどりぢゃ」

ズルズル

バタン

~リリホワ、退場~


ことほの「・・・」

穂乃果「・・・あっ、ことりちゃん!そーいえば穂乃果、ランチパックのあまり持ってたんだった!一緒に食べよう!!」

ことり「え・・・?いいの?」

穂乃果「当たり前だよっ!穂乃果一人で食べるより、ことりちゃんと一緒に食べた方が100倍楽しい!!」

ことり「穂乃果ちゃん・・・うんっ!!」



こうして、二人を取り巻く不穏な空気は消え去った!!

ありがとうリリホワ!!負けるなリリホワ!!

他人の所有地でのキノコ採りは御法度だぞ!!

ありがとうリリホワ!!また会おうリリホワ!!

いつかまた、気まずい空気の中で!!


~完~

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